SURUGADAI N 履修ガイド I V E R S 2015 I T Yメディア情報学部 Media And Information Resources メディア情報学科 駿河台大学の理念・教育目的・教育目標 <駿河台大学の建学の精神> 愛情教育: ひとりひとりの学生をありのままにみつめ、 ひとりひとりの夢とその歩みを支援し自立を促す教育 <駿河台大学の教育目的・目標(どのような人材を育てるか)> グローバル化の著しい現代社会における地域社会の諸活動の中で中核的役割を担う幅広い人 材を育成する。 <駿河台大学のカリキュラム・ポリシー (どのような教育を行うか)> 1.本学建学の精神である愛情教育を具現化するカリキュラムを編成する。 2.本学並びに各学部の教育目的等を達成できるカリキュラムを編成する。 3.駿大社会人基礎力を総合的に提供し、就業力をしっかりと育成するカリキュラムを編成する。 4.全学共通の体系的で効果的なキャリア教育を構築する。 5.愛情教育の精髄として各年次に必修の少人数演習(ゼミ)を置き、学生が教員との協働の中 で成長を実感できるようにする。 6.導入教育を充実させ、高校までの教育から大学での教育への移行をスムーズなものとする。 導入教育においては、大学におけるあらたな学習への意識づけを行うとともに、情報リテラシ ーを含めた学習スキルを修得させる。 7.日本語・外国語教育を含めた幅広い教養教育を構築する。 8.各学部は、様々な社会活動に対応できる専門基礎教育の充実に重点を置くとともに、その独 自性を生かして特色ある教育を構築する。 9.学部教育全体で身につけた知識・能力の集大成として、卒業研究またはゼミ研究を必修とす る。 <駿河台大学のディプロマ・ポリシー (どのように卒業を認めるか)> 1.本学並びに各学部の教育目的等に沿って各学部が定める学則別表第Ⅰのカリキュラム表に 示される各科目群の卒業要件並びに124単位以上の履修という卒業要件を満たすこと。 2.学部教育全体を通じて、十分に駿大社会人基礎力を身につけること。 3.学部教育全体で身につけた知識・能力の集大成として、卒業研究またはゼミ研究を作成し、 合格評価を得ること。 この履修ガイドは、卒業まで使用するものです。 大切に扱ってください。 メディア情報学部の教育目的・教育目標 <メディア情報学部の教育目的 (どのような人材を育てるか)> メディア情報学部においては、伝統的アナログメディアから最新デジタルメディア全般にわたり、 情報の生産・流通・蓄積・再利用のための知識とスキルを涵養し、地域から世界に向けての情報 発信に利活用できる人材を育成する。 <メディア情報学部の教育目標> 1.コースを問わず本学部の修了者は、情報化社会のなかで以下の四つの素養を備える。 ① 社会の進展とともに変化するメディアについて深く理解できる。 ② 情報資源の蓄積・伝達を適切に実行できる能力を備える。 ③ 多様なメディアによる創造・表現力を身につけている。 ④ 情報の管理・加工による社会貢献ができる技能を体得している。 2.映像・音響コースの修了者は、上記 1 に加え、映像情報や音響情報の「発生、流通、消費、 蓄積と再利用」の四段階に基づいたメディアの性質と役割についての理論・技術を身につけ、 情報を正確に読み取り、効果的・魅力的に再構成して発信する実践的能力を持つ。 3.デジタルデザインコースの修了者は、上記 1 に加え、情報を整理し分析する能力、情報をわ かりやすくデザインする能力、ネットワーク・コンピュータシステムの運用能力などに関する幅 広い知識・技術を備え、多様な情報を、その受け手に正しく伝えるための実践的能力を持つ。 4.図書館・アーカイブズコースの修了者は、上記 1 に加え、図書資料を扱う図書館、モノ資料を 扱う博物館、記録史料を扱うアーカイブズ(文書館)、民間企業や政府の文書や記録を扱う記 録管理の四つの領域における情報管理に関する包括的な知識を有し、組織を問わず情報の 管理・運用を担える実践的能力を持つ。 <メディア情報学部のカリキュラム・ポリシー (どのような教育を行うか)> 1.1年次のオリエンテーション・ゼミナール、2年次のプレゼミナール、そして3、4年次のゼミナー ルⅠ、Ⅱと、全学年にわたり配当されている少人数ゼミナールをカリキュラムの中核とする。 2.学生の適性に応じて、図書館・アーカイブズ、映像・音響、デジタルデザインの3コースを置く。 