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岩手県立産業技術短期大学校紀要
第 15 号 (2015 年 3 月)
目 次
紀要第 15 号の発刊にあたり
馬 場
守
1
電子回路と制御工学の関連性を意識した実習課題
熊 谷
剛
2
技能検定 2 級電子機器組立て新課題への対応について
熊谷
隆美
8
技能五輪全国大会「建築大工職種」における指導方法について
岩崎
有喜
11
海外産業技術研修における産業デザイン科の取組み
高橋
洋 光 20
教育訓練手法
職業能力開発
“ET ロボコン 2014”に出場して
卒業研究テーマ一覧
小笠原 祐治
24
30
活動の記録(平成 26 年 4 月 1 日~平成 27 年 3 月 31 日)
矢巾校活動状況
38
水沢校活動状況
59
紀要第 15 号の発刊にあたり
平成 27 年 3 月
日頃から岩手県産業技術短期大学校の運営ならびに人材教育活動にご理解とご支援を頂き感謝申し上
げます。この度、本校における教育研究活動の最近の成果を盛り込んだ紀要第 15 号を発刊することにな
りました。
当校には矢巾校と水沢校の2つのキャンパスがあり、8 技術科(定員 160 名)で産業の各分野の技
術者の育成に当たっています。専門課程の教育訓練においては、最近の科学技術の進展や産業技術の動
向に的確に対応できるように、常にカリキュラムの見直しや新しい教材の開発などに努めています。さ
らに、学生に対しては、専門の知識や技術・技能の習得に加えて、それぞれの専門分野についての強い
興味と意欲をもたせるような指導を心掛けています。卒業研究における学生の創意工夫を生かしたもの
づくりの取り組み、海外研修(ドイツ)による海外産業技術動向の把握や国際的視野の獲得など、本校
独自の教育訓練や、若年者ものづくり競技大会や技能五輪全国大会への選手派遣、全国総合技能展への
出品など、外部行事への積極的な参加を奨励し、学生の勉学・訓練意欲の向上に努めています。
今般、第 52 回技能五輪全国大会において、配管職種に出場した当短大水沢校建築設備科の女子学生が
銅賞を獲得しました。女子選手の活躍は、産業技術分野で女性ものづくり人材の養成と活躍に大きな期
待が寄せられている中で、
“ギケジョ”(技術系女子)の育成と採用に関係する人々にインパクトを与え
るもので、本校としても、高校及び産業界と連携して、ギケジョ・サプライチェーンの一翼を担い、産
業技術人材の育成の中でギケジョ育成に積極的に取り組む決意を新たにしています。
専門課程の人材教育に加えて、短期応用課程の「産業技術専攻科」
(就業年限 1 年、定員 10 名)では、
オーダーメイドカリキュラムなどの特色ある産学連携カリキュラムを通して、
「一歩先のものづくりをリ
ードするエンジニア」の育成を行っています。県内外の産業界及び教育訓練機関から強い関心と高い評
価を頂いています。
能力開発研修科(短期専門課程)では今年度、岩手県内の在職者を対象にした能力開発セミナーを矢
巾・水沢の両キャンパスで開設し、1,324 名の受講者の研修に当たりました。また求職者を対象にした委
託訓練の研修では、871 名の受講者の研修に当たりました。
現在、
ものづくり産業の分野で 3D-CAD や 3D-プリンターに代表されるデジタル設計・製造機器が続々
と登場し、誰もがものを作り売ることができる、“メーカームーブメント”と称される新しいものづくり
産業の潮流が成長しつつあります。このものづくりの最大の特徴は、デジタルマニュファクチャリング
とウェブ技術の融合であり、それを担うスマホ・ウェブ世代の産業技術人材の育成が求められています。
少子化が進む中で 18 歳世代の若者をいかに確保し、どのような技術力を身に着け、そしていかに産業
界の要請に応える人材として送り出せるかが重要な課題です。この紀要を通して、学生の伸びしろが期
待できるカリキュラムの検討や教員のファカルティ・ディベロプメント(授業方法の改善や教員の研究
会・研修への参加、論文投稿)への積極的な取り組みなどを検討しています。本校の教育研究活動の最
近の状況についてご理解を頂き、また本校における人材教育のあり方について、忌憚のないご意見を賜
りますようお願い申し上げます。
岩手県立産業技術短期大学校校長
馬 場
守
電子回路と制御工学の関連性を意識した実習課題
熊谷剛∗
1 はじめに
メカトロニクスは,mechanics と electronics の
合成語であり,機械工学と電気・電子工学が融合し
た技術や学問であることが知られている.実際に
は,この二つに制御工学と情報工学(コンピュー
ステム例として電子回路と制御工学を関連付けた
実習課題を検討したので報告する.この課題を実
施することにより「機械を電気で動かす技術」の
一端を体験し,当科が目標とする実践技術者 1) へ
成長していくことを期待する.
タ)を加えた四つの要素が融合した技術であると
2 課題設定の経緯
捉えることができる.
当短期大学校メカトロニクス技術科(以下,当
2.1
電気・電子系と制御系の科目構成
科と記す)においても上記の四つの要素を中心に
筆者は,平成 25 年度から当科にお世話になって
教育訓練をおこなっている.訓練カリキュラムを
おり,今年度が 2 年目の勤務となる.これまでの
構成する上での理想は,基礎と応用,座学と実技
のバランスが適切で,新しい技術も盛り込まれて
勤務経験(当短期大学校の電子技術科および電気
技術科)から,電気・電子系科目と制御系科目を
いる状態と考える.しかし,二年間という短い訓
担当する機会を与えられた.表 1 に当科の電気・
練期間の中で四つの要素のすべてにおいて理想を
電子系および制御系科目一覧を示す.表 1 の科目
満足できることは少ない.現実には,これらを二
年間に収めようとすることにより,各要素の訓練
時間は,それらを専門とする学科よりも自ずと圧
縮されてしまう.したがって,各要素の訓練内容
を担当することに問題はなかったが,当科は機械
系学科であるため,これまで所属した電気系学科
と比較して電気・電子工学系科目の単位数注 1 が
半分以下であることがわかった.よって,当科に
は,基本項目のみを身につけるという位置づけと
赴任して最初に対応した 2 年生の電気・電子工学
なるか,応用まで踏み込んだとしても習熟度が低
系科目に対する習熟度が第 1 章で述べた状態とな
くなってしまう傾向にある.
そのため,多くの科目で上記の傾向が見受けら
れ,学生にとっては単一の「とある科目」として
学んだという程度の認識であった.また,各要素
で学んだ基礎的な項目がメカトロニクスの基本概
念である「機械を電気で動かす技術」へどのよう
に応用できるのかをイメージできている学生は少
ないように思えた.したがって,訓練時には具体
的な指標となる何らかのシステムを示し,各訓練
科目でそのシステムの一部を学んでいるという自
覚を持たせたほうが習熟度も向上するのではない
かと考える.これらを踏まえ,本稿では,筆者が
担当している複数の科目で構成できる具体的なシ
∗
メカトロニクス技術科
る理由の一つではないかと考えられた.
一方,表 1 から制御工学系科目においては,制
御工学 I ∼ III ではフィードバック制御(古典制御)
の理解に力を入れた内容となっている.そこで学
んだ理論を確認する位置づけとなるはずであろう
制御工学実験では,リレーシーケンスに重点を置
いた内容となっている.また,コンピュータ制御
実習 I,II では,LED 等の制御対象を含むハード
ウエア製作およびそのソフトウエア開発をおこな
い,マイコンによる入出力操作の基礎を学ぶ内容
となっている.よって,制御工学系科目において
は制御工学 I ∼ III で学ぶ制御理論に対して,それ
注 1
当短期大学校では,90 分を 1 コマとし 10 コマの実施を
1 単位と定義している.ちなみに,半期の訓練日数は 100 日
(20 週間)である.
表 1 電気・電子系および制御系科目一覧
区分
科目名
電気工学系
電子工学系
制御工学系
のべ単位数
担当
電気工学
2
○
電気系学科では 4 ∼ 6 単位
電気工学基礎実験
2
○
上に同じ
電子工学 I,II
4
○
電気系学科では 8 ∼ 10 単位
電子工学実験 I,II
4
○
上に同じ
センサ工学
2
−
制御工学 I ∼ III
6
○
フィードバック制御全般
制御工学実験
4
−
リレーシーケンスに重点
コンピュータ制御実習 I,II
8
−
マイコン制御
FA 実習
4
△
複数名で分担
らを体験できる実技科目がさほど多くはないとい
備考
表 2 関連付ける科目の一覧
うことがわかった.また,学生たちとの雑談の中
連携科目名
区分
実施時期
単位数
ではあるが,彼らの傾向として以下の雰囲気が感
電子工学 II
学科
1 年後期
2
じられた.
電子工学実験 II
実技
1 年後期
2
制御工学 I
学科
1 年後期
2
制御工学 II
学科
2 年前期
2
制御工学 III
学科
2 年後期
2
FA 実習
実技
2 年後期
4
• 各科目を “単一のもの” として捉え,訓練を
受けている
• そのため “機械を電気で動かす技術” として
他の科目との関連性を見出せない
これらの原因は,各科目の持ち時間の中で内容が
完結するよう訓練を進めていたことによるものと
の制御対象が制御理論に基づいて制御されている
考えられた.
様子が確認できるものを製作課題にしたいと考え
2.2
課題の検討
電気・電子工学系科目は単位数が少なく,その
中で習熟度を高めるには,メカトロニクスで頻繁
に使う要素に特化した訓練を展開する必要がある
と考えた.しかし,教科書で基礎理論を学んだの
ち,その確認を実験装置やブレッドボードを用い
ておこなうことが時間的にも精一杯である.さら
に習熟度を高める方法として,その科目で学んだ
要素を関連させた製作課題を実施できるのが理想
であるが,完成させるには多くの場面で無理が生
じると思われる.したがって,筆者の担当科目の
ていた.なお,製作課題を設定する際の要件 2) と
して,科目間の関連および時間的な制約を考慮し
以下の 4 点とした.
• 全員が同一の製作課題に取り組み,その作品
の “動き” が実感できるもの
• 1 年次に学んだ電子回路の知識を応用し,制
御基板を自作できること
• フィードバック制御系の構成とコントローラ
の役割が理解できること
• 卒業研究が本格化する前には,すべてが完了
するボリュームであること
中から,関連性があることを強調しながら訓練を
その結果,機械系,電気系などの訓練系を問わ
おこなう科目を表 2 のように選んだ.その理由と
ず,アクチュエータとして最も身近な DC モータ
して,これらの科目は,実施時期が 1 年後期から 2
が制御対象として適切であると考えた.DC モー
年後期にまたがることから,ある程度ストーリー
タを制御する場合,制御量となるパラメータには
性を持たせて進めることができると考えたためで
回転速度と回転角があるが,より制御の様子が分
ある.また,第 2.1 節での科目分析から,何らか
かりやすいと思われる回転角制御を選択 3) した.
電力増幅回路
制御回路
目標値
+
制御対象
+
偏差
−
制御量
操作量
−
回転角データ
比例+微分コントローラ
図 1 製作課題の制御システム
表 3 製作課題の仕様
項目
電源
センサ
制御回路
制御対象
シャーシ
仕様
直流安定化電源 2 台またはデュアルト
ラッキング電源 1 台を使用
正負の電圧を出力
コパル電子製センサ用ポテンショメー
タ JC10-000-103N を使用
センサ基板に取り付け,検出した角度
を制御回路へフィードバック
オペアンプを用いたアナログの比例・積
分制御(PD コントローラを構成)
トランジスタによる電力増幅回転でモー
タの正逆転駆動
タミヤ製ハイパワーギヤーボックス HE,
ロングユニバーサルアームを使用
カップリングで回転軸とセンサを接続
アルミ板を加工し,制御基板,制御対
象を設置
実験ユニットとして仕上げる
することが多い.しかし,学習の初期段階である
学生をターゲットとするのであれば,図 1 に示し
た制御回路の要素をオペアンプで製作し,各部の
信号を測定することが電子回路および制御理論の
理解につながると思われる.したがって,自分の
手で製作した回路を用いて,制御対象の制御動作
を動きと信号観測で実感することを本製作課題の
目標(単位取得条件)とした.
3 電子回路と制御工学の関連付け
3.1
制御システムと回路の対応
図 1 のコントローラ部となるブロック(比例要
素 KP ,微分要素 KD s)および加え合わせ点(偏
差を求める部分と操作量を求める部分)の製作に
はオペアンプを用いる.コントローラ部は,比例
要素,微分要素をそれぞれ非反転増幅回路,実用
なお,製作課題を実施する科目は,2 年次の後期
微分回路として製作し,半固定抵抗による可変ゲ
に複数名で担当している FA 実習とし,筆者の担
インとした.加え合わせ点は,偏差を求める部分,
当時間を使うこととした.
操作量を求める部分をそれぞれ減算回路(作動増
課題の仕様
幅回路),加算回路として製作する.使用するオペ
2.3
製作課題の仕様とシステム構成をそれぞれ表 3,
アンプは入手性を考慮し,選定した.コントロー
図 1 に示す.本製作課題は,モータの回転角が目
ラ部は,汎用 2 回路入りとして有名な MJM4558
標値と等しくなるよう,制御回路上の PD コント
を選定し,一つの IC で製作する.加え合わせ点
ローラから制御するものである.制御回路の構成
は,汎用 1 回路入りとして有名な UA741 を選定
要素としてオペアンプとトランジスタを選んだ理
し,二つの加え合わせ点をそれぞれ製作する.
由は,第 2.2 節に示した課題の設定要件の 2 つ目
なお,図 1 にはブロックとして直接的に表現さ
と 3 つ目を考慮した結果である.現在では,モー
れないが,操作量の信号となる部分には電力増幅
タ制御にマイコンを用いるのが主流であり,コン
回路が含まれている.加え合わせ点(オペアンプ)
トローラの機能をソフトウエアによる演算で実現
からの出力信号は電圧であるが,取り出せる電流
DCモータ角度制御回路
微分先行型PDコントローラ
R3
47k
R1
47k
2
R2
47k
TP3
VR1
50k
SW2
3
2
−
+
R4
47k
Tr3
2SA1488
VR2
50k
TP4
6
IC1
UA741
3
−
+
TP5
R7
75k
R9
75k
1
IC2
NJM4558, 1/2
R5
5.1k
SW4
2
3
TP8
6
SW1
TP1
TP2
TP6
R6
4.7k
C3
10u
+
C4
10u
+
6
5
−
+
TP7
2
D1
1N4148
3
4
Tr2
2SA1015
R11
20k
SW3
CN2
1
D2
1N4148
IC3
UA741
VR3
50k
D3
1N4007
Tr1
2SC1815
−
+
R12
330
R10
20k
D4
1N4007
5
R13
330
R8
75k
Tr4
2SC3851
7
IC2
NJM4558, 2/2
SW5
電源から
CN1
+6V
バイパスコンデンサの入れ方
無極性化で
5uFになる
1
+ C1
22u
GND
8
2
0.1u
7
+ C2
22u
-6V
IC2
IC1とIC3
0.1u
TP1-8の
はチェック端子
3
4
4
0.1u
0.1u
図 2 制御基板回路図
は数十 [mA] 程度の微弱なものであるから,DC
センサ基板
モータを回転させることはできない.そのため,
CN2
DC モータを回転させるためには,電圧の振幅は
1
M
2
変えずに電流だけを大きくする電力増幅回路が
POT
JC10-000-103N
10k
必要となる.本製作課題では,電力増幅回路とし
てパワートランジスタを用いたプッシュプル・エ
3
ミッタフォロワ 4)
5
4
を付け加えている.これらをま
とめた制御回路基板の回路図を図 2 に示す.図 2
の TP1-8 は,各要素の動作を確認するための測定
図 3 センサ基板回路図
点として設けたチェック端子である.また,図 2
の CN2 は,図 3 に示したセンサ基板と接続する
方式は目標値が急峻な変化をした場合,微分操作
ためのコネクタである.これにより,制御対象へ
量が非常に大きくなるため,操作端や制御対象に
操作量を出力し,センサからの角度情報をフィー
機械的,物理的ショックを与える注 2 ことになる.
