こども支援センター教育相談・適応指導教室申込み方法について 教育相談について 教育・子育て・子どものことに関する相談を行います。対象は、幼児児童生徒・ 保護者・教職員です。(必要に応じて、諸検査も行います。) ①相談時間 相談受付時間 ※ :来所相談 月~金曜日 9:00~16:00 :電話相談 月~金曜日 8:15~17:00 巡回(訪問)相談も電話等で受け付けます。また、長期休業中も対応します。 ②相談方法 ・電話相談…専用の電話回線(☎46-0653)での相談 ・来所相談…こども支援センターに来所していただき、相談室での面接相談 ・巡回相談…相談中の児童生徒や適応指導教室通室生について、学校を訪問しての 面接相談 ・訪問相談…適応指導教室通室生や相談中の児童生徒について、家庭訪問をしての 面接相談 ③小・中学校の支援について 《 児童生徒への生活・学習方法の助言や保護者への対応などについて 》 ・教育相談員が電話での相談、助言等 ・教育相談員がセンター内の相談室での相談、助言等 ・発達に関する相談に関して、教育相談員が学校等を訪問して行動観察し、助言等 の支援 ≪様式5≫ (申込み方法:校長からこども支援センター担当指導主事への申込み) ・不登校や問題行動を未然に防止できるよう、教育相談員が学校等を訪問して、児 童生徒について行動観察し、助言等の支援 ≪様式5≫ (申込み方法:校長からこども支援センター担当指導主事への申込み) ④その他 ・土曜教育相談…教職員の悩みなどについての面接相談(臨床心理士が対応) (申込み方法:教職員本人や所属長からこども支援センター担当指導主事への申込み) ・メール相談受付…教職員の悩みの相談について、Govatt の内部メールでの相談を 受け付けます。(内部メール宛先:こども支援センター担当指導主事) ⑤教育相談等の申込みと流れ ★ 発達に関する問題・不登校・学校不適応・学習不適応等を抱える児童生徒 学校からの電話(内部メール) ① 担当指導主事へ 46-0521 ・相談内容の確認、相談方法の調整等 ②土曜教育相談 臨床心理士等の 日程調整 ② 訪問相談・ 巡回相談 日程調整→訪問等 保護者からの電話 ① 教育相談直通 46-0653 ・相談の日程調整等 ② 来所相談 日程調整 →継続相談 ② 電話相談 継続相談 日程調整→来所相談へ ③子ども・学校・学級支援、各種検査、就学相談、就学支援、教員支援、 各機関との連携、下学年適応指導教室での対応、適応指導教室での対応等 適応指導について ①適応指導教室 ・様々な原因により、不登校状態が継続している児童生徒に対し、個別学習や集団活 動を通して、集団生活への適応を促し、学校への復帰を支援します。通室生と保護 者は、定期的に、教育相談やカウンセリングを受けます。 《 対象となる児童生徒 》 ・不登校状態にある八戸市内小・中学校児童生徒で、本人が希望し、保護者と校長の 要請を受け、八戸市教育委員会が入室を適当と認めた児童生徒。約1週間の体験通 室後、定期的に通室できることを確認してから、適応指導教室 入室判定会議で協議の上、通室生としての手続きをします。 ホップ 《 開室日時 》 ・月~金曜日 9:10~12:30 ※午後日が月2回程度あります。午後は個別相談となります。 ※年度初め、年度末休業、夏季・冬季休業は、学校に準じて 休みになります。 《 適応指導の内容 》 個別相談 ・ 個別学習 ・ 集団活動体験 → 学校復帰支援 ・個別相談を通して(保護者への相談も含む)不安や悩みを解消し、生活の意欲向 上を図ります。 ・体験を取り入れた集団活動を通して、自立心を養い、社会性・協調性を育みます。 ・学校復帰後も、必要に応じて学校や保護者と連携し、児童生徒の様子を見守ってい きます。 《 教室について 》 ・それぞれの適応や学習の状況に合わせ、児童生徒が安心して過ごせる環境を提供し ます。