小網代通信 - 小網代ヨットクラブ

発 行 : 小網代ヨットクラブ
小網代通信
編 集 : 広報委員会
編集長 : 里吉美惠子
〒238-0225
2015 年 3 月号 VOL-201
神奈川県三浦市三崎町小網代1385-18
Tel&Fax 046-804-5550
今 月 の 内 容
・連絡事項
編集委員
・「 新艇 “胡桃”(旧「バーミューダ」) 紹介 」
氏家 理央
1 ページ
( 胡桃 )
2~3 ページ
連 絡 事 項 (編集委員)
1. < “AED 講習会” が行われました >
2 月 14 日(土)午後 2 時 30 分よりクラブハウス 2 階にて、KYCメンバー 35 名 みうら漁協 5 名の
参加で行われました。 三浦市消防本部の消防官 2 名の指導により、人形を使用しての心肺蘇生法、
また役割分担を決めて本番さながらにAED(自動体外式除細動器)操作の実習が行われました。
高齢者比率が年々増している KYC メンバー、極めて熱心に受講される姿が印象的でした。
AED設置場所を確認!
心肺蘇生法の実習
2. < テンダー置場のスロープ改修作業が行われました >
昨年 10 月 6 日相模湾を通過した台風 18 号によりテンダー置
場のスロープが流され、長らくご不便をおかけしておりました
が、土台となる鉄骨資材が整い、3 月 7 日(土)、8 日(日)の2
日間で改修作業が行われました。今回作業に参加していた
だきましたのは、ハーバー管理整備委員長の三浦さん以下、
「漁協」田中・桐谷、「利根」平林・石川、「さがみ」飯島(要)・武沢、
「かまくら」尾山(敬称略)の 8名の皆さんで、真冬並みの寒さに加えて
雨交じりの中での作業でした。そのかいあって、鉄骨に厚板を留め、
滑り止めを組ませた頑丈なスロープ 2 基が出来上がりました。台風通
過後の緊急対応にも多くの有志の方々のご協力で切り抜けましたが、
今回も上記皆様のご協力に感謝でいっぱいです。
3.
AEDを使用しての実演
スロープ完成に笑顔の皆さん
お疲れ様でした!
< 3 月中 海域注意! 漁網流失? >
諸磯湾沖の定置網の網の交換作業が 3 月いっぱい行われる予定とのこと。その関係でいつもより浮
きやロープが沖に出ている可能性があります。付近航行の際は大回りし、十分にご注意ください。
---------------------------------------------------------【小網代ヨットクラブウェブサイト情報】 URL http://koaziroyc.jp
【次回予定 総務委員会 3 月16 日(月)18:30~21:00 駐健保会館4階会議室(JR田町駅より徒歩10 分)】
2015. 3 月号-1
「胡桃」 (旧「バーミューダ」) 紹介
「胡桃」代表オーナー 氏家理央
2014 年末、宮澤光英オーナーの「バーミューダ」に、筆者はじめ元「オリビア」グループのメンバーが参
加させて頂くことになりました。これを機に艇体を買い替え、船名も「胡桃(くるみ)」と一新して、2015 年よ
り新たに共同オーナー4 名、一般会員 3 名の計 7 名で発足することとなりました。ご挨拶を兼ね、船の紹
介をさせて頂きます。
ヨットの名前が何で胡桃!?誰かのガールフレンド
の名前では…と訊かれますが残念ながら色っぽい
話はありません。我々オーナーはどこから見ても
「オヤジ代表」といった雰囲気、筆者は唯一の女性
オーナーですが感性がオヤジなため、周囲と同化
していて違和感なく、可愛い名前でだいぶ笑って頂
いたようですが、実は真面目な由来があります。「胡
桃」の名前は、その船殻の硬さからの連想です。
船齢20年の老船ですが、デュラコア材(木の積層材
の一種) に FRP コーティングを施した 34ft ワン・オフ艇で、設計は林賢之輔氏。建造はニュージーランド
のリッガード造船所 (Lidgard Boat Builders) で、当時の名前は「第一花丸」。舵誌等にも度々紹介された
ので、ご記憶の方もあるかも知れません。当時のオーナーが奥様とメルボルン~大阪ダブルハンドレー
スに参加する為に作った、外洋クルーザーです。その後もグアムレース、釜山レース、沖縄レースなど内
外の長距離レース多数に参加、外洋での長距離航海が得意な船です。
34ft で 6.6 トンと大変に重く、がっしりした頑丈な
小網代へ回航!何だかみんなウキウキ。
造り、どこを開けてみても使ってあるボルトの太
左から、川島・原・山中の 3 オーナー
さが頼もしく、ビルジはいつも乾いており、20 年
という船齢でも、不安なくまだまだ乗れると判断
しました。
2014 年秋、購入を決めた当初には、あちこち剥
げてはいるものの「まあ、このまま乗れるね」
「特別な整備は必要ないね」「あまりお金はかけ
ないように」と言い交わしていたメンバーですが、気がつ
くと、マストを抜いて全塗装、デッキも塗装…とつい次々
とやってしまい、いつギアが変わったやら、顔を見合わ
せては苦笑いです。
諸先輩方はとっくにご承知のいつか来た道と思いますが、
まるで恋女房に貢ぐの図で、いくら手をかけても惜しくな
く、やってもやってもまだやりたい箇所が次々出てくる不
思議な境地、いつ終わるとも知れず、A ship and a
woman are ever repairing. (女と船は永遠にメンテナン
スが必要) なる諺 (?) を思い出し、今から呆然としていま
す。
2015.3 月号-2
↑ハーネスをつけてコンパウンドでハルを磨く。
↑業者ではありません!コクピットにサンダーを
←チークの割れはエポキシにマホガニーの粉を
かけるメンバー。
プロはだしの装備品は全て自前。
混ぜて補修。
胡桃のもう一つの特徴は、乗り心地です。
その重さのためか或いは木造艇の特徴なのか、荒天での安定感、海
の感触の柔らかさは格別です。波に投げ出され海に落ちるその瞬間、
足に伝わる滑らかな感触。
水にサクッと切り込んで、
やがて弾力で押し戻され
る自然な動きに、本能で
感じる安心感があります。
船体は捩れたり撓んだり
しません。試乗でこれを
味わった時は、うっ、惚れ
たな…と予感。
↑リッガード造船所の銘板
↓キャビン内部
↑木工職人作のニス塗りティラーは皆の気に入り
船体はとにかく重く、レースなどではちょっとわかりませんが、ロン
グ・クルージングには安心な船です。
また、電気冷蔵庫、電子レンジ、オーブンと文明の利器も搭載。も
のぐさセイラーにはとりわけ電子レンジの存在が有難く、当初は「ヨ
ットにこんなに家電製品はいらない」と言っていたのはすっかり忘
れて、コンビニの惣菜も「チン!」、餃子もカキフライも「チン!」、冷め
たコーヒーまで「チン!」で熱々にして飲み、エンジンをかける主た
る目的に昇格しました。
なにぶん老船ゆえ、あちこち剥げたところをせっせと塗り、いまだ
ever repairing の途上ですが、一区切りついたらささやかなお披露
目をしますので、ちょっと覗きにお寄り下さい。熱々の「チン!」で、
お待ちしています。
↑回航時にかけつけてくれた KYC メンバーと胡桃の 4 名。
求む・棒フェンダー(交換希望)
冒頭の船の写真で使用している玉(涙型)フェンダーが沢山余
っています。棒フェンダーと交換して下さる方、ご連絡お待ちしています。
2015.3 月号-3