環境生活行政の概要

平成27年度
環境生活行政の概要
宮城県環境生活部
環境生活行政の概要
第1章
目次
環境生活部の組織概要
1-1
環境生活部の組織 ………………………………………………………………
1
1-2
環境生活部の分掌事務 …………………………………………………………
2
1-3
環境生活部の施策体系・基本方針 ……………………………………………
5
1-4
環境生活部歳出予算の概要 …………………………………………………… 12
第2章
各課室・地方機関の主要事業概要
事業一覧………………………………………………………………………………………… 13
事業概要及び施策体系の見方………………………………………………………………… 15
2-1
環 境 生 活 総 務 課
……………………………………………………… 16
2-2
環
……………………………………………………… 17
2-3
再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー 室 ……………………………………………………… 24
2-4
環
2-5
原 子 力 安 全 対 策 課 ……………………………………………………… 46
2-6
自
2-7
食と暮らしの安全推進課 ……………………………………………………… 81
2-8
循 環 型 社 会 推 進 課 ……………………………………………………… 88
2-9
竹の内産廃処分場対策室 ……………………………………………………… 93
境
境
然
政
対
保
策
策
護
課
課
課
……………………………………………………… 30
……………………………………………………… 49
2-10 消 費 生 活 ・ 文 化 課 ……………………………………………………… 95
2-11 共 同 参 画 社 会 推 進 課
第3章
……………………………………………………… 102
環境生活部の地方機関及び所管施設
3-1 地
方
機
関 ………………………………………………………… 109
3-2 所
管
施
設 ………………………………………………………… 113
第4章
環境生活部の主要計画………………………………………………………… 122
1-1 環境生活部の組織
環
境
生
活
総
務
5保健福祉事務所(支所含む)
2地域事務所
(7保健所・2支所)
課
企画調整班,総務班
環
境
政
策
課
環境計画推進班,温暖化対策班
環境産業振興班
5保健福祉事務所(支所含む)
(5保健所・1支所)
[環境廃棄物班]
再生可能エネルギー室
推進班,水素社会担当
環
境
対
策
課
保 健 環 境 セ ン タ ー
調整指導班,大気環境班
水環境班,環境影響評価班
原 子 力 安 全 対 策 課
環境放射線監視センター
原子力安全対策班
原子力防災対策班
事故被害対策班
環
境
生
活
部
自
然
保
護
5地方振興事務所
2地域事務所
[森林管理班]
課
調整指導班,自然保護班
野生生物保護班,みどり保全班
(登米・気仙沼については,森林整備班)
食
食と暮らしの安全推進課
調整班,食品企画班
食品安全班,環境水道班
肉
衛
生
検
査
所
動 物 愛 護 セ ン タ ー
循 環 型 社 会 推 進 課
調整班,リサイクル推進班
廃棄物指導班,不法投棄対策班
施設班
竹の内産廃処分場対策室
5保健福祉事務所(支所含む)
2地域事務所
(7保健所・2支所)
[食品衛生班・獣疫薬事班]
(仙台・岩沼・黒川・栗原・登米・気仙
沼については,食品薬事班)
5保健福祉事務所(支所含む)
(5保健所・1支所)
[環境廃棄物班]
対策班
消 費 生 活 ・ 文 化 課
消費者行政班,相談啓発班
文化振興班
共 同 参 画 社 会 推 進 課
男女共同参画推進班
NPO・協働社会推進班
安全・安心まちづくり推進班
青少年育成班
1
※ 実線で囲んでいる所属は
環境生活部の組織を,破
線は他部局所管の組織を
表す。
2
環境生活部の分掌事務
〔
1
2
3
4
環境生活総務課 〕
環境生活行政の総合的な企画及び調整に関すること。
広報及び広聴に関すること。
職員の人事に関すること。
予算及び決算の総合調整に関すること。
〔
1
2
3
4
5
6
7
環境政策課 〕
環境行政の総合的な企画及び調整に関すること。
環境美化の促進に関すること。
環境基本計画に関すること。
特定製品に係るフロン類の充塡及び回収等に関すること。
地球温暖化対策に関すること。
環境に関する知識の普及及び学習の促進に関すること。
環境産業の振興に関すること。
〔
1
2
再生可能エネルギー室 〕
再生可能エネルギーの導入の推進に関すること。
省エネルギーに関すること。
〔
1
2
3
4
5
6
環境対策課 〕
公害防止対策の指導に関すること。
大気汚染,水質汚濁,土壌汚染,騒音,振動,地盤沈下及び悪臭の防止その他公害
の防止に関すること。
公害紛争に関すること。
公害防止計画に関すること。
環境影響評価に関すること。
保健環境センターに関すること。
〔
1
2
3
4
5
6
原子力安全対策課 〕
原子力行政の総合調整に関すること。
原子力発電所事故による被害対策の総合調整に関すること。
原子力発電所周辺地域における安全対策に関すること。
原子力発電所に係る緊急時安全対策に関すること。
原子力広報に関すること。
環境放射線監視センターに関すること。
〔
1
2
3
4
5
6
7
8
9
自然保護課 〕
自然環境保全行政の総合的な企画及び調整に関すること。
県自然環境保全地域等の指定及び保全に関すること。
野生生物の保護及び管理に関すること。
狩猟に関すること。
自然公園の指定及び保護に関すること。
林地開発の規制に関すること。
環境緑化に関すること。
森林の機能強化等に係る基金に関すること。
伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター,蔵王野鳥の森自然観察センター,クレー射
撃場,県民の森,昭和万葉の森及びこもれびの森に関すること。
2
〔
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
〔
1
2
3
食と暮らしの安全推進課 〕
食に関する安全及び食への消費者の信頼の確保に係る企画及び総合調整に関するこ
と。
農林物資の規格化等に関すること。
食 品 表 示 基 準 に 関 す る こ と ( 健 康 推 進 課 の 所 管 に 属 す る も の を 除 く 。)。
不当景品類及び不当表示の防止に関すること(食品の原産国表示及び品質等に係る
不 当 表 示 の 防 止 に 関 す る も の に 限 る 。)。
食品衛生に関すること。
製菓衛生師に関すること。
と畜場に関すること。
食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関すること。
動物の愛護及び管理に関すること。
狂犬病の予防及び飼犬取締りに関すること。
旅館業,興行場営業及び公衆浴場業に関すること。
理容師,美容師及びクリーニング師並びにその営業に関すること。
生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関すること。
建築物における衛生的環境の確保に関すること。
有害物質を含有する家庭用品の規制に関すること。
墓地,埋葬等に関すること。
化製場等に関すること。
水道及び簡易給水施設に関すること。
食肉衛生検査所及び動物愛護センターに関すること。
4
5
循環型社会推進課 〕
循環型社会の形成の推進に係る総合的な企画及び調整に関すること。
廃棄物等の発生の抑制及び循環資源の再使用,リサイクル等の促進に関すること。
廃棄物の処理及び清掃に関すること(竹の内産廃処分場対策室の所管に属するもの
を 除 く 。)。
浄化槽に関すること。
公益財団法人宮城県環境事業公社に関すること。
〔
1
竹の内産廃処分場対策室 〕
村田町竹の内地区産業廃棄物最終処分場に係る支障除去対策に関すること。
〔
1
2
3
4
5
6
7
8
9
消費生活・文化課 〕
消費生活行政及び文化行政の総合的な企画及び調整に関すること。
消費者保護及び消費生活の改善に関すること。
消費生活に係る相談及び苦情処理に関すること。
消費生活に係る情報の管理及び提供に関すること。
消費者に対する金融の知識等の普及啓発に関すること。
消費者教育に関すること。
商品テストに関すること。
生活関連物資等に係る価格流通施策の総合調整及び情報提供に関すること。
不当景品類及び不当表示の防止に関すること(食品の原産国表示及び品質等に係る
不 当 表 示 の 防 止 に 関 す る も の を 除 く 。)。
家庭用品の品質表示の指導に関すること。
消費生活用製品の安全指導に関すること。
割賦販売等の取引の適正化に関すること。
訪問販売等の取引の適正化に関すること。
ゴルフ場等に係る会員契約の適正化に関すること。
消費生活協同組合に関すること。
文化の振興及び奨励に関すること。
公益財団法人宮城県文化振興財団及び公益財団法人慶長遣欧使節船協会に関するこ
10
11
12
13
14
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17
3
18
〔
1
2
3
4
5
6
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10
11
12
と。
県民会館及び慶長使節船ミュージアムに関すること。
共同参画社会推進課 〕
男女共同参画社会の形成の促進に係る総合的な企画,調整及び施策の推進に関する
こと。
男女共同参画に係る県民の相談及びその調整に関すること。
民間非営利団体の活動の促進に関すること。
ピ ン ク ち ら し 根 絶 活 動 ,す ば ら し い み や ぎ を 創 る 運 動 そ の 他 県 民 運 動 に 関 す る こ と 。
安全・安心まちづくりの調整に関すること。
犯罪被害者等の支援の調整に関すること。
コミュニティ対策に関すること。
余暇活用に係る総合的施策の企画及び推進に関すること。
青少年行政の総合的な企画及び調整に関すること。
青少年の健全な育成指導に関すること。
各種青年団体の健全な運営の指導に関すること。
民間非営利活動プラザに関すること。
4
1-3
環境生活部の施策体系・基本方針
<環境生活部の施策体系>
1
東京電力福島第一原子力発電所事故
への対応
Ⅰ
震災からの復興の実現
2
環境に配慮した創造的な復興の実現
3
震災からの復旧・復興と環境保全
の実現
1
地域からの地球温暖化対策と経済・
社会の持続的発展の両立
環 境 生 活 部 基 本 方 針
2
Ⅱ
再生可能エネルギー等の導入及び
省エネルギーの推進
グリーン社会の実現
3
循環型社会の形成
4
4
豊かな自然環境の保全
豊かな自然環境の保全
5
良好な大気・水環境の確保
1
犯罪のない安全・安心まちづくり
の推進
Ⅲ
2
食の安全安心の確保
3
生活衛生対策の推進
4
消費生活の安定と向上
5
女川原子力発電所周辺の安全確保
安全安心社会の実現
と原子力防災体制の整備
Ⅳ
協働共創社会の実現
5
1
文化の振興
2
男女共同参画の推進
3
NPO活動と県民運動の促進
4
青少年の健全育成の推進
平成27年度 宮城県環境生活部基本方針
<基本方針>
東日本大震災以降,県内外の方々の御尽力を得ながら全庁を挙げた取組を実施し,日々新たに生じる課
題に直面しながらも一つひとつそれらを乗り越え,被災市町とともに復旧・復興に全力を尽くしてきまし
た。
「宮城県震災復興計画」では,平成26年度から平成29年度の4年間を「再生期」と定めており,「再
生期」2年目となる平成27年度は,これまでの取組の進捗状況及び新たに顕在化した課題への対応等を
踏まえ,被災者の生活再建や地域経済の再生など,復旧・復興に向けた施策を最優先事項として注力して
いくとともに,人口減少対策や地域経済活性化策を含め,県内において市町村や企業をはじめ様々な主体
の取組により本格化してきている「創造的な復興」を確かなものにするため,県としての取組を着実に進
めていくこととしています。
こうした中で,環境・生活分野においても,東日本大震災からの復興を最優先に進めることが必要であ
ることから,引き続き東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う被害者の損害賠償請求支援や市町村等が
行う除染に対する支援を行うとともに,市町が行う復興まちづくり等が環境に配慮した創造的な復興とな
るよう必要な取組を進めていかなければなりません。
また,今日の環境をめぐる問題は,身近な地域から地球規模にまで広がりを見せており,地域の自然環
境や生活環境の保全と併せて,地球環境問題への積極的な対応が迫られています。特に地球温暖化防止対
策に関しては,東日本大震災に伴う原発停止や復興需要等により,短期的には温室効果ガス排出量の増加
が見込まれることから,再生可能エネルギーの導入促進などを通じ,積極的な削減対策の推進と持続可能
な社会への転換の加速化が不可欠です。
一方,社会生活をめぐる問題としては,食品による健康被害,犯罪や問題商法によるトラブルなど私た
ちの安全安心を揺るがす事態が時として発生しています。食の安全安心を確保するとともに,県民生活の
安定と向上を図り,誰もが安心して安全に暮らせる社会づくりに取り組んでいかなければなりません。
さらに,県民の価値観や生活様式の変化に伴い,県民ニーズや地域コミュニティが多様化する今日,全
ての県民が個性豊かな地域文化を享受しながら,いきいきと生活できる社会を実現するためには,県民一
人ひとりが主体的に社会活動に参画し,社会的・公益的な活動を行うNPOなどと協働しながら,魅力的
で活力あふれる地域社会を創出していく環境を整えていかなければなりません。
以上のことを踏まえ,環境生活部では,「宮城県震災復興計画」や「宮城の将来ビジョン」に掲げられ
た理念や方向性に沿いながら,次の4つの柱を基軸にして,環境・生活分野における社会的要請に対応す
るための各種施策を総合的かつ効果的に推進します。
6
Ⅰ・・・・震災からの復興の実現
我が国観測史上最大規模の地震による大きな揺れとその後に続いた大津波,さらには,
東京電力福島第一原子力発電所事故により,我が県は極めて甚大な被害を被りました。
“震災からの復興の実現”とは,今なお厳しい状況に置かれている被災者の方々が,一
日でも早く安全と安心を取り戻すとともに,環境に配慮した創造的な復興を目指すもの
です。
Ⅱ・・・・グリーン社会の実現
“グリーン社会の実現”とは,「人と自然が共生する豊かで美しい県土と持続可能な
地域社会の実現」を意味しています。グリーンには,緑の他に“環境保護”という意味
が込められており,県民一人ひとりが環境を考えて行動する持続的な社会と豊かな自然
環境を持つ県土のイメージを象徴するものです。
Ⅲ・・・・安全安心社会の実現
“安全安心社会の実現”とは,「誰もが安心して安全な生活を送れる地域社会
の実現」を意味しており,食の安全安心の確保,消費者被害や犯罪被害の防止,女川原
子力発電所周辺の安全確保などを通じ,県民生活の安全安心を実現しようとするもので
す。
Ⅳ・・・・協働共創社会の実現
“協働共創社会の実現”とは,「多様な主体が参加する地域社会の実現」を意味して
おり,県民,企業,NPOや関係団体等の多様な主体が参加し,県民の誰もが心の潤い
と豊かさを実感できる社会を共に創ろうとするものです。
<重点項目>
Ⅰ 震災からの復興の実現
環境生活部では,東京電力福島第一原子力発電所事故により発生した放射性物質による影響への対応を
進め,被害者の損害賠償請求支援や市町村等が行う除染に対する支援等,県民生活全般にわたり発生した
深刻な被害の拡大防止と収束を図るほか,復興まちづくりを契機としたエコタウン形成支援を始め,創造
的復興に取り組むなど,震災からの復旧・復興と環境保全の実現を図ります。
1 東京電力福島第一原子力発電所事故への対応
空間放射線の測定や食品の放射性物質の検査を行い,その結果については「放射能情報サイトみやぎ」
等を通じて迅速に公表するとともに,放射線・放射能に関するセミナーの開催等を通じて正しい知識の
普及啓発を図り,放射線・放射能に対する不安の払拭や風評の解消等に努めます。また,汚染状況重点
調査地域の指定を受けている8市町が実施する除染を積極的に支援するとともに,県内の民間事業者等
が行う損害賠償請求について,圏域単位での研修会・個別相談会の開催等を通して,きめ細かな支援を
行います。
7
こうした取組とともに,
指定廃棄物の処理については,
国における指定廃棄物処分場の設置に協力し,
また,8,000ベクレル以下の汚染廃棄物については,市町村とともに地域の協力を得ながら,その
処理促進に取り組みます。
2 環境に配慮した創造的な復興の実現
沿岸被災地では,復興に向けた新たなまちづくりが始まっていることから,これを契機として,復興
まちづくりに再生可能エネルギーを取り込むなど,先進的な環境配慮型のまちづくりであるエコタウン
(スマートシティ)の形成に向け,災害公営住宅への屋根貸しによる太陽光発電導入をはじめとして,
市町村の取組を積極的に支援します。また,本格的な利用が始まりつつある「水素エネルギー」の普及
拡大に向け,ビジョンの策定や燃料電池自動車普及のための協議会の運営などに取り組みます。
3 震災からの復旧・復興と環境保全の実現
被災地の復興や被災者の生活支援等を促進するため,震災復興の担い手となるNPO等による復興に
向けた活動や,甚大な被害を受けた沿岸市町の水道施設の復旧に向けた取組等を支援します。また,復
興に当たっては,自然公園等の区域内において実施される社会資本の整備などの各種開発行為に係る規
制について,自然環境に配慮しつつも復興の歩みを妨げないよう柔軟な法令運用に配慮するほか,被災
地の大気環境中のアスベストモニタリングや災害に強くエネルギー消費の少ない汚水処理システム(浄
化槽)の普及促進に取り組みます。
Ⅱ グリーン社会の実現
環境生活部では,良好な環境の保全と創造に関する総合的かつ長期的な目標及び県の施策の大綱を定め
た環境基本計画(計画期間:平成18年度から平成27年度まで)を念頭に,次の5つの主要施策を展開
することにより,
人と自然が共生する豊かで美しい県土の保全と持続可能な地域社会の形成を促進します。
また,
「みやぎ環境税」を活用した環境施策のさらなる展開を図り,環境立県みやぎの創造を目指します。
1 地域からの地球温暖化対策と経済・社会の持続的発展の両立
平成26年1月に策定した「地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」に基づき,県民挙げて低炭素
型ライフスタイルへの転換を図るため,「ダメだっちゃ温暖化」の標語を掲げた県民運動を展開すると
ともに,地球温暖化防止活動推進センターや地球温暖化防止活動推進員などと連携・協働しながら,地
域からの温暖化対策に取り組みます。また,環境教育を強く推進していくとともに,県民,事業者によ
る「みやぎ e 行動(eco do!)宣言」の登録促進等を通して環境配慮行動の実践を促進します。さらに,
事業者の新エネルギーや省エネルギー設備整備に対する補助等により,環境に配慮した事業活動の普及
に取り組みます。
8
2 再生可能エネルギー等の導入及び省エネルギーの推進
平成26年3月に策定した「自然エネルギー等の導入促進及び省エネルギーの推進に関する基本的な
計画」に掲げる6つの重点施策(「①震災復興にあわせた住宅・建築物の低炭素化」,「②太陽光発電
設備の普及加速化」,「③県民総ぐるみの省エネルギー行動の促進」,「④地域に根ざした再生可能エ
ネルギー等の導入と持続的利用の推進」,「⑤環境と防災に配慮したエコタウンの形成促進」,「⑥産
学官連携による環境・エネルギー関連産業の振興」)を着実に推進するため,みやぎ環境税を活用して,
既存住宅の省エネルギー改修や住宅用太陽光発電システムを設置した県民への助成を行うほか,防災拠
点となる施設への再生可能エネルギー等の導入及び県有遊休地などを活用した太陽光発電の導入を進め
ます。
3 循環型社会の形成
産業廃棄物の適正処理を推進するため,産業廃棄物の適正処理や各種リサイクル法の理解促進に向け
た普及啓発に取り組むとともに,産廃Gメンの活用等により不法投棄の早期発見と迅速な対応を図りま
す。また,環境産業コーディネーター(EIC)の派遣などを通じて事業者の3R(発生抑制,再使用,再
生利用)や再生可能エネルギーの普及・省エネルギーの推進等低炭素型事業を支援するとともに,一般
廃棄物の3Rを推進する市町村への技術的助言や市町村振興総合補助金を活用した財政的支援のほか,
産業廃棄物税による種々の施策を通じ,廃棄物の3Rを推進します。さらに,村田町竹の内地区産業廃
棄物最終処分場については,引き続き産廃特措法に基づき環境調査(モニタリング)を行うなど,適切
に維持管理します。
4 豊かな自然環境の保全
みやぎが育む貴重な自然を良好な状態で後世に引き継ぐため,伊豆沼・内沼や栗駒国定公園などの自
然環境を再生・修復するとともに,猛禽類生息調査や沿岸被災地における希少野生動植物の保護・保全
対策及びニホンジカ等の個体数調整などを行い,
県内各地において自然保護・再生への取組を進めます。
また,「三陸復興国立公園」を核としたグリーン復興ビジョンの実現に向け,関係機関や地元市町と連
携して適切に対応していくほか,緑地環境保全地域の新たな指定に取り組みます。
5 良好な大気・水環境の確保
人の生活と切り離せない大気及び水環境を保全し県民の健康を守るため,PM2.5 の測定地点を拡充
するなど,大気汚染の監視体制を強化します。また,水質汚濁の監視測定を実施するとともに,事業活
動が震災前の状態に回復しつつある県内の事業場等に対して,有害な化学物質等による環境汚染の未然
防止のため指導を徹底するほか,釜房ダムなどの閉鎖性水域の水質保全を推進します。さらに,建築物
の解体工事等が適正に行われるようパトロール調査を行うなど,アスベスト飛散防止対策を推進し,安
全で良好な生活環境の確保を図ります。
9
Ⅲ 安全安心社会の実現
環境生活部では,県民生活の安定と向上のため,次の5つの主要施策を展開することにより,犯罪のな
いまちづくり,食と暮らしの安全安心確保対策等を強力に推進するとともに,災害発生等の非常時に備え
た体制の整備に努め,県民の誰もが安心して安全な生活を送れる地域社会の形成を促進します。
1 犯罪のない安全・安心まちづくりの推進
すべての県民が安心して暮らせる犯罪のないまちを実現するため,「犯罪のないみやぎ安全・安心ま
ちづくり基本計画」に基づき,行政,県民,事業者が各々の役割を果たしながら連携・協力して取り組
む県民運動を推進します。また,「性暴力被害相談支援センター宮城」の運営など,犯罪被害者一人ひ
とりの状況に応じた適切な支援に取り組みます。
2 食の安全安心の確保
消費者及び生産者や事業者,行政が協働して持続的かつ着実に食の安全安心確保対策に取り組む「み
やぎ食の安全安心県民総参加運動」を展開するとともに,事業者に対する監視指導や消費者への啓発,
更には輸入食品を始めとする流通食品の残留農薬等の検査に力を入れ,「安全で安心できる食」の実現
を図ります。
3 生活衛生対策の推進
生活衛生上の危害発生の未然防止を図るため,水道事業者における水道施設の適切な維持管理の促進
や,水道を介して生じる感染症対策を推進するとともに,理美容所や旅館,公衆浴場等生活衛生関係営
業施設の監視指導に取り組みます。また,動物の愛護を通じて生命を尊重する心を育むとともに人と動
物とのより良い関係の構築を図るため,「宮城県動物愛護管理推進計画」に基づき動物愛護思想の普及
啓発及び適正飼養の推進に努めます。
4 消費生活の安定と向上
生活者,消費者が主役となる社会の実現を目指し,消費者の安全と利益の擁護・増進を図るとともに,
消費者行政を強力に推進するため,県及び市町村の消費生活相談体制の強化や高齢者の消費者被害の防
止等に取り組みます。また,第3期計画となる「宮城県消費者施策推進基本計画」を策定し,県民の消
費生活の安定と向上を図るための各種施策や消費者教育を総合的・計画的に推進します。
5 女川原子力発電所周辺の安全確保と原子力防災体制の整備
女川原子力発電所周辺における環境放射能を監視するとともに,原子力に関する知識を普及し,住民
の理解を深めるための広報を行います。また,女川原子力発電所2号機の震災後の施設の健全性や新規
制基準に適合することにより向上する安全性について,専門家から意見を聴取するため,検討会を開催
します。さらに,東京電力福島第一原子力発電所事故を踏まえ,「宮城県地域防災計画(原子力災害対
10
策編)」に基づき,原子力防災訓練や防災活動資機材整備等の原子力防災対策に取り組みます。
Ⅳ 協働共創社会の実現
環境生活部では,一人ひとりのいきいきとした県民生活の実現を目指し,次の4つの主要施策を展開す
ることにより,優れた文化芸術を振興するとともに,県民運動及び男女共同参画の推進,NPOなどの活
動の促進,青少年の育成等に努め,県民の誰もが心の潤いと豊かさを実感でき,多様な主体が参加する地
域社会の形成を促進します。
1 文化の振興
慶長遣欧使節の歴史的な偉業を国内外に広く発信するため「慶長遣欧使節出帆400年記念事業」を
継続実施するとともに,震災後の文化芸術を取り巻く環境の変化等に対応するため,「宮城県文化芸術
振興ビジョン」の今後10年間を見据えた見直しを行います。また,県民の文化活動への参加促進及び
被災者の「心の復興」に寄与するため「みやぎ県民文化創造の祭典」の開催,東北6県と仙台市で実施
する「東北文化の日」事業の実施や様々な文化活動団体への支援を行うほか,「東京エレクトロンホー
ル宮城」及び「慶長使節船ミュージアム」の適切な管理運営等を行います。
2 男女共同参画の推進
男女共同参画社会を実現するため,シンポジウム等の開催により,広く県民への理解の浸透を図るほ
か,男女共同参画についての相談窓口の運営,「女性のチカラを活かす企業認証制度」の推進,女性の
活躍促進を支援する人材の育成等に取り組みます。また,男女共同参画の視点での防災対策講座等の実
施により,男女共同参画に関する意識の向上を図ります。
3 NPO活動と県民運動の促進
社会的・公益的な活動を担う重要な主体であるNPO活動を促進するための中核的拠点施設である
「み
やぎNPOプラザ」を運営するとともに,各地域の中間支援組織(NPO支援センター等)の機能強化
やNPOと行政との協働の促進等に取り組むほか,震災復興担い手NPO等支援事業等を通じ,地域の
NPO活動の促進を図ります。また,活力のある個性的で心豊かな地域社会の実現を目指し,「すばら
しいみやぎを創る運動」を推進します。
4 青少年の健全育成の推進
青少年の非行防止や有害環境浄化活動に取り組むため,青少年専門員の配置や「青少年健全育成県民
総ぐるみ運動」を展開するとともに,インターネット安全講話等を実施し,青少年のインターネットの
安全利用を推進するほか,社会的に自立が困難な青少年の支援体制づくりに向けた「子ども・若者支援
相談機関連絡協議会」を運営します。また,「ネクストリーダー養成塾」を開催し,東日本大震災後の
宮城の次代を担う青少年の育成を図ります。
11
1-4 環境生活部歳出予算の概要
(1)各課・室の予算額
(単位:千円)
平成27年度
課 室 名
当初予算額
環 境 生 活 総 務 課
環
142,345
2,572,399
再生可能エネルギー室
6,362,326
再生可能エネルギー室
5,420,980
11,201,041
課
892,753
環
課
4,076,057
3,927,455
原 子 力 安 全 対 策 課
862,638
原 子 力 安 全 対 策 課
993,230
837,633
自
課
591,342
自
課
821,630
799,169
食と暮らしの安全推進課
669,389
食と暮らしの安全推進課
697,682
652,417
循 環 型 社 会 推 進 課
1,212,850
循 環 型 社 会 推 進 課
751,047
823,012
竹の内産廃処分場対策室
42,024
竹の内産廃処分場対策室
60,739
59,101
震 災 廃 棄 物 対 策 課
226,014
153,334
然
保
護
-
然
対
策
149,932
2,755,198
境
政
最終予算額
課
策
境
当初予算額
環
対
策
環 境 生 活 総 務 課
平成26年度
2,810,949
境
政
141,534
平成26年度
課
環
境
課 室 名
保
策
護
消 費 生 活 ・ 文 化 課
801,979
消 費 生 活 ・ 文 化 課
709,171
3,385,685
共同参画社会推進課
319,524
共同参画社会推進課
322,066
324,231
計
16,983,746
24,877,822
( 対 県 計 構 成 比 )
(1.16%)
(1.76%)
環 境 生 活 部
計
14,707,308
( 平 成 26 年 度 当 初 比 )
(86.60%)
( 対 県 計 構 成 比 )
(1.03%)
県 一 般 会 計
計
1,425,938,080
( 平 成 26 年 度 当 初 比 )
(97.80%)
環 境 生 活 部
県 一 般 会 計
計
1,458,041,961
( 平 成 25 年 度 当 初 比 )
(95.84%)
1,411,842,391
(2)地方機関の予算額内訳
地 方 機 関 名
平成27年度
地 方 機 関 名
当初予算額
平成26年度
平成26年度
当初予算額
最終予算額
保 健 環 境 セ ン タ ー
70,090
保 健 環 境 セ ン タ ー
56,567
57,243
環境放射線監視センター
13,367
原 子 力 セ ン タ ー
13,257
12,300
食 肉 衛 生 検 査 所
37,289
食 肉 衛 生 検 査 所
37,083
34,699
動 物 愛 護 セ ン タ ー
31,541
動 物 愛 護 セ ン タ ー
30,596
28,704
※ 金額は,「(1)各課・室の予算額」の内数です。
12
第2章
各課室の主要事業概要
平成27年度 環境生活部の主要事業一覧
◎みやぎの将来ビジョン推進事業及び震災復興推進計画推進事業に該当する主要事業を中心に掲載しています。
「みやぎの将来ビジョン」…本県の長期総合計画(H19~H28年度)
「宮城県震災復興計画」…東日本大震災からの復興の道筋を示す計画(H23~H32年度)
産業廃棄物税充当事業
宮城県震災復興推進事業
みやぎの将来ビジョン推進事業
基本方針
施策
事業名
みやぎ環境税充当事業
平成27年度新規事業
ビジョン
1 東京電力福島第一原子
力発電所事故への対応 放射線・放射能広報事業
復興 環境税 産廃税 新規
福島第一原発事故損害賠償請求支援事業
復
除染対策支援事業
復
放射性物質検査対策事業【再掲】
復
Ⅰ
震災からの復
興の実現
掲載
頁
<原対1>
49
<原対2>
50
<原対3>
51
<食暮1>
84
<再エ1>
37
<再エ2>
38
<環政1>
<環政3>
19
20
21
復
環
環境基本計画推進事業
省エネルギー・コスト削減実践支援事業
新エネルギー設備導入支援事業
27
27
27
復
復
復
環
環
環
産学官結集型クリーンエネルギーみやぎ創造チャレン
ジ事業〔ビジョン事業:クリーンエネルギーみやぎ創造
事業 〕
27
復
環
環境政策課
<環政4>
22
住宅用太陽光発電等普及促進事業
27
復
環
再生可能エネ
<再エ3>
ルギー室
39
27
復
再生可能エネ
ルギー室
<再エ4>
40
環境対策課
食と暮らしの
安全推進課
循環型社会推
進課
共同参画社会
推進課
共同参画社会
推進課
共同参画社会
推進課
環境政策課
環境政策課
環境政策課
<環対1>
43
<食暮2>
85
<循社1>
90
<共社1>
104
<共社2>
105
<共社3>
106
<環政1>
<環政6>
19
23
24
環境政策課
<環政7>
25
地域環境保全特別基金事業〔ビジョン事業:防災拠点
再生可能エネルギー導入促進事業(地域環境保全特
別基金事業費) 〕
大気環境モニタリング事業(震災対応)
復
水道施設復旧事業
復
低炭素型水ライフスタイル導入支援事業
27
震災復興担い手NPO等支援事業
復
産
環
復
安全・安心まちづくり推進事業
25
男女共同参画の視点での防災意識啓発事業
1 地域からの地球温暖化 環境基本計画推進事業【再掲】
対策と経済・社会の持 地球温暖化防止実行計画進行管理事業
続的発展の両立
みやぎ地球温暖化対策地域推進事業
「ダメだっちゃ温暖化」みやぎ推進事業〔ビジョン事業:
みやぎ地球温暖化対策地域推進事業 〕
既存住宅省エネルギー改修促進事業
みやぎ環境税広報事業〔ビジョン事業:みやぎ地球温暖
化対策地域推進事業 〕
省エネルギー・コスト削減実践支援事業【再掲】
新エネルギー設備導入支援事業【再掲】
クリーンエネルギーみやぎ創造事業
Ⅱ
グリーン社会
の実現
課室毎
事業番号
27
水素エネルギー利活用普及促進事業
3 震災からの復旧・復興
と環境保全の実現
所管課室
原子力安全対
策課
原子力安全対
策課
原子力安全対
策課
食と暮らしの
安全推進課
再生可能エネ
ルギー室
再生可能エネ
新
ルギー室
環境政策課
環境政策課
環境政策課
復
2 環境に配慮した創造的
再生可能エネルギー等を活用した地域復興支援事業
な復興の実現
各課室の事業概要
ページ右上の番号に
対応
産学官結集型クリーンエネルギーみやぎ創造チャレン
ジ事業【再掲】〔ビジョン事業:クリーンエネルギーみや
ぎ創造事業 〕
みやぎ産業廃棄物3R等推進設備整備事業
環境産業コーディネーター派遣事業
3R新技術研究開発支援事業
再生資源等有効活用推進事業
宮城県グリーン製品普及拡大事業
地球環境保全対策事業〔ビジョン事業:環境情報セン
ター運営事業 〕
2 再生可能エネルギー等 再生可能エネルギー等を活用した地域復興支援事業
の導入及び省エネル
【再掲】
ギーの推進
水素エネルギー利活用普及促進事業【再掲】
住宅用太陽光発電等普及促進事業【再掲】
復
復
27
27
27
復
環
27
13
<環政5>
27
環
環境政策課
<環政8>
26
27
環
環境政策課
<環政9>
27
環境政策課
環境政策課
環境政策課
<環政2>
<環政10>
20
21
28
環境政策課
<環政4>
22
環境政策課
環境政策課
環境政策課
環境政策課
環境政策課
<環政11>
<環政15>
29
30
31
32
33
環境政策課
<環政16>
34
27
27
27
復
復
復
環
環
27
復
環
28
28
28
28
27
産
産
産
産
産
27
27
復
27
復
27
復
地域環境保全特別基金事業【再掲】〔ビジョン事業:防
災拠点再生可能エネルギー導入促進事業(地域環境
保全特別基金事業費) 〕
環
<環政2>
環
環
<環政3>
<環政12>
<環政13>
<環政14>
再生可能エネ
<再エ1>
ルギー室
再生可能エネ
<再エ2>
新
ルギー室
再生可能エネ
<再エ3>
ルギー室
再生可能エネ
ルギー室
<再エ4>
37
38
39
40
基本方針
施策
3
循環型社会の形成
事業名
ビジョン
復興
環境税 産廃税
産業廃棄物不法投棄監視強化事業
28
産
産業廃棄物処理システム健全化促進事業
28
産
低炭素型水ライフスタイル導入支援事業【再掲】
27
復
Ⅱ
グリーン社会
の実現
92
<循社1>
90
<竹対1>
94
自然保護課
<自保1>
62
<自保2>
環
環
自然保護課
自然保護課
自然保護課
自然保護課
自然保護課
自然保護課
<自保6>
63
64
65
65
66
67
環
自然保護課
<自保7>
68
自然保護課
自然保護課
自然保護課
自然保護課
新 自然保護課
自然保護課
自然保護課
<自保8>
環
定)
1 犯罪のない安全・安心
まちづくりの推進
2 食の安全安心の確保
復
復
29
29
29
29
29
環
29
29
29
産
環
復
<自保5>
<自保14>
69
70
71
72
73
74
75
自然保護課
<自保15>
76
新 自然保護課
<自保16>
77
自然保護課
自然保護課
新 自然保護課
環境対策課
<自保17>
<環対1>
78
79
80
43
44
<自保9>
<自保10>
<自保11>
<自保12>
<自保13>
<自保18>
<自保19>
環境対策課
共同参画社会
推進課
食と暮らしの
安全推進課
食と暮らしの
安全推進課
食と暮らしの
安全推進課
食と暮らしの
安全推進課
消費生活・文
化課
消費生活・文
化課
消費生活・文
化課
原子力安全対
策課
原子力安全対
策課
消費生活・文
化課
消費生活・文
化課
共同参画社会
推進課
共同参画社会
推進課
共同参画社会
推進課
共同参画社会
推進課
<環対3>
45