ドバックできる.
これを低減させる方式が,微分先行型 PD コント
3.2
制御システムの特徴
図 1 のコントローラ構成は微分先行型 PD コン
ローラである.なお,微分コントローラを電子回
路に置き換えた場合,回路の出力自体が極性が反
と呼ばれ,微分コントローラが制御
転した −˙y(t) となっている.よって,操作量を求
量(出力)に対する微分値を操作量として出力す
める加え合わせ点は,減算回路ではなく加算回路
るものである.一般的な微分コントローラは,偏
で実現可能となり,図 1 と同じ意味になる.
トローラ 5, 6)
差に対する微分値を操作量として出力する.この
注 2
微分キックという
ここで,図 1 のブロック線図を等価変換し,シ
Km K P
Tm
G(s) =
1 + Km K D
Km K P
s2 +
s+
Tm
Tm
A1488
BCE
K
A
A
K
C1815
(1)
A
C3851
BCE
A1015
K
A
K
UA741
+
V+
GND
V-
となる.これは,二次遅れ要素の標準形
ωn 2
G(s) = 2
s + 2ζωn s + ωn 2
部品面
☆
ステム全体の伝達関数を求めると
+
+
UA741
+
4558
(2)
と等価の伝達関数であることがわかる.式 (1),式
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
51
53
54
55
A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V WX Y Z a b c d e f g h i j k l m n
(2) の係数比較をおこない固有角周波数 ωn および
減衰係数 ζ を求めると,それぞれ
√
Km KP
1 + Km K D
ωn =
, ζ= √
Tm
2 Km K P T m
(a) 配線パターン
(b) 試作基板
図 4 制御基板の配線パターンと試作
(3)
となる.これより,比例ゲイン KP を大きくする
ユニバーサル
アーム
ハイパワー
ギヤボックス
アルミ板
と,固有角周波数 ωn が大きくなり応答が早くな
ることがわかる.同時に減衰係数 ζ は小さくた
め,応答が振動しやすくなることもわかる.ここ
カップリング
RE-260モータ
で,微分ゲイン KD を大きくすると ζ が大きくな
るため,応答の振動抑制果が強くなる.
ポテンショメータ
センサ基板
第 3.1 節で述べた回路素子や基本特性は,1 年
CN2
次の電子工学 II および電子工学実験 II で学ぶ項
目である.また,本節で述べたブロック線図の等
図 5 制御対象外観
価変換,コントローラの特徴は制御工学 I,II で
制御対象の製作
学ぶ項目である.したがって,本製作課題の導入
4.2
時に「今まで学んだ内容を関連付けてシステム的
制御対象は,タミヤ製ハイパワーギヤボックス
に考える」ということを示すことができる.
HE(RE-260 モータが同梱されている)およびロ
ングユニバーサルアームセットを組み合わせて製
4
4.1
製作および動作確認実験
制御基板,センサ基板の製作
作した.本製作課題は,モータの回転速度を必要
とするものではないため,ギヤボックスの減速比
制御基板およびセンサ基板は,すずメッキ線を
は 64.8 : 1 を選んだ.ロングユニバーサルアー
用いた手配線によりユニバーサル基板上へ製作さ
ムは,ギヤボックスから出ている一方のシャフト
せることとした.制御基板にはサンハヤト製 ICB-
に取りつけ回転角の目安とした.組み立てたギ
96 相当品,センサ基板には同社製 ICB-293 相当
ヤボックスをアルミ板に固定し,もう一方の出力
品を用いた.基板製作時は,使用基板と同じ寸法
シャフトとセンサ基板上のポテンショメータの回
に描いた図 4(a) の用紙を配布し,部品レイアウト
転軸とカップリングを用いて接続した.制御対象
や配線パターンを検討させた.これらの検討には
の外観を図 5 に示す.
実験ユニットの組立および動作確認
PCBE 等のソフトウエアを使用方法もあったが,
4.3
学生にとっては部品,基板などの現物を見ながら
シャーシにはアルミ板を使用し,穴加工して制
用紙に書き込むほうが仕上がりをイメージしやす
御対象を固定する部分,制御基板を固定する部分
いのではないかと考えた.
に基板スペーサを取り付けた.制御基板の向きは,
直流電源
ファンクション
ジェネレータ
オシロスコープ
(a) KP 最小
(b) KP 最大
図 7 比例制御のみの応答波形
実験ユニット
図 6 実験風景
製作者によって縦横いずれかの方向となる.その
ため,どちらの方向でも固定可能なシャーシを設
計した.製作した実験ユニットは,ファンクショ
ンジェネレータから矩形波の目標値を与え,オシ
(a) KP 最小,KD 中
(b) ピタッと制御
図 8 比例+微分制御の応答波形
ロスコープで目標値と制御量を観測することで動
作確認をおこなった.実験風景を図 6 に示す.比
今後は,本製作課題を本格的に運用しながら
例制御のみの応答波形,微分制御を加えた応答波
学生への教育効果を考察し,改善を図りたい.ま
形をそれぞれ図 7,8 に示す.
た,マイコン等を含めた課題へ発展できるようマ
図 7 から,KP が大きくなるほど制御量(応答
イナーチェンジも検討したい.
波形)の立ち上がりが鋭くなり,オーバーシュー
参考文献
ト量が増えて応答が振動し始める様子が確認でき
る.図 8(a) は,図 7(a) の状態から微分制御を加
えたものである.KD を調整して半固定抵抗の真
ん中あたりになると図 7(a) で出ていたオーバー
シュートが完全になくなり,応答波形の振動が抑
1) 岩手県立産業技術短期大学校:メカトロニ
クス技術科ホームページ,http://www.iwateit.ac.jp/department/mca/index.html
2) 奥山正:メカトロニクス実習の課題に関する
制されいる様子が確認できる.最後に,筆者が KP
一考察,山形県立産業技術短期大学校紀要 20,
と KD を調整し,自分なりの “ピタッと制御” と
49–52,2014
なった応答波形を図 8(b) に示す.
5 まとめ
本稿では,筆者が担当している複数の科目で構
成できる電子回路と制御工学を関連付けた実習課
題を検討した.以下にその内容をまとめる.
• DC モータの角度制御を題材として,電子回
路と制御工学が関連した課題を立ち上げるこ
とができた
• 本製作課題により制御理論の理解の促進,機
械を電気で動かす技術の体験が期待できる
3) 谷腰欣司:DC モータ活用の実践ノウハウ,
145–152,CQ 出版社,2000
4) 鈴木雅臣:定本トランジスタ回路の設計(第
23 版),85–90,CQ 出版社,2007
5) 広井和男,宮田朗:シミュレーションで学ぶ
自動制御技術入門(第 2 版),59–66,CQ 出
版社,2005
6) 川田昌克,西岡勝博:MATLAB/Simulink に
よるわかりやすい制御工学,89–96,森北出
版,2004
技能検定 2 級電子機器組立て 新課題への対応について
熊谷
1.
隆美 *
はじめに
技能検定電子機器組立ての課題は,平成 25 年度
に大幅に変更になった.その中で実装部品点数の増
加,特にチップ部品の大幅な増加と束線作成が 1 本
から 2 本に増えたことが主な変更点と考えられる.
このことは作業量が増加することを意味するが,標
準時間は 4 時間,打ち切り時間は 4 時間 30 分と不
変であるため,何らかの対策を講じる必要がある.
そこで,本内容ではチップ部品実装作業の迅速化,
束線作成の迅速化に取り組んだ概要について報告
する.
2.
写真 1
新旧課題の相違点
旧課題
新旧課題の相違点について,完成写真とプリント
基板への実装部品について比較してみる.
2.1
完成品の比較
写真 1 と写真 2 に新旧完成品の写真を示す.新課
題では,メイン基板が大きくなり部品点数も増えて
いることが分かる.また,旧課題では束線が 1 本で
あったが,新課題では電源トランスと背面パネルの
部品そしてメイン基板の接続に 1 本,メイン基板と
表示用基板そして前面パネルの LED の接続に 1 本
の計 2 本となっている.
次に,前面パネルについて比較してみる.写真 3
と写真 4 に新旧課題の前面パネルの写真を示す.
写真 2
旧課題では表示用基板のみであったが,新課題で
は表示用基板の他に,3 個の LED が追加になって
いることが分かる.
最後に,背面パネルについて比較してみる.写真
5 と写真 6 に新旧課題の前面パネルの写真を示す.
新課題では、旧課題にあったフューズホルダー1
本と AC100V のコンセントがなくなり,新たに 3
極の端子板が追加になっていることが分かる.
*
電子技術科
8
新課題
写真 3
写真 4
旧課題の前面パネル
新課題の前面パネル
トランジスタ
1
1
ダイオード
8
6
電解コンデンサ
9
9
コンデンサ
6
18
抵抗器
27
37
集合抵抗器
1
1
リレー
1
1
焦電素子
1
1
半固定抵抗器
2
3
チェックピン
2
4
ショートプラグ
2
2
ディップスイッチ
1
1
端子台
3
3
合計
78
101
次に,チップ部品のみについて比較してみる.
結果を表 2 に示す.チップ部品は 12 個から 41 個
と大幅に増加していることが分かる.
写真 5 旧課題の背面パネル
表2
チップ部品数の比較
旧課題
新課題
2
5
抵抗器
4
19
コンデンサ
6
15
トランジスタ
0
1
ダイオード
0
1
合計
12
41
部品名
IC
写真 6 新課題の背面パネル
2.2
3.
実装部品の比較
新課題への対応
実装部品点数の増加や,チップ部品の増加にもか
プリント基板への実装部品について比較してみ
かわらず,標準時間は 4 時間,打ち切り時間は 4 時
る.
間 30 分と不変である.これは,作業時間の短縮化,
表 1 に,部品の種類ごとの比較表を示した.部品
効率化が必要なことを意味する.
総数が 78 個から 101 個と増加し,作業量が増えて
新課題への対応について,チップ部品の実装と束
いることが分かる.
線作成の二つに分けて述べる.
表1
プリント基板への実装部品数の比較
3.1
チップ部品の実装
旧課題
新課題
IC
10
13
入すると自動的に位置が定まることと異なり,部品
LED
3
なし
の取り付け位置も製作者が決めないといけない.ま
7 セグメント LED
1
1
た,取りつけ位置がずれると減点の対象となる.し
部品名
チップ部品は,リード部品が基板の穴に部品を挿
かも IC はパッケージが SOP となり,ピンのピッチ
9
が 1.27mm しかない.つまり,作業の難易度が上が
2,
TB2-5
TB3-2(赤)
っているわけである.
3,
TB2-6
TB3-1(黒)
4,
LED1
TB2-7、TB2-9
これらの対策として,写真 7 にような教材を使用
LED2、LED3
TB2-11(黄)
し反復練習をおこなった.まず,実装の急所を指導
LED1
5,
してから,実装練習をさせる.その後,出来具合を
TB2-8、TB2-10
LED2、LED3
TB2-12(黒)
評価し,必要は指導をおこない,再び実習練習させ
4.
る.これを繰り返すことで,作業時間の短縮と出来
まとめ
今回は,新課題の部品点数の解析や新課題に対応
映えの向上がみられた.
した教材の使用,そして独自の指示書の作成などを
おこなうことで,新課題でも制限時間内で完成でき
るようになった.
参考文献
1) 中央職業能力開発協会編
2級
電子機器組立て 実技試験問題
2) 中央職業能力開発協会編
2級
写真 7
チップ部品実装練習教材
束線作成
3.2
束線作成は,マニュアルや回路図を見ながら作成
していては制限時間をオーバーしてしまう.そこで
下記に示すように,どの色の線材を使用し,マニュ
アルの束線図のどの点から始めし,どの点で折り返
し,どの点で終了するかを書いた指示書を作成し,
この内容を学生に暗記させ,反復練習をおこなった.
このようにして練習することにより,標準時間内で
も余裕をもって作業ができるようになった.
束線
その 1
1,
T1 の 100V
2,
T1 の 0V
S1、XF1
TB1-5、TB1-6
TB1-3
束線
1,
T1 の 8V
(白)
TB1-1、
TB1-2
TB4 の NO 、 TB4 の COM
3, TB1-4
4,
T1 の 100V
(白)
TB4 の NC(黄)
端の 1 本線へ(黒)
その 2
TB2-1
TB3-6、TB3-5
TB3-4、TB3-3
TB2-2、TB2-3
TB2-4(黄)
10
平成 24 年度技能検定
平成 26 年度技能検定
電子機器組立て 実技試験問題
技能五輪全国大会「建築大工職種」における指導方法について
岩崎
有喜*
参加資格は,全国大会開催年に原則 23 歳以下であ
1.はじめに
ることとなっている.
平成 26 年 11 月 28 日(木)から 12 月 1 日(月)
また,技能五輪国際大会が開催される前年の全国
に第 52 回技能五輪全国大会が愛知県にて開催され
大会は,技能五輪国際大会への派遣選手選考会を兼
た.この大会の建築大工職種に,本校(岩手県立産
ねており,第 52 回全国大会は,2015 年 8 月にブラ
業技術短期大学校建築科)を平成 25 年度に卒業し
ジル・サンパウロで開催される技能五輪国際大会に
た卒業生が出場し,その指導に筆者が携わったこと
ついての選手選考も行われた.
から,今回その指導方法について報告することとす
る.
2.2
全国大会に出場するためには
岩手県において全国大会の建築大工職種に出場
また筆者は,岩手県立二戸高等技術専門校在勤時
にも,技能五輪全国大会「建築大工職種」の指導を
するためには,岩手県職業能力開発協会が主催する
数回経験したことから,その内容も併せて報告する.
技能五輪岩手県大会(全国大会地方予選)に参加し,
成績優秀者の中から選考のうえ全国大会の出場選
手として主催者に推薦されることとなる.
2.3
近年の課題
(1)
技能五輪岩手県大会(全国大会地方予選)
① 課題名:2 級技能検定建築大工職種の検定課題
「柱建て四方転び」(写真 2 参照).
② 作業時間:標準時間 5 時間 30 分
打切時間 5 時間 45 分
③ 作業順序:現寸図の作成・提出→木ごしらえ→墨
付け・提出→加工・組立→完成提出
写真 1
第 52 回全国大会競技写真
2.研究内容
2.1
1)
技能五輪全国大会とは
技能五輪全国大会(以下,
「全国大会」という.)
は,国内の青年技能者の技能レベルを競うことによ
り,青年技能者に努力目標を与えるとともに,技能
に身近に触れる機会を提供するなど,広く国民一般
に対して,技能の重要性,必要性をアピールするこ
とにより,技能尊重気運の醸成を図ることを目的と
して,毎年開催されているものであり,第 52 回全
写真 2
国大会では,41 職種に約 1,200 人の選手が参加した.
11
技能五輪岩手県大会課題
(2)
第 52 回全国大会(平成 26 年度,愛知県開催)
写真 5
① 課題名:直角十三角形を基本とした「多角形
(3)
小屋組」
(写真 3 参照).
当日公表課題の部材取合い例
第 51 回全国大会(平成 25 年度,千葉県開催)
① 課題名:変形五角形の桁組に屋根を掛けた「変
② 競技時間:11 時間 45 分
形五角形小屋組」
(写真 6 参照).
③ 作業順序:現寸図の作成・提出→部材の木削
② 競技時間:11 時間 30 分
り→墨付け・提出→加工・仕上げ→
③ 作業順序:現寸図の作成・提出→部材の木削
組立→完成提出
り→墨付け・提出→加工・仕上げ→
④ 当日公表:50 ㎜×32 ㎜の部材を現寸図に描く
組立→完成提出
とともに,取合う部材に取合い墨を
④ 当日公表:その他⑰部材の位置・納まり等に
墨付けする.部材の名称及び取合い
ついては当日発表とする.さらに新
位置は「当日公表」とする(写真 4,
たな部材名称及び取合い位置を当日
5 参照)
.
