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水道用ポリウレタン被覆方法検査施行要項
対比表
改 正 前
改 正
日本水道協会
水道用ポリウレタン被覆方法検査施行要項
平成 12 年 3 月 31 日制定
平成 19 年 12 月 6 日改正
項
目
検査基準
検 査 方 法
摘
後
備
日本水道協会
水道用ポリウレタン被覆方法検査施行要項
平成 12 年 3 月 31 日制定
平成 19 年 12 月 6 日改正
平成 27 年 4 月 10 日改正
要
項
水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151)
による。
目
検査基準
判定基準 検査の判定は、当該規格、要項の検査
方法及び別表[不良の階級別欠点及び判定基
準]による
検 査 方 法
摘
水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151)
による。
判定基準 検査の判定基準は、当該規格、要項
の検査方法及び別表[不良の階級別欠点及び
判定基準]による。
被覆の種類
及び記号
被覆の種類及び記号 被覆の種類及び記号は、
ポリウレタン被覆(記号:PU)と長寿命形ポ
リウレタン被覆(記号:PUX)の 2 種類とし、
表示の記号は、表 1 による。
なお、長寿命形ポリウレタン被覆の規格箇
条を引用する場合は、
(PUX: )内に示す。
表 1 表示の記号
種
類
ポリウレタン被覆
長寿命形ポリウレタン被覆
タイプ
記号
Ⅰ形
PU-Ⅰ
Ⅱ形
PU-Ⅱ
Ⅰ形
PUX-Ⅰ
Ⅱ形
PUX-Ⅱ
注記 呼び径 80A~3000A の直管及び異形管に
適用する。
89. 水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151:2014)
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要
考
[施行要項改正の要点]
① 規格に長寿命形が追
加されたため種類を
追加した。
② 長寿命形に「形式試
験」が追加されたの
で、追加した。
③ 長寿命形の各検査方
法における規格の引
用について、従来形
の条項番号の後ろに
()書きで併記した。
・表示検査で示していた”
種類及び記号”を最初に明
確にするために、最初の頁
に移動した。なお、併せて
長寿命形の種類及び記号
を追加した。
改 正 前
項
目
検 査 方 法
改 正 後
摘
要
項
目
形式試験
検 査 方 法
2 / 17
摘
考
要
長寿命形ポリウレタン被覆の形式試験 長寿命形 初回及び品質
ポリウレタン被覆については、規格附属書 B に 変更の都度
規定される次の項目の形式試験を行い性能に適
合していることを調べる。
なお、形式試験は、初回の性能確認時及び性能
に影響を及ぼすような製造条件(被覆材料及び被
覆方法)の変更があった場合に本協会検査員立会
のもと実施する。
形式試験の記録 形式試験の記録は、別紙「長寿命
形ポリウレタン被覆形式試験成績書」に記載し、
提出させる。
プルオフ付着強度 規格附属書B の B.3.4 のプルオ
フ付着強度は、規格附属書 D の D.2 によって試
験を行い、
規格附属書 B の表 B.3 の性能に適合し
ていることを調べる。
耐衝撃性 規格附属書 B の B.3.4 の耐衝撃性は、規
格附属書 D の D.3 によって試験を行い、規格附
属書Bの表B.3の性能に適合していることを調べ
る。
押込み深さ 規格附属書 B の B.3.4 の押込み深さ
は、規格附属書 D の D.4 によって試験を行い、
規格附属書Bの表B.3の性能に適合していること
を調べる。
耐曲げ性 規格附属書 B の B.3.4 の耐曲げ性は、規
格附属書 D の D.5 によって試験を行い、規格附
属書Bの表B.3の性能に適合していることを調べ
る。
耐陰極剥離性 規格附属書B のB.3.4 の耐陰極剥離
性は、規格附属書 D の D.6 によって試験を行い、
規格附属書Bの表B.3の性能に適合していること
を調べる。
耐熱水浸せき性 規格附属書 B の B.3.4 の耐熱水
浸せき性は、規格附属書 D の D.7 によって試験
を行い、
規格附属書 B の表 B.3 の性能に適合して
いることを調べる。
89. 水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151:2014)
備
・形式試験を追加した。
なお、本協会検査員が
立会のもと行うことを
明記した。
・形式試験の内容について
は、試験の実施頻度が限
定されるため、概要のみ
に留めた。
改 正 前
項
目
検 査 方 法
改 正 後
摘
要
項
目
被覆検査