ただし、複数のコースからの科目選択を可能として、複合メディアへ対応できる人材の育成を 図る。 3.カリキュラムは座学と実習とを組み合わせ、理論の具現化である実習、実習の背景である理 論と、帰納と演繹を相互作用的に実現する。 4.以上の3点を総合して4年間にわたりキャリア科目が配置され、常に社会人への準備、地域へ の貢献を念頭に置いて日常の学業に臨むよう工夫してある。また、図書館司書、博物館学芸 員、情報科教員免許の設置資格取得のみならず、各種資格の取得を支援するカリキュラムと なっている。 目 次 Ⅰ.履修にあたって 【1】学年・学期・授業時限 【2】学生証 ………………………………………………………………………( 1) …………………………………………………………………………………………( 2) 【3】学籍番号 ………………………………………………………………………………………( 3) 【4】クラス編成 ……………………………………………………………………………………( 4) 【5】ファカルティ・アドバイザー(FA)制度 【6】オフィス・アワー制度 【7】単位制 ………………………………………………( 5) ………………………………………………………………………( 6) …………………………………………………………………………………………( 7) 1.「単位制」とは 2.単位の計算方法 3.修得単位について 【8】卒業要件 【9】学籍 ………………………………………………………………………………………( 8) ……………………………………………………………………………………………( 9) 1.修業年限・在学年限 2.休学・復学 3.停学 4.退学 5.卒業・学位授与 6.再入学 【10】学生への伝達方法 ……………………………………………………………………………(11) 1.「掲示」の役割 2.学部掲示板について 3.総合掲示板について 4.休講・補講・教室変更・学生呼出表示ボードについて 5.学生ポータルサイト(ポタロウ) 6.電話による照会について 7.ホームページ 【11】個人情報の取り扱いについて ………………………………………………………………(12) 1.個人情報の利用範囲 2.保証人への連絡 3.掲示等による連絡について 【12】各種証明書の交付 ……………………………………………………………………………(14) 1.各種証明書の交付について 2.交付手続 3.交付に係る諸注意 Ⅱ.授業・試験・成績 【1】授業 ……………………………………………………………………………………………(19) 1.授業受講上の注意 2.休講・補講 3.出席管理システムおよび授業欠席届 【2】試験 ……………………………………………………………………………………………(21) 1.試験の種類 2.受験資格 3.受験上の注意 【3】非常時における授業休講および定期試験実施措置の取り扱いについて ………………(25) 1.地震・台風・降雪その他による交通機関の運休等の場合 2.その他の緊急事態発生の場合 3.補講の実施について 4.定期試験の実施について 【4】成績 ……………………………………………………………………………………………(26) 1.成績の表示 2.成績発表の方法 3.GPAについて 4.成績通知書の保証人への送付 Ⅲ.カリキュラム体系と科目履修 【1】履修をはじめるにあたって …………………………………………………………………(31) 1.カリキュラムの全体像 2.科目群の構成と卒業要件 3.各科目群の特徴 4.その他 【2】カリキュラム基本体系図 ……………………………………………………………………(33) 【3】メディア情報学部カリキュラム表 【4】各科目群の特徴 …………………………………………………………(34) ………………………………………………………………………………(36) 1.基礎科目群 1.基礎教育科目 2.情報基礎科目 2.教養科目群 1.教養基礎科目 2.教養発展科目 3.外国語科目 3.キャリア支援科目群 1.キャリア教育 2.アウトキャンパス・スタディ 4.専攻科目群 1.専攻基礎科目 2.専攻基幹科目 1.専攻基幹科目:コミュニケーション・デザイン 2.専攻基幹科目:クリエイティブ・デザイン 3.専攻基幹科目:メディア情報と社会 3.専攻発展科目 1.