取締役会改革と役員の業績評価・報酬設計・戦略的育成の実務

制度構築モデル、先進事例・開示事例、コード準拠開示文例を多数紹介!
コーポレートガバナンス・コードが求める
取締役会改革と役員の業績評価・報酬設計・戦略的育成の実務
上場会社には、本年6月1日よりコーポレートガバナンス・コードが適用されます。コード導入の真の目的は、「守りの
ガバナンス=経営監督機能の強化」ではなく、
「持続的な成長と中長期的な企業価値の向上」を促す「攻めのガバナンス」
を実現させることにあります。コードに、表面的・消極的に対応するのではなく、取締役会改革、役員報酬制度改革のチ
ャンスとするべきです。本講座では、①取締役会改革、②役員業績評価、③役員報酬制度の全体構成、④業績連動報酬、
⑤役員の戦略的育成方法を、制度構築モデル、先進事例・開示事例、コード準拠開示文例を織り込んで、明快にご指導い
たします。担当取締役・幹部と実務担当者がご一緒にご参加頂くと、社内での改革実務が効果的に進みます。
◆開催日時
6月4日(木)
10:00~17:00
◆講師
東邦ビジネスコンサルタント(株)代表取締役
経営コンサルタント 公認会計士
粕井
隆 氏
◆会場
航空会館会議室
〔港区新橋1-18-1〕
◆参加費(消費税・昼食代込み)
特別会員 28,080円
普通会員 30,240円
非 会 員 34,560円
1社2名以上ご参加の場合は1名に
つき2,160円の割引をいたします。
1.コーポレートガバナンス・コードが求める取締役会改革とは
(1)守りのガバナンスから攻めのガバナンスへの変革 → 成長と企業価値の向上をめざす!
(2)取締役会・取締役の責務は、戦略決定 → 経営理念、中長期ビジョン、中期経営計画
(3)建設的な審議に貢献する社外取締役の選任と任意機関(指名・報酬諮問)等の検討
(4)コードが求める取締役会評価の導入実務 → 具体的な評価体制、評価項目
2.役員業績評価制度を構築する → 評価項目と評価表事例
(1)役員種別(CEO、役付役員、部門担当役員)による役割・責務のウェイト付け
(2)業績評価項目と業績評価指標(ROE他財務指標と非財務指標・業績項目)
(3)役員業績評価表の策定と使い方(年度経営計画と連動した運用方式)
(4)役員業績評価を誰がするのか?→ 報酬諮問委員会、トップの関与度、多面評価ほか
3.役員報酬制度の全体構成(支給水準・業績格差)の設計
(1)役員報酬は、役責基本報酬と業績連動報酬で構成する
(2)役員職位別の支給水準と業績連動割合を決める → 平役員と社長の支給格差、社外役員
(3)会社規模・業績レベル、社内的妥当性、社外的妥当性 → 自社水準の設定
4.業績連動役員報酬の構築実務と先進事例、開示事例
(1)業績連動報酬の選択 → 年俸、賞与、株式報酬等の設計モデル、先進事例・開示事例
(2)株式報酬→ストックオプション、株式給付信託(BBT)、役員持株会制度
(3)社外取締役と監査役の業績連動報酬の考え方
最新の情報に基づき、内容を一部
(4)役員退職金制度の廃止・再設計と代替制度
5.後継社長・取締役の戦略的育成とトレーニング
CGコードが求める取締役会・役員報酬制度改革 (1)社長・取締役の選定・指名ルール作りと戦略的育成方法
の自社チェックリストを裏面に掲載!
(2)選任時トレーニングと継続的トレーニングのモデルプラン
変更する場合がございます。
№27-1089「取締役会改革と役員の業績評価・報酬設計・戦略的育成の実務」(27.6.4)
(Web用)
HP
コーポレートガバナンス・コードが求める取締役会・役員報酬制度改革:自社チェックリスト
上場会社には、本年6月1日よりコーポレートガバナンス・コードが適用されます。コード導入の
真の目的は、
「守りのガバナンス、経営監督機能の強化」ではなく、企業に「持続的な成長と中長期
的な企業価値の向上」を促す事にあります。
3月決算の会社の場合、コーポレートガバナンス・コードに準拠した「コーポレートガバナンス報
告書」の提出は、最長年内まで猶予がされます。しかし、6月開催の定時株主総会で株主より、
「取
締役会の運営方法、取締役会の評価、役員報酬の方針と業績連動」等の質問がある事が十分に予想さ
れます。
自社の「取締役会・役員報酬改革レベル」を下記チェックリストにより点検してみてください。
「不十分」の項目があった場合は是非、当セミナーへのご参加をご検討いただけますと幸いです。
【取締役会・役員報酬制度改革 : 自社チェックリスト】
Ⅰ.取締役会の機能強化
1.取締役会から経営陣への委任範囲の明確化と開示【原則 4-1①】
2.経営戦略・中期経営計画の策定、実現努力とP-D-C-A【原則 4-1②、5-2】
3.任意の仕組みの設置(指名諮問委員会、報酬諮問委員会等)【原則 4-10】
4.社外役員の有効活用と社外役員会議、筆頭社外取締役【原則 4-7、4-8、4-9】
5.取締役会審議の活性化方策と情報入手・支援体制【原則 4-12、4-13】
6.取締役会の実効性の分析・評価と開示【原則 4-11③】
Ⅱ.取締役の選任基準と業績評価
1.経営陣幹部の選定、取締役・監査役候補の指名の方針と手続の開示【原則 3-1(ⅳ)】
2.取締役会の構成、バランス・多様性を考えた選任方針・手続きの開示【原則 4-11①】
3.会社の業績等の評価と経営陣幹部の選任・解任への反映【原則 4-3①】
Ⅲ.役員報酬制度の構築と開示
1.経営陣幹部・取締役の報酬決定の方針と手続の開示【原則 3-1(ⅲ)】
2.インセンティブが機能した役員報酬制度の構築【原則 4-2①】
Ⅳ.後継社長・取締役の育成とトレーニング
1.最高経営者等の後継者育成プランの策定と監督【原則 4-1③】
2.取締役・監査役のトレーニングの実施(就任時、継続的)【原則 4-14】
十分
不十分