<共社2>
105
<食暮3>
86
<食暮4>
87
<食暮1>
84
<食暮2>
85
<消文1>
97
<消文2>
98
<消文3>
99
<原対4>
52
<原対5>
53
<消文4>
100
<消文5>
101
<共社3>
106
<共社4>
107
<共社1>
104
<共社5>
108
25
みやぎ食の安全安心県民総参加運動事業
7
輸入食品等検査対策事業
7
復
復
復
25
復
消費者啓発事業
復
消費生活相談事業
復
復
復
みやぎ県民文化創造の祭典開催事業
23
復
慶長遣欧使節出航400年記念事業
23
復
男女共同参画の視点での防災意識啓発事業【再掲】
復
18
復
15
復
※事業名が該当するみやぎ将来ビジョン推進事業名と一致しない場合には、〔斜体 〕でビジョン事業名を記載しています。
14
<自保4>
<環対2>
29
いきいき男女共同参画事業
<自保4>
環境対策課
閉鎖性水域水質保全事業
3 NPO活動と県民運動の
震災復興担い手NPO等支援事業【再掲】
促進
4 青少年の健全育成の推
ネクストリーダー養成塾実施事業
進
産
産
<自保3>
29
5 女川原子力発電所周辺
の安全確保と原子力防 原子力防災体制整備事業
災体制の再構築
環境放射能等監視体制整備事業
Ⅳ
協働共創社会
の実現
環
29
安全・安心まちづくり推進事業【再掲】
3 生活衛生対策の推進
水道施設復旧事業【再掲】
Ⅲ
安全安心社会
4 消費生活の安定と向上
の実現
消費生活センター機能充実事業
2 男女共同参画の推進
環
29
放射性物質検査対策事業【再掲】
1 文化の振興
環
復
掲載
頁
<循社3>
復
29
循環型社会推
進課
循環型社会推
進課
循環型社会推
進課
竹の内産廃処
分場対策室
課室毎
番号
91
29
29
29
29
29
29
所管課室
<循社2>
村田町竹の内地区産業廃棄物最終処分場対策事業
4 豊かな自然環境の保全 栗駒山自然景観保全修復事業〔ビジョン事業:国定公
園保全対策事業 〕
環境保全地域指定・管理事業
環境緑化推進事業(百万本植樹事業)
みんなでやれるっちゃ・宮城のみどりづくり事業
みやぎの里山林協働再生支援事業
七ッ森里山環境学習林整備事業
野生鳥獣保護管理事業
野生鳥獣適正保護管理事業〔ビジョン事業:野生鳥獣
保護管理事業 〕
野生鳥獣放射能対策事業
沿岸被災地における希少野生動植物調査事業
環境影響生物基礎調査事業
傷病野生鳥獣救護推進事業
生物多様性総合推進事業
伊豆沼・内沼自然再生推進事業
伊豆沼・内沼よみがえれ在来生物プロジェクト事業
森林環境共生育成事業〔ビジョン事業:みどりのふるさ
とづくり人材育成・支援事業 〕
ラムサールトライアングル魅力発信事業〔ビジョン事業:
森・里・川・海がつながる宮城の自然再発見事業 〕
野鳥の森再生事業
県民の森施設改修事業
昭和万葉の森再生事業
5 良好な大気・水環境の 大気環境モニタリング事業(震災対応)【再掲】
確保
豊かなみやぎの水循環創造事業(流域水循環計画策
新規
※「
施策体系
[施策体系]
」の見方
部の基本方針に対する位置づけを記載
Ⅰ 震災からの復興の実現 3 震災からの復旧・復興と環境保全の実現
■環境基本計画推進事業 ビ 復 環
<環政1>
■省エネルギー・コスト削減実践支援事業 ビ 復 環
<環政2>
■新エネルギー設備導入支援事業 ビ 復 環
<環政3>
■産学官結集型クリーンエネルギーみやぎ創造チャレンジ事業 ビ 復 環
<環政4>
■:主要事業
「将来ビジョン推進事業」または「震災復興推進事業」に該当する事業(一部除く)
所属ごとの事業概要個票の
右上に記載の番号と対応
◇:上記主要事業以外の事業
ビ
:将来ビジョン推進事業
環
:環境税充当事業
復
:復興推進事業
産
:産廃税充当事業
※「
事
業
主
要
事
業
概
要
」の見方
ビ○ 復
名
環
産
担当課室・班
事
業
主
体
補助・単独の別
根
拠
法
・「ビ」に「○」のある事業は「みやぎの将来ビジョン推進事業」 です。
・同様に,「復」に「○」があれば「宮城県震災復興推進事業」,「環」にあれば
「みやぎ環境税」充当事業,「産」にあれば「産業廃棄物税」充当事業です。
令
事
業
目
的
15
環 境 生 活 総 務 課
[施策体系]
環境生活行政の充実
環境生活行政の総合的な企画・調整
部局職員の資質向上
◇部局研修推進事業
[施策の概要]
1
環境生活行政の充実
環境生活行政の総合的な企画・調整及び部内の組織定数・人事関係事務を所掌する。
また,環境保全,食品衛生,廃棄物対策などの環境生活行政を推進するためには,複雑・高度化する
技術水準に対応した専門的技術・知識が不可欠であることから,これらの技術・知識の習得のため,部
局研修を実施する。
16
環 境 政 策 課
[ 施 策 体 系 ]
Ⅰ 震災からの復興の実現 3 震災からの復旧・復興と環境保全の実現
■環境基本計画推進事業 ビ 復 環
<環政1>
■省エネルギー・コスト削減実践支援事業 ビ 復 環
<環政2>
■新エネルギー設備導入支援事業 ビ 復 環
<環政3>
■産学官結集型クリーンエネルギーみやぎ創造チャレンジ事業 ビ 復 環
<環政4>
Ⅱ グリーン社会の実現
1 地域からの地球温暖化対策と経済・社会
の持続的発展の両立
◇環境審議会
◇環境白書作成事業
環
総
境
施
合
的
策
な
の
推
進
■環境基本計画推進事業 ビ 復 環
<環政1>
■『みやぎe行動(eco do!)宣言』登録促進事業 ビ 復
■環境教育実践「見える化」事業 ビ 環
◇環境創造基金積立金
◇環境創造基金市町村支援事業
環
◇フロン対策推進事業
地域からの温暖化対策の推進
と 低 炭 素 社 会 の 実 現
環 境 関 連 産 業 の 振 興
及
び
3
R
の
推
進
■地球温暖化防止実行計画進行管理事業 ビ
<環政5>
■みやぎ地球温暖化対策地域推進事業 ビ 環
<環政6>
■「ダメだっちゃ温暖化」みやぎ推進事業 ビ
<環政7>
■既存住宅省エネルギー改修促進事業 ビ 環
<環政8>
■みやぎ環境税広報事業 ビ 環
<環政9>
■省エネルギー・コスト削減実践支援事業【再掲】 ビ 復 環
<環政2>
■新エネルギー設備導入支援事業【再掲】 ビ 復 環
<環政3>
■クリーンエネルギーみやぎ創造事業 ビ 復
<環政10>
■産学官結集型クリーンエネルギーみやぎ創造チャレンジ事業【再掲】ビ 復 環
<環政4>
■みやぎ産業廃棄物3R等推進設備整備事業 ビ 産
<環政11>
■環境産業コーディネーター派遣事業 ビ 産
<環政12>
■3R新技術研究開発支援事業 ビ 産
<環政13>
■再生資源等有効活用推進事業 ビ 産
<環政14>
■宮城県グリーン製品普及拡大事業 ビ 産
<環政15>
◇リサイクルエネルギー利活用促進事業
◇グリーン購入普及拡大事業
環 境 配 慮 行 動 の 実 践 と
環 境 教 育 ・ 学 習 の 充 実
■環境教育実践「見える化」事業【再掲】ビ 環
<環政1>
■地域環境保全対策事業
<環政16>
■環境情報センター運営事業 ビ
◇環境教育リーダー事業
◇こどもエコクラブ支援事業
注)■は主要事業
ビ 宮城の将来ビジョン推進事業
環 みやぎ環境税充当事業(一部充当事業含む)
復 宮城県震災復興推進事業
産 産業廃棄物税充当事業(一部充当事業含む)
17
<>は事業概要
の右上番号に対
[施策の概要]
1
環境施策の総合的な推進
環境基本計画の将来像として掲げた「人と自然が共生する豊かで美しい県土」,「持続可
能な社会の実現に向けてすべての主体が行動する地域社会」の実現に向けて,“グリーン”
行動促進計画や循環型社会形成推進計画などの重点計画の進行管理を通じ,環境施策を
総合的に推進する。
中でも,環境配慮行動の実践を宣言する「みやぎe行動(eco do!)宣言」を核として
各種の施策と連動させ,県民全体の積極的な環境配慮行動の促進に努める。
なお,現行の環境基本計画の期間が平成27年度までのため,平成28年度からの新
しい宮城県環境基本計画を策定する。
また,東北大学大学院環境科学研究科との協定に基づき,環境及びエネルギーに関す
る政策,施策,研究,人材育成等について連携を図る。
さらに,みやぎグリーン戦略プランに掲げた「低炭素社会構築に向けた新しいライフ
スタイルを県民挙げて創造していく宮城県」,「森林や生物多様性など自然環境を積極的
に守り育てる宮城県」の実現を目指し,喫緊の環境問題へ対応する環境施策を推進する。
2
地域からの温暖化対策の推進と低炭素社会の実現
地球温暖化対策実行計画(区域施策編)に掲げる「宮城らしい低炭素社会」実現に向
け,県内の温室効果ガス排出量を削減していくため,うちエコ診断による「エネルギー
の見える化」を推進するとともに,既存住宅における省エネ改修に対する支援を行うほ
か,「ダメだっちゃ温暖化」の標語を掲げた県民運動を展開するなど,地域からの温暖化
対策形成に向けた取組を継続して推進する。
3
環境関連産業の振興及び3Rの推進
環境と経済の両立した,豊かな富県宮城の実現に向け,県内事業者が進める省エネル
ギーの取組や新エネルギー設備の導入,地域の産学官が連携した先進的な取組などへの
支援により,クリーンエネルギーの利活用を促進するとともに,関連産業の集積・振興
に向けた取組を進める。
また,企業による廃棄物の3Rの取組を促進するため,発生抑制等を行う設備等の整
備に対して支援するほか,環境産業コーディネーター(EIC)を企業に派遣し,廃棄
物の3Rや省エネルギー化等企業の低炭素化に関する県内企業の現状・問題の把握,企
業に対する情報提供,助言等を行う。
さらに,有効な利活用が行われていない産業廃棄物を再資源化する設備等の整備,リ
ユースシステム構築や再資源化等困難物の技術研究開発に対して支援を行う。
4
環境配慮行動の実践と環境教育・学習の充実
環境配慮行動の実践として,県民に対して環境に配慮した商品の購入等を推進するグ
リーン購入の普及拡大を積極的に図って行く。
また,平成24年10月に施行された「環境教育等による環境保全の取組の促進に関
する法律」により,県民・事業者等の環境教育を推進するため,リニューアルオープン
した環境情報センターの機能の充実を図り,環境に関する各種展示やセミナー・ワーク
ショップ等による環境情報の発信を行い,県内における環境保全活動の支援・活性化を
促進する。
18
主
事
業
業
事
業
主
環境計画推進班
拠
法
要
ビ
(内線2663)
体 県
<環政1>
○
復
○ 環
H27当初予算額
○
産
11,404千円
事業期間 平成9年度~
補助・単独の別 県単独事業
根
概
名 環境基本計画推進事業
担 当 課 室 ・ 班 環境政策課
事
要
補助率 -
令 環境基本条例
事
環境基本計画では,目指すべき将来像の一つに「持続可能な社会の実現に向けてすべての主体が行動
業 する地域社会」を掲げている。その第一の基本戦略として位置付けられる「グリーンな地域社会の構築
目 に向けての行動促進プログラム」を推進するため,「宮城“グリーン”行動促進計画(第2期)」を策
的 定しており,「地域環境力の向上」と「グリーンな経済システムへの加速」を図るために県民・事業者
等への「みやぎe行動(eco do!)宣言」による自らの環境配慮行動の実践を推進する。特に,民生家庭
・業務部門の二酸化炭素排出量の全体に占める割合は年々上昇していることから,小学校の環境教育を
入り口として,環境配慮行動が子どもを核として学校及び家庭で取り組まれ,地域全体での取組へと繋
がることにより,低炭素型ライフスタイルの定着を図る。
また,現行の環境基本計画は計画期間が27年度までとなっており,H28年度からの新たな宮城県環境
基本計画の策定が必要となるため,H26年度からの2年間で策定作業を行う。
1
事
環境基本計画推進事業【11,404千円】
(1)「みやぎe行動(eco do!)宣言」登録促進事業(H19~)【571千円】
宮城県環境基本計画及び宮城“グリーン”行動促進計画を推進するため,「県民環境配慮行動
指針」,「事業者のための環境配慮行動指針」の普及啓発,県民・事業者等の「みやぎe行動(eco
do!)宣言」の登録促進を通じて,環境配慮行動の実践を推進する。
(2)新宮城県環境基本計画の策定 【6,146千円】
H26年度から2年間でH28年度からの新たな宮城県環境基本計画を策定する。
H27年度は,H26年度に策定した新計画の基本的な方針に基づき,庁内組織での検討や環境
審議会専門委員会議での審議を行い,新計画を策定する。
業
2
計
画
環境教育実践「見える化」事業(2カ年継続事業)【一部環境税充当4,687千円】
○ 1年目
(1)みやぎe行動(eco do!)出前講座
小学生を対象に,身近な環境配慮行動(以下「e行動」という。)について出前講座を行い,
環境日記を配布する。
(2)環境日記発表会等
①児童による環境日記のまとめの発表 ②小学校の環境日記の取組の表彰 ③環境をテーマ
にした特別授業
(3)光の貯金
夏休みに実践したe行動で削減された電力消費量を実感してもらうため,パソコン上で「見
える化」する。
○ 2年目
(1)電力監視測定器設置
みやぎe行動(eco do!)出前講座実施校に対し希望を募って,電力監視測定器を2年間設置
し,小学校の電力消費量を「見える化」して学校ぐるみの環境配慮行動の実践を促進する。
資
料
19
主
事
業
要
業 主
業
(内線2664)
体 県
拠 法
要
<環政2>
ビ ○ 復 ○ 環 ○ 産
H27当初予算額
150,000千円
事業期間 平成23年度~平成27年度
補助・単独の別 県単独事業
根
概
名 省エネルギー・コスト削減実践支援事業
担 当 課 室 ・ 班 環境政策課 環境産業振興班
事
事
補 助 率 1/2以内・1/3以内
令 宮城県自然エネルギー等・省エネルギー促進条例
事 地球温暖化問題のほか,東日本大震災に起因するエネルギー需給の逼迫への対応のため,県内事業者
業 の省エネルギー対策を積極的に支援することにより,事業活動に起因するCO 2 の排出削減,光熱費等
目 のコスト削減による経営基盤の強化,さらには省エネルギー機器・設備の需要喚起による関連産業の振
的 興を図り,これにより,環境と経済が両立した,真に豊かな「富県宮城」の実現(=“クリーンエネル
ギーみやぎの創造”)を目指すもの。
○補助対象者
県内事業者(市町村を除く)
○対象設備等
発光ダイオード照明装置,高効率エアコンディショナー,高効率照明器具,高機能ボイラー等省エネ
事 ルギーに資する設備
※ただし1件あたりの事業規模が 1,000 千円以上の事業が対象
業 ○補助率
1/2以内
(省エネルギー診断に基づき行う場合,及び「宮城県「新商品」特定随意契約制度」「宮城県グリーン
計 製品」の認定商品。)
1/3以内
(上記以外の場合)
画
○補助上限額
補助上限額 500 万円
資
料
20
主
事
業
要
業
業 主
拠 法
要
<環政3>
ビ ○ 復 ○ 環 ○ 産
(内線2664)
体 県
H27当初予算額
101,000千円
事業期間 平成23年度~平成27年度
補助・単独の別 県単独事業
根
概
名 新エネルギー設備導入支援事業
担 当 課 室 ・ 班 環境政策課 環境産業振興班
事
事
補 助 率 1/10以内~1/2以内
令 宮城県自然エネルギー等・省エネルギー促進条例
事 地球温暖化問題のほか,東日本大震災に起因するエネルギー需給の逼迫への対応のため,県内事業者
業 の新エネルギー設備導入を積極的に支援することにより,県内の新エネルギーの利活用及び関連設備
目 導入の加速化,さらには需要喚起による関連産業の振興を図り,これにより,環境と経済が両立した,
的 真に豊かな「富県宮城」の実現(=“クリーンエネルギーみやぎの創造”)を目指すもの。
【新エネ等設備補助事業】
○予算額 100,000千円
○補助対象者
県内事業者(市町村を除く)
事
○対象設備等
①太陽光発電,②風力発電,③バイオマス発電,④水力発電,⑤地熱発電,
及び①~⑤の設備と併せて導入する蓄電池,⑥太陽熱利用,
業
⑦温度差エネルギー利用(廃熱利用)
,⑧バイオマス熱利用,⑨雪氷熱利用,
⑩地中熱利用,⑪天然ガスコージェネレーション,⑫燃料電池
計
○補助率及び補助上限
画
・太陽光発電設備
(自家消費型) 補助率1/3(県内産パネル1/2),補助上限額 500 万円
(FIT売電型)補助率1/10(県内産パネル1/8),補助上限額 500 万円
・それ以外の設備 補助率1/2,補助上限額 2,000 万円
【新エネルギー等システム導入促進アドバイザー事業】
○予算額
○目的
1,000千円
外部有識者に助言・指導を仰ぐことにより,確実かつ効果的に事業が実施できる案件について
補助を実施するほか,補助事業中も適宜有識者よりアドバイスを受けることで,費用対効果の高
い新エネルギー等のシステムを導入するとともに,二酸化炭素の削減と地域経済の循環が両立す
る「地方創生型」再生可能エネルギーの普及を目指すもの。
資
料
21
主
事
業
要
事
業 主
(内線2664)
体 県
拠 法
要
<環政4>
H27当初予算額
10,000千円
事業期間 平成24年度~平成27年度
補助・単独の別 県単独事業
根
概
名 産学官結集型クリーンエネルギーみやぎ創造チャレンジ事業 ビ ○ 復 ○ 環 ○ 産
担 当 課 室 ・ 班 環境政策課 環境産業振興班
事
業
補 助 率 1/2以内
令 宮城県再生可能エネルギー等・省エネルギー促進条例
事 より環境負荷の少ない持続可能な地域社会を形成していくため,産学官及び地域が結集して取り組
業 む,宮城らしい他地域展開にも資する普遍的な取組モデルの創出を促進・支援し,これにより,環境と
目 経済が両立した,真に豊かな「富県宮城」の実現(=“クリーンエネルギーみやぎの創造”)を目指す
的 もの。
事
○対象事業
次の全てを満たす事業
・県内で実施する,クリーンエネルギーを活用する等して,環境負荷を低減する地域づくりに資す
る事業。
・産・学・官のうちいずれか2者以上の連携のもと実施される事業。
業
○補助対象者
法人(市町村及び一部事務組合を除く)
計
画
○補助内容等
・補助率1/2以内。ただし補助上限額は500万円/件。
・採択予定件数は,2件程度。
○事業の選定等
・公募を行い,先進的事例であり,波及効果の高い提案のものから予算の範囲内で選定する。
資
料
22
主
事
業
業
事
業
主
環境計画推進班
体 県
拠
法
要
ビ
(内線2663)
○
<環政5>
復
環
H27当初予算額
産
223千円
事業期間 平成10年度~
補助・単独の別 県単独事業
根
概
名 地球温暖化防止実行計画進行管理事業
担 当 課 室 ・ 班 環境政策課
事
要
補助率 -
令 地球温暖化対策の推進に関する法律
事務事業の実施に伴い生ずる環境負荷を率先して低減する必要があることから,平成9年度に「宮城
事 県環境保全率先実行計画」を策定した。今年度は平成22年度に策定した「宮城県環境保全率先実行計画
業 (第4期) H23~27年度」により,県の事務事業に伴う温室効果ガスの排出抑制措置等の実施状況を,取
目 りまとめ公表する。
的
なお,エネルギーの使用の合理化に関する法律の改正(以下「改正省エネ法」という。)に伴い,特
に省エネルギーの推進について重点を置き取り組む。
1
宮城県環境保全率先実行計画進行管理(H10~)【220千円】
計画において,重点的に取り組む項目について設定した目標を達成するため,計画に定める環境
配慮行動を各職場,各職員の創意工夫により自主的・積極的に推進する。
なお,第4期計画においては,従来からの取組に加え,改正省エネ法と連動して,エネルギーの
使用の一層の削減に取り組む。
○ 県の事務事業に伴う各種エネルギーの使用量,グリーン購入の状況について取りまとめ,県民等
に公表するため「環境レポート」を作成する。
○ 地方機関を含めたすべての機関を対象として,環境配慮行動に関する取組の向上を図るため,現
地診断,助言等を内容とする「環境配慮行動に関するアドバイス」を実施する。
○ 改正省エネ法に係り,選任が必要となるエネルギー管理企画推進者の資格を取得するため,エネ
ルギー管理講習を受講する。
○ 平成27年度で終了する現行の第4期計画に変わる新たな計画を策定するため,庁内検討会を開催
する。
○
事
業
計
画
2
ESCO事業導入推進(H19~)【3千円】
平成18年度に策定した「宮城県ESCO事業導入基本方針」により導入したESCO事業につい
て,必要に応じて調整・現地確認等を行う。
○ ESCO事業により創出される二酸化炭素排出削減量を,「J-クレジット」として認証する手続
き(「J-クレジット制度)に誘導し,環境価値付加のための支援を行う。
○
【改正省エネ法】
○ 「エネルギーの使用の合理化に関する法律」が改正され,1年度間のエネルギー使用量(原油換
資
算値)が合計して1,500kl以上である事業者(特定事業者)は,事業者全体としてエネルギー使用の
合理化に努めなければならない旨,平成22年4月より施行された。
このことから,宮城県では特定事業者(知事部局,企業局,教育委員会,警察本部)による計画
を策定するため,平成22年11月29日付けで「宮城県エネルギーの使用の合理化に関する取組方針」
を制定し,「宮城県環境マネジメントシステム」の中で,県として一体的に取り組んできている。
【J-クレジット制度】
○ 大企業による技術・資金等の提供を通じて,中小企業,農林業,民生部門(業務・家庭),運輸
部門等が行った温室効果ガス排出削減量をJ-クレジットとして認証し,低炭素社会実行計画の目標
料
達成等のために活用できる制度である。
≪県有施設事例≫
・がんセンター
H21~H24年度分;2,981t-CO2 H21:394t-CO2,H22;902t-CO2,
H23;837t-CO2,H24;848t-CO2
・東北歴史博物館 H22~H24年度分; 490t-CO2
23
H22.4.1~H23.12.31:309t-CO2,
H24.1.1~H25. 3.31:181t-CO2,
主
事
業
要
事
業
概
名 みやぎ地球温暖化対策地域推進事業
要
<環政6>
ビ ○ 復
環 ○ 産
担 当 課 室 ・ 班 環境政策課 温暖化対策班 (内線2661)
H27当初予算額
事
事業期間 平成14年度~
業 主
体 県
補助・単独の別 県単独事業
根
拠 法
6,092千円
補 助 率 -
令 地球温暖化対策の推進に関する法律
事 地球温暖化対策についての政府目標(2050年 1990年比▲80%)を念頭に,平成25年度に策定された
業 「宮城県地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を着実に推進するため,普及啓発に要する人材の養
目 成と一般県民に対する普及啓発の場を設け,県内の温室効果ガス排出量の削減を図るもの。
的
1
宮城県地球温暖化防止活動推進員事業(H15~)【117千円】
県民を対象に温暖化防止活動への助言等を行う宮城県地球温暖化防止活動推進員に対する活動支
援等を行う。
事 2
うちエコ診断事業(H26~)【環境税 5,000 千円】
地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出源としては,民生家庭部門が約2割を占めており,か
つ,増加傾向にあるため,今後,家庭における省エネ行動を促進する必要があることから,環境省認
定の公的資格として創設された「うちエコ診断士」を養成して積極的に家庭における省エネ化を図る
ためのエコ診断を実施し,省エネ行動の気づきの機会の場を提供する。
業
3
連携普及啓発事業(H26~)【環境税 969 千円】
関係団体との連携による環境関連イベント等を開催し,不特定多数の県民に対して地球温暖化の現
状認識やその対策の意識醸成を促進させる。
画 4
その他(H26~)【6 千円】
実行計画の進行管理のため,毎年度行う温室効果ガス排出量の算定に必要な環境省が保有する排出
量等データの開示請求に要する経費。
計
資
料
24
主
事
業
名
環境政策課
事
県
主
体
事
業
概
要
「ダメだっちゃ温暖化」みやぎ推進事業
担当課室・班
業
要
温暖化対策班
(内線 2661)
ビ ○ 復
H27当初予算額
事業期間
環
産
899千円
平成20年度~
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
地球温暖化対策の推進に関する法律
事
業
目
的
二酸化炭素排出量の多い産業・運輸部門及び二酸化炭素排出量の増加が著しい民生部門における効
果的な対策を一体的に講じるため,各業界団体や消費者団体,市町村,県等を構成団体として平成20
年6月に設置された「ダメだっちゃ温暖化」宮城県民会議の運営を通じて,地球温暖化防止策の方向
性等に関する認識の共有化を図るとともに,県内の企業や団体,市町村等地域の先進的な取組が県内
各界各層の広範な活動の促進に繋がるよう,「ダメだっちゃ温暖化」の標語を掲げた県民運動を全県
的に展開する。
1
事
業
2
法
令
補 助 率
<環政7>
-
「ダメだっちゃ温暖化」宮城県民会議設置運営事業(H20~ ※H23は休止) 【 69千円】
各業界団体や消費者団体,市町村,県等の間で地球温暖化防止策の方向性等に関する認識の共有
化等を図るため,「ダメだっちゃ温暖化」宮城県民会議を運営し,情報交換・意見交換を行う。
「ダメだっちゃ温暖化」宮城県民会議フォーラム開催事業(H20~
※H23・H25は休止)
【830千円】
県内の企業や団体,市町村等地域の先進的な取組を広く紹介し,県内各界各層の広範な活動の促
進に繋げるため,「ダメだっちゃ温暖化」宮城県民会議フォーラムを開催する。
計
画
資
料
25
主
事
業
名
環境政策課
事
県
主
体
事
業
概
要
既存住宅省エネルギー改修促進事業
担当課室・班
業
要
温暖化対策班
<環政8>
ビ ○ 復
(内線 2661)
H27当初予算額
事業期間
49,909千円
平成26~27年度
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
宮城県自然エネルギー等・省エネルギー促進条例
事
業
目
的
宮城県自然エネルギー等・省エネルギー促進条例に基づき,既存住宅の断熱化を促進することで,
民生家庭部門の省エネルギー化を図り,温室効果ガス排出量の削減に寄与する。
1
事
法
令
補 助 率
環 ○ 産
1/10
既存住宅省エネルギー改修促進事業【40,000千円】
県内における既存住宅の省エネルギー改修を促進するため,省エネルギー基準(平成11年基準)
を満たす断熱改修を行う県民(約400件)に対し,補助を実施する。
【補助件数】
【補 助 率】
400件
改修に要した経費の1/10
(上限額:開口部のみ 10万円,壁等断熱化 25万円
最大35万円)
業
2
計
事務委託経費【緊急雇用9,909千円】
補助申請事務(申請の受付,形式審査及び実績報告確認並びにこれらに付随する問い合わせ等へ
の対応)を外部に委託する。
画
資
料
26
主
事
業
名
環境政策課
事
県
主
体
事
業
概
要
みやぎ環境税広報事業
担当課室・班
業
要
温暖化対策班
<環政9>
ビ ○ 復
(内線 2661)
H27当初予算額
事業期間
4,397千円
平成24年度~平成27年度
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
環境創造基金条例
事
業
目
的
みやぎ環境税を活用した施策・事業等について,県民への周知・啓発を図るため,県政だよりや新
聞等を活用し,積極的に広報を行うもの。
法
令
補 助 率
環 ○ 産
-
下記の広報媒体を活用し,みやぎ環境税を周知するとともに,活用事業についての情報等を積極的
に提供する。
1 みやぎ県政だよりへの掲載(2回)
事
2
新聞「ここが知りたい
みやぎ県政」への掲載(1回)
業
計
画
資
料
27
主
事
業
要
事
業 主
拠 法
要
体 県
<環政10>
ビ ○ 復
(内線2664)
H27当初予算額
環
産
712千円
事業期間 平成21年度~
補助・単独の別 県単独事業
根
概
名 クリーンエネルギーみやぎ創造事業
担 当 課 室 ・ 班 環境政策課 環境産業振興班
事
業
補 助 率 -
令 宮城県再生可能エネルギー等・省エネルギー促進条例
事 クリーンエネルギー関連産業の集積促進や振興,先導的な取組の創成等を着実に進め,環境と経済が
業 両立した,真に豊かな「富県宮城」の実現(=“クリーンエネルギーみやぎの創造”)を目指すもの。
目
的
○事業の内容
県内外のクリーンエネルギー関連企業等への訪問を積極的に行い,関連産業の集積促進や振興,
先導的な取組の創成などを着実に推進していくもの。
事
業
計
画
資
料
28
主
事
業
名
環境政策課
事
県
主
体
事
業
概
みやぎ産業廃棄物3R等推進設備整備事業
担当課室・班
業
要
環境産業推進班(内線2664)
県単独事業
根
循環型社会形成推進基本法,産業廃棄物税条例
法
令
ビ
<環政11>
○
補 助 率
復
H27当初予算額
事業期間
補助・単独の別
拠
要
環
産
○
181,652千円
平成22年度~平成31年度
1/2以内
事業目的
事業者等が産業廃棄物の再使用・再生利用に関する設備機器を県内に整備する際の経費の一部を補
助し,本県における産業廃棄物の再資源化や再生資源の利活用等の向上を図り,循環型社会の構築を
推進する。
事
業
計
1
目
的
廃棄物の削減を図るため,事業者が行う産業廃棄物の3Rに資する施設の整備促進のため,補助
金制度により支援するもの。
2
事業内容
以下の設備整備等に要する経費の一部を補助金として交付する。
(1) 対象事業
産業廃棄物の3R又は適正処理を推進するために設備機器の整備を行う事業で,設備機器を県
内に設置する場合。
(2) 補助対象者
県内に事業所を有し,
・産業廃棄物を発生抑制するために設備機器を整備する事業者
・産業廃棄物の再使用・再資源化・再生資源の利活用を行うために設備機器を整備する事業者
(3) 補助上限額,補助率及び事業期間
限度額 2,000万円,補助率 1/2以内,事業期間 事業実施年度内
(4) 補助対象経費
新たな設備機器の製作又は購入,対象設備の設置等に要する経費(工事費,据え付け費,委託
費,技術指導受入費,試験費等)
画
29
主
事
業
名
要
事
業
概
環境産業コーディネーター派遣事業
要
ビ
○
担 当 課 ・ 班
環境政策課 環境産業振興班(内線 2664)
H27 当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
補助・単独の別
県単独事業
根
循環型社会形成推進基本法,産業廃棄物税条例
拠
法
令
補 助 率
<環政12>
復
環
産
○
23,458千円
平成 22 年度~31 年度
―
事業目的
循環型社会形成に必要な3R推進の仕組(組織)作りの支援,環境・リサイクル産業の育成(技術開
発及び優良化の支援),及び個別企業の3R推進の支援のために活動する環境産業コーディネーターを
県内各地域・各企業に派遣して,循環型社会の形成を推進する。
1
背
景
循環型社会形成を推進するためには,企業等に対して環境管理・経営手法の導入支援や助言・情報
提供を行うなど,廃棄物の3Rの取組等を促進する人的な支援が一つの有効策になっている。
2
事業内容
民間企業において製造管理や品質管理,再生可能エネルギー等に関連する技術等の実務経験を有す
る者を非常勤職員「環境産業コーディネーター」として配置し,次のような活動を展開しながら企業
に対して産業廃棄物の3Rの推進や再生可能エネルギー等の普及等に関する低炭素化事業の取組を
支援する。
事
【主な支援活動】
産業廃棄物の3Rや再生可能エネルギー等の普及等の低炭素化事業を推進するための以下の活
業
動
●地域毎の3R推進のための企業連携(エコフォーラム)の支援活動
●個別企業の3R推進のための個別マッチング等企業支援活動
●産業廃棄物を活用した再生可能エネルギーを模索する企業への支援活動
計
●産学連携によるリサイクル技術の共同研究開発支援活動
●産業廃棄物の適切な再使用,再生利用に関する情報提供システムの運営
画
30
主
事
業
名
要
事
業
概
3R新技術研究開発支援事業
要
ビ ○ 復
担 当 課 ・ 班
環境政策課 環境産業振興班(内線 2664)
H27 当初予算額
事
県
事業期間
業 主 体
補助・単独の別
県単独事業
根
循環型社会形成推進基本法,産業廃棄物税条例
拠 法 令
<環政13>
補 助 率
環
産 ○
44,562円
平成 19 年度~31 年度
―
事業目的
県内企業等が,産業廃棄物の発生の抑制,減量化,再生利用その他適正な処理の促進に寄与する
新たな技術の確立及び事業化を目的として研究開発に取り組む場合に,その経費の一部を補助する
ことにより,技術的課題を克服して産業廃棄物の発生抑制等を促進し,もって循環型社会の形成を
図る。
1
背景
技術的な課題により再資源化等困難物とされる産業廃棄物がまだ多く存在していることから,これら
の産業廃棄物の3R(リデュース(発生抑制)・リユース(再使用)・リサイクル(再生利用))を促
進するために,企業の研究開発の取組を支援するもの。
2
事業内容
(1)対象事業,補助限度額,事業期間等
①産業廃棄物の3Rの促進に寄与する新技術の確立及び事業化を目的とした研究開発
事
県が指定する再資源化等困難物に
左以外の場合
ついて,大学等の研究機関と連携 (廃棄物の種類・研究機関との連携を問わない。)
して研究開発を行う場合
業
補助率
2/3以内
1/2以内
上限額
(事業期間)
700万円(3年以内)
500万円(3年以内)又は
750万円(2年以内)
計
②産業廃棄物最終処分場での適正処理の促進に寄与する新技術の確立及び事業化を目的とした
研究開発
画
補助率
1/2以内
上限額
(補助期間)
500万円(3年以内)又は
750万円(2年以内)
(2)補助対象者
県内の企業又はその共同体
(3)補助対象経費
研究開発費(原材料費,機械装置費,分析費,共同研究開発費等)及び需要開拓費(広報宣伝費等)
3
交付決定までのスキーム
①研究開発の事業計画の募集 →
→ ③認定事業者のみが交付申請
②外部有識者に意見聴取の上事業計画を認定
→ ④交付決定
31
主
事
業
名
環境政策課
事
県
主
体
事
業
概
ビ
環境産業推進班(内線2664)
県単独事業
根
循環型社会形成推進基本法,産業廃棄物税条例
法
令
<環政14>
○
補 助 率
復
H27当初予算額
事業期間
補助・単独の別
拠
要
再生資源等有効活用推進事業
担当課室・班
業
要
環
産
○
2,096千円
平成22年度~平成31年度
-
事業目的
有効な利活用が行われていない産業廃棄物を利用したリユースシステムの構築やリサイクル製品等
の事業化を目指す事業者等に対する支援によって,資源の有効活用を図り循環型社会の構築を推進す
る。
1
事
事業内容
県内の事業者が,産業廃棄物を利用したリユースシステムの構築やリサイクル製品の事業化など
に取り組む場合に,当該事業に要する経費の一部を補助するもの。
(1)補助対象事業者
① 県内の排出事業者,中間処理等リサイクル事業に携わる事業者,リサイクル製品の利活用を
行う事業者 等
※複数の事業者等で構成される団体であって,その構成員に県外事業者が含まれる場合は,県
内事業者が構成員の半数を超えること。
(2)補助対象経費
事業費(調査費,指導受入費,試験研究費等),その他事業遂行に必要な間接経費
(3)補助上限額,補助率及び事業期間
業
補助率・補助限度額
「3Rシステム構築のための調査」,「リサイクル製品の開発」等の場合
補助率:1/2 以内
計
補助限度額:100 万円以内
画
32
主
事
業
名
環境政策課
事
県
主
体
補助・単独の別
根
拠
法
事
業
概
要
宮城県グリーン製品普及拡大事業
担当課室・班
業
要
環境計画推進班
ビ
(内線2663)
○
復
環
H27当初予算額
事業期間
県単独事業
令
<環政15>
補 助 率
産 ○
5,508千円
平成11年度~
―
グリーン購入促進条例,産業廃棄物税条例
事 業 目的
循環型地域社会の形成を図るため,循環資源を使用しているもの,資源やエネルギーの消費が少ない
ものなどの環境物品等について,グリーン購入促進条例(平成18年4月1日施行)に基づき,宮城県グリ
ーン製品として認定し,当該製品の普及拡大を図る。
1
事
業
計
画
製品の認定
(1) 製品の認定
認定基準に適合する環境物品等を「宮城県グリーン製品」として認定。認定は事業者からの申請
に基づき,年2回,審査を行い決定する。
(2) 認定時期
平成27年4月~6月,10月~12月の年2回を申請受付期間とし,その後,審査,現地確認等を経
て,それぞれ平成27年10月1日付け,平成28年4月1日付けで認定証を交付する予定。
2 製品の利用拡大
(1) 県内での市場拡大