専攻発展科目:映像・音響メディアコース 2.専攻発展科目:デジタルデザインコース 3.専攻発展科目:図書館・アーカイブズコース 4.専攻発展科目:コース共通科目 【5】履修方法(履修上の注意) …………………………………………………………………(49) 1.基礎科目群 2.教養科目群 3.キャリア支援科目群 4.専攻科目群 5.自由選択単位 【6】履修登録 ………………………………………………………………………………………(56) 1.履修計画に関する留意事項 2.履修登録について 3.登録単位制限 ― 年間最高履修限度 4.履修者数制限について 5.履修登録取消制度について 6.履修登録上の注意事項 7.コース登録について 8.司書・学芸員・司書教諭資格及び教員免許状取得のための履修登録について Ⅳ.副専攻 【1】 副専攻の趣旨 …………………………………………………………………………………(61) 【2】副専攻テーマと授業科目 【3】履修方法(履修上の注意) ……………………………………………………………………(62) …………………………………………………………………(65) Ⅴ.シラバスガイド 【1】シラバスの利用 ………………………………………………………………………………(69) 1.シラバスとは? 2.シラバスを利用する Ⅵ.本学以外で修得した単位等の取扱い 【1】本学以外で修得した単位等の取扱い ………………………………………………………(73) 1.彩の国大学コンソーシアムにおける単位互換制度 2.本学入学前の既修得単位等の認定 3.取得した資格等に対する認定 4.メディア情報学部において認定できる資格等一覧 Ⅶ.資格取得について 【1】資格取得について ……………………………………………………………………………(79) 1.資格を取得しましょう! 2.本学で学ぶことで取得できる資格 3.本学で学ぶことで受験資格を得ることができる資格 Ⅷ.キャリア教育 ― キャリア教育科目とアウトキャンパス・スタディ 【1】駿河台大学のキャリア教育 …………………………………………………………………(85) 1.広義のキャリア教育と駿大社会人基礎力 2.キャリア支援科目 ―駿大キャリア教育の中心― 【2】キャリア教育科目とアウトキャンパス・スタディ ………………………………………(85) 【3】アウトキャンパス・スタディ① -インターンシップⅠ- ……………………………(86) 【4】アウトキャンパス・スタディ② -インターンシップⅡ・まちづくり実践- ………(87) 1.概要 2.まちプロ(まちを元気に、まちで元気にプロジェクト) 3.駿大ふれあいハウス&駿河台大学広報プラザ(サテライトオフィス) 4.インターンシップⅡ(2単位) 5.まちづくり実践(2単位) 【5】アウトキャンパス・スタディ③ -ボランティア実践- 【6】アウトキャンパス・スタディ④ -森林文化実習- ………………………………(91) ……………………………………(91) Ⅸ.留学制度 【1】海外留学制度 1.海外留学 …………………………………………………………………………………(95) ―なぜチャレンジするか― 2.海外留学できる大学について 3.長期留学 4.短期留学 5.英語力を測るテストについて 【2】国内留学制度 …………………………………………………………………………………(98) 1.国内留学について 2.国内留学できる大学について 3.国内留学応募資格 4.国内留学するために何が必要か Ⅹ.諸規程 【1】 駿河台大学学則(抄) ………………………………………………………………………(103) 【2】 駿河台大学学位規程(抄) 【3】 駿河台大学試験規程 …………………………………………………………………(111) …………………………………………………………………………(113) 【4】 駿河台大学学費納付規程 ……………………………………………………………………(117) 【5】 駿河台大学科目等履修生規程 ………………………………………………………………(119) Ⅰ.履修にあたって 【1】 学年・学期・授業時限 学年は、4月1日に始まって、翌年の3月31日に終わります。 さらにこの1学年は、春学期(4月1日から9月30日まで)と、秋学期(10月1日から翌年の3月 31日まで)とに分けられます。 