看護・看護教育分科会

看護・看護教育分科会
テーマ
『地域と共に生きる・創造する看護のあり方』
看護・看護教育分科会
1.特別講演【平成 27 年 10 月 8 日
(木) 13:40~14:40】
演 題
「看護はどのように変わっていくのか
~病院と地域をつなぐ看護師が果たすべき役割とは~」
講 師
齋藤 訓子(日本看護協会 常任理事)
座 長
印牧 順子(市立函館病院 看護局長)
2.シンポジウム【平成 27 年 10 月 8 日(木) 14:55~16:55】
演 題
「地域で暮らす人を支える看護の力」
シンポジストⅠ
長江 弘子(千葉大学大学院看護学研究科 特任教授)
シンポジストⅡ
門脇 睦子(緩和ケアクリニック・恵庭 訪問看護室長)
シンポジストⅢ
甲田 久美子(むつ総合病院 看護局次長 地域連携室長)
座 長
スーディ神崎和代(札幌市立大学 教授)
3.一般演題(ポスターセッション)
【平成 27 年 10 月 8 日(木) 13:40~17:30】
【平成 27 年 10 月 9 日(金)   9:00~11:50】
2025 年問題を踏まえ「住民が住み慣れた地域で生活する」を支えるため、看護のあり方をどのように
考えるべきなのでしょうか。
団塊世代が後期高齢者になる 2025 年に向けて、医療・介護・福祉サービスの提供体制の改革が急務と
言われチーム医療の強化、病床の機能分化と連携、医師・看護師など医療従事者の確保、地域包括ケアシ
ステムの構築などが課題としてあげられております。多くの課題を抱え激動する医療の現場のなかで、調
整役を推進する看護師がどのようにネットワークを作り役割を果たすのか、また何を期待されているのか
を投げかけるとともに、生活支援者として看護の本質を見失うことなく将来に向けて自らのあり方を発信
したいと考え、
『地域と共に生きる・創造する看護のあり方』をテーマとして掲げました。
特別講演では、「看護はどのように変わっていくのか~病院と地域をつなぐ看護師が果たすべき役割と
は~」をテーマに、日本看護協会 常任理事 齋藤訓子氏から講演いただきます。
シンポジウムでは「地域で暮らす人を支える看護の力」をテーマに、長江弘子氏、門脇睦子氏、甲田久
美子氏をシンポジストとしてお迎えし、活発な議論の場とさせていただきたいと思います。
全国の皆様と将来を見据えた看護のあり方を共有したいと考えております。多数のご参加をお待ちして
おります。
08
第54回全国自治体病院学会
リハビリテーション分科会
テーマ
『地域包括ケアシステムにおけるリハ専門職の役割と責務』
演 題
「地域包括ケアシステムにおけるリハ専門職の役割と責務
~いま我々がやるべきことは何か?~」
シンポジストⅠ
森本 栄(公益社団法人日本理学療法士協会 地域包括ケア対策本部長)
シンポジストⅡ
中村 春基(一般社団法人日本作業療法士協会 会長)
シンポジストⅢ
深浦 順一(一般社団法人日本言語聴覚士協会 会長)
座 長
小山 昭人(市立札幌病院リハビリテーション科 担当課長)
小岩 伸之(八雲総合病院リハビリテーション室 室長)
リハビリテーション分科会
1.シンポジウム【平成 27 年 10 月 9 日(金) 9:00~11:30】
2.一般演題(ポスターセッション)
【平成 27 年 10 月 8 日(木) 13:40~17:30】
厚生労働省は、2025 年(平成 37 年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで
可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、地域の包括
的な支援・サービス提供体制の構築を推進しています。しかし、人口の伸び率は横ばいで 75 歳以上人口
が急増する大都市群と、75 歳以上人口が微増で、人口自体が減少する地方とでは、高齢化の進展状況に
大きな地域格差が生じます。
さらに、全国各地で 65 歳以上の高齢者数が救急搬送される総数は年々増加の一途をたどっており、病
院入院早期から患者の生活を視野に入れたリハビリテーションを実践し、円滑な早期退院・転院支援を多
職種で展開することが急務となっており、患者(高齢者)を地域で支えるために、介護・福祉を含めたさ
まざまな職種が壁を超えて顔の見える連携を構築することもまた、急務になっています。
このたび、リハビリテーション部会では、
「地域包括ケアシステムにおけるリハ専門職の役割と責務」
をテーマにシンポジウムを企画いたしました。講師には、地域包括ケアシステムを構築するために奔走さ
れている、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士より、各団体を代表する方々に、いま我々が何をするべ
