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平成
27年度
分散型電源導入促進事業費補助金
(うちガスコージェネレーション推進事業)
補助金制度のご案内
GAS
COGENERATION
SYSTEM
一般社団法人 都市ガス振興センター
事
業
の
趣
旨
東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故に起因して、エネルギー政策は見直しが必要となり、当面の最優先課題として、再生可能
エネルギーの最大限の導入に併せて、省エネルギーの最大限の推進を図ることがあげられています。また、これまで必ずしも十分とは言
えなかった節電やデマンドレスポンスなど需要側の工夫や分散型電源が、需給を均衡させるための手段としてより期待されています。
本事業は天然ガスコージェネレーションによる分散型電源を導入する事業者に対し、補助金を交付することによって、省エネルギーや電
力需給の安定化等を図ることを目的とするものです。
事
対象事業者
合計発電出力 5kW 以上
業
の
10,000kW 未満
概
要
合計発電出力 10,000kW 以上
家庭用需要を除く全業種
※ 事 業 者:事業を営んでいるもの。地方公共団体、非営利民間団体、民間団体(法人・個人(青色申告を行っている個人事業者))。
※ 家 庭 用 需 要:居住の用に供する居室での需要のこと。
(非該当物件例:店舗兼住宅の住居部分、居住用途マンション)
原則単年度事業となります。ただし、事業工程上単年度では事
業完了が不可能であると確認できる事業については、最長2年
までを事業期間とし、平成27年度に実施する事業分について、
センターの採択を受けることが可能です。今年度の交付決定は、
次年度以降の補助を保証するものではありません。
【補助事業の開始日】
【補助事業の完了日】
原則単年度事業となります。ただし、事業工程上単年度では事
業完了が不可能であると確認できる事業については、最長3年
までを事業期間とし、平成27年度に実施する事業分について、
センターの採択を受けることが可能です。今年度の交付決定は、
次年度以降の補助を保証するものではありません。
則交付決定日以降となります。ただし、平成27年4月1日以降の事業開始については、不承認のリスクを
原
事業者が負うことを前提に交付対象事業とします。
(補助事業の開始日とは、補助事業※ 1 において最初に設計、工事等の契約を締結する日とします。)
平成28年2月13日までとなります。ただし、交付決定前の事業の完了は、補助金交付の対象となりません。
対象期間
(補助事業の完了日とは、補助事業※ 1 を構成する全ての工事等を完了、検収した上で、費用の支払い※ 2 が最終完了する
日をいいます。)
※1 補助事業を構成する工事等全てが対象です。補助対象経費であるか否かは関係ありません。
※2 工事費等の支払方法は、
「金融機関からの振込み」としてください。
(手形、割賦、相殺等は認められません)
≪複数年度事業の注意点≫
① 複数年度実施する事業については、年度毎に交付申請を行い、センターの採択審査を受ける必要があります。
② 今年度の交付決定は、次年度以降の補助を保証するものではありません。
③ 各年度に申請する省エネ量および省エネ率は、初年度に提出された申請値を下回ることはできません。
④ 各年度の補助対象経費については、初年度に提出された申請金額を上限とします。2年目以降、初年度に提出された各年度
の申請金額を超過して申請した場合、超過申請分は補助対象外とします。
⑤ 設計、設備購入、工事等の見積書は、年度毎の実施内容及び経費の区分ごとの金額が確認できる形態とする必要があります。
各年度に補助対象経費が発生し、各年度の出来高予定を明確にし、その出来高に応じた支払いを完了してください。
(補助金
額が0円の年度がある申請は認められません)
⑥ 発注先の選定にあたっては、各年度の事業内容に従って競争入札(又は3社以上の相見積)を実施し、補助対象経費が最も安
価な見積提示を行ったところを選定してください。
⑦ 各年度の補助対象経費については、各年度の補助事業の完了時点で、各費用の金額に応じた設計図書、対象設備、対象工事
等の出来高があることが必要となります。
⑧ 複数年度事業において、途中で事業を中止した場合には、原則として既に交付した補助金相当額の納付が必要となります。
対象燃料
対象範囲
使用燃料:天然ガスを主原料とするガス
天然ガスを主原料とするガスについては、
a. 天然ガス
b. 液化天然ガス
c. 天 然ガスまたは液化天然ガスを主原料(組成比が一番高いものを「主」とする)とし、且つ、炭素換算係数が「天然ガス× 1.10」