「グリーン購入促進条例」に基づき,宮城県グリーン製品について,県自らが率先して調達する
ことを「グリーン購入の推進に関する基本方針」の中で明確に位置付け,県内市場の拡大を誘引す
る。
(2) 各種普及促進事業の展開
製品紹介パンフレットの半期ごとの作成・配布,環境政策課ホームページ等インターネットによ
る情報提供,各種イベント等の機会を通じて制度及び製品を紹介(パネル展の開催、展示会への出
展による広報等)する。
「宮城県グリーン製品(リサイクル製品含む)」認定実績
○「宮城県廃棄物再生資源利用製品普及推進要綱」に基づき認定
第1回(H12.3.22 認定)~第13回 (H18.4.1 認定) 認定実績 46社60製品(H18.4.1時点)
○「宮城県グリーン購入促進条例」に基づき認定
第14回(H19.4.1 認定)~第29回 (H26.10.1 認定) 認定実績 49社91製品(H26.10.1現在)
資
認定年度
委員会回数
新規
料
再認定
平成18年度
平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度
第14回 第15回 第16回 第17回 第18回 第19回 第20回 第21回 第22回 第23回 第24回 第25回 第26回 第27回 第28回 第29回 第30回
製品数
7
9
10
1
2
6
3
7
5
0
2
29
2
0
4
4
事業者数
7
7
6
1
2
5
2
7
3
0
2
13
2
0
3
4
年度計(製品数)
7
19
3
9
12
2
31
4
年度計(事業者数)
7
13
3
7
10
2
15
3
製品数
18
9
8
6
2
4
2
6
0
3
0
17
10
17
9
11
2
7
2
7
6
4
5
11
11
11
9
4
4
15
2
8
2
事業者数
14
年度計(製品数)
18
15
8
17
21
9
17
26
2
年度計(事業者数)
14
12
5
17
16
6
16
17
2
年度
平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度
平成18年度
期別
認定総数
後期
前期
後期
前期
後期
前期
製品数
63
前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期 後期 前期
64
63
69
65
64
69
69
70
69
67
96
91
86
88
91
事業者数
46
45
47
47
45
44
46
48
47
46
46
51
47
46
48
49
33
後期
主
事
業
名
環境政策課
事
県
主
体
事
業
概
要
地域環境保全対策事業〔地域環境保全基金充当〕
担当課室・班
業
要
環境計画推進班
(内線 2663)
ビ
<環政16>
○
H27 当初予算額
事業期間
環
平成11年度~
根
環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律、宮城県環境教育基本方針
事
県単独事業
法
令
産
4,384千円
補助・単独の別
拠
補 助 率
復
―
業
目
的
平成 24 年 10 月に施行された「環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律(以下「環境教
育等促進法」と呼ぶ。)」による県民・事業者の環境学習の促進,地域における環境保全活動を支援する
ため,地域環境保全基金を活用し,情報提供拠点施設である環境情報センターの運営・環境学習推進の
ための環境保全活動等の各種支援施策を実施する。
県民の環境学習の促進,地域における環境保全活動を支援するため,地域環境保全基金の取り崩し等
によって各種政策の支援等を実施。
●基金運用益
606 千円
●基金繰入
3,778 千円
事
(1)環境情報センター運営事業 【2,611 千円】(宮城の将来ビジョン推進事業)
宮城県環境教育基本方針において,環境教育の支援に関する中核的施設に位置づけられている宮
城県環境情報センターを運営する。
環境情報センターは,保健環境センターの震災による建て替えに併せて,保健環境センター内に
平成 27 年4月1日にリニューアルオープンしており,リニューアル後の環境情報センターでは,
環境情報の発信拠点として,県民に対し,図書やDVDの貸出,展示物等による環境情報の積極的
な提供を行うとともに,小中学生を対象とした環境学習教室の開催等により環境学習の支援を行う
など,地域の環境保全活動の活性化を図る。
業
計
画
(2)環境教育リーダー事業(環境学習人材派遣制度)【1,048 千円】
環境の保全に関する教育の普及促進及び地域で実践される環境保全活動の円滑な推進を目的と
して,県民自らの「持続可能な地域社会づくり」に向けた活動を推進するために,県で講演や指導
助言等を行う環境教育リーダーを委嘱し,各種の講習会・学習会・観察会等に派遣を行い,環境教
育の要請に応える。なお,併せて現在,環境教育実践「見える化」事業の第一ステップである「み
やぎe行動(eco do!)出前講座」の講師として環境教育リーダーの活用を図っている。
※環境教育リーダー 24名を委嘱(H26.4.1~)
※H25年度 派遣実績42回(みやぎe行動(eco do!)出前講座の講師を含む)
(3)こどもエコクラブ支援事業【119 千円】
こどもエコクラブは,幼児(3歳)から高校生まで参加できる環境活動のクラブ(主催:日本環
境協会)で,子どもたちの興味や関心に基づいて,自然観察・調査やリサイクル活動,地球温暖化
を防ぐ活動など,家庭・学校・地域で身近にできる地球にやさしい活動に自由に取り組んでいる。
全国事務局でクラブメンバーを対象に壁新聞及び絵日記を募集しており,県代表クラブとメンバ
ーに対して報償品を贈呈することにより,当該活動を支援する。
※登録クラブ・メンバー数(H27.2.2 現在)宮城県内
15 クラブ
424 人
(全国
2,158 クラブ
101,835 人)
34
再生可能エネルギー室
〔 施 策 体 系 〕
Ⅰ 震災からの復興の実現
2 環境に配慮した創造的な復興の実現
■
再生可能エネルギーを活用した地域復興
支援事業
ビ 復 環
<再エ1>
<再エ2>
■ 水素エネルギー利活用普及促進事業
3 震災からの復旧・復興と環境保全の実現
■ 住宅用太陽光発電普及促進事業
■
地域環境保全特別基金事業(防災拠点再
生可能エネルギー導入促進事業)
ビ 復 環
<再エ3>
ビ 復
<再エ4>
ビ 復 環
<再エ3>
Ⅱ グリーン社会の実現
2 再生可能エネルギー等の導入及び省エネルギーの推進
太陽光発電設備の普及加速化
県民総ぐるみの省エネルギー行
動の促進
地域に根ざした再生可能エネル
ギー等の導入と持続的利用の推
進
環境と防災に配慮したエコタウン
の形成促進
■ 住宅用太陽光発電普及促進事業【再掲】
◇
■
■
■
■
再生可能エネルギー・省エネルギー推進事
ビ
業
再生可能エネルギーを活用した地域復興 ビ 復
環
支援事業【再掲】
○ 再生可能エネルギー推進地域協議会
形成支援事業補助金
地域環境保全特別基金事業(防災拠点再
生可能エネルギー導入促進事業)【再掲】
再生可能エネルギーを活用した地域復興
支援事業【再掲】
○ エコタウン形成実現可能性調査等事
業補助金
○ エコタウン推進委員会事業
○ エコタウン広報事業
○ 災害公営住宅屋根貸し支援事業
○ 用地管理事業
水素エネルギー利活用普及促進事業【再
掲】
注)■は主要事業
ビ 宮城の将来ビジョン推進事業
復 宮城県震災復興計画推進事業
環 みやぎ環境税充当事業(一部充当事業含む)
産 産業廃棄物税充当事業(一部充当事業含む)
35
<再エ1>
ビ 復
<再エ4>
ビ 復 環
<再エ1>
<再エ2>
<>は事業概要ページ
の右上番号に対応
[施策の概要]
1
太陽光発電設備の普及加速化
太陽光発電は,最も身近で普及が進んでいる再生可能エネルギーであり,環境への
配慮のみならず,化石燃料に由来する電力消費量の削減や災害対応の強化という観
点でも高い効果が見込まれることから,家庭における太陽光発電設備の一層の普及
を促進するため,住宅への設備設置に対する助成支援を行う。
2
県民総ぐるみの省エネルギー行動の促進
民生部門のエネルギー消費量を削減するためには様々な場面における「県民一人ひ
とりの行動の積み重ね」が確実で最も重要な取組であることから,そのきっかけづ
くりの一つとして,優れた取組を募集し,顕彰する取組の拡大を図る。
3
地域に根ざした再生可能エネルギー等の導入と持続的利用の推進
地域にあるエネルギー資源をその地域の暮らしに取り入れ,地域の持続的な発展に
つなげていくため,市町村や関係団体と連携しながら,地域における検討組織に対
する支援を行うとともに,県がプラットホームとなって組織同士の連携や情報共有
を図る。
4
環境と防災に配慮したエコタウンの形成促進
再生可能エネルギーやエネルギーマネジメントを活用したまちづくりに向けた市
町村の取組を支援するとともに,災害時のエネルギー確保に向けた設備補助などに
より市町村等を支援する。また,エコタウン形成と併せて県有地や県有施設及び災
害公営住宅などの公有財産を活用した太陽光発電設備の導入を促進する。
5
水素エネルギー利活用の普及促進
利用段階で二酸化炭素を排出しない水素エネルギーの利活用の普及促進に向け,県
の取組姿勢や関連施策の方向性を示す「(仮称)みやぎ水素エネルギー利活用推進ビ
ジョン」の策定や燃料電池自動車(FCV)の普及促進に向けた協議会の設置・運
営を行うほか,水素エネルギーの認知度向上や利活用拡大を目的とした普及啓発イ
ベントを開催する。
36
主
事
業
要
事
業
概
要
<再エ1>
ビ ○ 復 ○ 環 ○産
名 再生可能エネルギーを活用した地域復興支援事業
担 当 課 室 ・ 班 再生可能エネルギー室 推進班 (内線2654)
H27当初予算額
事
事業期間 平成25年度~平成27年度
業 主
体 県,市町村,民間事業者
補助・単独の別 県単独事業
根
事業目 的
事
業
計
画
拠 法
21,293千円
補 助 率 -
令 宮城県再生可能エネルギー等・省エネルギー促進条例
震災からの復興を契機として,新たな都市基盤に再生可能エネルギーの活用を組み込んだまちづ
くりを積極的に推進する必要があることから,市町村等における機運醸成や体制整備,事業可能性
調査等の取組を支援し,宮城県震災復興計画の復興のポイントに掲げる「再生可能なエネルギーを
活用したエコタウンの形成」の実現を図る。
1 エコタウン形成支援事業(8,307 千円)(環境税)
(1)エコタウン形成実現可能性調査等事業補助金【6,000 千円】
(環境税)
復興に向けた新たなまちづくりが本格化する中で,県内におけるエコタウン形成の動きを拡大さ
せるため,市町村を構成員に含む団体に対し,地域特性に応じた再生可能エネルギーやエネルギ
ーマネジメントシステムを活用したエコタウン形成のための実現可能性調査等に対する経費を補
助する。
(補助率 10/10 ,補助上限300万円(2か所程度)
)
(2)再生可能エネルギー推進地域協議会形成支援事業補助金【900 千円】
(環境税)
地域の特性を踏まえた再生可能エネルギーを利活用する取組を促進するため,地域内の主体が集
い検討する組織体の運営費を補助する。(補助率10/10,補助上限30万円(3カ所程度)
)
(3)エコタウン推進委員会事業【760 千円】
(環境税)
ダメだっちゃ温暖化県民会議の「エコタウン推進委員会」において,自治体職員の資質向上を図
るため,研修会や講演会等を行う。
(4)エコタウン広報事業(復興エネルギーパーク)
【647 千円】
(環境税)
県内のエコタウン形成や再生可能エネルギー導入にかかる優れた取組を県内外に普及するため
印刷物を作成する。
2 災害公営住宅屋根貸し支援事業(2,095 千円)(環境税,一般財源,財産収入)
(1)災害公営住宅屋根貸し支援事業【895 千円】(環境税)
災害公営住宅の屋根貸し事業を実施するため,事業者選定手続きや対象住宅の入居者,市町等関
係者調整を実施する。
(2)災害公営住宅の屋根貸し事業における漏水原因調査事業【1,200 千円】(一般財源)
屋根貸し事業の実施にあたり,漏水時の原因調査について,県が費用を一時負担する形で第三者に
委託し,当該費用は最終的に関係者協議の上,原因者に対し求償する。
3 用地管理事業(10,891 千円)(財産収入)
旧宮城県農業高等学校正門橋の現況調査及び維持修繕を行う。
資 (1) 国の補助事業等を活用したエコタウン形成の動きのある市町村
仙台市(エコモデルタウンプロジェクト(田子西等)),石巻市(エコ・セーフティタウン事業),
気仙沼市(赤岩港「エコ水産加工団地」プロジェクト),大衡村(F-グリッド構想)
料
(2) 平成26年度のエコタウン形成実現可能性調査等事業補助金の交付団体
① みやぎ県南水素エネルギープロジェクト協議会(大河原町):バイオマス資源を活用した発電
事業及び水素製造事業の可能性の検討・事業化を図るための調査
② おひさま株式会社(東松島市):地域新電力による地域エネルギーの地産地消事業の実現可能
性調査
(3) 平成26年度の再生可能エネルギー推進地域協議会形成支援事業補助金の交付団体
○
アミタ株式会社(南三陸町)
:バイオガス作成の過程で製造される液肥の利用検討
37
主
事
業
要
事
業
概
要
<再エ2>
ビ
名 水素エネルギー利活用普及促進費
担 当 課 室 ・ 班 再生可能エネルギー室 水素社会担当(内線2683) H27当初予算額
事
業 主
拠 法
産
1,500千円
補 助 率 -
令 宮城県再生可能エネルギー等・省エネルギー促進条例
事業 目 的
燃料電池自動車(FCV)や家庭用燃料電池など,水素エネルギーの利活用拡大に向け,震災
復興計画の「発展期」を見据え,創造的復興の一環として,本県を「東北における水素社会先駆
けの地」とするための取組を進めるもの。
1
事
環
事業期間 平成27年度~
体 県
補助・単独の別 県単独事業
根
復
事業の概要
利用段階で二酸化炭素を排出しない水素エネルギーの利活用の普及促進に向け,県の取組姿
勢や関連施策の方向性を示す「
(仮称)みやぎ水素エネルギー利活用推進ビジョン」の策定や
燃料電池自動車(FCV)の普及促進に向けた協議会の設置・運営を行うもの。また,水素
エネルギーの認知度向上や利活用拡大を目的に普及啓発イベントを開催するもの。
業
2 事業内容
(1)(仮称)みやぎ水素エネルギー利活用推進ビジョンの策定
目的: 宮城県における水素エネルギー利活用に関する方向性,施策等の指針を策定する
画
もの。
計
(2) みやぎFCV普及促進協議会の運営
目的: 燃料電池自動車(FCV)の普及促進に向けた施策等の検討のため協議会を設置・
運営するもの。
(3) 水素エネルギー利活用普及促進のためのイベントの開催
目的: 水素エネルギーの認知度向上や利活用拡大に向けた普及啓発イベント(シンポジ
ウム等)を開催するもの。
資
料
38
主
事
業
要
事
業
概
要
<再エ3>
ビ ○ 復 ○ 環 ○ 産
名 住宅用太陽光発電普及促進事業
担 当 課 室 ・ 班 再生可能エネルギー室 推進班 (内線2654)
H27当初予算額 300,000千円
事
事業期間 平成23年度~平成27年度
業 主
体 県民
補 助 率 -
補助・単独の別 県単独事業
根
拠 法
事業目 的
将来にわたり持続的発展が可能な社会形成に向けて,化石燃料の使用を抑え,再生可能エネルギー
等への利用転換を図っていく必要があることから,県内における住宅用太陽光発電システムの普及を
促進する。
1
事
業
計
画
料
住宅用太陽光発電設備への補助 【290,000 千円 】(環境税)
県内における住宅用太陽光発電システムの普及を促進するため,システムを設置した県
民に対し,設置経費の一部を補助する。
<事業内容等>
○補 助 額
6万円/1件(定額) ※ 県内産パネルは2万円上乗せ
○補助件数
約4,600件
○補助対象
以下の条件を満足する太陽光発電システム設置者
・県内に住所を有する個人等であること
・すべての県税に未納が無いこと
・電力会社と電力受給契約を締結していること
・受給開始日が平成27年1月~12月までであること
・システムにより発電する電気が住居部分で消費されること ほか
2
資
令 宮城県再生可能エネルギー等・省エネルギー促進条例
補助事業の事務局業務委託【10,000 千円】(環境税)
円滑な事業執行のため,窓口業務,形式審査などの申請書処理を業務委託する。
① これまでの補助実績
平成23年度 1,035件(2.5万円/設備最大出力1kW当たり(上限10万円))
平成24年度 3,165件(
2万円/設備最大出力1kW当たり(上限 8万円))
平成25年度 5,166件(
6万円/件)
② 平成26年度の補助事業概要
○ 想定補助件数
4,792件
○ 補助額
6万円/件(定額)
○ 補助方式
県の単独補助(国の補助併給可)
○ 補助対象
平成26年1月~12月の間に電力受給を開始した県民
○ 申込期間
平成26年5月12日~平成27年2月27日
39
主
事
業
要
事
業 主
(内線2654)
体 県,市町村,民間事業者
拠 法
要
<再エ4>
H27当初予算額
産
6,038,556千円
事業期間 平成21年度~平成27年度
補助・単独の別 国庫補助事業
根
概
名 地域環境保全特別基金事業費(防災拠点再生可能エネルギー導入促進事業) ビ ○ 復 ○ 環
担 当 課 室 ・ 班 再生可能エネルギー室 推進班
事
業
補 助 率
10/10
令 地域環境保全特別基金条例
事業内 容
東日本大震災による被災地域の復旧・復興や原子力発電施設の事故を契機とした電力需給の逼迫へ
の対応の必要性に鑑み,再生可能エネルギー等の地域資源を活用した災害に強い自立・分散型エネル
ギーシステムの導入等を支援し,環境先進地域の構築に資するもの。
1
公共施設再生可能エネルギー等導入事業【5,827,563 千円】
避難所などの防災拠点施設や非常時でも機能を保持すべき公共施設に,再生可能エネルギ
ーや蓄電池等の導入を行う市町村・一部事務組合に対し経費の補助を行うもの。
<事業内容等>
・事業期間
平成24年度~平成27年度(4か年)
事
・対象施設
公共施設(仙台市を除く)131施設(平成27年度予定)
学校,公民館,避難所,診療施設,庁舎,消防署など
・補 助 率
10/10
業
2 民間施設再生可能エネルギー等導入推進事業【200,000 千円】
避難所などの防災拠点や非常時でも機能を保持すべき民間の施設に,再生可能エネルギー
や蓄電池等の導入等を行う事業者に対し経費の補助を行うもの。
計
<事業内容等>
・事業期間
平成25年度~平成27年度(3か年)
・対象施設
民間施設(原則として仙台市を除く)10施設(平成27年度予定)
画
福祉避難所,医療施設,私立学校,宿泊施設など
・補 助 率
1/2
3 地域資源活用詳細調査事業【2,587 千円】
補助事業の効率性,透明性,優先度の観点から適切な評価を行うため,外部有識者で構成
する評価委員会を開催するもの
※ その他の予算(地域環境保全特別基金積立金の利子)【8,406 千円】(H23GND基金)
平成23年度に積み増しされた再生可能エネルギー等導入地方公共団体支援基金の預金利息
※これまでの実績及び今後の計画
資
料
公
H24年度
うち繰越
H25年度
うち繰越
H26年度
うち繰越
H27年度
計
※
市町村
61
34
133
36
203
11
128
525
事 業 数
共 施 設
事務組合
県
0
1
0
0
3
9
0
0
5
16
0
2
4
6
12
32
民間
施設
0
0
3
0
8
0
10
21
計
62
34
148
36
232
13
148
590
事業費
(千円)
進捗率
(%)
665,248
367,327
2,247,000
559,437
4,796,144
504,910
6,341,169
14,049,561
導入施設数385施設(公共施設364施設,民間施設21施設)
事業数:単年度での「実施設計+工事」,「実施設計のみ」,「工事のみ」の延べ件数)
40
4.7
20.7
54.9
100
環境対策課
[施策体系]
Ⅰ 震災からの復興の実現 3 震災からの復旧・復興と環境保全の実現
■ 大気環境モニタリング事業(震災対応) 復 産
<環対1>
Ⅱ グリーン社会からの実現
5 良好な大気・水環境の確保
◇ 事務費
企
画
指
◇ 公害審査会
導
◇ 公害苦情調査費
大気 環境 保全 対策
大
気
保
全
対
◇ 大気汚染観測局管理 策
◇ 国設ステーション管理 ◇ 大気汚染観測局設置 ◇ 工場事業場規制(大気)
◇ アスベスト対策 〔産〕
◇ 石綿健康被害救済対策推進事業
■ 大気環境モニタリング事業【再掲】 復 産
<環対1>
◇ 工場事業場規制(騒音)
騒 音 ・ 振 動 対 策
◇ 高速交通騒音対策 悪
水 環 境 保 全 対 策
臭
防
止
対
◇ 工場事業場規制(悪臭) 策
自動車交通公害防止対策
◇ 自動車交通公害防止対策事業
水
◇ 公共用水域水質監視測定事業 質
保
全
対
策
◇ 工場事業場規制(水質) ■ 豊かなみやぎの水循環創造事業
(流域水循環計画策定事業)
ビ
<環対2>
■ 閉鎖性水域水質保全事業 ビ
閉鎖性水域環境保全対策
<環対3>
松島湾水質モニタリング調査事業,
釜房ダム貯水池水質保全対策事業
◇ 釜房ダム自然汚濁負荷調査事業
環 境 安 全 対 策
地
盤
沈
下
対
策
◇ 地盤沈下防止対策事業
化
学
物
質
対
策
◇ 有害大気汚染物質モニタリング事業
◇ 化学物質管理促進(PRTR)事業 産
◇ 化学物質環境汚染実態調査 ◇ 大気ダイオキシン類調査事業
ダ イ オ キ シ ン 類 対 策
◇ 水質ダイオキシン類調査事業
土
壌
汚
染
対
◇ 土壌汚染対策事業
策
◇ 地下水水質監視測定
◇ 大規模工場等環境管理事業
大規模工場等環境管理
環
境
管
◇ 環境影響評価審査事業
理
◇ 運営管理費
保健環境センター事業
◇ 庁舎管理費 ◇ 調査研究費
◇ 機器整備費 ◇ 特定化学物質検査棟管理運営
◇ 放射能被害対策費
<>は事業概要ページの
右上番号に対応
注)■は主要事業
宮城の将来ビジョン推進事業
ビ
復
宮城県震災復興推進事業
産
産業廃棄物税充当事業(一部充当事業含む)
41
[施策の概要]
1
大気環境保全対策
大気汚染防止法及び公害防止条例に基づき,工場・事業場等の監視指導及び大気汚染常時監視シス
テムによる大気汚染状況の広域的な監視測定を行うとともに,光化学オキシダント等に係る緊急時の
注意報発令等を行う。
また,騒音・振動,悪臭に係る特定施設を有する特定工場等の監視指導等を行うとともに,自動車
交通に伴う環境負荷を低減するための「自動車交通環境負荷低減計画」の最終年度であることから,
計画の点検評価及び今後に向けた検討作業を行う。
さらに,被災地においてアスベストのモニタリングを実施するとともに,建築物解体工事等が適切
に行われるようパトロール調査を行うなど,アスベスト飛散防止対策に努める。
2
水環境保全対策
水質汚濁防止法や公害防止条例に基づく工場・事業場への立入検査,公共用水域及び地下水の水質
汚濁の状況の常時監視を行うとともに,閉鎖性水域の水質保全を推進する。
また,地盤沈下の未然防止を図るため,工場・事業場等に対する地下水揚水の規制や削減指導を行
うとともに,地盤沈下による地表面の変動を観測する水準測量や観測井による地下水位の観測等を実
施する。
さらに,ふるさと宮城の水循環保全条例の規定による宮城県水循環保全基本計画に基づき,健全な
水循環の保全を図るため,既に流域計画を策定した鳴瀬川,北上川,名取川については会議を開催し
進行管理や意見交換,情報交換を行う一方,他の流域計画の策定の準備作業を行う。
なお,宮城県水循環保全基本計画については,平成27年度で期間満了を迎えることから,計画期
間を5年延伸するとともに,近年の水循環の動向等を踏まえ,変更が必要な箇所について,計画内容
を一部変更する。
3
環境安全対策
ダイオキシン類対策特別措置法に基づく特定施設への立入検査並びに大気・水質及び土壌のダイオ
キシン類による汚染状況の常時監視を実施する。
また,トリクロロエチレン等の有害大気汚染物質の監視を実施するほか,PRTR制度に基づく届
出及び「宮城県化学物質適正管理指針」の普及・定着等を通じて,化学物質の排出量等の実態把握及
び危害の未然防止に努める。
さらに,土壌汚染対策法に基づく汚染土壌の把握や人の健康被害防止のための措置に係る必要な指
導を行うほか,公害防止協定締結事業所の事前協議等の進行管理や必要な指導等及び新規立地事業所
との協定締結協議等を実施する。
4
環境管理
環境に著しい影響を及ぼすおそれのある大規模開発事業等の実施に際し,事業者自らが,あらかじ
めその事業に係る環境への影響について,調査,予測及び評価を行い,事業に係る環境の保全につい
て適正に配慮することを推進するため,「環境影響評価法」及び「環境影響評価条例」等,環境影響
評価制度の適切かつ円滑な運用を図る。
また,新たに立地する事業所には「事業活動における環境配慮推進ガイドライン」に基づく環境配
慮基本協定の締結等により環境配慮を促す。
5
保健環境センター事業
保健環境分野における試験研究機関としての役割を担い,生活衛生,環境対策,廃棄物対策,健康
対策などに係る各種行政検査を行うとともに,関連する調査研究を実施する。
また,保健所等の県内関係機関への技術支援やデータを提供する。
42
主
事
業
名
環境対策課
事
県
主
体
事
業
概
要
<環対2>
大気環境モニタリング事業(震災対応)
担当課室・班
業
要
大気環境班(内線 2665)
ビ
H27当初予算額
事業期間
産 ○
2,133 千円
平成23年度~
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
大気汚染防止法
事
業
目
的
東日本大震災の被災地において建築物等の解体作業が継続することが見込まれるため,解体作業に
伴い発生するアスベスト粉じんの住民等への暴露が懸念されることから,大気環境中アスベストモニ
タリングを実施することにより,生活環境の保全状況を把握するもの。
事
業
法
令
補 助 率
復 ○ 環
-
アスベストモニタリング(産廃税充当)
測定地点及び回数
沿岸部2市 6地点×年4回(石巻市4地点,気仙沼市2地点)
【参考】
H26測定地点
石巻市 石巻小学校,総合福祉会館みなと荘,大街道小学校,渡波小学校
気仙沼市 気仙沼中学校,鹿折中学校
H27測定地点は,4月以降に2市と調整の上,選定する予定
計
画
○
資
料
平成25年度内に二次仮置き場での震災廃棄物処理が終了したため,アスベスト以外のモニタリン
グは平成25年度で終了した。
※二次仮置き場;亘理名取ブロック4箇所,石巻ブロック1箇所,気仙沼ブロック3箇所
○ これまで宮城県が実施した以下の測定結果では,特に生活環境保全上の支障は認められていない。
平成23年度
大気汚染測定車によ 10地点3回
る大気環境の測定
有害大気汚染物質
6地点
モニタリング
ダイオキシン類
3地点
平成24年度
夏4地点,冬5地点
平成25年度
8地点4回
平成26年度以降
-
夏3地点,冬4地点
-
-
夏5地点,冬5地点
夏8地点,秋3地点
-
アスベスト
モニタリング
環境10地点3回
9地点1回
解体現場2地点
環境 9地点3回
10地点1回
解体現場他9地点
環境10地点年4回
環境 6地点年4回
延べ
延べ
延べ
41地点
46地点
43
解体現場他3地点
43地点
延べ
24地点
主
事
業
名
要
事
業
概
要
豊かなみやぎの水循環創造事業 (流域水循環計画策定)
<環対2>
ビ ○ 復
担当課室・班
環境対策課・環境影響評価班(内線2667)
H27当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
補助・単独の別
県単独事業
根
ふるさと宮城の水循環保全条例
事
業
目
的
事
業
拠
法
令
補 助 率
環
産
6,200千円
平成18年度~
-
健全な水循環を保全するため,議員提案により制定された「ふるさと宮城の水循環保全条例」(H
16.6.22)第7条に基づき,計画的な用水の活用による水循環への負荷の低減と,豊富な生物が生息
できる環境の確保などを総合的,計画的に推進するため「宮城県水循環保全基本計画」を策定した
(H18.12.12)。
基本計画では,流域ごとの「流域水循環計画」の順次策定と合わせ,関連する施策を整理した上
で,NPO等の活動を取り入れて,水循環の保全の観点から効果的・具体的に推進していくとして
いる。
今後,条例第12条に基づき,流域ごとに「流域水循環計画」を順次策定するとともに,すでに策
定した鳴瀬川,北上川,名取川の各流域水循環計画について,進行管理により効果的かつ具体的に
計画を推進していくこととしている。
宮城県水循環保全基本計画については,平成27年度で期間満了を迎えることから,計画期
間を5年延伸するとともに,近年の水循環の動向等を踏まえ,変更が必要な箇所について,計
画内容を一部変更する。また,既に策定した鳴瀬川,北上川,名取川の各流域計画については,会
議を開催するなどし進行管理する。
1
宮城県水循環保全基本計画の一部変更
平成27年度で策定から計画期間の10年が経過し,期間満了を迎える宮城県水循環基本計画
については,計画のこれまでの成果を検証するとともに,必要に応じて管理指標等を見直しする
等計画を一部変更する作業を行う。
2
画
流域水循環計画推進会議の開催
流域計画を策定済みの3流域について,関係機関や関係団体を参集した推進会議を開催し,流
域計画に記載した取組の実施状況等の進行管理,意見交換による新たな取組の検討等を行う。
資
<各流域水循環計画の策定>
水循環保全基本計画の中で県内を5流域に区分し,水循環の現状について「清らかな流れ」,「豊
かな流れ」,「安全な流れ」,「豊かな生態系」の4つの要素で流域を評価し,その総合評価の低かっ
た流域から順次流域水循環計画を策定することとしている。
平成22年度末までに3流域(①~③)の計画を策定している。
計
流域計画策定済
料
流域計画未策定
平成20年度 ①鳴瀬川流域
平成22年度 ②北上川流域
③名取川流域
④南三陸海岸流域
⑤阿武隈川流域
44
主
要
事
業
概
要
<環対3>
事業名
閉鎖性水域水質保全事業
担当課室・班
環境対策課 水環境班 (内線 2666)
H27 当初予算額
事業主体
県
事業期間
補助・単独の別
県単独事業
根拠法令
環境基本法(水質環境基準),水質汚濁防止法,湖沼水質保全特別措置法
事業目的
事
業
計
画
【重点事業】 ビ
補助率
○
復
環
産
8,285 千円
平成 5 年度 ~
_
湖沼・内湾・内海など水の出入りが少ない水域(閉鎖性水域)は,汚濁物質が蓄積しやすいため水質
汚濁が進行しやすく,一旦進行するとその水質改善は容易に図られない。宮城県では,閉鎖性水域の中
でも,松島湾,釜房ダム貯水池等の水質改善が求められており,これらの閉鎖性水域における水質保全
事業を展開していく。
(1) 松島湾水質モニタリング調査事業(閉鎖性水域水質保全事業 3,242 千円)
松島湾では,悪化した水質や底質を改善するため,平成 6 年に「松島湾マスタープラン」を策定
し,下水道整備や浚渫等の事業を推進しながら,水質への影響をモニタリングしてきている。しかし,
赤潮構成種は減少傾向にあるものの,目標の水質(COD;2.0mg/L)に到達できておらず,横ばい
の状況にあった。水質は震災後に一時的に悪化したものの震災前の状態に回復しているが,目標水質
に到達してないことや底質の悪化が確認されていることなどから,継続してモニタリング調査を行い
松島湾の現況を把握し,負荷削減対策や環境保全対策を検討していく。
【事業内容】
① 水質・底質調査
② 底生生物・プランクトン相調査
(2) 釜房ダム貯水池水質保全対策事業
(閉鎖性水域水質保全事業 243 千円+釜房ダム自然汚濁負荷調査事業 4,800 千円)
釜房ダム貯水池は,利水上の重要性から昭和 62 年度に湖沼水質特別措置法に基づき,水質の保全
が特に必要な湖沼の指定を受け,以来,湖沼水質保全計画を定めて水質保全対策を総合的かつ計画的
に進めている。しかし,環境基準(COD75%値;1mg/L)と現状の水質にかい離があることから目標
値(COD;2.46mg/L)を定め,第 6 期水質保全計画(計画期間:H24-H33 年度)に基づき,各種
水質保全計画を推進していく。
【第 6 期計画の主な内容】
① 生活排水処理施設の整備
② 家畜排せつ物の適正処理
③ ダム貯水池対策(ばっ気装置の運用,貯砂ダムの浚渫)
④ 自然汚濁負荷対策(森林整備計画の推進)
【事業内容】
面源負荷対策広報(パンフレット作成等)
,養魚場調査,水辺教室,森林由来自然負荷調査
(3) 伊豆沼・内沼の水質保全対策
(伊豆沼・内沼自然再生推進事業(自然保護課)の一部執行委任 2,831 千円 )
平成 20 年度に自然再生法に基づく「伊豆沼・内沼自然再生事業計画」を定め,マコモ植栽やハス
刈取といった自然再生事業を行っている。このような中,伊豆沼の COD75%値は,過去 10 年間 9.0
~11mg/L で推移し,B 類型環境基準(5mg/L)を達成できておらず,横ばいの状況にある。そのた
め,この計画の一環として水質改善策を検討してきた。平成 27 年度においては,沼内の流況調査等
を行い,伊豆沼の水質保全のための管理手法の検討及びモニタリングを実施する。
各閉鎖性水域の水質経年変化 (COD:有機汚濁物質の指標,単位 mg/L)
参
考
資
料
COD(75%値)
基準値
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
H25
松島湾(湾内平均)
2
2.4
2.5
2.7
2.8
2.7
2.6
2.8
3.2
2.9
2.8
釜房ダム貯水池
1
2.7
2.7
2.6
2.2
2.3
2.5
2.6
2.5
2.4
2.5
伊豆沼
5
11
9.8
9.3
9.0
9.8
9.9
9.2
9.6
9.4
11
※H23 の松島湾は,3 地点,2 回/年の測定結果。
45
原子力安全対策課
[ 施 策 体 系 ]
Ⅰ
震災からの復興の実現
1
東 京 電力 福 島第 一 原子 力 発電 所 事故 へ の対 応
放 射 線 等 広 報 対 策
■ 放 射線 ・ 放射 能 広報 事 業 【広 】
放 射 能 被 害 対 策
■ 福 島第 一 原発 事 故損 害 賠 償請 求 支援 事 業 <原 対2 >
■ 除 染対 策 支援 事 業
<原 対1 >
<原 対3 >
◇ 環 境審 議 会放 射 能対 策 専 門委 員 会議 費
Ⅲ
安全安心社会の実現
5
女 川 原子 力 発電 所 周辺 の 安全 確 保と 原 子力 防 災体 制 の整 備
原 子 力行 政 の総 合 調整
安全確保対策
◇ 管 理事 務
環境保全会議の開催
◇ 環 境保 全 監視 協 議 会【 広 】
◇ 環 境調 査 測定 技 術 会【 広 】
◇ 環 境放 射 能監 視 検 討会
◇ 安 全性 検 討会 【 広 】
環 境 放 射 能 の 監 視
◇ 環 境放 射 能水 準 調 査【 広 】
測 定 等 の 実 施
■ 環 境放 射 能測 定 【 監】
・ 監視 測 定
・ 測定 機 器整 備
<原 対5 >
◇ 研 修事 業
環 境 放射 線 監視 センター
◇ 管 理事 務
◇ 庁 舎管 理
広 報 調 査 等
◇ 原 子力 広 報調 査 事 業【 広 】
■ 原 子力 広 報事 業 【 広】
<原 対1 >
◇ 原 子力 広 報連 絡 調 整事 業 【広 】
◇ 原 子力 広 報交 付 金 交付 事 業
<原 対
■ 緊 急時 防 災体 制 整 備事 業 【緊 】 4 -1 >
・ 地域 防 災計 画 改 訂事 業
・ 緊急 被 ばく 医 療 体制 整 備事 業
・ 原子 力 防災 人 財 育成 事 業
緊 急 時安 全 対策
■ 原 子力 防 災訓 練 【 緊】
注)
は 震災 復 興推 進 事業
【 広】 は 「 放射 線 ・放 射 能広 報 事業 」 の構 成 事業
【 緊】 は 「 原子 力 防災 体 制整 備 事業 」 の構 成 事業
【 監】 は 「 環境 放 射能 等 監視 体 制整 備 事業 」 の構 成 事業
<4 -2 >
■ 緊 急時 通 信連 絡 網 整備 事 業【 緊 】
・ 緊急 時 通信 連 絡 網整 備
<4 -3 >
・ SP E ED I 管 理
■ 防 災活 動 資機 材 整 備事 業 【緊 】 <4 -4 >
■ 緊 急時 医 療施 設 等 整備 事 業【 緊 】
<4 -5 >
■ 緊 急事 態 応急 対 応 拠点 管 理費 【 緊】
46
[事業の概要]
1
放射線等広報対策