きかをご講演いただきます。
本シンポジウムが、これからの日本が迎える超高齢社会に対して、どのようなビジョンを持ち、何を乗
り越えていかなければならないのか、ひとつでも多くのことが示されれば幸いに存じます。
第54回全国自治体病院学会
09
臨床医学分科会
テーマ
『総合診療医』
臨床医学分科会
1.特別講演【平成 27 年 10 月 8 日
(木) 13:40~15:10】
演 題
「町立松前病院の挑戦」
講 師
木村 眞司(松前町立松前病院 院長)
座 長
髙平 真(市立釧路総合病院 院長)
2.一般演題(ポスターセッション)
【平成 27 年 10 月 9 日(金)9:00~11:50】
臨床医学分科会のテーマは「総合診療医」です。
現在、自治体病院の多くが深刻な医師不足に陥っており、診療体制の縮小、医療サービスおよび収益の
低下に直面しています。しかし、統計上の医師数は年々増加しており、医師の地域による偏在、診療科に
よる偏在が大きな問題となっています。
このような状況の中、新しい専門医認定制度では「総合診療専門医」が基本領域の専門医の一つとして
加わり、その研修プログラム指針も明らかにされています。医療の専門化・細分化が進む中、幅広い領域
の診療を行い、地域での生活までを視野に入れた総合診療医には大きな期待がよせられています。
今回の特別講演では、地域での総合診療に先進的な取り組みを行っている松前町立松前病院の木村眞司
院長にお話をいただきます。患者さんを、そして地域を診る総合診療医の現状と今後について、皆様と一
緒に考えを深める機会になるものと考えています。
ポスターセッションは、テーマに沿った「総合診療」と、その他全てに関連する「自由演題」といたし
ます。
多くの皆様のご参加を心からお待ちしております。
10
第54回全国自治体病院学会
栄養分科会
テーマ
『地域連携における栄養管理』
演 題
栄養分科会
1.特別講演【平成 27 年 10 月 8 日
(木)
13:40~15:10】
「栄養管理における地域連携の実際」
講 師
山本 卓也(彦根市立病院 栄養科長 兼 栄養治療室長)
座 長
武部 久美子(藤女子大学人間生活学部 教授)
2.特別講演【平成 27 年 10 月 8 日
(木)
15:20~16:50】
演 題
「地域連携における栄養管理の意義」
講 師
山中 英治(社会医療法人 若弘会 若草第一病院 院長)
座 長
岡田 晋吾(医療法人社団守一会 北美原クリニック 理事長)
3.一般演題(ポスターセッション)
【平成 27 年 10 月 9 日(金) 9:00~11:50】
超高齢化社会が到来し長寿化が進むなか、低栄養リスクのある患者の増加は見逃せない課題となってい
ます。入院中の栄養管理により栄養改善がされたにも関わらず、退院後に再入院となるケースもあり、ま
た急性期病院の在院日数は短縮され、短期間での栄養改善は困難な症例も見られます。良好な医療の提供
には、病院、診療所、福祉施設、地域包括支援センター、在宅などでの栄養管理の継続性が重要なポイン
トとなります。自治体病院を中心とした栄養管理の地域連携は、行政区域の地域医療の一環として、その
役割を果たすことが期待されています。更に、各自治体の保健衛生行政との協働により、健康増進や生活
習慣病の重症化予防のための医療体制へと繋がり、地域住民の健康維持にも寄与できると考えます。
今回の講演では、地域での栄養管理の連携を担う自治体病院の栄養部門として、病院から在宅までの
シームレスな組織づくりの在り方を知り、実現に向けて必要なスキルの習得や情報共有・地域連携のため
の様々なツールの運用法ついて共に学び、理解を深めていきたいと思います。
全国の皆様のご参加をよろしくお願いいたします。
第54回全国自治体病院学会
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地域医療・連携・福祉分科会
テーマ
『よりよい地域包括ケアシステムを目指して』
地域医療・連携・福祉分科会
1.特別講演【平成 27 年 10 月 8 日
(木) 13:40~14:40】
テ ー マ
「生活を分断しない医療 ~医療を生活資源に~」
講 師
櫃本 真聿(愛媛大学医学部附属病院総合診療サポートセンター長)
座 長
和泉 裕一(名寄市立総合病院 院長)
2.シンポジウム【平成 27 年 10 月 8 日(木) 14:50~16:50】
テ ー マ
シンポジストⅠ
シンポジストⅡ
「よりよい地域包括ケアシステムを目指して
~医療・介護の果たすべき役割とは~」
「
“まち”の人とできること」