教室や座席は状況に応じて変わりますが、通室生の意思を確認しながら行い ます。また、休み時間、集団活動や体験活動では、児童生徒が教室の違いや学年の 違いを越えて交流し、自己理解を深めることを大切にします。 ステップ3 ステップ2 ステップ1 第2相談室 第1相談室 待合室 図書室 第3相談室 ②適応指導教室通室までの流れと手続き ①学校からの紹介…保護者と相談し、必要や状況に応じて、 ↓ 相談窓口「こども支援センター」又は適応指導教室があることの紹介 ②申込み電話…保護者の了解を得て学校、又は、保護者から直接の申込み 担当指導主事 46-0521 教育相談 46-0653 ③電話受付…保護者の来所相談の日程を調整。初回相談は保護者だけでの来所でも、対象の 児童生徒と一緒の来所でも可 ④保護者との初回相談(インテーク)…対象児童生徒の様子や状況についての聞き取りと、今 後のことについての相談 ⑤通室希望…保護者から適応指導教室へ通室希望があった場合、本人も含めての見学を実施 (見学だけの申込みは不可) ⑥体験通室…体験通室の実施(本人も通室を希望した場合、体験通室を行います。) ※通室判定会議…体験通室の様子を観察し、通室を許可するかどうかの協議をします。 ↓ ⑦正式通室面談…通室状態が安定し、継続通室が可能と判断した場合に実施(保護者・本人 ・相談員・指導主事で今後のめあてやルール等の確認を行います。) ↓ ⑧入室願いの提出(保護者→学校)…正式通室が可能と認められた児童生徒の保護者から学 ↓ 校へ「入室願い(様式1)」の申請 ⑨入室申込書の提出(学校→こども支援センター)…保護者からの「入室願い」を受けて、保護 者との入室に関わっての相談(学校) ↓ 校長の承認後、「入室申込書(様式2・3)」を作成、こども支援センター所長宛に提出 ↓ ⑩入室許可書の送付(こども支援センター→学校)…学校長へ入室許可書の送付 ↓ ⑪正式通室…適応指導を行いながら、学校復帰に向けて支援(保護者・本人との相談、学校 と連携しながら進めます。) 〈学校との連携〉 ・毎月、活動報告書を原籍校に送付 ・学校・学級担任等、関係職員との連絡会(年に3回) ※ 情報交換・情報共有・今後の対応について相談 ⑫通室終了通知書…センターより通室終了通知書の送付(部分復帰や短時間の登校などの 学校との関わりを進め、学校に復帰したと判断された場合に送付) ⑬通室状況の見直し ・一定の期間を目安に、適応指導教室への通室を見直す機会をもつ ・通室は毎年、年度末で終了。学校復帰に至らない場合は、相談を継続。(通室継続を 希望する場合も、年度初めの復帰支援(学校との相談)からスタートとなります。) ★下学年適応支援:小集団活動「キッズ」★ 小集団活動を通して、その場に応じた適切な行動、コミュニケーションスキルに ついて、体験しながら学んでいきます。長期個別目標を立て、その目標を達成する ための活動を設定し、実践します。保護者の協力も得ながら活動します。 ※ 希望がある場合は、学校関係者の見学も受け付けています。 ①活動について 《 対象 》 ・市内の小学校に在籍する1~3年生で、集団不適応状態にある児童が対象です。 ※ 言語通級指導教室「ことばの教室」などに通級している児童は対象外です。 《 活動場所と時間 》 ・八戸市こども支援センターのプレイルーム(ホップ教室) ・15:30~16:30(グループに分かれて前後期4回ずつ実施予定) 《 活動内容等 》(グループごとにねらいをもって活動します。) [ねらい](例) ・ルールを守りながら活動する楽しさを体得する。・自分の気持ちや意見を言葉 にする。・相手の意見を聞く・相手の気持ちを知る。等 [内容](例) ・協力ジェスチャー ・ボール渡しゲーム ・福笑い等 ※活動を振り返ることで「気持ちの認知ワーク」や 「気持ちの言い方ワーク」を実施する。 ②年間の活動予定 ~4月末日 ★前期参加申込み受付 個別の相談・グループ編成のため学校での行動観察(~5月22日) 5月~9月 ★グループごとの活動の実施(見学・体験等) (例)A(人との関わり・自己表現) B(自己表現・落ち着き) ★活動報告書の送付 ~ 9月11日 ★後期参加申込み受付 個別の相談・グループ編成のため学校での行動観察(~10月2日) 10月~2月 ★グループごとの活動の実施(見学・体験等) (例)A(人との関わり) B(自己表現) C(落ち着き) ★活動報告書の送付 ※ 必要に応じて、学校との連絡を取り合い、情報交換・情報共有を行います。 ③「キッズ」参加までの流れと手続き ①紹介 ・学校での行動観察後、保護者へこども支援センターの下学年適応 支援の活動(教育相談・適応支援)を紹介 ※必要に応じて見学も受け付けます。 ②相談の ・保護者から直接、又は、保護者の了解を得て学校からの申込み 申込み・ ↓ 担当指導主事 46-0521 教育相談 46-0653 初回相談 ・保護者との日程調整後、初回相談(インテーク)をする。(児童の (インテーク) 様子や状況についての聞き取り、今後のことについての相談) ③ 学 校 で の 行 ・行動観察の実施→参加可能の場合 動観察・参加 ・学校は「参加申込書(様式6)」を作成し、こども支援センター 申込み 所長あてに提出 ④個別対応 ・プレイセラピーなどを通して、児童の様子の観察と目標の設定 ・見学や体験の実施(実施日に来所し、見学や仮の体験をする。) ⑤正式参加 ・日程に従って参加。年2回程度、活動報告書を学校へ送付 (適応の状況によっては、個別相談での継続となる。) ★下学年適応支援:ペアレント・トレーニング「キッズ親の会」★ 「キッズ」に参加している児童の保護者へ、学びの場を提供しています。プログラム に沿って、子どもの行動の意味、育て方について学び、子どもへの対応に限らず、保 護者自身のコミュニケーション能力も高めていきます。 ①対象について ・「キッズ」に参加している児童の保護者・担任 ②活動場所・日程等 ・場所:こども支援センター観察室 ・日程等:「キッズ」と同じ日時で実施 ※希望者向けのコモンセンスペアレンティング(親子のコミュニケーション改善の ためのワーク:CSP)を前期6回、後期6回実施 ③活動の内容について ※児童の活動を別室から観察し、担当相談員が活動の目的や児童の行動をもとに、 よりよい対応の仕方等について、解説や助言をします。 ・子どもの特性や行動の意味と理由を知る。 ・対応の工夫で子どもの行動を変えることができることを知る。 ・大人がもっと子どもの強力な味方になれることを知る。 ・子育ての悩みや疑問を解消する。 ★臨床心理士および教育相談アドバイザー(精神科医)★ ◎幼児児童生徒、保護者、教職員の重度の心の悩み相談に対応します。学校で起こ った事件、事故等によって生じた児童生徒のさまざまな反応に対する心のケア等の 緊急支援、学校からの要請に応じて心に重い悩みを抱えている児童生徒の状況観察 及び助言を行います。 【臨床心理士による緊急支援とカウンセリングの流れについて】 ★学校や家庭での事件・事故(緊急事案) ①命に関わる事案 校長から 学校教育課へ ②非行・事故に関する事案 校長から教育指導課 青少年グループへ ★児童生徒の行動や 精神的な問題 校長・教頭から こども支援センター 担当指導主事へ ★カウンセラーを必要とする緊急事案 各課長からこども支援センター所長へ ★ 臨床心理士による相談・カウンセリング ・こども支援センターに来所しての相談・カウンセリング ・学校に訪問しての相談・電話による相談・場所を変えての相談等 教育相談アドバイザー (精神科医)との連携 教育相談員・専門指導員・ 適応教室指導員との連携
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