クリニカル・ラダー表

平成 25 年度 院内現任教育一覧
看護部教育理念:個々の看護師が自己のライフサイクルの中で、計画的にキャリア開発していくことが
出来るよう教育・研修の機会を作り支援する。
看護部教育目標:
 看護に必要な知識・技術・態度を広く学び看護実践に生かすことが出来る
 専門職としての感性を磨き、倫理的意思決定が出来る
 専門職として安全な医療・看護の提供が出来る
 看護専門職としての判断力・指導力・調整力を養い、チーム医療を推進していく
 臨床に必要な知識・技術・態度を身につけ、教育・研究活動が出来る
対象
実
務
レ
ベ
ル
到達目標
新
入
職
者
Ⅰ
・
ラ
ダ
ー
未
取
得
<目的>
1. 看護チームの一員としての役割
を認識する。
2. チームメンバーの一員としての
職責を果たすために必要な能力
を獲得する。
<目標>
1. 自立した看護実践に 必要な知
識・技術を身につけ安全な看護
の提供ができる。
2. 職場環境に適応し、より良い人
間関係を築くことができる。
3. 看護チームのメンバーとして役
割と責任を積極的に果たすこと
ができる。
4. 受け持ち患者のケアを通して看
護を考える事ができる。
研修コース
概要
オリエンテーション
1.
固定チームナーシング
1.
2.
基
礎
研
修
専
門
教
育
看護記録
1.
2.
3.
4.
接遇(全職員共通)
1.
看護職による静脈注射
(全職員共通)
看護倫理
1.
スキンケア
1.
※
1.
フィジカルアセスメント
1.
看護診断
1.
感染管理
医療安全
1.
※
1.
フィッシュ・QC 活動など
自己啓発研修:(全職員共通)
トピックス
(全職員共通)
固定チームナーシング
1.
2.
1.
2.
3.
1.
2.
ラ
ダ
ー
Ⅱ
Ⅰ
実
務
レ
ベ
ル
<目的>
1. 看護チームの一員としての役割
を認識する。
2. チームメンバーの一員としての
職責を果たすために必要な能力
を獲得する。
<目標>
1. 組織の一員として規律を守り行
基
礎
研
修
看護記録
1.
2.
3.
看護倫理
1.
2.
スキンケア
※
1.
2.
3.
稲沢市の職員として新しい環境に適応
でき、信頼される社会人・組織人として
の在り方を習得する。
固定チームナーシング(継続受け持ち
性)という看護体制について理解する。
チームメンバーとしての役割自覚と職
責の達成。
看護記録の概念を理解できる。
記録マニュアルを理解できる。
形式記録監査の自己監査ができる。
指導のもと SOAP・FOCUS 等の記録
様式を用いて記録が出来る
患者さんや市民に対するおもてなしの
心を体現できる。
看護職による静脈注射の実施に関する
基礎知識の習得と実技の確認ができる。
倫理的問題について指導のもと気づい
ていくことが出来る
スキンケアの基礎が理解できる。
バイタルサインの観察・測定について理
解できる。
NANDA-I 看護診断について理解でき
る。
標準予防策について理解できる。
医療安全マニュアルについて理解でき
る。
新しい活力で職場を活性化する取り組
みについて理解できる。
業務改善の視点を養う。
看護部の方針を理解する。
新しい知見を積極的に吸収する。
各部署等の取り組みを共有する。
固定チームナーシング(継続受け持ち性)
という看護体制について理解する。
チームメンバーとしての役割自覚と職
責の達成。
記録マニュアルに沿った記録が書ける
形式記録監査ができる。
SOAP・FOCUS 等の記録様式を用いて
記録が出来る
日常の実践の中にある倫理的側面に気
付くことができる。
気づいた倫理的問題を言語化すること
が出来る
スキンケアの基礎が理解できる。
脆弱な皮膚について知ることができる。
現場で起こりやすいトラブルを予防で
きる。
1
※:認定看護師による指導有
2.
3.
ラ
ダ
ー
Ⅲ
Ⅱ
実
務
レ
ベ
ル
動できる。
日常生活の援助のための知識・
技術・態度を身に付け、安全確
実なベッドサイドケ アができ
る。
チームのメンバーと円滑な人間
関係を築くことができる。チー
ム内の問題を共有する事が出来
る。
<目的>
1. 看護単位における役割を担い、
自己目標に取り組むことができ
る。
2. 受け持ち看護師としての役割を
果たすことができる。
<目標>
1. チーム目標を達成するためのよ
り良い看護の展開ができる。
2. 日頃の看護実践の中で問題に気
付き、事例研究に取り組むこと
で、自己の看護を振り返ること
ができる。
3. リーダーシップとは何かを理解
できる。
プリセプターの役割と責任を果たす
ことができる。
<目的>
1 指導層としての職責を果たすた
めの能力を獲得する、行動を起
こす。
2 看護部の役割を担い、病棟目標
や自己の目標に向けて取り組む
ことができる。
フィジカルアセスメント
1.
2.
1.
看護診断
専
門
教
育
基
礎
研
修
専
門
教
育
1.
標準予防策の実践。
医療安全
1.
医療に倫理に基づき、医療の質と安全に
ついて理解する。
固定チームナーシング
1.
看護記録
2.
3.
1.
2.
3.
固定チームナーシング・継続受け持ち性
について理解する。
デイリーダーの役割を理解する。
デイリーダーとして実践できる。
看護記録の質について考える。
自己の記録の振り返りができる。
メンバーの記録を読むことができる。
看護倫理
1.
