2015.04 イギリス　ダイアストロン社製 Miniature Tensile Tester MTT175 繊維・毛髪多目的試験機製品カタログ 1本の毛髪・繊維の引張試験に加え、毛束やシート試料にもアタッチメントを交換して１台で対応写真は摩擦試験用（上）、クシ通り試験用（右）のアクセサリーを装着。 Passionate about Fibre testing & automation 繊維・毛髪多目的試験機単繊維の引張試験に加え、毛束での多彩な試験が可能。毛束でのクシ通り、柔軟性、硬さ、 MTT175 ボリューム感、キューティクルの向きの違いによる摩擦変化等の官能試験に対応します。発売以来、世界中で絶大な信頼を得ている単体型シリーズの ■　毛髪の物性試験最新モデルです。従来の MTT160、170 をさらに発展させ新ー毛髪１本の引張試験たに 3 点曲げ応力試験、カール圧縮試験、摩擦試験、ボリューー毛束でのクシ通り試験ム試験を可能にします。姉妹機のレーザー直径測定装置と共ー毛束でのカール圧縮試験通の制御・解析ソフト UvWin、制御ユニット UV1000 とのー毛束での３点曲げ試験組み合わせにより、同期しての運用が容易になりました。ー毛束でのボリューム試験ー毛束での摩擦試験一般的な繊維・毛髪１本１本の引張り応力に加え広範囲で客観的な物性試験に使用できます。 ■　主な特徴 ● アクセサリーの交換で多機能に使用可能 ● 繊維、毛髪、シート状試料の粘性、摩擦、曲げ試験に ● 試料のマウントから解析まで統合されたシステム ● 独自クリンプの採用で直径測定からの試料を使用 ● 測定データは自動的に専用ソフトで記録・解析 ● 個別試料の物性試験データを直径データとリンク可能 ■　システム構成＃175.1000　繊維・毛髪多目的試験機 MTT175 ●UV1000制御装置本体の制御ユニット。＜レーザー直径測定装置FDAS770＞にも使用されます。（別途アップグレード要） ●MTT175本体試験機器本体。試験プロトコールやアクセサリーにより縦置き・横置きのセッテイングで数種の試験が可能です。 ●UvWin制御ソフト２専用制御ソフト。高い利便性と互換性。試験の制御、解析を行います。 ■　その他試料に関する物性試験ー単繊維（綿、植物繊維等）の引張試験＊ーシート片の引張試験ーIn Vitro皮膚シートの摩擦試験ー安全カミソリの滑り感試験（受注品）ー口紅の滑り感試験（受注品）＊試料の装着はプラスチック製のタブにUV硬化剤で行います。 ■　仕様機種名試料の長さ試料の拡張幅速度試料分解能精度荷重範囲荷重解像能負荷方法重量外寸定格互換OS 繊維・毛髪多目的試験機　MTT175 3-300ｍｍ（毛束）/ 30ｍｍ（単繊維・毛髪1本） 0-300ｍｍ 1-2000ｍｍ/min 10ミクロン 0.1ｍｍ最大2000ｇｍｆ（20N）最大0.05ｇｍｆ拡張、圧縮、弛緩、クリープ、反復 7.5Kg 700(w）ｘ130（ｄ）ｘ150（ｈ）mm 100V, 50-60Hz, 40W Windows ７及びWindows 8.1 記載事項は2015年4月時点のものです。仕様等は技術改善等により予告なく変更されることがあります。 3 繊維・毛髪多目的試験機 MTT175 一度スタートすれば自動でプリテンション、引張試験を開始、破断検知までを通知。　直径測定装置からのデータを連携することでヤング率までを自動で算出します。 ❑　１本の毛髪における測定・試験のワークフロー ① 毛髪の装着（チャッキング） ② 装填 ❑　引張試験　-　髪のダメージ評価に真鍮製クリンプを装着。専用の器具により両髪の毛一本に対する引っ張り応力を測定します。最端を圧着。これにより直径測定に使用する試も広範囲に使用される試験方法の一つです。通常は料をそのまま引張試験で使用できます。室温条件下で既知の長さ (30mm) を相対湿度 60％程度で一定速度で延伸して応力データを取り込みま装着した試料を１つずつセット。別売りの　す。髪へのダメージの度合いを加重 - 延伸曲線で示＜FDAS770 レーザー直径測定装置＞のポケッされる３つの領域から比較したり、環境湿度、水分トにセットし直径測定をスタートします。含有量が毛髪に与える影響を観察するのに用います。試験データをそのままオーバーレイ＜FDAS770 レーザー直径測定装置＞で所定 ③ 直径測定のスライス箇所、回転角度毎に自動で反復測定を行います。直径測定後はピンセット等でポケットからサ ④ 装填ンプルを取り出し今度は MTT175 のポケットにセットします。サンプルのタルミ等をプレテンションをかけ除 ⑤ 物性試験 ⑥ データ記録 ■　主なアプリケーション ● ブリーチの髪に与えるダメージ評価 ● パーマ処理の髪に与えるダメージ評価 ● コルテックスの特性評価 ● 相対湿度、水分含有量増加に伴う伸び率の評価 ● 染料、界面活性剤の与える影響の評価 ● 生理学的異常の評価去。ソフトでの設定により試験を実行。破断が直径データを使い標準化確認されるとビープ音でお知らせします。