東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い放出された放射性物質に対する県民不安を払拭するため,
「放射能情報サイトみやぎ」や各種広報媒体等を利用し,放射線・放射能の測定結果などの情報を一
元化し,正確,かつ迅速に提供するとともに,放射線・放射能に関する正しい知識の普及・啓発を行
う。
2 放射能被害対策
(1)民間事業者等の損害賠償請求への支援
東京電力株式会社福島第一原発事故被害に対応するため,民間事業者等が行う東京電力株式会社への損害
賠償請求等に対し,圏域単位での研修会の開催や電話相談などを通じてきめ細かな支援を行うとともに,
「東京電力福島第一原子力発電所事故対策みやぎ県民会議」において市町村・関係団体等と連携を図りなが
ら,事故被害対策の総合的な取組を進める。
(2)放射線量低減化対策の推進
東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い放出された放射性物質による環境の汚染に対し,県民
の放射性物質によるリスクを低減し不安を解消するため,「放射性物質汚染対処特措法」に基づく
「汚染状況重点調査地域」の指定を受けて除染等に取り組む市町への支援を行うとともに,それ以外
の市町村における線量低減対策への支援を行う。
3
原子力行政の総合調整
宮城県における原子力行政に関する施策を総合的かつ効果的に推進するため,関係課所及び関係機
関と連携を図る。
4
女川原子力発電所周辺の安全確保の推進
地域住民の健康を守り生活環境の保全を図るため,「女川原子力発電所周辺の安全確保に関する協
定」の適正な運用を行うとともに,環境放射能(線)の監視測定を実施し,その結果については,環
境調査測定技術会及び環境保全監視協議会での評価・確認を経て公表する。
5
原子力広報調査等の推進
女川原子力発電所周辺地域住民に対し,安全確保に関する情報の提供を行うほか,広く県民に対し,
原子力に関する知識を普及するための広報を行う。
6
緊急時安全対策の推進
宮城県地域防災計画[原子力災害対策編]を原子力災害対策指針の改定に基づいて随時修正を行い,
内容の充実を図るとともに,原子力防災訓練の実施や防災従事者を各種防災研修会へ派遣するなど計
画の実効性を高める。
47
主
事
業
名
要
事
業
概
要
放射線・放射能広報事業
<原対1>
ビ
復 ○ 環
産
原子力安全対策課原子力安全対策班(内2607)
担当課室・班
事
業
主
体
H27当初予算額
県
事業期間
平成23年度~
補助・単独の別
国庫補助(交付金),国庫委託金,単独
根
拠
広報・調査等交付金交付規則ほか
事
業
目
的
東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う県民の放射線・放射能に対する不安は収束の傾向が見
られているが,いまだに不安を抱く県民もいることから,放射線・放射能の測定を行い,その結果を
正確に,かつ迅速に提供するとともに,放射線・放射能に関する各種の広報を実施し,県民に対する
正しい知識の普及啓発を図り,不安の払拭に努める。
1
法
令
補 助 率
41,225千円
10/10
東京電力福島第一原子力発電所の事故対策を中心とした広報
(1) 「放射能情報サイトみやぎ」の運営【3,613千円】
平成23年9月に開設した宮城県の放射線・放射能に関するポータルサイト「放射能情報サイトみや
ぎ」の保守管理を行い,測定結果などの情報を一元化し,正確かつ迅速に発信する。
事
(2) 「放射線・放射能に関するセミナー」の開催【800千円】
県民対象の「放射線・放射能に関するセミナー」を平成26年度に引き続き開催する。講師は県内外の
有識者とし,放射線技師会による相談コーナーも併せて開催する。
業
計
(3) 「みやぎ出前講座」による団体への講師派遣【121千円】
「みやぎ出前講座」の1メニューとして設けた「放射線・放射能について」に申込みのあった県内各地
の団体等へ職員を派遣し,放射線・放射能の基礎知識を解説することにより,正しい知識の普及啓発を図
る。
画
(4) 放射線・放射能に係る測定結果の広報【13,447千円】
配備した放射線・放射能測定機器のメンテナンス等を行い正確な測定を実施するとともに,測定結果を
県民に対し,正確かつ迅速に提供する。また,原子力規制委員会から「環境放射能水準調査」を受託し,
県内の空間放射線量や環境放射能の測定を実施し,その結果を県民に提供する。
(5) 放射線・放射能に関するパンフレットの作成等【410千円】
放射線・放射能に関するパンフレットを作成し,市町村等に配置するとともに出前講座等で活用する
ことにより,放射線・放射能に関する正しい知識の普及啓発を図り,県民の不安の払拭に努める。
(6) 環境審議会放射能対策専門委員の設置【624千円】
環境審議会に設置した放射能対策専門委員に対し,県内の放射線・放射能に関する測定及び線量低減
化対策等について報告し,同委員による専門的見地からの助言を県の施策に反映させるとともに,その内
容を県民に広く周知する。
2
東北電力女川原子力発電所周辺地域の監視を中心とした広報【22,210千円】
東北電力女川原子力発電所周辺地域を中心とした住民に対し,放射線・放射能の知識を正しく理解してい
ただくため、パンフレットの作成などを行う。また、周辺環境の放射線、環境資料中の放射能、温排水調査
結果の情報提供を行う。
各種広報事業を実施することにより,周辺住民を含めた県民の不安払拭を図る。
なお,詳細は「原子力広報事業」のとおり。
資
料
48
主
事
業
名
要
事
業
概
要
原子力広報事業
<原対1-1>
ビ
担当課室・班
原子力安全対策課原子力安全対策班(内2607)
H27当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
産
22,210千円
昭和49年度~
補助・単独の別
国庫補助(交付金)
根
拠
広報・安全等対策交付金交付規則,電源立地地域対策交付金交付規則
事
業
目
的
女川原子力発電所は,女川町及び石巻市に地元町の誘致,県の合意を経て立地し,昭和59年から
運転を開始している。これに加え,東日本大震災に伴う,東京電力福島第一原子力発電所事故の影響
が本県にも広範囲に及んでいる実態があり,放射能に関する正しい知識の広報はますます重要となっ
ている。そのため,環境放射線の測定など,県実施の対策,原子力や放射能・放射線等に関する各種
の広報事業を実施して,放射能に対する県民の正しい理解を促進する。
事
業
法
令
補 助 率
復 〇 環
10/10
(1)広報誌「原子力だよりみやぎ」等の発行【8,109千円】
女川原子力発電所に関して,周辺地域住民の理解と協力を得るため,広報誌「原子力だよりみ
やぎ」を年4回発行する。
内容は,県と東北電力㈱が測定している環境放射能及び温排水調査結果のほか,女川原子力発
電所の運転状況,エネルギー・原子力・放射能に関する説明や用語解説等を掲載。
(2)インターネットを用いた情報発信【0千円】
県等が原子力発電所の安全対策として実施している環境放射線測定等のデータをはじめ,女川
原子力発電所に関する各種情報について,インターネットから情報を発信し,迅速・的確な地域
住民等への情報提供を実施する。
計
画
(3)各種会議の開催【7,941千円】
「女川原子力発電所周辺の安全確保に関する協定書」に基づき,環境保全監視協議会と環境調査
測定技術会を設置しており,四半期毎に環境放射能と温排水の測定方法及び結果の取りまとめの評
価を行っている。
また、女川原子力発電所2号機に係る原子炉施設の変更に係る事前協議に回答するにあたり、専
門家による安全性検討会を設置し、東日本大震災後の施設の健全性と新規制基準に適合することに
より向上する安全性を確認する。
(4)パンフレット等の作成【916千円】
放射性物質の正しい知識を盛り込んだリーフレットを作成し,県民に対して原子力と放射線に関
する正しい知識の周知を図る。
また,宮城県原子力行政の概要をまとめた「宮城県の原子力行政」(毎年1回)を発行する。
(5)その他【2,384千円】
・環境情報センターの原子力広報展示物の整備
・広報活動運営事務費等
資
料
49
主
事
業
名
要
事
業
概
要
<原対2>
福島第一原発事故損害賠償請求支援事業
ビ
復 ○ 環
担当課室・班
原子力安全対策課事故被害対策班(内 2340)
H27 当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
2,367千円
平成 23 年度~
補助・単独の別
単独
根
拠
東京電力福島第一原子力発電所事故対策みやぎ県民会議会則
事
業
目
的
東京電力株式会社福島第一原発事故被害に対応するため,「東京電力福島第一原子力発電所事故対
策みやぎ県民会議」において市町村・関係団体等と連携を図りながら,事故被害対策の総合的な取組
を進めるとともに,民間事業者等が行う東京電力株式会社への損害賠償請求等に対し,圏域単位での
研修会の開催や電話相談などを通じてきめ細かな支援を行う。
法
1
○
令
補 助 率
産
-
民間事業者の損害賠償請求に対する各種支援
民間事業者に対して,仙台弁護士会の協力を得て圏域単位で損害賠償の基礎知識や具体的
事例についての研修会・法律相談会を行い,損害賠償請求の促進を図る。
○
個別に損害賠償請求を行う個人及び個人事業者からの相談等に対して,引き続ききめ細かい対
応を行うとともに,県や関係機関の支援内容,相談窓口,具体的事例について,ホームページや
県政だより・チラシ等により積極的に周知していく。
○
業種別の研修会やADRセンター職員等による相談会を開催するほか,民間事業者等からの要
望に応じて東京電力に対する集団での協議等の取組を支援していく。
事
業
平成26年度
平成27年度(予定)
支 援 内 容
計
画
2
○
○
資
料
開催場所
回数
参加者数
開催場所
東京電力による説明会・相談会
県内7圏域
7
57名
-
弁護士等による研修会・相談会
県内7圏域
7
123名
圏域毎
業種別研修会( 弁護士)
-
-
-
仙台圏域
和解仲介申立相談会( ADR職員)
-
-
-
圏域毎
みやぎ県民会議の企画・運営
原子力発電所事故に係る被害対策の総合的な調整や情報共有を図るほか,自治体等の損害賠償
請求の今後の進め方などについて意見交換を行う。
なお,議題の重要度等によって,構成団体担当者による幹事会の開催に代えるなど,機動的な
運営を図る。
《みやぎ県民会議の概要》
□ 設立:平成 23 年 9 月 12 日(発起人:知事)
□ 62 団体(県,35 市町村,26 民間団体),有識者 2 名※会長:知事,副会長:須藤宮城県環境審議会会長
□ 開催状況 平成 26 年 3 月まで6回開催
50
主
事
業
名
要
事
業
概
要
<原対3>
除染対策支援事業
ビ
担当課室・班
原子力安全対策課事故被害対策班 (内線2340) H27当初予算額
事
県
業
主
体
事業期間
復 ○ 環
産
3,207千円
平成23年度~
補助・単独の別
単独
根
拠
放射性物質汚染対処特措法
事
業
目
的
東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い放出された放射性物質による環境の汚染に対し,県民
の放射性物質によるリスクを低減し不安を解消するため,放射性物質汚染対処特措法に基づく「汚染
状況重点調査地域」に指定された市町の除染対策及びそれ以外の市町村が実施する線量低減対策に支
援するもの。
法
令
補 助 率
1
除染支援チームの派遣【1,604千円】
放射性物質汚染対処特措法に基づく汚染状況重点調査地域に指定されている市町(8市町)の円
滑な除染の推進を支援するため,関係職員で構成する除染支援チームを派遣し,除染実施計画の変
更,除染の実施,除去土壌等の処分に至るまで,国との調整,説明会・協議会へ同席するなどの支
援を行いながら,市町と一体となって除染を推進する。
※ 汚染状況重点調査地域指定市町:白石市,角田市,栗原市,七ヶ宿町,大河原町,丸森町,亘
理町及び山元町(石巻市は平成25年6月25日に指定解除)
2
除染アドバイザーの委嘱【120千円】
汚染状況重点調査地域の指定市町及び県有施設の除染に対する意見聴取や汚染状況重点調査地域
に指定されていない市町村における必要な放射線量低減対策への助言など,委嘱した除染アドバイ
ザーの現場派遣や意見聴取を行い,円滑な除染を推進する。
3
市町村職員等除染研修会の開催【128千円】
汚染状況重点調査地域指定市町の職員等に対し,放射線・放射能に関する基礎的事項や除染業務
に係る実務や技術的事項等,市町村の要望を踏まえて研修会を開催する。
4
測定機器の保守点検等【850千円】
除染の際の測定やマイクロホットスポットの状況把握等に使用するNaIシンチレーションサー
ベイメータについて保守点検等を実施する。
事
業
計
画
※
資
料
上記1~4の金額の合計は,この他に事務費があることから,当初予算額と一致しない。
(放射性物質汚染対処特措法に基づく除染の流れ)
重点調査地域
の指定
調査測定の
実施
除染実施計画
の策定
51
除染の実施
除去土壌等
の処理
主
事
業
名
要
事
業
概
要
原子力防災体制整備事業
<原対4>
ビ
担当課室・班
原子力安全対策課原子力防災対策班(内2341)
H27当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
産
317,092千円
昭和49年度~
補助・単独の別
国庫補助(交付金)
根
拠
災害対策基本法,原子力災害対策特別措置法,地域防災計画,原子炉発電施設等緊急
時安全対策交付金交付規則
事
業
目
的
国の原子力災害対策指針(H24.10策定,H25.2・6・9改正)を受けて策定した宮城県地域防災計画(原
子力災害対策編)に基づき,東北電力女川原子力発電所周辺地域の防災対策を整備する。
事
業
計
画
法
令
補 助 率
復 〇 環
10/10
(1)緊急時防災体制整備事業(防災研修調査等事業)【24,669千円】
緊急被ばく医療体制の整備・充実を図るため,被ばく医療関係機関,消防機関等を対象に「緊急
被ばく医療ネットワーク会議」を開催し,意見交換を行うほか,各種原子力防災研修などにより,
緊急事態に対応可能な人材を育成する。
(2)緊急時通信連絡網等整備事業【87,177千円】
宮城県地域防災計画〔原子力災害対策編〕に基づき,緊急時に原子力防災関係機関が,相互の情
報連絡を迅速に行うための専用電話等を設置するほか,原子力災害時に放射性物質の濃度や住民の
被ばく線量を迅速に予測する緊急時迅速放射能影響評価システム(SPEEDI)の維持管理を行う。
(3)原子力防災訓練事業【20,297千円】
原子力災害対策特措法及び宮城県地域防災計画〔原子力災害対策編〕に基づき,原子力防災訓練
を実施し、防災関係機関相互の連携による防災体制を確立するとともに、防災技術の向上させるも
の。また、住民の防災意識の醸成を図るもの。
(4)防災活動資機材整備事業【126,260千円】
宮城県地域防災計画〔原子力災害対策編〕に基づき,防災業務関係者が安全確保のために使用す
る防災資機材を整備する。
(5)緊急時医療施設等整備事業【58,689千円】
宮城県地域防災計画〔原子力災害対策編〕に基づき,緊急時被ばく医療機関に医療活動用資機材
等を整備する。
資
料
※
上記1~5の各事業の詳細は別紙のとおり。
52
主
事
業
名
要
事
業
概
要
<原対4-1>
緊急時防災体制整備事業
ビ
担当課室・班
原子力安全対策課原子力防災対策班(内2341)
H27当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
産
24,669千円
昭和58年度~
補助・単独の別
国庫補助(交付金)
根
拠
災害対策基本法,原子力災害対策特別措置法,地域防災計画,原子炉発電施設等緊急
時安全対策交付金交付規則
事
業
目
的
原子力防災関係者の防災技術向上を目的として,各種研修等を受講させ、不測の事態に対応できる
人材を育成する。また,緊急時における医療活動を円滑に実施できるよう緊急被ばく医療体制の整備
を行う。
法
令
補 助 率
復 〇 環
10/10
(1)緊急被ばく医療体制構築支援業務【11,880千円】
県の緊急被ばく医療体制の整備・充実を図るため,被ばく医療関係機関,消防機関等を対象に「緊
急被ばく医療ネットワーク会議」を開催し,関係者間での意見交換を行う。
なお,平成26年度は,安定ヨウ素剤の配布計画などを検討したが,平成27年度は本県の緊急被ば
く医療体制の再構築と緊急被ばく医療マニュアルの改正を行う。
事
業
計
画
(2)原子力防災研修等派遣事業 【3,824千円】
原子力防災に関する各種情報の収集,状況調査等を実施するとともに,原子力防災従事者を,
原子力防災に必要な知識習得のため各種研修・講習会等に派遣するなど,原子力防災体制の充実・
強化を図る。
なお,平成27年度は,310名程度を派遣する予定。
(3)宮城県地域防災計画(原子力災害対策編)の改訂【3,187千円】
福島第一原発事故を踏まえ原子力規制委員会が策定した「原子力災害対策指針」に基づき,平成
26年2月に改定した地域防災計画(原子力災害対策編)を原子力災害対策指針の改定に併せて,随
時改定するもの。
(4)その他【5,778千円】
原子力防災訓練調査に係る旅費など
◎平成27年度開催予定研修一覧
講座名称
研修対象者
研修内容
原子力防災基礎研修
行政職員、警察、消防ほか
原子力災害対応、原子力災害の特徴を学習
災害対策要員研修
行政職員、警察、消防ほか
対策本部要員として原子力災害対応業務能力を習得
本部図上訓練
行政職員、警察、消防ほか
(本部要員)
原子力災害対策要員として必要となる運用知識・能力及
び専門知識。能力を習得
総合研修(放射線基礎知識)※
医療関係者
等
原子力災害時の医療対応、放射線測定実習
専門研修(搬送)※
消防関係者
等
原子力災害時の搬送実習
※研修主体:公益財団法人原子力安全研究協会(被ばく医療)
資
料
<研修受講者数>
H23年度
224名
H24年度
280名
H25年度
200名
H26年度
336名(見込)
H27年度
310名(予定)
53
ほか
等
等
主
事
業
名
要
事
業
概
要
原子力防災訓練
<原対4-2>
ビ
担当課室・班
原子力安全対策課原子力防災対策班(内2341)
H27当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
昭和56年度~
国庫補助(交付金)
根
女川原子力発電所周辺の安全確保に関する協定及び放射線監視等交付金交付規則
法
令
産
20,297千円
補助・単独の別
拠
補 助 率
復 〇 環
10/10
地域防災計画[原子力災害対策編]
事
①緊急時における防災関係機関相互の連携による防災体制の確立
業
②防災業務関係者の防災技術の向上
目
③地域住民の防災意識の醸成
的
<訓練項目及び目的>
(1)緊急時通信連絡訓練
・防災業務従事者の通信連絡内容の習熟を図る。
・迅速かつ正確な情報伝達を検証する。
事
・通信設備・機器など通信手段及び方法の確認を行う。
(2)緊急時モニタリング訓練
・円滑な緊急時モニタリング体制構築に係る確認を行う。
業
・モニタリング及び情報の収集整理・分析評価の技術を習得し、マニュアルを検討する。
(3)災害対策本部等設営訓練
・対策本部の設置手順及び進行イメージの確認を行う。
計
・関係施設、設備、機器等の操作運用技術の習得を図る。
・合同対策協議会との連携を検証する。
(4)原子力災害合同対策協議会等運営訓練
画
・協議会の設置手順及び進行イメージの確認を行う。
・関係施設、設備、機器等の操作運用技術の習得を図る。
・法第10条に定める特定事象が発生した段階から,原子力合同対策協議会の機能班に準じた活
動(準機能班活動)を実施し、その内容を検証する。
・法第15条に定める緊急事態が発生した時点から実施される機能班活動の検証を行う。
(5)緊急時資機材準備訓練
・緊急時に必要となる資機材及び搬送に関する検証を行う。
・資機材準備の手順の確認を行う。
・資機材使用方法を習得する。
(6)広報訓練
・迅速かつ的確な広報実態に係る検証を行う。
・広報文案の確認を行う。
・広報方法・手順等の確認を行う。
54
・関係施設、設備、機器等の操作運用技術の習得を図る。
・プレスでのわかりやすい説明方法等の習得を図る。
(7)避難所設営訓練
・避難所の設営に係る検証を行う
・避難所住民の受け入れ、食糧等必要資機材の手配手順を確認する。
・救護所、自衛隊等関係機関との連携を確認する。
・女川町及び石巻市の広域連携を検証する。
(8)屋内退避、避難訓練
・迅速かつ的確な避難誘導体制の検証を行う。
・退避・避難等の広報手順、方法の確認を行う。
・地域住民に屋内退避、避難の方法などを再確認していただき、防災意識の高揚を図る。
・要援護者の避難の誘導について検証を行う。
(9)緊急時医療活動訓練
・避難所への医療資機材の搬送についての検証を行う
・避難所におけるスクリーニング技術の習得を図る。
・ヨウ素剤搬送の手順の確認を行う。
・避難所での住民メンタルケアへの対応体制を確認する。
・緊急被ばく医療機関における傷病者の搬送・受け入れに係る関係機関の間の連携を検証する。
資
料
55
主
事
業
名
要
事
業
概
要
緊急時通信連絡網等整備事業
<原対4-3>
ビ
担当課室・班
原子力安全対策課原子力防災対策班(内2341)
H27当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
産
87,177千円
昭和49年度~
補助・単独の別
国庫補助(交付金)
根
拠
災害対策基本法,原子力災害対策特別措置法,地域防災計画,原子炉発電施設等緊急
時安全対策交付金交付規則
事
業
目
的
緊急時に原子力防災関係機関と原子力発電所の状況や相互の情報連絡を迅速かつ正確に行うために
専用電話及びファクシミリシステムを設置するほか,原子力災害時に,放射性物質の濃度及び住民の
被ばく線量などを迅速に予測する緊急時迅速放射能影響評価システム(SPEEDI)の維持管理を
行う。
事
(1)緊急時通信連絡網整備事業【60,549千円】
緊急時に17の原子力防災関係機関とオフサイトセンターが,原子力発電所の状況等情報連絡を
相互に迅速かつ正確に行うために専用電話,ファクシミリシステムを設置し,維持管理を行う。
業
法
令
補 助 率
復 〇 環
10/10
関係機関:原対課,東部地方振興事務所,東部地方振興事務所(登米地域事務所),北部地方振
興事務所,気仙沼地方振興事務所,女川町,石巻市(市役所,牡鹿総合支所,雄勝総
合支所),環境放射線監視センター,危機対策課,県警,登米市,東松島市,涌谷町,
美里町,
南三陸町
計
画
(2)緊急時迅速放射能影響評価システム(SPEEDI)整備事業【10,097千円】
原子力発電所から大量の放射性物質が放出される原子力災害時に,放射性物質の濃度及び住民の
被ばく線量などを迅速に予測することが可能な緊急時迅速放射能影響評価システム(SPEEDI)
の維持管理を行う。
(3)固定型衛星電話県庁設置事業【7,033千円】
地上回線を利用した緊急時通信連絡網のバックアップ回線として,固定型の衛星電話の維持管理
等を行う。
(4)モニタリング情報共有システム整備事業【9,498千円】
原子力発電所立地道県と原子力規制庁の間で,放射線量率や環境試料中の放射性物質の濃度等の
測定結果を,通信回線ネットワークを利用して一元管理する。
資
SPEEDIネットワークシステム
原子力施設から大量の放射性物質が放出されたり、あるいはその恐れがある緊急時に周辺
環境における放射性物質の大気中濃度及び周辺住民の被ばく線量などを放出源情報、気象
条件及びデータに基づき迅速に予測するシステム
料
56
主
事
業
名
要
事
業
概
要
防災活動資機材整備事業
<原対4-4>
ビ
担当課室・班
原子力安全対策課原子力防災対策班(内2341)
H27当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
産
126,260千円
昭和58年度~
補助・単独の別
国庫補助(交付金)
根
拠
災害対策基本法,原子力災害対策特別措置法,地域防災計画,原子炉発電施設等緊急
時安全対策交付金交付規則。
事
業
目
的
女川原子力発電所の原子力事故に備えて、女川町、石巻市、石巻消防本部、県警及びUPZ圏内の
市町に、緊急時に使用する資機材を配備するもの。
事
業
計
画
法
令
補 助 率
復 〇 環
10/10
(1)各機関の主な配備品【27,283千円】
○石巻市
・携帯型無線機
・原子力防災資機材倉庫
・災害弱者搬送用車両(牡鹿総合支所)
○石巻消防
・エアーテント
・投光器
・折りたたみ式リヤカー
○大崎,登米,気仙沼消防
・収納保管庫
○県 警
・高感度ガンマ線用サーベイメータ
(2)緊急時モニタリング用線量計【68,040千円】
緊急時防護措置の判断を行うため,概ね5㎞メッシュごとに緊急時モニタリング用の簡易型電子
線量計を配備するもの。
(3)放射線防護対策施設維持管理費補助金【7,303千円(1,217千円/施設)】
早期の避難が困難な住民等のために,学校等を改修した屋内退避施設の維持管理費用を補助する
もの。(女川2施設,石巻4施設)
(4)その他【23,634千円】
・原子力防災車両の車検,自賠責保険料,重量税等
・放射線測定機器保守点検委託料
・消耗品費
資
料
57
主
事
業
名
要
事
業
概
要
緊急時医療施設整備事業
<原対4-5>
ビ
担当課室・班
原子力安全対策課原子力防災対策班(内2341)
H27当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
産
58,689千円
昭和49年度~
補助・単独の別
国庫補助(交付金)
根
拠
災害対策基本法,原子力災害対策特別措置法,地域防災計画,原子炉発電施設等緊急
時安全対策交付金交付規則
事
業
目
的
原子力発電所の事故時に住民の健康を守るための資機材や,汚染検査及び除染等を実施するための
医療活動用資機材等,緊急時の医療設備を地域防災計画(原子力災害対策編)に基づき整備する。
事
法
令
補 助 率
復 〇 環
10/10
(1)緊急時被ばく医療施設への配備品等【21,995千円】
(独)国立病院機構仙台医療センター等に資機材を配備し,緊急時被ばく医療体制の充実を図る。
・ZnSシンチレーション式サーベイメータ
・GMサーベイメータ
・NaIシンチレーション式サーベイメータ
業
計
画
(2)安定ヨウ素剤の購入【8,292千円】
安定ヨウ素剤が使用期限(3年)をむかえるため,更新して配備する。
・ヨウ化カリウム丸
135万丸
・ヨウ化カリウムホエイ
16本
・単シロップ
80本
・注射用水
160本
(3)安定ヨウ素剤の事前配布及び分散配備【15,199千円】
安定ヨウ素剤の事前配布に係る説明会を開催するとともに,安定ヨウ素剤の配布状況を管理する
ため,住民基本台帳ネットワークと連動させるシステム構築に係る費用を補助する。
・システム構築補助額 女川町,石巻市 各200万円
(4)その他【13,203千円】
・地域医療センター維持管理費
・放射線測定機器保守点検費
・光熱費等
資
料
NaIシンチレーションサーベイメータ
GMサーベイメータ
58
主
事
業
名
要
事
業
概
要
環境放射能測定
<原対5>
ビ
担当課室・班
原子力安全対策課原子力防災対策班(内2341)
H27当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
産
203,123千円
昭和56年度~
補助・単独の別
国庫補助(交付金)
根
拠
女川原子力発電所周辺の安全確保に関する協定及び放射線監視等交付金交付規則
事
業
目
的
「女川原子力発電所周辺の安全確保に関する協定書」第3条の規定により策定された「環境放射能
測定基本計画」に基づき,原子力発電所周辺の環境放射線等を継続して監視測定するとともに,老朽
化した測定器等を更新等する。
事
業
計
法
令
補 助 率
復 〇 環
10/10
(1)環境放射能測定事業 【116,389千円】
女川原子力発電所周辺の空間放射線率や環境試料中の放射能測定を,環境放射線監視システム,
積算線量計,移動観測車及びゲルマニウム半導体検出器等を用いて行う。
また,各モニタリングステーションで連続的に監視測定しているデータは,インターネットを利
用しリアルタイムで公開する。
<環境放射線監視>
・環境放射線監視システム(モニタリングステーション13地点)
・可搬型モニタリングポストによる連続測定(5地点)
・移動観測車による線量率測定(24地点,年4回)
<放射能監視>
・ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線核種分析(年125試料)
・ストロンチウム90の分析(年10試料)
・トリチウムの分析(年7試料)
画
(2)環境放射線測定機器整備事業【86,734千円】
<主な購入機器等>
・スクレーバープレート
・Ge半導体検出器ダストヨウ素モニタ(小屋取)
・モニタリングステーション非常用発電機設置工事(石巻市稲井、登米市津山)
<空間放射線監視体制>
資
料
各モニタリング
ステーション
原子力
センター
県庁
59
インターネット
配信
自然保護課
[施 策 体 系]
Ⅱ グリーン社会の実現
自然環境保全対策の推進
健全な生態系の保全と
生態系ネットワークの
形成
(場の確保)
自 然 環 境 保 全 審 議 会
◇ 自然環境保全審議会
自
然
公
園
管
理
事
業
◇ 自然公園管理事業
国
定
公
園
保
全
事
業
◇ 金華山島森林復元事業 ビ
環境保全地域指定・管理事業
<自保1>
■ 環境保全地域指定・管理事業 復
<自保2>
◇ 川崎町公共下水道事業財政援助
(1) 環境保全地域指定等の
効果的な推進
(2) 身近な自然環境の保全
■ 栗駒山自然景観保全修復事業 ビ
豊かなみどり空間の保全・創出
みどりのふるさとづくり促進事業
■ 環境緑化推進事業(百万本植樹事業) ビ 環
みどりのふるさとづくり活動推進事業
■ みんなでやれるっちゃ・宮城のみどりづくり事業 ☆
ビ
(3) 開発行為における環境
配慮への誘導
<自保3>
ビ
■ みやぎの里山林協働再生支援事業 ☆
<自保4>
み ど り の ふ る さ と 保 全 事 業
◇ 七ッ森森林公園整備事業
■ 七ッ森里山環境学習林整備事業 ビ 環
<自保5>
◇ 縄文の森整備事業
み ど り 空 間 保 全 促 進 事 業
◇ 大規模開発指導管理
◇ 林地開発許可事務
生物多様性の保全と
自然環境の再生
(質の確保)
野生生物保護対策の推進
鳥 獣 保 護 区 等 整 備 事 業
◇ 鳥獣保護区等整備事業
野 生 鳥 獣 保 護 管 理 事 業
■ 野生鳥獣保護管理事業 ビ 環
<自保6>
◇ 希少野生動植物保護事業
豊
か
な
自
然
環
境
の
保
全
(1) 生物多様性地域戦略の
推進
■ 野生鳥獣適正保護管理事業 ビ 復 環
<自保7>
■ 野生鳥獣放射能対策事業 復
<自保8>
■ 沿岸被災地における希少野生動植物調査事業 復
(2) 効果的な自然環境再生
の推進
(3) 希少野生生物(生態系)
保護対策の推進
傷病野生鳥獣救護推進事業
■ 環境影響生物基礎調査事業 ビ 環
<自保9>
<自保10>
■ 傷病野生鳥獣救護事業 ビ
<自保11>
◇ 傷害野生鳥獣フォスターペアレント事業 ☆
ビ
(4) 野生鳥獣の適切な保護
管理対策の推進
狩 猟 適 正 化 指 導 等 事 業
◇ 狩猟指導取締事務
◇ クレー射撃場管理事業
自然環境保全・再生の推進
■ 生物多様性総合推進事業 ビ 環
<自保12>
伊豆沼・内沼自然再生推進事業
■ 伊豆沼・内沼自然再生推進事業 ビ
<自保13>
伊豆沼・内沼外来種駆除事業
■ 伊豆沼・内沼よみがえれ在来生物プロジェクト
蒲生干潟自然再生推進事業
◇ 蒲生干潟自然再生推進事業
みどりのふるさとづくり人材育成・支
援事業
■ 森林環境共生育成事業 ビ
自然保護思想等普及・啓発事業
◇ 山岳環境サポート事業
ビ 環
<自保14>
豊かな自然環境を次代
に引き継ぐ基盤づくり
(主体の確保)
(1) 多様な主体との協働に
よる自然環境保全活動の
の推進
生 物 多 様 性 総 合 推 進 事 業
豊かな自然環境の次代への継承
ビ
<自保15>
◇ 自然とのふれあい活動情報支援バンク事業 ☆
(2) 自然とのふれあいの推
進
■ ラムサールトライアングル魅力発信事業 ビ 環
<自保16>
(3) 自然環境の保全に関す
る調査研究体制の充実
野生生物等ふれあい体験・学習施設
管理事業
◇ サンクチュアリセンター管理事業
◇ 蔵王野鳥の森自然観察センター管理事業
■ 野鳥の森再生事業 ビ 産
みどりの空間ふれあい体験・学習施
設管理事業
<自保17>
◇ 県民の森管理事業
■ 県民の森施設改修事業 ビ 環
<自保18>
◇ 宮城県県民の森遊歩道等機能回復事業
○ 凡例
・ ■は主要事業
・ ◇は通常事業
ビ
・ は将来ビジョン推進事業
復
・ は震災復興推進事業
・ は環境税充当事業
環
・ は産廃税充当事業
産
・ ☆は非予算的手法事業
◇ 昭和万葉の森管理事業
■ 昭和万葉の森再生事業 ビ 産
<自保19>
◇ こもれびの森管理事業
<>は事業概要ページの右上
番号に対応
60
[施策の概要]
1
自然保護対策の推進
豊かな自然環境や優れた自然景観が存在する自然公園(国立公園1か所,国定公園2か所,県立自然公園
8か所),県自然環境保全地域(16か所),緑地環境保全地域(9か所)を中心に,関係法令や審議会意見
等に基づき,自然環境と調和するよう各種行為の規制・誘導を図るとともに,特に自然環境・景観の劣化が
著しい地域においては,保全復元のための対策工事や調査等を実施することにより,県内の自然環境の保護
・保全を推進する。
2
豊かなみどり空間の保全・創出
みどり豊かな県土と潤いのある生活環境を創造するため,緑化推進団体の育成や,県民参加の植樹事業を
通じて身近なみどり空間を創出する。
また,企業やNPO等の多様な主体との協働による里山林整備を支援するとともに,県民の森等の豊かな
みどり空間を保全し,自然とのふれあいの場を提供する。
さらに,林地開発行為及び大規模開発行為について法令等に基づき適切な指導,監督を行い,森林の無秩
序な開発を防止し,県土の適正な利用を推進する。
3
野生生物保護管理対策の推進
「第11次鳥獣保護管理事業計画」に基づき,野生鳥獣の安定的な保護及び農林業被害等の防止のため,
野生鳥獣の適切な保護及び管理を行うとともに,鳥獣保護思想の普及啓発を図り,人間と野生鳥獣が共存す
る社会を構築する。また,傷病野生鳥獣について,関係機関・団体等の適切な連携・役割分担による効果的
で機動的な救護を推進する。さらに,自然環境や生物多様性の指標となる希少野生動植物の保護・保全対策
を実施する。
狩猟免許試験や狩猟者登録,狩猟の指導取締り等を行うほか,狩猟者の技術向上を図るための研修施設で
あるクレー射撃場の管理運営を行い,狩猟の適正化を図る。
4
自然環境保全・再生の推進
平成26年度に策定した生物多様性地域戦略を総合的に推進するとともに,生物多様性に関する理解促進
のための普及啓発事業を実施する。また,ラムサール条約湿地である伊豆沼・内沼において,NPOやボラ
ンティア団体等と連携し環境保全活動に努めるほか,自然再生全体構想及び自然再生事業実施計画に基づき,
自然再生事業を進める。
5
豊かな自然環境の次世代への継承
本県の豊かな自然環境を次世代へ良好な状態で継承していくため,自然保護思想の普及啓発を図るととも
に自然とふれあう機会の提供や森林とふれあう活動に対する支援などの事業を実施し,人と自然の共生を目
指した自然保護行政を推進する。また,自然環境学習の拠点施設となる伊豆沼・内沼サンクチュアリセンタ
ーや蔵王野鳥の森自然観察センター,森林レクリエーションや憩いの場である,県民の森,昭和万葉の森,
こもれびの森の運営管理を行う。
61
主
事
業
名
要
事
業
概
要
<自保1>
栗駒山自然景観保全修復事業
ビ ○ 復
自然保護課
事
県
事業期間
補助・単独の別
国庫補助事業(自然環境整備交付金) 補 助 率
45/100
根
拠
自然公園法
事
業
目
的
当該事業地は,郷土文化と強く結びついた貴重な郷土資源であるとともに,学術的にも貴重であ
り,自然公園の中でも特に優れた自然環境を有している。しかし,一部の地域において気象や人的
影響により自然環境の著しい劣化が見られることから,当該地域において,保全修復や復元対策を
実施し,自然環境の保全,修復及び健全な公園機能の維持増進を図るもの。
主
法
体
令
H27当初予算額
産
担当課室・班
業
自然保護班(内線2672)
環
7,765千円
平成5年度~
