チャプター 5: UAD プラグインのインサート 各インプットストリップのインサート・セクションは、 UAD パワードプラグインでリアルタイム UAD プロセ ッシングを行うために選択し、インサートする場所です。Console チャンネルにつき、4 つのインサート・ス ロットを使用可能です。したがって、インプット当たり、最高で 4 つの UAD プラグインを DSP リソースの 範囲内でシリアルに接続(スタック)する k とができます。 注: Console には、UAD パワードプラグインのみをロードすることができます。しかし、DAW ないで使用している UAD プラグインではないプラグインは Virtual I/O を経由して Console ル ーティングすることができます。 インサート・ディスプレイ インサート・ディスプレイには、読み込まれているプラグインの名称を表示します。スペースの制約により 略称が使用される場合もありますが、拡大した時は、プラグインのアイコンも含めて表示されるようにな ります。 このセクションのエレメントの説明については、下図を参照してください。 インサート ディスプレイ インサート REC/MON インジケーター (クリックで切替) チャンネルストリップ プリセット (クリックでポップオーバー) アクティブなプラ グイン(クリック してエディット) 無効なプラグイン (背景がグレー) インサート スロット 1 – 4 オフラインの プラグイン (背景が赤) 空スロット (クリ ックしてアサイン) チャンネルインサート エフェクト・スイッチ レコード/モニター インジケーター チャンネル・インサート Apollo Software Manual 100 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts シグナルフロー オーディオ・シグナルは、Console チャンネルの上から下にシリアル接続で流れていきます。複数のプ ラグインがチャンネル内にインサートされた場合、インサート内のプラグインの位置は、チャンネル内の サウンドに影響を与えます。プラグインの接続順序を変更するには、任意のプラグインをドラッグして並 べ替えてください。 Unison インサート Unison 対応の UAD プラグインは、プリアンプ・セクションの上にある専用の Unison インサート・スロットにロードすることで Apollo の Unison テクノロジーが 有効になります。(右図の赤く囲まれた場所) 注: プリアンプ・チャンネル上のオーディオは、チャンネル・インサートの前 に Unison インサートでプロセッシングされます。 Unison インサートは、Apollo プリアンプ・チャンネルのみで使用可能です。しかし、 Unison インサートは、標準のプラグインと同じように操作することが可能です。関連した 情報については、チャプター 8:Unison を参照してください。 赤く囲った部分をクリ ックして Unison プラグ インをインサート インサートアサイン・ポップオーバー 空のインサート・スロットをクリックすると。プラグイン・マネージャーのポップオーバー・ウィンドウが表示 されます。プラグインをロードするには、ポップオーバー内のお好みのカテゴリーの中から、任意の UAD プラグインをクリックしてください。 インサートアサイン・ポップオーバー Apollo Software Manual 101 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts 重要: Console 内の UAD パワードプラグインは DAW 内で使用する場合と異なる方法でDSP を使用します。 可能な限り低いレイテンシーを実現するために 1つのConsole チャンネルストリップ上で使用する UAD プラグ インは 1つのSHARC プロセッサー上で動作させる必要があります。したがって UAD ゲージに十 分な DSP リソースがあったとしても、チャンネル上で“DSP load limit exceeded”というメッセージ が表示される場合があります。 プラグインのエディット すでにインサートされているプラグインがある場合、インサートしたプラグインをクリックするとプラグイン を調節したり、プリセットを管理するプラグインエディター・ウィンドウが開きます。 インサートステート・インジケーター 各インサート・スロットにロードしたプラグインの状態は、スロットの背景色でわかるようになっていま す。: 有効(ダークグレー) – プラグインは、アクティブでオーディオをプロセッシングして います。右図の“Studer A800”は、この状態を示しています。 無効(ライトグレー) – プラグインエディット・ウィンドウのヘッダー内にある電源 スイッチがオフになっています(またはインサートオプション・メニューでオフに 設定)。右図の Fairchild 670 は、この状態を示 しています。 注: (エディタービューのパワースイッチに対して)エディター・ウィンドウ内 のパワーコントロールを使用してプラグインをオフにすると背景色は変更 されません。 State Indications オフライン(レッド) – 十分な DSP リソースが足りない、オーサライズされていない、またはデモ期間が 終了している、オーサライズのアップデートを必要する等の理由でプラグインが使用不能となっています。 