実際の所有者と登記名義人の 食い違いの解消

㊺2015.4.29 向ヶ丘町自治会・自治会館をとり戻す会
認可地縁団体の目的
実際の所有者と登記名義人の
食い違いの解消
平成3年に法律(地方自治法)が改正され、自治会の名義で共有財産が登記できることになり
ました。この認可地縁団体制度の目的は、それまで自治会名義での登記ができなかったことによ
る、実際の所有者と登記名義人の食い違いを解消することでした。
「個人」名義か「堺市」名義
表の西区の例で見ても、地縁団体
として自治会の名義で登記する以前
はすべて「個人」の名義か「堺市」
の名義でした。
どこが「1町1自治会」?
表の「自治会の区域」を見てくだ
さい。上田氏が言ったような「1町
1自治会」のところがありますか?
上田氏は、何が何でも自治会館を
自分の思い通りにし、自治会に返さ
ないため、
「1 丁から 6 丁まで合わせ
た向ヶ丘町全体の過半数が必要、1
自治会での地縁団体移行は不可能と
区役所から聞いた。」と説明し理事や
評議員をだましたのです。
平成22年は不自然か?
西区の認可地縁団体(向ヶ丘町自治会は予定)
自治会名
認可の
時期
中組自治会
H04.04
菱木南自治会
H07.01
萬崎自治会
H07.03
家原寺町
自治会の区域
津久野町2丁の一部
津久野町3丁の一部
菱木 4 丁の一部
太平寺の一部
大庭寺の一部
草部の一部
菱木1丁の一部
菱木2丁の一部
共有財産
(一部)
中組自治会館
中組地車庫
菱木南自治会館
萬崎公民館
H07.10
家原寺町1丁の一部
第1自治会会館
H11.01
鳳中町 2 丁の一部
鳳中町 5 丁の一部
鳳中町 6 丁の一部
鳳中町 7 丁の一部
鳳中町 8 丁の一部
鳳中町 10 丁(全部)
鳳中町会集会所
H11.02
上(かみ)の一部 上鶏鳴会館
草部の一部
共楽荘(集会所)
緑町住宅会
H11.02
堀上緑町2丁の一部
みどり会館
宮山自治会
H12.10
津久野町3丁の一部
宮山会館
宮山地車庫
第1自治会
鳳中町会
上(かみ)
運営委員会
一審判決の社会常識を疑う
宮下町の一部
表の「認可年月」を見てください。
大東自治会館
認可された時期は平成4年から平成
大東自治会
H15.11 津久野町2丁の一部
大東地車庫
23年までのバラツキがあります。
平成3年に法律ができたといっても、 菱木奥自治会 H21.06 菱木4丁の一部
菱木奥自治会館
実際に移行する時期はそれぞれの事
草部の一部
太井自治会
情によるのは当然の常識です。
H22.06
太井自治会館
山田1丁の一部
向ヶ丘の場合、昭和41年から財
草部の一部
石橋自治会
H23.04
石橋自治会館
団法人の名義であって何の不都合も
原田の一部
なかったのです。平成20年から財
向ヶ丘町 1 丁の一部
団法人の法律が変わったことにより、
向ヶ丘町 2 丁の一部
向ヶ丘町
向ヶ丘町 3 丁(全部) 向ヶ丘町
(予定) 向ヶ丘町 4 丁の一部
認可地縁団体への移行を検討するこ
自治会館
自治会
向ヶ丘町 5 丁の一部
とになったのです。
向ヶ丘町 6 丁の一部
それを一審判決は「平成3年に法
律ができたのに、19年も経過した平成22年になってから言うのは不自然である」という、驚
くべき「事実認定」をしています。世間を知らなさ過ぎると批判されても仕方のない判決です。