平成 26 年度 山梨市駅南口及び南北自由通路の整備方針・景観づくりに関する アンケート調査結果と駅南整備基本理念 【概要版】 -目次- 1. アンケート調査の概要 ............................................................................................................................................................................................................................................................................. 1 2. アンケート調査結果の整理・分析 ........................................................................................................................................................................................................................................................... 2 2.1 アンケート結果の有効性について ........................................................................................................................................................................................................................................................................................................... 2 2.2 整備方針・景観づくりに対する住民意向 ................................................................................................................................................................................................................................................................................................ 3 2.3 整備後の雰囲気・印象・イメージに対する住民意向 .............................................................................................................................................................................................................................................................................. 3 2.4 南口及び南北自由通路のモチーフ ........................................................................................................................................................................................................................................................................................................... 4 2.5 現在の南側周辺のイメージカラー ........................................................................................................................................................................................................................................................................................................... 4 2.6 「標語」または、 「標語に使用したいキーワード」 ................................................................................................................................................................................................................................................................................ 5 2.7 南口広場の施設 ........................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................ 6 2.8 南北自由通路の必要施設 .......................................................................................................................................................................................................................................................................................................................... 6 2.9 その他参考 ................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................................ 7 1. アンケート調査の概要 表 1.2 設問及び設定根拠 「山梨市南口及び南北自由通路の整備方針・景観づくりに関するアンケート調査」の概要を以下に整理した。 設問内容 梨市駅の南口の開設、駅舎の橋上化、南北自由通路、南口駅前広場、加納岩小学校西通り 問1 問2 問3 問4 問5 年代 性別 居住地①(地区名) 居住地②(駅の南北) 居住年数 線等、本市の玄関口にふさわしい交通拠点としての機能強化を進めている。そこで、本市 問6 山梨市駅の利用頻度 の顔・玄関口となる「山梨市駅南口」及び「南北自由通路」の整備方針・景観づくりに関 問7 駅利用時の行先・方面 南口及び南北自由通路の 整備方針と景観づくり 表 1.1 アンケート調査の概要 項目 概要 ・現在、市の上位計画に位置付けられている「山梨市駅南地域周辺整備の推進」として、山 調査目的 する住民の意見を聴取し、今後のまちづくりに反映させることを目的とする。 実施機関 山梨市 都市計画課 調査期間 平成 26 年 8 月 4 日~9 月 1 日 29 日間 ①郵送による配布回収 調査方法 問8 問9 ②設置による配布回収 整備後の雰囲気・印象・イ メージ ③インターネット(WEB)による配布回収(山梨市ホームページ) ・山梨市在住 調査対象者 ・16 歳以上 80 歳未満 ・日本人(男女) ※住民基本台帳より無作為抽出 回収結果 配布数 郵送:2,000 件 設置:90 件 WEB:- 回収数 郵送:771 件 設置:80 件 回収率 郵送:38.6% 有効回答 郵送:750 件 設置:77 件 WEB:0 件 合計:2,090 件 問 10 整備方針と景観づくりの モチーフ 合計:851 件 合計:827 件 問 11 問 12 山梨市駅南側周辺地域の イメージカラー 整備方針と景観づくりの 標語(デザインコンセプ ト)又はキーワード 問 13 山梨市駅南口広場に 必要な設備 問 14 山梨市駅南北自由通路に 必要な施設 問 15 自由意見 設定根拠 ・回答者の属性調査 ・回答者に偏りがなく、山梨市の代表性を有しているか確認 ・回答者の属性による回答内容の傾向分析を行う ※クロス集計用 ・回答者の属性による回答内容の傾向分析を行う ※クロス集計用 ・情報収集 ・南口と南北自由通路の整備方針・景観づくりを方向付けるための設問 ・抽象的な選択肢より、デザインコンセプト(文言)及びパースを作成 する際の方向性を決めるための設問 ・問 8 のどの回答に対しても、関連づけられる選択肢とする必要がある。 ・住民が良いと思う雰囲気・印象を順位づけし、整備の方向性を定める ために、最大 3 つまでの回答とした ・問 9 よりも具体的な選択肢とし、デザインパースを作成する際のモチ ーフ(題材)を決めるための設問 ※北口の場合:フルーツ、南欧風 等 ・選択肢は「社会的要素(1、5、8)」、 「自然的要素(6、7、9)」 「山梨市 の街並み的要素(2、3、4、10)」に分類でき、複数回答とすることで、 住民が南口に対しどの様な要素(≒山梨市らしさ、南側地域らしさ等) を題材にしたいか把握することができる ・複数回答とすることで、1 つのモチーフ(題材)にしばられることな く、自由度を持たせることができる ・選択肢は要素ごとに連続配置せず、ランダム配置とすることで、回答 者に分類を意識させないものとした ・山梨市駅南口及び南北自由通路の景観づくりにおけるイメージカラー (色彩の方向性)を確認 ・デザインコンセプト(文言)を作成する際に参考とするための設問 ・南口広場で整備予定の設備に対する、住民の必要度を把握するための 設問 ・必要だと思うものを全て選択して頂くことで、各設備に対する住民の 必要度が%で集計可能となる(必要順位づけも可能) ・選択肢はすべて整備予定の設備なので、回答数を制限すると、集計結 果の分析が困難となるため ・南北自由通路で整備予定の設備に対する、住民の必要度を把握するた めの設問 ・必要だと思うものを全て選択して頂くことで、各設備に対する住民の 必要度が%で集計可能となる(必要順位づけも可能) ・選択肢はすべて整備予定の設備なので、回答数を制限すると、集計結 果の分析が困難となる ・自由意見 1 2. アンケート調査結果の整理・分析 ここでは、回収したアンケート結果の整理と分析を行い、得られた住民意向を参考に、山梨市駅南口の景観 デザインの方向性を定めた。 問1:あなたの年代をお答えください 10代 未回答 20代 2% 0% 6% 80代 2% 平成22年 国勢調査 小地域集計 (山梨市の年代別人口) 10代 80代 5% 9% 20代 30代 11% 70代 23% 10% 70代 14% 30代 14% 2.1 アンケート結果の有効性について 40代 14% 目的 ・回答者に偏りがなく、本調査結果が山梨市の代表性を有しているかを確認 60代 17% 60代 23% 対象設問 40代 15% 50代 19% ・問 1:年齢 ・問 2:性別 図 2.1 ・問 3:居住地(地区別) 50代 16% 回答者の年齢構成比(左:アンケート結果 右:H22 年国勢調査結果) 問2:あなたの性別をお答えください 未回答 1% 分析結果 平成22年 国勢調査 小地域集計 (山梨市男女別人口) 1) 年代 ・国勢調査結果に対し、60 代、70 代の割合が若干高いが、大きな偏りは無く、全年代から回答を得 られていることから山梨市の代表性を捉えており、本調査結果の有効性を示していると言える。 男性 46% 2) 性別 男性 48% 女性 52% 女性 53% ・国勢調査結果に比べて、大きな偏りは無く、概ね一致していることから、山梨市の代表性を捉えて おり、本調査結果の有効性を示していると言える。 3) 居住地(市内地区 内訳) ・国勢調査結果に比べて、加納岩地区の割合が若干高いが、大きな偏りは無く、概ね一致しているこ 図 2.2 とから、山梨市の代表性を捉えており、本調査結果の有効性を示していると言える。 問3:山梨市内の地区別回答者数の割合 ・国勢調査に比べて、加納岩地区の割合が若干高い理由として、加納岩地区が事業該当地区であるこ とから、加納岩地区の在住者の関心が高いことが考えられる。 回答者の性別構成比(左:アンケート結果 右:H22 年国勢調査結果) 未記入 三富地区 9% 2% 牧丘地区 (諏訪・中 牧・西保) 12% 平成22年度 国勢調査 小地域集計 (山梨市の地区名別人口の割合) 加納岩地区 25% 岩手地区 2% 加納岩地区 20% 後屋敷地区 10% 後屋敷地区 5% 日下部地区 15% 日川地区 11% 図 2.3 三富地区 3% 岩手地区 3% 【まとめ】 ・以上の分析結果より、本アンケート結果が調査範囲である山梨市全域の代表性を有しているといえる。 牧丘地区 (諏訪・中 牧・西保) 14% 山梨地区 12% 八幡地区 7% 日川地区 10% 日下部地区 18% 山梨地区 13% 八幡地区 9% 山梨市の居住地(地区別)構成比(左:アンケート結果 右:H22 年国勢調査結果) 2 2.2 整備方針・景観づくりに対する住民意向 目的 2.3 整備後の雰囲気・印象・イメージに対する住民意向 目的 ・南口と南北自由通路の整備方針・景観づくりを方向付ける際の参考として住民意向を把握する 対象設問 ・山梨市駅南口の整備後の雰囲気・印象・イメージを決定する際の参考として住民意向を把握する。 対象設問 ・問 8:南口及び南北自由通路の整備方針と景観づくり ・問 9:整備後の雰囲気・印象・イメージ ※雰囲気・印象・イメージに幅を持たせることを目的に、回答は最大 3 つまで選択可能とした。 分析結果 ・ 「南側地域らしさ」 、 「北口(南欧風)との調和」が約 40%程度で同程度であった。 分析結果 ・上位 3 つは、 「和み・安らぎ」 (約 20%) 、 「落ち着き・のんびりとした」 (約 15%) 、 「開放感」 (約 14%) 問8:南口及び南北自由通路の整備方針・景観づくり として良いと思うものを1つお答えください。 