回答企業:株式会社大丸松坂屋百貨店 ① 大水直売 心斎橋店、梅田店、山科店、須磨店、芦屋店 1 記者の生鮮売場にて主に鮮魚を取り扱う企業名と店舗名をお 答えください。*店舗数の多い順に3つ。 ② 中島水産 東京店、京都店、神戸店 ③ 北辰水産 札幌店、上野店、浦和店 産卵海域に集まった産卵親魚群に繁殖する機会を与えること 2 なく、その多くを漁獲することは資源回復の妨げになること はい はご存知でしたか? 理由:弊社は<環境・社会活動方針>において「環境・社会にやさしい商品・サービス・情報の 貴社調達方針について ー 質問2に関して、この事実を知り、産卵親魚群の取り扱いを避 提供」を謳っていますが、より詳細な商品調達に関する方針の策定を行うことについては検討中 です。同時にお取引先様の調達方針の確認を行うかどうかについても検討中の段階です。 3 けるために調達方針を変更(設定)しますか?また、その理 弊社調達方針の変更(設定)、また各お取引先様へ調達方針を変更(設定)するよう働きかけを 由をご回答下さい。 各企業への働きかけ ー 行うことについては、予めご提示いただいている回答選択肢「する・しない」いずれにも当ては まらない「検討中」であると回答させていただきます。 昨年、太平洋クロマグロが国際自然保護連合(IUCN)のレッド 4 リストにおいて、絶滅危惧種II類に指定されたことはご存知で はい すか? 質問4に関して、このことが貴社の太平洋クロマグロの調達方 5 針を見直す(見直した)、もしくは変更する(変更した) きっかけになりましたか? ※質問6の回答と同様、弊社の詳細調達方針策定については現時点では検討中です。つきましては ー 予めご提示いただいている回答選択肢「はい・いいえ」どちらにも当てはまらない、「検討中」 と回答させていただきます。 産卵期の太平洋クロマグロの取り扱 絶滅危惧種を取り扱うことについて: 絶滅危惧種を消費者に商品として提供することをどのように 6 お考えですか? また、産卵親魚群の取り扱いについて代替案 をどのようにお考えですか? 太平洋クロマグロについては、当面、取り扱いを継続いた します。ただし、今後も、取り扱いを継続するかどうか、 弊社の詳細調達方針策定も含め検討課題であると認識して います。 いの代替案について: まずは畜養による養殖クロマグロの 取り扱いを拡大し、次のステップと して人工孵化稚魚や完全養殖による 養殖クロマグロの取り扱い拡大推進 を、お取引先様と協議して実施する 方向です。 7 貴社において、どなたが絶滅危惧種の取り引きに関する意思 絶滅危惧種の取引に関しては、CSR担当部長がフーズ統括部長と協議の上、経営へ報告を行い、 決定をされていますか? 判断を仰いでおります。 弊社は小売業者として、天然資源回復に向けまずは畜養による養殖クロマグロ、そして条件が整 8 太平洋クロマグロ資源を回復させるためには、誰が何をする ことが必要だとお考えですか? えば人工孵化稚魚養殖から完全養殖クロマグロの取り扱い拡大を推進する方向です。 加えて、行政が現場を充分に確認した上で、資源回復までの間さらに踏み込んだ(例えば禁漁期 の設定など)漁獲制限や流通規制を実施することも、資源回復への方策のひとつであると考えま す。
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