公表し,現寸展開図及び取合う部材
への墨付けをする(部材の支給・加
工はなし)
.一部部材の納まりについ
て当日仕様変更の指示をする(写真
7 参照)
.
写真 3
第 52 回全国大会課題
写真 6
写真 4
当日公表課題の現寸図作図例
12
第 51 回全国大会課題
写真 7
(4)
当日公表課題の部材取合い例
(現寸展開図及び取合う部材への墨付けのみ)
第 50 回全国大会(平成 24 年度,
長野県開催)
(現寸展開図及び取合う部材への墨付けのみ)
① 課題名:振隅木に屋根筋かいを組入れた「屋根
(5)
筋かいのある小屋組」
(写真 8 参照)
.
第 49 回全国大会(平成 23 年度,
静岡県開催)
① 課題名:平面,側面で基本図の勾殳玄及び中勾
② 競技時間:標準時間 11 時間 30 分
を取り入れた「基本図形小屋組」(写真
打切時間 11 時間 45 分
10 参照)
.
③ 作業順序:現寸図の作成・提出→部材の木削り
② 競技時間:標準時間 11 時間 45 分
→墨付け・提出→加工・仕上げ→組立
打切時間 12 時間
→完成提出
③ 作業順序:現寸図の作成・提出→部材の木削り
④ 当日公表:振隅木に取付く屋根筋かいの位置は
→墨付け・提出→加工・仕上げ→組立
「当日公表」とする.さらに,40 ㎜×
→完成提出
30 ㎜の部材を現寸展開図に描くとと
④ 当日公表:
「当日公表」として部材⑳を納める
もに,取合う部材に取合い墨を墨付け
他,現寸展開図のみを作図する部材を
する.部材の名称及び取合い位置は「当
当日別途指定する(写真 11 参照)
.
日公表」とする(写真 9 参照)
.
写真 10 第 49 回全国大会課題
写真 8
写真 9
第 50 回全国大会課題
当日公表課題の部材取合い例
13
写真 11 当日公表課題の部材取合い例
(現寸展開図のみを作図)
(6) 第 48 回全国大会(平成 22 年度,神奈川県開催)
① 課題名:桁組を正五角形とした「正五角形小屋組」
(写真 12 参照)
.
② 競技時間:標準時間 11 時間 30 分
打切時間 11 時間 45 分
③ 作業順序:現寸図の作成・提出→部材の木削り
→墨付け・提出→加工・仕上げ→組立
→完成提出
④ 当日公表:⑪棟木の登り勾配は「当日公表」と
する(写真 13 参照)
.
写真 13
(7)
当日公表課題の部材勾配
第 47 回全国大会(平成 21 年度,
茨城県開催)
① 課題名:正六角形を基にした「洋風小屋組」
(写真 14 参照)
.
② 競技時間:標準時間 11 時間 45 分
打切時間 12 時間
③ 作業順序:現寸図の作成・提出→部材の木削り
→墨付け・提出→加工・仕上げ→組立
→完成提出
④ 当日公表:振れたる木の振角度は,当日抽選に
より決定する(写真 15 参照)
.
写真 12 第 48 回全国大会課題
写真 14 第 47 回全国大会課題
14
図 1 第 52 回全国大会課題の平面図
写真 15
(8)
当日公表課題の部材取合い例
課題の傾向
① 競技時間について
図 2 第 52 回全国大会課題の立体図
第 50 回全国大会までは,標準時間と打切時間の競
(1)
現寸図(手描き,2DCAD)の作成
技時間であったのが,第 51 回全国大会から打切時間
課題の現寸図はシナ合板に鉛筆で描くこととなっ
分の延長時間がなくなり標準時間のみとなった.こ
ているため,作図手順を整理しながら実際に描いて
れまでの延長時間 15 分が無くなり競技時間が短縮
みる.課題では,現寸図の配置参考図のみが示され
されたことになる.
ている(図 3 参照).
② 当日公表
第 48 回全国大会までは,部材の角度を当日抽選に
より決定する課題であったが,第 49 回全国大会から
は,現寸図を作図させ,取合う部材に取合い墨を付
ける課題となっている.これにより事前の当日公表
対策練習が難しくなり,当日公表への選手の対応力
が試される課題となっている.
2.4
課題の解読方法
事前に公表される課題は,課題文と課題図で構成
されており,課題図については,基本的寸法のある
基本図,平面図,正面図,側面図,立体図等となっ
ている(図 1,2 参照).詳細な寸法が入っていない
ため,各部材の詳細な寸法を解読する必要がある.
図 3 第 52 回全国大会現寸図配置参考図
そこで,筆者は以下の方法を用いて課題を解読して
いる.
また,詳細な寸法を確認するため,汎用 2DCAD
である Jw_cad for windows を使用して現寸図を描い
ていく(図 4 参照).
15
図 6 第 52 回全国大会課題
図 4 第 52 回全国大会現寸図
現寸図作成後に,基本図及び各部材断面図,展開
図を 2DCAD で描いていく(図 5 参照).
図 7 第 52 回全国大会課題の当日公表課題部材
(3)
図5
①桁展開図
計算による寸法確認(直角三角形と規矩術)
現寸図及び 3D モデルの作成と併せて,関数電卓
を使用して計算により各部の寸法を算出する.これ
(2)
3D モデル(3DCAD)の作成
は CAD で作成した図面の場合,マウスのクリック
現寸図は平面の図面であるため,各部材の取合い
位置のミスによりズレる可能性があるため,確認の
部分など,立体的に課題を検討するために,汎用
為計算を行っている.また,計算は結果だけでなく
3DCAD である SketchUP を使用して 3D モデルを作
計算式を図中に書いておくと後で見直した場合に便
成する(図 6,7 参照).
利である.なお,数値の丸め方については,電卓の
最大桁数まで計算しておくと,CAD と比較した場合
のズレはなくなる.筆者の場合は,小数点以下 7 桁
まで計算している(図 8 参照)
.
16
図 10 各部勾配を記した定規
2.5
出場事例報告及び指導方法
全国大会の課題は,概ね開催月の 3 ヵ月前に発表
されている.課題の解読に約 1 カ月かけ,選手への
指導は大会 2 ヵ月前から開始している.
課題の解読は,筆者自身も課題を製作し,作業順
序ごとの目標タイムや作業手順を整理し,選手への
指導を行っている.
選手への指導は,課題を 2 日間で 1 個製作し,3
日目は工具の手入れ及び現寸図の作図,当日公表対
図8
計算による寸法確認例
策などを行い,このサイクルを繰り返し実施してい
る.また,選手の体調やストレスに配慮し,可能な
計算式の基本となるのは,直角三角形を基本とし
限り休日を設けるようにしている.
2)
た規矩術(きくじゅつ)である. これは,「直角三角
課題製作 10 個目までは作業手順の整理及び各部
形の斜辺の長さの 2 乗は他の 2 辺の長さの 2 乗の和
寸法の暗記,目標タイムのクリアを目的とし,当日
に等しい」というピタゴラスの定理である(図 9 参
公表対策を除いて課題製作を行っている.11 個目か
照)
.
らは当日公表対策を入れ,大会を想定した実践的な
練習を実施している.
大会までに課題製作を 15 個,現寸図作図 40 枚を
目標としている.
(1)
第 47 回全国大会(平成 21 年度,
茨城県開催)
筆者が初めて全国大会の指導に携わった大会であ
図9
ピタゴラスの定理
り,
1 名の出場であった.
参加選手は 78 名であった.
練習では,課題製作 9 個目で標準時間をクリアし,
2
2
斜辺 =垂線 +底辺
2
2
当日公表対策も順調に実施することができた.
大会当日公表の振角度は,3 択の抽選(110 ㎜,130
2
∴斜辺=�垂線 +底辺
㎜,150 ㎜)により決定し,150 ㎜であった.振角度
となる.これによって各部材の勾配や長さを求め
150 ㎜については練習済みであり対応することがで
ることができる.
きた.
部材への墨付けは基準芯の寸法と各部取合いの勾
競技は練習よりも速いペースで作業し,時間をか
配を「さしがね」や「自由がね」で行うため,小数
け仕上げ,組立作業をすることができ,標準時間内
点以下 2 桁まで算出しておく(図 10 参照).
に完成することができた.作品はこれまでの中で最
も仕上がりよく完成したが,部材の削り忘れなどの
誤りがあり入賞に至らなかった.
17
図 11
(2)
第 47 回大会の作業時間の推移
第 49 回全国大会(平成 23 年度,
静岡県開催)
写真 16 第 49 回全国大会出場選手
3 名出場した大会であった.参加選手は 79 名であ
った.
(3)
練習では,途中発熱等の体調不良で練習できない
第 50 回全国大会(平成 24 年度,
長野県開催)
1 名出場した大会であった.参加選手は 77 名であ
選手も出て,課題も目標より 1 個少ない 14 個製作し
った.
大会へ挑んだ.
練習では,一人での練習であったためか,作業能
大会当日公表の部材及び,現寸展開図の作図につ
率が上がらず標準時間をクリアすることができなか
いては 3 名とも対応することができた.
った.また,当日公表対策も十分に行うことができ
選手 A は標準時間内に完成することができた.作
なかった.
品はこれまでの中で最も仕上がりよく完成すること
大会当日公表は,前日に現寸図に振れ止め展開図
ができた.
を作図し取合う部材に墨付けをする内容が示された.
選手 B は標準時間内に完成することができたが,
夜遅くまで対策指導を行い,当日は練習よりも時間
墨付け作業において一部つけ忘れがあり,また組立
はかかったが,対応することができた.
作業においてもビスでの固定を忘れた部材があった.
選手 C は組立てにおいて,未加工の箇所があり,
競技は練習よりも速いペースで作業し,初めて標
準時間内に完成することができた.しかし,柱の高
標準時間を超過し完成した.
さを誤ったため,出来栄えは練習も含めて最も悪い
結果として一番ミスの少なかった選手 A が敢闘賞
作品となり入賞に至らなかった.
に入賞することができた.
図 13 第 50 回大会の作業時間の推移
図 12 第 49 回大会の作業時間の推移
(4)
第 52 回全国大会(平成 26 年度,
愛知県開催)
1 名の出場であり,初めて女性選手の指導に携わ
った大会であった.参加選手は 65 名であった.
練習では,体力や筋力が関係する木削りと加工作
業での作業時間の短縮に苦労し,課題 15 個目で標準
18
時間をクリアすることができた.
大会では,唯一の女性選手であり注目が集まった
が,当日公表の部材及び,現寸展開図の作図につい
ては対応することができ,標準時間内に完成するこ
とができた.しかし,練習の作品にはおよばない出
来であり入賞に至らなかった.
図 14 第 52 回大会の作業時間の推移
3.おわりに
全国大会は,国内の青年技能者の技能レベルを競
うものである.しかし競技課題は一級技能検定課題
よりも難易度の高いものである.
また,当日公表課題については,若い選手が対応
できる範囲を超えており,指導者の指導力が試され
ているように感じる.
全国大会において標準時間内の完成を目指すため
には 15 個程度課題を製作する必要があり,さらに入
賞を目指す為には,15 個以上の課題製作と他の選手
との合同練習など,良い作業方法を勉強する機会が
必要であると思われる.そして,毎年出場すること
により指導者の指導力の向上を図り,年々上がって
いる難易度に対応できるように課題研究に努めるこ
とが重要であると考える.
今回,選手の所属事業所より依頼をされ全国大会
の指導に携わることができた.今後とも指導力の向
上に取り組むとともに、貴重な経験を積むことが出
来たことに感謝いたします.
参考文献
1) 第 52 回技能五輪全国大会開催計画
2) 中原靖夫:建築の規矩術第 3 版,8,2011
19
海外産業技術研修における産業デザイン科の取組み
高橋
1.
はじめに
洋光 *
12 月 12 日
ヴィースの巡礼教会,ノイシュバン
シュタイン城,リンダーホフ城視察
本校では開校翌年の平成 10 年より,海外におけ
12 月 13 日
終日班別自主研修
る産業技術の現状に触れ,国際的視野を身につける
12 月 14 日
ミュンヘン空港着(途中ニンフェン
ことを目的として海外産業研修旅行を実施してい
ブルク城経由)フランクフルト乗継
る.最初の研修旅行は矢巾校の 1 年生(2 期生)と
12 月 15 日
2 年生(1 期生)の 2 学年合同で実施した.以後,
なお,産業デザイン科からは 1 年生 23 名中,20
一部変則的な実施があったものの 1 年生を対象と
羽田空港着
同日短大着
名が参加した(図 1)
.
している.また,平成 16 年に水沢校が開校したこ
とにより両校合同での実施となった.さらに,研修
先はパリ・ロンドン/パリ・ローマの 2 都市 2 コー
スから,平成 20 年度にはパリのみに変更となり,
平成 25 年度からは南ドイツとした.
筆者は平成 26 年度の研修旅行において産業デザ
イン科を引率することとなった.学生達にとっては,
ドイツの歴史や文化を肌で感じ,デザイン教育の現
場を見ることで,デザインを学ぶ上で大きくプラス
となったことと思われる.本稿では,産業デザイン
科における産業技術研修旅行の意義について,事前
図1
学習の経緯と現地研修について報告する.
2.
研修先での産業デザイン科 1 年生
3.
海外産業技術研修について
事前学習
平成 26 年度の海外研修は 12 月 9 日から 12 月 15
資料の配布とプレゼンテーション形式での口頭
日までの 7 日間の日程で実施した.現地研修の日数
説明だけでは,学習効果という点では十分とは言え
は 3 日間で,11 日と 12 日をコース毎の研修,13 日
ない.このことは通常の訓練(特に学科)において
は,各科数人で班を編成し各班の計画に基づく班別
顕著である.それらは学生自身が考えるためのきっ
自主研修である.バイエルン州の州都ミュンヘンを
かけであると考え,2 ヶ月程前から週 1 時限ペース
起点として,矢巾校・水沢校の 8 科を 2 科ずつの 4
で海外研修に関する授業を行いレポート作成に取
コースに分けて研修を行った.産業デザイン科は情
り組んだ.
報技術科と同じコースである.主な日程と研修先は
3.1 ドイツ製品やデザインについて
以下のとおりである.
デザインに関するサービスの提供と,社会の関心
12 月 9 日
短大出発
を高めることを目的として 1953 年に iF デザイン大
1)
が設立された.世界的に注目されているデザ
12 月 10 日
羽田空港発 同日ミュンヘン着
賞
12 月 11 日
ミュンヘン応用科学大学デザイン学
イン賞のひとつで,iF マークは優れたデザインと高
部視察,ドイツ博物館視察
*
産業デザイン科
品質の証であるとされている.
また,ドイツ製品の事例として,LAMY,Braun,
デア・モデルネの 3 つの美術館 を見学することと
Lieca,PORSCHE DESIGN など著名なプロダクトを
した.それぞれに中世からバロック期の古典絵画,
提示することで,その特徴を学ばせた.Braun 社の
18 世紀から 20 世紀の絵画,現代美術や工業製品や
デザイン部門のトップに在籍していたインダスト
市販されていない著名なプロトタイプが収蔵され
リアルデザイナーのディーター・ラムスは,数々の
ており,ドイツのデザインを学ぶ上で,その根底に
優れたデザインの製品を世に送り出し,ニューヨー
ある歴史や,デザイナーの作品を観ることは有益で
ク近代美術館に収蔵されるなど,後のデザイナーに
ある(図 2)
.
大きな影響を与えた.
一通りドイツの文化やプロダクトを紹介した後,
さらに各自で調査し考えることを目的として,ドイ
ツデザインについて自由テーマでレポートを作成
させた.機能的なデザインが特徴,地域によってデ
ザインに差がある,クオリティが高い,派手ではな
いが存在感がある,デザインに規律がある,シンプ
ルでスマート,技術と品質を重視している,自分の
手で作る/修理する,無駄のないデザインである,
生活のためのデザインである等の感想が多く見ら
れ,モノと生活に対する考え方の違いを見いだせた
ようである.