栗駒山頂に近い国定公園特別保護地区においては,登山客の増加により踏み固められた登山道が
雨水の流路となり,あふれ出した雨水が隣接した雪田地域に流入するとともに,荒れた登山道を避
けようとして登山者が周囲の保全区域内を迂回することにより希少な植物植生を荒廃させているた
め,水路化した登山道に対して雨水の減勢と登山者の導線を確保するための施設整備を行い自然景
観の復元を図るもの。また,貴重な高層湿原である世界谷地の保全については,第2湿原において
植生等の調査を実施するとともに,第1湿原においてヨシ・ササ等の侵入植物の除去等を行う。
事
業
計
(1)栗駒山自然景観保全修復事業(予算額 5,858千円)
降雨等により浸食・裸地化した雪田地域へのミネヤナギの植栽を実施する。
○ 事業期間:平成5年度~
○ 事業内容:自然環境に配慮した県産材を使用した木柵工の設置(L=96m)及び植栽
○ 実施時期:6月~10月
(2)雪田地域へ植栽するミネヤナギの育種作業等(予算額 204千円)
栗駒山雪田地域で採取したミネヤナギを林業技術総合センターで育種し,次年度以降の植栽作
業に使用する。
画
(3)世界谷地第2湿原での自然景観保全事業(予算額1,674千円)
世界谷地第2湿原の植生等の調査業務を実施する。
○ 実施時期:5月上旬~10月下旬
(4)世界谷地第1湿原地域でのササ・ヨシ刈り作業(予算額29千円)
ボランティア等との協働による侵入植物(ヨシ・ササ)の除去作業を実施する。
○ 実施時期:7月下旬~8月上旬
○ 参集範囲:山岳関係ボランティア,栗原市,森林管理署ほか 約150人)
参
考
◇ 国 立 公 園
◇ 国 定 公 園
◇ 県立自然公園
合
計
1か所
2か所
8か所
14,882ha
50,273ha
106,044ha
171,199ha(県土面積に対する割合
62
23.5%)
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
事
業
概
要
環境保全地域指定・管理事業費
担当課室・班
業
要
<自保2>
ビ
自然保護班(内線2672)
復 ○ 環
H27当初予算額
事業期間
産
21,473千円
昭和47年度~
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
県自然環境保全条例
事
業
目
的
県内の良好な自然のうち次世代に引き継ぐべき重要な自然地は自然環境保全地域(16地域)及
び緑地環境保全地域(9地域)として指定されている。
この地域の環境を保全するとともに,新たな自然地域を指定し,優れた自然を確保するもの。
法
令
補 助 率
1
地域指定事業費(予算額 1,440千円)
緑地環境保全地域の指定に向けて学術調査を行う。
※ マニフェストで緑地環境保全地域新規指定が目標に設定
※ H27~29年度:新規指定に向けた学術調査,自然環境保全審議会への諮問,地域指定
【候補地】
① 昭和万葉の森(大衡村) 22.65ha(県有林22.65ha)
② 番ヶ森山(大郷町・利府町)1,289ha(県有林743ha 町有林54ha 私有林385ha その他107ha)
事
計
画
年度
仙台湾海浜県自然環境保全地域
平成26年度
学術調査最終年度
新規指定
候補地① 小規模
候補地② 中規模
嘱託の先生による事前調査
平成27年度
自然環境保全地域指定のための学術調 自然環境保全地域指定のための 学術 調査
査(600千円)
(800千円)
平成28年度
自然環境保全地域指定のための学術
調査(600千円)
自然環境保全審議会への諮問,指定,
成果品50部(250千円)
自然環境保全地域指定のための 学術 調査
(800千円)
自然環境保全審議会への諮問,指定,成果
品50部(250千円)
平成29年度
2
地域管理事業費(予算額 516千円)
環境保全地域内の開発行為の調査指導,環境保全地域保全調査,自然保護員研修を実施する。
3
自然環境保全奨励交付金事業(予算額 19,517千円)
環境保全地域に指定された山林,原野及び沼地に係る固定資産税の課税免除を行う市町村に対
し,自然環境保全奨励交付金交付規則により交付金を交付する。(18市町)
参
考
63
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
事
業
概
要
環境緑化推進事業(百万本植樹事業)
担当課室・班
業
要
<自保3>
ビ ○ 復
みどり保全班(内線2676)
H27当初予算額
事業期間
6,000千円
平成24年度~平成32年度
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
-
事
業
目
的
緑化活動の機運の高まりを契機とし,県民一人ひとりが身近なみどりを増やす活動を支援すること
により,緑化思想の高揚と活動意欲の増進を図り,みどり豊かな県土と潤いのある生活環境の創造に
資する。
事
業
計
画
資
法
令
補 助 率
環 ○ 産
-
市町村,住民団体,ボランティア団体が地域の緑化推進を目的に,自ら植樹活動を行う場合におい
て,当該団体に対して県が予算の範囲内で緑化木を配布するもの。
これまでの事業にみやぎ環境税を充当して事業費規模を拡大し,植樹本数の増加により県土緑化の
加速化を図る。
平成27年度
◇ 事 業 費 6,000千円(うちみやぎ環境税充当3,000千円)
◇ 事 業 量 緑化木の配布目標 2,500本
◇ 事 業 主 体 市町村,住民団体,ボランティア団体,企業等
◇ 配布対象者 市町村,住民団体,ボランティア団体,企業等
◇ 事業対象地 ① 緑化によりイメージアップが図られる市町村が管理する下記の公共施設等
学校,市町村庁舎等,体育館,グラウンド,図書館,公園等公共施設
② 企業の事務所,工場敷地等周辺環境と一体的に緑化を図る必要があると認めら
れる所
③ 緑化推進のモデルとなる地域で知事が適当と認める所
百万本植樹事業の実績(土木部実施分除く)
平成5~25年度 701か所 148,269本
平成26年度
37か所
1,758本
701か所 150,027本
料
64
主
事
業
名
要
事
業
概
要
みどりのふるさとづくり活動推進事業
ビ
産
事
体
県,市町村
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
-
事
業
目
的
県民や企業等の多様な主体との協働により,野球文化とみどりの文化の隆盛を願い,「みやぎバッ
トの森」を県内各地に設置し,バットの材料となるアオダモ等の広葉樹の森を造成する。また,社会
貢献や環境貢献を目的として森づくりへの参加を希望する企業等に対し,手入れを必要とする里山林
の斡旋や活動のコーディネートを行い,多様な主体との協働による里山林の再生活動を支援する。
法
令
H26当初予算額
環
自然保護課
主
(内線2676)
復
担当課室・班
業
みどり保全班
<自保4>
事業期間
補 助 率
非予算事業
平成17年度~平成27年度
-
1
事
業
計
画
資
料
みんなでやれるっちゃ・宮城のみどりづくり事業(継続)「非予算事業」
・県内各地に「みやぎバットの森」を設置し,アオダモなどの広葉樹の森を造成する。
・事業期間:平成17年度から
・事業箇所:1市町村1箇所とする。
・植樹木等:植栽する樹種は郷土樹種を中心とする広葉樹(アオダモ・コナラ・ヤマザクラな
ど)の混植とする。
・事業主体:県,市町村,公益社団法人宮城県緑化推進委員会,その他協力団体
・平成27年度の計画内容(第11回)
楽天野球団関係者や協力団体,地域のみどりの少年団やスポーツ少年団が参加し,登米市に
おいて「みやぎバットの森」植樹祭を実施する予定。
2 みやぎの里山林協働再生支援事業 (継続)「非予算事業」
社会貢献や環境貢献を目的として森づくりへの参加を希望する企業等に対し,手入れを必要と
する里山林の斡旋や活動のコーディネートを行い,多様な主体との協働による里山林の再生活動
を支援する。
・事業内容:里山林の募集,登録,情報提供,斡旋,活動のコーディネート,広報宣伝
【みやぎバットの森植樹祭開催実績】
・平成17年度 富谷町(県民の森)
2.00ha 120名参加
・平成18年度 川崎町(川崎町有林)
1.00ha 150名参加
・平成19年度 石巻市(石巻市有林)
0.33ha 300名参加
・平成20年度 大崎市(大崎市有林)
0.15ha 100名参加
・平成21年度 南三陸町(南三陸町有林)0.17ha 150名参加
・平成22年度 登米市(登米市有林)
0.10ha 260名参加
・平成23年度 大和町(大和町有林)
0.10ha 320名参加
・平成24年度 栗原市(栗原市有林)
0.10ha 230名参加
・平成25年度 女川町(女川町有林)
0.25ha 120名参加
・平成26年度 大崎市(大崎市有林)
0.10ha 170名参加
【みやぎの里山林協働再生支援事業実績】
・平成19年度協定締結 1件
仙台コカ・コーラボトリング(株)(白石市内 7.81ha)
・平成20年度協定締結 2件
①パナソニック電工労働組合北部営業支部ほか(富谷町内 0.06ha)
②セルコホーム株式会社(富谷町内 0.08ha)
・平成21年度協定締結 7件
①(株)佐元工務店(富谷町内 0.06ha)
②イオンリテール(株)東北カンパニー(富谷町内 0.05ha)
③三菱商事(株)東北支社(富谷町内 0.05ha)
④KDDI(株)東北総支社(登米市内 3.05ha)
【H23更新】
⑤NPO法人森は海の恋人(登米市内 2.34ha)
⑥NECトーキン(株)(白石市内 2.50ha)
⑦イオンリテール(株)東北カンパニー(利府町内 5.94ha)・・・ネーミングライツ【H23更新】
・平成22年度協定締結 2件
①(株)登米村田製作所(登米市内 35.65ha)
②仙台コカ・コーラボトリング(株)(蔵王町内 3.05ha)
・平成23年度協定締結 1件(ほか更新2件:①KDDI(株),②イオンリテール(株))
・平成24年度協定締結 2件
①全日本空輸(株)(南三陸町内 10.61ha)
②三井ホーム(株)(仙台市 1.00ha)
・平成25年度協定締結 4件
①三井ホーム(株)(仙台市 0.60ha)
②仙台ターミナルビル(株)(女川町 1.00ha)
③KDDI(株)(南三陸町 5.00ha)
④キリンビール(株)(富谷町 0.08ha)
・平成26年度協定締結 2件
①楽天(株)(女川町 9.60ha)
②仙台ターミナルビル(株)(女川町 0.59ha)
65
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
事
業
概
要
七ッ森里山環境学習林整備事業
担当課室・班
業
要
<自保5>
ビ ○ 復
みどり保全班(内線2676)
H27当初予算額
事業期間
20,000千円
平成26年度~平成27年度
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
-
事
業
目
的
里山林の管理不足により,森林の持つ公益的機能の低下や生物多様性への影響が危惧されるなか,
保健休養機能が高く,視覚的にも魅力ある森林景観への誘導と,身近な里山の有効利用が重要となっ
ている。このため,県のほぼ中心部に在る七ッ森県有林を「里山環境学習林」として位置付け,多く
の県民が身近に里山とふれあう場を整備し,多様な生物が生息・生育する里山への理解と関心を深め
ることで,県民参加による里山の環境改善への気運の醸成を図る。
事
業
計
法
令
補 助 率
環 ○ 産
-
環境学習林整備
多くの県民が身近に里山とふれあい,森林や自然環境を学習する場として整備する。
平成27年度事業費
20,000千円
(1)環境学習林整備 (19,496千円)
◇ 森林整備(刈払い,間伐,整理伐)11.6ha
◇ 管理車道整備(排水施設等)200m
◇ 林内歩道整備(開設,路肩補修等)2,550m
◇ 案内板・指導標整備 一式
◇ 管理車道ゲート等整備及び資料庫整備 一式
(2)学習用資機材購入 (504千円)
◇ トイレ用テント
◇ ノコギリ,シート,ほか
画
資
整備後の利用は,研究機関,NPOやボランティア団体と共同で里山管理の技術講習会,県民の自
然観察会や体験学習会を開催する。また,企業による森づくりにより,事業区域内の植林も図るなど,
森づくりへの多様な主体の参加を促す。
料
66
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
事
業
概
要
野生鳥獣保護管理事業
担当課室・班
業
要
野生生物保護班
ビ ○ 復
(内線2673)
H27当初予算額
事業期間
環 ○ 産
16,524千円
平成25年度~平成28年度
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律
事
業
目
的
県民の自然環境への関心が高まる中,開発等により生息数が減少する鳥獣が存在する一方,農林業
被害の発生など人間とのあつれきが顕在化している鳥獣も存在することから,「第11次鳥獣保護管
理事業計画」に基づき,野生鳥獣の安定的な保護や農林業被害等の防止のため,野生鳥獣の適切な保
護及び管理を行うとともに,鳥獣保護思想の普及啓発を図り,人間と野生鳥獣が共存する社会を構築
するもの。
法
令
補 助 率
<自保6>
①
事
業
計
画
-
特定鳥獣保護管理計画検討・評価委員会(予算額 638千円)
著しく個体数を増加させ人とのあつれきを増大させている鳥獣等について,関係者の合意形成,
保護管理事業の実行方法の検討及び評価等を行う。
設置部会:ニホンザル部会,ツキノワグマ部会,ニホンジカ部会,イノシシ部会
② ニホンザル管理事業(予算額 4,717千円)
第三期宮城県ニホンザル管理計画(H25~28)に基づき,追い上げ,個体識別した捕獲による保
護管理事業及びモニタリング調査を実施する。
③ ツキノワグマ管理事業(予算額 2,075千円)
第二期宮城県ツキノワグマ管理計画(H25~28)に基づく学習放獣をテレメトリー調査等と併せ
て実施する。
④ ニホンジカ管理事業(予算額 612千円)
宮城県ニホンジカ管理計画(H25~28)に基づく保護管理事業の推進を図るとともに,計画に基
づく個体数調整方法等を評価する。また,捕獲及び被害防除技術研修会を開催する。
⑤ イノシシ管理事業(予算額 159千円)
第二期宮城県イノシシ保護管理計画(H25~28)に基づく保護管理事業の推進を図るため,イノ
シシの捕獲技術研修会を開催する。
⑥ ガン・カモ・ハクチョウ類生息状況調査(予算額 491千円)
国内に飛来するガン類の9割が県内で越冬するなど本県は鳥類の貴重な生息地となっていること
から,ガンカモ鳥類の冬期生息状況を把握し,鳥獣保護行政に必要な資料とする。(11,1,3
月実施,1月は全国一斉)
⑦ 有害鳥獣捕獲対策(予算額 5,082千円)
野生鳥獣による農林業等被害を防止するための有害鳥獣捕獲事業を実施している(一社)宮城県
猟友会に対し事業費補助を行うとともに,捕獲許可事務及び適正な捕獲の指導を行う。
⑧ 希少野生動植物保護事業(予算額 2,721千円)
自然環境や生物多様性の指標となる希少野生動植物種の現状を把握し,希少野生動植物の保護・
保全対策に資する。
⑨ 愛鳥思想普及事業(非予算的手法事業)
愛鳥週間ポスターコンクールの実施,野生生物保護功労者表彰,愛鳥モデル推進校の指定により
広く県民に愛鳥思想の普及を図る。
⑩ 環境省野生生物研修(予算額 29千円)
毎年3泊4日の日程で所沢にて行われる全国の野生生物担当者を対象にした研修に参加し,鳥獣
保護管理に関する知識の向上を図る。
67
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
事
業
概
要
野生鳥獣適正保護管理事業
担当課室・班
業
要
野生生物保護班
<自保7>
ビ ○ 復 ○ 環 ○ 産
(内線2673)
H27当初予算額
事業期間
平成23年度~平成27年度
補助・単独の別
補助事業
根
拠
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律
事
業
目
的
本県に生息するニホンジカ及びイノシシについては「宮城県ニホンジカ管理計画」及び「第二期宮
城県イノシシ管理計画」において,いずれも生息域の拡大を抑制することが目標となっているが,近
年,個体数が増加し,生息域の拡大傾向が見られることから,農林業被害及び生活環境被害防止を目
的として市町村が実施する有害鳥獣捕獲等とは別に,生息域の広域化を抑制するため,県において個
体数調整を実施するほか,特にイノシシの狩猟による捕獲を促進するため,補助事業を実施する。
また,狩猟圧の維持及び有害鳥獣捕獲隊員を確保するため,新規狩猟者の育成を図る。
法
令
補 助 率
27,300千円
9/10
1
事
業
計
指定管理鳥獣捕獲等事業
(予算額 20,000千円 うち国庫18,000千円)
著しく個体数を増加させ人とのあつれきを増大させているニホンジカ及びイノシシについて,各第
二種特定鳥獣管理計画に基づき個体数調整のための捕獲等を実施する。
① 指定管理鳥獣捕獲等事業に係る実施計画策定(予算額 10,000千円)
実施計画策定のための調査,計画策定等経費
② 指定管理鳥獣捕獲等事業
ア ニホンジカ個体数調整(予算額 7,000千円)
実施計画に基づき,石巻市・女川町から登米市・南三陸町・気仙沼市にかけて生息している
ニホンジカについて,個体数調整のための捕獲及び目撃情報の収集を実施する。
捕獲目標:1,650頭/年(個体数調整,市町有害捕獲,狩猟併せて)
事業主体:県(認定鳥獣捕獲事業者又は宮城県猟友会への業務委託を想定)
イ イノシシ個体数調整(予算額 3,000千円)
実施計画に基づき,イノシシの生息域拡大阻止のための個体数調整のための捕獲及び糞塊や
食痕等生息状況調査を実施する。
捕獲目標:黒川郡以北の地域をイノシシが極力居ない状態にする。
事業主体:県(認定鳥獣捕獲事業者又は宮城県猟友会への業務委託を想定)
2
狩猟捕獲促進事業(予算額 6,300千円)
放射性物質の影響により,狩猟における捕獲頭数が減少しているイノシシに対する十分な捕獲
圧を維持するため,狩猟でのイノシシ捕獲に伴う経費の一部を補助する。
補助内容:狩猟による捕獲1頭につき5,000円を交付
捕獲目標:1,200頭/年(狩猟のみ)
事業主体:県
3
有害鳥獣捕獲担い手育成事業
(予算額 1,000千円)
対象者:新たに狩猟免許を取得し,狩猟や有害鳥獣捕獲隊員として地域社会貢献活動に意欲を有
している県民(おおむね20歳から50歳まで)。
定 員:20人程度
開催期間:6月から2月
画
資
料
宮城県ニホンジカ管理計画…期間:H25.4.1~H29.3.31 目標:牡鹿半島の生息数を1,000頭以下等
第二期宮城県イノシシ管理計画…期間:H25.4.1~H29.3.31 目標:農業被害額を1,800万円以下
68
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
事
業
概
野生鳥獣放射能対策事業
担当課室・班
業
要
野生生物保護班
要
ビ
(内線2673)
H27当初予算額
事業期間
復 ○ 環
産
1,577千円
平成25年度~
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
農畜水産物等の放射性物質検査について(平成24年3月12日付け厚生労働省食品局食品
安全部長通知)
事
業
目
的
震災に伴う福島第一原子力発電所の事故による放射性物質の影響により,野生鳥獣肉から国の基準
値を超える放射性物質が検出され,イノシシ及びツキノワグマの肉に対し県内全域を対象に国から出
荷制限指示が出されていることから,野生鳥獣肉の放射性物質を測定し,広く県民に情報提供を行う
とともに,出荷制限解除に向けたデータの蓄積を行う。
法
令
補 助 率
<自保8>
-
①
検体採取業務(予算額 497千円)
有害鳥獣捕獲したもののうち,イノシシ・ニホンジカ・ツキノワグマ等から,放射性物質測定用
の肉を採取,冷凍し,②の測定業務を行う業者に送付する。
測定計画:4半期毎に50検体,計200検体程度
②
放射性物質測定業務(予算額 1,080千円)
公定法に則った検査方法により,セシウム134とセシウム137を測定し,広く県民に情報
提供を行うとともに,データの蓄積を行う。
事
業
計
画
69
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
事
業
概
要
沿岸被災地における希少野生動植物調査事業
担当課室・班
業
要
野生生物保護班
(内線2673)
ビ
H27当初予算額
事業期間
復 ○ 環
産
10,824千円
平成25年度~平成27年度
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
生物多様性基本法
事
業
目
的
東日本大震災からの復旧・復興に向けた様々な事業が本格化することから,太平洋沿岸被災地にお
ける希少野生動植物のうち,特に保護・保全が必要な生息域について,自然保護団体,ボランティア
等の多様な主体が連携して必要な対策を講じることにより,「多様な生物と共存したふるさと宮城の
復興」を実現し,次代に継承していくことを目指す。
法
令
補 助 率
<自保9>
-
①
希少野生動植物の保護・保全対策の実施(予算額 3,000千円)
東日本大震災による津波の被害を受けた太平洋沿岸地域において,保護・保全対策が必要な希少
野生動植物の生息・生育域について,自然保護団体,ボランティア等の多様な主体と連携し,必要
な対策を実施する。
②
宮城県レッドデータブックの作成(予算額 7,824千円)
東日本大震災に伴う津波被害後の最新の調査データに基づいて,レッドデータブックの改訂版を
取りまとめる。
事
業
計
画
70
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
事
業
概
要
環境影響生物基礎調査事業
担当課室・班
業
要
野生生物保護班
<自保10>
ビ ○ 復
(内線2673)
H27当初予算額
事業期間
8,748千円
平成26年度~平成27年度
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律
事
業
目
的
震災復興事業や再生可能エネルギー施設建設等に伴って,県内での生息状況の把握や保護方策の再
検討が必要になっている希少な猛禽類について,現地調査を含めた最新の知見と客観的なデータに集
積を図るとともに,「保護保全施策」の策定を行う。
法
令
補 助 率
環 ○ 産
-
事業内容(平成26年度からの継続事業)
繁殖期(4~7月)において希少な猛禽類の生息地等の現地調査を行い,平成26年度に行っ
た既存資料の集積や,家族生活期及び越冬期の現地調査と併せ,その結果の解析及び検証を行うと
ともに,保護保全施策を策定する。
事
業
計
画
71
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
事
業
概
要
傷病野生鳥獣救護推進事業
担当課室・班
業
要
野生生物保護班
<自保11>
ビ ○ 復
(内線2673)
H27当初予算額
事業期間
産
1,933千円
平成19年度~
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律
事
業
目
的
県民の自然保護に対する関心が高まる中,傷病野生鳥獣の救護等に対する要請も多種多様なものと
なっているため,関係機関・団体等の適切な連携・役割分担による,効果的で機動的な傷病鳥獣救護
システムに基づき傷病鳥獣の救護を推進することにより,鳥獣保護思想の普及啓発及び希少種保護を
図る。
傷病野生鳥獣救護(予算額 1,532千円)
県民等から通報があった治療を要する傷病野生鳥獣について,県が協力要請している救護機関
(県内10か所の動物病院等)で治療・看護を行う。また,救護に携わる職員,ボランティアの
感染症対策のための消毒剤等を整備する。
②
傷病鳥獣救護ボランティア活動事業(予算額 203千円)
救護機関での治療後,早期の野生復帰が困難な鳥獣について,野生復帰までの間,アニマルレ
スキュー隊員(県民ボランティア41名)による一時的な保護・飼養を行う。また,隊員の知識,
技能の向上を図るため,研修会を実施する。
③
鳥インフルエンザ調査事業(予算額 198千円)
近年の野鳥における高病原性鳥インフルエンザの発生を受けて,野鳥の保護並びに人及び家禽類
への感染防止を図るため,環境省が作成した「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応
技術マニュアル」に基づき,死亡野鳥等調査及び糞便採取調査を実施する。
④
傷病野生鳥獣フォスター・ペアレント事業(非予算的手法事業)
県民等に対し,不要となった食材の無償提供を呼びかけ,傷病野生鳥獣の一時飼養に係る県民ボ
ランティアの負担軽減を図るとともに,傷病鳥獣救護活動への県民等の参加拡大を図る。
計
画
資
料
令
-
①
事
業
法
補 助 率
環
【平成25年度傷病野生鳥獣救護実績】
救護全体件数:501件(鳥類376件,獣類125件)
内 治療件数:256件(鳥類217件,獣類 39件)
内 一時飼養: 87件(鳥類 75件,獣類 12件)
72
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
事
業
概
要
生物多様性総合推進事業
担当課室・班
業
要
自然保護班
<自保12>
ビ ○ 復
(内線2672)
H27当初予算額
事業期間
環 ○ 産
2,567千円
平成27年度~平成31年度
補助・単独の別
県単独事業(環境税事業)
根
拠
生物多様性基本法
事
業
目
的
生物多様性基本法第13条に基づき平成26年度末に策定した「宮城県生物多様性地域戦略」を総
合的に推進するため,戦略を支える多様な主体による「宮城県生物多様性推進会議」を開催し,意見
交換を行うとともに,生物多様性に関する理解促進のための普及啓発事業や各種推進事業等を行う。
法
令
補 助 率
事業内容
1 生物多様性推進事業(2,163千円)
(1)宮城県生物多様性推進会議の開催(207千円)
生物多様性の推進に係る関係者からなる推進会議を開催し,意見交換を行う。(年3回)
事
(2)生物多様性タウンミーティング開催(1,832千円)
生物多様性について,自分たちの暮らしとの関わりや活動の在り方などについてタウンミー
ティングを開催し,普及啓発を行う。(計10回)
業
(3)生物多様性情報収集・発信事業(124千円)
生物多様性に関する情報収集・発信のため,リーフレット(1万部)の作成を行う。
計
2 生物多様性普及啓発活動事業(404千円)
(1)生物多様性シンポジウム開催(344千円)
地域戦略と自分たちの生活とどのように関わっているか等について,学識経験者や著名人等
による対談や講演を行う。(1回)
画
(2)生物多様性表彰制度(60千円)
地域の自然環境の保全活動など,生物多様性につながる各学校での活動に対して,外部有識
者による選考を行い,表彰するもの。
参
考
73
主
事
業
名
要
事
業
概
要
伊豆沼・内沼自然再生推進事業
ビ ○ 復
事
県
事業期間
補助・単独の別
国庫補助事業(自然環境整備交付金) 補 助 率
45/100
根
拠
自然再生推進法,自然環境保全条例
事
業
目
的
ラムサール条約湿地である伊豆沼・内沼については,平成5年3月に策定した伊豆沼・内沼環境保
全対策基本計画に基づき,総合的な保全対策を行ってきた。しかし,依然として水質の改善が図られ
ないことに加え,水鳥の飛来種の減少,ブラックバスなど外来魚による被害増加,水生植物群落の変
化などの新たな問題が生じているため,自然再生推進法に則った自然再生事業として,多様な生物が
生息・生育する淡水湖沼の生態系の再生を目指すもの。
1
事
業
計
画
法
体
令
H27当初予算額
産
自然保護課
主
(内線2672)
環
担当課室・班
業
自然保護班
<自保13>
17,690千円
平成3年度~
経緯
平成18年度以降,自然再生推進法に則り,地域住民,専門家,NPO,関係行政機関等の多
様な主体の参加と連携により自然再生事業を進めることとし,平成20年度に自然再生推進法に
基づく自然再生協議会を設立した。平成21年度に自然再生全体構想を策定し,平成22年度には
県が実施する自然再生事業の実施計画を策定し,これらに基づき自然再生事業を実施している。
2 事業内容
(1)伊豆沼・内沼自然再生協議会の開催(予算額 123千円)
自然再生推進法第8条第1項に基づく自然再生協議会を開催する。
(2)自然再生事業の実施(調査,試験施工含む)(予算額 17,567千円)
※ イ,ロ:伊豆沼・内沼環境保全財団への委託事業,ハ:環境対策課へ執行委任
イ 水生植物保全整備(11,027千円)
水質や底質の悪化に伴い減少している沈水植物の復元に向け,沼近辺の隔離水域において伊
豆沼産の沈水植物の増殖を図るとともに,食害防止柵等を設置し,増殖した株の沼内への移植
を行う。
ロ 湖岸植生保全整備(3,708千円)
浅底化防止及び栄養塩類除去のためのハス刈取り,栄養塩類除去のためのヨシ刈取り及び湖
岸侵食防止柵の設置を行う。
ハ 水質改善効果検討調査(2,832千円)
水質の悪化が懸念される伊豆沼において,水質改善効果の検討及びモニタリングを行う。
参
考
74
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
補助・単独の別
業
概
要
自然保護班
(内線2672)
ビ ○ 復
H27当初予算額
事業期間
県単独事業(環境税事業)
<自保14>
環 ○ 産
8,000千円
平成26~27年度
補 助 率
根
拠
事
業
目
的
伊豆沼・内沼における外来生物の駆除に加え,在来生物の生息・生育しやすい環境を作り,その数
を増やす取組を行うことにより,多様な在来生物が生息・生育する昭和50年代前半の自然環境を取
り戻すもの。
事
業
令
ラムサール条約湿地である伊豆沼・内沼において,平成8年以降外来生物の数が急増し,ブラック
バス等による在来魚の捕食や,アメリカザリガニによる沈水植物の採食や切断により,在来生物の減
少がみられている。
これまで,外来生物について市民参加型の駆除活動を含め,様々な取組を行ってきた結果,外来生
物の数は減少傾向にあるものの,在来生物の数が依然として少ないことから,委託により在来生物の
生息・生育しやすい環境を作り,その数を増やす取組を行うもの。
○
在来生物増加促進対策(予算額 5,500千円)
在来魚産卵魚礁の設置(100基)
屋外適地での在来生物の保存系統確保と増殖(2か所)
在来魚生息状況・在来植物生育状況調査
市民参加型在来生物の増殖技術検討
○
外来生物の駆除(予算額 2,500千円)
電気ショッカーボート等による外来生物の駆除
外来生物による食害等の防止対策
計
画
法
事
伊豆沼・内沼よみがえれ在来生物プロジェクト
担当課室・班
業
要
参
考
75
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
事
業
概
要
森林環境共生育成事業
担当課室・班
業
要
<自保15>
ビ ○ 復
みどり保全班(内線2676)
H26当初予算額
事業期間
産
1,984千円
平成10年度~平成27年度
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
-
事
業
目
的
自然環境に対する県民の関心が高まるなか,宮城県の自然や森林について平易に解説のできる「森
林(もり)の案内人」(森林インストラクター)を養成するとともに,森林公園内(県民の森,昭和万
葉の森,こもれびの森)の森林管理体験作業や自然観察会等への参加を通じて,森林公園のサポータ
ーとなる人材を育成し,人と自然の共生を目指した自然保護行政を推進する。
法
令
補 助 率
環
-
1
宮城県森林インストラクター養成講座の開催 (予算額 1,762千円)
森林を利用した自然体験や自然観察など野外活動の指導,森林の整備や育成を通して森林・林業
の普及活動を行う宮城県森林インストラクターを養成する。
◇ 実施期間:5月~3月の土・日曜日及び祝日,約20日間
◇ 実施内容:森林文化,森林作業,森林レクリエーション,動植物生態学などの講座
◇ 対 象 者:一般県民 30人
◇ そ の 他:要件を満たした講座修了者を宮城県森林インストラクターとして認定する。
2
みやぎ自然環境サポーター養成講座の開催 (予算額 222千円)
森林公園等における管理作業や自然体験を通して,本県の自然保護行政推進の支援者となる人材
を養成する。
◇ 実施期間:5月~12月の土・日曜日,計3回
◇ 実施内容:自然観察,森林作業体験などの講座
◇ 対 象 者:一般県民 約60名(各回20名程度)
◇ そ の 他:県内森林公園の森林整備や管理作業などに協力を依頼する。
事
業
計
画
1
宮城県森林インストラクター認定者数
平成10年度~25年度
488人
平成26年度
35人
計
523人
2
みやぎ自然環境サポーター養成者数
平成16年度~25年度
1,346人
平成26年度
62人
計
1,408人
資
料
76
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
補助・単独の別
業
概
要
自然保護班
(内線2672)
ビ ○ 復
H27当初予算額
事業期間
県単独事業(環境税事業)
<自保16>
環 〇 産
2,800千円
平成27~29年度
補 助 率
根
拠
事
業
目
的
伊豆沼・内沼がラムサール条約湿地登録から30年,蕪栗沼は10年を迎える平成27年度におい
て,伊豆沼・内沼,蕪栗沼・周辺水田,化女沼の3つのラムサール条約湿地を有機的に連携させ,条
約の基本理念である「湿地の賢明な利用」について普及啓発し,地域の人々と沼との関わりを一層深
めるための取組を行うもの。
事
業
法
事
みやぎラムサールトライアングル魅力発信事業費
担当課室・班
業
要
令
(1) 歩いて発見!「散策・周遊ルート環境整備」(2,700千円)
3つのラムサール条約湿地の関係者等による検討会を開催し,湿地周辺において昔ながらの風景
の中で気軽に散策できる小道の環境整備や,互いに有する魅力を有機的に連携させた周遊マップ作
成を行う。
○ 「散策・周遊ルート環境整備検討会」検討会委員5人,3回開催
○ 「みやぎラムトラの小道の環境整備」
(伊豆沼周辺の既存遊歩道刈払(L=5km),誘導案内標識の設置(15基),植物等観察用案内板
の設置(25基),ベンチの設置(5基))
○ 「みやぎラムサールトライアングルおもてなしマップ作成」(3,000部)
(観察,休憩,食事等のスポットや観察マナー等を掲載した周遊マップ作成)
計
画
(2) 楽しもう!「みやぎラムサールトライアングル魅力再発見シンポジウム」(100千円)
伊豆沼・内沼,蕪栗沼・周辺水田,化女沼の3つのラムサール条約登録湿地の魅力を伝えるシン
ポジウム等を開催する。
○ 日 時 平成27年7月下旬(土,日)
○ 場 所 宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター
○ 内 容
ラムサール条約と地域との関わりに関する基調講演
(対象:高校生以上 50人)
リニューアルしたサンクチュアリセンターを活用した科学系の体験等のワークショップ
(対象:小学生 50人)
参
考
77
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
補助・単独の別
法
事
業
概
要
野鳥の森再生事業
担当課室・班
業
要
自然保護班
<自保17>
ビ ○ 復
(内線2672)
H27当初予算額
事業期間
県単独事業(産廃税事業)
環
産 ○
4,000千円
平成26年度
補 助 率
根
拠
令
事
業
目
的
蔵王野鳥の森において,老朽化したコース内の木道や案内板を改修することにより,野鳥や木々と
触れ合う空間を再生するとともに,環境負荷の少ない宮城県グリーン製品を使用することで,環境配
慮や再生利用の推進及びグリーン製品のPRに資する。
○
蔵王野鳥の森(予算額 4,000千円)
遊歩道(ヤマガラコース,コゲラコース)における木製階段及び木橋等の改修
(木製階段工70段,木橋等6か所)
○
蔵王野鳥の森
鳥獣保護思想の普及啓発のため,昭和47年に国有林及び県有林内に設置
指定管理者は森林インストラクター協会。(H24.4~H29.3)
事
業
計
画
参
考
78
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
補助・単独の別
県単独事業
根
-
事
業
目
的
事
業