被覆材料検査
被覆材料検査 規格 5 のポリウレタン被覆の被 製造ロットご
覆材料の検査は,規格附属書 A の A.4 の被覆材 と
料の検査により,規格附属書 A の A.3 の試験方
法で使用前の材料性状の品質と反応硬化後の
被膜の品質について行う。
なお,ポリウレタンの色は,規格附属書 A の
A.1.2 により,黒とする。
材料性状の試験は,規格附属書 A の表 A.2 に
規定する鋼板に被覆材料を被覆して行う。
被膜の物性試験は,フリーフィルムの試験片
を作成して行う。ポリウレタンを適切な大きさ
のポリエチレン又はポリプロピレンシート(以
下,シートという。
)に厚さが 2±0.5mm になる
ように塗り付ける。ただしシートは,表面に汚
れ,油分及びごみなどの付着が無く,清浄なも
のを用いる。常温で 12~48 時間,自然乾燥さ
せた後,シートからポリウレタン被覆をはが
す。はがした被覆は,温度 23±2℃,湿度(50
±5)%で,被覆材料製造業者の指定する期間養
生を行い,フリーフィルムとする。このフリー
フィルムを用いて,規格附属書 A の表 A.2 によ
る形状・枚数の試験片を作成する。
被覆材料の検査は,製造ロットごとに試験を
行い,規格附属書 A の表 A.1 に適合しなければ
ならない。ただし,規格附属書 A の A.4 の b),
h)及び i)の検査は,最初の性能確認時に 1 回行
うものとし,原材料又は製造方法を変更した場
合は,再度の検査を行う。
なお,検査は,被覆材料製造業者の試験成績
書により行う。
89. 水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151:2014)
(被覆材料検査)
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検 査 方 法
備
摘
考
要
被覆検査は、原則として原管の検査に合格したもの
の被覆について行う。
また、長寿命形ポリウレタン被覆は、形式試験
で規格附属書Bの表B.3の規定に適合したもので
なければならない。
被覆材料検査 規格 5 附属書 A の A.4(PUX:規 被覆材料の製
格附属書 C の C.4)のポリウレタン被覆の被覆材 造ロットごと
料の検査は,規格附属書 A の A.43(PUX:規格
附属書 C の C.3)の被覆材料の検査によりに定め
る試験方法で、規格附属書 A の A.3 の試験方法
で使用前の材料性状の品質と反応硬化後の被膜
の品質について行う。表 2 の材料性状と反応硬化
後の被覆の物性の品質に適合していることを被
覆材料製造業者の試験成績書によって確認する。
なお,ポリウレタンの色は,規格附属書 A の
A.1.2(PUX:規格附属書 C の C.1.2)により,黒
とする。
被膜の物性試験は,フリーフィルムの試験片を
作成して行う。ポリウレタンを適切な大きさのポ
リエチレン又はポリプロピレンシート(以下,シ
ートという。
)に厚さが 2±0.5mm になるように
塗り付ける。ただしシートは,表面に汚れ,油分
及びごみなどの付着が無く,清浄なものを用い
る。常温で 12~48 時間,自然乾燥させた後,シ
ートからポリウレタン被覆をはがす。はがした被
覆は,温度 23±2℃,湿度(50±5)%で,被覆
材料製造業者の指定する期間養生を行い,フリー
フィルムとする。このフリーフィルムを用いて,
規格附属書 A の表 A.2 による形状・枚数の試験
片を作成する。
被覆材料の検査は,製造ロットごとに試験を行
い,規格附属書 A の表 A.1 に適合しなければな
らない。ただし,規格附属書 A の A.4 の b),h)
及び i)の検査は,最初の性能確認時に 1 回行う
・受検に際し、原管検査・
形式試験が終了してい
ることを明記した。
・被覆材料検査は、被覆材
料製造業者の試験成績
書によって確認するた
め、詳細な試験方法は明
記せず、品質の規格値と
して表 2 を追加した。
改 正 前
項
目
検 査 方 法
改 正 後
摘
要
項
目
備
検 査 方 法
摘
ものとし,原材料又は製造方法を変更した場合
は,再度の検査を行う。
なお,検査は,被覆材料製造業者の試験成績
書により行う。
表 2 被覆材料の品質
材料性状
項目
品質(PU)
容器の中の状態
被覆作業性(a)
硬化乾燥時間
品質(PUX)
主剤、硬化剤をそれぞれか
き混ぜた時、堅い塊がなく
て一様になる
被覆作業に支障がない
12 時間以下
被覆の物性
項目
品質(PU)
密度
kg/m3
引張強さ MPa
引張破壊ひずみ
%
硬さ
HDD
体積抵抗率(a)
MΩ・cm
吸水率(a)
%
高温酸化劣化(a)
h
熱重量減少開始
温度(a)
℃
耐候性(a)
µm
品質(PUX)
1200~1700
10.0 以上