右図の Harrison 32C はこの状態を示しています。 空(+ 空(+) – プラグインがインサートされていません。プラグインをロードするために“+”をクリックしてアサイ ン・ウィンドウを開いてください。 インサートホバー・オプション マウスカーソルをプラグインがインサートされているスロットの上に重ねると一 般的に使用する 3 種類のプラグイン機能を使用できるようになります。 右図に示すように各機能のアイコンがプラグイン名の上に表示されます。機 能を実行するには、関連したホバースイッチをクリックしてください。 削除 :インサートしたプラグインをスロットから削除します。 削除 アサイン パワー アサイン : 現在のプラグインを別のプラグインに置きかけるためにアサイ ン・ポップオーバーを開きます。 パワー :プラグインのオン/オフを切替え、UAD リソースを節約します。プラグインは、インサート・スロッ トに残ります。 Apollo Software Manual 102 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts インサートオプション・メニュー インサートオプション・メニューを表示するためにインサートを右 クリック(オプション+クリック)してください。 メニューで使用可能なオプションは、インサート(ロード等)の状態 と、コピー、ペースト・クリップボードなどの内容に応じて変化しま す。各インサート・オプションは以下に記します。 メニュー内は、青色の見出しの下に 2 つのセクションがあります: 個々のインサートに適用するプラグイン・オプションと、ストリップ 内のすべてのチャンネル・インサートに適用されるプラグイン・オ プション。 プラグイン・オプション Copy – インサートの中にあるプラグインを他のインサートにペ ーストするためコピーを行います。スロットにプラグインがロー ドされていない場合、このオプションは表示されません。 Paste – コピーしたプラグインをペーストします。コピーされていな い場合、このオプションは表示されません。 インサートオプション・メニュー 注: すべてのコピー/ペースト機能は、プラグインの現在の設定もコピー/ペーストを行います。 Assign – インサートするプラグインを選択するためのアサイン・ポップオーバーウィンドウを開きます。イ ンサートにすでにプラグインがロードされている場合、ロードされているプラグインは新たに選択されたプ ラグインに置き換えられます。 Remove – インサートからプラグインを取外します。 Disable – プラグインを無効にし、UAD リソースを節約できますが、プラグインはインサートに残ります。 チャンネル・オプション Presets – チャンネル・プリセットを管理するためのチャンネルプリセット・ポップオーバー・ウィンドウを開 きます。 Open Channel Strip – チャンネルのインサート内のすべてのプラグインが一つのウィンドウ内で表示し、 管理するチャンネルストリップ・エディターを開きます。 Remove All – チャンネル内のすべてのチャンネル・インサートからすべてのプラグインを取り除きます。 Disable All – チャンネル・インサート内のすべてのプラグインの無効にし、UAD リソースを節約します。 プラグインは、インサート・スロットに残ります。 Enable All – チャンネル・インサート内のすべてのプラグインの有効にし、プラグイン・プロセッシング を再開します。 Open Channel Strip – この機能は、1 つのウィンドウにストリップのインサート内にロードされているプ ラグインを集めて表示します。そしてチャンネルプラグイン・ウィンドウを便利に整理する方法を提供し ます。1 つのウィンドウで最高で 4 つまでのプラグインの GUI を画面に表示し、整理することができま す。詳細については、チャンネルストリップ を参照してください。 Apollo Software Manual 103 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts チャンネル・インサートエフェクト 注: インサート・エフェクトについては、 33 ページを参照してください。 チャンネルインサートエフェクト・スイッチ このスイッチは、Console 内にインサートされている個々のプラグインのリアルタイム UAD プロセッシ ングを DAW にルーティングするかどうかを決定します。詳細については、グローバル・インサートエフ ェクトを参照してください。 ヒント: インサートエフェクトは、グローバル・インサートエフェクトスイッチを使用してすべてのチャン ネルを同時に切り替えることができます。 チャンネルインサートエフェクト・スイッチ (OVERVIEW & INPUTS ディスプレイ) チャンネルインサートエフェクト・スイ ッチ (INPUTS ディスプレイのみ) INPUTS ディスプレイがアクティブなときは、大きなチャンネルインサートエフェクト・スイッチが表示さ れます。(上図左)小さいスイッチは、INPUTS と OVERVIEW ディスプレイの両方で使用できます。どち らのビューでも状態を切り替えるには、INS スイッチ、または色のついたインジケーターをクリックしてくださ い。 REC (プリント・ウェット) – インジケーターが赤い場合は、チャンネル内のすべてのインサートされてい る UAD プロセッシングは、レコーディングするために DAW のインプットにルーティングされます。 