未満のガス
とします。なお、天然ガスの炭素換算係数については、
「特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令」
に定める値を用いることとします。
本補助事業に係る設計費、設備費 ( 含む計測装置 )、工事費(ただし、消費税等は補助対象外とします。)
補助率
・地方自治体等:補助率 1/2 以内
・民 間 団 体:補助率 1/3 以内
1/6 以内
ただし、今後、国が定めるパイプライン整備基本方針※に基づき整備
するパイプライン沿線のコージェネについては1/4以内となります。
※ パイプライン整備基本方針の策定時期等は未定です。
上限額
合計発電出力 5kW 以上
10,000kW 未満
5億円 / 年・1補助事業
次のいずれかに該当する設備を対象とします。
① 高効率型天然ガスコージェネレーション設備
a.合計発電出力:5kW 以上 10,000kW 未満
b.省エネルギー率
[合計発電出力]5kW 以上 500kW 未満:10% 以上
・
[合計発電出力]500kW 以上
:15% 以上
・
c.省エネルギー率に加えて、以下のいずれかの要件
を満たす必要があります。
ⅰ)技術面において以下のものと同等、若しくは同
等以上の新規性を有する設備
熱電可変型ガスタービン、リーンバーンガスエン
ジン、ミラーサイクルガスエンジン、再生サイクル
ガスタービン
ⅱ)技術的新規性はないものの、廃熱利用を加味
し総合的に高効率性を有する設備
設備(事業)の要件
省エネルギー原単位
(年間の省エネルギー量÷定格合計発電出力)
・
[合計発電出力]
5kW 以上 500kW 未満:0.12kL/kW 以上
・
[合計発電出力]
500kW 以上 :0.19kL/kW 以上
ⅲ)既設天然ガスコージェネレーション設備の廃熱
利用高度化等を図る設備
廃 熱 利 用 設備のみを設 置する場 合の 省エネル
ギー増加率:5% 以上
(廃熱利用設備の導入前後比較)
② 天然ガスコージェネレーション活用型エネルギー供給設備
(地域熱供給等)
a.設備能力 :温・冷熱供給量 21GJ/h 以上
b.合計発電出力 :10,000kW 未満
c.省エネルギー率:5% 以上
d.天 然 ガスコージェネレーションの廃 熱 依 存 率:
40% 以上
ただし、ガスエンジンの場合は当初計算した廃熱
依存率に補正係数『2.7』を乗じて評価できるもの
とします。
③ 燃料電池
a.発電出力 :50kW 以上
b.省エネルギー率:10% 以上
合計発電出力 10,000kW 以上
なし
次のいずれかに該当する設備を対象とします。
① 高効率型天然ガスコージェネレーション設備
a.合計発電出力 :10,000kW 以上
b.省エネルギー率:16% 以上
c .省エネルギー原単位
(年間の省エネルギー量÷定格合計発電出力)
:0.20kL/kW 以上
② 天然ガスコージェネレーション活用型エネルギー供給設備
(地域熱供給等)
a.設備能力 :温・冷熱供給量 21GJ/h 以上
b.合計発電出力 :10,000kW 以上
c.省エネルギー率 :6% 以上
d.天然ガスコージェネレーションの廃熱依存率:40%以上
ただし、ガスエンジンの場合は当初計算した廃熱
依存率に補正係数『2.7』を乗じて評価できるもの
とします。
対象事業は、次のいずれかの要件を満たす必要があります。
a.特定電気事業、特定供給、卸供給事業等※1という形態
により、一定の義務を負って電力供給するもの。
b.新たに導入するコージェネの合計発電電力の内、1/2 以
上の電力を逆潮流できる場合※2であって、災害時等の
非常時においても原則として逆潮流を行い続けるもの。
逆潮流電力
(kW)÷ 合計発電電力(kW)≧ 1/2
※1 電気事業法の規制に準拠して事業を行う特定規模電気
事業や特定規模電気事業者による自営線を用いた電力
供給、及び特定規模電気事業者に電力供給を行う事業
も補助対象とします。ただし、特定規模電気事業者に
電力供給を行う事業者については、下記の条件のいず
れかを満たす場合に限り、補助対象とします。
(ア)特定規模電気事業者との共同申請であること。
(イ)申請前に特定 規模電 気事業者と電 力供給に関
する覚書等を締結し、申請時に提出できること。
ただし、電力供給に関する詳細内容は稼動開始前に締
結する契約書等で明確にする必要があります。
※2 年間の内、一定の時間帯において、逆潮流電力量計の
逆潮流電力(kW)が補機電力を除いた合計有効発電
電力(kW)の 1/2 以上を満たしていることを証明でき
る場合に限り、補助対象とします。
交付決定
予算枠※ 1 を超えた際には、費用対効果※ 2 の大小で交付先の決定を行います。