10 以上
30 以上
55 以上
1×108 以上
-
0.35 以下
-
5 以上
-
200 以上
-
膜厚減少量
が 80 以下
注(a) 最初の性能確認時に 1 回行うものとし、原料
又は製造方法を変更した場合は、再度の検査を
行う。
89. 水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151:2014)
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考
要
・品質の規格値として表2
を追加した。
改 正 前
項
目
被覆方法検査
検 査 方 法
被覆方法検査 被覆方法検査は,規格 6 に従って
実施されていることを確認する。
改 正 後
摘
要
項
目
(被覆方法検
査)
検 査 方 法
被覆方法検査 被覆方法検査は,規格箇条 6 に従
って実施されていることを確認する。
下地処理 規格 6.1 の下地処理は,原管に付着し
ている油分を,トルエン又はキシレンを主体と
する溶剤を用いるなど,規格 7.4 の被覆の性能
を満足する方法による処理を行う。ミルスケー
ル,さびなどの異物は,ブラスト処理によって
除去し,JIS Z 0313(素地調整用ブラスト処理
面の試験及び評価方法)の 4.b)(除せい度の評
価)の Sa2 1/2 以上に仕上げるなど,規格 7.4 の
被覆の性能を満足する方法によって処理する。
下地処理 規格 6.1 の下地処理は,原管に付着して
いる油分を,トルエン又はキシレンを主体とする
溶剤を用いるなど,規格 7.4 の被覆の性能を満足
する方法による処理を行う。ミルスケール,さび
などの異物は,ブラスト処理によって除去し,JIS
Z 0313(素地調整用ブラスト処理面の試験及び評
価方法)の 4.b)(除せい度の評価)の Sa2 1/2 以
上に仕上げるなど,規格 7.4 の被覆の性能を満足
する方法によって処理する。
プライマの塗装 規格 6.2 のプライマの塗装
は,エアレススプレ,エアスプレ,刷毛,ロー
ラなどによって塗り漏れがないように塗装し,
指触乾燥するまで養生を行う。
プライマーの塗装 規格 6.2 のプライマーの塗装
は,エアレススプレー,エアスプレー,刷毛,ロ
ーラなどによって塗り漏れがないように塗装し,
指触乾燥するまで養生を行う。
被覆 規格 6.3 の被覆は,プライマを塗装した後,
被覆材料製造業者が指定する時間内に行う。ま
た,被覆には,主剤と硬化剤とが所定の配合比
で混合できる二液内部混合形塗装機を用いて
行い,異物の混入,ピンホール,塗りむら,塗
り漏れなどが生じないように行う。
塗り重ねを行うときは,被覆材料製造業者の
指定する期間内に行う。
被覆 規格6.3 の被覆は,
プライマーを塗装した後,
被覆材料製造業者が指定する時間内に行う。ま
た,被覆には,主剤と硬化剤とが所定の配合比で
混合できる二液内部混合形塗装機を用いて行い,
異物の混入,ピンホール,塗りむら,塗り漏れな
どが生じないように行う。
塗り重ねを行うときは,被覆材料製造業者の指
定する期間内に行う。
89. 水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151:2014)
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備
摘
考
要
・被覆方法については、メ
ーカーの検査成績書で
確認する項目であり、合
否判定するものではな
いため、タイトルから”
検査”を削除した。
改 正 前
項
目
検 査 方 法
改 正 後
摘
要
項
目
検 査 方 法
備
摘
要
(被覆検査)
外観検査 規格 9 a)の外観検査は,目視によって
行い,われ,膨れ,異物の混入などがあっては
ならない。
付表 1-2(重)
付表 1-3(軽)
(被覆検査)
(外観検査)
外観検査 規格 9 a) の(PUX:規格附属書 B の 付表 1-2(重)
B.5.1)外観の検査は,目視によって行い、割れ, 付表 1-3(軽)
膨れ,異物の混入などがあってはならない。
、そ
の他使用上有害な欠点がないことを調べる。
(被覆厚さ検査)
被覆厚さ検査 規格 9 b)の被覆厚さ検査は,JIS K
5600-1-7(塗料一般試験方法-第 1 部:通則-
第 7 節:膜厚)の 15.(方法 No.10 ブラスト処
理鋼板の乾燥膜厚の測定)によって行う。電磁
膜厚計等を用いて行い,測定箇所は,長さ方向
に対して任意の 3 箇所とし,その箇所の円周上
の測定箇所は,表 1 の厚さ測定箇所による。ま
た,被覆厚さは,表 2 の被覆厚さに適合しなけ
ればならない。
付表 1-4(重)
(被覆厚さ検査)
被覆厚さ検査 規格 9 b)(PUX:規格附属書 B の 付表 1-4(重)