MON (プリント・ドライ) – インジケーターが青い場合、未処理のシグナルが DAW のインプットにルー ティングされます。UAD プロセッシングされたシグナルは、モニターアウトでのみ聴こえます。 重要: 現在のインサートエフェクト・セッティング(Unison と AUX インサートは常にレコーディン グされます)に関係なく、Console の Unison と AUX インサートでの UAD プラグイン・プロセッシン グは、DAW に常にルーティングされます。 Apollo Software Manual 104 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts プラグインエディター・ウィンドウ プラグインを含んだ任意のインサートをクリックすると UAD プラグインのパラメーターを調整と、プリセット を管理するエディター・ウィンドウを開きます。 複数のエディター・ウィンドウを同時に開くことができます。デフォルトでは、1 つのウィンドウがもう 1 つを完 全に隠してしまわないよう、開いている各ウィンドウはオフセットされます。 ヒント: 同じ画面の位置に各エディター・ウィンドウを開くにはシフトを押しながら、インサートをクリックしてくださ い。 このセクションのエレメントの説明については、下図を参照してください。 Console インプット Console インサートスロット 閉じる 最小化 タイトル バー ファンクション ボタン チャンネルストリップ 有効/無効 インサートセレ クト/アサインメ ニュー プリセットマネージャー ポップオーバー ポップオーバー プラグイン コントロール プラグイン プラグインセッテ パワー ィングのコピー プラグインセッテ ィングのペースト (表示されるコントロールは、 UAD プラグインによって異なる) インフォメーションメニュー (マニュアル&WEB) プリセットマネージャーメニュー (DAW で使用) UAD ツールバー プラグインエディター・ウィンドウ タイトル・バー エディター・ウィンドウのタイトルバーは、各エディターウィンドウの上部に表示されます。 Console インプット : インサートを含んでいる Console インプットが表示されます。 Console インサート : インサートスロット番号(1 – 4)、または“Unison”が表示されます。 閉じる : エディット・ウィンドウを閉じます。 最小化 – エディター・ウィンドウを OSX の Dock に置き、最小化します。元に戻すには、Dock で最小化 されたウィンドウをクリックしてください。 Apollo Software Manual 105 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts ファンクション・スイッチ ファンクション・スイッチは、タイトル・バーとプラグイン・コントロールの間に表示されます。 チャンネルストリップ・イネーブル/ チャンネルストリップ・イネーブル/ディセーブル このスイッチは、チャンネルストリップモードになり、チャンネルインサート内のすべての UAD プラグイン を 1 つのウィンドウ内でコントロールすることができます。詳細についてはチャンネルストリップを参照して ください。 インサート・セレクト/ インサート・セレクト/アサインメニュー 異なるインサートをエディットするために選択するセレクト/アサイン・ドロッ プメニューを表示、または別のプラグインを現在のインサートにアサイン することができます。 セレクト 複数のインサートがチャンネルに読み込まれた場合、メニューから別の プラグインを選択し、エディット用にそのプラグインを選択することができ ます。右の例では、チャンネルインサートに 3 種類のプラグインが読み込 まれてります。インサートに読み込まれているプラグインが 1 つだけの場 合は、使用されている 1 つのプラグインのみが表示されます。 アサイン このメニューを選択すると、プラグインアサイン・ポップオーバーウィンド ウを開き、インサートしているプラグインを置き換えることができます。 注: アサイン機能を使用してプラグインを入れ替えると、置き換える プラグインのカスタマイズした設定は失われます(それらはプリセット として保存されません)。しかし、別の Console セッションのアンドゥ 機能を使用してロードされるまではもとに戻すことができます。 セレクト/アサイン・メニュー プリセットマネージャー・ポップオーバー このスイッチは、プリセットマネージャー・ポップオーバーウィンドウを開き、そこでプラグインのセッティン グをセーブ、ロードすることができます。詳細については、 プリセットマネージャーを参照してください。 注: 一部プラグインを使用した場合、“PRESET”の代わりに右のスイッチアイコンが表 示されます。 プラグイン・パワー このスイッチは、インサートしたプラグインの SHARC プロセッサーから削除し、インサートしたプラグインを 無効にします。無効にするとプラグインは UAD リソースを使用ません。 プラグインの状態を変更するためにはスイッチをクリックしてください。プラグインのスイッチがオレンジの 時は有効で、グレーのときは無効になっています。無効になったプラグインは、チャンネルインサート上 で背景がライトグレーになります。 