2級面接実技での各評価項目で求められることとその為の対応策 定義・課題 基本的態度 関係構築 実技で出来る方策(概要) CCとして自分をありのままに受容し、言語・ 傾聴、受容を言語、非言語で表現す 非言語で表現し、多くの場合、一致してい る。一致している(共感) ること。また必要に応じて相談者の個別問 題に応じた支援(助言、情報提供等)を 個別の問題に応じた支援ができる 適切に行うことが出来ること。 CCとして、相談者に対する受容性・共感 的な態度及び誠実な態度を維持しつつ、 様々なカウンセリング理論とスキルを用い て、相談者との人格的相互関係の中で相 談者が自分に気づき、成長するような相談 を安定的に進めることが出来ること 具体的展開 ③ 特定の事項に関して、アドバイスと情報提供する ① 質問と十分な受け止め、 基本の形 カウンセリング理論とスキル ③ 第三段階で、理論を引用した提案を行う キャリアアンカー、ワークライフバランス、論理療法(イラッ ショナルビリーフ)自己効力感 相談者が自ら、自分に気づき、成長す る相談ができる ③ 第二段階での適切な質問、第三段階での気 適切な質問する力、気づきを与える、問い、提案を複数 づきを引き出す質問 繰り返す(提案を3回行う) ①② 相談者の主訴とより(CCの質問により)明 確な主訴 CC:今日のご相談は○○でよろしいですか CC:より詳しくは○○を○○したいということですね? ② 目標達成への選択肢(方策)を明確にし、 CC:あなたの本心で成りたい(行いたい)ことの一番の その中でCLの本当の希望に一番近いものを 障害になっていることはなんでしょうか? 阻害している問題を把握する(導き出す) CC:○○ですね、又は ○○ではありませんか その推論の根拠を説明する ② CC:目標を達成する方法(選択肢)が複数ある場 上記の過程を1つ1つ確認しながら進め、そ 合、本心に一番近いものから取り組むことが合理的で後 の根拠を説明する 悔がない、だからその障害になっていることを取り除く(解 決する)ことから始めることが一番いいと考えられる CLの訴えを理解した目標設定 ③ 上記の一連の流れ結果の中から、本日の目 標はその「阻害していること」をどう解決できる か考えることを目標に置く 適切な対応(提案、助言、コーチン グ)ができること ③ 阻害要因を解決できそうな提案を、その理由 CC: 提案する、助言する とそれを行った場合の効果と一緒に話す CLがいろいろな変化を起こすこと ③ 以上の結果、CLが自ら気づき(内面の自分 の要求や取るべき行動に)結果として、自ら CL:それは、いい方法だと思います 変化したことを表す発言を導きだす。 行動の意欲の変化➡やってみることに 自ら気づく ③ 最終的には、行動の第一歩に合意して、行 動意志を表すことを導く CLが表現した内容から、CLが相談したいこ CLが訴えていない問題を把握する とを把握し理解するとともに、CLが訴えてい る以外の相談者の問題を把握しており、推 論の根拠も説明できること CLとの関係性を意識しながら面談を進め、 相談者の訴えを理解した上で適切な目標 設定し、CCとしての対応を適切に選択し、 対応出来ることで、CLに気づき、変化(問 題に対する認知の変化、自分または重要 な他者に対する認知の変化、自己の表面 的な表現から内面表現への変化、具体的 行動や意欲の変化など)が起きること 短い繰り返し(伝え返し)、ありのままに受け 入れる、温かく、感情の反射、相槌、うなず 基本の形 き、共感、声と顔の表情 受容性、共感、誠実な態度 相談者の主訴の確認 問題把握 実技でやるべき方策(詳細) 段階 ① 2015-4 Neoキャリア支援塾 CC: 今日は○○を目標にしませんか CL:はい、分かりました CL:やってみようと思います
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