B.5.2)の被覆厚さの検査は,JIS K 5600-1-7(塗
料一般試験方法-第 1 部:通則-第 7 節:膜厚)
の 15.(方法 No.10 ブラスト処理鋼板の乾燥膜厚
の測定)によって行う。電磁膜厚計等±10%以内
の測定精度をもつ厚さ測定装置を用いて行い、表
3 の被覆厚さに適合していることを調べる。
なお、測定箇所は,長さ方向に対して任意の両
端及び中央の 3 箇所とし,その箇所の円周上の測
定箇所は,表 1 の厚さ測定箇所による直交する任
意の 4 点以上(計 12 点以上)とする。また,被
覆厚さは,表 2 の被覆厚さに適合しなければなら
ない。
表 1 厚さの測定箇所
呼び径(A)
測定箇所
定めた各箇所の円周
350 以下
上の任意の 4 点
定めた各箇所の円周
400~900
上の任意の 6 点
定めた各箇所の円周
1,000 以上
上の任意の 8 点
89. 水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151:2014)
表 1 厚さの測定箇所
呼び径(A)
測定箇所
定めた各箇所の円周
350 以下
上の任意の 4 点
定めた各箇所の円周
400~900
上の任意の 6 点
定めた各箇所の円周
1,000 以上
上の任意の 8 点
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考
・
“割れ”については、
「水
道用塗覆装鋼管検査施行
要項」におけるへん平性検
査の文言に合わせて漢字
標記とした。
・長寿命形に規定された測
定箇所(被覆鋼管の両端及
び中央の 3 か所において、
円周方向の直交する任意
の 4 点)を PU,PUX 両方
に採用した。
・長寿命形の厚さ測定箇所
に併せて、呼び径に関係
なく、測定箇所、箇所数
を統一したため、表 1
を削除した。
改 正 前
項
目
改 正 後
検 査 方 法
摘
要
項
目
検 査 方 法
表 2 被覆厚さ
Ⅰ形
Ⅱ形
2.0
Ⅰ形
-0.5
+規定なし
3.0
Ⅱ形
付表 1-4(軽)
(管端未被覆
長さ検査)
表 3 管端未被覆長さ
未被覆長さ
100~150
150~200
被覆厚さ
+規定なし
2.0
-0.5
+規定なし
3.0
-0.5
管端未被覆長さ検査 規格 9 c)の管端未被覆長さ
検査は,JIS B 7512 の鋼製巻尺又はこれと同等
以上の精度をもつ計測器によって測定し,表 3
の管端未被覆長さに適合しなければならない。
なお、管端未被覆部は表 3 の無塗装長さを除
き一次防せい(錆)塗料を塗装する。
呼び径(A)
1600 未満
1600 以上
要
単位 mm
タイプ
-0.5
(管端未被覆
長さ検査)
摘
考
表 23 被覆厚さ
単位 mm
被覆厚さ
+規定なし
タイプ
備
管端未被覆長さ検査 規格 9 c) (PUX:規格附属
書 B の B.5.3)の管端未被覆長さの検査は,JIS B
7512 の鋼製巻尺又はこれと同等以上の精度をも
つ計測器によって測定し,表 34 の管端未被覆長
さに適合しなければならないていることを調べ
る。
なお、管端未被覆部は表 3 の無塗装長さを除き
一次防せい(錆)塗料を塗装する。
単位 mm
無塗装長さ
約 30
付表 1-45(軽)
・なお書き以下を、規格と
整合を図り、表4の注記と
した。
表 34 管端未被覆長さ
単位 mm
呼び径(A)
未被覆長さ
無塗装長さ
(参 考)
1600 未満
1600 以上
100~150
150~200
約 30
注記 管端未被覆部は無塗装長さを除き、一次防せ
い塗料を塗装する。
89. 水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151:2014)
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・規格に合わせ無塗装長さ
を“参考”とした。
改 正 前
項
目
(ピンホール
検
査)
検 査 方 法
ピンホール検査 規格 9 d)のピンホール検査は,
ピンホール探知器を用いて行い,ブラシ電極を
被覆表面に当てながら移動して火花の発生に
よるピンホールの有無を調べる。
改 正 後
摘
要
付表 1-2(重)
付表 1-3(軽)
項
目
(ピンホール
検
査)
その場合のブラシ電極と鋼面との間に加え
る試験電圧は,Ⅰ形の場合は 8~10kV,Ⅱ形の
場合は 12~15kV とし,表 4 被覆の性能 に適
合しなければならない。
備
検 査 方 法
摘
表 5 試験電圧
単位 kV
89. 水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151:2014)