松田 好人(名寄市風連国民健康保険診療所 所長)
「地域包括ケアシステムを構築するための IT 活用方法
~医療・介護・生活支援の統合を目指して~」
高橋 肇(社会医療法人 高橋病院 理事長、院長)
シンポジストⅢ
シンポジストⅣ
「行ったり来たり、最後は家で! ─ハラハラドキドキの生活支援─」
加藤 公恵(医療法人社団 永生会 在宅総合ケアセンター長)
「
『恵寿式地域包括システム』~医療・介護・住まいの一体的サービス~」
諏訪 勝志(社会医療法人財団董仙会 恵寿居宅介護支援事業所「けいじゅ」管理者・課長)
座 長
笹川 裕(留萌市病院事業管理者、留萌市立病院 院長)
下山 則彦(市立函館病院 副院長、地域医療連携室長)
3.一般演題(ポスターセッション)
【平成 27 年 10 月 9 日(金) 9:00~11:50】
少子高齢化が進む中、将来にわたり社会保障制度を維持するために国は様々な改革を行っています。そ
の中で地域包括ケアシステムは、行政から医療まで幅広い職種が対象であり、地域の特性に応じた対応が
必要となってきます。
今回の地域医療・連携・福祉分科会は、「よりよい地域包括ケアシステムを目指して」をテーマとして
開催いたします。
特別講演は、地域包括ケアシステムにおける急性期病院からの医療提供のあり方について愛媛大学医学
部附属病院総合診療サポートセンター長の櫃本真聿先生にお話しをいただきます。
シンポジウムでは、地域包括ケアシステムにおける医療・介護の果たすべき役割や課題を在宅支援診療
所および回復期病院の医師、訪問看護師、ケアマネジャーなど専門領域の視点から発言をいただき、活発
なディスカッションを行っていただく予定です。
多くの皆様方のご参加を心よりお待ちしております。
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第54回全国自治体病院学会
経営・管理分科会
テーマ
『医療体制転換期と地域医療の原点』
演 題
経営・管理分科会
1.特別講演【平成 27 年 10 月 9 日
(金)
9:30~10:30】
「医療安全(仮題)
」
講 師
土橋 和文(札幌医科大学 医学部病院経営・管理学 教授)
座 長
澁谷 均(市立室蘭総合病院 院長)
2.特別講演【平成 27 年 10 月 9 日
(金)
10:40~11:40】
演 題
「地域医療の方向性(仮題)」
講 師
藤森 研司(東北大学大学院 医学系研究科医療管理学分野 教授)
座 長
梶井 直文(江別市立病院 院長)
3.一般演題(ポスターセッション)
【平成 27 年 10 月 8 日(木) 13:40~17:30】
現在、自治体病院は変革の波にさらされています。平成 26 年 10 月に病床機能報告制度が運用開始とな
り、これに基づいて地域医療ビジョンによる地域ごとの医療提供体制の再編が始まります。
また、診療報酬改定により新設された地域包括ケア病棟の活用など、病院経営を安定させるための戦略
をどのように策定するかが厳しく問われています。
高齢者人口が増加する反面、医療資源が不足する中、地域医療を担い続けることが自治体病院の役割で
あり、原点でもあると考えます。
このようなことから、今回の経営・管理分科会では「医療体制転換期と地域医療の原点」をテーマに設
定いたしました。
特別講演では、札幌医科大学医学部病院経営・管理学教授 土橋和文先生と東北大学大学院医学系研究
科医療管理学分野教授 藤森研司先生にお話しをいただくことにしております。
一般演題はポスターセッション形式で行います。皆様からたくさんのご応募をお待ちしております。
第54回全国自治体病院学会
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放射線分科会
テーマ
『Radiation technology benefits the people.』
放射線分科会
1.特別講演【平成 27 年 10 月 9 日
(金) 9:30~10:30】
演 題
「粘菌 その驚くべき知性(仮題)」
講 師
中垣 俊之(北海道大学電子化学研究所 生命科学研究部門生命動態研究分野 教授)
座 長
久保 公三(苫小牧市立病院 副院長)
2.特別講演【平成 27 年 10 月 9 日
(金) 10:40~11:40】
演 題
「北海道大学における陽子線治療について(仮題)」
講 師
白𡈽 博樹(北海道大学大学院 医学研究科放射線医学分野 教授)
座 長
松岡 伸一(苫小牧市立病院 院長)
3.一般演題(ポスターセッション)
【平成 27 年 10 月 8 日(木) 13:40~17:30】