Apollo Software Manual 106 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts 重要: この機能は、プラグインを DSP からアンロード、ロードをさせるため、プラグインによって は、その状態を変更する際にノイズが出る場合があります。ノイズを出すことなく個々のプラグ インを無効にするには、DSP 上にプラグインをロードしたまま、プラグイン画面上のパワー・コン トロールを使用してください。 プラグイン・セッティングのコピー このスイッチは、同じプラグインの別のインスタンスにパラメーター・セッティングをペーストするためにク リップボードへコピーします。 プラグイン・セッティングのペースト このスイッチは、クリップボードにコピーされたプラグインのパラメーター・セッティングをペーストします。 スイッチがグレーで表示され、使用できない場合は、クリップボードを使用することができないか、プラグ インタイトルが異なります。 注: コピーしたプラグインのセッティングは同じタイトルのプラグインにだけ使用することがで きます。 UAD ツールバー UAD ツールバーは、DAW (Console 外)で使用される場合も含み、各 UAD プラグインの下部に表 示されます。 UAD ツールバーの詳細については、UAD システム・マニュアルを参照してください。 プリセットマネージャー・メニュー このドロップメニューは、DAW 内で UAD プリセットを管理するために使用することが できます。Console 内でプリセットを管理するには、 プリセットマネージャーを使用可能 です。 注: プリセットマネージャーは、(UAD ツールバーの代わりに)Console 内のプリ セットを管理するために推奨されます。 インフォメーション・メニュー このドロップメニューは、 UAD プラグインについての情報にアクセスするために 2 種類の ショートカットが含まれています。 Manual – UA によって開発された UAD プラグインマニュアル、またはサードパーティによっ て開発されたプラグインマニュアルを開きます。 Web Info – デフォルトのウェブブラウザーを使用して Universal Audio ウェブサイトにアクセスし、プラグ インプロダクト・ページにアクセスします。(インターネット接続が必要です) Apollo Software Manual 107 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts チャンネル・ストリップ チャンネルストリップは、4 つのチャンネルインサート内の UAD プラグインが 1 つのエディターウィンドウ 内で表示、コントロールすることができます。 注: プリアンプ・チャンネルの Unison プラグイン・エディターは、チャンネルストリップ内に含まれませ ん。しかし、Unison プリアンプの設定はチャンネルストリップ・プリセット内に保存されています。 チャンネルストリップ・マネージャーを開く チャンネルストリップ ネーブル/ディセーブル Apollo ハードウェア・インプット イ チャンネルインサート内 のすべてのプラグイン チャンネルストリップ・エディターウィンドウ チャンネルストリップ・イネーブル チャンネルのプラグインのすべての 1 つのウィンドウに集めるため には、いくつかのプラグインがインサートされている状況で、チャン ネルストリップ・イネーブルスイッチをクリックしてください。 チャンネルストリップ・モードを無効にして、個別のプラグイン表示 に戻すには、もう一度スイッチをクリックしてください。 チャンネルストリップ・ビューを有効に するには、イネーブル・スイッチをクリ ックしてください。 Apollo Software Manual 108 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts チャンネルストリップ・プリセット チャンネルストリップ・プリセットは、チャンネルストリップ内のすべてのプラグインのセッティングを含み ます。 チャンネルストリップ・プリセットは、プリセットマネージャーを使用してチャンネルストリップ・プリ セットをロード/セーブすることができます。 チャンネルストリップ・プリセットへのアクセス チャンネルストリップのためのプリセット・マネージャーへは、以下の 2 種類の方法でアクセスすることが できます。: • チャンネルストリップ・エディットウィンドウ内のプリセット・マネージャーをクリックしてください。 • OVERVIEW 、または INSERTS ビュー内のインサートの上のエリアにある 文字“INSERTS”をクリックしてください(右図)。この方法は、プラグインが チャンネルインサート内にプラグインがロードされていない場合にチャンネ ルストリップ・プリセットをロードするために使用することができます。 チャンネルストリップ・ プリセットにアクセスす るために“INSERTS”を クリックしてください。 Apollo Software Manual 109 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts プリセット・マネージャー プリセットマネージャーは、プラグインがインサートにアサインされた後、個々のプラグインのセッティング とチャンネルストリップ・セッティングを管理する場所です。