網走水試ミニレター No.37 2015. 4.17 4 月 も 半 ば を 過 ぎ 、そ れ ぞ れ の 職 場 で 新 た な 体 制 や 気 持 ち で の 業 務 が 始 ま っ て い る こ と と 思 い ま す 。網 走 水 試 で も 今 年 度 、幹 部 職 員 が 大 き く 入 れ 替 わ り 新 体 制 で の 調 査 ・ 研 究 業 務 が 始 ま っ て い ま す 。 今 回 は 平 成 27 年 度 の網走水試の組織体制と調査・研究課題をご紹介します。 ▼ 平 成 27 年 度 の 網 走 水 試 の 組 織 体 制 と 各 職 員 の 業 務 担 当 は 下 図 の と お り で す 。場 長 野 俣 は 水 産 研 究 本 部 長 兼 中 央 水 試 場 長 と し て 転 出 し 、後 任 に 私 、上 田 が 水 産 研 究 本 部 か ら 着 任 し て い ま す 。調 査 研 究 部 長 の 森 と 研 究 主 幹 の 多 田 は 栽 培 水 試 に 、 主 査 (資 源 管 理 )の 田 中 は 中 央 水 試 へ 、 研 究 主 任 の 室 岡 は 、さ け ま す ・ 内 水 試 に そ れ ぞ れ 転 出 し て い ま す 。森 の 後 任 に は 函 館 水試から赤池が、多田の後任には、中央水試から浅見が主査(資源増殖) を 兼 務 し て 着 任 し て い ま す 。ま た 、加 工 利 用 部 長 の 辻 は 釧 路 水 試 に 転 出 し 、 後 任 に 中 央 水 試 か ら 蛯 谷 が 着 任 し て い ま す 。そ れ ぞ れ 、こ れ ま で の 経 験 を 生 か し 、地 域 に 役 立 つ 試 験 研 究 を 目 指 し て い き た い と 思 い ま す の で 、よ ろ しくお願いいたします。 場長 上田 吉幸(新任) 総務課 課長 田附 弘幸 主査(総務) 安達 英紀 主任 三木 健 主任 松川 哲 調査研究部 部長 赤池 章一(新任) 研究主幹 浅見 大樹(新任) 主査(資源管理) 佐々木 潤 主査(栽培技術) 桒原 康裕 主査(資源増殖) 浅見 大樹(兼務) 研究職員 三好 晃治 加工利用部 部長 蛯谷 幸司(新任) 主任研究員 成田 正直 主査(利用技術) 宮崎 亜希子 研究主任 佐藤 曉之 研究職員 清水 茂雅 主な調査・研究担当 スケトウダラ、マダラ、ホッケ ケガニ、カレイ類、キチジ、ミズダコ ホタテ(漁場画像解析、採苗モニタ) ニシン、ホタテ(貝毒) ホタテ(成長モニタ、バイオテレメトリー) ホタテ(乾貝柱、冷凍貝柱、におい)、 サケ(冷凍)、シジミ(品質評価、冷凍)、 依頼試験、加工技術指導 ▼ 調 査 研 究 部 で は 、 ケ ガ ニ や ホ ッ ケ 、カ レ イ 、ス ケ ト ウ ダ ラ 資 源 な ど の モ ニ タ リ ン グ 課 題 に 加 え 、今 年 度 か ら「 地 ま き ホ タ テ ガ イ 漁 場 に お け る ア カ ボ ヤ 駆 除 と 有 効 利 用 に 向 け た 基 礎 調 査 」、 「ヒトデ類による地まきホタテ ガ イ の 捕 食 実 態 の 解 明 」、 「 ホ タ テ ガ イ 採 苗 安 定 化 技 術 開 発 」な ど の ホ タ テ ガイ漁場に関する研究課題に新たに取り組みます。 ▼ 加 工 利 用 部 で は 、冷 凍 サ ケ の 品 質 安 定 化 や ヤ マ ト シ ジ ミ の 品 質 向 上 試 験 に 引 き 続 き 取 り 組 む と と も に 、今 年 度 か ら 食 品 加 工 研 究 セ ン タ ー と 共 同 で「 魚 貝 類 の 加 工 ・ 保 存 に 伴 う「 に お い 」発 生 要 因 の 解 明 と 抑 制 技 術 の 開 発」に関する課題で、ホタテガイの加工・保存中に生成される「におい」 の 対 策 に 取 り 組 み ま す 。ま た 、 「 乾 貝 柱 の 品 質 向 上 に 関 す る 試 験 - 2 」で は 、 乾貝柱の色調形成メカニズムの解明に取り組みます。 ( 網走水試 上田 )
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