昨年、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律案
(医療・介護制度改正の一括法案)が成立し、公布されました。この一括法案の中には、医療従事者の業
務範囲及び業務の実施体制の見直しとして「診療放射線技師法」の改正も含まれております。その中に
あって診療放射線技師に求められる業務や技術はますます増えてくることが予想されます。
今大会、放射線分科会は「Radiation technology benefits the people.」をテーマに、個々の技術のみな
らず地域医療に貢献し得る最適な放射線技術を提供できることを掲げました。
特別講演として、北海道大学電子化学研究所生命科学研究部門生命動態研究分野教授 中垣俊之先生に
「粘菌 その驚くべき知性(仮題)
」についてご講演をいただきます。先生におかれましては、はこだて未
来大学在職中に上記テーマに関する研究によりイグノーベル賞を受賞されており、先生独自の発想や研究
の進め方など多くの方々の興味を誘う講演をお聞きできるものと思います。
また、2 つめの特別講演として、北海道大学大学院医学研究科放射線医学分野教授 白𡈽博樹先生にご
講演をいただきます。先生からは放射線治療の最前線のお話しとともに、最近脚光をあびている陽子線治
療の実際に関するお話をお聞きできる大変よい機会になるものと思います。
この他、一般演題につきましてポスターセッション形式で行います。自治体病院として日常業務の中で
の取り組みや研究成果を多数の施設から発表していただきたいと思います。この北海道、函館の地で放射
線分野における活発な意見交換ができれば幸いです。みなさまの多数のご参加をお待ちしております。
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第54回全国自治体病院学会
臨床検査分科会
テーマ
『地域に求められる臨床検査のあり方』
演 題
臨床検査分科会
1.特別講演【平成 27 年 10 月 9 日
(金)
9:00~9:50】
「感染症チーム医療のアプローチ
~マイクロバイオロジーラウンドによる現場と連携
:医師にどのように情報提供するか?~」
講 師
岸田 直樹(感染症コンサルタント/ Sapporo Medical Academy)
座 長
鈴木 信寛(北海道立子ども総合医療・療育センター長)
2.シンポジウム【平成 27 年 10 月 9 日
(金) 10:00~11:40】
テ ー マ
「地域に求められる臨床検査のあり方」
シンポジストⅠ
「輸血情報共有化の重要性と問題点について~当院において他施設からの情報を
参考に輸血方針を決定し得た症例を通じて~」
シンポジストⅡ
シンポジストⅢ
シンポジストⅣ
遠藤 輝夫(札幌医科大学附属病院・検査部)
「高齢化に伴う大動脈弁狭窄症のみかた~心エコー検査の役割~」
長瀬 雅彦(市立旭川病院・中央検査科)
「糖尿病療養指導士(CDEJ)としての臨床検査と地域貢献」
遊佐 純教(独立行政法人労働者健康福祉機構釧路労災病院・中央検査部)
「病理医不在の地域中核病院の試み」
佐野 順司(町立中標津病院・臨床検査室)
座 長
齋藤 勝彦(富山市立富山市民病院・中央研究検査部主任部長兼病理診断科部長)
座 長
佐藤 正幸(市立函館病院・中央検査部)
3.一般演題(ポスターセッション)
【平成 27 年 10 月 8 日(木) 13:40~17:30】
近年、医療を取り巻く情勢は大きく変化し、臨床検査技師は検査のみ行っていた時代からチーム医療の
一員として、また、病院内や地域のいたるところで活躍できる職種として期待されています。少子高齢化
による高齢者対策や、将来医療現場で予想されるマンパワーの衰退など、限られた人材で患者や臨床から
求められる情報をいかに効率よく的確に発信できるのか、地域の中での臨床検査の役割を今から具体性を
持って対応することが重要と思われます。
今回の特別講演では、感染症チームの一員として求められる臨床検査を、感染症専門医の立場から岸田
直樹先生に講演いただきます。適正使用が患者や病院経営にも重要となる抗菌薬の使用方法など、技師以
外の看護師や薬剤師にも興味深い講演をしていただきます。
シンポジウムは、4 つの部門から地域や高齢化に対する臨床検査の取り組みについて、スペシャリスト
として実践されている立場の技師 4 名に発表いただき、フロアも交え討論させていただきます。
一般演題はポスターセッション形式とし、発表内容を自由に配置し自由に発表いただきます。また、対
面での意見交換が可能となります。皆さん多数の参加と、多数の発表をお待ちしております。
第54回全国自治体病院学会
