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平成25年度 大田区立大森本町高齢者在宅サービスセンター事業・決算報告書
1.事業運営
(1)利用定員 通所介護 1日40名
認知症型 1日12名
介護予防 1回10名(月2回 4ヶ月1クール)
(2)提供時間 9:15~18:15
(3)営業日
日曜日を除く毎日(12月31日~1月3日は休業)
(4)送迎体制 マイクロバス 1台 ハイエース 2台
(5)過去2年間の1日当たりの利用実績数(上段 通所介護 下段 認知症型通所介護)
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
平均
24年度
30
31
30
31
30
30
29
27
28
28
29
30
29.4
25年度
32
32
30
31
31
32
31
32
32
31
32
34
31.7
24年度
8
8
7
7
7
7
7
6
8
8
8
7
7.3
25年度
8
7
7
7
7
7
6
6
6
6
5
5
6.4
(6)介護度状況
通所介護
要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5
24年度
1%
6%
34%
22%
12%
18%
7%
25年度
2%
7%
27%
23%
17%
11%
11%
認知症対応型通所介護
要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5
24年度
0%
0%
0%
0%
27%
23%
50%
25年度
0%
0%
0%
0%
13%
31%
56%
(7)苦情処理
内容
対応方法
件数
帰宅時トイレ誘導なくバスの中で腹痛が発生。 1
管理者が自宅に伺い謝罪。
(8)事故及びヒアリハット
内容
ヒアリハット
対応方法
件数
131 毎月、センター会議内で確認、分析の実施。
転倒
5
全て、大事に至らず。家族謝罪。
出血
2
深爪による出血。家族謝罪。
カテーテル
チューブ破損
1
車椅子にからみ亀裂。応急処置の後帰宅。家族へ謝罪。
服薬ミス
2
大事に至らず、家族へ謝罪。
打撲
1
洗身中、シャワーヘッドを滑らせ足に落下。家族謝罪。
-1-
2.25年度 各課題の達成状況
○サービス課題
重点課題
(1)業務の標準化
結果・評価
・「業務が見える」を念頭に実施。周知を徹底し手順の明確化まで完了。
所要時間(業務)の標準化についてまでには至らなかったため、26年度の課
題とする。
(2)通所介護計画の充実
評価:A
・通所介護計画は年2回提出。機能訓練、口腔機能については3カ月単位で
提出。家族懇談会も実施し、情報交換を行う。
(3)身体機能の向上
評価:A
・理学療法士の来所日については、月19日を維持。目標を明確にしたこと
により訓練計画が達成した方及び維持期については、加算を外し集団訓練
へ移行。加算の算定要件に合致する機能回復訓練を実施。 (4)リスク管理
評価:A
・質の高いサービス提供することによって事故が回避できる(クオリティ
ーインプルーブメント)考えのもと、単なる事故防止でなく積極的に利用
者の満足度を高め、提供するサービスの質の向上を図ることに努めた。
評価:A
(5)その他
ア 介護予防事業(委託事業) 特定高齢者の機能向上事業
定員10名 1クール(3ヶ月) 年3クール実施。
イ 地域サービス
評価:A
・大森ブロック合同事業として、年度を通して地域貢献の実施。
実施内容については、以下の通り。
・食べ方クラブ、ホームでランチ、大田フェスティバル参加他。
評価:A
ウ 第三者評価
・2年毎に実施。総合所見において、「適切な運営」の評価を得る。
評価:A
○事業の課題(経営)
重点課題
(1)滞在時間
結果・評価
・目標である、5~7時間 60%、7~9時間 40%を達成したが、機能訓練を
中心とした短時間滞在型については、広報不足の理由により希望者少なく
実績は2%程度であった。
-2-
評価:B
重点課題
(2)利用率の向上
結果・評価
・利用率を維持するため月の実績報告については事業所を訪問し、施設へ
の理解と広報活動の徹底を行った。結果、赤字月はなく、安定した推移が
保てた。
(3)加算項目の利用増
評価:A
・入浴加算 シフトの見直しにより、利用者の希望回数に対応、
収入増に繋げた。
・機能訓練加算 維持から回復訓練へ移行。メニューも大幅に増やし
3ヵ月単位で利用者・家族にフィードバックし、居宅
支援事業所も含め「機能訓練が充実した施設」として
評価を得ている。
・口腔機能、栄養改善加算については、広報活動をしているが利用率が低
い状態が続いているため26年度の継続課題とする。
評価:A
(4)その他
ア 収入
・認知症型通所介護の落ち込みはあったが、全体では前年比5%の収入増
を達成。
イ 透明性の確保
評価:A
・ホームページの更新、センターだより、施設内の掲示など情報の透明性
を図るよう努めた。
評価:A
ウ サービス向上委員会 ・センター会議をサービス向上委員会として機能させ、行事をはじめ様々
な課題について検討を行い実践に生かした。
評価:A
評価基準 A:目標の80%以上の成果をあげた。
B:目標の50~80%の成果しかあげられなかった。
C:目標の50%以下ないし実施しなかった。
3.安全管理、防災対策
(1)感染症・食中毒対策
ア.看護師を中心とした、感染症対策委員会を年2回実施。
(2)事故防止対策
ア.危険箇所がないか専門的知識を持つ委託業者と共に年2回点検作業を行う。
イ.事故発生時に全ての職員が体外式除細動器(AED)を操作できる訓練を年1回実施。
(3)災害対策
ア.年2回の防災訓練の実施。(内1回は、大森複合施設総合訓練)
イ.火災以外に震災時訓練の実施及び震災時マニュアルの確認作業の実施。
ウ.緊急連絡網における連絡訓練の実施。
(4)労働安全衛生
ア.労働安全衛生について推進委員と共に取り組み労働災害事故を0とした。
-3-