地域社会や自然の中で、子供たちの健やかな成長を図る 体験活動

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活動です
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地域社会や自然の中で、子供たちの健やかな成長を図る
体験活動
活動区分
群馬県沼田市
うすねわくわくスクール
関係する学校
沼田市立薄根小学校
基本データ
活 動 名
※H25年度の実績
(補助の有無についてはH26年度の状況)
土曜日の
教育活動
コーディネーター数
子供の平均参加人数
開始年度
補助の有無
学校支援
地域本部
コーディネーター数
ボランティア登録数
開始年度
補助の有無
コーディネーター数
子供の平均参加人数
年間開催日数
補助の有無
1人
30人
32日
放課後
子供教室
コミュニティ・
スクール
実施場所
沼田市立薄根小学校
指定日
委員数
開始年度
17年度
児童生徒数
有
放課後児童
クラブとの連携
無
学級数
活動の概要
平成17年「地域子ども教室推進事業」として薄根小学校区の子供たちを対象にスタートする。薄根地区振興協議会、老人会、
婦人会等の各種ボランティア団体の協力を得ながら、総合型地域スポーツクラブ「うすねニュースポーツクラブ」が主管とな
り運営委員会を組織し活動を開始した。子供たちへの支援活動は、子供教室が始まった当時のスタッフのまま取り組んでくる
ことができた。ここ数年、子供たちの参加人数が少なくなってきているので、子供や保護者からのニーズを参考にしながら現
在に至っている。
学校(教室・校庭・体育館)を子供の居場所として開放し、放課後や週末などを利用して、子供たちに様々な体験活動や交
流活動等を月3回の活動日を定めて実施している。平日月曜日は竹とんぼ、めんこ、お手玉等の昔の遊びや、文化を伝承する
教室を実施。土曜日は、体ほぐしやレクリエーションを通して子供たちの身体づくりを行っている。日曜日は、総合型地域ス
ポーツクラブと連携しニュースポーツ教室を実施している。幅広い活動内容を企画し、文化的な活動と体育的な活動のバラン
スがとれた内容となっている。
● 特 徴
【特徴的な活動内容】
・年間を通して月3回実施。平日は月曜日放課後
「昔の遊びや英語遊び等の文化的な体験活動」
、土曜日は
「運動遊び、体ほぐしやレクリエーション」
、
日曜日は、
「誰でもできるニュースポーツ教室」
を実施し、子供たちが様々な体験活動を楽しんだり、体力の向上を図ったりしている。
・老人会、婦人会等、地域諸団体の力を借りて事業を行っている。地域ボランティアや保護者を巻き込みながら活動することで、子供たちが異年
代交流し、コミュニケーション能力を養うことができる。多くの大人と触れ合う中で、社会性やマナーを身に付けられる活動となり、地域の教
育力の向上が図られている。
【実施に当たっての工夫】
・子供教室の活動計画は、次年度を迎える前に関係団体(老人クラブや婦人会等)に連絡し
て、実施日や活動内容を決定している。毎年、同じ活動内容ではなく、各関係団体が趣向
を凝らして企画している。特に沼田市赤十字奉仕団による「災害時炊き出し体験」では、
災害があった場合の炊き出し体験や応急手当を親子で一緒に行うことで、地域や家庭が協
力することの大切さに気付いてもらう機会としている。
・子供たち全員が集まるまで、多目的教室で漢字練習や計算練習に取り組んでいる。時間を
効率よく使い、家庭学習の習慣化にもつながっている。
・教育活動推進員や教育活動サポーターが活動前の打合せや終了後の振り返りを行って、活
動内容を充実させるための共通理解を図っている。
● 事業を実施して
【子供たちの声】新しい遊びを覚えたり、いろいろな運動ができたりするので毎回楽しみに
している。
【保護者の声】
子供教室のある日は、
特に子供が生き生きしている。地域のボランティアの方々
には貴重な体験をさせていただいているのでありがたい。
【指導者の声】子供たちは、学年を越えて、教え合ったり、時にはけんかしたりしながら人
間関係を深めている。楽しいことも嫌なことも体験してほしい。今後も子供たちを地域で見
守り、地域で育てる意識の向上を図っていきたい。
英語で遊ぼう
● その他
・平成23年度から管内合同子供教室をうすねわくわくスクールの教育活動サポーターが中
心的な役割を担い、講師となって実施している。体を使う活動例が豊富で、他の子供教室
へ情報を提供し、管内の子供教室をリードする役割を果たしている。さらには、この合同
子供教室は、子供教室を実施していない小学校区の参加者にも放課後子供教室の取組や親
子で触れ合う機会を増やすための啓発になっている。
パラシュートで遊ぼう
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