計
画
拠
法
令
事
業
概
要
県民の森施設改修事業
担当課室・班
業
要
<自保18>
ビ ○ 復
みどり保全班(内線2676)
H27当初予算額
事業期間
補 助 率
環 ○ 産
30,000千円
平成24年度~平成27年度
-
県民の森は,昭和44年(1969年)に明治100周年の記念事業として開園し,遊歩道の総延
長が30kmに及ぶ広大な敷地は,豊富な動植物や史跡に恵まれ,多くの県民に親しまれる森林公園と
なっている。
中央記念館をはじめとする各施設は,自然環境や森林・林業を学ぶ中核施設であるが,築40年を
経て老朽化が目立ち,利用者からもリニューアルを望む声が強いため,本県の自然環境学習の拠点と
しての機能を強化するため,安全で明るく快適な学舎として改修する。
このため,県民がより利用しやすく,また,森林・林業や環境全般への関心を抱くような施設とす
るため,各種施設の機能強化に向けた改修を行うもの。
中央記念館の展示物改修
開園当初から設置されている中央記念館の展示コーナーについて,老朽化等により傷みがあるこ
とから,下記の改修工事を行う。
平成27年度の事業
〇 中央記念館展示物等改修工事 1式
※参考 全体事業実施期間 平成24年度~平成27年度(4年間)
<H24年度事業>
・・・・・(2,786千円)
① 中央記念館内外装木質化等設計
② 中央記念館太陽光発電施設設置設計
<H25年度事業>
・・・・・(134,601千円)
① 内外装木質化工事
② 建具断熱化工事
③ 太陽光発電設置工事
④ 展示館・学習館・屋外トイレ改修設計
<H26年度事業>
・・・・・(77,954千円)
① 森林学習館等改修工事
② 設計管理業務
③ 中央記念館展示物等改修設計
昭和44年に開園した県民の森は,都市近郊にありながら広大な森林と豊富な動植物に恵まれ,多
くの県民に親しまれてきている。
平成25年度県民の森入園者数:237,000人(平成24年度 33,000人)
資
料
□
□
□
□
□
中央記念館:昭和45年3月築,RC2階,延床1,048.67㎡
森林学習館:昭和51年11月築,RC1階,延床218.37㎡
展示館(農家風1号館):昭和51年3月築,W1階,延床141.73㎡
展示館(洋風造2号館):昭和51年3月築,W1階,延床191.33㎡
野外トイレ:昭和46年3月築,非木造,延床32.04㎡
79
(約築100年の移築)
(
〃
)
主
事
業
名
自然保護課
事
県
主
体
業
事
概
業)
要
昭和万葉の森再生事業
担当課室・班
業
要
事
(新 規
<自保19>
ビ ○ 復
みどり保全班(内線2676)
H26当初予算額
事業期間
産 ○
9,000千円
平成24年度~平成27年度
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
-
事
業
目
的
平成4年に開園した昭和万葉の森は,昭和30年に第6回全国植樹祭の会場となった大衡村平林地内に
万葉の館をはじめ,遊歩道が園内に整備され,四季を通じた植物を楽しめる施設として多くの県民に
親しまれている。
しかし,開園以来20数年が経過し,遊歩道の傷みが随所に見られることから,利用者の安全を確保す
るため修繕を行い,安全で快適な森林公園として県民の利用に供する。
法
令
補 助 率
環
-
昭和万葉の森再生事業【9,000千円】
県民がより利用しやすい施設とするため,遊歩道に生じた雨水による轍解消のため,木材チップを
敷均すとともに,腐朽の進んだ丸太階段並びに転落防止柵の交換・修繕を行い遊歩道等の整備を実
施する。
事
業
<事業内容等>
・遊歩道舗装(木材チップ)
L=637m W=1.2m
・丸太階段改修(W=0.8~1.4m)
n=160段
・木製転落防止柵改修(H=1.2m)
L=28m
A=764m2
計
画
昭和万葉の森は,万葉植物を通じて歴史・文化・自然科学等の学びの森であり,森林浴や健康増進
の場として広く県民に利用されている。
平成25年度県民の森入園者数:22,000人(平成24年度 26,000人)
資
料
□
□
□
□
□
万葉の館(集会棟 1棟,休憩・展示棟
駐車場 1箇所
野外トイレ 1棟
車道 293m
遊歩道 5,340m
1棟)
80
食と暮らしの安全推進課
[施策体系]
Ⅰ.震災からの復興の実現
1 東京電力福島第一原子力発電所事故への対応
復
■放射性物質検査対策事業○
<食 暮 1 >
3 震災からの復旧・復興と環境保全の実現
復
■水道施設復旧事業○
<食 暮 2 >
Ⅲ.安全安心社会の実現
2 食の安全安心の確保
3 生活衛生対策の推進
食の安全安心確保
対策の推進
食品安全対策の推進
食 の 安 全 安 心 推 進 会 議
◇食の安全安心推進会議開催事業
食の安全安心県民総参加運動
ビ <食 暮 3 >
■みやぎ食の安全安心県民総参加運動事業○
・食の安全安心消費者モニター制度事業
・食の安全安心取組宣言事業
・食の安全安心相互交流理解度アップ事業
食 品 表 示 適 正 化 対 策
◇食品表示適正化事業
食
◇食品営業施設取締指導事業
◇食品衛生資質向上対策事業
◇食中毒防止総合対策事業
■食品検査対策事業
品
の
衛
生
対
策
ビ
・輸入食品等検査対策事業○
復 (再掲)
■放射性物質検査対策事業○
◇保健環境センターGLP管理事業
か
き
処
理
指
導
食 肉 の 安 全 確 保 対 策
水道施設対策の推進
水 道 施 設 維 持 管 理 指 導
◇かき処理指導事業
◇と畜食肉指導監督事業
◇検査員資質向上対策事業
◇食肉衛生検査所管理運営事業
◇食鳥肉検査事業
◇牛海綿状脳症検査事業
■水道施設維持管理指導事業
復 (再掲)
・水道施設復旧事業○
環境衛生対策の推進
獣疫衛生対策の推進
<食 暮 2 >
水 道 新 設 拡 張 指 導
◇指導監督事務事業
環 境 衛 生 監 視 指 導
◇環境衛生監視指導事業
◇クリーニング師関係事務事業
◇ビル管理対策事業
生活衛生関係営業団体指導
◇関係団体指導事業
◇生活衛生営業指導センター助成事業
◇生活衛生関係営業振興対策事業
公
策
◇公衆浴場ふれあい活性化事業
狂犬病予防飼犬取締指導
◇狂犬病予防飼犬取締指導事業
衆
浴
場
対
動 物 適 正 飼 養 管 理 対 策
<食 暮 4 >
<食 暮 1 >
◇動物愛護管理推進事業
◇畜舎化製場指導事業
◇動物愛護センター管理運営事業
◇動物管理事業
<>は 事 業 ペ ー ジ の
注)■は主要事業
ビ は宮城の将来ビジョン推進事業
○
81
復 は震災復興推進事業
○
右上番号に対応
[施策の概要]
1
食の安全安心確保対策の推進
県民が健やかな食生活を営むための食品の安全性及び信頼性(以下「食の安全安心」という。)の
確保に向け,「みやぎ食の安全安心推進条例」及び「食の安全安心の確保に関する基本的な計画(第
2期)」に基づき,食の安全安心の確保に関する施策を総合的かつ計画的に推進する。
特に,「みやぎ食の安全安心消費者モニター制度」事業及び「食の安全安心取組宣言事業」を中心
に,県,生産者・事業者及び消費者が協働して取り組む「みやぎ食の安全安心県民総参加運動」事業
を重点的に推進する。
また,食品表示の適正化を図るため,国及び市町村との連携を強化し,適切な監視,指導を行う。
食品表示法が平成27年4月から施行され,食品表示に関する根拠法令が変更となることから,国,
市町村,関係機
関,庁内との連携を密にして対応する。
さらに,「食の安全安心の確保に関する基本的な計画(第2期)」が今年度で終期を迎えることか
ら,みやぎ食の安全安心推進会議の審議をいただきだきながら第3期計画を策定し,県議会に提案の
上,県民に公表する。
2
食品安全対策の推進
食品衛生監視指導計画に基づく重点監視や一斉監視等の計画的・効果的な監視指導及び食品の規格
基準等の検査のほか,食品中のアレルギー物質等の調査,遺伝子組換え食品の検査等を実施し,飲食
に起因する危害防止を図る。
また,輸入食品の流通量の増加や異物混入などの事案が発生していることから,輸入食品取扱業者
に対する監視指導を実施し,輸入農産物等について残留農薬や残留動物用医薬品等の検査を行う。
さらに,県内産牛や製造加工された流通食品等について「農畜水産物等の放射性物質検査計画」に
基づき検査を実施する。
食中毒が発生した場合は,原因を究明し危害の拡大を防止するとともに,パンフレットの配布や講
習会の実施などにより,営業者や県民に対する啓発を行い,近年,広域化・大型化している食中毒の
発生を未然に防止する。
また,食肉等の安全を確保するため牛海綿状脳症(BSE)検査をはじめ,各種疾病のと畜検査及
び食鳥検査を実施する。
営業者に対する講習会等を開催し,「みやぎ食品衛生自主管理登録・認証制度」の普及を図り,H
ACCP(危害分析・重要管理点方式)による衛生管理を推進する。
3
水道施設対策の推進
水道施設の適正かつ計画的な整備により,水道事業の基本理念である「清浄にして豊富低廉な水の
供給」を促進し,もって県民の公衆衛生の向上と生活環境の改善を図る。
また,水系感染症の原因となるクリプトスポリジウム等の耐塩素性病原微生物について,検査体制
を維持するとともに,水道事業者に対し水質検査計画に基づく適切な水質管理の実施指導を行うなど
安全な水道水の安定供給を図る。
なお,東日本大震災により被災した水道事業体の復旧・復興に最大限の支援を行う。
4
環境衛生対策の推進
生活衛生関係営業施設に対し,「生活衛生関係営業施設監視指導実施要領」に基づき,重点監視施
設を定め,計画的・効率的な監視指導を行うとともに,経営の健全化と振興を促進するほか,ビル等
の衛生対策を行い,衛生水準の向上及び快適な生活環境の確保に努める。
82
また,多人数が利用する旅館・公衆浴場におけるレジオネラ症の発生を防止するため,施設の営業
者等への適切な指導を行う。
5
獣疫衛生対策の推進
「宮城県動物愛護管理推進計画」に基づき,「人と動物が共生できる社会」を実現するため,生命
を大切にする心を育むとともに,動物による危害や迷惑を受けることのないよう動物の習性や生態に
ついて正しい理解を促すほか,飼養者に対し適正な飼養管理を普及啓発する。あわせて,狂犬病の発
生や人への感染及び飼い犬による危害を防止するため,飼い主の遵守事項並びに飼い犬のけい留義務
の励行等,飼い犬取締りの強化を図る。
83
主
事
業
名
要
事
業
概
要
<食暮1>
放射性物質検査対策事業
ビ
担当課室・班
食と暮らしの安全推進課食品安全班
H27当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
補助・単独の別
単独
根
食品衛生法
事
業
目
的
事
業
計
画
拠
法
令
産
6,972千円
平成23年度~
-
東京電力株式会社福島第一原子発電所事故に伴う「農畜水産物等の放射性物質検査計画」に基づき,
県内産牛並びに県内に流通する食品について放射性物質の検査を行う。
(1)簡易分析測定装置による検査
・県内(仙台市を除く)に出荷される宮城県産牛の出荷前全頭検査
・豚肉等のモニタリング検査
・県内に流通している加工食品等(食品区分:一般食品)のスクリーニング検査
(2)ゲルマニウム半導体検出器による検査
・簡易分析測定装置による県産牛及び一般食品の検査の結果,一定基準を超過したもの
・県内に流通している加工食品等でゲルマニウム半導体検出器での検査が規定されている食品
(清涼飲料水,牛乳,乳児用食品等)
検 査 対 象
県産牛
豚,めん山羊,馬
牛乳,清涼飲料水,乳児用食品
一般食品
※
資
補 助 率
復 ○ 環
年間計画件数
1,320※
120
90
198
県食肉流通公社に1ヶ月あたりの県産牛の出荷頭数を110頭として換算
○規制値
食
品
飲料水
牛乳
一般食品
群
規制値
10
50
100
料
乳児用食品
50
(単位:ベクレル/kg)
84
主
事
業
名
要
事
務
事
業
概
水道施設復旧事業
要
ビ
担当課室・班
食と暮らしの安全推進課 環境水道班(内線 2645)
H27当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
復 ○ 環
産
174千円
平成23年度~
補助・単独の別
補助
根
拠
水道法
事
業
目
的
東日本大震災による被害を受けた水道施設及び飲料水供給施設並びにそれらの施設と水圧管理上一
体的な関係にある給水の施設を原型に復旧する事業、応急的に施設を設置する事業及び漏水調査につ
いて、市町村等の水道事業体が国庫補助を受けるための窓口として指導及び技術的な助言を行う。
1
事
業
2
計
画
3
法
令
補 助 率
<食暮2>
1/2
東日本大震災等に係る水道施設災害実地調査における県の役割
・厚生労働省との連絡調整
・市町村等への事務手続きの指導・助言
・市町村等の指導監督(沿岸部における協議設計方式での災害査定(特例査定)の保留解除)
災害査定の状況
通常査定 申請事業体数:28水道事業体
決定件数:4,855件(用水供給2事業,上水59事業,簡水18事業)
決定金額:14,668,305千円(査定率98.8%)
特例査定 申請事業体数:11水道事業体
決定件数:406件(上水11事業,簡水11事業)
決定金額:68,228,057千円(査定率99.8%)
事業実施状況
○通常査定の申請事業は,平成25年度末現在,事業費ベースでの進捗率は69.3%,事業体
別では28事業体中26事業体が終了している。今後の進捗予定は,事業費ベースで26年度
末において87.3%(予定)となっている。
○特例査定の申請事業は,各市町の防災集団移転計画と一体として整備される。
進捗予定(工期) 岩沼市(H25~H29),名取市(H26~H30),亘理町(H26~H28),仙台市(H
27~未定),塩竃市(H25~H29),気仙沼市(H25~H29),南三陸町(H25~H32),女川町(H
24~H28),七ヶ浜町(H25~H28),山元町(H25~H30),石巻市・東松島市(H25~H34)
東日本大震災に係る水道施設等の災害復旧費交付要綱の特徴
・通常の補助率1/2 ⇒ 最大 9/10に嵩上げ(特定被災地方自治体である県又は市町村)
・補助範囲の拡大 給水施設の一部、漏水調査等についても補助対象
・沿岸部の水道施設等に係る災害復旧事業の特例
⇒ 津波浸水区域の水道施設を仮に原形復旧するという設計による特例査定で、事業の実施を
保留し、復興の全体計画との整合性を図った水道施設の復旧方法が確定した後に、改めて国
と協議の上、保留を解除するもの
85
主
事
業
名
要
事
業
概
要
みやぎ食の安全安心県民総参加運動事業
<食暮3>
ビ ○ 復
担当課室・班
食と暮らしの安全推進課 食品企画班
(内線2643)
H27当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
産
1,967 千円
平成23年度~平成27年度
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
みやぎ食の安全安心推進条例,食の安全安心の確保に関する基本的な計画(第2期)
事
業
目
的
「安全で安心できる食」の実現を目指し,持続的かつ着実な取組みが図られるよう「みやぎ食の
安全安心推進条例」及び「食の安全安心の確保に関する基本的な計画」(第2期)に基づき,「食の安
全安心消費者モニター制度事業」及び「食の安全安心取組宣言事業」を中心に,消費者,生産者・
事業者及び行政の協働した取組みとして「みやぎ食の安全安心県民総参加運動」を展開する。
令
―
1
みやぎ食の安全安心消費者モニター制度事業(591千円) 【将来ビジョン推進事業】
県民参加での食の安全安心確保対策の推進に向け,消費者の役割を自らの行動で積極的に果たす
人材を育成するため,みやぎ食の安全安心消費者モニターを募集,登録する。
事業内容としては,モニターアンケートの実施や研修会の開催に加え,モニターの参加意欲や満
足度を高める参加型・体験型メニューとして,食品表示ウォッチャーによるモニタリング調査の実
施や生産者との交流会,食品工場見学会を開催するほか,モニターだよりを定期的に発行し,食の
安全安心に関する情報提供を行う。
2
みやぎ食の安全安心取組宣言事業(891千円) 【将来ビジョン推進事業】
生産者・事業者が,県が定めるガイドラインに基づき食の安全安心に関する自主基準を定め,
公開(取組宣言)することにより,食の安全安心に係る意識の高揚を図るとともに,消費者が安
全で安心な食品等を選択する目安とする。
事業内容としては,ロゴマークリニューアルなど刷新した制度内容を県民や事業者に浸透させ
るため,ポスターやパンフレットによる周知活動を行う。
また,取組宣言者と消費者モニターの相互理解を深めるため,県ホームページやモニターだより
により,それぞれの活動状況等に関する情報の共有を図る。
3
食の安全安心相互交流理解度アップ事業(485千円)
消費者,生産者・事業者及び行政等が,連携して食の安全安心の確保に向けた取組みを推進する
ため,関係者による意見・情報交換を行う食の安全安心セミナーを開催するとともに,より地域に
密着した食の安全安心に関するテーマについて話し合う地方懇談会を,県内広域圏ごとに開催する
ことにより,相互理解(リスクコミュニケーション)の充実強化を図る。
事
業
計
画
資
法
補 助 率
環
【みやぎ食の安全安心推進条例(平成16年4月1日施行)】
(正しい知識の習得)
消費者
安全な食品の提供
料
講習会への参加や
意見提言・情報提供
表示のチェックや
情報提供や
意見提言
講習会等の施策実施
施策・措置への協力
生産者・事業者
(法令遵守)
支援,監視・指導,検査等の施策の実施
86
県
(必要な施策の実施)
主
事
業
名
食と暮らしの安全推進課
事
県
主
体
事
業
概
要
輸入食品等検査対策事業
担当課室・班
業
要
<食暮4>
ビ ○ 復
食品安全班(内線2644)
H27当初予算額
事業期間
産
19,821千円
昭和22年度~
補助・単独の別
県単独
根
拠
食品衛生法
事
業
目
的
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の交渉参加により,今後国内における輸入食品の流通量
が増大すると予想される中,輸入食品の安全性に対する消費者の不安が増大してきている。そこで,
輸入食品の取扱業者の監視指導を実施するとともに,輸入農作物等について残留農薬等の検査を行
うことにより,輸入食品に対する安全安心を確保するものである。
事
業
法
令
補 助 率
環
-
1 輸入食品等監視
(1) 食品検査
輸入食品をはじめ,輸入原材料を使用した食品等の検査を実施する。
(2) 立入検査
輸入食品取扱業者等に対し,立入検査を実施し,原産地等の記録や表示について確認を行う。
対象業種:輸入食品の輸入業者,流通販売業者,輸入食品を原材料とする食品加工製造施設等
監視回数:年2回(夏期及び年末)
(2) 消費者に対する啓発
講習会等の開催により,消費者と輸入食品の安全安心に関する意見交換を行い,輸入食品につ
いて正しい情報提供を行う。
計
検査項目
残留農薬
画
残留動物用医薬品
カビ毒
添加物
アレルギー物質
遺伝子組み換え食品
検査対象食品等
殺虫剤,殺菌剤,除草剤,
植物成長調整剤
野菜,果物,えび
48
抗生物質,合成抗菌剤,特殊
鶏肉,豚肉,牛肉,えび, 細菌
食肉製品
パツリン
リンゴジュース
二酸化硫黄
水煮野菜,乾燥野菜
防ばい剤
オレンジ,グレープフルーツ
サイクラミン酸
果実酒
ソルビン酸
シロップ
5
TBHQ
ビスケット類
5
落花生
クッキー,ビスケット
8
えび,かに
インスタント食品,缶詰
卵
食肉製品
そば
うどん
小麦
魚肉練り製品
遺伝子組み換え米
米加工品
29
5
15
4
5
8
8
8
8
10
166
合計
2
検体数
食品検査に係る機器保守点検料等
・ガスクロマトグラフ質量分析器(GC/MS)の保守点検
・液体クロマトグラフ質量分析器(LC/MS/MS)の保守点検
87
循 環 型 社 会 推 進 課
[施 策 体 系]
Ⅰ 震災からの復興の実現
3 震災からの復旧・復興と
環境保全の実現
■低炭素型水ライフスタイル導入支援事業 ビ 復
<循社1>
環
Ⅱ グリーン社会の実現
3 循環型社会の形成
循環型社会形成の推進
◇循環型社会推進費
産 (一部)
◇リサイクル法施行事務費
◇産業廃棄物税基金積立金
◇産業廃棄物等処理実態調査事業
◇みやぎの3R普及啓発事業
産
産
廃棄物の
適正処理対策
廃棄物処理施設の
適切な維持・指導
◇新設拡張指導費
◇施設設置指導費
◇廃棄物処理施設専門委員意見聴取事務費
◇廃棄物処理法改正対応事業費
◇産業廃棄物情報システム活用事業
◇廃棄物処理施設等監視指導費
◇廃棄物処理施設改善指導費
◇災害廃棄物対策事業
◇産業廃棄物処理業等管理システム導入事業 産
◇新産業廃棄物最終処分場整備基本構想策定事業 産
廃棄物の不適正処理
に対する監視強化
◇不法投棄防止対策事業
■産業廃棄物不法投棄監視強化事業
ビ
<循社2>
産
産 (一部)
◇産業廃棄物適正処理監視指導員設置事業 ◇産業廃棄物不適正処理対策交付金 産
◇海岸漂着物等地域対策推進事業
廃棄物処理の
透明性確保
<循社3>
■産業廃棄物処理システム健全化促進事業 ビ 産
◇PCB廃棄物処理計画推進事業
PCB廃棄物の
適正処理の推進
◇PCB廃棄物適正処理推進事業
◇PCB廃棄物処理加速化事業 産
環境保全対策
生活排水対策の推進
◇浄化槽指導監督事業
■低炭素型水ライフスタイル導入支援事業(再掲)ビ 復
注) ■は主要事業
ビ
:将来ビジョン推進事業
復
:震災復興推進事業
産
:産業廃棄物税充当事業
環
:みやぎ環境税活用事業
88
環
<循社1>
<>は事業概要ページ
の右上番号に対応
[施策の概要]
1
循環型社会形成の推進
「宮城県循環型社会形成推進計画」(平成18年3月策定,平成23年3月一部見直し)に
基づき,廃棄物の3R(発生抑制,再使用,再生利用)等を促進するために総合的に施
策を推進するほか,次期計画策定に向けた検討を行う。
容器包装リサイクル法,家電リサイクル法,小型家電リサイクル法や食品リサイクル
法などの各種リサイクル法の総合的な推進を図るとともに,建設リサイクル法に基づき
建設廃棄物の再資源化や適正処理を促進するほか,自動車リサイクル法に基づき使用済
自動車の円滑な再資源化等を促進する。
廃棄物の発生抑制やリサイクルについて県民や事業者等の意識醸成や取組を促進する
ため,廃棄物処理の実態調査や情報提供,普及啓発活動を行うほか,市町村等が策定す
る一般廃棄物処理計画や循環型社会形成推進地域計画,分別収集促進計画(第七期)等
への助言,指導を行う。
産業廃棄物の発生抑制,減量化,再生利用その他適正な処理の促進に関する施策の実
施のための財源である産業廃棄物税の基金管理を行う。
2 廃棄物の適正処理対策
市町村等が行う地域の生活基盤を支えるための重要なインフラである一般廃棄物処理
施設や浄化槽の整備事業等について指導・助言等の支援を行う。
環境省の災害廃棄物対策指針に則り,宮城県地域防災計画や市町村の地域防災計画と
整合をとりながら,宮城県災害廃棄物処理計画の策定に取り組む。
産業廃棄物を適正に処理するための施設の設置計画が,地域住民等や関係市町村の意
見を踏まえて,より環境に配慮したものとなるよう指導するとともに,専門的知識を有
する者の意見を聴取することで,産業廃棄物処理業や産業廃棄物処理施設等の許可を適
正に行う。また,産業廃棄物処理業者や産業廃棄物処理施設等をデーターベース化する
ことで,許可事務の適正化,効率化を図る。
産業廃棄物の不法投棄等の不適正処理を防止するため,監視体制の充実や普及啓発に
取り組むとともに,産業廃棄物適正処理監視指導員(産廃Gメン)の活用等により不法
投棄の早期発見と迅速な対応を図る。
PCB廃棄物の適正保管の確保及び確実かつ円滑な処理を推進するため,関係機関と
の協議・調整を行うとともに,PCB廃棄物適正処理推進員(PCBGメン)によるP
CB廃棄物の保管状況の確認及び収集運搬時の立ち会い指導等を行うほか、未届事業者
の掘り起こし調査等を行い、PCB使用製品等を含めた保管事業者の把握に努め、PC
B廃棄物の適正処理の促進を図る。
国における指定廃棄物処分場の設置に協力し,また,8,000ベクレル以下の汚染
廃棄物については,市町村とともに地域の協力を得ながら,その処理促進に取り組む。
3
環境保全対策
公共用水域等の水質保全の観点から生活環境の保全及び公衆衛生の向上に寄与するた
め,浄化槽保守点検業者の登録事務を適正に実施するとともに,浄化槽法に基づく指導
等の権限を委譲している市町村に技術的助言を行う。
さらに,低炭素社会の実現と環境負荷の低減を目指す環境保全対策の一つとして,排
水量の削減及び排水の浄化による低炭素化と生活排水の環境負荷低減を促進するため,
節湯・節水機器及び災害に強い低炭素社会対応型浄化槽を住宅に導入した県民に設置費
用の一部を補助し,その普及促進を図る。
89
主
事
業
名
循環型社会推進課
事
県
主
体
事
業
施設班
(内線2648)
県単独事業
根
宮城県県税条例,地域環境保全特別基金条例
法
令
要
ビ
補 助 率
<循社1>
○
復
H27当初要求額
事業期間
補助・単独の別
拠
概
低炭素型水ライフスタイル導入支援事業
担当課室・班
業
要
○
環
○
産
18,200千円
平成26年度~
―
事
業
節湯・節水機器及び低炭素社会対応型浄化槽を住宅に導入した県民に対し設置費用の一部を補助す
ることで,家庭における水ライフスタイルの低炭素化に資する。
目
的
事
業
計
画
低炭素型水ライフスタイル導入支援事業 【18,200千円 】
○ 低炭素社会の実現と環境負荷の低減を目指す環境保全対策の一つとして、排水量の削減及び
排水の浄化による低炭素化と生活排水の環境負荷低減を促進する事業。
○ 家庭において排出される二酸化炭素は、自動車、その他動力(照明、家電等)が各 30%、暖
房・冷房が約 17%、給湯・水道が約 16%を占める。
○ 特に、風呂、トイレ及び炊事で家庭全体の水使用量の 75%に達することから、それらに対す
る節湯・節水対策が家庭部門の低炭素化と環境負荷低減に極めて効果的である。
○ また、津波被害により下水道施設が大きな被害を受けたことから、今後、新築需要が大きく
見込まれる沿岸部、例えば南三陸町は下水道事業を廃止して浄化槽整備を中心に生活排水処理
を進めるなど、生活排水処理施設として浄化槽を新築等にあわせて整備することが見込まれて
おり、蛇口から浄化槽までを一つの水のラインとして低炭素化することで、より効果が高めら
れる。
○ さらに、環境省の調査によると、東日本大震災における浄化槽の全損は 3.8%に留まり、国
が災害に強い汚水処理システムとしても浄化槽の整備を促進していることから、被災県として、
浄化槽を支援対象に含めることは創造的復興に向けた取組となる。
○ 以上のことから、節湯・節水機器と低炭素社会対応型浄化槽を住宅に導入した県民に設置費
用の一部を補助し、家庭部門の低炭素化に資する節湯・節水機器及び低炭素社会対応型浄化槽
の普及促進を図る。
○ 併せて、「みやぎe行動宣言」の登録を補助要件とすることで県民の環境配慮行動を促す。
<事業内容等>
 補助の交付 18,200 千円(環境税)
(要件) 節湯・節水機器(2口以上)、節水型トイレ及び低炭素社会対応型浄化
槽の設置、並びに「わたしのe行動宣言」登録
(交付額) 1世帯当たり6万円
(交付世帯数) 300 世帯
90
主
事
業
名
要
事
業
概
要
産業廃棄物処理システム健全化促進事業
<循社2>
ビ ○ 復
担当課室・班
循環型社会推進課 廃棄物指導班
H27当初予算額
事
体
県
事業期間
補助・単独の別
-
根
廃棄物の処理及び清掃に関する法律
事
業
目
的
業
主
拠
法
令
補 助 率
環
産 ○
4,650千円
平成22年度~平成31年度
-
産業廃棄物の不法投棄や不適正処理の温床となっている「安価で悪質な処理業者に産業廃棄物が流
れ、結果的に不法投棄等の不適正処理に繋がる。」という構図を廃し、産業廃棄物処理業者や排出事
業者がその責任を果たすことができ、不適正処理がなされにくい、健全な産業廃棄物処理体制の普及
促進が求められている。
このため、排出事業者等の適正処理に関する普及啓発のための講習会の開催や産業廃棄物処理実績
報告の集計結果の公表など、処理業者や排出事業者がそれぞれの責任を果たすことができる健全な処
理システム構築のための事業を行うことにより、産業廃棄物の適正処理を推進し、県民の廃棄物処理
への信頼性を高める。
1
排出事業者等への啓発
排出事業者や処理業者に対して、廃棄物処理の先進事例や処理ルールの説明等の講習会を開催し、
廃棄物の適正処理に向けた普及啓発を行う。
講習会の開催 参加者:県内排出事業者,処理業者
場 所:仙台市・石巻市・大崎市(予定)年3回程度
2
産業廃棄物処理実績の公表
産業廃棄物処理の透明化を図り、排出事業者の適正な処理業者選定の一助とするため、収集運搬
業者及び処分業者等からの処理実績を求め、集計結果を県ホームページで公表する。
平成25年度から平成26年度にかけて、事業者による報告を事業者自らが県ホームページから
入力又は提出できる電子報告システム(みやぎ産廃ネット)を構築し、実績報告データは、システ
ムにより自動で集計できるようにすることで、当課における一連の報告受付・集計・公表(ホーム
ページ掲載)に関する 業務の簡素化を図った。
平成27年度以降は、「みやぎ産廃ネット」の普及に努め、集計データ等の精度向上を図る。
事
業
計
画
3
電子マニフェスト操作セミナーの開催
電子マニフェストの普及促進のため、排出事業者、処理業者を対象に講習会を開催する。
4
①
②
③
その他
メルマガの配信
HPによる情報発信
出前講座の実施
資
料
91
主
事
業
名
要
事
業
概
要
産業廃棄物不法投棄監視強化事業
<循社3>
ビ ○ 復
循環型社会推進課
事
体
県
補助・単独の別
-
根
拠
廃棄物の処理及び清掃に関する法律
事
業
目
的
不法投棄等不適正処理事案の早期把握・拡大防止を図るため,従来の不法投棄対策に加え,監視の
目の多様化などを中心とした監視体制の充実や,普及啓発,違反行為に対する迅速・厳格な対応,業
者による不適正処理防止の徹底などの各種取組の一層の強化を進めることにより,不法投棄等,不適
正処理の根絶を目指す。
主
法
令
H27当初予算額
産 ○
担当課室・班
業
廃棄物指導班(内線2463)
環
事業期間
補 助 率
10,819千円
平成17年度~平成31年度
-
1
普及啓発の強化による一般県民への不法投棄防止の意識の向上
(1) ラジオ媒体を活用した不法投棄防止広報
県民一人一人の廃棄物適正処理に関する意識を高め,県内から不法投棄等不適正処理を根絶す
ることを目的として,県内全域にラジオ媒体を通じて,通年,広報啓発を行う。
(2) 巡回広報車による不法投棄防止啓発(業務委託)
不法投棄防止を目的とした啓発テープを放送しながら広報車で巡回することにより、不法投棄
未然防止の啓発を図る。
(3) 各種不法投棄防止啓発資材作成
不法投棄防止の啓発活動に資するため,監視協力車を対象にした啓発用ステッカー等を作成す
る。
2
監視強化による不法投棄、不適正処理の早期発見
(1) 産廃ガードマン業務委託
不法投棄等不適正処理の根絶に向けた監視活動を強化するために,民間事業者(警備会社等)
を活用した「産廃ガードマン」を配置し,監視体制の強化を図る。
(2) 民間ヘリコプター運航業務委託
地上からでは全容の把握が困難な箇所における不法投棄の監視を確実なものとするため,県の
防災ヘリに加えて民間ヘリも活用することにより、上空からの監視体制の強化を図る。
(3) 不法投棄多発地点監視事業(監視カメラの設置)
不法投棄の多発する地点に監視カメラを設置し,不法投棄行為者の特定,不法投棄の未然防止
を図る。
3
違反行為に対する迅速・厳格な対応
(1) 不法投棄事案現況調査事業
不法投棄現場の重機開削,廃棄物が生活環境に影響を与えるか否かを調べるための分析委託等
を行う。
4
排出事業者の不適正処理防止対策
(1) 処理業者を対象とする講習会の開催
処理業者による廃棄物の不適正処理を防止するため,処理業者を対象とした産業廃棄物の適正
処理に関する講習会を開催する。
事
業
計
画
資
料
92
竹の内産廃処分場対策室
[ 施策体系 ]
Ⅱ グリーン社会の実現
3
循環型社会の形成
■村田町竹の内地区産業廃棄物最終処分場対策事業
<竹対1>
[ 施策の概要 ]
平成2年に設置された村田町竹の内地区産業廃棄物最終処分場において,事業者が産業廃棄物処
理基準に違反し,許可容量・許可区域を超えた埋立及び許可外廃棄物の埋立等の不適正処分が行わ
れたことにより,高濃度の硫化水素の拡散や地下水環境基準を超える浸出水の拡散により生活環境
保全上の支障又は支障のおそれを生じさせた。平成15年3月に事業者不在となったため,県が行政
代執行により支障除去対策を講じているもの。
処分場の支障又は支障のおそれを除去するため,平成19年3月に産廃特措法に基づく特定支障除
去等事業実施計画(平成19年度~24年度)を策定し,雨水浸透防止対策工事,処分場の維持管理と
各種環境調査(モニタリング)を実施してきた。
平成24年に産廃特措法が改正(延長)されたことに伴い,計画期間を平成33年度まで延長して支
障除去対策を継続することとなり,追加工事として平成25年度から平成26年度にかけて噴出防止工,
整形盛土工を実施。また,モニタリング強化のため観測井戸の増設を行った。平成27年度は,追加
工事後のモニタリングを行うなど,適切に維持管理する。
なお,第二段階対策として計画している浸出水拡散防止対策は,モニタリングの結果,場外地下
水が地下水環境基準を超過するおそれが顕著になった場合に実施することとしている。
【竹の内産廃処分場支障除去対策の実績と今後のスケジュール】
当初計画
雨水浸透
防止対策
整形盛土,雨
水排水溝等の
設置
(H19~20実施)
浸出水拡散防止対策
H19~24
変更計画
H25
H26
H27
H28
H29
H30
整形盛土工
(追加対策工事)
○
噴出防止工
(追加対策工事)
未実施
浸出水拡散
防止工
実施
判断
モニタリング
○
モニタリング
維持管理
○
維持管理
評価委員会
○
評価委員会
注)浸出水拡散防止対策の実施の要否は,平成28年度までに判断する。
93
H31
H32
H33
H34年度
以降
主
事
業
名
要
竹の内産廃処分場対策室
事
県
主
体
業
概
要
村田町竹の内地区産業廃棄物最終処分場対策事業
担当課室・班
業
事
<竹対1>
ビ
復
対策班 (内線2691) H27当初予算額
事業期間
産
41,917千円
平成13年度~
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
廃棄物の処理及び清掃に関する法律
事
村田町竹の内地区産業廃棄物最終処分場において支障除去対策を実施するとともに,各種環
境調査(モニタリング)や処分場の維持管理を適正に行うことにより,処分場周辺地域の生活
環境の保全を図る。
業
目
的
事
法
令
補 助 率
環
-
村田町竹の内地区産業廃棄物最終処分場対策事業
(1)事業概要
平成25年3月に変更した特定支障除去等事業実施計画に基づき,各種モニタリングや処分場の
維持管理を適切に実施する。
実施計画では,第二段階対策(浸出水拡散防止対策)の実施の要否を平成28年度までに判断す
ることとしていることから,特に周辺地下水のモニタリングを強化して,モニタリング結果の評
価・解析に取り組む。
業
計
画
(2)平成27年度事業内容
① モニタリング費 34,920千円(前年度 38,039千円)
処分場周辺地域の生活環境に及ぼす影響を調査する。
・発生ガス等調査(毎月)
・大気環境調査(年4回)
・浸透水・地下水等ダイオキシン類調査(年2回) ・水質調査(年4回)
・バイオモニタリング調査(年4回)
・多機能性覆土状況調査(年1回)
・ガス・水質簡易状況調査(毎週)
・モニタリング結果解析調査(通年)
・硫化水素連続モニタリング調査(24時間連続) ・モニタリング関係準備工(除草年2回)
・モニタリングステーション硫化水素測定機器等更新
② 処分場の維持管理費 6,240千円(前年度 6,382千円)
処分場内の巡回点検・設備補修等,除草,側溝清掃,ガス処理施設維持管理などを行う。
③ 処分場対策推進費 757千円(前年度 807千円)
処分場対策を適切に進めるため,学識者等で構成する評価委員会を開催する。
また,地元住民へ処分場対策等の情報提供として, 月1回「お知らせ」を各戸に配付する。
資
料
94
消費生活・文化課
[ 施 策 体 系 ]
Ⅲ 安全安心社会の実現
4 消費生活の安定と向上
消
費
者
行
政
の
推
進
◇ 消費生活審議会等の運営
(消費者施策推進基本計画(第3期)の策定)