未回答 わからない 4% 5% その他 4% 南側地域ら しさ 新たな価値 36% を創出 13% であった。 問9:整備後の南口及び南北自由通路は、どの様な 雰囲気・印象・イメージであって欲しいと思いますか。 大切だと思うものを最大3つまでお答えください。 未回答 その他 和み、安ら 1% おもてなし 1% ぎ の心 20% 12% 爽快感 6% 洗練され た、おしゃれ 9% 開放感 14% 北口(南欧 風)との調 和 38% 図 2.4 華やか 2% 整備方針・景観づくりに対する住民意向 図 2.5 【まとめ】 ・以上の調査結果より、南口及び南北自由通路は、 「南側らしさ」と「北口(南欧風)との調和」に配慮し た整備方針・景観づくりを行うことが望ましいといえる。 ・南口駅前広場の色合いや使用する材料等で、 「南側らしさ」 (かのがわ古道、原風景、果樹園、清流など) を感じさせる整備方針とする。 ・南北自由通路では、整備方針や色合いが異なる北口との調和に配慮した、色合いや材料等を用いるものと シンプル、 簡素 10% 賑わい、活 気 10% 落ち着き、 のんびりとし た 15% 整備後の雰囲気・印象・イメージに対する住民意向 【まとめ】 ・以上の調査結果より、 「和み・安らぎ」、 「落ち着き・のんびりとした」 、 「開放感」の雰囲気・印象・イメ ージを創出できる景観デザイン(案)とする。 ・これらの印象は構造を始め、色合いや使用する材料の素材感等から感じるもの部分が多いため、 「和み・ 安らぎ」、「落ち着き・のんびりとした」、 「開放感」を感じさせる落ち着いた色合いや材料等を用いる。 する。 3 2.5 現在の南側周辺のイメージカラー 2.4 南口及び南北自由通路のモチーフ 目的 目的 ・山梨市駅南口の色彩の方向性を決定する際の参考として、現在の南側周辺のイメージカラーについて ・山梨市駅南口及び南北自由通路のモチーフ(題材)を決定する際の参考として住民意向を把握する。 対象設問 住民意向を把握する。 対象設問 ・問 10:整備方針と景観づくりのモチーフ ・問 11:山梨市駅南側周辺地域のイメージカラー ※モチーフに幅を持たせることを目的に、回答は複数回答可能とした。 ※回答表現が多岐に渡っていたことから、類似の色でまとめるものとした。 分析結果 分析結果 ・上位 3 つは、 「果樹園」 (約 16%) 、「花や草木の緑」(約 15%)、 「水辺・清流」 (約 14%)であった。 ・上位 3 つは、 「緑」(約 19%) 、「青」(約 12%) 、 「茶」 (約 9%)であった。 ・「果樹園・果物」を表す「ピンク・桃色」、「赤・ワインカラー」、 「紫・ぶどう」の合計は、約 14%で 問10:南口及び南北自由通路の整備方針・景観づく りにおいて、あなたが良いと思うモチーフをお答えくだ さい。 その他 未回答 歴史、文化 1% 近代都市 1% 11% 4% ・これらの色は、問 10 で整理したモチーフの上位 3 つ(果樹園、草や木の緑、水辺・清流)からイメ ージされる色であると言える。 ・その他、 「白」、 「黒」 、 「グレー」のモノトーン系の合計は、約 21%であり、 「モノトーン」色として扱 った場合、上位に入る。 問11:現在の山梨市駅南側周辺地域のイメージカ ラー(色)をお答えください。(自由記入回答) 白 その他 未回答 8% 13% ピンク・桃色 3% 黒 原風景 11% 水辺、清流 15% 8% 田園、畑 3% 伝統、風土 8% 美しい山並 み 10% 花や草木の 緑 15% 図 2.6 あり、 「果樹園・果物」を表す色として扱った場合、上位に入る。 果樹園 16% 5% 赤・ワインカ ラー 3% 灰色・グ レー 8% 紫・ぶどう色 2% 青 12% 北口と同色 1% 文教(文教 地区) 5% オレンジ 2% ベージュ 1% 図 2.7 南口及び南北自由通路のモチーフに対する住民意向 水色 2% 茶色 9% 黄色 3% 黄緑 1% 緑 19% 現在の南側周辺のイメージカラー 【まとめ】 【まとめ】 ・以上の調査結果より、「果樹園」、 「花や草木の緑」、「水辺・清流」をモチーフとした景観デザイン(案) ・以上の調査結果より、山梨市駅南口の色彩の方向性は、 「自然」を感じる「緑」や「青」、または「落ち着 を検討する必要がある。 ・北口が南欧風、フルーツをモチーフにしていることから、南口らしさとしては、 「花や草木の緑」、 「水辺・ 清流」をメインモチーフとする。例)菜の花畑、3 分水 等 きや解放感」を感じるモノトーン系の色彩が良いと考えられる。 ・「果樹園・果物」を感じさせる「ピンク・桃色」や「赤・ワインカラー」は北口の南欧風のイメージカラ ーに近いため、南口らしさを方針とした場合、上記の色彩の方が適当と考えられる。 4 2.6 「標語」または、「標語に使用したいキーワード」 標語 目的 1) 基本理念 ・山梨市駅南口の「標語(デザインコンセプト) 」を検討する際の参考として住民意向を把握する。 ・南北の統一感や調和を表現するため、セカンドコンセプトの構成は、北側と同様とした。 ・住民意向(アンケート調査結果)を踏まえたものとした。 対象設問 ・山梨市駅南地域まちづくりの会等で、南側地域の特性として位置付けられている「文教地区」及び ・問 12:整備方針と景観づくりの標語(デザインコンセプト)又はキーワード ※自由記入のため、回答表現が多岐に渡っていたことから、類似の内容でまとめるものとした。 「樹園地区」のイメージを表現するものとした。 ・駅北側の標語(コンセプト)と駅南側の標語(コンセプト)を合わせることで、山梨市全域の基本 理念や将来像を表現できるものとした。 分析結果 ※北側(赤字) :自然、自然の恵み、フルーツ、文化の香り等の文言を使用 ・最も多かったキーワードは、 「自然」(自然、緑、水、山等)に関するワードで約 31.6%であった。 表 2.1 「標語」または「キーワード」の分類 ※南側(青字) :人、暮らし(≒地域)、自然(緑、水、山、果物 等)等の文言を使用 <山梨市全域> ・人・地域・自然が奏でる 和みのまち 山梨市 分類 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 標語 北口と統一 自然・緑・水・山 果物関連 和み・安らぎ関連 文教関連 歴史・文化関連 人関連 その他 意見 合計 意見数 92 12 174 53 38 13 37 22 102 9 552 16.7% 2.2% 31.5% 9.6% 6.9% 2.4% 6.7% 4.0% 18.5% 1.6% 100.0% ・市民の誰もが「このまちに住んでよかった」といえる、そんな愛着と誇り、 夢のもてる都市・里づくり ・ “安心・安全・活力”フルーツに囲まれた文化の香りある街 ・ 「人・地域・自然が奏でる 和みのまち 山梨市」 ・ 「自然の恵みに暮らしが息づく景観の継承と魅力の向上」 ・緑と水に囲まれた 未来へつなぐ まちづくり 駅周辺地域(北) 駅 駅周辺地域(南) ・自然の恵みと文化の香りが調和した街 =フルーツフル・ガーデン・シティ ・果物の実りと人々の笑顔でにぎわう街 =フルーツフル・ガーデン・シティ 図 2.8 駅南北の標語が表現する山梨市全域のイメージ <基本理念> 果物の実りと人々の笑顔でにぎわう街 =フルーツフル・ガーデン・シティ 5 2.7 南口広場の施設 2.8 南北自由通路の必要施設 目的 目的 ・南口駅前広場の設備を検討する際の参考として住民意向を把握する。 ・南北自由通路の設備を検討する際の参考として住民意向を把握する。 対象設問 対象設問 ・問 14:山梨市駅南口広場に必要な設備 ・問 15:南北自由通路に必要な設備 ※本質問では、整備予定である各施設の必要度を推定することを目的に、回答は複数回答可能とした。 ※本質問では、整備予定である各施設の必要度を推定することを目的に、回答は複数回答可能とした。 分析結果 分析結果 ・上位 3 つは、 「トイレ」 (約 75%)、 「送迎用駐車場」 (約 67%)、 「バリアフリー施設」 (約 67%)であ った。 ・上位 3 つは、 「バリアフリー施設」 (約 68%)、 「防犯カメラ」 (約 59%)、 「エスカレーター」 (約 52%) であった。 ・全施設の平均必要度は「約 43%」で、平均値を下回った施設は「タクシー乗降所」 (約 41%)、 「広々 とした休憩スペース(ベンチ等)」 (約 33%)、 「シンボルツリー」 (約 13%) 、 「モニュメント」 (約 5%) 、 ・全施設の平均必要度は「約 44%」で、平均値を下回った施設は「時計」 (約 42%)、 「観光案内所」 (約 33%) 、「その他(少数) 」 (約 3%)となっている。 「その他(少数) 」 (約 5%)となっている。 必要度 平均値 100% 必要度 平均値 90% 100% 80% 90% 75% 80% 70% 必 要 度 ( % ) 60% 50% 40% 67% 64% 70% 67% 必 要 度 ( % ) 57% 47% 46% 44% 44% 44% 42% 68% 59% 60% 50% 47% 30% 46% 45% 42% 44% 40% 31% 30% 33% 52% 20% 20% 10% 13% 10% 5% 5% 3% 0% 0% 必要と思う設備 図 2.10 必要と思う設備 図 2.9 南口広場の設備に対する住民意向 南北自由通路の施設に対する住民意向 【まとめ】 ・要望の強い設備: 「バリアフリー施設」、 「エレベーター」、 「エスカレーター」、 「待合スペース」、 「案内掲 【まとめ】 ・要望の強い設備: 「バリアフリー施設」、 「一般車両乗降所」、 「送迎用駐車場」、 「駐輪場」、 「バス停留所」 、 示板」、 「防犯カメラ」 。 ・規模等を検討すべき設備:「観光案内所」、 「時計」など。 「待合用の屋根(シェルター) 」 、 「案内掲示板」、 「トイレ」、「時計」 。 ・規模等を検討すべき設備: 「タクシー乗降所」、 「広々とした休憩スペース」 、 「シンボルツリー」、 「モニュ メント」など。 