3.2 海外のグラフィックデザインについて
図2
ピナコテーク・デア・モデルネ館内
また,自主研修において移動の合間に各自スケッ
産業デザイン科の 1 年生は,デザインを学び始め
チを描くことを課題とした.単に建築物や街並を漠
てまだ半年あまりしか経過しておらず,国内外のデ
然と眺め,写真に撮る以上の効果を期待するもので
ザインに触れる機会が少ない.そこで海外のデザイ
ある.スケッチの対象にテーマや制限は設けず,各
ナーは日本をどのように見ていて,どのように表現
自の判断によるデザイナー目線での街並とそのデ
するのかの理解を促すため「DESIGN FOR JAPAN」
ィティールを探すことを目的とし,観察し描くこと
2)
のウェブサイト(東日本大震災を題材に世界中の
デザイナーがポスターを制作し販売.その売上が震
災義援金として寄付される)から,各自の判断で作
で,見たもののデザイン的価値が自分のものとなる
ことを狙いとした.
4.
グループ別現地研修
品をひとつ選択しレポートを作成させた.
日本人としてはなかなか手が出せない日の丸を
2 日間のグループ別研修では,その日の研修につ
独特の解釈で加工し表現されたもの,前向きでポジ
いて簡単なレポートを作成し翌日提出することと
ティブな印象を受けるものなどが多かった.その理
した.その中から主にデザイン教育に関係が深いも
由として,シンプルなのに伝えたいことがはっきり
のを紹介する.
わかる,という意見が多く,最小限のメッセージを
4.1 ミュンヘン応用科学大学
スピーディーに伝えられているポスターに関心が
学生総数 18,000 人ほどの国内有数の大学であり,
向けられた傾向にある.
デザイン学部はフォトデザイン,工業デザイン,コ
3.3 自主研修計画について
ミュニケーションデザインの 3 コースとマスター
ドイツ訪問は 2 度目となるが,前回はすべての行
コースで構成されている.昨年同様,今回も同大学
程がグループ毎の団体行動であったため,ミュンヘ
のデザイン学部を訪問し,Matthias Edler-Golla 教授
ンでの終日フリーとなる自主研修は初めてであり
より,大学の概要やデザイン学部のカリキュラムに
視察先の情報に乏しい.そこで,産業デザイン科に
ついて説明していただいた(図 3)
.
ついては,ホテルから徒歩圏内にあるアルテ・ピナ
コテーク,ノイエ・ピナコテーク,ピナコテーク・
その後,学部アシスタントによる説明を受けなが
ら実習設備を見学させていただいた(図 4).
本校でも使用しているものと同様の機器類も多
が展示されている.科学技術発展の歴史と併せて,
く,作業内容の説明はスムーズに理解できたようで
モノと人の関わりも見ることができ,学生のレポー
ある(図 5)
.
トで,かつて人類が空を飛ぶことを夢見てから実現
基本的に課題制作は学生自らがテーマを決めて
するまでの間に,鳥や虫の羽を参考した事例を紹介
取り組む形となっており,学生の目からはそれらに
したものがあった.アイデアの源泉がどこにあるか
関心集まったようである.また,不要になったもの
を考えるきっかけとなることが期待できる.また,
を再活用して新たなプロダクトを作るという課題
「科学技術に対する人々の思いが理解できた」「展
作品について,作品のクオリティだけでなく課題の
示品からインスピレーションを受けた」などの意見
設定そのものに多くの学生が刺激を受けていた.
があった.
主な感想として「発想に刺激を受けた」「作品の
ヴィース巡礼教会,ノイシュバンシュタイン城,
完成度が高い」などの他,「短大の設備を(自分た
リンダーホフ城の視察について,その歴史的価値お
ちは)生かしきれていない」「アイデアが出るのに
よび建設の経緯などはよく知られて所ではあるが,
やろうとしないのはもったいない」「産技短の学生
現物を目にすることの意義は大きい.レポートでは,
と比べて自主性に差がある」などの反省も見られ,
部屋の目的による装飾の違い,設備,装飾の精緻さ
デザインを学ぶ姿勢に多少なりとも刺激となった
を上げる学生が多かった.そこで感じたことの意味
のではないかと思われる.
を考え,今後のデザイン指導に生かすよう指導して
いきたい.
図3
Matthias Edler-Golla 教授
図5
5.
シルク印刷の実演
自主研修
5.1 街頭スケッチ
前述のとおり,各班の研修計画に街頭スケッチを
課題として盛り込んだ.見るだけ,撮影するだけで
は記憶に残らず,細かな部分を見落としがちである.
スケッチのための観察により,何かを発見すること
を期待し取り組ませることとした.以下,提出され
たスケッチから主なものを紹介する.
図4
木材加工の工房
4.2 ドイツ博物館と歴史的建造物
ミュンヘン市内にある国立博物館で,農業や航空,
船舶,宇宙開発など,膨大な数のドイツの科学技術
図 6 は,街中で見かけた建築や道路標識をまとめ
たもの.日本にはない造形に目が向けられている.
図 7 は,信号機を描いたもの.交通システムがど
うなっているかに焦点を当てている.図 8 は,公園
の砂場に設置してある遊具を描いたもの.
「自分の中で,最低限このクォリティーのものづく
りをするという基準がはっきりした」
程度の差はあるが,各自の視点でドイツの文化と
産業,デザインを吸収できたのではないだろうか.
図6
学生のスケッチ
図8
6.
学生のスケッチ
おわりに
今回の海外産業技術研修では,一方通行な指導と
単に見聞きするだけの行程は避け,知らず知らずの
うちに自分で考え,学び取れるような仕組みがない
図7
学生のスケッチ
ものかという視点で取り組んでみた.十分な準備と
指導だったとは到底言い難いがたく,定量的な効果
5.2 効果
として表すことも困難であるが,わずかでも学生に
以下,帰国後に提出させた,簡単な感想をまとめ
プラスとなることを願っている.
たレポートからの抜粋である.
「美観を損なわない心遣いが各所に見られる」
7.
参考文献
「建物のデザインなど,個々で存在するのではなく
1) iF DESIGN AWARD 公式サイト
周囲に合わせてあるように感じる」「建物が直線的
http://www.ifdesign.de/
で近寄りがたい印象だった」「ゴミ箱や標識など,
2) DESIGN FOR JAPAN 公式サイト
日本とのデザインの違いが面白いが,何故その形に
http://designforjapan.tumblr.com/
なったのかが気になる」「デザインを難しく複雑に
考えずシンプルさも大切だということを学んだ」
“ET ロボコン 2014”に出場して
小笠原
はじめに
1.
祐治*
シップ大会から成っています.
ET ロボコン 2014 東北地区大会が 9 月 20 日(土)
参加資格は“高校生以上.組込みソフトウェア開
に“いわて県民情報交流センタ”(アイーナ)の 8
発および同技術教育に興味を持っている方で,他の
階で開催されました.本校の情報技術科から 2 チー
競技者との意見交換,情報交換が可能であること.”
ム(さんたん’s:2 年生 3 名,世紀末ラボ:2 年生 3
とあります.企業,大学,高専,短大,個人に分類
名)がデベロッパー部門プライマリークラスに出場
されており,全国で 336 チームが参加しました.
しました.企業や大学が出場するなか,走行競技部
地区大会は 11 地区で行なわれ,
各地区大会で上位
門 1 位:さんたん’s,総合部門 2 位:さんたん’s,
の成績を獲得したチームがチャンピオンシップ大
総合部門 3 位:世紀末ラボとなりました.
会に出場することができます.
2.
昨年はデベロッパー部門(従来競技の継承)にア
大会の概要
ーキテクト部門(次世代のアーキテクト育成)が追
ET ロボコン(ET ソフトウェアデザインロボット
加され 2 部門になりました.今年は,デベロッパー
コンテスト)は組込みシステム技術協会(JASA)
部門にプライマリークラスとアドバンスドクラス
が主催しており,組込みソフトウェア技術者の人材
ができました.そのため,以下の 3 つの競技から選
育成の一環として行なわれる競技大会です. 2002
択することになりました.デベロッパー部門プライ
年に UML ロボットコンテストとして大会が始ま
マリークラスを選択しました.
り,2005 年から ET ロボコンと名称を変更して現在
・デベロッパー部門プライマリークラス:14 チーム参加
に至っています.
・デベロッパー部門アドバンスドクラス:10 チーム参加
大会は図 1 に示すように地区大会とチャンピオン
・アーキテクト部門
:4 チーム参加
東北地区大会は,昨年に引き続き盛岡市のアイー
チャンピオンシップ大会
(神奈川県横浜市)
11 月 19-20 日
選抜
地区大会
ナで行なわれました.
9 月 ~ 10
北陸地区大会
(石川県)
東北地区大会
(岩手県盛岡市)
月
北海道地区大会
(江別市)
東海地区大会
(愛知県)
東京地区大会
(新宿区)
北関東地区大会
(埼玉県)
中四国地区大会
(広島県)
関西地区大会
(京都府)
南関東地区大会
南関東地区大
(神奈川県)
会
沖縄地区大会
(那覇市)
図1
*
情報技術科
(神奈川県)
九州地区大会
(福岡県)
大会構成
3.
競技の概要
デベロッパー部門プライマリークラスの競技概
要を説明します.ハードウェアとして走行体(図 2)
競うものです.走行体は教育用レゴマインドストー
を使用して,それを制御する組込みソフトウェアを
ム NXT(レゴブロック)を使用して組み立てるも
ので,競技規約が定められており,改造等の余地は
ほとんどありません.簡単な装飾ができる程度です.
走行体は昨年から変更はなく,昨年のものがそのま
ま使用可能でした.
ジャイロセンサ(傾きを感知)と光センサ(ライ
ントレース用)を搭載しており,二輪でバランスを
取りながら自立走行(倒立振子制御)することがで
3.1 モデリング
きます.また,両輪にエンコーダが内蔵されており,
モデリングは,設計書等に相当するもので,UML
各車輪の回転角を知ることができます.また,超音
(Unified Modeling Language)を用いて記述する
波センサで障害物を検知することができます.
場合がほとんどです.モデルの書き方(正確性,理
BlueTooth が搭載されており,PC と通信が可能で
解性)とモデルの内容(構造,振る舞い,一貫性)
す.PC からのスタート指示を受信したり,走行デ
で A3 版 6 枚以内(コンセプトシート 1 枚+デザイ
ータを送信することができます.
ンシート 5 枚以内)です.大会前に審査委員によっ
電池は大会当日,主催者から配布されます.
て評価されます.
評価はモデリングと競技(競技コースの走行時
間)で行なわれます.
3.2 競技
競技コースを図 3 に示します.競技コースには内
側(インコース)と外側(アウトコース)のコース
超音波センサ
ジャイロセンサ
があります.
2 チームで 2 回走行を行います.1 回目は,それ
マイコン
ぞれインコースとアウトコースをスタートの合図
とともに走行を開始します.2 回目も同様ですが,
エンコーダ
(モ-タ-)
1回目とは逆のコースを走行します.インコースと
アウトコースの両方の走行時間の合計で評価され
ます.
図 3 の右上からスタートして,中間ゲート(青点
と青点の間)を通過し,ゴール(赤点と赤点の間)
スタンド
光センサ
図2
NXT 走行体
図2
までをベーシックステージと呼んでいます.
NXT 走行体
図3
競技コース
また,ゴールを過ぎた後に①~④の難所があり,最
プログラムの作成など.
後のガレージまでをボーナスステージと呼んでい
(2)コンセプト,デザインシートの作成(7-8 月)
ます.難所の直前は灰色のライン(マーカー)にな
夏休み中にも数日作成を行ないました.時間およ
っており,難所までの距離を正確に知ることができ
び表現力が十分でないので,実際に用いている制御
ます.
方法を的確に記述することができず,内容が薄くな
走行時間はベーシックステージの走行時間から
ってしまいました.
つぎの項目に該当する時間(ボーナスポイント)を
提供されているサンプルプログラムは C 言語を用
削減して計算されます.ゴールまでたどり着かない
いていましたが,プログラムの作成には前大会まで
場合には,120 秒となります.
使用していた C++言語を使用しました.授業で C++
・リモートスタート(BlueTooth 通信) 5 秒
言語を学習していないこともあり,プログラムの作
・中間ゲート通過(3 カ所)
各5秒
製には時間を要しました.また,就職活動や授業の
10 秒
課題等もあり,放課後や休日に取り組む場合には,
・ゴールゲート通過
・難所通過
学生にモチベションを維持させることに苦心しま
①ルックアップゲート・シングル 5 秒
ルックアップゲート・ダブル
した.
10 秒
地区大会は盛岡で行われるので,1 年生の学生に
5秒
大会の案内を行っています.観戦して興味を持って
②フィギュア L・ノンスピン
フィギュア L・シングルスピン 10 秒
もらい,翌年の参加に繋ぎたいと考えています.
③ガレージ・イン
5秒
4.3 支援ツール
④ガレージ・イン
5秒
走行体には BlueTooth が搭載されており,PC と
データ交換を行うことができます.これを利用した
4.
大会への取り組み
支援ツール(PC 側ソフト)を昨年作成しました.
今年は距離表示等を改良しました.
地区大会へは 2009 年から出場しており,今回で 6
回目となります.
4.1 スケジュール
出場する学生を募集し,3 月に参加チームを結成
しエントリしました.東北地区大会関連のスケジュ
ールは以下の通りとなっています.
・エントリ締め切り
・技術教育 1
4/10
5/25(日)
開発環境,モデリング入門,
・技術教育 2
拡大表示
6/8(日)
モデリング実践,モデル実装
・試走会 1
7/26(土)
・試走会 2
8/30(土)
・地区独自試走会
・地区大会
距離
9/7(日)
9/20(土)
4.2 学生の指導
時間
参加する学生が 2 年生であり,就職活動とも重な
るので,取り組みが十分とは言えませんでした.
(1)勉強,プログラムの作成(4~7 月)
実習(授業)として週 1 回(180 分)及び放課後
倒立振子,競技ルール,開発環境の学習,
図 4 走行軌跡上にグラフ表示
距離
バランス走行
尻尾走行
図 6 走行方法
バランス走行のライブラリーは,大会事務局から
提供されています.速度を指定して走行する制御に
なっています.バランス走行は前に傾いた場合に,
図 5 横軸が距離のグラフ表示
支援ツールの機能を示します.
・リモートスタート
立て直すための余力を残して走行する必要があり
ます.
安定的により速く走るために,駆動力の余力を把
・走行ログの収集,グラフ化
握し,一定の余力を残して走行するように制御方法
・走行ログの保存,読出し
を変更しました.
実際の走行を注意して見ていても,時間の経過と
ともに過ぎてしまうので,詳細を記憶していること
また,車輪のエンコーダ値から得られる走行距離
をもとに,カーブでの走行を調整しました.
は困難です.また,走行が期待したとおりに行かな
時間短縮のために走行速度を速くすると,ライン
い場合,プログラムの実行部分と走行を対応付ける
トレースを失敗してコースアウトする危険性が増
ことは容易ではありません.それを,改善するため
してきます.そこで,コースアウトを検出して,ラ
に,つぎに示す 3 種類のグラフ形式で各センサ値を
イントレースに復帰するリカバリー制御を組み込
表示できるようにしました.(図 4, 図 5 参照)
みました.リカバリーが成功すると 10~15 秒の遅
・走行軌跡に表示
れで済みます.コースアウトでリタイヤすると,走
・横軸が距離
行時間が 120 秒となり入賞は絶望的です.
・横軸が時間
5.2 ボーナスステージ
支援ツールを用いることによって,走行状況の把
昨年より難所が減ったので,入賞するためには難
握が容易になりました.特にカーブでのライントレ
ースや難所走行において,安定性の判断ができるよ
うになりました.
所を確実に走破する必要があります.
