「あすなろ」だより

 病後児保育室
「あすなろ」だより
H27年6月(NO.120)
山鹿市病後児保育室
電話 43−1281
保育時間 月∼土曜日
午前8時∼午後6時
(休日・年末年始を除く)
梅雨の季節となりました。
「梅雨」の語源としては、この時期は梅の実が熟
す頃であることからという説や、湿度が高くカビ
が生えやすいことから「黴雨(ばいう)」と呼ば
れ、これが同じ音の「梅雨」に転じたという説が
あります。また「毎」日のように雨が降るから
「梅」という字が当てられたという説があるそう
です。
5月の「あすなろ」利用状況
(延べ人数)
感染症情報
・感冒(9人)
・感染性胃腸炎(4人)
・中耳炎(3人)
・水痘(2人)
・手足口病(2人)
・その他( 2人)
合計:22人
熊本県下では、依然として「感染性胃腸
炎」が流行しています。5月には山鹿、菊
池、有明地区は警戒レベルになりました。乳
幼児を中心にロタウイルスによる胃腸炎が流
行しますので、引き続き、手洗いの徹底やお
むつの適切な処理等の感染予防対策に努めま
しょう。
また、これから夏場に多い病気として、ヘ
ルパンギーナの流行が予想されます。
ある日の出来事
外遊びが気持ちの良い5月のある日、
病後児室にも、子ども達の元気な遊び
声が聴こえてきます。
比較的症状が軽かった手足口病のR
ちゃん1歳1ヶ月。2日目は「あすな
ろ」にも慣れてきた様子で、気分転換
に出たテラスから、支援センターの砂
場で遊ぶ親子を発見し、ジーと見つめ
ていました。そのうちつたい歩き→お
座り→そのまま前進、そしてとうとう
内庭に着地!!
明日はきっと保育園で思いっきり遊
べるからね。
【ヘルパンギーナとは?】
発熱と、のどにあらわれる水泡性発疹が特
徴の、いわゆる夏かぜの代表的疾患です。ま
れに髄膜炎や脳炎を起こすことがあります。
特にぐったりしている、強い腹痛・嘔吐を伴
う、発熱が2日以上続く、などの症状が見ら
れた場合は必ず医療機関を受診してくださ
い。
予防方法としては、患者さんの便や咳、く
しゃみから感染しますので、排便処理後、食
事前、調理前の手洗いやうがいなどが有効で
す。
利用のお願い
①病後児保育室の事前登録
②医療機関受診
※診断名や症状の経過などしっかり聞く。
③病後児保育室利用の予約(電話)
④病後児保育室の利用
※キャンセルについて
子どもさんの病状は1日で変化が激しく、
翌日には登園出来るほど回復したり、逆に悪
くなったりします。他の子どもさんを受入れ
るためにも、キャンセルされる場合は早めに
ご連絡をお願いします。