ただし、秋学期授業開始は9月中旬となります。当該年度の授業日程は、『講義時間割表【履修の手引き】』 (別冊子)の中に記載された学年暦を参照してください。 授業は、1時限90分で行われ、1日に5時限が設置されています。各時限の始まりと終わりは、下の表 に示すとおりです。季節によって変わることはありません。 <授業時限の始まりと終わり> 時 限 時間帯 1時限 2時限 3時限 4時限 5時限 9:20~10:50 11:00~12:30 13:20~14:50 15:00~16:30 16:40~18:10 学期末の定期試験期間中は、基本的に 1 時限60分となり、時間帯も下記のように変わりますので注意し てください。 <定期試験期間中の始まりと終わり> 時 限 時間帯 1時限 2時限 3時限 4時限 5時限 9:30~10:30 11:00~12:00 13:00~14:00 14:30~15:30 16:00~17:00 *ただし、試験科目によっては、時間帯の変更もありますので、必ず掲示で確認してください。 なお、特別な場合には、上記時間帯を変更することがありますので、日頃から常に掲示等を確認するよう にしてください。 -1- 【2】 学生証 学生証は、本学の学生であることを証明するとともに、学生生活を円滑に送るために大切なものです。そ のために、以下の事項を遵守してください。 (1) 本学の学生証は、学生証カード本体に有効期限を過ぎていない裏面シールが貼付されていることをも って学生証とみなされます。 (2) 学生証は常に携帯し、次の場合は提示しなければなりません。 ① 試験を受けるとき ② 各種証明書の発行を申請するとき ③ 各種願出・届出を提出するとき ④ メディアセンターを利用するとき ⑤ 通学定期乗車券の購入および学割証の交付を申請するとき ⑥ 本学教職員の請求があったとき (3) 学生証カードは、卒業まで使用します。 (ただし入学後4年間を超えて在籍する場合は、切り換える必 要があります。)学生証は毎年度始めに学生支援課窓口にて配付される裏面シールを貼りかえることで、 当該年度有効となります。その際、裏面シールには現住所が印字されますので、住所を変更した場合は、 ただちに学生支援課まで届け出て、新住所が印字された裏面シールの交付を受けてください。(裏面シー ルの交付は翌日になります。) (4) 裏面シールを貼りかえていない(裏面シールの有効期限を過ぎている)学生証は、無効です。 (5) 定期券発行控の欄が足りなくなった場合は、学生支援課に申し出て、新しい定期券発行控のシールを 上から貼付してください。 (6) 学生証を汚損又は紛失したとき、学生証および裏面シール記載事項に変更を生じたときは、ただちに 学生支援課に届け出てください。 万一紛失した場合は、 《証明書自動発行機》にて、 『学生証再交付願』 (2,000 円)を購入後、必要事項 を記入し、学生支援課に提出し、学生証の再交付を受けてください。再交付を受けた後に、旧学生証が 発見された場合は、必ず旧学生証を学生支援課に返納してください。 (7) 写真の変更を希望する場合も再交付の扱いとなりますので、その旨を学生支援課に申し出て、必要事 項を記入した『学生証写真カード』に写真(縦4cm×横3cm・枠なし・証明書用カラー写真、裏面に学 籍番号・氏名を明記の上、全面のりづけ)を貼付の上、学生支援課に提出してください。この場合の再 交付は、旧学生証と引き換えになります。 (8) 学生証は、退学等で学籍を離れたときは、ただちに学生支援課に返納しなければなりません。 -2- 【3】 学籍番号 入学と同時に、学生各人に固有の学籍番号が与えられ、卒業や退学などで学籍を失うまで、在学中の学内 におけるすべての事務取扱はこの番号によって処理されます。 (1) 学籍番号の構成 【例】 3 0 - 1 5 - 0 0 1 学部番号(30:メディア情報学部) 入学年度 学部内個人番号 (2) 学籍番号は主に次の場合に使用します。 ① 試験の際、記入する受験番号 ② 各種証明書の交付を申請するときに記入する番号 ③ 通学定期乗車券の購入および学割証の交付を申請するときに記入する番号 ④ 諸届・諸願に記入する番号 -3- 【4】 クラス編成 1年次生は、学籍番号とは別に、クラス・クラス内番号が用いられます。入学時に下記の所属クラスが振 り分けられていますので、年度当初のクラス発表掲示を確認してください。 