ボーナスステージの難所を通過するとベーシッ
クステージの走行時間から規定時間が削減されま
4.4 練習コース
す.走行時間の制限は 120 秒となっており,練習コ
コースの大きさは 5460×3640mm であり,一部屋
ースではベーシックステージが 25 秒程度なので,
を占有してしまいます.素材は競技コースを異なり
ボーナスステージでは 90 秒以上の時間を使うこと
ますが,大会事務局で販売したコースを購入しまし
ができます.そのため,急がずに確実に難所を走破
た.
するようにしました.
5.
戦略
5.1 ベーシックステージの走行
ベーシックステージではルールの従い,2 輪でバ
アウトコースでは難所の手前にあるマーカー(灰
色ライン)を検出し,難所走行に切り替えました.
各難所での走行方法はつぎの通りです.
① ルックアップゲート(シングル:5 秒,ダブル:10 秒)
ランスと取りながら(バランス走行)ライントレー
ルックアップゲートは、走行体の高さよりも低い
スを行いました.ボーナスステージでは尻尾走行
ゲートを通過します.高が制限されているので,尻
(図 6 のように尻尾を着いて走る)ができます.
尾を下げて後ろのめりで走行します.
ゲートを通過すると,シングルとなります.その
ないが尻尾がラインに引っ掛かりスピンが中断さ
後,ゲートを戻り再度通過するとダブルとなります.
れる場合があります.指定時間内にスピンが終了し
ダブルに挑戦しました.
ない場合には,スピンをやり直す(スピン前まで戻
後ろのめりで走行するとライントレースに使用
している光センサの向きが変わり,照明の影響を受
して再度スピンを行う)ことにしました.
③ ガレージ・イン(5 秒)
けやすくなります.そのため,ライントレースを止
ルックアップゲート,ファイギュア L では直線走
めて直線走行を行いました.両輪のエンコーダ値の
行を行っているので、ガレージ・イン手前ではライ
差が一定になるように走行制御を行います.
ンから離れている(ずれている)場合があります。
② フィギュア L (ノンスピン:5 秒,
ラインに近づくために,一旦ラインから離れ,ライ
シングルスピン:10 秒)
フィギュア L(高さ 13mm の台)を通過します.
ン方向に対して斜め方向から接近し,ライン位置を
確認します.その後直線走行を行います.
そのまま通過すると,ノンスピンとなります.台上で 1 回
アウトコースではルックアップゲート直前のマ
転するとシングルスピンとなります.シングルスピンに
ーカーからの距離をもとに走行を終了します.イン
挑戦しました.
コースではフィギュア L の段差からの距離をもと
バランス走行でフィギュア L に登り,尻尾走行に
に走行を終了します.その際,前に倒れないように
切り替えます.その後,走行体の中心でスピン(回
するために,少し直進して,後ろのめりにして尻尾
転)するために,左右の車輪を反対方向に同じ角度
を下げます.
回転するように制御します.バランス走行でスピン
5.3 走行シナリオ
することは難しく,バランスと取る制御が優先され
走行の流れを図 8 に示します.
るため安定して正確に行うことは困難です.尻尾走
インコース,アウトコースともにリモートスター
行では,バランスをとる必要がないので,可能とな
トし,ベーシックコースをライン通りに 25 秒程度
りました.
で走行し,ボーナスステージに入ります.ボーナス
ところが,課題が2つ出てきました.一つ目は,
ステージでは,ルックアップゲートはダブル,フィ
インコースではゴール直後にマーカー(灰色ライ
ギュア L はシングルスピンで,その後ガレージイン
ン)があるので検出しません.そのかわり,フィギ
を行います.
ュア L に登る際に段差が 13mm あり一度に登れずに
後退するので,この後退を検出してフィギュア L
に達したと判断して,前のめりになり登っていまし
た.しかし,試走会ではうまくいきませんでした.
毎回フィギュア L の約 10cm 手前で前のめりになり,
登る位置を誤って判断しているようでした.原因究
明に苦労しましたが,コースの布地が複数枚のボー
ドの上に置かれており,ボード間の段差を検出して
いたようです.後退判断の閾値を大きくすることで
解決しました.
ライントレース
直線バランス走行
直線尻尾走行
旋回尻尾走行
図8
走行シナリオ
インコースではラインの右側,アウトコースでは
尻 尾 が
引っ掛る
ラインの左側を走行します.ラインの分岐を考慮す
二つ目は,フィギュア L 上にもラインがあるので
る必要がなく,また最も急なカーブを容易に走行す
すが,ラインはボードの上にテープを張り付けてい
るためにカーブの外側を走行するようにしていま
ます.尻尾走行でスピン(回転)すると,頻度は少
す.
図7
フィギュア L
6.
・総合部門
結果
1.Kraftwerk(岩手県立大学ソフトウェア情報学部)
アイーナ 8 階に競技コースが設置され,走行競技
が行われました. 走行状況,走行結果がプロジェ
2.さんたん’s(岩手県立産業技術短大 情報技術科)
3.世紀末ラボ(岩手県立産業技術短大 情報技術科)
クタで表示されました.
図 10 さんたん’s:走行競技部門1位, 総合部門 2 位
図 9 走行結果の表示
走行毎に 2 チームの走行結果が表示されます.
6.1 チーム・さんたん’s
インコース,アウトコースとも予定通り(図 8)
走行を行いました.
インコース
アウトコース
合計
走行時間
24.6
25.1
49.7
ボーナスポイント
-55
-55
-110
結果(秒)
-20.4
-19.9
-40.3
結果は表の通り,-40.3 秒となりました.
6.2 チーム・世紀末ラボ
さんたん's と同様にインコース,アウトコースと
図 11 世紀末ラボ:総合部門で 2 位
7. まとめ
も予定通り(図 8)走行を行いました.
インコース
アウトコース
合計
走行時間
24.8
25.1
49.7
ボーナスポイント
-55
-55
-110
結果(秒)
-20.2
-19.9
-40.1
ET ロボコン 2014 東北地区大会のデベロッパー
部門プライマリークラスに,本校の情報技術科から
2 チーム(2 年生の学生 6 名)が出場しました.企
結果は表の通り,-40.1 秒となりました.
業や大学が出場したなか,走行競技部門で1位,総
6.3 大会の結果
合部門で 2 位,3 位となりました.残念ながら,チ
ET ロボコン 2013 東北地区大会のデベロッパー
ャンピオンシップ大会への出場とはなりませんで
部門プライマリークラス(14 チーム参加)の結果
を示します.
・走行競技部門
1.さんたん’s(岩手県立産業技術短大 情報技術科)
・モデリングデザイン部門
1.Kraftwerk(岩手県立大学ソフトウェア情報学部)
した.
8. 参考資料
1)ET ロボコン 2014 公式サイト:
http://www.etrobo.jp/2014/
2)ET ロボコン 2014 東北地区公式サイト:
http://tohoku.etrobo.jp/2014/
卒業研究テーマ一覧
メカトロニクス技術科
No. 研究テーマ
学生氏名
指導担当
1・ プッシャーゲーム機の製作
浅沼 直弥
鈴木 真央
遠藤敬悦
2・ 階段昇降時の負担を軽減する杖の提案
古澤 和也
内田直史
3・ プラスチック製の竹トンボの製作(射出成型)
田村 勇次
三浦公嗣
4・ 蒸気機関車機構モデルの設計製作
佐々木 陽亮
菅川清春
5・ Sheet metal Ferris wheel ~板金製手回し観覧車の製作~
依田 亮介
三浦公嗣
6・ クアトロインデックス機構を有するマイクロドリル装置の製作
菊池 知也
宮 颯太
菅川清春
7・ エコラン車両用ディジタルタコメータの製作
鈴木 大喜
熊谷剛
8・ プラスチック製チェスの設計・製作
井上 佳佑
三浦公嗣
9・ エコラン競技用エンジンの改良
大澤 祐輔
遠藤俊明
10・ エレベータ模型の改良
千田 樹
熊谷剛
11・ エコラン競技車両の改良
岩崎 一彦
遠藤俊明
12・ 機械式時計の製作
昆 恭輔
菅川清春
13・ 空気圧制御技術についての一考察 ~セミナー資料の作成~
佐々木 郁哉
内田直史
14・ 教材用機構モデルの製作
佐藤 玄理
熊谷剛
15・ ライントレーサを用いた搬送機の製作
井上 将人
内田直史
16・ 普通旋盤作業2級加工技能の習得
近藤 駿
遠藤俊明
17・ 2軸ジンバルの製作
寺内 優祐
熊谷剛
18・ FA実習装置の改良及び授業課題の作成
柳舘 慎一郎
内田直史
30
電子技術科
No. 研究テーマ
学生氏名
指導担当
1・ イベント案内ロボットの製作
伊藤 裕耶
押切 直斗
泉田 福典
2・ Bluetoothを用いたオーディオシステムの製作
畠山 雄奨
三浦 諒弥
熊谷 隆美
3・ 自動操縦カーシステムのモデル製作
菊池 諒
山田 信寿
藤井 裕康
4・ 太陽光発電による蓄電・給電に関する研究
高橋 知矢
藤井 裕康
5・ アウトドア型探索ゲームシステムの製作
村上 統
盛内 壱成
泉田 福典
6・ 半導体と真空管を用いたハイブリット型ギターアンプの製作
佐々木 慶太
佐々木 祥太
熊谷 隆美
7・ オリジナル電子工作キットの製作
加賀 丈理
熊谷 友冶
抱石 良輔
有原 一文
8・ LED看板用振動力発電装置の製作
小野寺 進
髙澤 忍
阿部 貴志
31
建 築 科
No. 研究テーマ
学生氏名
指導担当
1・ 木造学生寮の構造設計
津志田 桃子
永井 昌
三浦 和洋
2・ 女性現場監督の増加を目的とした調査研究
扇 真子
永井 昌
三浦 和洋
3・ 北上市の景観に関する研究
佐藤 優希
渡邊 雅孝
4・ 大槌町復興計画に関する研究
小川 文哉
永井 昌
5・ 盛岡市の都市計画についての研究
外村 春
渡邊 雅孝
6・ 貝を使った再生コンクリートの研究
瀬川 将
永井 昌
三浦 和洋
7・ 奥州市江刺区における省エネルギー住宅の提案
藤田 正裕
岩崎 有喜
8・ 技能五輪に向けて
佐々木 信幸
佐々木 涼汰
女鹿 安耶子
佐々木 克幸
9・ 実物大配筋模型の作製~現場監督を目指して~
澤田 智明
鈴木 航
佐々木 克幸
10・ 東屋の設計・施工
高松 裕哉
橋場 雄治
向平 徹
佐々木 克幸
女鹿 安耶子
11・ 津波避難ビルの設計
岩間 夏美
永井 昌
12・ 矢巾町における健康増進スポーツセンターの提案
村田 豪
岩崎 有喜
13・ 北上市和賀町におけるアウトドア宿泊施設の提案
菊池 佳蓮
岩崎 有喜
14・ エコタウンの設計
高橋 誠弥
渡邊 雅孝
15・ 盛岡市松園における地域活性化施設の提案
遠藤 正視
岩崎 有喜
16・ 滝沢市の地域活性化~「つながり」を生む街~
吉田 百合帆
須藤 ちえ美
渡邊 雅孝
32
産業デザイン科
No. 研究テーマ
学生氏名
指導担当
1・ 軽米町の特産品を使った商品パッケージの提案
小笠原 芽衣
北條 恭子
2・ ファッションに無関心な女の子へのオシャレ推進ポスターの提案
鈴木 夏美
北條 恭子
3・ 鬼の館のウェブサイトの提案
角掛 古都美
北條 恭子
4・ 岩手の高校生向けフリーペーパーの提案
小原 彩美
金田 麻由美
5・ 紫波町10産直PR「巡ぷろじぇくと」の提案
小山田 育美
高橋 くるみ
横井 昭紀
金田 麻由美
6・ 人間と動物の関わり方を考えるプロジェクトの提案
熊谷 真鈴
高橋 正明
7・ 若者のコミュニケーション方法を改善する映像の提案
佐々木 陸
高橋 正明
8・ 子供に虫の存在を理解させるための昆虫図鑑
瀬川 礼菜
高橋 正明
9・ 奥州市の子供たちに地元理解を促す企画の提案
辻山 友望
高橋 正明
10・ 高速バス待合所の提案
伊藤 詩織
清武 英司
11・ 南部鉄器を用いた体験型甘味処の提案
佐々木 春奈
中里 仁菜子
清武 英司
12・ 盛岡都市循環バスと連携したコミュニティサイクルの提案
竹原 みなみ
清武 英司
13・ 市民ランナーのトレーニングサポートサイトの提案
菅野 拓磨
高橋 洋光
14・ 山田町観光プロジェクトの提案
木村 明里
高橋 洋光
15・ 郷土芸能団体を取り上げるwebマガジンの提案
千葉 奈津美
高橋 洋光
16・ 岩手の日本酒スマホサイトの提案
村田 結花
高橋 洋光
17・ 災害対応の家具型シェルターの提案
菊地 香織
多田 誠
18・ 3DCGモデルを使用した学生募集への活用の提案
関 真理愛
多田 誠
33
情報技術科
No. 研究テーマ
学生氏名
担当教員
1・ Twitter4Jによるネットワーククライアントの作成
小野寺 雄太
石舘 勝好
2・ ブラウザ機能拡張の研究
及川 翔太
石舘 勝好
3・ Kinectを使った人流計測システム
橋場 弦
早坂 友汰
石舘 勝好
4・ HTML5,CSS3,PHPを用いたファッションサイトの作成
田中 将太
小野 陽子
5・ Moodleによる学習システムの構築
松平 未来
小野 陽子
6・ 楽園祭向けARアプリケーションの作成
石川 智信
熊谷 司
福田 彩乃
小野 陽子
7・ 音楽ゲームの作成
鎌田 峻輔
飯坂 ちひろ
8・ YEAC10シミュレータ作成
田中 丈
飯坂 ちひろ
9・ Raspberry Piを利用したホームオートメーション・システム
三上 宥人
飯坂 ちひろ
10・ Arduinoを使用した電子ドラムの作成
村田 憲貴
飯坂 ちひろ
11・ 動体検知コントロールカーの作成
菅原 僚大
飯坂 ちひろ
12・ 子供向けプログラミング教材の作成
藤田 健洋
昆野 幹夫
13・ 漫画ランキングサイトの作成
渡邊 拓真
昆野 幹夫
14・ 弁当注文システムの作成
吉田 慎太朗
昆野 幹夫
15・ 「動くロボット」を作る
佐々木 愛海
昆野 幹夫
16・ Red5を使ったストリーミング再生方式の動画共有サイトの作成
佐藤 康平
昆野 幹夫
17・ Java言語を用いたNW麻雀ゲームの作成
北村 賢一
小笠原 祐治
18・ Java言語を使用したNWチェスの作成
井上 優駿
小笠原 祐治
19・ Java言語を用いたNW将棋の作成
熊谷 幸大
小笠原 祐治
20・ 基本情報技術者試験対策アプリの作成
川村 敦斗
小笠原 祐治
21・ 展示品解説アプリの作成
角掛 哲也
小笠原 祐治
22・ Leap Motionによるプロジェクションマッピング
及川 優
ソソラバラム
バドゥジャルガル
23・ PHPによる販売システムの作成
金澤 亮佑
ソソラバラム
バドゥジャルガル
34
生産技術科
No. 研究テーマ
学生氏名
指導担当
1. 歯車ポンプの設計と製作
三浦 知登
佐藤 大
2. ウォーターランプの設計と製作
宮里 沙夏
佐藤 大
3. ミニエレベータの設計・製作
高橋 児和
継枝 正行
4. 数値制御NC旋盤3級および2級課題の製作
及川 伶太
齋藤 裕之
5. ビルダーカード量産金型の検討
高橋 義斗
千葉 日向
和泉 正義
6. エアシリンダによる回転テーブルの製作
佐藤 一統
松尾 才治
7. ピック&プレイスユニットの製作
深澤 拓
松尾 才治
35
電気技術科
No. 研究テーマ
学生氏名
指導担当
1. リチウムイオン蓄電池を使用した独立型太陽光発電設備の製作
熊谷 悠樹
佐々木良太
三浦 幸喜
2. フルカラーLEDを用いたカジノ風電子ルーレットの製作
