YOTSUBA の風 伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校 学校通信 第1号 平成27年4月14日発行 平成27年度 入学式「式 辞」 四ツ葉学園中等教育学校 校 長 三 村 国 宏 雪は天からの贈り物。皆さんの入学を祝うかのように、外で は雪が舞っています。また、正門近くの桜の木々の小枝からは、 春を待ちわび、生命の力みなぎる、青々とした若葉がみられる ようになりました。 このよき日に、伊勢崎市教育委員会教育委員長様、本校PT A会長様はじめとする、多くの御来賓の方々や保護者の皆様の ご臨席のもと、ここに伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校、第 七回入学式を挙行出来ますことに、厚く御礼申し上げます。 只今入学を許可いたしました百二十八名の生徒の皆さん、入 学おめでとう。私たち教職員一同は、皆さんの入学を心から歓迎いたします。 本校の教育理念は、「未来に、そして世界にはばたく高い知性と豊かな道徳性をもった教養人の育 成」です。皆さんの夢や希望を実現する、道筋をデザインしたカリキュラムと、教師の熱意で学力や 人間力を伸ばし、皆さんの「未来」と「幸せ」をつくる教育を力強く展開いたします。 そこで、皆さんが、本校で学ぶに当たり、次の二つのことを心にとめてほしいと思います。 一つ目は、「夢を持ち、努力し、チャレンジする」ことです。 この三月に第一期生が卒業いたしました。夢を追い求め、進路の決まった、一人の生徒は、次のよ うな感想を述べていました。 「四ツ葉学園で学べてよかった。小学校の六年間と四ツ葉の六年間は全く違う。この6年間には、 私の全てが詰まっている。」 思春期から青年期を迎える、この中等教育6年間は、自我が確立し、物事を自分で考え、自分の生 き方を方向づける、言わば人格の完成を目指す6年間と言えます。彼の先輩のように 、四ツ葉の6年 間には私の全てが詰まっている」と言えるように、今日のこの瞬間から、夢に向かって、努力を積み 上げ、勇気をもって様々なことにチャレンジし、大きく自己を成長させてほしいと思います。 二つ目は、「感謝」の気持ちを忘れず、社会に貢献する人間を目指してほしいということです。 夢 や 希 望 の実 現 は 、自分 の た め だけ に 目 指すも の は あ りま せ ん 。とも に 学 ぶ 仲間 、 育 ててく れ た お 父 さ んお 母 さん 、教 え 導 い てく れ る先 生方 な ど へ の、 感 謝の 気持 ち を 大 切に し てく ださ い 。 そ し て 、 自分 の 夢が 、周 り の 人 や社 会 とど うか か わ っ てい く のか を、 常 に 考 えて ほ しい と思 い ま す 。 そ の 夢に 導 かれ 、感 謝 の 気 持ち に 支え られ た 、 努 力か ら は、 やり が い や 生き が いが 生ま れ 、 自 ず と 勉 学に も 励む こと が で き るよ う にな ると 考 え る から で す。 「感 謝 」 の 気持 ち を忘 れず に 、 さ ら に は 、人 の ため に、 社 会 の ため に と、 世の 中 に 貢 献で き る人 間に な る こ とを 、 是非 目指 し て ほしいと思います。 新入生の皆さんには、以上二つのことを胸に抱き、一歩一歩着実に自己を高め、夢の実現に向けて、 私たちとともに歩んでいこうではありませんか。皆さんの充実した学校生活と、輝かしい未来を期待 しています。 さて、保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。「本校に入学して本当によか った」と言っていただけるよう、教職員一同、誠心誠意、教育に取り組んでまいります。保護者の皆 様におかれましても、本校教育に対しご理解とご協力をお願いいたします。 結びに、本日ご多用の中ご列席いただきました、伊勢崎市教育委員会の皆様や、本校PTA本部役 員の皆様をはじめとする、たくさんのご来賓の皆様に、改めまして感謝申し上げ、式辞といたします。 教職員等の異動 桜の開花と共に、新年度が始まりました。桜の季節は、出 会いの時期でもあります。平成27年度、新たに20人の先 生方が四ツ葉学園に赴任されました。昨年度末には第一期生 を送り出すことができ、四ツ葉学園として、より一層の飛躍 が期待されるところです。今後につきましても、生徒の夢の 実現に向けて教職員一丸となり、クオリティの高い教育活動 を展開して参ります。 以下に転入された先生方を紹介いたします。 《よろしくお願いします》 【転入された先生】 ( )内は前任校等 1 副 校 長 松本 明良 (伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校[教頭]) 2 教 頭 上原 清司 (群馬県総合教育センター[指導主事]) 3 国 語 三井 柳仁 (伊勢崎市立宮郷中学校[教諭]) 4 国 語 森 正子 (群馬県立太田女子高等学校[教諭]) 5 地歴・公民 小川 浩 (群馬県立桐生女子高等学校[教諭]) 6 社 会 小林 大悟 (伊勢崎市立第三中学校[教諭]) 7 数 学 岡田 雅裕 (群馬県立前橋女子高等学校[教諭]) 8 数 学 佐竹 晃文 (伊勢崎市立第四中学校[教諭]) 9 理 科 久保田雅彦 (伊勢崎市立殖蓮中学校[教諭]) 10 体 育 澁澤 寛 (伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校[教諭]) 11 体 育 石原 弘太 (群馬県立伊勢崎高等学校[教諭]) 12 養 護 飯野 美加 (前橋市立駒形小学校[養護教諭]) ○非常勤講師等 13 体 育 湯浅 香織 (新規) 14 グローバル人材育成支援助手 六本木清美 (新規) 15 グローバル人材育成支援助手 篠原 秋保 (新規) 16 A L T マーティン・キャンベル (新規) 17 スクールカウンセラー 大平 千穂 (新規) 【事務の先生】 18 19 20 係 長 主 事 労務技師 向田 紀子 山形 恭平 上岡ちず子 平成27年度 (伊勢崎市健康推進部国民健康保険課係長代理) (新採用) (伊勢崎市福祉部第三保育所労務技師) 1学期始業式 「月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり」 松尾芭蕉が言うように、月日は永遠に流れていきます。春、とりわけ4月 は出会いと別れの節目であり、お世話になった先生方との悲しい別れやとも に四ツ葉をつくってくださる先生方との出会いがありました。 そのような中、皆さんは、どんな目標を持って新年度を迎えましたか。 夢や希望を持たない努力は、消耗しやすく長続きしません。新年度にあた り、新たな夢や希望を持ち、努力とチャレンジを継続する、そして、決して 諦めないという決意をもって学校生活をスタートさせましょう。
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