◇ 取引適正化等の推進
◇ 市町村消費者行政の促進
◇ 消費生活協同組合の育成
◇ 消費者行政活性化基金造成事業
■ 消費生活センター機能充実事業
ビ復
<消文1>
(消費生活相談体制整備事業)
(市町村消費者行政推進事業補助金等)
消
費
者
啓
発
の
充
実
■ 消費者啓発事業
復
<消文2>
◇ 金融に関する情報提供・生活設計の普及啓発
■ 消費生活センター機能充実事業(再掲)ビ 復
<消文1>
(地域社会における消費者問題解決力の強化に関する事業)
消
費
生
活
相
談
の
充
実
■ 消費生活相談事業【復興】 復
■ 消費生活センター機能充実事業
<消文3>
ビ復
<消文1>
(消費生活相談員等レベルアップ事業)
(地域社会における消費者問題解決力の強化に関する事業)
Ⅳ 協働共創社会の実現
1 文化の振興
文 化 行 政 の 基 礎 づ く り
◇ 市町村,文化団体等連携
◇ 文化芸術振興審議会の運営
(文化芸術振興ビジョンの改定)
◇ 県民ロビーコンサート開催事業
文 化 創 造 の 風 土 づ く り
■ みやぎ県民文化創造の祭典開催事業
ビ 復
<消文4>
(「東北文化の日」事業)
文
化
活
動
の
促
進
◇ 芸術選奨・同新人賞の交付
◇ 知事賞の交付
◇ 文化事業への助成
◇ 文化振興基金造成事業
◇ 芸術年鑑の発行
み や ぎ 文 化 の 拠 点 づ く り
◇ 県民会館管理運営(指定管理者)
◇ 県民会館施設整備(維持補修)
◇ 慶長使節船ミュージアム管理運営(指定管理者)
◇ 慶長使節復元船管理検討事業
―■ 慶長遣欧使節出帆400年記念事業
国
際
文
化
交
流
注)■は主要事業
ビ は将来ビジョン推進事業
復
は震災復興推進事業
95
復
<消文5>
◇ 中国吉林省文化交流推進事業
<>は事業概要ページ
の右上番号に対応
[施策の概要]
1
消費生活の安定と向上
消費生活を取り巻く社会環境の変化に対応し,消費者の安全と利益の擁護・増進を目的として,商
品等の安全性の確保や消費者被害の未然防止を図るとともに,県民の消費生活に関する相談や苦情の
迅速かつ適切な処理に努めるほか,悪質事業者に対する行政指導等を適切に実施する。また,消費者
・生活者の視点に立った消費者施策及び消費者教育を総合的・計画的に推進するため,「宮城県消費者
施策推進基本計画(第3期)」を策定する。
さらに,多重債務問題については,県,市町村等の相談窓口の周知広報とマニュアルを用いた相談
対応機能の充実に努めるほか,多重債務の未然防止のための普及啓発を実施する。
また,市町村の消費生活相談体制の機能充実を図るため,市町村消費生活相談員への助言,弁護士
による消費生活相談支援,各種研修会の開催や補助金による財政支援等の取組を行う。
2
文化の振興
県庁舎を文化の香りが高く,県民に開かれた交流の場とするために,「県民ロビーコンサート」を開
催するほか,市町村や文化団体等との情報交換等を通して,県内の文化行政の緊密な連携を図る。
個性的で魅力あるみやぎの文化を創造するため,引き続き「みやぎ県民文化創造の祭典(芸術銀河
2015)」を開催し,県民参加と人材育成を主眼に,県内外で活動する芸術家等に対する発表機会の
提供や県民の文化に対する気運の醸成を図るための事業を展開する。また,県民の文化活動を促進す
るため,優れた芸術活動への顕彰及び各種文化活動の支援を行うほか,芸術活動の記録である「芸術
年鑑」を作成し,県民への情報提供を積極的に行うとともに,震災後の文化芸術を取り巻く環境の変
化等に対応するため,「宮城県文化芸術振興ビジョン」の改定を行う。
また,本県における文化の拠点施設である宮城県民会館東京エレクトロンホール宮城及び慶長使節
船ミュージアムの管理運営について,指定管理者である宮城県民会館管理運営共同企業体及び公益財
団法人慶長遣欧使節船協会にそれぞれ委託するとともに,慶長遣欧使節出帆400年を記念し,その
歴史的な偉業を国内外に広く発信し未来へと引き継いでいくため,記念事業を継続実施する。
96
主
事
業
名
要
消費生活・文化課
消費生活・文化課
事
県
主
体
業
概
要
消費生活センター機能充実事業
担当課室・班
業
事
<消文1>
ビ ○ 復 ○ 環
消費者行政班(内線2523)
相談啓発班 (内線2524)
H27当初予算額
事業期間
170,426千円
平成21年度~27年度
補助・単独の別
国庫補助事業
根
拠
消費者安全法・消費者教育の推進に関する法律・消費生活条例・地方消費者行政推進事
業実施要領等
事
業
目
的
消費者安全法では,消費生活センターを法的に位置付け,機能拡充・強化を図ることとしている。
このことを踏まえ,県消費生活センターの相談・指導体制等の機能拡充を図り,県民の消費生活の
安定と向上を図ることを目的とする。
国の地方消費者行政推進交付金等を活用し,県及び市町村の消費生活相談体制の充実・強化を図
るための事業を実施する。
法
令
補 助 率
産
10/10
(1) 消費生活相談員等レベルアップ事業(1,150千円)
・相談員の資質向上のため,国民生活センター等主催の研修会に派遣する。
事
業
計
画
(2) 消費生活相談体制整備事業(8,744千円)
・悪質事業者に対する指導取締りを強化するため,不当取引専門指導員を配置する。
・消費生活相談員の増員により,相談業務の機能充実を図る。
(3) 地域社会における消費者問題解決力の強化に関する事業(13,868千円)
・若者の消費者教育のための消費生活読本を作成・配付し,消費者被害の予防及び啓発を図る。
・教員向け研修会の実施及び指導用教材を作成し,学校教育現場における消費者教育の推進を図
る。
・法律の専門家による相談現場のサポートを実施し,消費者から寄せられる専門的分野の相談に
対応する。
・各地域における消費者問題対策を推進するため,消費生活サポーターを養成・支援する。
・消費者市民社会をテーマとするシンポジウムを開催,当該問題に対する関係者の意識の向上を
図る。
(4) 市町村消費者行政推進事業補助金等の交付(146,664千円)
・市町村の消費生活相談窓口の機能強化や食の安全安心を図るため,補助金を交付する。
資
料
97
主
事
業
名
消費生活・文化課
事
県
主
体
事
業
概
要
消費者啓発事業
担当課室・班
業
要
<消文2>
ビ
相談啓発班(内線2524)
H27当初予算額
復 ○ 環
産
784千円
事業期間
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
消費者基本法・消費者安全法・消費者教育の推進に関する法律・消費生活条例
事
業
目
的
消費者被害を防止するため,各種媒体を活用した適時適切な情報提供,各種講座の開催及び学校
教育等と連携した消費者教育を行う。
1
事
法
令
補 助 率
―
背景
消費者基本法において,
「消費者は、自ら進んで,その消費生活に関して,必要な知識を修得し,
及び必要な情報を収集する等自主的かつ合理的に行動するよう努めなければならない。」と規定さ
れていることから,県では,消費者の自立を支援するため,消費生活に関する知識の普及及び情報
の提供等消費者に対する啓発活動を推進するとともに,学校,地域,家庭,職域その他の様々な場
を通じて消費生活に関する教育を充実するなど,地域の社会的,経済的状況に応じた施策を講じる
こととした。
業
計
画
2 事業内容
(1)消費生活講座開催事業
市町村,公民館,学校及び地域の団体等からの依頼を受け,各種講座や研修会へ職員,消費生活
相談員を講師として派遣し,消費生活に関する情報提供を行う。
(2)消費生活情報の収集提供事業
広く消費者に対し,安全・安心な暮らしに必要な情報を提供するため,啓発リーフレットの作成
・配付などを行う。
(3)消費生活に関する展示・教育事業
消費生活センター内に消費者トラブルや問題商法に関するパネル等を常設展示するとともに,県
庁ロビー等で移動パネル展示を行う。また,市町村や学校,事業所等に啓発ビデオやパネル等の貸
し出しを行う。
資
料
98
主
事
業
名
消費生活相談事業
担当課室・班
消費生活・文化課
事
県
業
主
体
要
事
業
概
要
<消文3>
ビ
相談啓発班(内線2524)
H27当初予算額
復 ○ 環
産
62,522千円
事業期間
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
消費者基本法・消費者安全法・消費生活条例
事
業
目
的
消費者被害にあった県民を救済し,及び支援するため、消費者からの苦情の申出に対して,調査,
助言,あっせんその他必要な措置を適切かつ迅速に講じる。
1
事
業
法
令
補 助 率
―
背景
消費者基本法において,県には,商品及び役務に関し事業者と消費者との間に生じた苦情を専門
的知見に基づいて適切かつ迅速に処理することが求められており,消費生活に係る相談及び苦情処
理,消費生活相談員等の資質の向上など,県民の消費生活の安定と向上を図るために重要な施策を
講じることとした。
2 事業内容
(1)消費生活相談の実施
消費者の安全と利益の擁護・増進を図るため,消費者苦情が適切かつ迅速に処理されるよう助言,
あっせんその他必要な措置をとる。
計
画
(2)消費生活相談員への法律相談支援及び資質向上
複雑化・多様化する相談内容に適確に対応するため,消費生活相談員を専門研修に派遣するなど
により専門性の向上を図る。また,消費生活センターに顧問弁護士を配置し,法理解釈等に関して
指導助言を受けるなど消費生活相談員の対応能力の向上を図る。
(3)多重債務問題対策会議の開催
多重債務問題対策の検討及び多重債務者の更なる掘り起こしをすすめるために,県内関係団体で
構成する「多重債務問題対策会議」を開催する。
(4)関係機関との連絡調整
国や独立行政法人国民生活センター,他都道府県の消費者行政部局,市町村等行政機関との連携
し,消費者被害の防止と解決を図るほか,弁護士会等との意見交換の機会を通じて消費者被害の円
滑な救済方策等について協議する。
資
料
99
主
事
業
名
要
事
業
概
要
みやぎ県民文化創造の祭典開催事業
<消文4>
ビ ○ 復 ○ 環
担当課室・班
消費生活・文化課
事
体
実行委員会
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
―
事
業
目
的
芸術文化の鑑賞と発表の機会を拡充し,県内の芸術文化活動の活性化を図るため,芸術銀河
2015(みやぎ県民文化創造の祭典)を開催する。
業
主
法
令
文化振興班(内線2527)
H27当初予算額
産
事業期間
補 助 率
14,900千円
平成9年度~
―
「芸術銀河2015(みやぎ県民文化創造の祭典)」の開催・・・14,900千円
事
1
事業主体
みやぎ県民文化創造の祭典実行委員会(会長:知事)
2
開催期間
平成27年9月~11月を中心に実施
3
開 催 地
県内全域で実施
4
事業内容
(1)主催事業
・舞台ワークショップ
・音楽アウトリーチ
・美術ワークショップ
・芸術銀河美術展
・みやぎ発信劇場
・「東北文化の日」実施 等
(2)共催事業
県及び県関係団体が主催する主要な芸術文化事業
(3)協賛事業
芸術銀河の趣旨に賛同する各団体が主催する県内の文化事業
(4)広域文化活動支援
第52回宮城県芸術祭共催 第19回みやぎ県民文化祭共催
業
計
画
資
料
<平成26年度実績>(H27.2月末現在)
「芸術銀河2014(みやぎ県民文化創造の祭典)」の開催
1 開催期間
平成26年9月~11月を中心に実施
2 開 催 地
県内全域
3 事 業 数
66事業
・ 主催事業
6事業
・ 共催事業
10事業
・ 協賛事業
50事業
・ 広域文化活動支援
第51回宮城県芸術祭共催 第18回みやぎ県民文化祭共催
100
主
事
業
名
要
事
業
概
要
慶長遣欧使節出帆400年記念事業
ビ
復 ○ 環
消費生活・文化課
事
体
実行委員会
補助・単独の別
県単独事業
根
拠
―
事
業
目
的
慶長遣欧使節の出帆400年を記念し,慶長遣欧使節の果たした歴史的な偉業を国内外に広く発
信し未来へと引き継いでいくため,関係団体が連携して実行委員会を設立し,記念事業を実施する。
事
業
計
画
1
主
法
令
H27当初予算額
産
担当課室・班
業
文化振興班(内線2527)
<消文5>
事業期間
補 助 率
0千円
平成25年度~27年度
―
イベントの実施
・「イタリアフェスティバル」(仮称)
慶長遣欧使節がイタリア・ローマに到着した10月25日にちなんで,平成27年10月の1ヶ
月間を「イタリアフェスティバル」
(仮称)として,仙台市内のホテルやデパート等の協力を得て,
イタリアにちなんだ音楽・踊り・食などに関連した文化交流イベントを開催する。
・当実行委員会企画「イタリア・ヴァチカン訪問」(仮称)
イタリア・ローマとの交流のきっかけとなった慶長遣欧使節に思いを馳せ,実行委員会が企画,
旅行会社が実施する訪問団を7月下旬に派遣する。
・「音楽と踊りコンサート」
「県民ロビーコンサート」とタイアップし,慶長遣欧使節が訪れた関係国にちなんだ音楽や踊りの
コンサートを県庁1階県民ロビーで開催する。
・「平成青少年遣欧使節団派遣プロジェクト」(当実行委員会共催)
宮城県の特使として,宮城県知事の親書を携えた県内の高校生をイタリアへ派遣する。
2
事業全体のコ―ディネート
関係団体が実施する事業の集約や事業全体のコーディネートを行う。
3
広報・宣伝
ポスター,Webサイト,ガイドブック等の作成,メディアを活用したPR活動を行う。
4
寄付金・協賛金の募集
400年記念事業を効果的に推進するため,寄付金・協賛金等を募集する。
資
慶長遣欧使節出帆400年記念事業実行委員会の概要
料
1
2
実行委員会の構成団体
宮城県,仙台市,石巻市,(公財)慶長遣欧使節船協会,仙台商工会議所,石巻商工会議所等
実行委員会の役員
会
長:村井嘉浩(宮城県知事)
代表副会長:一力雅彦((公財)慶長遣欧使節船協会代表理事)
副 会 長:奥山恵美子(仙台市長),亀山紘(石巻市長),鎌田宏(仙台商工会議所会頭),
浅野亨(石巻商工会議所会頭)
101
共同参画社会推進課
[施 策 体 系]
Ⅰ 震災からの復興の実現
3 震災からの復旧・復興と環境保全の実現
復
■震災復興担い手NPO等支援事業
■安全・安心まちづくり推進事業
<共社1>
ビ 復
<共社2>
■男女共同参画の視点での防災意識啓発事業
復
<共社3>
ビ 復
<共社2>
Ⅲ 安全安心社会の実現
1 犯罪のない安全・安心
まちづくりの推進
安全・安心まちづくりの推進
■安全・安心まちづくり推進事業(再掲)
男女共同参画に関する行政の
企画及び総合調整
◇宮城県男女共同参画審議会
Ⅳ 協働共創社会の実現
2 男女共同参画の推進
◇男女共同参画基本計画進行管理
◇市町村男女共同参画行政推進
◇県・市町村パートナーシップ事業
◇男女共同参画相談と自立サポート事業
■男女共同参画の視点での防災意識啓発事業(再掲)
男女共同参画社会の形成に向
けた意識啓発
復
<共社3>
◇男女共同参画相談と自立サポート事業(再掲)
◇男女共同参画サイトの運営
◇宮城県女性人材リスト整備事業
あらゆる分野における男女共
同参画の推進
◇各種女性団体連絡協議会の運営・支援
■いきいき男女共同参画推進事業
3 NPO活動と県民運動の
促進
NPO活動の支援・促進及びNPO
とのパートナーシップの確立
<共社4>
ビ
◇特定非営利活動促進法(NPO法)施行関連事務
◇民間非営利活動促進委員会運営費
◇みやぎNPOサポートローン
◇県有遊休施設等の有効利用によるNPOの拠点づくり事業
◇民間非営利活動プラザ
■震災復興担い手NPO等支援事業(再掲) 復
<共社1>
◇すばらしいみやぎを創る運動推進事業
県民運動の推進
◇コミュニティ助成啓発推進事業
◇住みよいみやぎづくり功績者表彰
4 青少年の健全育成の推進
◇青少年問題協議会
青少年行政の総合調整
◇青少年行政推進体制の強化
◇子ども・若者支援相談機関連絡協議会
◇青少年専門員の設置
◇青少年育成県民運動推進事業
青少年健全育成対策の推進
◇内閣府主催「青年海外派遣事業,外国青年受入事業」
◇青年会議所の指導監督
■ネクストリーダー養成塾実施事業
ビ 復
<共社5>
◇青少年健全育成県民総ぐるみ運動事業
青少年非行防止対策の推進
◇青少年健全育成条例の施行
◇青少年環境浄化モニターの設置
◇インターネット安全利用推進事業
注) ■は主要事業 は将来ビジョン推進事業 は震災復興推進事業
ビ
復
102
<>は事業概要ページの
右上番号に対応
[施策の概要]
1 男女共同参画に関する総合的な企画及び調整
宮城県男女共同参画基本計画に基づき男女共同参画施策を総合的かつ効果的に推進するため,関係機関
との連携により基本計画の進捗状況を管理し,年次報告としてまとめ公表する。
また「みやぎ男女共同参画相談室」において,男女共同参画に関する諸問題についての相談に対応する。
2 男女共同参画社会の形成に向けた意識啓発
男女共同参画社会の実現に向けた取組を推進するため,男女共同参画に関する各種情報や個人,団体,
企業等の先進的な取組に関する情報を提供する男女共同参加サイトを運営するとともに,シンポジウム等
の開催により県民の意識啓発を図る。
また,東日本大震災の教訓を活かして男女共同参画の視点での避難所の運営や防災対策を実践するリーダー養
成を行う。
3 あらゆる分野における男女共同参画の推進
男女共同参画社会を形成していくためには,あらゆる場面に女性の意見や考えを反映させる必要がある
ことから,女性人材リストを整備し,審議会等の政策・方針決定の場への女性の参画を促進する。
また,職場における男女共同参画を推進するため,「女性のチカラを活かす企業認証制度」を実施するな
ど,男女共に働きやすい就業環境づくりを促進する。
4
NPO活動の支援・促進及びNPOとのパートナーシップの確立
民間非営利活動団体(NPO)の活動を促進するため,活動資金に係る支援や県有遊休施設の貸し付け,
地域のNPO支援センター及び中間支援組織の育成支援,NPO活動促進のための中核機能拠点である宮
城県民間非営利活動プラザ(みやぎNPOプラザ)の適切な管理運営等を行うとともに,震災復興の担い
手となるNPOへの支援を推進する。
5
県民運動の推進
すばらしいみやぎを創る協議会への助成及び事業共催,コミュニティの健全な育成を図るため財団法人
自治総合センターが実施するコミュニティ助成事業に係る市町村指導等を行う。
6
犯罪のない安全・安心まちづくりの推進
犯罪のないみやぎ安全・安心まちづくり条例に基づき,犯罪のない安心して暮らすことができる安全・
安心まちづくりを地域の人々が連携して県民運動として進めていくための支援や,安全・安心まちづくり
の広報啓発活動を展開するとともに,不慮の事件・事故に遭遇した犯罪被害者及びその家族等を支援する
相談窓口の設置及び特に潜在化しやすい性犯罪・性暴力被害者を対象とした性暴力被害相談支援センター
宮城の運営により,犯罪被害者一人ひとりの状況に応じた適切な支援に取り組む。
7
青少年行政の総合調整
青少年を取り巻く社会環境の変化が複雑多様化し,青少年の育成に様々な影響を与えている中,「青少年
の健全な育成に関する基本計画」を全面改定し,新しい計画を策定するとともに,青少年育成施策を総合
的かつ計画的に推進するため,関係行政機関等と緊密な連携を図っていく。
8 青少年健全育成対策の推進
青少年問題の重要性に鑑み,広く県民の総意を結集して青少年の健全育成を図るため設置した「青少年のため
の宮城県民会議」の各種事業を通して,県民の啓発と青少年育成活動の普及・定着を図るとともに,県内の中学
生を対象として「ネクストリーダー養成塾」を実施し、東日本大震災後の宮城を支える次代のリーダーを養成す
るなど青少年の健全育成を推進していく。
9
青少年非行防止対策の推進
青少年の非行等の問題行動を未然に防止するため,関係行政機関,民間団体,家庭,学校及び地域が一
体となり「青少年健全育成県民総ぐるみ運動」を展開するとともに,青少年が犯罪に巻き込まれないよう
有害環境の浄化やインターネット安全安心利用を図るなどの事業を推進する。
103
主
事
業
名
要
事
業
概
要
震災復興担い手NPO等支援事業
<共社1>
ビ
担当課室・班
共同参画社会推進課 NPO・協働社会推進班
(内線2576)
H27当初予算額
事
県
事業期間
業
主
体
産
77,793千円
平成25年度~平成27年度
補助・単独の別
国補助(内閣府所管交付金)
根
拠
NPO等の運営力強化を通じた復興支援事業実施要領(内閣府策定)
事
業
目
的
民の力を生かした被災地の復興や被災者の生活支援等を促進するため,震災復興の担い手となるN
PO等による自主的・継続的な復興支援活動を支援することにより,高い運営力を有するNPO等を
育成し,中長期的な復興支援の促進を図る。
法
令
補 助 率
復 ○ 環
国補助率2/3
震災復興に向けた被災地・被災者支援の活動に取り組むNPO等(NPO法人及び任意のボランテ
ィア団体など,社会的・公益的な事業活動を自主的・自発的に行う民間団体)の活動を後押しするた
め,以下(1)及び(2)の支援事業を実施する。
事
業
(1)運営力強化実践事業《補助事業(補助率8/10予定)》
震災復興の支援活動として効果的と認められ,かつ,実施・参加する団体の能力向上や地域の
NPO等の連携推進に資する先駆的な活動を行うNPO等に対し,補助金を交付する。
〔補助対象の活動例〕
○ 支援活動の実践を通じてNPO等の人材育成が図られる活動(例:事業を行うNPO等職
員のICTに関する知識を高めつつ,被災地でのICTを活用した起業を支援する活動)
○ 支援活動を行うNPO等のネットワーク形成が図られる活動(例:NPO等の支援に係る
ニーズの共有・マッチング,県外NPO等から地元NPO等へのノウハウの移転,復興拠点
の構築,中間支援組織の強化・育成)
計
画
資
料
(2)復興支援基盤強化事業《委託事業》
震災復興の担い手となるNPO等の経営能力の向上及び活動基盤の整備等を目的として,中間
支援組織(NPO等の支援を主目的とするNPO法人)等に委託して相談・研修事業等を行う。
〔事業例〕
○ NPO運営に精通した専門家(公認会計士,税理士,中小企業診断士,NPOの設立・運
営実務に精通した中間支援組織の職員)を被災地に派遣して実施する現地相談会
○ NPO能力向上のための研修・セミナー(例:組織運営,人材育成,労務,税務会計,資
金調達,認定NPO取得,ICT活用等に関する研修等)
○ NPO等の事業計画改善に向けたハンズオン支援(例:NPO等の事務所に中小企業診断
士を派遣して事業計画の診断・改善指導を実施)
【平成26年度の実績】
(1)運 営 力 強 化 実 践 事 業(補助事業)
(2)復興支援基盤強化事業(委託事業)
10件
3件
104
主
事
業
業
事
拠
概
主
法
要
<共社2>
ビ ○ 復 ○ 環
共同参画社会推進課
H27 当初予算額
安全・安心まちづくり推進班(内線2567)
体 県
産
14,166千円
事業期間 平成18年度~
補助・単独の別 県単独
根
業
名 安全・安心まちづくり推進事業
担当課室・班
事
要
補 助 率 -
令 犯罪のないみやぎ安全・安心まちづくり条例
事
業
県民が安心して暮らせる地域社会の実現を目指し,行政,県民,事業者が連携・協働して「安全・
目 安心まちづくり」を県民運動として展開していく。
的
平成27年度は,以下の各事業を実施し,「安全・安心まちづくり」を県民運動として展開していく。
1
安全・安心まちづくり委員会の開催
「犯罪のないみやぎ安全・安心まちづくり条例」に基づく知事の附属機関である「安全・安心ま
ちづくり委員会」を開催し,「犯罪のないみやぎ安全・安心まちづくり基本計画」に基づき実施さ
れる施策の進捗状況等を報告するとともに意見を聴取して施策に反映する。
2
地域安全教室講師派遣事業
県内各地域における住民が安全で安心して暮らせる環境整備のため,防犯ボランティア団体等が
行う防犯教室などに講師を派遣する。
3
安全・安心まちづくりに関する広報・啓発事業
・県内の学生,生徒,児童を対象とした防犯に関する教材(リーフレット等)の作成・配布
・子どもを犯罪の被害から守るための,地域における見守り活動の重要性を県民に広く周知する
ため,各種媒体を通じた広報活動を展開する。
計 4
防犯ボランティア活動支援事業
被災地をはじめとした県内各地域の安全・安心まちづくりの核として活動する防犯ボランティア
団体に対し,活動用品を貸与することにより,犯罪のない安全・安心まちづくり活動を支援する。
事
業
画
5
犯罪のない安全・安心まちづくりの気運の醸成
犯罪のない安全・安心まちづくりの気運の醸成を図るため,フォーラム等を開催する。
6
犯罪被害者等支援事業
・犯罪被害者等のための各種相談窓口の連絡先等が網羅されたリーフレットの作成・配布
・市町村等の犯罪被害者支援担当者を対象とした研修等を開催する。
7
「性暴力被害相談支援センター宮城」運営事業
性犯罪・性暴力被害者からの相談を受け付け,要望に応じた適切な支援をコーディネート・提供
する機関として「性暴力被害相談支援センター宮城」を運営するもの。
資
料
105
主
事
業
業 主
事
共同参画社会推進課
男女共同参画推進班
(内線2568)
体 県
拠 法
概
要
令
ビ
H27当初予算額
事業期間
補助・単独の別 県単独
根
業
名 男女共同参画の視点での防災意識啓発事業
担当課室・班
事
要
補 助 率
<共社3>
復 〇 環
産
350千円
平成25年度~
―
―
事
東日本大震災の教訓を活かし,男女共同参画の視点での避難所の運営や防災対策等についての啓発
業 資料を作成し,広く県民に周知するとともに,作成した資料を活用した講座等の実施により,震災か
目 らの復興,防災への取組に男女共同参画の視点を取り入れていくためのリーダー養成を行い,県全体
的 の男女共同参画に関する意識の向上を図る。
男女共同参画の視点や災害時要援護者への配慮の視点を取り入れた防災対策,避難所運営等につい
て地域住民に普及するとともに,復興過程等に男女共同参画の視点を取り入れていくためのリーダー
養成講座を実施する。
事
業
計
①実施回数
県内7箇所(県合同庁舎等)
②内容
有識者による基調講演と「男女共同参画・多様な視点 みんなで備える防災・減災のてびき」の
活用方法等の普及,避難所運営マニュアル等の作成に関する演習等を実施。
画
平成26年度実績
〇外国語版「男女共同参画・多様な視点 みんなで備える防災・減災のてびき」の作成
英語2,500部,中国語(繁体・簡体)各1,250部,韓国語2,500部,タガログ語1,500部,ベトナム語1,000部
○英語版パネル「男女共同参画・多様な視点
資
料
みんなで備える防災・減災のてびき」の作成
〇男女共同参画・多様な視点での防災対策実践講座
1月23日(金)大和町役場
2月 4日(水)美里町中央コミュニティーセンター
2月 6日(金)ペアパル利府
2月14日(土)名取市文化会館
2月16日(月)村田町中央公民館
3月18日(水)多賀城市文化センター
106
主
事
業
業 主
事
拠 法
概
要
共同参画社会推進課
男女共同参画推進班
(内線2568)
H27当初予算額
体 県
令
<共社4>
ビ ○ 復
事業期間
補助・単独の別 県単独事業
根
業
名 いきいき男女共同参画推進事業
担当課室・班
事
要
補 助 率
環
産
2,783千円
平成27年度~平成29年度
―
―
事
企業等におけるポジティブ・アクションやワーク・ライフ・バランスについての普及啓発を図るこ
業 とにより,女性も男性も能力を発揮やすい両立支援等の充実した職場環境づくりを促進するとともに,
目 キャリアアップを目指す女性や女性の活躍促進を支援する人材の育成を行い,男女共同参画の実現に
的 資する。
1
「女性のチカラ」は企業の力普及推進事業
①「女性のチカラは企業の力」認証制度
ポジティブ・アクション等の推進に取り組む企業等を認証し認証書等を交付
②普及推進事業(拡充)
認証企業の内,顕著な取組を行っている企業の表彰を実施
また,シンポジウムの開催・表彰企業等の好取組を紹介するポイント集を作成し,認証を目
指す企業等を対象とした研修に活用
2
男性にとっての男女共同参画推進事業(新規)
職場や家庭における男女の固定的役割分担の弊害に男性が気づき,男女共同参画が男性にもプ
ラスであることの理解を深められるよう普及啓発
3
いきいき男女共同参画人材育成事業(新規)
女性の人材育成や,女性の活躍促進を支える人づくりを推進し,労働者が仕事と生活の両立を
図りながら,企業等において能力を発揮し,いきいきと活躍し続けることを支援する。
事
業
計
画
①いきいきキャリアスタート事業
就職前の学生を対象としてワーク・ライフ・バランス等の普及啓発事業を実施
②いきいきキャリアアップ事業
県内女性労働者のロールモデル就任を依頼し,ロールモデル参加によるワークショップを
開催
③いきいきキャリア応援事業
中小企業経営者,人事担当者等を対象に職場における男女共同参画の推進等についての研
修を開催
④いきいき男女共同参画まちづくり支援事業
男女共同参画の視点を取り入れ自治体が事業を推進していくことの重要性等について自治
体職員を対象として研修を開催
<「女性のチカラを活かす企業」認証数>(平成27年2月1日現在)
(単位:件)
資
料
H26
H25
H24
H23
H22
H21
「女性のチカラを活かす企業認証書」
409 219
87
114 105 113
交付数
「ポジティブ・アクションの推進に係る
232 160 101 133 120 121
確認書」交付数
※各年度末の認証件数は 1/1~12/31 の申請を 5/1,8/1,11/1,2/1 付けで認証した件数の合計
107
H20
147
118
主
事
業
名
共同参画社会推進課
事
県
主
体
補助・単独の別
根
拠
事
業
目
的
・
法
令
事
業
概
ネクストリーダー養成塾実施事業費
担当課室・班
業
要
<共社5>
ビ ○ 復 ○ 環
青少年育成班(内2577)
H27当初予算額
事業期間
県単独
要
補 助 率
産
1,000千円
平成26年度~
-
-
青少年の健全な育成に関する施策において「青少年の健全育成」と「青少年の保護」は大きなテ
ーマであり、「要」の事業である。
・ 青少年の健全育成を図る上で、青少年のリーダー養成は不可欠であり、震災後の宮城県を引っ張
っていく次代のリーダーを養成するため、本事業を実施するもの。
【事業概要】
〔目 的〕
震災後の宮城を引っ張っていく次代リーダーの養成
事
業
〔実施主体〕ネクストリーダー養成塾実行委員会
(構成員) 宮城県、宮城県教育委員会、宮城県商工会議所連合会、(株)河北新報社、青少年のた
めの宮城県民会議
計
〔対 象〕
県内の中学1年生から3年生
画
〔参加者〕
定員 40名(公募だが、各学校で生徒会役員を務めている生徒を推薦してくることが多い)
〔会
場〕東北自治総合研修センター
〔事業内容〕
知事からの講話、様々な分野の第一人者の講話、グローバルな世界で活躍している方の講話、グル
ープワーク、意見発表
◎
他県での取組
○岩手県:いわて希望塾(県男女共同参画課主催)県内中学生170名参加
岩手県知事との対話、講演から「未来への提言」についてまとめ、全体発表
○鹿児島県:かごしま子どもリーダー塾(高校生対象)、新かごしま子ども塾(小学生対象)
通年で研修を実施、講義と地域における実践活動を通し、県の次代を担う人材を育成
資
料
108
第3章
環境生活部の地方機関及び所管施設
3-1
環境生活部の地方機関
機
関
名
保健環境センター
所
在
地
仙台市宮城野区幸町四丁目7-2
所
管
課
環境対策課
設
置
目
電 話 番 号
022-352-3861
的
保健衛生及び環境保全に関する調査研究,試験検査や監視業務,情報の収集・提供などを総合的に行う
ことにより,快適で安全な県民生活の確保に資する。
事 業 の 概 要
5部で構成されており,各部の業務内容は以下のとおりである。
《企画総務部》
調査研究に関する総合的な企画・調整を行うとともに,保健衛生や環境保全に関する
情報の収集等及び環境情報センターの管理運営を行う。また,所内の事務の総合調整を
行う。
《微 生 物 部》
感染症・食品衛生・生活衛生・薬事衛生に関する微生物学的検査及びこれらの情報の
収集・発信を行うとともに関係する調査研究を行う。
《生活化学部》
食品衛生・生活衛生・薬事衛生に係る理化学的検査及びこれらの事項に関係する調査
研究を行う。
《大気環境部》
大気汚染の常時監視や工場・事業場の排ガス等の検査,大気中の有害物質・酸性雨,
騒音・振動・悪臭の測定及びこれらの事項に関係する調査研究を行う。
《水 環 境 部》
公共用水域の水質・工場事業場排水・土壌・一般廃棄物及び産業廃棄物・微量化学物
質等の測定及びこれらの事項に関係する調査研究を行う。
109
機
関
名
環境放射線監視センター
所
在
地
仙台市宮城野区幸町4丁目7-1-2
所
管
課
原子力安全対策課
設
置
目
電 話 番 号
022-792-6311
的
原子力発電所周辺地域その他必要な地域における環境放射線等の監視測定を行うとともに、原子力発電
所周辺地域における緊急時安全対策を行う。
事 業 の 概 要
1
女川原子力発電所周辺地域の安全確保のため,「環境放射能及び温排水測定基本計画」に基づき環境
放射線の連続測定・監視及び環境試料中の放射能測定を行う。
2
外国の核爆発実験の影響等,女川原子力発電所以外からの影響を把握するため,国から環境放射能水
準調査事業を受託し,当該事業を実施する。
3
女川原子力発電所の緊急事態に対処するため,緊急時モニタリングに関する業務を行う。
4
東京電力㈱福島第一原子力発電所の事故への対応として,環境放射線の連続測定及び各部局が実施す
る放射能調査に対する技術的助言を行う。
110
機
関
名
食肉衛生検査所
所
在
地
登米市米山町字桜岡今泉314
所
管
課
食と暮らしの安全推進課
設
置
目
電 話 番 号
0220-55-3752
的
食肉,食鳥肉の安全性を確保するため,「と畜場法」及び「食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関す
る法律」に基づき,下記の業務を行う。
1 と畜検査及び食鳥検査
2 と畜場及び食鳥処理場の衛生管理に関する指導
3 調査研究等
事 業 の 概 要
1
宮城県食肉流通センター(豚換算 一般畜 1,450頭/日,病畜50頭/日)及び宮城県畜産試験場(豚
10頭/日:簡易と畜場)を所管する。
2 検査対象食鳥処理場(年間処理羽数が30万羽を超える処理場)1施設及び認定小規模食鳥処理場4施設
を所管する。
3 平成25年度実績 (食肉衛生検査所)
(1)と畜検査頭数
(単位:頭)
牛
馬
豚
めん羊
山羊
計
6,243
0
245,660
34
0
251,937
(2)検査結果
(単位:頭)
と殺禁止
全部廃棄
一部廃棄
2
201
172,846
(3)食鳥処理確認状況
検査対象処理場
認定小規模処理場
(単位:羽)
検査(確認)羽数
全部廃棄
一部廃棄
6,439,506
67,065
83,217
33,604
38
426
111
機
関
名 動物愛護センター
所
在
地 黒川郡富谷町明石字下向田69-4
所
管
課 食と暮らしの安全推進課
設
置
目
電 話 番 号
022-358-7888
的
「動物の愛護及び管理に関する法律」及び「狂犬病予防法」に基づき,収容した動物の管理等を行
うとともに,動物愛護思想の普及啓発を行う。
事 業 の 概 要
1
犬,ねこ等の動物の管理,譲渡及び処分
・ 引き取った子犬,子ねこの譲渡に努めるほか,処分を行う。
2
3
捕獲犬の抑留(塩釜保健所管内の一部)
動物の愛護及び適正な飼養に関する知識の普及啓発
・ 動物(ポニー,ヤギ,ウサギ,子犬,モルモット等)を飼育し,ふれあい広場,ふれあい教室(移
動を含む),一日飼育体験等を開催する。
4
負傷動物の治療
5
動物由来感染症の調査研究
〔平成25年度動物愛護事業の実施状況〕
1
動物愛護業務
ふれあい広場
利
参
用
加
9,620人
( 245日 ) 者
者
1日飼育
体××験
ふれあい教室
センター
内開催
2,100人 参
譲
移動開催
224人 加
46人 渡
2,324人 者
頭
計
数
計 11,990人
2
譲 渡
犬
71頭
ねこ
73頭
計
144頭
動物愛護週間1日開場
・ 開催日:平成25年9月21日
・ 内 容:動物愛護週間行事として,愛護週間の休日を特別開場し,「ふれあい広場の開放」,
「乗馬体験」,「動物のお絵かき」等のコーナーを設ける。
・ 入場者:171人
112
3-2
環境生活部の所管施設
施
設
名
宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター
設 置 年 度
平成2年度
所
在
地