刈田林太郎
松坂 友貴
佐藤 聖一
3. コイルガンを利用した電磁力の実験装置の製作
佐藤 弘樹
髙木 俊平
佐藤 聖一
4. 水に触れてサウンドを生成するインタラクティブシステムの製作
佐々木和也
吉田 実礼
菅野 研一
5. 鉄道模型自動制御回路の製作
佐藤 航
菅野 研一
6. プログラミング言語Swiftの習得
老藤 貫汰
菅野 研一
7. スロットマシンの製作
及川 拓夢
鈴木 涼太
佐々木 治
8. バスケットボールゲームの製作
馳田 正人
村上 文哉
佐々木 治
9. 自動演奏楽器の製作
竹田 達也
松田 拳
加藤 邦庸
10. 起電機の製作
千田 歩
八重樫久遠
加藤 邦庸
11. 小型水力発電機の製作
吉田 直人
千葉 宗男
12. 振動を利用した発電装置の製作
片平 智大
千葉 宗男
36
建築設備科
No. 研究テーマ
学生氏名
指導担当
1・ 自然エネルギーを活用した冷暖房設備の設備図面作成
加藤千佳
齊藤 理
2・ 2級建築士の製図課題を題材とした住宅設計
日下鴻大
佐藤 雅彦
3・ 空調設備の制御モデルの製作
佐藤悠希
飯坂 覚
4・ 「これからのECO住宅と趣味を楽しむ住宅」の提案
芳田拓也
中村 武
5・ 3階建て保育園の給排水設備について
鎌田 幸
菅原 利之
6・ 高断熱・高気密住宅の設計・提案
菅野夕貴
佐藤 雅彦
7・ 鋼管の種類と施工時の留意点
阿部 栞
髙橋 哲子
8・ 築50年余の古民家(自宅)のリフォーム
千葉淳平
中村 武
9・ さや管ヘッダー工法の施工方法と種類について
阿部純彦
・村上拓也
髙橋 哲子
10・ 木造平屋建て住宅のリフォーム設計
村松将貴
飯坂 覚
11・ 建築簿記にチャレンジ
真石瑠維
佐藤 雅彦
12・ 「むすんで ひらいて」 ~ 高齢者と地域を結ぶシェアハウスの提案 ~
藤根優佳
中村 武
13・ 建築設備科教室の熱対策
佐々木尚
菅原 利之
14・ 木造住宅の設計 ~2級建築士製図課題より~
亀井佑二
佐藤 雅彦
15・ 学生寮の水まわりのリフォームの提案
及川優
・三河祐貴
菅原 利之
16・ ガラス窓透過による熱負荷の考察
高橋 拓
飯坂 覚
千葉ゆかり
・前川敬大
齊藤 理
17・
技能五輪配管職種銅管曲げ及びろう付けの映像化
並びに排水・通気の精度向上
37
活動の記録(平成26年4月1日~平成27年3月31日)
平成26年度 矢巾校活動状況
論文・国際会議プロシーディングス
タイトル
著者名
掲載誌名・巻・号・ペー
ジ・発行年
Reliability Design to Factors
that affects Power Conversion
Efficiency in the Switching
Power
本間
吉見
佐藤
小野
下水汚泥焼却灰を活用した
産学官連携研究の概要
佐々木 昭仁
菅原 龍江
阿部 貴志
池 浩之
佐藤 佳之
再生と利用 Vol.38 No.143
pp87-95, 2014/4
下水汚泥焼却灰を活用した
産学官連携研究の概要
佐々木 昭仁
菅原 龍江
佐藤 佳之
阿部 貴志
池 浩之
環境管理 12(50),
pp82-88, 2014-12
義章
登司一
健一
大樹
38
職業能力開発研究誌,
31巻,1号 2014
国内会議・研究会等
タイトル
著者名
掲載誌名・巻・号・ページ・発行
年
三浦公嗣
メカトロニクス実習の取組みに
熊谷 剛
ついて
多田康洋
2014実践教育研究発表会予稿
集
pp.34 2014/8
ソソラバラム
使いやすいノイズ生成器に向け バトゥジャルガル
て
千葉則茂*
東平成26年度 第4回芸術科学
会北支部研究会, 2015.3.29
Emperical Generation of fBm
Using Markov-Type Transition
Matrix,
IWAIT2015, 2015.1.9~13
Batjargal
Sosorbaram,
Norishige Chiba**
A Fundamental Study on Markov- Batjargal
type Field Usable for Computer
Sosorbaram,
Animation
Norishige Chiba**
平成26年度第1回芸術科学会
東北支部研究会,2014.7.26
地域内発型産業支援プロジェク
トとの連携による人材育成の展
開について―産業支援機関との 本間 義章
ネットワークを活用した企業視
点での産業人材の育成―
2014実践教育研究発表会予稿
集,pp.66 F-6, 2014/8
金型表面粗さがショートショッ
ト不良に影響を与える動作メカ 本間 義章
ニズムについて―5源主義手法 吉見 登司一
による金型の見える化と発生の 道又 文紀
瞬間分析―
2014実践教育研究発表会予稿
集,pp.32 A-13, 2014/8
スイッチング電源の電力変換効
率に影響を及ぼす因子に対する
信頼性設計―5源主義手法によ
る分析とVE手法による新機構
アイデアの抽出―
第22回職業能力開発研究発表
講演会 講演論文集,
pp.184-185, 2014/10
本間 義章
吉見 登司一
佐藤 健一
小野 大樹
地域内発型産業支援プロジェク
トとの連携による人材育成の展
開について―産業支援機関との 本間 義章
ネットワークを活用した企業視
点での産業人材の育成―
実践教育ジャーナル,
pp.34- 37, 実践教育
Vol.29, No.4(2014.12)
金型表面粗さがショートショッ
ト不良に影響を与える動作メカ 本間 義章
ニズムについて―5源主義手法 吉見 登司一
による金型の見える化と発生の 道又 文紀
瞬間分析―
実践教育ジャーナル,
pp.38- 41, 実践教育
Vol.29, No.4(2014.12)
39
下水汚泥焼却灰を活用した
産学官連携研究の概要
佐々木 昭仁
菅原 龍江
佐藤 佳之
阿部 貴志
池 浩之
40
3 R 先 進 事 例 発 表 会
(2014/10/17)
第19回リサイクル技術開発本多
賞受賞講演
産学官連携活動
内容
担当者
連携先
地域ものづくり企業技術高度化
本間 義章
支援事業
(株)神奈川精工
41
期間
2014/7/7~9/26
セミナー講師等
セミナー等のタイトル
担当者
内容
期日
3D CAD(ソリッドモデリング)
三浦 公嗣
菅川 清春
産技短在職者研修
2014/7/29~30
金型技術者講座
「プレス加工の基礎知識」
三浦 公嗣
宮古高等技術専門
校在職者研修
2014/9/18~19
平成26年度
第2回職業訓練指導員免許取得講習
菅川 清春
岩手県能力開発協
会依頼講師
2015/1/19
農業機械整備技能検定受験コース
(1級実技)
熊谷 剛
産技短在職者研修
2015/1/23
電子通信技術の基礎
藤井 裕康
泉田 福典
有原 一文
阿部 貴志
産技短在職者研修
2014/8/26~27
2014/9/18~19
電子機器組立技能検定受検コース
藤井 裕康
熊谷 隆美
産技短在職者研修
2014/7/3~4
平成26年度岩手県消防学校教育訓練
有原 一文
電気の基礎知識
及び送配電
2014/8/8
二級建築士受験コース学科
建築法規
永井 昌
産技短在職者研修
2014/6/3
二級建築士受験コース学科
建築構造
三浦 和洋
産技短在職者研修
2014/6/10~11
Windows版JW-CAD入門
岩崎 有喜
産技短在職者研修
2014/7/1~2
二級建築士受験コース実技
建築設計製図
岩崎 有喜
産技短在職者研修
2014/7/29~30
永井 昌
建築施工管理技術検定受験コース学科
渡邊 雅孝
(2級)
佐々木 克幸
産技短在職者研修
2014/8/7~8
建築施工管理技術検定受験コース学
科・実地(2級)
産技短在職者研修
2014/9/2~3
産技短在職者研修
2014/10/29~30
永井 昌
インテリアコーディネーター受験コー
渡邊 雅孝
ス(実技)
型枠施工技能検定受検コース
(学科・実技ペーパー)
渡邊 雅孝
佐々木 克幸
女鹿 安耶子
産技短在職者研修
2015/1/7~8
3DCG活用デザイン
多田 誠
産技短在職者研修
2014/5/21~22
42
Adobe Illustrator(初級編)
金田麻由美
産技短在職者研修
2014/5/27~28
Adobe Illustrator(中級編)
金田麻由美
産技短在職者研修
2014/6/17~18
Adobe Photoshop(初級編)
高橋洋光
産技短在職者研修
2014/6/26~27
Adobe Photoshop(中級編)
高橋洋光
産技短在職者研修
2014/7/24~25
スマートフォン
(Android)活用
昆野 幹夫
Android搭載の
スマートフォンの
活用方法
2015/1/21~22
C言語入門
小笠原 祐治 産技短在職者訓練
2014/11/19~20
技術力強化スクール
「シーケンス制御セミナー」
高校生向けシーケンス制御セミナー
本間 義章
宮古市産業支援
センター事業
2014/6/12
2014/6/19~20
2014/6/26~27
2014/7/3~4
2015/1/22~23
2015/2/5~6
2015/2/19~20
本間 義章
宮古市産業支援
センター事業
2014/11/8~9
2014/12/13~14
2015/1/31~2/1
2015/2/7~8
43
外部イベントや競技会への協力
イベント名
担当者
内容
期日
技能五輪全国大会
「自動車板金職種」
三浦 公嗣
競技主査
2014/5/15
2014/6/4
2014/7/2
2014/7/23
2014/10/20
2014/11/26
~12/1
2015/1/26
技能検定委員
三浦 公嗣
放電加工職種
(ワイヤ放電加工作業)
2014/7/26
技能検定委員
遠藤 俊明
機械加工
(マシニングセンタ作業)
2014/9/6~7
技能検定委員
三浦 公嗣
遠藤 俊明
機械加工職種集中採点
2014/9/8~9
技能検定委員
三浦 公嗣
機械板金職種
(機械板金作業)
(タレットパンチプレス作業)
2014/12/4
2015/1/31
技能検定委員
三浦 公嗣
機械検査職種
2015/1/17
技能検定委員
三浦 公嗣
金型製作職種
(プレス金型製作作業)
2015/1/24
技能検定委員
菅川 清春
機械検査職種
2015/1/31
技能検定委員
遠藤 俊明
機械検査職種
2015/2/5
技能五輪
有原 一文
第52回技能五輪
「電子機器組立て」
職種連絡会
2014/3/7
2014/5/20
2014/9/11
2015/1/8
技能検定員
藤井 裕康
泉田 福典
熊谷 隆美
有原 一文
阿部 貴志
電子機器組立て職種
(五輪)
2014/6/27
技能検定員
藤井 裕康
泉田 福典
有原 一文
阿部 貴志
電子機器組立て職種
(1級,2級)
2014/8/5
技能検定員
熊谷 隆美
電子機器組立て職種
(1級,2級)
2014/8/10
44
高校生ものづくりコンテスト2014
東北大会審査委員
泉田 福典
高校生ものづくりコンテスト2014
岩手県大会審査委員
藤井 裕康
審査委員長
電子回路組立部門
加藤 邦庸
課題作成・審査
審査副委員長
電子回路組立部門
2014/7/30~31
2014/10/25
高校生ものづくりコンテスト2014全国
藤井 裕康
大会「電子回路組立部門」審査委員
電子回路組立部門
平成26年度
岩手県若年者技能競技会
佐々木 克幸
木造建築科競技委員
2014/10/24
平成26年度
岩手県若年者技能競技会
岩崎 有喜
建築設計科競技委員
2014/10/24
高校生ものづくりコンテスト2014
岩手県大会審査委員
岩崎 有喜
木材加工部門
2014/10/31
技能検定補佐員
佐々木 克幸
とび職種
2014/8/4
技能検定補佐員
岩崎 有喜
とび職種
2014/8/5
技能検定委員
渡邊 雅孝
型枠施工職種
2015/1/30
技能検定委員
佐々木 克幸
建築大工職種
2015/2/1
技能検定委員
岩崎 有喜
建築大工職種
2015/2/2~3
2015/2/10
審査員
岩崎 有喜
CADトレース技能審査
(前期)、(後期)
2014/9/14
2015/2/14
色彩・デザイン部会委員
2014/4~12
希望郷いわて国体・希望郷いわて大
金田麻由美
会 広報・県民運動専門部会
2014/11/15~16
家具職種技能五輪予選会
高橋洋光
多田 誠
技能検定委員
2014/7/4
家具製作職種(家具手加工作業)
技能検定
高橋洋光
多田 誠
技能検定委員
2014/8/6
「いわて若者交流ポータルサイト構
金田麻由美
築・運営業務」企画審査委員会
審査委員
2014/9/2
第12回岩手県障がい者技能競技大
高橋洋光
会(木工)
競技審査委員
2014/9/7
第58回岩手統計グラフコンクール第
清武英司
二次審査会
審査委員
2014/9/11
東日本大震災からの復興を担う専門
多田 誠
人材育成支援事業
推進協議会委員
2014/9/24
~2015/3/31
45
盛岡グランドホテル開業50周年記念 高橋正明
ロゴマーク制作プロジェクト
北條恭子
審査委員
2014/10/14
2014年ふるさとCM大賞in IWATE
北條恭子
審査委員
2014/11/30
第 12 回岩手県障がい者技能競技
大会
石舘 勝好
パソコンデータ入力
競技審査委員
2014/9/7
第52回技能五輪全国大会
本間 義章
「メカトロニクス」職種
職種連絡会
2014/6/13
2014/9/4
2014/12/17~18
第52回技能五輪全国大会
本間 義章
「工場電気設備」職種
職種連絡会
第9回若年者ものづくり競技大会
本間 義章
2014/5/17~18
平成25年度東日本地区 2014/6/28~29
技能五輪メカトロニクス
2014/7/19~21
ネットワーク
2015/3/20~21
第9回若年者ものづくり競技大会
本間 義章
「メカトロニクス」職種
職種連絡会
技能検定委員
本間 義章
機械加工職種
(マシニングセンタ作業)
2014/8/30
2014/9/6~7
技能検定委員
本間 義章
電気機器組立て職種五
輪予選(配電盤・制御盤
組立て作業)(五輪)
2014/6/17
本間 義章
電気機器組立て職種
(シーケンス制御作業)
2015/1/10
2015/1/24
2015/2/11
技能検定委員
46
2014/6/16
2015/2/13
2014/6/12
高校生進路ガイダンスへの協力
対象高校
担当者
内容
期日
2014/4/23
黒沢尻工業高等学校進路ガイダ
ンス
菅川 清春
対象:3年生(メカトロニ
クス技術科、建築科希望
学生)
依頼者:
黒沢尻工業高等学校
盛岡工業高等学校
有原 一文
就職理解のためのガイダ
ンス(工業技術の仕事)
2014/12/3
キャリアガイダンス学科講師
(盛岡北高等学校)
渡邊 雅孝
対象:1学年46名
依頼者:盛岡北高等学校
2014/9/4
キャリアガイダンス実習講師
(盛岡北高等学校)
渡邊 雅孝
佐々木 克幸
対象:1学年46名
依頼者:盛岡北高等学校
2014/10/18
進路ガイダンス
(花巻東高等学校)
渡邊 雅孝
対象:2年生86名
3年生11名
依頼者:花巻東高等学校