「第二外国語Ⅰ~Ⅲ」、「情報処理実習Ⅰ/Ⅱ」はこのクラス単位での受講となります。また、「健康・ スポーツ実習」、「情報処理概論」は、このクラス単位が基礎となっている指定された曜日時限の授業を受 講することになります。 ○2015年度入学生 クラス分け クラス数 クラス名 選択外国語 M A ドイツ語 M B フランス語 M C フランス語 M D 中国語 M E 韓国語 ※ M F スペイン語 6クラス ※ 外国人留学生はMEクラスに所属し、「健康・スポーツ実習」、「情報処理概論」、「情報処 理実習Ⅰ・Ⅱ」を受講することになります。 ※ 各クラスの時間割は、『講義時間割表【履修の手引き】』(別冊子)に掲載されたクラス別時 間割表を確認してください。 -4- 【5】 ファカルティ・アドバイザー(FA)制度 メディア情報学部ではファカルテイ・アドバイザー(FA)制度を設けています。FAとは、各学部にお いて、学生生活における問題や悩みなどについての指導や助言を行うために少人数の学生グループを単位に 指名される専任教員です。FAは、学生の相談に応えて、又は大学からのさまざまな連絡などについて、個 別又はグループを通じて学生の指導や助言又は連絡などを行います。 メディア情報学部では、各自の所属する「オリエンテーションゼミナールⅠ/Ⅱ」、「プレゼミナールⅠ/Ⅱ」、 「ゼミナールⅠ~Ⅳ」の担当教員がFAとなります。 FAは次のような事項を担当します。 ① 履修、科目選択、コース選択その他学習の計画に関する指導 ② 進路、就職、資格取得その他将来選択に関する指導 ③ 出席不良の学生に対する学習・生活指導及び退学、休学、進路変更に関する指導 ④ 学生の連絡先(携帯番号、携帯メールアドレス等)の把握 ⑤ 学生が事故その他のトラブルに遭ったときの対応 ⑥ 大学・学部が学生に周知・指導すべきこととしてFAに依頼する事項の伝達・指導 ⑦ その他学部間の合意により、各学部共通にFAの役割として定めること。 FAは、上の事項に関して、必要に応じて教科担当教員、健康相談室、ハラスメント相談員、学生支援部 その他の部署又は担当者と連絡を取り、その支援を求める場合もあります。また、相談する学生の個人情報 の保護には注意を払います。 上記に関する事項、その他学生生活について困ったり、悩み事があったりするときは、何でも気軽にFA に相談してください。 【 2015年 度 ファカルティ・アドバイザー担 当 教 員 一 覧 】 ●1年次生 担当教員 研究室 今 村 庸 一 712A 城井 光広 706J 金 基 弘 706A 國 本 千 裕 706E 斎 賀 和 彦 707I 瀬戸 純一 707L 塚本 美恵子 706D 杜 正 文 706H 波多野 宏之 707F 貞 幸 706G 間 島 ※学生証を配付した教員(原則、年度当初のクラス発表掲示にてFAとして名前の記載されてい る教員)が、1年次におけるファカルティ・アドバイザーを担当します。 -5- 【6】 オフィス・アワー制度 学生の相談にゆっくりと時間をかけて応じることができるように、「オフィス・アワー」といって教員が 研究室に待機している時間が設けられています。勉学上の問題だけでなく、教員とじっくりと話をすること ができる時間ですので、積極的に利用するとよいでしょう。FAであるかどうかや、授業を履修しているか どうかに関係なく、自分の都合のよい時間に「オフィス・アワー」を設置している教員の研究室を訪れてく ださい。 なお、オフィス・アワーの時間、研究室等については『講義時間割表【履修の手引き】』(別冊子)で確 認してください。 ただし、「オフィス・アワー」に限らず、時間が許す限り、教員にはいつでも気軽に相談してください。 -6- 【7】 単位制 1. 「単位制」とは 本学における授業科目の履修は、単位制が採用されています。 「単位制」とは、次のような制度をいいます。 ・各授業科目には下記の様に定められた基準に従って単位数が与えられている。 ・授業科目を履修し、その要件を満たすことによって、その授業科目に与えられている単位を修得す ることができる。 ・所定の単位を修得することが卒業・諸資格を得るための必要な条件となる。 大学における学習活動が高校時代と根本的に違うのは、自分自身で履修計画を立て正しく履修登録を行 い、卒業に必要な単位を満たしていく点です。 2. 