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「特定秘密」を国民や自治体には一切提供せず、国会や裁判所にも厳しい
条件をつけるのに、米国には容易に提供する―。政府・与党が臨時国会での
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成立を狙う「秘密保護法案」は実質的に対米情報提供法案であることが、法
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案の条文から浮かび上がりました。国民をないがしろにして米国に情報を差
し出す「売国」的法案であるといえます
「ピースウォーク上田」代表 菅原 正道 日本同盟基督教団上田聖書教会牧師
連絡先 上田市上田原11 42-7 (上小労連)
電話 2 6-2 772
fax 26-190 3
日本国民は
正義と秩序を基調とする国際平和を
誠実に希求し
国権の発動たる戦争と
武力による威嚇又は武力の行使は
国際紛争を解決する手段としては
永久にこれを放棄する
前項の目的を達成するため
陸海空軍その他の戦力は
これを保持しない
国の交戦権は
これを認めない
日本国憲法第二章「戦争放棄」は、たったこれだ
けですが、世界で最もはっきりと「国民は国に戦争
はさせない、武力は持たせない」と宣言したもので
す。
アジア諸国の二千万人を超える人々と三百万人を
超える日本国民に悲惨な犠牲を強いたアジア・太平
洋戦争を最後に、もう二度と戦争はいやだ、国が戦
争をしようとしても、国民が「憲法の力」で決して
戦争をさせないという強い決意がこめられています。
集団的自衛権
同盟国が攻撃されている時、自国が攻撃されているものとして武力を行使するものです。
日本はアメリカと安保条約を締結していますから、対象はアメリカという事になります。
しかし、安倍首相が狙っている集団的自衛権は、アメリカにとっても日本にとっても自国を守
る事とは何ら関係の無いものです。イラク戦争のようにアメリカが国際法を踏みにじって侵略す
る様な戦争に、「同盟国が攻撃されている」として参戦していくものです。実際、イラク戦争の
際にアメリカは再三日本の自衛隊を派遣するよう要求しました。しかし、憲法九条があるため戦
闘地域に派遣することができず、アメリカは強く不満だったのです。
憲法解釈を変えて集団的自衛権を行使するなんてとんでもないことです。