ごあいさつ県立和歌山北高等学校ホームページにアクセスをいただきましてありがとうございます。本校は昭和３８年に旧和歌山工業高等学校東校舎の一部を仮校舎として、全日制普通科１０学級（５５０名）で開校されました。翌昭和３９年には、紀ノ川の北岸の地に移転するとともに、全国で二番目の保健体育科（１学級）が設置され、以来、本年度で５３年目を迎える学校であります。この間、平成２４年には保健体育科がスポーツ健康科学科に変更され、また県立和歌山西高等学校（現在の西校舎）と統合され新生「北高」がスタートしました。現在は、北校舎に普通科２３学級（１年８クラス・２年８クラス・３年７クラス）西校舎に普通科６学級（１年２クラス・2年２クラス・3年２クラス）、スポーツ健康科学科６学級（１年２クラス・２年２クラス・３年２クラス）の合わせて３５学級（１３７９名）があり、和歌山県一の学級数と生徒数を誇る学校であります。また、本校は「スポーツの北校」と言われる伝統校として、和歌山県はもとより全国の高校スポーツを牽引してきた学校でもあります。過去の全国制覇には、枚挙にいとまがないほどの戦績を残していますが、とりわけ本年３月に開催されました全国高校選抜大会等では、フェンシング部女子が学校対抗団体優勝（昨年のインターハイ、国体に続き３季連続優勝）、自転車部がケイリン（個人）で優勝、レスリング部の２名が６６kg・７４kg級で、それぞれ優勝するなど輝かしい歴史の新たなページを今年も残してくれています。折しも本年度は、全国高校総体が７月２８日から和歌山県を中心に近畿２府４県で、９月には「紀の国わかやま国体」が本県で開催されます。本校からもたくさんの選手が両大会に出場する予定であり、本校の生徒が更なる飛躍を目指して「光り輝ける瞬間」が、そこに迫っています。どうか、みなさんの激励とご支援をよろしくお願い申し上げます。尚、本年度も校訓「知育・徳育・体育」の達成を目指して「基礎学力の向上」を図るとともに「道徳性の育成」、「基本的なマナー指導の充実」、「基礎体力の増進」等を強化する教育を以下の教育基本方針に基づき推進してまいります。【教育基本方針】自ら考え、自ら行動し、自ら学ぶ意欲的な生徒を育成するために「挑戦」：自らの将来に向かって目標を持ち、最後まで諦めることなく、挑戦し続ける。「誠実」：相手を思いやる心と正しい判断力を身につけ、自らの行動に責任を持つ。「錬磨」：自己の未来を切りひらく気力・体力をつくるために、進んで心身を鍛練する。生徒の育成を目指します。【教育重点目標】（１）学ぶ意欲の向上と主体的に学ぶ生徒の育成を図る。（２）校訓の精神に則り、体育クラブの更なる飛躍と文化クラブの活性化を図る。（３）道徳性を育むとともにキャリア教育による望ましい勤労観と職業観を育成する。（４）未来を切り開く「生き抜く力」を身につけ、高いモラルと教養を備えた豊かな人間性の涵養を図る。今後とも本校の教育活動にみなさまのご理解とご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。平成２７年４月和歌山県立和歌山北高等学校校長宮本和幸