なお、別に定める中小企業優遇を申請した申請者が実施する補助事業については、費用対効果を 2 倍して優遇します。優遇の判定は、
補助事業の対象となる設備の使用者が優遇対象であるかで判定します。
効果検証
① 補助対象設備には、燃料使用量及び廃熱利用量を測定する専用の計測装置を取り付ける必要があります。
② 設備稼働後2会計年度、効果検証データの提出が必要です。
その他
申請者は、センターが指定する「暴力団排除に関する誓約事項」に同意する必要があります。
※ 1 予算枠:補助金予算枠は、平成27年度新規事業と平成26年度以前の継続事業とし、継続を優先して採択します。
※ 2 費用対効果:補助対象経費当たりの年間原油換算エネルギー削減量 [ kL/億円 ]
※ 詳細については、センターまでお問い合わせ下さい。
事 業 の 実 施 スキ ーム
事 業 の 実 施 ス ケ ジュー ル
年間予定
経済産業省
1
公
2
公募説明会開催
3
交 付申 請 書 類 提 出
(特定非営利活動法人 地球と未来の環境基金)
4
公 募 締 切 り
(業務委託)
5
補 助 金 交 付 審 査 (予算を超えた際には、費用対効果の大小で採択
6
補 助 金 交 付 決 定 7月中旬頃(交付審査後)
都 市 ガス振興センター
7
事 務 通 知 説 明 会 8月下旬頃
8
中
交付審査の上
交付決定
9
実績報告書提出
補助金交付
評価委員会
(対象設備の基準を決定)
交付申請
(基金造成)
基金設置法人
確定審査の上
補助金交付
11
申 請者(補助事業者)
開
始 4月27日
5月11日~5月15日
(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡)
公募開始後
6月10日
(消印有効 、原則1回/年の募集)
6月~7月
を実施)
10 確
実績報告
募
時期等
間
定
報
検
告
査
補 助 金 交 付
12 効 果 検 証 報 告
詳しくは、事務通知説明会にて説明
事業の完了後30日以内又は
平成28年2月13日のいずれか早い日まで
工事施工状況等について
必要に応じて現地調査を実施
確定検査後
効果性確認のため設備稼働後
2会計年度の効果検証データ提出が必要
申 請 者 の 皆 様 へ の お 願 い
一般社団法人 都市ガス振興センター(以降センター)の補助金の原資は経済産業省から交付決定を受けた、いわゆる公的資金であり、当
然のことながら、コンプライアンスの徹底と交付ルールに則った適正執行が求められます。
センターの補助金に申請される皆様におかれましては、以下の点につき充分ご理解のうえ、各種手続を行っていただきたくよろしくお願いします。
1.補助金の申請や実績報告書の提出などの各種手続きを行う場合は、事前に交付規程、公募説明会資料、パンフレット等を熟読し、交付の要件や手続
上の制約条件などを充分ご理解ください。
2.センターに提出する書類や資料においては如何なることがあっても虚偽の記載や改ざんは認められません。
3.不正行為があった場合、センターは法や規程類に則り厳正に対処します。
4.不正行為が認められたとき、センターは当該部分の交付決定の取消しを行うとともに、受領済みの補助金額に加算金(年利10.95%)を加えた額を返
還していただきます。
5.不正行為を行った申請者や手続代行者の名称と不正の内容は、ホームページ等で公表するとともに、センターの所管する新たな補助金の交付停止や手
続代行業務の停止を一定期間行う等の措置を執らせていただきます。
6.悪質な不正の場合は、刑事罰等の適用の可能性につき、所轄警察署に相談することがあります。
【 個人情報の利用目的について 】
本補助事業に伴い一般社団法人 都市ガス振興センターが事業者の方々から取得した個人情報は以下の目的に利用いたします。
・
「平成 27 年度 分散型電源導入促進事業費補助金(うちガスコージェネレーション推進事業)」に係る業務(ご連絡、資料送付、他の同類国庫補助金に
対する重複申請の調査等)
なお、本補助事業に伴いご提供いただいた個人情報を上記の目的以外で利用することはありません。
(但し、法令等により定められている場合を除きます)
問い合わせ 先
一般社団法人 都市ガス振興センター 事業部 CGS 普及促進グループ
〒105-0003 東京都港区西新橋 1丁目1番 15 号 物産ビル別館 3 階
TEL:03-3502-5550 FAX:03-3502-5821
受 付 時 間
[ 月~金 ] 9 : 00 ~ 17 : 00(12 : 00 ~13 : 00 を除く)
(祝祭日・5 月1日・12 月 29 日~1月 4 日を除く)
詳しくはホームページをご覧ください。 http://www.gasproc.or.jp/