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要
ピンホール検査 規格 9 d)(PUX:規格附属書 B 付表 1-2(重)
の B.5.4)のピンホールの検査は,ピンホール探 付表 1-3(軽)
知器を用いて行い,ブラシ電極を被覆表面に当て
ながら移動して火花の発生によるピンホールの
有無を調べる。その場合のブラシ電極と鋼面との
間に加える試験電圧は,Ⅰ形の場合は 8~10kV,
Ⅱ形の場合は 12~15kV とし、表 45 被覆の性能
に適合しなければならないのとおりとする。
表 4 被覆の性能
項目
性能
ピンホール
検出しない
付着強さ MPa
3.0 以上
Ⅰ形
10 以上
衝撃強さ J
Ⅱ形
20 以上
表 4 被覆の性能
項目
性能
ピンホール
検出しない
付着強さ MPa
3.0 以上
Ⅰ形
10 以上
衝撃強さ J
Ⅱ形
20 以上
考
タイプ
PU,PUX
Ⅰ形
Ⅱ形
8~10
12~15
・現行の表 4 に示すピンホ
ールの性能は、上記文書
内に記述してあるので
削除した。なお、
「付着
強さ」及び「衝撃強さ」
の性能は、改正案の表 6
及び表 7 の各項目に記
載した。
改 正 前
項
目
(付着強さ検査)
検 査 方 法
付着強さ検査 規格 9 e)の付着強さ検査は,JIS H
8300(亜鉛・アルミニウム及びそれら合金の溶
射)附属書 A の A.2.2[引張密着強さ試験方法
(A 法)
]の規定による。
改 正 後
摘
要
製造ロットご
と2本
項
試験を行う被覆面及び上部引張用ジグの試
験面に接着剤を塗布し,ジグを被覆面に押しつ
け周りにはみ出した接着剤を取り除き,硬化さ
せた後,その被覆面を円形カッタ[JIS G 4404
(合金工具鋼鋼材)に規定する SKS7 相当以上
(HRC62 以上)
]により引張用ジグ外周に沿っ
て原管に達する切り込みを入れる。その後,引
張用ジグに垂直方向に引張力を加え,被覆が原
管から破断した最大荷重を求める。
付着強さは次の式によって算出して整数に
丸め,この結果が,表 4 の被覆の性能に適合し
なければならない。
T = P/A
ここに,T:付着強さ
(MPa)
P:引張破断荷重(N)
A:試験片断面積(mm2)
89. 水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151:2014)
目
(付着強さ性
検査)
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検 査 方 法
付着強さ性検査 規格 9 e) (PUX:規格附属書 B
の B.5.5)の付着強さ性の検査は,JIS H 8300(亜
鉛・アルミニウム及びそれらの合金溶射)の附属
書 A の A.2.2[引張密着強さ試験方法(A 法)
]
の規定によるり行う。ただし、試験温度は常温と
し,試験を行う被覆面は,試験ジグを接着する前
に,サンドペーパーによって面粗しを施してお
く。また,接着剤の浸透防止処置は行わないもの
とする。
また,付着性検査は破壊試験であるため,管端
未被覆部まで被覆し,その部分で試験を行うか、
試験片で行ってもよい。
具体的な試験方法は、試験を行う被覆面及び上
部引張用ジグの試験面に接着剤を塗布し,ジグを
被覆面に押しつけ周りにはみ出した接着剤を取
り除き,硬化させた後,その被覆面を円形カッタ
[JIS G 4404(合金工具鋼鋼材)に規定するの
SKS7 又はこれに相当する鋼材(HRC62 以上)
]
により引張用ジグ外周に沿って原管に達する切
り込みを入れる。その後,引張用ジグに垂直方向
に引張力を加え,被覆が原管から破断した最大荷
重を求める。
付密着強さは次の式によって算出して整数に
丸め,この結果が,表 6 の被覆の付着性に適合し
なければならないていることを調べる。
T = P/A
ここに,T:付密着強さ
(MPa)
P:引張破断荷重(N)
A:試験片断面積(mm2)
備
摘
要
製造ロットご
と被覆実施日
ごとに 2 本
(試験片は 2
枚)
考
・
“製造ロット”を“被覆
実施日”とし明確にし
た。
・試験片については、小径
管等は製品で行うのが
困難な場合があり、実際
に行われているため追
記した。
改 正 前
項
目
検 査 方 法
改 正 後
摘
要
項
目
なお,試験温度は常温とし,試験を行う被覆
面は,試験ジグを接着する前に,サンドペーパ
ーによって面粗しを施しておく。また,接着剤
の浸透防止処置は行わないものとする。
また,付着強さ検査は破壊試験であるため,管端
未被覆部まで被覆し,その部分で試験を行って
もよい。
(衝撃強さ検査)
衝撃強さ検査 規格 9 f)の衝撃強さ検査は,被覆
鋼管を V 字台木,又はその他の適切な方法によ
って支持し,被覆面にポンチ(先端半径 7.9±