6 問8:南口及び南北自由通路の整備方針・景観づくり として良いと思うものを1つお答えください。 わからない 未回答 2% 4% その他 2.9 その他参考 2.9.1 クロス集計による分析 クロス集計対象と目的 ・クロス集計は、全 15 問のうち、表 2.2 に示す問によるクロス集計を行った。 5% ・問 8:整備方針・景観づくり(南側地域らしさ回答者)と選択した回答者のみに絞り込み、全質問を 整理した。 表 2.2 クロス集計対象と集計理由 クロス集計対象 問 3:居住地 問 6:駅利用頻度 半年に 1~2 回以上の 利用者 新たな価値 を創出 16% 南側地域ら しさ 40% 目的 問 8:整備方針・景 駅南側在住者の整備方針・景観づくりに対する 観づくり 意向を把握するため 駅を利用する・している方(半年に 1~2 回以 問 8:整備方針・景 上の利用者)の南口及び南北自由通路の整備方 観づくり 針・景観づくりに対する住民意向を把握するた め 分析結果 1) 居住地(駅南側) (問 4)と整備方針・景観づくりに対する意向(問 8)の関係 北口(南欧 風)との調 和 33% 図 2.11 整備方針・景観づくりに対する住民意向 ・ 「南側地域らしさ」が約 40%、 「北口(南欧風)との調和」が 33%であった。 ・全体の結果よりも、 「北口(南欧風)との調和」の割合が若干減少し、 「南側らしさ」の割合が若干 増加した。 ・本結果から、南口及び南北自由通路は、 「南側らしさ」と「北口(南欧風)との調和」に配慮した 整備方針・景観づくりを行うことが望ましいといえる。 2) 駅利用頻度(問 6)と整備方針・景観づくりに対する意向(問 8)の関係 ・ 「南側地域らしさ」が約 40%、 「北口(南欧風)との調和」が 37%であった。 問8:南口及び南北自由通路の整備方針・景観づくり として良いと思うものを1つお答えください。 わからない 未回答 3% 3% その他 5% 新たな価値 を創出 13% 南側地域ら しさ 39% ・全体の結果よりも、 「南側らしさ」の割合が若干増加した。 ・本結果から、南口及び南北自由通路は、 「南側らしさ」と「北口(南欧風)との調和」に配慮した 整備方針・景観づくりを行うことが望ましいといえる。 【まとめ】 ・居住地の違い(南北)や駅利用頻度の違いによる、回答傾向の違いなどは見当たらなかった。 北口(南欧 風)との調 和 37% 図 2.12 整備方針・景観づくりに対する住民意向 7 2.9.2 自由意見 2.9.4 モニュメントに対する意見整理 自由意見を整理した。 アンケート結果整理中に多く見られた、モニュメントに対する意見の整理を行った。 自由意見は、1 人の回答者が複数の項目について記入していることが多いため、意見を内容毎に分割し、分 類分けして整理した。 <整理の概要> 意見数は全部で 753 であった。以下に分類と、意見数を示す。 ・有効回答者を対象とした。(827 人) また次ページ以降に、すべての自由意見を整理した。 ・「問 13:南口広場の必要施設」で「13.モニュメント」に「×」を記入した回答者及び、 「問 15:自由意見」において、モニュメント反対意見を記入した回答者を整理した。 表 2.3 No. 分類 1 景観デザインについて 2 ・モニュメント反対者は合計 55 名であり、全体の約 7%であった。 自由意見 ・問 13 の南口広場の必要施設で「13.モニュメント」と回答した回答者(約 5%)よりも多い。 ・主な反対理由は、 「現北口のモニュメントに対する感情」及び、 「費用が高い」であった。 意見数 ・モニュメントを設置する際、これらの意見に対し、配慮する必要がある。 62 8% 山梨市駅周辺の整備について(広場、自由通路等) 427 57% 3 山梨市のまちづくりについて 215 29% 4 アンケート調査について 8 1% 5 その他 41 5% 753 100% 合計 ・次ページに、問 13 の欄外及び、問 15 の自由意見に記載されたモニュメントに関する反対意見を整理し た。 2.9.3 事業反対者意見の整理 ここでは、南北自由通路及び南口駅前広場の事業に対し、反対している方の意見を整理した。 整理内容は、回答者の属性、各設問に対しご記入頂いたご意見、自由意見をすべて整理した。 <反対者の概要> ・事業反対者は 19 名であった。 ・反対理由として、 「南口の必要性がない」「税金のムダ使い」を挙げている方が多かった。 ・反対意見を記入しているが、設問には回答しているといった矛盾回答をしている方もいた。 ・平成 25 年度 山梨市駅交通結節点改築事業において実施した、アンケート調査(対象者:駅南側在住者) における「南側整備をどう思うか」の問に対し「良いことだと思う(70%) 」であったこと等、整備の必 要性を周知する必要がある。 8
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