単位の計算方法 本学において1単位と計算される学習時間は 45 時間です。この時間数は教室における授業時間だけでな く、各自が行う自習時間を含めて計算することになっており、授業科目の内容によって次のようになって います。 授 業 科 目 学期科目 講義・演習 通年科目 外国語 実習・実技 学期科目 通年科目 学期科目 実 験 通年科目 授業時間 (教室内) 毎週1時限 2時間×15 週 毎週1時限 2時間×30 週 毎週1時限 2時間×15 週 毎週1時限 2時間×30 週 毎週3時限 6時間×15 週 毎週3時限 6時間×30 週 自習時間 (教室外) 毎週 4時間×15 週 毎週 4時間×30 週 毎週 1 時間×15 週 毎週 1 時間×30 週 - - 単 位 数 合計毎週 6時間×15 週÷45 時間=2単位 合計毎週 6時間×30 週÷45 時間=4単位 合計毎週 3時間×15 週÷45 時間=1単位 合計毎週 3時間×30 週÷45 時間=2単位 合計毎週 6時間×15 週÷45 時間=2単位 合計毎週 6時間×30 週÷45 時間=4単位 (注) 時間割上の1時限は90分授業ですが、制度上2時間とみなされます。 3. 修得単位について 修得した授業科目の単位は成績原簿に記載され、永年管理されます。なお一度修得した授業科目の単位 は、取り消すことができません。 -7- 【8】 卒業要件 卒業に必要な単位数は次のとおりです。 科目群 卒業要件単位 備 基礎教育科目 必修6単位 配当科目すべて必修 情報基礎科目 必修2単位 配当科目すべて必修 考 基礎科目群 教 養 科 目 群 文化と情報 教 養 基 礎 科 目 人間と文化 人間と社会 人間と環境 健康・スポーツ実習 は必修 教養発展科目 外 国 語 科 目 第一外国語 第二外国語 自由選択外国語 支援科目群 専 攻 発 展 科 目 必修6単位 を含む 10単位以上 アウトキャンパス・ スタディ 専攻基礎科目 専 攻 基 幹 科 目 必修8単位 を含む 10単位以上 (※第二外国語は いずれか 1 ヶ国語を選択) キャリア教育 キャリア 専 攻 科 目 群 「文化と情報」 から 4単位以上 を含む 22単位以上 必修2単位を含む 6単位以上 コミュニケーション・ デザイン クリエイティブ・ デザイン メディア情報と社会 映像・音響メディア コース デジタルデザイン コース 図書館・アーカイブズ コース コース共通科目 自由選択単位 合 計 必修6単位 及び 実習1単位 以上を含む 22単位以上 必修8単位 及び 選択した コースから 14単位以上 を含む 42単位以上 4単位 英語Ⅰ/Ⅱ は必修 第二外国語Ⅰ/Ⅱ は必修 キャリアデザインⅠ/Ⅱ、キャリア発展Ⅰ は必修 情報処理概論 は必修 プレゼミナールⅠ/Ⅱ、 メディア情報とキャリア は必修 ゼミナールⅠ~Ⅳ は必修 各科目群の卒業要件単位数を超える修得 単位および副専攻科目の修得単位を計上 124単位 ※ 一度修得した単位は取り消すことができません。 ※ 特に許可されている科目以外は、一度単位を修得した科目を再び履修することはできません。 ※ 履修登録にあたっては、「Ⅲ.カリキュラム体系と科目履修【6】履修登録」を参照してください。 ※ 司書・学芸員資格及び教員免許状取得に必要とされる単位数については、別冊の『資格課程・司書 教諭課程履修ガイド』・『教職課程履修ガイド』 を参照してください。 ※ 司書・学芸員・教職課程のみに開設されている科目は、卒業要件には算入されません。 ※ 他学部教職課程に必要とされる単位数については、年度当初の教職課程ガイダンスに出席し、配布 される資料を参照してください。 -8- 【9】 学 籍 1. 修業年限・在学年限 修業年限とは、本学の教育課程を修了するために必要な期間です。これに対して在学年限とは、本学に おいて学生の身分を保有していられる期間のことです。本学では修業年限は4年、在学年限は8年と定め ています。 2. 休学・復学 病気その他やむを得ない事由により引き続き2ヵ月以上修学できない者で休学を希望する者は、その理 由を詳記した所定の休学願を提出し、その許可を受けなければなりません。(許可を受けた者には、「休 学許可書」を送付します。) (1) 休学の期間は1年以内とし、その期日は理由の如何を問わず学年末(3月31日)とします。