【日時】平成 26 年 2 月 27 日【訪問先】八景小学校【概児童数 467 名要】教員 33 名吉江正一校長先生 17 学級 1～3 年生 3 学級 4～6 年生 2 学級特別支援 2 学級職員４名【視察報告】 1、校長先生のモットー『安全・安心・安定』子供たちが家を出てから帰ってくるまで安全であり、安心して学校生活を送ることができるような、安定した学校作りに取り組む。 2、英語・国際教育の取り組み日本語が不自由な子供は、保護者が学習協力者として授業に同伴している。近隣の小学校には日本語教室が設置されているが、そこへ通うには保護者が同伴しなければならないため、派遣講師を要請し日本語指導を行っている。 3、地域のボランティアの協力読み聞かせボランティアは全体で 100 名ほど。全学年を対象としており、水曜日の朝、毎回 10 名ほどの保護者・地域の方が参加している。また、見守り隊の方が子供たちの登下校を見守っている。その他、地域の老人クラブが行っている地域清掃活動に協力したり、学校近くの保育園で園児に読み聞かせをしたりしている。４、地域との防災の取り組み防災拠点管理運営委員会や地域防災訓練を開催している他、地域防災拠点管理運営委員による防災備蓄庫の点検を行っている。また学校での避難訓練も毎月の頻度で行っている。５、道徳教育や郷土愛を育む取り組み『なかよしスマイル会』という子供たちが主体となった人権会議があり、「みんなで仲良く生活するためには何をすべきか」などについて、子供たち同士で話し合う機会を設けており、人権意識の向上やイジメ対策に役立てている。通級指導教室を持つ小学校として、障がい児と健常児との交流にも力を入れている。６、体力強化や部活動の取り組み 10 月には運動会だけでなく、個別スポーツフェスティバルが開催される。７、学校組織の強化・人材育成なかよしスマイル会などをうまく活用し、いじめ対策に努めている。８、その他地域の方にサポートしてもらい、お囃子・尺八・琴・太鼓などを音楽の授業に取り入れている。【所感】学校の近くに老人福祉施設や保育園があるという環境を活かして、幅広い世代との交流の機会がとてもたくさん設けられていた。防災訓練が充実している他、子供たちの人権意識向上のための会も存在し、校長先生のモットーである『安全・安心・安定』という言葉通りの学校運営がなされていた。