日常の実践の中にある倫理的側面に気
付くことができる。患者の人権や権利を
擁護することができる。
フィジカルアセスメント
1.
看護診断
2.
1.
バイタルサイン測定値の異常時のアセ
スメントを理解する。
人工呼吸器装着中の看護を理解する。
機能的健康パターンからとらえた看護
診断に基づいた看護の実践ができる
感染管理
※
1.
感染経路別予防対策に沿った現場の動
きができる。
医療安全
1.
リスク感性を高め、医療安全業務を遂行
するための実践能力を習得する。
固定チームナーシング
1
固定チームナーシング・継続受け持ち性
について理解する。
チームリーダーの役割を理解する。
チームリーダーの役割を実践できる。
看護記録の質について考える。
部署の記録監査を行い不足の部分につ
いて理解できる。
部署の記録の不足の部分に対する指導
ができる。
部署の看護を倫理的側面から言語化す
ることができる。
患者さんの倫理的意思決定支援の実践
ができ、そのことを説明することができ
る。
人工呼吸器装着中の患者の看護が実践で
き、ロールモデルとなれる。
デイリーなケアカンファレンスで看護
診断についてデイスカッションする。
デイスカッションをもとに看護診断・計
画の修正を行い患者さんに説明し同意
を得る。または患者さんとともにデイス
カッションできる。
所属部署の感染対策上の問題点を解決
する。
ヒューマンエラーについて正しく理解
し、リスクを下げるべき手法を身につけ
る。
感染管理
※
2
3
1
2
看護記録
基
礎
研
修
3
1
看護倫理
2
ラ
ダ
ー
Ⅲ
実
務
レ
ベ
ル
Ⅳ
<目標>
1 自己の看護を振り返り看護観を
確立する事が出来る。
2 業務上発生する問題の解決に向
けて、チーム・上司に働きかけ、
自ら行動を起こすこ とができ
る。
3 日々の業務の中で効率的な運営
をするための行動、提案をする
ことができる。
4 後輩・学生に指導的に関わるこ
とができる。
5 看護単位での目標達成に中心的
役割を担うことができる。
フィジカルアセスメント
1.
看護診断
1
2
専
門
教
育
バイタルサイン測定時の注意点につい
て理解できる。
身体のメカニズムから考える正しい測
定方法を実践できる。
ゴードンの機能的健康パターンの中で
NANDA-I を理解することができる。
感染管理
医療安全
※
1
1.
2
※:認定看護師による指導有
6
チームリーダーの役割と責任を
果たすことができる。
摂食嚥下:口腔ケア
(3≦師長)※
高齢者・認知症の看護
(3≦師長)
糖尿病看護
(3≦師長)※
固定チームナーシング
看護記録
基
礎
研
修
ラ
ダ
ー
Ⅳ
実
務
レ
ベ
ル
Ⅴ
<目的>
社会の動向に沿った、質の高い看
護サービスを提供できる。
<目標>
1 自律し自立した看護実践の役割
モデルとなることができる。
2 自分の言葉で、相手に伝わる看
護を語ることができる。
3 看護単位における教育的役割を
担うことができる。
4 医療・看護の動向を知り視野を
広げる事が出来る。
5 個人の学びを全体に還元する事
が出来る。
看護倫理
フィジカルアセスメント
看護診断
感染管理
※
1.
稲沢市民病院に通院あるいは入院してい
る患者に質の高い口腔ケアを提供でき
るようになるための知識と技術を習得
する。
1. 高齢者・認知症の患者さんをその人中心
のケアをするために、今足りないことを
考え各部署での必要な取り組みについ
て明確にする。
1. 稲沢市民病院に通院あるいは入院してい
る患者に質の高い糖尿病ケアを提供で
きるようになるための知識と技術を習
得する。
1. 固定チームナーシング・継続受け持ち性
について理解する
2. 主任の役割を理解する。
3. 主任の役割を実践できる。
1. 看護記録の質について考える。
2. 部署の記録監査を行い不足の部分につい
て理解できる。
3. 部署の記録の不足の部分に対する指導が
できる。
1. 部署の看護を倫理的側面から言語化する
ことができる。
2. 患者の倫理的意思決定支援のために協働
の主催者となることができる。
1. 人工呼吸器装着患者の看護が実践でき
る。
2. 血液ガス分析の意味するもの。
1. デイリーなケアカンファレンスで看護診
断についてデイスカッションする。
2. デイスカッションをもとに看護診断・計
画の修正を行い患者さんに説明し同意
を得る。または患者さんとともにデイス
カッションできる。
1. 事例から感染対策と管理について学ぶこ
とができる。
1.
医療安全
専
門
教
育
摂食嚥下:口腔ケア
(3≦師長)※
1.
高齢者・認知症の看護
(3≦師長)
1.
糖尿病看護
(3≦師長)※
1.
ヒューマンエラーについて正しく
理解し、リスクを下げるべき手法
を身につける。
稲沢市民病院に通院あるいは入院してい
る患者に質の高い口腔ケアを提供でき
るようになるための知識と技術を習得
する。
高齢者・認知症の患者さんをその人中心
のケアをするために、今足りないことを
考え各部署での必要な取り組みについ
て明確にする。
稲沢市民病院に通院あるいは入院してい
る患者に質の高い糖尿病ケアを提供で
きるようになるための知識と技術を習
得する。
3
※:認定看護師による指導有