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臨床工学分科会
テーマ
『今、地域で、できること・すべきこと ~安心・安全な医療を提供するために~』
臨床工学分科会
1.特別講演【平成 27 年 10 月 9 日
(金) 9:00~10:20】
演 題
「医療機器に関わるインシデント・アクシデントの未然防止!」
─具体的事例から考えるシステム整備─
講 師
石川 雅彦(公益社団法人地域医療振興協会 地域医療安全推進センター センター長)
座 長
子野日 政昭(市立旭川病院 院長)
2.シンポジウム【平成 27 年 10 月 9 日(金) 10:30~11:50】
テ ー マ
シンポジストⅠ
シンポジストⅡ
シンポジストⅢ
シンポジストⅣ
医療機器安全対策 ~今後の方向性~
【災害】災害を考慮した今後の医療機器管理
出羽 仁(福島県立医科大学付属病院 臨床工学センター 主任)
【循環】人工心肺における安全管理
安野 誠(群馬県立心臓血管センター 技術部 臨床工学課 技師長)
【代謝】血液浄化療法における安全管理の取り組み
熊谷 誠(秋田赤十字病院 医療技術部 技師長)
【呼吸】臨床工学技士がリードする呼吸療法の安全管理
相嶋 一登(横浜市立市民病院 臨床工学部 担当係長)
座 長
菊池 雄一《全国自治体病院協議会 臨床工学部会 部会長》
(岩手県立胆沢病院 CE センター 主任)
鷹橋 浩(市立旭川病院 臨床工学室 技士長)
3.一般演題(ポスターセッション)
【平成 27 年 10 月 8 日(木) 13:40~17:30】
中国の陽明学の命題のひとつである“知行合一(ちこうごういつ)”という言葉をご存じでしょうか?
「真の知識は、実践を通じて獲得されるという見地から、知識と実践を一致させる」ということを示
し、行動を伴わない知識は、未完成であるという実践重視主義の意味を持ちます。
本年度より、単独となる臨床工学分科会は、“今、地域で、できること・すべきこと”をメインテーマ
に災害や目まぐるしく変わる環境の中、多くの要求や期待されている現場で、今すぐ始められる医療機器
の安全に関する知識の種を特別講演/シンポジウム/一般演題にて提案したいと考えております。異国情
緒あふれる街 函館の第 54 回大会へ、多数のご参加および活発なディスカッションを心待ちにしており
ます。
安心・安全な医療を提供するために、
「さぁ、今すぐはじめよう!」
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第54回全国自治体病院学会
薬剤分科会
テーマ
『
「安全」
「安心」を考える』
演 題
「調剤薬局における在宅医療とは ─これからの薬薬連携に向けて─」
講 師
水越 英通(株式会社 函館調剤薬局 薬剤部長)
座 長
上田 薫(市立室蘭総合病院 薬局長)
薬剤分科会
1.特別講演【平成 27 年 10 月 9 日
(金)
9:00~9:50】
2.特別講演【平成 27 年 10 月 9 日
(金)
9:50~10:50】
演 題
「北海道新幹線の現状と展望」
講 師
菅野 光洋(北海道旅客鉄道株式会社 常務取締役 新幹線推進本部長兼新幹線計画部長)
座 長
中島 保明(岩見沢市立総合病院 院長)
3.特別講演【平成 27 年 10 月 9 日(金)
10:50~11:50】
演 題
「医療安全における薬剤師の役割 ─改正薬剤師法施行 1 年を経て─」
講 師
土屋 文人(日本病院薬剤師会 副会長)
座 長
後藤 仁和(市立札幌病院 薬剤部長)
4.一般演題(ポスターセッション)
【平成 27 年 10 月 8 日(木) 13:40~17:30】
薬剤分科会では「安全」
・「安心」をテーマに 3 講演行います。
1.超高齢化社会に向け、薬薬連携を通じた在宅支援の重要性が求められています。地域に根差し良質な
医療を提供するため保険薬局と如何に協働するか。在宅支援を行っている保険薬局の現状、問題点を
報告していただきます。
2.多くの人命を預かる公共機関、世界一安全と言われている新幹線。その新幹線がいよいよ北海道に開
業します。北海道新幹線の現状と展望をお話していただきます。
3.薬剤師法の改正から早くも 3 年を迎えようとしています。既に実施していますでしょうか? 医療安
全における薬剤師の役割を皆様と一緒に考えていきたいと思います。
なお、ポスターセッションでは、多種類の演題を募集しております。活発なご発表と意見交換をお願い
します。
多数のご参加とご応募をお待ちしております。
第54回全国自治体病院学会
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