科目名 血液検査学実習 教員名 阿部 美紀子 他 臨床検査・必修 履修年次 学科等 2 曜日・時限等 前期・時間割参照 単位数 2 木曜・3.4時限 B205研究室 オフィスアワー 授業概要 血液成分の数、形態および止血等、血液検査全般に関する原理、用手法や機器法の技術を習得 する。血液像などの形態検査においては、染色法の選択と習熟、双眼顕微鏡操作を習熟し、ス ケッチをしながら細胞の細部まで性質を理解する。また、5人用マルチ顕微鏡を使用しグルー プワークで細胞を確認し理解する。出血性素因検査においては、凝固機序を理解し、適切な検 査方法を選択できるようにする。 準備学習 1学年で学んだ「臨床検査学」の復習と2年次で学ぶ「血液検査学」の予習・復習 回 授業内容 1 採血部位と手技 行動目標 模擬腕を使っての採血練習、耳朶採血練習、スメアーの作製を学ぶ。 A:赤血球に関する検査 A:RBC、Hb、Htを視算法、自動血球計数器で算定、赤血球指数計算と解釈 B:末梢血塗抹標本の作製と普通染色の観察、スケッチ C:出血時間、毛細血管抵抗試験、血小板凝集能測定により理解する。 C:血小板に関する検査 A:赤沈、白血球数、血小板数 A:赤沈(用手法、測定装置による方法)、白血球数・血小板数(直接/間接法)算 B:正常末梢血塗抹標本の分類、PO染色標本の観察、スケッチ B:末梢血塗抹標本の見方(1)、PO法 定 C:PT,APTT,フィブリノゲンの測定(用手法、分析装置による方法)により理解す C:凝固関係の検査 2 B:血液塗抹標本作製と染色法 3 A:網赤血球数、溶血に関する検査 A:網赤血球数の算定(視算法)、赤血球浸透圧抵抗試験 B:エステラーゼ染色、NAP染色標本の観察・スケッチ C:線溶、凝固・線溶阻止因子の検査 C:FDP、D-ダイマー、AT等の測定により理解する。 A:赤血球に関する検査 A:RBC、Hb、Htを視算法、自動血球計数器で算定、赤血球指数計算と解釈 B:末梢血塗抹標本の作製と普通染色の観察、スケッチ B:血液塗抹標本作製と染色法 C:出血時間、毛細血管抵抗試験、血小板凝集能測定により理解する。 C:血小板に関する検査 A:赤沈、白血球数、血小板数 A:赤沈(用手法、測定装置による方法)、白血球数・血小板数(直接/間接法)算 B:正常末梢血塗抹標本の分類、PO染色標本の観察、スケッチ B:末梢血塗抹標本の見方(1)、PO法 定 C:PT,APTT,フィブリノゲンの測定(用手法、分析装置による方法)により理解す C:凝固関係の検査 A:網赤血球数、溶血に関する検査 A:網赤血球数の算定(視算法)、赤血球浸透圧抵抗試験 B:エステラーゼ染色、NAP染色 B:エステラーゼ染色、NAP染色標本の観察・スケッチ C:線溶、凝固・線溶阻止因子の検査 C:FDP、D-ダイマー、AT等の測定により理解する。 A:赤血球に関する検査 A:RBC、Hb、Htを視算法、自動血球計数器で算定、赤血球指数計算と解釈 B:末梢血塗抹標本の作製と普通染色の観察、スケッチ B:血液塗抹標本作製と染色法 C:出血時間、毛細血管抵抗試験、血小板凝集能測定により理解する。 C:血小板に関する検査 A:赤沈、白血球数、血小板数 A:赤沈(用手法、測定装置による方法)、白血球数・血小板数(直接/間接法)算 B:正常末梢血塗抹標本の分類、PO染色標本の観察、スケッチ B:末梢血塗抹標本の見方(1)、PO法 定 C:PT,APTT,フィブリノゲンの測定(用手法、分析装置による方法)により理解す C:凝固関係の検査 A:網赤血球数、溶血に関する検査 A:網赤血球数の算定(視算法)、赤血球浸透圧抵抗試験 B:エステラーゼ染色、NAP染色 B:エステラーゼ染色、NAP染色標本の観察・スケッチ C:線溶、凝固・線溶阻止因子の検査 C:FDP、D-ダイマー、AT等の測定により理解する。 4 B:エステラーゼ染色、NAP染色 5 6 7 授業計画 8 9 10 11 末梢血液標本の見方(2) 講義(スライド)により正常・各種病的末梢血標本による病的血液像の判別、 各種病的末梢血標本の観察・スケッチにより理解する。 12 末梢血液標本の見方(3) 各種病的末梢血標本の観察・スケッチにより理解する。 13 骨髄標本の見方(1) 講義(スライド):正常骨髄標本の分類、病的骨髄像の判別、 正常骨髄標本の観察、スケッチにより理解する。 14 骨髄標本の見方(2) 正常・各種病的疾患骨髄標本の観察、スケッチにより理解する。 15 骨髄標本の見方(3) 正常・各種病的疾患骨髄標本の観察、スケッチにより理解する。 成績評価の 方法・基準 教科書 参考図書 教員からの メッセージ 筆記試験50%、実技試験30%、リポート提出20%により評価する。 臨床検査学講座 第3版 「血液検査学」 奈良信雄 他著 「血液細胞アトラス」 三輪史朗、渡辺陽之輔 共著 文光堂 1学年で学んだ基礎を実習を通して理解し、展開する。 医歯薬出版
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