2015年3月31日 ACAP 文部科学省主催「消費者教育フェスタ with 土曜学習 in 川崎市立西生田小学校」 アサヒビールとカゴメがACAPとしてデモ授業を実施 ◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆ 環境をテーマに授業を行ったアサヒビール 野菜の大切さを解説したカゴメ ACAPの消費者教育活動を紹介 ◆◇◆ 3月22日、川崎市立西生田小学校において、文部科学省主催「消費者教育フェスタ with 土曜学習」が開催され た。今回の消費者教育フェスタは「土曜学習」*のモデルとして実施され、午前に行われたデモンストレーション授 業では、アサヒビールとカゴメがACAPとして授業を行った。 アサヒビールは低学年を対象に、「ずっと地球で暮らしていくために」と題し、地球温暖化の問題についてクイズ などを交えて解説した。温暖化の原因となる二酸化炭素の環境への影響や二酸化炭素を吸収する森の役割、林 業の大切さなどもやさしく紹介し、低学年の児童にも温暖化を食い止めるために私たちにできることを分かりやす く説明した。クイズでは正解と思う答えに、元気に手を挙げる子どもたちの姿が印象的であった。 カゴメは、「どうして野菜を食べなければいけないの?」と題し、野菜を摂ることの大切さを1~2年生に説明した。 講師の「きらいな野菜はなにかな」の問いかけには、「なんでも好き!」と答える児童もいるほど、野菜が大好きな 子どもたちが多かった。机にさまざまな野菜を並べ、1日 日清製粉グループ本社「小麦から小麦粉ができるまで」 に必要な野菜の量を計量してもらうなど、体験も加えて、 パナソニック「あかりのエコ教室」 野菜の種類やトマトについて楽しく学んでいただいた。 SMBCコンシューマーファイナンス「カードゲーム/お金の役割」 また、右表のACAP会員企業3社が個社として授業を担当 した。 ■ACAPの消費者教育への取り組みを紹介 午後からは体育館に会場を移し、高知県教育センター、北海道教育大学附属函館中学校、東京大学教育学部 付属中等教育学校より、学校教育における消費者教育の充実に向けた事例報告、また、「学校・家庭・地域の協 働による消費者教育」をテーマにシンポジウムが開催された。 会場内には27の企業・団体・行政のブースが設けられ、消費者啓発資料の配布や活動紹介パネルなどが掲示 された。ブース出展者と消費者教育フェスタ参加者の交流を目的に、各ブース担当者が取り組みなどを紹介し、 ACAPはACAP消費者啓発資料常設展示コーナーの拡大、大学での単位認定講座の展開、行政と連携した出 前講座や消費生活展への協力などを説明した。 (ACAP事務局) 「土曜学習」…文部科学省が展開する子どもたちの健やかな成長のため、土曜日の教育環境を豊かなものにする取り組みの一つ。教育委員会など 学校以外の者が主体となり、希望者に対して学習等の機会を提供するもので、平成26年度には全国小・中・高の6,600校(約20%)で実施され た。同省では学習機会等を担当する企業・団体・大学関係者などを「土曜学習応援団」として賛同を募っている 無断転載・転用禁止 ©The Association of Consumer Affairs Professionals (ACAP)
© Copyright 2024 ExpyDoc