測定データは全てリアルタイムで自動で PC に ■　使用アクセサリー蓄積。終了後は通常であれば②の装填から同様＃160.0420 クリンプホルダー＃675.0450 クリンプセットの作業を繰り返し行います。蓄積されたデータは事前の設定に合わせ解析。 + 直径測定データがあればヤング率等の計算もサ ⑦ ンプル毎に自動で実行。他社機器のデータも手データ解析入力で対応。直径・物性の生データはテキストデータ形式で別途エキスポートが可能です。 4 ＃600.0320 クリンプ（1000ヶ） + 実際にサンプルを装填して引張試験髪の固定に使用する30mm用ブ補充や追加で使用するクリンプです。を行う際に使用する着脱式のホルロック、万力、クリンプ（1000 １袋に1000ケ入っています。ダーです。ケ）のセットです。 5 繊維・毛髪多目的試験機毛束での６種類の物性試験がアクセサリーを交換することで可能。測定法に合わせたテンプ MTT175 レートを専用制御ソフトに内蔵。１台で広範囲の客観評価にご活用いただけます。クシ通り試験＃160.0320　クシ通り試験セット＃170.0400　縦置きスタンドクシ通りの度合いを数値化することで主にコンディショナー、トリートメント、ワックス、オイル等の評価に。タック試験＃170.0430　タック試験セット＃170.0400　縦置きスタンド簡便で迅速、感度も高く、再現性が得られる試験法です。できます。 + ボリューム試験＃170.0400　縦置きスタンド制御動作は「クシ通り試験」と共通。毛束外側の摩擦特性を反映。リングを毛束に通し外周に沿って調整して力カール圧縮試験＃176.0450　カール圧縮試験セット＃170.0400　縦置きスタンドを測定。毛束を処理後に測定し前後の変化を比較します。＃170.0400　縦置きスタンドスタイリング剤（ヘアジェル、スプレー等）を使用しての髪の硬さや柔軟性を評価。設定圧に達するまでのポス毛髪摩擦試験＃176.0660　摩擦用パンタグラフ＃176.0690　毛髪摩擦試験セットト降下で折り曲げる際の応力をデータとして測定します。 6 ンプで固定、反対側に力を加え、力と転移の変化を測定。 + ３点曲げ試験 + パーマやスタイリング剤からの影響を評価。片側をクラ筒状にカールした毛束の圧縮に対する抵抗を測定します。 + ＃170.0460　3点曲げ試験セットに剤を付けた試料を挟み、所定の速度でディスクが開閉する際の粘着度を測定。反復で乾燥過程の評価にも利用 + ＃175.0330　ボリューム試験セットスタイリング剤等の乾き具合の評価に。上下のディスク + ＃176.0699　ラバープローブ表面の摩擦、すべり感の評価等に。摩擦係数、ピークの力、摩擦仕事量等を自動解析。4 つのオモリで簡単に負荷を変更して試験が行えます。 7 ■ システムチャート単繊維の引張試験に加え、アクセサリーの交換で多機能に使用可能。繊維、毛髪、シート状試料の物性、粘性、摩擦、曲げ試験に。試料のマウントから解析まで統合されたシステムを提供します。チャッキングに代わる独自クリンプの採用で直径測定からの試料をそのまま使用可能です。(＜レーザー直径測定装置 FDAS770＞を組み合わせて使用の場合。) 解析用 PC コンプレッサー※ 制御解析ソフト UvWin BABYCON ※＜FDAS770＞使用時のみ。直径測定装置制御装置送気装置※ PU1100 PU1100 ※＜FDAS770＞使用時のみ。試料準備レーザー直径測定装置 Fibre Dimensional System FDAS770 又は UV1000 単繊維の引張試験前に直径を測定してデータを蓄積します。引張試験後は自動でヤング率等が算出されます。クリンプセット制御装置 UV1000 信号ケーブルエアチューブ試験機 ※　毎回用途別にアクセサリー１つを装着して使用クリンプホルダークシ通り試験セット Crimp Holder Accessory Conbing Accessory Set タック試験セットカール圧縮試験セット Tack/Adhesive Acccessory Hair Curl Compression Accessory 3点曲げ試験セットボリューム試験セット 3-Point Bending Accessory Hair Tress Volume Accessory 毛髪摩擦試験セット Vitro膜摩擦試験セット Hair Friction Set Substrate Friction Set 記載事項は2015年4月時点のものです。仕様等は技術改善等により予告なく変更されることがあります。最新の文献リスト、製品情報は　http://www.keystone-scientific.co.jp 国内輸入総販売元キーストンサイエンティフィック株式会社 Keystone Scientific K.K. 〒113-0021　東京都文京区本駒込6-10-5　大和郷スクエア203 TEL：03-6912-1535　FAX:03-6912-1545 http://www.keystone-scientific.co.jp