2014/5/8
進路ガイダンス
(盛岡工業高等学校)
渡邊 雅孝
対象:2年生25名
依頼者:(株)昭栄広報
2015/2/4
進路ガイダンス
(一関学院高等学校)
岩崎 有喜
対象:17名
依頼者: (株)キッズ・
コーポレーション
2015/3/5
47
競技会・コンテスト参加
担当者
(選手名・
内容・結果
期日
学生名)
本間 義章
(酒井原康平) メカトロニクス職種
第9回若年者ものづくり競技大会 (藤澤孝太朗) 総合1位(専攻科チー 2014/7/28~29
( 寺 内 優 祐 ) ム)
(柳舘慎一郎)
イベント名
遠藤 俊明
(髙橋 拓人)
Hondaエコマイレッジチャレンジ (滝川 凌)
グループⅢ
(岩崎 一彦) 56位/89台
2014第34回全国大会
(大澤 祐輔)
(鈴木 大喜)
第 13 回 東 北 ポ リ テ ク ニ ッ ク ビ 内田 直史
階段昇降の負担を
(古澤 和也) 軽減する杖の提案
ジョン 研究開発発表会
第9回若年者ものづくり競技大会
藤井 裕康
電子回路組立て職種
(佐々木 望)
技能五輪
有原 一文
(熊谷 友冶)
電子機器組立て職種
女鹿 安耶子
佐々木 克幸
第9回若年者ものづくり競技大会
建築大工職種出場
(佐々木 信幸)
(佐々木 涼汰)
2014/9/27~28
2015/3/7
2014/7/28~29
2014/11/28
~12/1
2014/7/29~30
平成26年度岩手県若年者技能競
技会
女鹿 安耶子
佐々木 克幸
(山田 健太)
(袰屋 滉平)
木造建築科1年
銅賞
参加
2014/10/24
平成26年度岩手県若年者技能競
技会
女鹿 安耶子
木造建築科2年
佐々木 克幸
(佐々木信幸) 銅賞
(佐々木涼汰) 参加
2014/10/24
平成26年度岩手県若年者技能競
技会
渡邊 雅孝
(柏原 直樹)
(柳澤みな美)
(工藤 菜)
(赤谷 拓樹)
(武田奈都子)
(新山 沙紀)
(平賀 紗月)
2014/10/24
48
建築設計科1年
銀賞
銅賞
銅賞
参加
参加
参加
参加
平成26年度岩手県若年者技能競
技会
岩崎 有喜
(遠藤 正視)
(村田 豪)
(外村 春)
(吉田百合帆)
建築設計科2年
金賞、岩手県知事賞
銀賞
参加
参加
2014/10/24
高橋正明
第9回若年者ものづくり競技大会 金田麻由美
(辻山友望)
グラフィックデザイン
2014/7/28~29
職種敢闘賞
高橋正明
第9回若年者ものづくり競技大会 金田麻由美
(横井昭紀)
グラフィックデザイン
2014/7/28~29
職種参加
高橋洋光
第9回若年者ものづくり競技大会 (佐藤梨奈)
(髙橋玲奈)
ウェブデザイン職種参
2014/7/28~29
加
第99回二科展
デザイン部
入選・B部門:佐々木
遥
入選・C部門:伊藤詩
織,小原彩美,高橋くる
み,鈴木夏美
高橋正明
準入選・A部門:熊谷
金田麻由美
亜希子
(出品数:17名
準入選・B部門:千葉
26点)
奈津美
準入選・C部門:横井
昭紀,辻山友望,木村明
里,小山田育美,熊谷真
鈴,佐々木陸,廣田智
代,早川真実
第52回技能五輪全国大会
(愛知大会)
高橋洋光
(菅野拓磨)
ウェブデザイン職種出
場
2014/11/28
~12/1
第52回技能五輪全国大会
(愛知大会)
多田 誠
(菊地香織)
家具職種出場
2014/11/28
~12/1
最優秀賞:佐々木 遥
優秀賞:桑坪 豪,田
鎖志保
盛岡グランドホテル開業50周年
高橋正明
優良賞:白山莉子
記念ロゴマーク制作プロジェク 金田麻由美
奨励賞:佐藤梨奈,廣
ト
(出品数:23名 田智代
主催:岩手ホテルアンドリゾー 28点)
入選:及川千遥,小野
ト
寺真二,熊谷亜希子,佐
藤みのり,高橋玲奈,津
田英恵
49
Sep-14
2014/11/18
高橋正明
おいしい東北パッケージデザイ
金田麻由美
ン展2014
入選:及川千遥
(出品数:9名9
主催:東北経済産業局
点)
2014/11/28
~12/1
学生ポスターコンペ
ティション部門
JAGDA 岩 手 2014 復 興 応 援 グ ラ 高橋正明
JAGDA岩手賞:及川千
金田麻由美
2014/11/28~30
フィックデザイン展
遥
(出品数:10名
審査員特別賞(星
主催:JAGDA岩手
10点)
賞):早川真実
入選:田鎖志保
希望郷いわて国体・希望郷いわ
て大会公式ポスターデザイン
主催:2016年岩手国体・全国障
害者スポーツ大会実行委員会
高橋正明
金田麻由美
冬季大会用最優秀賞:
(出品数:23名 佐藤みのり
23点)
2015/2/5
第46回岩手広告美術展
高橋正明
金田麻由美
(出品数:9名9
点)
一般ポスターの部
優秀賞:田鎖志保
奨励賞:熊谷亜希子,
江刈内晴香
2015/2/18
いわてアプリコンテスト2014
アイディア部門
高橋洋光
企業賞:佐々木遥,髙
北條恭子
橋玲奈
(出品数:2チー
企業賞:佐々木雪乃,
ム4点)
白山莉子,藤原千杏希
2015/3/14
ETロボコン2014東北地区大会
小笠原 祐治
(藤田健洋)
(橋場弦)
デベロッパ・プライマ
(三上宥人)
リークラス参加
(佐々木愛海)
(菅原僚太)
(吉田慎太郎)
2014/9/20
第52回技能五輪全国大会
本間 義章
(酒井原康平)
(藤澤孝太朗)
メカトロニクス職種出場
2014/11/28
~12/1
第52回技能五輪全国大会
本間 義章
(上舘祐稀)
(髙瀬 翼)
工場電気設備職種出場
2014/11/28
~12/1
第3回ポリテックビジョンinおおだて 本間 義章
ものづくり競技会
(佐藤宏紀)
電子機器組立て技術競
2015/2/18~19
技
第13回東北ポリテクニックビジョン
研究開発発表会
「ピストンリング酸化防止
用油脂の脱脂設備の開
発」
本間 義章
(千葉翔太)
50
2015/3/7~8
第13回東北ポリテクニックビジョン
研究開発発表会
本間 義章
(菊池考貴)
「 ロボットによるハンドリ
ングサンプル試験機の
製作」
2015/3/7~8
第13回東北ポリテクニックビジョン
研究開発発表会
本間 義章
(佐藤宏紀)
「ワイヤーハーネス自動
圧着機の製作」
2015/3/7~8
51
地域貢献等(ボランティアを除く)
内容
担当者
協力・提携先
田んぼアートプロジェクト
計画図面作成
多田 誠
(産業デザイン 花巻市石鳥谷町
科有志)
第10回徳丹城春まつり
ポスター制作
高橋 正明
金田 麻由美
(鈴木 夏美)
矢巾町
多田 誠
いわて若者交流ポータルサイト構築 (菅野拓磨)
岩手県環境生活部
プロジェクト
(千葉奈津美) 若者女性協働推進
学生派遣協力
(角掛古都美) 室
(村田結花)
矢巾町秋まつり
ポスター制作
高橋正明
金田麻由美
(鈴木夏美)
期日
2014/4/17~
2014/4/26~27
2014/5/12~
矢巾町
2014/10/18~19
高橋正明
はなまき産業大博覧会
金田麻由美
林業ブース・バックパネルイラスト
花巻市
(産業デザイン
制作
科有志)
2014/11/29~30
卒業研究
紫 波 町 10 産 直 PR 「 巡 ぷ ろ じ ぇ く
と」 ポスター制作
金田麻由美
(小山田育美)
紫波町農林公社
(高橋くるみ)
(横井昭紀)
52
2014/10/1~
資格取得等(学生分)
タイトル
学科名
資格取得
人数
期日
ガス溶接技能講習終了
メカトロニクス技術科 1年生10名
第1種電気工事士 合格証書取得
メカトロニクス技術科
2年生1名
(千田 樹)
2015/1/14
技能検定2級電子機器組立て
電子技術科
2年生11名
2014/10/3
福祉住環境コーディネーター検定試験
(第32回)
建築科
3級
1年生21名
2014/7/6
ガス溶接技能講習修了
建築科
1年生10名
2年生3名
2014/8/1~2
小型車両系建設機械特別教育修了
(3t未満)
建築科
1年生18名
2014/8/21~22
CADトレース技能審査(前期)
建築科
中級
2年生2名
2014/9/14
建築積算士補
建築科
2年生17名
2014/9/25
2級建築施工管理技士(学科)
建築科
1年生1名
2年生16名
2014/11/10
技能五輪岩手県大会
(全国大会地方予選)技能証取得
建築科
2年生2名
2015/2/1
CADトレース技能審査(後期)
建築科
初級
1年生17名
2014/2/15
基本情報処理技術者
情報技術科
学生4名
学生2名
2014/5/19
2014/11/17
2級機械加工技能士
(技能検定2級機械加工職種
マシニングセンタ作業合格)
産業技術専攻科
2名
2014/8/31
2014/9/7
2級電気機器組立て技能士
(技能検定2級電気機器組立て職種
シーケンス制御作業合格)
産業技術専攻科
7名
2015/1/25
2015/2/12
文部科学省後援工業英検合格
産業技術専攻科
9名
2014/11/16
53
2014/7/31~8/1
表彰・資格取得等
タイトル
氏名
内容
期日
佐々木 昭仁
第19回リサイクル技術開発本多
菅原 龍江
下水汚泥焼却灰を活用した
賞
2014/10/17
佐藤 佳之
産学官連携研究の概要
(一般社団法人産業環境管理協
阿部 貴志
会)
池 浩之
54
教員研修等の実施
タイトル
担当者
内容
期日
職業大派遣研修
内田 直史
コミュニケーションスキルの指導法
2014/9/1~2
職業大派遣研修
菅川 清春
研削加工基礎研修
2014/9/9~11
職業大派遣研修
遠藤 俊明
FRP成形と塗装技術
2015/1/26~30
資格取得再講習
内田 直史
液化石油ガス設備士再講習
2015/2/25
能力開発セミナー 有原 一文
マイコン制御システム開発技術
2014/7/9~11
職業大派遣研修
熊谷 隆美
複合電子回路内の高周波回路設計製作
2014/8/26~29
職業大派遣研修
泉田 福典
組込み Linux 開発のための基礎技術
2014/11/4~5
藤井 裕康
泉田 福典
電子・電気系職種 熊谷 隆美
担当指導員研修 有原 一文
飯坂 ちひろ
阿部 貴志
Raspberry Piで学ぶ組込みLinuxを使った
IoTデバイス開発入門
職業大派遣研修
渡邊 雅孝
職業大派遣研修
小笠原 祐治 情報ネットワーク構築技術
職業大派遣研修
石舘 勝好
既存建物の耐震診断(木造編)
技術者のための英文マニュアル読解の基
礎
55
2015/3/20
2014/10/23~24
2014/11/13~14
2015/3/9~10
当校主催イベント
イベント名
担当科
内容
期日
キャンパス説明会
全科
(産業技術専攻科、 希望者(高校生等)に対し、各科の
能力開発研修科を 概要説明および体験実習の実施
除く)
2014/6/22
2014/7/19
ものづくり体験教室
全科
(産業技術専攻科、 小学生に対し、ものづくり体験製作
能力開発研修科を 指導
除く)
2014/7/28
デッサン教室
産業デザイン科
高校生対象
鉛筆デッサン実技指導
楽園祭
全科
学習内容や実習作品の展示、模擬
2014/10/4~5
店や体験コーナー、入学に関して
の相談コーナー等の実施
卒業研究発表会
産技短展
2014/8/5,7
メカト ロニ クス 技術
科
2015/2/18
電子技術科
2015/2/19
建築科
卒業研究の成果発表
2015/2/19
産業デザイン科
2015/2/20
情報技術科
2015/2/20
全科
オーダーメイドカリキュ
産業技術専攻科
ラム最終成果報告会
矢巾校・水沢校合同企画展示会
オーダーメイドカリキュラムの
成果発表
56
2015/2/27~3/1
2015/3/6
新聞記事等
タイトル
誌紙名
内容
期日
未来開く補助装置
岩手日報
脳性まひの人向けに補助装
2014/3/15
置開発
未来担う人材に
岩手日報
入学式
2014/4/9
ものづくりの担い手に
盛岡タイムス
入学式
2014/4/9
県南就職率は62.7%
岩手日報
13年度状況職業開発施設校卒業生
昨年度の就職状況
2014/7/20
ものづくり挑戦
小学生一心不乱
岩手日報
夏休みものづくり体験教室
2014/7/29
伝統工芸 職人に学ぶ
岩手日報
インターンシップ
2014/7/30
学生が入門 奥深さを体験
盛岡タイムス
インターンシップ
2014/8/2
夏休みに基礎から学ぶ
高校生デッサン教室
盛岡タイムス
高校生デッサン教室
2014/8/9
若者200人、ものづくり競う
岩手日報
岩手県若年者競技会
2014/10/25
南極越冬体験、学生に紹介
岩手日報
ロ ボティスタ 代 表 小 原徳
2014/10/30
昭氏 講演会
磨いた心と技 いざ全国へ
岩手日報
技能五輪全国大会結団式
2014/11/14
訓練の成果を全国で
盛岡タイムス
技能五輪全国大会結団式
2014/11/15
盛 岡 グ ラ ン ド ホ テ ル の 50 周 年 ロ ゴ
岩手日報
マーク決まる
盛岡グランドホテル記念ロゴ
のコンペで最優秀賞を受賞
2014/11/19
創業50年に学生パワー
盛岡タイムス
盛岡グランドホテル記念ロゴ
2014/11/21
のコンペで最優秀賞を受賞
いわて国体公式ポスター決定
盛岡タイムス
冬季大会用ポスターで最優
秀賞を受賞
2015/2/6
冬季は「賢治の世界」
岩手日報
冬季大会用ポスターで最優
秀賞を受賞
2015/2/6
公式ポスター図案決定 岩手国体
河北新報
冬季大会用ポスターで最優
秀賞を受賞
2015/2/6
風のように 氷雪のように
国体・障害者大会ポスター決まる
朝日新聞
冬季大会用ポスターで最優
秀賞を受賞
2015/2/6
産直のまちPRに新風
岩手日報
紫波町産直PRポスターを紹
2015/2/16
介
若い感性で魅力引き出す
盛岡タイムス
紫波町産直PRポスターを紹
2015/2/16
介
57
卒業研究 成果を披露
岩手日報
卒業研究発表会
ひと
岩手日報
岩手国体冬季大会の公式ポ
2015/2/26
スターをデザイン
学びの成果を披露
産技短卒業研究作品展
盛岡タイムス
産技短展
2015/2/28
ものづくりの志高く卒業式
岩手日報
卒業式
2015/3/13
岩手国体 県民の心を染めて
盛岡タイムス
岩手国体冬季大会の公式ポ
スターデザインで表彰
2015/3/26
ポスター最優秀受賞者を表彰
岩手日報
岩手国体冬季大会の公式ポ
2015/3/27
スターデザインで表彰
作る喜び 壁なくす
障害者向け機織り機
岩手日日
機織り作業支援装置の開発 2015/3/28
機織り装置 支援学校へ
岩手日報
機織り作業支援装置の開発 2015/3/31
58
2015/2/19
平成 26 年度 水沢校活動状況
国内会議・研究会等
タイトル
電気技術科の卒業研究における
著者名
菅野 研一
掲載誌名・巻・号・ページ・発
行年
平成 26 年度 第 3 回芸術科学会
情報系のテーマへの取り組み状
東北支部研究会
況
ン (2014/11/29)
報告セッショ
産学官連携活動
内容
担当者
連携先
期間
ものづくり模擬インターンシップ 2014
生産技術科職員
岩手県県南広域振
2014/08/04
高校生ものづくり体験教室
電気技術科職員
興局
~08/05
新素材・加工産業化研究会
生産技術科職員
