4月 - 東海村立中丸小学校

☆東海村立中丸小学校学校だより☆
平成27年度
平成 27 年 4 月 10 日
平成27年度
中丸小学校スタート
4月8日入学式,全学年がそろいました。卒業式に6年生が座っていた
パイプ椅子に,今日は座ると床に足の届かない1年生が座っています。
担任の呼名に「はい」と元気よく返事をして,ピョンと立った姿を見て
いよいよ始まる教育活動への意欲がわいてきます。児童代表 綱川陽子さんの歓迎
の言葉に合わせて,6年生の呼びかけとパフォーマンス『 お め で と う
が ん ば ろ う
』が,緊張を和らげてくれました。
最高学年となった6年生は,入学式の準備と片づけを先生方と一緒に一生懸命に
行いました。最高学年となったということの意味と役割を確認しているような働き
でした。次の日,雪と雨の混じった寒い朝の登校は,1年生にとって試練の日とな
りました。同時に,登校班の班長・副班長にとってもその責任のある役割を果たす
ためにがんばる日になりました。その朝,通学路での登校指導から学校に戻った
先生方からは,“1年生が一生懸命に班長さんの後について歩いていたこと”“班長・副班長さんが1年生の様子を見
るために振り返りながら学校まで導いたこと”への感嘆の報告を聞くことができました。昇降口に着いてからも傘をた
たんで傘立てに立てるまで面倒を見てくれる高学年の行動には,感心するとともに嬉しい驚きを感じました。入学して
3日目の1年生の欠席0も嬉しいことです。
中丸小学校職員を紹介いたします
平成27年度は,児童数603人でスタートしました。職員数は,50名です。1・2年生には学
年担当の職員がいます。各学級で,複数の指導者によるティームティーチングや少人数指導を行いま
す。スタディ・サポーターは,3年生の算数,4年生の理科を中心に学習支援に当たります。5年生
は,茨城県の『楽しく学ぶ学級づくり事業』に該当するので,各学級に学習支援職員が配置されます
。今年度の新たな取組としては,5・6年生で専門教諭による理科専科指導を行います。また,昨年
同様,スクルールカウンセラーの教育相談も毎月2回実施いたします。
「できない人はいない。できないことがあるだけ。」「できないこと」は,できないと思い込んで
いるだけかもしれません。子どもも大人も自信のないことをしなければならない状況におかれると苦
痛を感じます。でも,乗り越えた時の満足感を本校児童全員に味わってほしいと考えています。
3月23日
3年(現4年)
青柳 りん
『雨の日の道路
の下の世界』
<4月8日看護日誌より> みぞれまじりの天候の中,歯をくいしばって歩いている一年生。その必死な姿を見て,優
しく励ます班長。時折振り返りながら先頭を歩く姿は,とても頼もしい感じがした。今日のような日が一年生の初日に
なったのは,班長さん達にとっては身の引き締まる日になったに違いないと思う。
3月31日
3年(現4年)
久保 諒乃
『1年間』
小学校には,6学年の年齢差の集団が生活しています。その生活は,子ども達の社会です。“経験の多い年長者が,
経験の少ない年少者を気遣う”という社会の仕組みを子どもなりに体験し,人間性を磨いて欲しいと願います。
今年度も学校を開き,保護者や地域の皆様と情報を共有しながら教育活動を積極的に進めようと考えています。
昨年同様,ご理解とご協力をお願い申し上げます。
4月18日(土)
授業参観・PTA総会・懇談会
本校は,学校の教育活動をご覧いただく機会を年間に5回計画しています。今回の授業参観の他に
学期末に行う授業参観・懇談会が3回と“なかめる集会”です。
昨年度より中丸小学校は,『のびのびと自分の考えを話すことができる子』を育てるために学級会活動を研究し,積
極的に進めています。この活動は,自分の考えを強く主張し他人を圧倒する術を身につけることを学ぶ活動ではありま
せん。自分の考えをしっかりと持ちながら,自分以外の人の考え方にも耳を傾け,納得したら自分の考えを修正し折り
合いをつけることを経験する教育活動です。それは,自分を偽ることではなく,未知の知恵や考え方・感じ方を受け入
れることです。この経験は,未来を生きる子ども達が大きく成長するために必要な経験になると思います。
経済産業省が2006年から提唱している「社会人基礎力」(職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要
な基礎的な力)は,「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力です。その中の「チームで働く
力」は‘発進力’‘傾聴力’ ‘柔軟性’‘状況把握力’‘規律性’‘ストレスコントロール力’の能力要素から構成
されるとしています。
そこで,保護者の皆様にも是非懇談会にご参加いただき,話し合いを通して懇親を深めていただきたいと考えていま
す。懇談会の持ち方については,昨年度より私達も話し合いのしやすい雰囲気作りや興味のあるテーマを設けての懇談
などを心がけてまいりましたが,今年度も更に工夫をしていこうと考えています。
校舎建築情報 特― 特別棟の完成と引っ越し ―
3月8日北棟への引っ越しに続き,3月31日特別棟への引っ越しをしました。特別棟には,1階に図工室・理科室
,2階に音楽室・家庭科室があります。図工室と音楽室は扇形なので,広がりを感じながら,のびのびと表現活動をす
ることができます。理科室は実験の用具が分かりやすく収納できるので,やってみたいという意欲を引き出すことがで
きます。家庭科室は清潔感あふれる空間です。次々と期待通りの教室が完成していく様は,職員の引っ越しの疲れを忘
れさせてくれます。そして,何より子ども達が目を輝かせて学習する様子が脳裏に浮かびます。
図工室
読売新聞に掲載
理科室
音楽室
家庭科室
4月5日 6年
宇野 桃花
『母のご飯』
スクールカウンセラー
ぐるぐるの森(校長室から)
山崎
浩一
― はじめの一歩 ―
入学式から2日目の朝,子ども達の様子を見るために校舎内を歩いていた時,1年生の健康観察の様子に足が止まりま
した。先生が一人一人の名前と顔を確認しながら,「○○ ○○さん」と呼名します。呼名された子は,手を挙げて健康
状態を答えます。学校に長く勤務している私にとって見慣れた光景です。でも,くぎ付けになったのは,子ども達の表情
です。手を挙げること,「はい,元気です」と答えることを一人一人が,とても真剣に緊張した面持ちで行っているので
す。考えてみると当然です。約6年間の人生経験の子ども達にとって,生まれて初めての経験なのですから。しかも,ま
だ名前も知らない友達がいっぱい,先生も幼稚園の先生とは違う,まだ会って3日目。その中で,たった一人で手を挙げ
るとみんなが自分を見る。声を出して答えると全員が自分の声を聞いている。
先生は,手の挙げ方を「耳にくっつくくらい」,マスクをしている子には「はい,風邪をひいています」と言ってい
いことを丁寧に教えていきます。そして,最後に「よくできました」と言って微笑んでくれます。その時の子ども達の
ホッとした表情には安心感と小さな達成感も見えました。こうやって「できた」ことを積み重ね,
自尊感情を高めていくのだろうと感じた光景です。入学式の翌日,初めて通学班で登校する日が,雪の
冬日となってしまい,担任外の職員が総動員で登校下校の指導に当たりました。2日目の朝は,落ち着
いた教育活動が始まっています。健康観察の最後は,お手伝いに来てくれた6年生に「ありがとうござ
いました」(礼),6年生が「どういたしまして」(礼)で締めくくられました。(小林記)