0.1mm)を垂直になるように設置し,その状態
でおもりを表 5 に示す条件でポンチに落下させ
る。次いでおもり及びポンチを取り除き,ピン
ホール探知器を用いて衝撃部の被覆貫通きず
を調べる。その場合のピンホール探知器の試験
電圧及び評価は表 5 により,表 4 の被覆の性能
に適合しなければならない。
なお,試験温度は常温とし,ポンチがおもり
と一体となったものを用いてもよい。
また,衝撃強さ検査は破壊試験であるため,
管端未被覆部まで被覆し,その部分で試験を行
ってもよい。
検査は,最初の性能確認時に 1 回行い,被覆
材料又は被覆方法を変更した場合は,再度の検
査を行う。
備
検 査 方 法
摘
考
要
表 6 被覆の付着性
項目
性能
付着性 MPa
PU・PUX:平均 3.0 以上
なお,試験温度は常温とし,試験を行う被覆面
は,試験ジグを接着する前に,サンドペーパーに
よって面粗しを施しておく。また,接着剤の浸透
防止処置は行わないものとする。
また,付着強さ検査は破壊試験であるため,管端未
被覆部まで被覆し,その部分で試験を行ってもよ
い。
変更の都度
(衝撃強さ検査)
衝撃強さ検査 規格 9 f) 衝撃強さの検査は,
被覆鋼
管を V 字台木,又はその他の適切な方法によっ
て支持し,被覆面にポンチ(先端半径 7.9±
0.1mm)を垂直になるように設置し,その状態で
おもりを表 57 に示す条件でポンチに落下させ
る。次いでおもり及びポンチを取り除き,ピンホ
ール探知器を用いて衝撃部の被覆貫通きずを調
べる。その場合のピンホール探知器の試験電圧及
び評価は表 57 により,表 48 の性能に適合しなけ
ればならないていることを調べる。
なお,試験温度は常温とし,ポンチがおもりと
一体となったものを用いてもよい。
また,衝撃強さ検査は破壊試験であるため,管
端未被覆部まで被覆し,その部分で試験を行って
もよい。
検査は,最初の性能確認時に 1 回行い,被覆材
料又は被覆方法を変更した場合は,再度の検査を
行う。
初回及び被覆
材料又は被覆
方法の変更の
都度
PU のみに適
用
(PUX は形式
試験として行
う)
・摘要に記載したため削除
した。
・被覆の性能の表を項目毎
に分けた。
89. 水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151:2014)
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改 正 前
項
目
検 査 方 法
改 正 後
摘
要
項
表 5 衝撃強さ検査におけるおもりの質量,
落下高さ,試験電圧及び評価
おもり
の質量
試験電圧
(a)kg×落
タイプ
評価
kV
下高さ
m
目
備
検 査 方 法
摘
表 57 衝撃強さ検査におけるおもりの質量,
落下高さ,試験電圧及び評価
タイプ
貫通きずが
検出されな
2×0.5
いとき
Ⅰ形
又は
8~10
“衝撃強さ
4×0.25
10J 以上”と
する。
貫通きずが
検出されな
2×1.0
いとき
Ⅱ形
又は
12~15
“衝撃強さ
4×0.5
20J 以上”と
する。
注(a) おもりの質量は、許容差 0.2%以下とする。
おもり
の質量
(a)kg×落
下高さ
m
試験電圧
kV
Ⅰ形
2×0.5
又は
4×0.25
8~10
Ⅱ形
2×1.0
又は
4×0.5
12~15
評価
貫通きずが
検出されな
いとき
“衝撃強さ
10 J以上”
とする。
貫通きずが
検出されな
いとき
“衝撃強さ
20 J以上”
とする。
注(a) おもりの質量は、許容差 0.2%以下とする。
表 78 被覆の衝撃強さ
項目
衝撃強さ J
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性能
Ⅰ形
Ⅱ形
10 以上
20 以上
要
考
改 正 前
項
目
(手直し)
検 査 方 法
手直し 規格 10 の手直しは,規格 9 の外観,被
覆厚さ,管端未被覆長さ又はピンホール検査が
規定に適合しなかった場合は,被覆材料製造業
者の指定する材料及び方法で手直しを行い,
再検査をしなければならない。
なお,手直し範囲は,表 6 による。
改 正 後
摘
要
項
目
(手直し)
備
検 査 方 法
摘
手直し 規格箇条 10(PUX:規格附属書 B の B.5.7
再検査)の手直しは,規格箇条 9(PUX:規格附
属書 B の B.5.1~B.5.4)の外観,被覆厚さ,管端
未被覆長さ又はピンホールの検査が規定に適合
しなかった場合は,被覆材料製造業者の指定する
材料及び方法で手直しを行い, 再検査をしなけ
ればならない。
なお,手直し範囲は,表 69 による。
考
要
・手直しは検査項目ではな
いため
( )
を削除した。
表 69 手直し範囲