プリセットのタスクは、プラグインエディター・ウ ィンドウからアクセスできるプリセットマネージャー・ポップオーバーで行われます。 プリセットマネージャー・ポップオーバー プリセットについて プリセットは、個々のプラグインのセッティングの完全なコレクションであり、その後セッティングをリコー ルすることができるようディスク・ファイルとして保存することができます。プリセットは、一般的にお気に 入りのプラグインのセッティングを保存し、リコールするために使用します。ファクトリープリセットは、ソ フトウェアと一緒にインストールされ、または ユーザーによって作成することができます。 プリセット・ファイルは拡張子“.fxp”が付いています。ファイル拡張子は、OS X ファインダーの環境 設定ウィンドウで“すべてのファイル名の拡張子を表示する”オプションでチェックを入れた場合にの みファインダー上に表示されます。 ファクトリープリセット ファクトリープリセットは、典型的な使用例に合わせてプラグイン開発者が作 成したプラグイン・セッティングです。Universal Audio によって開発されたすべ ての UAD プラグインは、ファクトリープリセットが含まれています。それはそ のまま使用するか、必要に応じて変更することが可能です。 すべてのファクトリープリセットとファクトリープリセット/フォルダは、読み取り 専用です。それらは、上書き、名称変更、削除、移動させることはできません。 ファクトリープリセット/ フォルダ・アイコンはプ ただし、ファクトリープリセット/フォルダは、別の名前を付け、別のフォルダや リセットマネージャーに 場所に保存することができます。 ファクトリープリセット/フォルダは、それぞれの左側にある鍵のアイコンが表 示されます。ユーザープリセット/フォルダにはアイコンがありません。 鍵付きアイコンと共に 表示されます。 注: すべての UA ダイレクト・デベロッパー(サードパーティ)プラグインにファクトリープリセットがあ るわけではありません。 Apollo Software Manual 110 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts プリセットフォルダのロケーション UAD プラグインのすべてのファクトリー/ユーザープリセットは、 Mac OS X システムの以下の場所 に保存されています。: • /Library/Application Support/Universal Audio/Presets ヒント: ユーザープリセット/フォルダは、 OS X のファインダー上で整理することができます。 ファインダー上で整理した場所は、プリセットマネージャーに反映されます。 プラグインのプリセットフォルダ プリセットフォルダ内には、上記の各 UAD プラグインのタイトルが付けられたフォルダがあります。これ らの各フォルダには、特定のプラグインのすべてのファクトリー/ユーザープリセットが含まれています。 これは、プラグインのプリセットフォルダです。フォルダの内容は、プリセット・マネージャーの“PRESET” コラムに表示されます。 注: ユーザープリセットは、プラグインのプリセットフォルダのみに保存することができます。 プリセット・サブフォルダ 各プラグインのプリセットフォルダは、わかりやすい管理のためにサブフォルダを一階層だけ作る ことができます。プリセット・コラムを選択した時にサブフォルダの内容がサブフォルダ・コラムに表 示されます。 チャンネルストリップ・プリセット チャンネルストリップ・プリセットがその後に同じ、または異なるチャンネルでリコールできるよう にディスクファイルとして保存され、1 つのチャンネル内で使用するプラグインの完全なコレクシ ョンとプラグイン内のすべてのパラメーター・セッティングです。 ヒント: チャンネルストリップ・ビューをアクティブにするには、エディット・ウィンドウでチャンネル ストリップのアイコンをクリックしてください。スイッチが茶色の時は、チャンネルストリップ・モード はアクティブです。 チャンネルストリップ・プリセットファイルの拡張子は“.uadchannel”です。ファイル拡張子は、OS X ファイ ンダーの環境設定ウィンドウで“すべてのファイル名の拡張子を表示する”オプションでチェックを入れた 場合にのみファインダー上に表示されます。 チャンネルストリッププリセット・フォルダ すべてのチャンネルストリップ・プリセットは、チャンネルストリップのプリセット・フォルダに保存されてい ます。フォルダの内容は、プリセット・マネージャーの“PRESET”コラムに表示されます。 注: チャンネルストリップ・プリセットのみをチャンネルストリッププリセット・フォルダに保存することが できます。 チャンネルストリッププリセット・フォルダのロケーション すべてのチャンネルストリップ・ファイルは、 Mac OS X システムの以下の場所に保存されています。: • /Library/Application Support/Universal Audio/Presets/Channel Strip ヒント: ユーザーチャンネルストリップ・プリセット/フォルダは、 OS X のファインダー上で整理す ることができます。ファインダー上で整理した場所は、プリセットマネージャーに反映されます。 