(公財)いわて産業 2014/12/03
振興センター
第3回 難削材加工技術研修会
ものづくり模擬インターンシップ
生産技術科職員
高校生ものづくり体験教室
岩手県県南広域振
2015/01/07
興局
セミナー講師等
セミナー等のタイトル
担当者
内容
期日
平成 26 年度第1回職業訓練指導 齊藤 理
岩手県能力開発協
2014/06/16
員免許取得講習
会依頼講師
平成 26 年度県南広域振興局もの 齊藤 理
県南広域振興局依
2014/10/30
づくり力強化対策事業ものづく
頼講師
~10/31
り人材育成講座
2014/11/06
TWI「人の扱い方講習」
~11/07
能力開発セミナー
齋藤 裕之
講師
2014/10/30
~10/31
(射出成型機操作コース)
59
外部イベントや競技会への協力
イベント名
技能検定委員
担当者
佐藤 聖一
内容
期日
電気機器組立て 2
2014/06/17
級 [配電盤・制御盤
組立て 作業 ](産業
技術専攻科 技能
五輪予選)
技能検定委員
松尾 才治
「機械加工」職種
2014/07/25
技能試験判定員
加藤 邦庸
第二種電気工事士
2014/07/27
(会場:岩手県立
大学)
技能検定委員
松尾 才治
「機械加工」職種
2014/08/01
松尾 才治
機械加工・放電加
2014/09/08
和泉 正義
工・仕上げ
~
佐藤
技能検定集中採点
大
佐藤
ET ロボコン東北地区大会
2014/09/10
大
菅野研一
試走会 (技術委
2014/8/30
員)
ET ロボコン東北地区大会
菅野研一
性能審査 (技術委
2014/9/13
員)
ET ロボコン東北地区大会
菅野研一
会場設営と大会運
2014/9/20
営 (技術委員)
技能検定委員
三浦 幸喜
「電気機器組立
2014/09/02
佐藤 聖一
て」職種
~09/03
加藤 邦庸
(配電盤・制御盤
組立て作業)
一般社団法人岩手県空調衛生工
佐藤 雅彦
紫波町新庁舎整備
事業協会主催研修会
高橋 哲子
事業オガールベー
建築設備科 2 年 20 名
ス古舘水源系施設
2014/9/18
更新工事現場見学
第 52 回技能五輪全国大会(競技
齊藤 理
「自動車板金」職
2014/11/26
種
~12/01
菅原 利之
「冷凍空気調和機
2015/01/15
飯坂 覚
器施工」職種
補佐員)
技能検定員(補佐)
60
技能検定委員
松尾 才治
「機械検査」職種
齋藤 裕之
2015/01/17
~02/05
和泉 正義
佐藤
技能検定委員
大
千田 健一
「工場板金」職種
2015/01/18
~02/07
技能検定委員
齊藤 理
「建築配管」職種
2015/02/13
技能検定委員(補佐)
髙橋 哲子
「建築配管」職種
2015/02/13
技能検定委員
佐々木 治
「電気機器組立
2015/02/09
て」職種
(シーケンス制御
作業)
高校生ものづくりコンテスト
加藤 邦庸
電子回路組立て部
2014 岩手県大会
門審査副委員長
(電子回路組立て部門)
(岩手県立盛岡工
2014/10/25
業高等学校)
競技会・コンテスト参加
イベント名
第 9 回 若 年 者 も の づく
り競技大会
担当者(選手名・学生名)
齋藤 裕之
内容・結果
機械製図(CAD)
(小野寺 翔真)
期日
2014/07/28~
07/29
(山内 優也)
若 年 者 も の づ く り 競技
中村 武
競技委員
中村 武
「配管」職種
会 競技委員
2014/10/24
(会場:岩手産業文
化センターアピ
オ)
第 52 回技能五輪全国大
齊藤 理
「配管」職種
2014/11/26~
会
(千葉 ゆかり)
(会場:愛知県豊
12/01
(前川 敬大)
橋市総合体育館)
第2回ソレコン
加藤 邦庸
「自動演奏楽器」
2015/01/27
(ソレノイド・コンテス
(竹田 達也、松田 拳)
を応募
応募
ト)
61
地域貢献等(ボランティアを除く)
内容
担当者
協力・提携先
期日
吉小路組
2014/04/29
岩手県立農業大学校
2014/10/25
菅野 研一
(吉田亘映)
Dee Dee’s Cafe
2015/02/25
~26
参加者
協力・提携先
日高火防祭吉小路組屋台運行
齊藤
(深澤
(竹田
(吉田
(三河
理
拓)
達也)
実礼)
裕貴)
農大祭参加
齊藤 理
(竹田 達也)
(吉田 実礼)
(前川 敬大)
(八重樫 久遠)
(吉田 亘映)
黒石寺蘇民祭
ボランティア活動
内容
陸前高田災害救援ボランティア
焼石岳ボランティア
建築設備科
奥州市
学生・職員 46 名
社会福祉協議会
学生 9 名
水沢青年会議所
(イッテ Z ボランティア)
東水沢保育園文化祭ボランティア
期日
2014/07/03
2014/7/26
~7/28
学生 5 名
(社福)愛護会立
2014/9/30
東水沢保育園
資格取得等(学生分)
タイトル
2級機械加工技能士
学科名
資格取得人数
期日
生産技術科
2年生 3 名
2014/10/03
生産技術科
2年生 3 名
2015/03/13
(技能検定2級機械加工職種普
通旋盤作業 技能証取得)
2級機械加工技能士
(技能検定2級機械加工職種普
通旋盤作業合格)
62
2級機械検査技能士
生産技術科
2年生 1 名
2015/03/13
生産技術科
1年生 13 名
2015/03/13
ガス溶接技能講習修了証
生産技術科
1年生 15 名
2015/03/12
アーク溶接等の業務に係る特別
生産技術科
1年生 15 名
2015/03/12
動力プレスの金型等の取付け、取 生産技術科
1年生 13 名
2015/03/12
生産技術科
1年生 15 名
2015/03/12
生産技術科
準1級
2014/08/27
(技能検定2級機械検査職種機
械検査作業合格)
3級機械検査技能士
(技能検定3級機械検査職種機
械検査作業合格)
教育終了証
外し又は調整の業務に係る特別
教育終了証
研削といしの取替え等の業務に
係る特別教育終了(機械研削用と
いし)
3次元CAD利用技術者試験
2年生 4 名
2級電気機器組立て技能士
電気技術科
2 年生 15 名
2014/09/02
電気技術科
1 年生 11 名
2014/09/05
(技能検定2級電気機器組立て職
種配電盤・制御盤組立て作業合
格)
第二種電気工事士
2 年生 20 名
第一種電気工事士
電気技術科
合格証書取得
1 年生 1 名
2015/01/15
2 年生 10 名
第2級電気施工管理技士
電気技術科
2 年生 3 名
2015/02/06
玉掛け技能講習
建築設備科
2 学年 20 名
2014/04/21
~04/23
酸素欠乏・硫化水素作業主任者
建築設備科
2 学年 20 名
技能講習
小型車輌系建設機械特別教育
2014/05/19
~05/21
建築設備科
1 学年 17 名
2014/07/28
~07/29
ガス溶接技能講習修了証
建築設備科
1 学年 2 名
2014/07/31
~08/01
63
小型移動式クレーン
建築設備科
2 学年 20 名
運転技能講習
2014/09/09
~09/11
消防設備士
建築設備科
2 学年 2 名
2014/10/22
二級ボイラー技士
建築設備科
1 学年 2 名
2015/02/04
2 学年 1 名
2 級土木施工管理技術検定試験
建築設備科
2 学年 14 名
2015/02/05
建築設備科
2 学年 9 名
2015/02/09
建築設備科
2 学年 20 名
2015/2/27
建築設備科
1学年 16 名
2015/03/13
建築設備科
2学年19名
2015/03/13
ガス溶接技能講習修了証
建築設備科
1 学年 12 名
2015/03/31
アーク溶接等の業務に係る特別
建築設備科
1 学年 14 名
2015/03/31
内容
期日
(学科)
2 級建築施工管理技術検定試験
(学科)
2 級管工事施工管理技術検定試験
(学科)
2級建築配管技能検定
(技能五輪全国大会岩手県予選)
2級冷凍空気調和機器施工
技能検定
(技能五輪全国大会岩手県予選)
教育修了証
表彰・資格取得等
タイトル
切削といし試運転業務特別教育
氏名
松尾 才治
2014/06/07
飯坂 覚
2014/07/31
修了証
ガス溶接技能講習修了証
~08/01
プレス機械作業主任者技能講習
齋藤 裕之
2014/08/19
二級ボイラー技士
齊藤 理
2015/02/04
液化石油ガス設備士
飯坂 覚
2015/02/04
修了証
64
教員研修等の実施
タイトル
資格取得研修
職業大派遣研修
担当者
松尾 才治
和泉 正義
内容
期日
研削といし試運転業務特別教育
2014/06/06
修了証
~06/07
切削バイト研削のスキルアップ
2014/07/24
~07/25
資格取得研修
齋藤 裕之
プレス作業主任者技能講習
2014/08/18
~08/19
職業大派遣研修
継枝 正行
DC サーボモータの制御技術
2015/02/19
~02/20
職業大派遣研修
平成 26 年度「新任主査研
佐藤 大
齊藤 理
AE法による切削状態の認識
2015/03/18
(基礎編)
~03/20
新任主査研修
2017/07/16
修」
~07/18
職業大派遣研修
佐々木 治
実践電気機器(変圧器)
2014/09/09
~09/10
平成 26 年度「技能・技術
齊藤 理
LED 照明器具の特徴と施工技術
実践研修」
2014/10/02
~10/03
岩手県電気・電子系職業訓
三浦 幸喜
RasberryPi で学ぶ組込み Linux
練指導員研修
佐藤 聖一
を使った IoT デバイス開発入門
2015/03/20
菅野 研一
継枝 正行
佐々木 治
加藤 邦庸
飯坂 覚
当校主催イベント
イベント名
事業所見学
担当科
内容
生産技術科
パンチ工業㈱北上工場
期日
2014/04/22
塩野義製薬㈱金ヶ崎工場
事業所見学
生産技術科
㈱ミクロトップ
2015/02/27
事業所見学
電気技術科
陸前高田市 復興事業
2014/10/06
希望のかけ橋
新日鐵住金 釜石製鉄所
65
現場研修
建築設備科
紫波町役場建設工事、古舘
2014/09/18
浄水場建設工事
水 沢 校 キ ャ ン パ ス 見学
全科
希望者(高校生等)に対し、 2014/06/21
各科の概要説明および体験
会
実習の実施
水 沢 校 キ ャ ン パ ス 説明
全科
希望者(高校生等)に対し、 2014/07/26
各科の概要説明および体験
会
実習の実施
岩谷堂高校体験入学
楽園祭
生産技術科
総合学科連携事業として 2
2014/07/28
電気技術科
年生 13 名参加
~07/29
全科
学 習 内 容 や 実 習 作 品の展
2014/09/27
示、模擬店や体験コーナー、 ~09/28
入学に関しての相談コーナ
ー等の実施
平成 26 年度
生産技術科
卒業研究発表会
電気技術科
2015/02/19
建築設備科
2015/02/20
平成 26 年度 産技短展
卒業研究の成果発表
全科
2015/02/18
矢巾校・水沢校合同企画展
2015/02/27
示会
~03/01
新聞記事等(H26.4~現在)
タイトル
産業界 牽引する人材に
誌紙名
岩手日日
内容
期日
平成 26 年度水沢校
2014/04/10
入学式の様子紹介
あすオープンキャンパス
岩手日日
水沢校オープンキャ
2014/06/20
ンパスの案内
産技短の魅力 間近に
胆江日日
水沢校オープンキャ
2014/06/22
ンパスの様子を紹介
ものづくり力強化へ
岩手日日
企業ニーズに対応し 17 講座
コーディネーター制度新設
ものづくり人材育成
2014/06/23
講座の案内
胆江日日
市のコーディネータ
ものづくり産業 伴走支援
ー制度と水沢校との
販路開拓や技術力強化
連携について
共同研究、橋渡しも
66
2014/06/23
先端設備使い技術習得
岩手日日
岩谷堂高生、産技短で実習
夢実現に期待膨らませ
岩谷堂高校インター
2014/07/29
ンシップの様子紹介
胆江日日
同上
2014/07/29
岩手日報
高校生ものづくり体
2014/08/08
高校などで体験入学
奥州・水沢で「高校生ものづくり体
験教室」
ものづくり学ぶ若者たちの祭典
験教室の様子紹介
胆江日日
楽園祭の開催案内
2014/09/12
岩手日日
同上
2014/09/27
岩手日日
楽園祭開催の様子を
2014/09/28
27 日から産技短で
きょうから楽園祭
産技短水沢校
体験コーナーに興味津々
産技短水沢校で楽園祭
わが校の魅力発信
紹介
胆江日日
同上
2014/09/28
岩手日日
広島県豪雨災害へ義
2014/11/11
ものづくりに興味を
広島県豪雨災害へ義援金
産技短水沢校学園祭で募金
磨いた心と技 いざ全国へ
援金寄付の紹介
岩手日報
配管職種で出場する
選手ら健闘誓う
建築設備科の学生が
技能五輪など本県結団式
決意表明し、名前掲
2014/11/14
載
岩手の力を全国に
岩手日日
配管職種で出場する
出場選手が決意
建築設備科の学生が
技能五輪結団式
決意表明し、名前掲
2014/11/14
載
再就職訓練OAビジネス科受講者
胆江日日
募る
インフルで学級閉鎖
2014/11/22
訓練受講者募集
岩手日日
産技短水沢校
産技短水沢で学年閉鎖措置
水沢校開講の離職者
インフルエンザで学
2014/12/03
級閉鎖
胆江日日
同上
2014/12/03
岩手日報
配管職種で出場し、
2014/12/16
インフルエンザ
技能五輪の入賞報告
副知事に県勢5人
銅賞を受賞した建築
設備科の学生の名
前・写真・談話掲載
67
技能五輪 5人が入賞
岩手日日
副知事表敬、成績を報告
配管職種で出場し、
2014/12/17
入賞した建築設備科
の学生2名の名前・
写真・談話掲載
県南局長に活躍伝える
岩手日日
同上
2014/12/19
胆江日日
同上
2014/12/19
無限の可能性を抱いて輝く未来へ
日刊岩手建設工
建築設備科の学生の
2015/01/01
駆けあがれ!
業
名前・写真・談話掲
技能五輪全国入賞の2人
産技短水沢校
学習成果 全国舞台で発揮
技能五輪・配管競技
産技短水沢から2人入賞
載
新成人の抱負
胆江日日
生産技術科の学生の
2015/01/12
名前・写真・談話掲
載
18日から3日間
胆江日日
卒業研究発表会
水沢校 卒業研究発
2015/02/04
表会の案内
産技短大水沢校
磨いた技、成果 堂々と
岩手日日
産技短水沢
水沢校
卒業研究発
2015/02/19
表会の様子紹介
あすまで卒研発表会
技習得し磨いた2年間
胆江日日
同上
2015/02/19
胆江日日
水沢校2次募集の案
2015/02/26
将来につながる成果披露
産技短水沢校
卒業控え研究発表会
産技短大水沢校入学生2次募集
出願来月 16 日まで
来年度生 2 次募集
内
岩手日日
産技短水沢
ものづくりの一線に 産技短水沢校
水沢校2次募集の案
2015/03/8
内
岩手日日
48 人が卒業
68
水沢校卒業式の模様
2015/03/14
その他の活動
分類
学会役員
担当者
小笠原祐治
名称・内容
芸術科学会東北支部評議員
菅野研一
期日
2014/4/1
~
69