表 6 手直し範囲
呼び径(A)
手直し
手直し部の合
又は(mm)
箇所数
計面積(cm2)
350 以下
3
500
400~700
5
1000
800 以上
7
1500
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呼び径(A)
又は(mm)
手直し
箇所数
手直し部の合
計面積(cm2)
350 以下
400~700
800 以上
3
5
7
500
1000
1500
・管の外径は、
公称外径
(呼
び径(A))と実寸法
(mm)の表現があるが
(ex.呼び径 350(A)と外
径 355.6(mm))
、呼び径
で統一する。
改 正 前
項
目
表示検査
検 査 方 法
改 正 後
摘
要
配列と表示位置 規格 11 の表示及び配列と表示 付表 1-3(軽)
位置は,JWWA G 117(水道用塗覆装鋼管)及
び JWWA G 118(水道用塗覆装鋼管の異形管)
の検査施行要項の付図による。
項
目
(表示検査)
検 査 方 法
配列と表示検査位置 規格箇条 11(PUX:規格附
属書 B の B.6)の表示の検査及び配列と表示位置
は,JWWA G 117(水道用塗覆装鋼管)及び
JWWA G 118(水道用塗覆装鋼管の異形管)の検
査施行要項の付図 1 (原管の表示配列とその位
置)及び付図 2(塗装及び塗覆装管の表示配列と
その位置)による。
なお、表示の順序は、指定しない。
表示の色 表示の色は白とする。
表示の色 表示の色は白とする。
種類及び記号 種類及び記号は,表 7 による。
種類及び記号 種類及び記号は,表 7 による。
表 7 表示の記号
タイプ
記号
Ⅰ形
PU-Ⅰ
ポリウレタン被覆(b)
Ⅱ形
PU-Ⅱ
注(b) ポリウレタン被覆は,呼び径 80A~3000A
の直管及び異形管に適用する。
表 7 表示の記号
タイプ
記号
Ⅰ形
PU-Ⅰ
ポリウレタン被覆(b)
Ⅱ形
PU-Ⅱ
注(b) ポリウレタン被覆は,呼び径 80A~3000A
の直管及び異形管に適用する。
種類
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種類
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備
摘
考
要
付表 1-3(軽)
・水道用塗覆装鋼管の規格
改正において、表示の順序
は規定しないこととなっ
たため追加した。
・表示の色は、白とは限ら
ないため限定しないこと
とした。
・種類及び記号は冒頭で示
したため削除した。
改 正 前
項
目
検査証印
改 正 後
検 査 方 法
摘
種類 検査通則第 9 条に定める検査証印は、表 8
による。
呼び径
(A)
250 以下
300 以上
表 8 検査証印
寸法
種類
(mm)
15
銅板印
又は
30
ゴム印
要
項
目
検査証印
備
検 査 方 法
摘
種類
1. 検査通則第 9 条に定める検査証印は、表 810
による。
2. 事前証印は、検査通則第 9 条に定める証印と
し、表 10 を原則とする。
表 810 検査証印
備考
吹付け
又は
押印
呼び径
(A)
寸法
(mm)
250 以下
15
300 以上
30
種類
備考
銅板印
又は
ゴム印
吹付け
又は
押印
付
則
この要項は、
平成 12 年 4 月 10 日から実施する。
付
則
この要項は、平成 12 年 4 月 10 日から実施する。
付
則
この要項は、
平成 19 年 12 月 6 日から実施する。
付
則
この要項は、平成 19 年 12 月 6 日から実施する。
付
則
この要項は、平成 27 年 4 月 10 日から実施する。
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考
要
・他の施行要項と合わせる
ため、事前証印も対象とし
た。
改 正 前
改 正 後
参考
参考
ポリウレタン被覆品質試験成績書
ポリウレタン被覆品質試験成績書
日本水道協会 検査部長 様
日本水道協会 検査部長 様
年
月
日
年
製造工場名
品名及びロット No.
品質項目
材
料
性
状
フ
リ
ー
フ
ィ
ル
ム
備
容器の中の状態
被覆作業性
硬化乾燥時間
h
密度
kg/m3
引張強さ
MPa
伸び
%
硬さ
HDD
体積抵抗率
MΩ・cm
吸水率
%
品 質
主剤、硬化剤をそれぞれかき混ぜ
たとき、堅い塊がなくて一様にな
る。
被覆作業に支障がない。
12 以下
1200~1700
10.0 以上
30 以上
55 以上
1×108 以上
0.35 以下
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成 績
月
製造工場名
判 定
合・否
品名及びロット No.