Apollo Software Manual 111 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts チャンネルストリッププリセット・サブフォルダ チャンネルストリップ・プリセットフォルダは、わかりやすい管理のためにサブフォルダを一階層だけ 作ることができます。チャンネルプリセット・コラムを選択した時にサブフォルダの内容がサブフォル ダ・コラムに表示されます。 Apollo Software Manual 112 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts プリセットマネージャー・ポップオーバー プリセットマネージャー・ポップオーバーウィンドウには PRESET と SUB-FOLDER コラム、ならびに いくつかのファンクション・スイッチが含まれています。 ヒント: コラム内で選択されるとプラグイン・セッティングはすぐにロードされます。 このセクションの説明については、下図を参照してください。 プリセット・コラム (プリセット/フォルダの第一階層) サブフォルダ・コラム (サブフォルダ内のプリセット) 閉じる プラグイン・アサイン ユーザー・フォ ルダ(鍵なし) ファクトリー・フォルダ (鍵アイコン) 選択しているプリセット (青) デフォルトプリセット (鍵アイコン) スクロールバー 選択したフォルダ (青) ユーザープリセ ット(鍵なし) ファンクション ボタン セーブ ユーザー フォルダ の作成 ユーザープリセ ット / フ ォル ダ の移動 ユーザープリセット /フォルダの削除 プリセットマネージャー・ポップオーバー PRESET コラム プラグインのプリセットフォルダ内のすべての項目が PRESET コラムに表示されます。 PRESET コラムの任意のプリセットをクリックすると、それをすぐにロードします。または、 SUB-FOLDER コラム内のプリセットを表示するためにフォルダをクリックしてください。 プリセットやフォルダーがビュー内に一度に表示しきれない場合は、スクロールバーが表示されます。 Apollo Software Manual 113 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts SUBSUB-FOLDER コラム PRESET コ ラ ム に 1 つ 以 上 の フ ォ ル ダ が 含 ま れ て い る 場 合 、 そ の フ ォ ル ダ を 選 択 す る と 、 SUB-FOLDER コラムにその内容が表示されます。SUB-FOLDER コラム内の任意のプリセットをクリック すると、それをすぐにロードします。 より多くのプリセットがビュー内のコラムに存在する場合、スクロールバーが表示されます。 プリセットマネージャー・ファンクションボタン プリセットマネージャーは、名称の変更、保存等、他のファイル管理を行います。選択しているプリ セットやサブフォルダを操作できるようにスイッチをクリックしてください。 Save – 所定の位置に変更したプリセットファイルを保存します。プリセットが以前に保存されていなかっ た(ファイルが存在しない)場合、“Save”ウィンドウが表示されます。 New New Folder – 新しいサブフォルダを作成します。サブフォルダは、プリセットマネージャーの左側のコラム に表示されます。 Move – 選択したフォルダをプリセットフォルダ内の別の場所に移動するように“Save”ウィンドウが開き、 オプションを指定してプリセットの名称を変更してください。 Delete – 選択したプリセットファイルをディスクから削除し、プリセットリストから削除します。ファイルが 削除される前に確認するダイアログが表示されます。 Apollo Software Manual 114 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts セーブプリセット・ポップオーバー セーブプリセットポップオーバー・ウィンドウは、プリセットやサブフォルダに名称をつけたり移動するこ とができます。プリセットマネージャー・ウィンドウ内で“SAVE”または“MOVE”スイッチをクリックすると この画面が表示されます。 このセクションの説明については、下図を参照してください。 リターン クローズ ネームフィールド キャンセル セーブ・ボタン 第一階層のフォルダ ユーザー・サブフォルダ 選択したユーザー サブフォルダ プラグインプリセット フォルダ内のユーザ ー・サブフォルダ r セーブプリセット・ポップオーバー セーブプリセット・ポップオーバーファンクション Return – プリセットマネージャー・ポップオーバーのメイン画面に戻ります。 Close – プリセットマネージャー画面を終了し、プラグインエディター・ウィンドウに戻ります。 Name Field – 新しいプリセットやフォルダを作成する場合、ここに名称を記入してください。 Cancel – 操作をキャンセルし、プリセットマネージャー・ポップオーバーのメイン画面に戻ります。 Save – ディスクやサブフォルダを作成します。 Apollo Software Manual 115 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts Apollo Software Manual 116 Chapter 5: UAD Plug-In Inserts
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