栗原市若柳字上畑岡敷味17-2
電 話 番 号
0228-33-2216
所
管
課
自然保護課
委託費
設
置
目
指定管理者
(公財)宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団
28,724千円
的
ハクチョウやガンなどをはじめとする数多くの水鳥の渡来地であり,国際的に重要な湿地として「ラム
サール条約」に登録されている伊豆沼・内沼の調査・研究の拠点施設として,自然環境の保護・保全対策
を推進するとともに,伊豆沼・内沼周辺の貴重な野生動植物や自然環境の展示や体験活動を通じ,自然保
護思想の普及啓発を図る。
施 設 の 概 要
〇 建設年度
平成2年度
〇 建築規模
建築面積
構
造
1,393.49㎡
鉄筋コンクリ-ト造
2階建
〇 展示概要
メインホール:シンボル地球儀(直径3.8m)
テーマ展示室:生態ジオラマ,地形模型,パネル
野鳥観察施設:2階展望台に望遠鏡設置(18台)
〇 年間利用者数
31,323人(平成25年度)
〇 入館料
無料(平成14年4月1日~)
〇 指定管理者
指定する団体
指定の期間
管 理 施 設
公益財団法人宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団
平成26年4月1日から平成31年3月31日まで
宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター及び伊豆沼・内沼周辺
県有地(水生植物園、ハス田、観察路等)
113
施
設
名
宮城県蔵王野鳥の森自然観察センター(ことりはうす)
設 置 年 度
平成6年度
所
在
地
刈田郡蔵王町遠刈田温泉字上ノ原162-1
電 話 番 号
0224-34-1882
所
管
課
自然保護課
委託費
設
置
目
指定管理者
(特非)宮城県森林インストラクター協会
23,863千円
的
多種多様な野生動植物が生息・生育している「蔵王野鳥の森」(78ha)の拠点施設として,自然の仕組み
や蔵王の自然,宮城の野鳥の生態についての展示や自然体験活動を通じ,自然保護思想の普及啓発を図
る。
施 設 の 概 要
〇 建設年度
平成6年度
〇 建築概要
建築面積
構
造
〇 展示概要
①
②
③
④
〇 年間利用者数
1,109.61㎡
鉄筋コンクリ-ト造
一部木造2階建
蔵王の自然:蔵王の生い立ち等を地形模型や動植物の標本等で紹介
宮城の野鳥:蔵王,蒲生干潟,伊豆沼等をジオラマで紹介
鳥の科学:鳥が空を飛ぶしくみ等をパネル等で紹介
日本の鳥,世界の鳥:映像やパネルで紹介
12,238人(平成25年度)
〇 入館料
区
分
一
般
個
人
350円
団
体
280円
高校生、小・中学生 無料(平成15年4月1日~)
※
〇 指定管理者
指定する団体
指定の期間
管 理 施 設
団体は20人以上
特定非営利活動法人宮城県森林インストラクター協会
平成24年4月1日から平成29年3月31日まで
宮城県蔵王野鳥の森自然観察センター及び蔵王野鳥の森
114
施
設
名
宮城県クレー射撃場(狩猟者研修センター)
設 置 年 度
平成11年度
所
在
地
柴田郡村田町大字足立字大平山1-24
電 話 番 号
0224-84-6551
所
管
課
自然保護課
委託費
設
置
目
指定管理者
(一社)宮城県猟友会
0千円
的
野生鳥獣に関する正しい知識と狩猟技術を効果的に習得できる場を狩猟者に提供し,狩猟者の資質及び
技能の向上を図るとともに,スポーツ射撃の振興を図る。
施 設 の 概 要
〇 建設年度
平成11年度
〇 敷地面積
327,062 ㎡
〇 施設概要
管理棟
木造平屋建(597㎡ :大研修室,小研修室,事務室,その他)
トラップ射場
1面
スキート射場(ラビット併用)1面
トラップ・スキート併用射場
2面
付属棟
駐車場(102台)
〇 年間利用者数
〇 指定管理者
指定する団体
指定の期間
管 理 施 設
4,327人(平成25年度)
一般社団法人宮城県猟友会
平成24年4月1日から平成29年3月31日まで
宮城県クレー射撃場
115
施
設
名
宮城県県民の森
設 置 年 度
昭和44年度
所
在
地
宮城郡利府町神谷沢字菅谷沢41
電 話 番 号
022-255-8801
所
管
課
自然保護課
設
置
目
指定管理者
(特非)宮城県森林インストラクター協会
委託費
32,194千円
的
明治百周年事業として,澄み切った空と緑豊かな郷土をつくるため,県民が憩う施設として昭和44年に開園し
た森林公園であり,都市近郊の森林レクリェーションや野外活動を通じて,森林の公的機能について理解を促す
とともに,自然保護思想の普及啓発を図る。
施 設 の 概 要
〇 施設整備の経過
昭和44年に明治百年を記念し,中央記念館及び周辺の森林整備を実施し,その後,平成4年に隣接の保
安林71haを取得,平成6年には「四季の森」として整備・拡充し,総面積443haを維持管理している。
〇 施設の概要
<県民の森>
1 中央記念館
2 中央広場
3 野外音楽堂
4 あづまや
5 フィールドアスレチック
6 樹木園
7 湿地植物園
8 桜見本園
9 サツキ見本園
10 オリエンテーリングコース
11 管理用幹線道路
12 遊歩道
13 駐車場
(四季の森(71ha))
1 縄文の森
2 近世の森
3 弥生の森
4 梅
林
5 山桜の森
6 昆虫の森
7 野鳥の森
(青少年の森)
14 もりの学び舎
15 学習館
16 展示館
17 校倉式住宅
18 集合訓練広場
19 実習展示林
20 実習苗畑
21 生産の森
22 県木の森
23 郷土の森
24 野鳥の森
25 自然観察道
26 作業道
1棟
1,048㎡
1か所 14,000㎡
1か所
1,500㎡
4棟
2,000㎡
85,000㎡
24,000㎡
9,000㎡
3,000㎡
10㎞
18路線 13,289m
2か所
200台
55,000㎡
51,500㎡
37,300㎡
3,600㎡
28,500㎡
43,100㎡
55,000㎡
1棟
1棟
2棟
1棟
297㎡
218㎡
322㎡
52㎡
4,930㎡
5,000㎡
1,500㎡
14,000㎡
8,000㎡
10,000㎡
10,000㎡
2,500㎡
300m
8 芝生広場
3,500㎡
ほか,計34種の森
45,390㎡
9 俳句イングコース
3,374m
春・夏・秋コース
など遊歩車道 計13路線 6,850m
10 駐車場
3箇所
100台
〇 県民の森区域面積:443ha(内訳:県有林「一般会計77ha」,「特別会計238ha」,仙台市有林120ha)
〇 年間利用者数 237,117人(平成25年度)
〇 指定管理者
指定する団体 特定非営利活動法人宮城県森林インストラクター協会
指 定 の 期 間 平成24年4月1日から平成29年3月31日まで
管 理 施 設 宮城県県民の森(青少年の森、四季の森を含む。)
116
施
設
名
宮城県昭和万葉の森
設 置 年 度
平成元年度
所
在
地
黒川郡大衡村大衡字平林117
電 話 番 号
022-345-4623
所
管
課
自然保護課
設
置
目
指定管理者
(株)万葉まちづくりセンター
委託費
12,343千円
的
歴史・文化・自然科学の学びの森として,さらに,歌会や茶会などの伝統文化との触れ合いを通じて,
森林をはじめとした自然環境の保護思想の醸成を図る。
施 設 の 概 要
〇 主な施設
1 万葉の館 1棟
265㎡
2 展示棟
1棟
78㎡
3 遊歩道
5,633m
4 四阿
4棟
5 歌碑
48基
6 広場等
27,600㎡(9か所)
7 湿性植物園
4,200㎡
※大衡村による補完施設
1 万葉の茶屋 1棟 205㎡
2 美術館
1棟 493㎡
3 あじさい園
3,775㎡
4 つるばみ園
6,767㎡
〇 森林公園面積
22.65ha
〇 年間利用者数
21,593人(平成25年度)
〇 指定管理者
指定する団体
指定の期間
管 理 施 設
株式会社万葉まちづくりセンター
平成24年4月1日から平成29年3月31日まで
宮城県昭和万葉の森
117
施
設
名
宮城県こもれびの森
設 置 年 度
平成5年度
所
在
地
栗原市花山字草木沢角間10-7
電 話 番 号
0228-56-2330
所
管
課
自然保護課
設
置
目
指定管理者
(特非)宮城県森林インストラ
クター協会
委託費
7,252千円
的
自然と触れ合いながら自然の森の仕組みや林業に対する正しい知識・理解を深めることができる野外
学習やレクリエーションの場を提供することにより,県民の保健・休養と教養文化活動に資するととも
に,森林愛護・自然保護思想の醸成を図る。
施 設 の 概 要
〇 体験の森
1 炭焼きの森,きのこの森,山菜・薬草の森
2 遊歩道 4路線
6,378m
・こもれびの道
3,212m
・大 樹 の 道
1,135m
・陽だまりの道
445m
・スギ木立の道
1,586m
〇 森林科学館
1 森林科学館
2 湿性植物園
3 山菜・薬草見本園
4 広場(ディキャンプ場外)
5 遊歩道
6 案内板・解説板等
7 駐車場
〇 年間利用者数
〇 指定管理者
指定する団体
指定の期間
管 理 施 設
1棟
432㎡
2,600㎡
1,678㎡
6,029㎡
6,378m(4路線)
26基
1,940㎡
4,685人(平成25年度)
特定非営利活動法人宮城県森林インストラクター協会
平成23年4月1日から平成28年3月31日まで
宮城県こもれびの森(森林科学館,野外炊事場,倉庫・車庫,野外便所,
湿性植物園,山菜・薬草見本園,広場,駐車場)
118
施
設
名
東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
設 置 年 度
昭和39年度
所
在
地
仙台市青葉区国分町三丁目3-7
電 話 番 号
022-225-8641
所
管
課
消費生活・文化課
委託費
指定管理者
宮城県民会館管理運営共
同企業体
144,000千円
(予算額)
設 置 目 的
県民が文化芸術を創造し,鑑賞する場を提供することにより,文化芸術の総合的な振興を図り,もって県
民生活の向上に寄与する。
施設の概要
1
建設年度
:
昭和39年
2
施設規模
:
・建築面積 12,470㎡
・敷地面積 3,628㎡
・構造 鉄筋コンクリート 地上6階地下1階
3
開館時間
:
午前9時から午後9時まで
4
休 館 日
:
毎月第2水曜日・年末年始
5
施設概要
6
年間利用者数
:
7
指定管理者
指定する団体
指定の期間
管理施設
8
ネーミングライツ
大ホール:座席数1,590席(1階1,206席,2階209席,3階175席)
楽
屋: 6室(特別室を含む)
会 議 室 :13室(教養室,展示室,和室,リハーサル室を含む。)
駐 車 場 :11台(パーキングメーター式)
445,512人(平成25年度)
:
宮城県民会館管理運営共同企業体
平成26年4月1日~平成31年3月31日
東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
愛称・・・東京エレクトロンホール宮城
期間・・・平成26年4月1日から平成29年3月31日まで
年額・・・32,400千円
スポンサー・・・東京エレクトロン宮城株式会社
119
施
設
名
慶長使節船ミュ-ジアム
設 置 年 度
平成8年度
所
在
地
石巻市渡波字大森30―2
電 話 番 号
0225-24-2210
所
管
課
消費生活・文化課
指定管理者
(公財)慶長遣欧使節船協会
委託費
141,943千円
(予算額)
設 置 目 的
慶長遣欧使節船の復元船の展示,慶長遣欧使節に関する資料の収集・保管・展示,慶長遣欧使節及び帆船
に関する調査研究と普及活動を行い,郷土の歴史に関する知識と海洋文化の普及に寄与する。
施設の概要
1
建設年度
:
平成8年5月
2
施設規模
:
・建築面積 4,477㎡
・敷地面積 13,575㎡
・構
造 鉄筋コンクリート(一部鉄骨,木造)
3
開館時間
:
午前9時30分から午後4時30分まで
4
休
日
:
毎週火曜日(休日に当たる場合を除く。)
12月28日から1月4日まで
5
施設概要
:
・エントランス
117㎡
・慶長使節展示室
195㎡
・シミュレーションシアター
122㎡
(定員48名)
・ドック棟展示室
991㎡
・慶長遣欧使節船(復元船)展示
建造年度:平成5年10月
総トン数: 387トン
全
長: 55.35m
6
指定管理者
指定する団体
指定期間
7
年間利用者数
23,754人(平成25年度〔11月3日再会館以降〕)
8
観
一
館
覧
料
般
高校生以下
・ロビ-
・企画展示室
・セミナ-ル-ム
・サン・ファンショップ
・会議室
308㎡
145㎡
231㎡
17㎡
110㎡
公益財団法人慶長遣欧使節船協会
平成25年4月1日~平成28年3月31日
:
:
560 円(シミュレーションシアター稼働中止により平成26年
12月17日から)
無料
120
施
設
名
宮城県民間非営利活動プラザ(みやぎNPOプラザ)
設置年度
平成13年度
所
在
地
仙台市宮城野区榴ケ岡5番地
電話番号
022-256-0505
所
設
管
置
課
目
共同参画社会推進課
指定管理者
特定非営利活動法人
杜の伝言板ゆるる
委
託
費
33,594千円
的
営利を目的とせず,自発的に行う県民の社会的・公益的な活動(以下「民間非営利活動」という)を総
合的に促進する。
事 業 の 概 要
1
2
3
4
5
民間非営利活動に係る情報の収集及び提供
民間非営利活動に係る相談及び研修
民間非営利活動に係る調査及び研究
民間非営利活動を行う者に対する施設又は設備の提供
民間非営利活動を行う者,県民,企業及び県相互の連携及び交流の推進
施 設 の 概 要
1
設置年度:平成13年4月
(昭和42年度建築の旧県立図書館の1階,平成12年度改修)
2
施設規模:建物床面積
敷地面積
3
開館時間:午前9時30分から午後9時30分まで(日・祝は午後5時30分まで)
4
休 館 日:毎週月曜日
12月29日から翌年の1月3日まで
5
施設概要:交流サロン(自由利用)
,NPOルーム(事務室の貸与)
,ロッカー室(ロッカーの貸与),
共同作業室(自由利用,印刷機・紙折り機等設置),第1~3会議室,研修室,NPOシ
ョップ(NPOが運営)
,レストラン(NPOが運営),情報・研究ルーム(みやぎNPO
情報ネットの運用等)
6
運営体制:平成17年4月1日から指定管理者制度による管理運営
(現指定管理者の指定期間:平成23年4月1日から平成28年3月31日まで)
(管理施設:宮城県民間非営利活動プラザ(みやぎNPOプラザ)
)
1,262㎡
4,942.78㎡
121
第4章
環境生活部の主要計画
環境生活部の主要計画
計画名
宮城県環境基本計画
計画期間
平成18年度~平成27年度
所管課
環境政策課
県の目指す将来像を明らかにするとともに,個々の環境分野の分野別計画に施策の方向性を与え
るものとして,環境基本条例第9条第1項の規定により,平成 18 年3月に策定されたものである。
現在の環境問題は,我々が日常的に享受している快適で便利な生活が資源・エネルギーの消費や
環境負荷を増加させたことに大きな要因があると考えられることから,環境に配慮した行動の促進
概 に焦点を当て,計画の目指す将来像を環境と社会の両面から描くとともに,環境と経済や社会との
関連に着目した環境配慮行動の促進についてのプログラムや現在の環境の主要な課題に重点的に対
応するための次の5つのプログラムを設け,それぞれ個別に計画等を策定して総合的かつ計画的に
推進していくものとしている。
1 地域からの地球温暖化対策の推進
要
2 資源循環型社会の形成
3 豊かな自然環境の保全
4 環境負荷の少ない交通の推進
5 健全な水循環の確保
計画名
宮城“グリーン”行動促進計画
計画期間
平成23年度~平成27年度
所管課
環境政策課
地球温暖化対策,循環型社会の構築及び自然環境保全などの環境分野全体を「行動促進」という観
点で捉えた計画であり,環境配慮行動に関する環境基本計画の実施計画として位置付けられている。
県民・事業者等すべての主体の環境を考えた行動を促進するための目標を掲げるとともに,その
概
手段としての県の施策を体系的に整理し,目標達成までの道筋を示している。
【計画の基本目標】
第1期計画の実績を踏まえ,「豊かな社会構築に進む中で,一人一人の行動により県内の環境
負荷量を減らす」ことを目標に,その計画進行の評価指標として,「環境配慮行動宣言登録~み
要
やぎe行動(eco do!)宣言登録~件数」及び「環境マネジメントシステムの構築数」を設定し,
平成27年度までに,e行動宣言登録数を県民4万人,県内事業者700件とし,また,環境
マネジメントシステム構築事業者数を800件とすることを目標としている。
計画名
宮城県地球温暖化対策実行計画(区域施策編)
計画期間
平成26年度~平成32年度
所管課
環境政策課
地球温暖化問題は,日常生活で大量の資源やエネルギーを消費するようになったことと深い関係
があり,地球温暖化の進行を抑えるためには,一人ひとりが環境に与えている負荷の大きさを認識
し,県民・事業者・行政といった様々な主体が連携・協力して地球温暖化対策に取り組むことが必
要である。
概
特に東日本大震災を契機に,宮城県では,エネルギー多消費型の社会形態をこれまで以上に省み,
県民挙げて低炭素型ライフスタイルへの転換を図ること,また,復興に向けた歩みとともに,地域
からの取組を積極的に推進し,将来の低炭素型社会の実現に向けた地域の「再構築」を図ることと
要
している。
この計画は,県内における温室効果ガス排出削減目標(平成 22 年度比 3.4%減)
,県民・事業者・
行政の各主体に求められる役割・責務を示すとともに,全ての主体が一丸となって地球温暖化防止
活動を展開することなどにより,
「宮城らしい低炭素社会」の実現を目指すものである。
122
計画名
宮城県自然エネルギー等の導入促進及び省エネルギーの促進に関する基本的な計画
計画期間
平成26年度~平成32年度
所管課
再生可能エネルギー室
この計画は宮城県再生可能エネルギー等・省エネルギー促進条例に基づき,再生可能エネルギー
等の導入促進及び省エネルギーの促進に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため策定した
ものであり,宮城県地球温暖化対策実行計画(区域施策編)の温室効果ガス排出削減目標達成に向
けた重点施策の柱である再生可能エネルギー等の導入促進と省エネルギーの促進に関する実施計画
として位置づけられている。
概 【計画目標】
・ 再生可能エネルギー等の導入量
(平成 22 年度比)27.5%増
・ 省エネルギーによるエネルギー消費量の削減率 (平成 22 年度比) 5.1%
要 【重点プロジェクト】
① 震災復興にあわせた建物(住宅,事業所)の低炭素化の推進
② 太陽光発電設備の普及加速化
③ 県民総ぐるみの省エネルギー行動の促進
④ 地域に根ざした再生可能エネルギー等の導入と持続的利用の推進
⑤ 環境と防災に配慮したエコタウンの形成促進
⑥ 産学官連携による環境・エネルギー関連産業の振興
計画名
釜房ダム貯水池湖沼水質保全計画
計画期間
平成24年度~平成33年度
所管課
環境対策課
仙台市ほか2市1町の水道水源となっている釜房ダム貯水池の水質を保全するため,湖沼水質保
概 全特別措置法に基づく指定湖沼の指定を受け,昭和62年度から,5年ごとに湖沼水質保全計画を
策定している。平成25年3月に策定した第6期計画に基づき,生活排水処理施設の整備,水質汚
要 濁機構解明のための調査研究,自然汚濁負荷対策,家畜排せつ物処理施設の活用,ダム貯水池対策
(ばっ気装置の運用等)など総合的な水質保全対策を進める。
計画名
宮城県自動車交通環境負荷低減計画
計画期間
平成18年度~平成27年度
所管課
環境対策課
交通量の多い幹線道路沿道においては,自動車排ガスによる大気汚染や自動車交通騒音が問題と
概 なっており,また,燃料消費による二酸化炭素の排出が地球温暖化の一因となっていることから,
これら自動車交通に伴う環境負荷を低減し,沿道の生活環境の保全と地球温暖化の防止に資するた
要 め,低公害車の普及促進,エコドライブの普及促進,仙台都市圏における総合的な施策の推進を重
点施策に位置付け,関係機関と連携して効果的に施策を推進する。
123
概
計画名
水循環保全基本計画及び流域水循環計画
計画期間
平成18年度~平成27年度
所管課
環境対策課
「ふるさと宮城の水循環保全条例」
(平成16年6月)に基づき,健全な水循環の保全に関する総
合的かつ長期的な目標及び施策の大綱,流域水循環計画の策定に当たって基本となる事項等を定めた
「宮城県水循環保全基本計画」を平成18年12月に策定した。
同基本計画は,宮城県のもつ恵まれた水環境を次代へ引き継ぎ,現在及び将来の県民が豊かな水の
恩恵を享受し,快適な社会を営むことができる社会の実現を目指すものであり,「宮城県環境基本計
画(平成18年3月)の重点プログラムの1つである「健全な水循環の確保」に関する個別計画とし
て位置づけられている。
基本計画においては,県内を5つの流域に分け,それぞれの流域について特性を踏まえて個別の目
標を設定し,それを達成するための具体的な施策を示した流域水循環計画を順次策定するとしてお
り,平成20年度に「鳴瀬川流域水循環計画」
,平成22年度に「北上川流域水循環計画」及び「名
取川流域水循環計画」を策定したところであるが,今後,「南三陸海岸流域」及び「阿武隈川流域」
については,災害復旧事業の進捗をみながら,策定に向け準備作業を行う。
なお,基本計画は平成27年度で期間満了を迎えるため,計画期間を5年間延伸することとし,必
要に応じて内容を一部変更する。
要
計画名
蒲生干潟自然再生全体構想
計画期間
平成18年度~おおむね10年間
所管課
自然保護課
宮城県,仙台市,環境省のほか,地元関係団体,有識者や公募委員など,地域の多様な主体が参
画している蒲生干潟自然再生協議会が,自然再生推進法第8条第2項第1号に基づき策定した,蒲
生干潟の自然再生の全体的な方向を定めた構想である。
干潟の現状と課題として(1)潟湖における汽水環境の生態系の劣化,(2)干潟面積の減少に伴うシ
ギ・チドリ類の採食・休息活動の場の減少,(3)砂浜環境の変化とコアジサシやシロチドリの営巣環
概 境の劣化,(4)無秩序な利用,人為圧による生態系の攪乱が掲げられるとともに,自然再生の目標を
「特徴的かつ生態系の上位である渡り鳥にとって渡来の中継地である良好な湿地環境を保全し,こ
要 れ以上の生態系の劣化を防止し,さらに現状の改善に資するよう干潟の適正な空間利用を図り,環
境保全活動・環境教育を通じて生きた自然に接することができる場,多様な主体が交流する場,情
報を共有する場を創出すること」としている。
さらに,目標を実現するために重点的に進めていく施策として,(1)多様な生物を育む干潟の保全,
復元,(2)湿地を維持する水循環の再生,(3)砂浜環境の保全・回復,(4)環境保全活動・環境教育の
推進および各主体の交流する場の創出を掲げている。
計画名
伊豆沼・内沼自然再生全体構想
計画期間
平成21年度~おおむね10年間
所管課
自然保護課
宮城県,登米市,栗原市,環境省のほか,地元関係団体,有識者や公募委員など,地域の多様な
主体が参画している伊豆沼・内沼自然再生協議会が,自然再生推進法第8条第2項第1号に基づき
策定した,伊豆沼・内沼の自然再生の全体的な方向を定めた構想である。
概
沼の現状と課題として(1)生息・生育する生物種の減少と単純化,(2)物理的湖沼環境の悪化,(3)
地域住民と沼とが関わる機会の減少を掲げるとともに,伊豆沼・内沼自然再生の目標を「昭和57
要
年7月の洪水被害を受ける以前の頃の自然環境を取り戻すこと」としている。
さらに,目標を実現するために重点的に進めていく施策として,(1)生物多様性の保全と再生,(2)
健全な水環境の回復,(3)賢明な利用と環境教育の推進を掲げている。
124
計画名
第11次鳥獣保護管理事業計画
計画期間
平成25年度~平成28年度
所管課
自然保護課
「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に基づき,県自然環境保全審議会の答
申を経て,平成25年3月に,知事が行う鳥獣保護管理事業の実施に関する4か年計画を定めたも
概
の(平成27年5月一部改正予定)。県内における野生鳥獣の生息状況及び地域的特殊性等を踏ま
えながら,鳥獣保護管理施策を計画的に実施することにより,野生鳥獣の安定的な保護繁殖を図る
要
とともに,鳥獣保護思想の普及啓発を図り,人間と野生鳥獣が共存する社会の構築を目指すことと
している。
計画名
宮城県生物多様性地域戦略
計画期間
平成27年度~平成46年度
所管課
自然保護課
学識経験者や自然環境関係団体の代表者等が出席する「宮城県生物多様性地域戦略意見交換会」
を平成25年度及び26年度に開催し,平成26年度末に生物多様性基本法第13条に基づき策定
概
した,県内における生物の多様性の保全及び持続可能な利用に関する計画である。
陸上や海,川,湖沼等の水域など様々な環境において,いろいろな生物が生息・生育する生物多
要
様性を守り,活用し,引き継ぐために,本県が目指す将来像「持続可能な地域の形」として整理し,
その実現に向けて共有すべき考え方と,必要な取組等を掲載している。
計 画 名
食の安全安心の確保に関する基本的な計画
計画期間
平成23年度~平成27年度
所 管 課 食と暮らしの安全推進課
みやぎ食の安全安心推進条例第1条に掲げる「県民が健やかな食生活を営むための食品の安全性及
び信頼性の確保」に向け,同条例第6条により,食の安全安心の確保に関する施策を総合的かつ計画
的に推進するため,平成18年3月に第1期計画(平成18年度~平成22年度)を策定した。
概
平成23年度からの第2期計画では「安全で安心できる食品の供給の確保」,「食の安全安心に係
る信頼関係の確立」及び「食の安全安心を支える体制の整備」の3つを施策の大綱として,平成27
要
年度までの5年間において,計37の施策を推進する。
なお,今年度は,第3期計画(平成28年度~)について,みやぎ食の安全安心推進会議の審議を
いただきながら策定作業を行い,県議会2月定例会に提案する。
計 画 名
食品衛生監視指導計画
計画期間
平成27年度
所 管 課 食と暮らしの安全推進課
厚生労働省が定めた「食品衛生に関する監視指導の実施に関する指針」に基づき,食品衛生法,食
概 品衛生取締条例,かきの処理に関する取締条例,と畜場法及び食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に
関する法律による監視指導について,宮城県の実情を踏まえ監視指導の実施に関する基本的な考え方
要 を示し,もって,重点的,効率的かつ効果的な監視指導の実施を推進する。
125
計 画 名
宮城県動物愛護管理推進計画
計画期間
平成26年度~平成35年度
所 管 課
食と暮らしの安全推進課
環境省が策定した「動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針」
に即し,宮城県の動物を取り巻く現状と課題を踏まえ,10年後の目指すべき方向性を見通した宮
城県動物愛護管理推進計画を平成26年3月に改訂した。
概
この計画では,人と動物が真に共生できる社会を構築するため,①動物愛護を通した生命を大切
にする心の育成,②動物の適正な管理に基づいた人と動物が共生する社会の形成,③動物の愛護と
要 管理に関する県民合意の形成と協働関係の構築,の3つの基本理念を定め,12の施策を設けた。
計画を実効性あるものとするため,それぞれの基本理念に数値目標を設定し,各施策を総合的に
展開する。
計 画 名
宮城県水道ビジョン
計画期間
平成28年度(予定)~
所 管 課
食と暮らしの安全推進課
水道事業体においては,水道施設の老朽化が今後ますます進む中で,水道サービスの低下を招く
ことのないよう,水道事業の運営基盤を強化し,将来にわたって技術力を確保するとともに,適切
な負担のもとで計画的に更新事業を進めていくことが求められている。水道事業が今後直面する諸
課題に対応し,安全・快適な水の供給や災害時にも安定的な給水を行うための施設水準の向上等に
概
向けた取組を推進するため,平成25年3月に厚生労働省が策定した「新水道ビジョン」に基づき,
「宮城県水道ビジョン」の策定に向けて取り組むもの。
要
○平成27年度スケジュール
平成27年6月・9月 宮城県水道ビジョン策定委員会の立ち上げ(2回開催予定)
平成27年12月
パブリックコメントの実施(12月頃)
平成28年3月
策定・公表
計画名
宮城県循環型社会形成推進計画
計画期間
平成18年度~平成27年度
所管課
循環型社会推進課
天然資源の消費が抑制され,環境への負荷が低減された「循環型社会」を構築するため,
「廃棄物
の処理及び清掃に関する法律」に基づく計画と「循環型社会形成推進基本法」に基づく計画として
の2つの性格を合わせ持ち,循環型社会の形成のための具体的な実行計画として平成18年3月に
策定した(平成23年3月に一部見直し)。
この計画は,
「循環型社会の形成~意識から行動へ」を基本理念とし,①全ての主体の行動促進,
概
②循環型社会を支える基盤の充実,③循環資源(廃棄物等)の3Rの推進,の3つの基本方針を柱
としており,本県の一般廃棄物及び産業廃棄物について,3R(発生抑制,再使用,再生利用)及
要
び適正処理の優先順位を明確にし,廃棄物対策についての今後の方向性や関係者が果たすべき役割
などの基本的事項や取り組むべき施策を明示している。
また,計画を実効性あるものとするため,本県の廃棄物の発生やリサイクル,処理の実態等を踏
まえ,一般廃棄物及び産業廃棄物について排出量,再生利用率及び最終処分率の具体的な目標を設
定している。
126
計画名
宮城県分別収集促進計画(第七期)
計画期間
平成26年度~平成30年度
所管課
循環型社会推進課
家庭ごみを削減し,循環型社会を構築する第一歩として,一般廃棄物の容積で約54%,重量で
約24%を占める容器包装廃棄物のリサイクルを推進するため,容器包装に係る分別収集及び再商
概 品化の促進等に関する法律に基づき平成8年11月に策定した「宮城県分別収集促進計画」の第七
期計画として,平成25年8月に当計画を策定した。
この計画は,県内全市町村が策定した分別収集計画に基づき,5年間にわたる容器包装廃棄物の
要
排出量や分別収集の対象となる品目ごとのリサイクル量を示しており,この計画を確実に実施する
ことにより,県内全市町村において,ほぼ全ての容器包装廃棄物の分別収集体制が整うこととなる。
計画名
宮城県PCB廃棄物処理計画(改訂版)
計画期間
平成18年度~ (平成26年度改訂) 所管課
循環型社会推進課
PCB特別措置法に基づき,国の「ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理基本計画」及び「宮城県循環
型社会形成推進計画」に即して,本県PCB廃棄物の確実かつ適正な処理の推進方策について策定
した計画である。
本計画では,県内に保管されているPCB廃棄物について,平成39年3月までに処理すること
としている。中間貯蔵・環境安全事業株式会社の北海道PCB処理事業所で処理する高濃度PCB
概
含有高圧トランス・コンデンサ等は平成34年3月まで、高濃度PCB含有安定器等・汚染物は平
成35年3月までの処理を基本としており、さらに、低濃度PCB廃棄物(微量PCB汚染廃電気
要
機器等を含む。)は、環境大臣による無害化処理認定施設等を活用して、平成38年3月までの処
理を基本としている。これらのPCB廃棄物等について、関係機関の協力のもと、計画的な処理や
安全で効率的な収集運搬を確保するとともに、関係者はそれぞれの役割を担い、連携してPCB廃
棄物の確実かつ適正な保管と処理の推進を図ることとしている。
計画名
宮城県文化芸術振興ビジョン
計画期間
平成18年度~平成27年度
所管課
消費生活・文化課
「文化芸術の香り高いみやぎ」を目指し,本県文化芸術振興施策の総合的かつ効果的な推進を図る
概
ため,文化芸術の振興に関する基本的な方針及び施策の方向性を示すものである。
施策展開の基本方針としては,①子どものころから一人一人の創造性を育む環境づくり,②文化
要
芸術による地域づくり,③文化芸術で世界とつながる環境づくり,の3つを掲げている。
計画名
宮城県消費者施策推進基本計画(第2期)
計画期間
平成23年度~平成27年度
所管課
消費生活・文化課
県民の消費生活の安定と向上を目的に,「消費者の権利の尊重」と「消費者の自立の支援」を基本
とし,消費者施策の大綱や施策推進の必要事項を定めるとともに,消費者施策の計画的な推進を図る
ため,平成 18 年 12 月に策定した「宮城県消費者施策推進基本計画」の第2期計画として,平成 23
概
年 3 月に当計画を策定したものである。
この計画は,
「消費生活の安全・安心の確保」,「商品・サービスの選択の機会確保」,「啓発活動の
要
推進と消費者教育の充実」など7つの施策体系により主な取組事項をまとめている。
また,重点的な取組が必要な①市町村の消費生活相談体制の強化,及び②高齢者,②若者,③多重
債務者への対策を主要重点推進項目として掲げている。
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計画名
犯罪のないみやぎ安全・安心まちづくり基本計画
計画期間
平成24年度~平成28年度
所管課 共同参画社会推進課
県民一人ひとりが犯罪が起きにくい環境づくりに取り組み,すべての県民が犯罪に巻き込まれる
ことなく,安心して暮らせるまちを実現するため,犯罪のないみやぎ安全・安心まちづくりの活動
を促進し,県民運動として展開していくための各種施策を体系化して示すものである。
概
この運動の推進に当たっては,県民一人ひとりが①「自らの安全は自らが守る」,「地域の安全は
地域が守る」という防犯意識を共有し,被災地を始めとする地域の絆を起点にお互いが支え合う地
要
域社会を形成すること,②子ども,女性,高齢者,障害者,外国人など特に防犯上の配慮を要する
人を犯罪被害から守ること,③基本的人権に配慮しつつ,犯罪が起きにくく,県民が安心して暮ら
せる生活環境の整備を行うことの3つを基本方針として掲げている。
計画名
宮城県男女共同参画基本計画(第2次)
計画期間
平成23年度~平成28年度
所管課
共同参画社会推進課
男女共同参画施策の基本的方向を示すものであり,すべての男女が共にその個性と能力を発揮し,
概 あらゆる分野で協力し合う「男女共同参画社会」づくりに向けて,総合的かつ計画的に諸施策を推
進するものである。
この計画は,①社会全体,②家庭,③学校教育,④職場,⑤農林水産業・商工自営業,⑥地域の
要
6つの分野ごとにそれぞれ目標を掲げ,男女共同参画の実現のための施策の方向を示している。
計画名
宮城県民間非営利活動促進基本計画
計画期間
平成22年度~終期設定なし
所管課
共同参画社会推進課
県内各地域で様々なNPOによる自主的・自発的な活動の展開がみられ,公共サービスの担い手
としても期待される一方,資金や活動場所,人材,マネジメント能力の不足等の課題を抱える団体
概 も多く,行政による各種支援やNPOに対する社会の理解促進が重要である。
この計画は,本県における民間非営利活動の促進に関する総合的かつ計画的な推進を図るための
要 ものであり,平成22年10月に改定した現計画においては,①NPO活動の促進,②多様な主体
とのパートナーシップの確立の二つを基本方針として示した上,県が推進する施策,関係事業及び
計画推進のための体制づくり等について記載している。
計画名
青少年の健全な育成に関する基本計画
計画期間
平成18年度~平成27年度
所管課
共同参画社会推進課
近年の少子高齢化,情報化等の進展に伴い,青少年にかかわる問題が複雑化,多様化している。
このような中にあって,大きな時代の流れや社会変化に柔軟に対応できる創造性にあふれ,心豊
かでたくましい青少年の育成が望まれている。
この計画は,平成17年3月に大幅に改正した青少年健全育成条例に基づき策定するもので,青
概
少年を取り巻く環境の変化を踏まえ,長期的な展望の下に,県民挙げて,次代を担う青少年の成長
を支援する取組の基本的な方向を示している。
要
平成23年3月には中間見直しを行ったが,①「青少年の自己形成や社会参加に取り組む場の提
供」を施策の共通の取組姿勢とすること。②子ども・若者育成支援推進法に基づく子ども・若者計
画であること。③「新みやぎ子どもの幸福計画(後期計画)
」と一体的な計画であること。を中間見
直しの方向性として掲げている。
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