高分子 Technical Note 物性 評価 耐震マットの物性評価 概要 接着性に差異がある2つのウレタン系耐震マットについて、粘弾性評価および パルスNMR測定による分子運動性評価により比較検討を行った。 各測定手法によりわかること タ ッ ク 測 定: 耐震マットを固定する接着性の指標でマットを剥がすのに必要な力に相当 粘 弾 性 測 定: 貯蔵弾性率(E’)、損失弾性率(E’’) 、 tanδ ( E’’ /E’) が求められる ・貯蔵弾性率(E’)架橋度の指標で数値が高いほど架橋度が高い ・tanδ 振動吸収性、ガラス転移温度の指標で数値が高いほど振動吸収性が大きい パルスNMR測定: 分子運動性の比較(動きの異なる成分の比率と運動の速さ) タック測定 ● 㪎 㪉㪇㪇㪇 ຠ 㪘 㪈㪇㪇㪇 ຠ 㪙 㪌 㪜 䈲ຠ䌁䈏㜞䈇 䈖䉏䉋䉍䇮 㩷 ᨞ᯅᐲ䈲ຠ䌁䈏㜞䈇 㫋㪸㫅㱐䈲ຠ䌂䈏㜞䈇 䈖䈫䉋䉍䇮㩷 ᝄേๆᕈ䈲ຠ 㪙 䈏㜞䈇 㪋 㪊 㪇 㪋㪇 㪏㪇 㪈㪇㪇 㪄㪋㪇 㪄㪉㪇 㪇 ᷷ᐲ䋨㷄䋩 㪉㪇 㪋㪇 㪍㪇 㪇 㪏㪇 ᷷ᐲ䋨㷄䋩 ຠ䌂䈲⋧ኻ⊛䈭᨞ᯅᐲ䈏ૐ䈒䇮ᝄേๆᕈ䈏㜞䈇 䉁䈢䇮ૐ᷷䈪䉧䊤䉴ォ⒖䉕␜䈜ᚑಽ䈏䉌䉏䉎 ຠ䌂䈲ૐ᷷䈪䉅㜞䈇ធ⌕ᕈ⢻䉕␜䈜 パルスNMR測定 ಽሶㆇേᕈ䈱ૐ䈇ᚑಽ㩷ሽᲧ ಽሶㆇേᕈ䈱㜞䈇ᚑಽ㩷ሽᲧ 㪈㪇㪇 㪈 㪏㪇 㪇㪅㪏 ሽᲧ䋨䋦䋩 ሽᲧ䋨䋦䋩 㪈㪅㪇 㩷ຠ䌁㩷 䇭 䂓㩷ຠ䌂 㪍 㪇 㪄㪋㪇 ● ຠ䌁㩷䇭 䃂㩷ຠ䌂 㪜㵭 㫋㪸㫅㱐 㫃㫆㪾㪜㩾㩷㩿㪧㪸㪀 ᦨᄢ⩄㊀䋨㪾㪽㪆㪏㩷㫄㫄㱢㪀 粘弾性測定 㫋㪸㫅㱐 ● 㪍㪇 㪋㪇 㪑 ຠ㪘㪘 ຠ 㪉㪇 㪇㪅㪍 㪇㪅㪋 ૐ᷷䈮䈍䈔䉎㜞䈇ធ⌕ ᕈ䇮ⴣ᠄ๆᕈ䈮ነਈ 䈚䈩䈇䉎䈫ᕁ䉒䉏䉎 㪇㪅㪉 ຠ 㪙 㪇 㪇 㪄㪍㪇 ຠ䌂䈪䈲䇮ૐ᷷ਅ 䈪䉅ㆇേᕈ䈱㜞䈇 䋲ᚑಽ⋡䈏ሽ ຠ 㪙 㪄㪋㪇 㪄㪉㪇 㪇 㪉㪇 ᷷ᐲ䋨㷄䋩 㪄㪍㪇 㪄㪋㪇 㪄㪉㪇 㪇 㪉㪇 ᷷ᐲ䋨㷄䋩 ・接着性能の高い製品Bは製品Aより相対的な架橋度が低く、振動吸収性で優れていることが確認された ・製品Bは低温でも運動性の高い部分があり、これにより低温下でも高い性能を有していると推察する 株式会社 三井化学分析センター http://www.mcanac.co.jp 営業部 6D006 403-0948G-6D006.indd 1 ☎(03)68603161 04-014 2014/04/08 10:14:19
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