品質項目
材
料
合・否
合・否
合・否
合・否
合・否
合・否
合・否
合・否
性
状
フ
リ
ー
フ
ィ
ル
ム
容器の中の状態
被覆作業性
硬化乾燥時間
h
密度
kg/m3
引張強さ
MPa
伸び
%
硬さ
HDD
体積抵抗率
MΩ・cm
吸水率
%
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品 質
主剤、硬化剤をそれぞれかき混ぜ
たとき、堅い塊がなくて一様にな
る。
被覆作業に支障がない。
12 以下
1200~1700
10.0 以上
30 以上
55 以上
1×108 以上
0.35 以下
成 績
判 定
合・否
合・否
合・否
合・否
合・否
合・否
合・否
合・否
合・否
考
・ポリウレタン被覆品質試験
成績書(参考様式)につい
ては、
材料製造業者の成績
書で規定されている品質
項目を確認出来るため削
日 除した。
改 正 前
改 正 後
備
参考
・長寿命形の形式試験成績書
を追加した。
長寿命形ポリウレタン被覆 形式試験成績書
日本水道協会 検査部長 様
試験年月日
日本水道協会
立会検査員
年
月
日
印
○
材料名:
塗装機名:
項 目
試験条件
性 能
プルオフ付着強度
MPa
23℃
60℃
Ⅰ形:23℃,11J
Ⅱ形:23℃,18J
23℃,25N
60℃,25N
Ⅰ形:0℃,角度 2 度
Ⅱ形:0℃,角度 2 度
23℃×28 日
40℃×28 日
平均 3 以上
平均 1 以上
ピンホールを
検出しない
平均 0.4 以下
平均 0.6 以下
耐衝撃性
押込み深さ
mm
耐曲げ性
耐陰極剥離性
mm
耐熱水浸せき性 mm
判定
89. 水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151:2014)
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考
80℃×48 時間
割れがない
平均 7 以下
平均 20 以下
平均 2 以下
最大 3 以下
製造工場名
結 果
MPa
MPa
有・無
有・無
mm
mm
有・無
有・無
mm
mm
mm
mm
判 定
合・否
合・否
合・否
合・否
合・否
合・否
改 正 前
改 正 後
別表
備
考
別表
不良の階級別欠点及び判定基準
別表不良の
階 級
検査項目
寸
欠点の種類
判
定
不良の階級別欠点及び判定基準
基
準
不良の
階級
法 塗 膜 厚 さ 規定範囲を超えるものは不可
寸
ピンホール ピ ン ホ ー ル 手直し範囲を超えるものは不可
重
外
観わ
れ あるものは不可
膨
寸
軽
検査項目
欠点の種類
判
定
ピ ン ホ ー ル ピ ン ホ ー ル 手直し範囲を超えるものは不可
割
観膨
外
れ
あるものは不可
れ
異物の混入
手直し範囲を超えるもの
き
ず
法 未 被 覆 長 さ 規定範囲を超えるものは不可
ピンホール ピ ン ホ ー ル 手直し範囲内のもの
寸
外
ピ ン ホ ー ル ピ ン ホ ー ル 手直し範囲内のもの
表
観 異 物 の 混 入 あるものは不可
示誤
無
準
法 塗 膜 厚 さ 規定範囲を超えるものは不可
重
れ
変
基
法 未 被 覆 長 さ 規定範囲を超えるものは不可
色 あるものは不可
表
表
外
異 物 の 混 入 あるものは不可
観き
ず 手直し範囲内のもの
変
色 あるものは不可
表
示
示 間違っているものは不可
示 表示のないもの、抜けているものは不可
軽
付 着
性(a)
誤
表
示 間違っているものは不可
無
表
示 表示のないもの、抜けているものは不可
-
PU・PUX:平均 3.0MPa 未満であるもの
注(a) 日本水道協会水道用品検査通則に定める抜取表によって行う検査項目ではないため、
“不良の階級”はない。
なお、該当する判定基準を満たさなかった場合は、検査を中止し、不合格とする。
89. 水道用ポリウレタン被覆方法(JWWA K 151:2014)
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・”きず”については、外観
検査における“その他使用
上の有害な欠点”に該当
し、手直し可能な欠点のた
め、重・軽欠点に追加した。
また、判定基準は、手直し
範囲内外で分けることと
した。
・
“異物の混入”について
は、場所が特定することが
できれば手直し可能とな
るため、手直し範囲内外で
判定基準を分けることと
した。
・
“変色”については、経
年的な変化として現れる
可能性はあるが、製造後の
本協会検査の段階では、過
去に発見された実績がな
いため削除した。