平成２６年８月２６日環境部温暖化対策推進室豊橋市の再生可能エネルギーに関する導入状況について豊橋市は、平成 22 年 3 月に「豊橋市地球温暖化対策地域推進計画」を策定し、「再生可能なエネルギーの有効活用」などの施策を進めています。良好な日照条件をいかした太陽光発電の普及促進として、住宅用太陽光発電設置への補助や市内の小中学校などの公共施設への設置を進めています。平成 21 年 11 月に住宅用太陽光発電の買取単価の改定（24 円/kWh→48 円/kWh）がされたことなどにより住宅用太陽光発電の普及が加速度的に進んでいます。また、平成 24 年 7 月からの固定価格買取制度※導入に伴い、10kW 以上の産業用太陽光についても設置が進んでいます。 ※固定価格買取制度とは太陽光などの再生可能エネルギーを用いて発電された電気を、固定価格で一定の期間電気事業者に買取を義務づける国の制度。平成 26 年度時点の太陽光発電の買取条件は、10kW 未満の場合 10 年間 37 円/kWh、10kW 以上の場合 20 年間 32 円/kW（税別）。住宅用太陽光発電の設置状況平成 11 年度から県内でいち早く住宅用太陽光発電補助制度を開始し、平成 25 年度末現在で 6,200 件、25,000kW(25MW)を超える設置がされています。設置された太陽光発電の年間発電電力は、一般家庭の約 8,000 世帯分の年間電気使用量に相当します。豊橋市内の住宅用太陽光発電設置状況【補助金交付分】 25,187kW 6,216件 20,506kW 5,173件 15,776kW 4,104件 11,091kW 2,985件 8,182kW 2,253件 30,000kW 25,000kW 累計出力容量 1. 20,000kW 15,000kW 10,000kW 5,000kW 0kW 72kW 20件 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 裏面へ 2. 公共関連の太陽光発電の設置状況平成 11 年度の新川小学校を皮切りに、公共施設への太陽光発電の設置を進めてきました。平成 21 年度には、全国でも先進的な取り組みとして、市立小中学校へ太陽光発電を一斉に整備し、全 74 校に設置を完了しました。また、平成 24 年度には、東海地方で初めての取り組みとして、市の廃棄物最終処分場跡地の貸付けによる、大規模太陽光発電所（メガソーラー発電所）が設置され、平成 25 年度には、産官学連携による発電所が稼働しています。公共施設関係の太陽光発電設置状況 2,374kW 累計出力容量 2,500kW 2,004kW 2,000kW 1,500kW 994kW 944kW 969kW 1,000kW 500kW 30kW 0kW H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 【参考】本市及び県内の太陽光発電導入件数及び導入容量について愛知県は、太陽光発電導入件数、容量とも全国１位となっており、豊橋市は、全国でも上位となっています。導入件数合計（件） 10kW 未満（家庭用）愛知県豊橋市【参考】名古屋市 10kW 以上（産業用）導入容量合計(kw) 家庭＋産業 10kW 未満（家庭用） 10kW 以上（産業用）家庭＋産業 123,616 10,209 133,825 502,008 349,847 851,855 7,619 696 8,315 30,332 27,376 57,708 21 位 3位全国 22 位県内 3 位全国 23 位県内 4 位全国 34 位県内 3 位全国 24 位県内 3 位 1,483 16,124 59,409 31,812 91,221 2位 1位全国 21 位県内 1 位全国 23 位県内 4 位全国県内 14,641 全国県内 2位 1位全国県内 2位 1位全国県内 2位 1位全国県内全国県内 6位 1位出典：平成 26 年 8 月 6 日資源エネルギー庁「再生可能エネルギー発電設備の導入状況等について（４月末時点）」より ※太陽光発電のうち、売電せず施設内で電力を全量自家消費する設備については、本統計の集計対象外