5月給食だより - あゆみ保育園

今月の郷土料理は・・・
給食の目標
蒜山おこわ…
岡山県の郷土料理の一つ。蒜山(ひるぜん)地方独特の五目おこわ。もち米
や鶏肉以外に、山菜や栗などの季節の野菜が入っている。行事や祝い事で振る
舞われる料理としてだけでは無く、ご当地駅弁としても作られている。
黒豆…
黒豆収穫量日本一の岡山県の中でも、作州地方と呼ばれる、岡山県北部は、
黒豆の名産地です。 朝霧が多く、昼夜の温度差の大きい独特の気候は、穀物を
育てるのに最適の環境です。
鰆…
お腹の幅が狭いことから「狭い腹」→サワラと呼ばれるようになったと言わ
れています。岡山では産卵のために瀬戸内海に入ってくる 5 月頃、真子や白子
と一緒に食べる文化があります。
5月
あゆみ保育園
正しいマナーで食べる
5月給食だより
園長
江郷 茂男
栄養士
林 千智
食事のマナー、茶碗の持ち方、姿勢に
気をつけて食べる。
蒜山おこわ
5月の行事予定
20日(水)
お誕生会
29日(金)
すいとんパーティー
<材料>
幼児クラスの誕生児のご家族をご招待し、
園の給食を提供します。
きりんさんに野菜を切ってもらい、りす、うさぎのお
子様にお団子を丸めてもらいます。
☆正しいマナーで食べる☆
保育園ではもちろんですが、ご家庭でも食べる時の姿勢や茶碗を持って食べることに
気をつけて、習慣づけましょう。
<食べる時の正しい姿勢>
岡山県の郷土料理の一つです。蒜山地方独特の
五目おこわです。
4 人分
・もち米
3合
・鶏もも肉
100g
・しめじ
1 パック
・しいたけ
2枚
・ふき
1本
・ごぼう
・栗の甘露煮
・だし汁
1/2 本
6個
500 ㏄
1. テーブルにむかってまっすぐに座る
・醤油
35 ㏄
2. いすに深く腰かける
・みりん
30 ㏄
3. 背すじ、腰はまっすぐにのばす
・砂糖
6g
4. テーブルとの間は、こぶしひとつ分をあける
・塩
2g
5. いすに足をからめたり、足を組んだりしない
岡山県です。
<作り方>
①もち米を研ぎ、30 分ほど水に浸した後にザルにあげておく。
②しいたけはそぎ切り、鶏肉は一口大、フキは 5 ㎜幅で小口切り、
ゼンマイは 2 ㎝間隔に切る。ごぼうはささがきにし、水に浸して
アク抜きをする。しめじは石づきを切り落としバラバラにしてお
く。
③鍋に油をしき、鶏肉と野菜を入れて炒める。
④あるていど食材に火が通ったらだし汁、しょうゆ、砂糖を加えひ
と煮立ちさせる。
⑤ひと煮立ちさせたらザルなどで具と煮汁を分ける。
⑥炊飯器にもち米、具、煮汁の順番に入れ、煮汁の量が 500 ㏄未満
だった場合は、水を入れて水量を調整する。
⑦炊き上がった米に栗の甘露煮を入れ、混ぜ合わせれば完成。
楽しい食育
6. あごを引くと、自然に姿勢がよくなる
<茶碗の持ち方>
親指を茶碗のへりにかけ、4 本の指で底を支えます。横から見て 4 本の指がそろっていると、
きれいに見えます。茶碗を持って食べましょう。
お茶碗は子どもが両手で持った時、支えきれないほど大きくないものを選んであげましょう。
子どもが手を添え初めた頃は碗の中身は水分で重量がかさむので、プラスチック製の方が、重さ
の負担が少ないです。慣れてきたら陶器の方が安定感があるので、糸底(いとじり)のある陶器
をおすすめします。
食育も兼ねて、幼児のお子様にグリンピースをさやから出すお
仕事を行ってもらう予定です。
給食で「グリンピースご飯」にして提供します。
<富山県について>
4月は富山県についてお話しました。日本地図
を使用して何県か聞くと様々な都道府県の名
前があがり、中には「富山県!」とすぐに答え
るきりんさんもいて、とても感心しました。郷
土料理では、里芋を潰して平たい団子状にした
ものを焼き目がつくよう両面を焼いて味噌を
つけた「里芋の田楽」、野菜と小豆の「いとこ
煮」、きのこたっぷりの汁に団子を加えた「だ
んご入りきのこ汁」、おやつには子供達が食べ
やすいようにゆかりとチーズをまぜた「とろろ
昆布おにぎり」を給食で提供しました。給食で
は、乳児さんが小豆の苦手な子が数名いたよう
ですが、幼児さんはよく食べてくれました。
<正しい配膳について>
パネルを用いて、実際にごはん、汁物、主菜、副
菜、おかず皿、はしを正しいと思う位置に並べて
もらいました。きりんさんはほぼ全員、うさぎさ
んも正しい位置に並べられることができました。
そして、りすさんも正しい配膳の位置を理解して
いるお子様もいて、とても驚きました。また、右
利きの人が多いから、箸は右手で持ちやすいよう
に左向きに置く事、右手で箸を持った時に、左手
でご飯茶碗が持てるように、ご飯は左側、主菜が
手前、副菜は奥側に盛り付ける事もお話しまし
た。りすさんも高月齢のお子様は理解してくれ、
うさぎさん、きりんさんも興味を持ってしっかり
とお話を聞いてくれました。