ただし、 特別の理由がある場合は、1年を限度として延長することができます。この場合、再度、休学願を提出 し、許可を受けなければなりません。 (2) 休学は、通算3年を超えることができません。 (3) 休学期間は、修業年限および在学年限に算入されません。(1回休学するとその日数にかかわらず1 年間卒業が遅れることになります。) (4) 休学期間中は在籍料(学費納付規程第9条により算出)を納付しなければなりません。 (5) 休学した者が復学を希望する場合は、休学期間満了前に所定の復学願を提出し、その許可を受けなけ ればなりません。ただし、病気によって休学の許可を受けた者は、診断書を添付しなければなりません。 3. 停 学 本学学則に基づき3ヵ月を超える期間の停学を命じられた場合は、その期間は修業年限に算入されませ ん。また、停学期間は在学年限に算入されます。なお、有期停学の場合は、期間満了の翌日から復学とな ります。 4. 退 学 病気その他やむを得ない事由のため退学しようとする者は、その理由を明記した所定の退学願を学生証 とともに提出し、許可を受けなければなりません。(許可を受けた者には、「退学許可書」を送付します。) なお、退学を願い出る者は、当該年度の学費全額を納入しなければなりませんが、2年次生以上の者が 4月末日までに退学願を提出し、許可された場合には、当該年度の学費を全額免除します。 その他次の事項のいずれかに該当する者は、本学学則に基づき退学を命じられます。 (1) 性行不良で改善の見込みがない者 (2) 本学の秩序を乱し、その他学生としての本分に著しく反した者 (3) 学費の納付を怠った者(定められた期日までに納付せず、督促状を受け取ったにもかかわらず、3週 間以内に納付しなかった者) (4) 在学年限を超えた者 (5) 学業を怠り、又は回復困難な病気により成業の見込みがないと認められる者(履修未登録者も学業を 怠ったことになり、対象となります。) (6) 休学期間通算3年を超えてもなお修学することができない者 -9- (7) 他の大学、短期大学又は高等専門学校に在籍していることが明らかになった者 (8) 長期間にわたって行方不明の者 5. 卒業・学位授与 (1) 卒業見込 次の要件をすべて満たす者に対して、申し出に基づき、卒業見込証明書を発行します。発行は5月中旬 以降とします。 ① 78単位以上をすでに修得していること ② ゼミナールⅠ/Ⅱを修得していること ③ 4年次において履修登録を完了していること ④ 4年次履修登録科目の単位を修得するものと仮定して、卒業に必要な124単位以上を充足できるこ と ⑤ 修業年限を修了できる見込みであること (2) 卒業・学位授与 修業年限を満たし、所定の単位を修得して全課程を修了した者には、卒業証書・学位記を授与します。 授与される学位は、「学士(メディア情報学)」です。 6. 再入学 本学を退学した者が3年以内に再入学を願い出た場合は、再入学を許可されることがあります。ただし、 再入学後、再び退学となった者は、再入学を願い出ることはできません。 -10- 【10】 学生への伝達方法 1. 「掲示」の役割 大学からの学生に対する伝達は、所定の掲示板(表示ボードを含む)によって行われます。これは定期 試験の日程等、重要な事項についても同様ですので、各自が日々掲示内容の確認を励行することが望まれ ます。 一旦掲示した事項については、学生全員に伝達されたものと見なします。なお、掲示内容の疑問点につ いては、担当窓口に照会してください。 学生による故意の掲示用紙破損等は、学生全員に不利益をもたらします。厳に慎んでください。 2. 学部掲示板について 第2講義棟1階中央ロビーに、学部掲示板が設置されています。この掲示板には、各学部独自のお知ら せや、履修登録・定期試験・追試験・再試験・演習(ゼミナール)募集・卒業などに係わるものを掲示し ます。 3. 総合掲示板について 大学の各部署から学生に伝達するため、大学会館の北側屋外通路に総合掲示板が設置されています。 4. 休講・補講・教室変更・学生呼出表示ボードについて 第2講義棟1階正面ロビーに、休講・補講・教室変更・学生呼出表示ボードが設置されています。学内 の休講・補講・教室変更・学生呼出に関する情報は、すべてこのボード上に表示されます。 5.学生ポータルサイト(ポタロウ) ポータルサイトにログオンすることで、休講・教室変更・学生呼出などの情報を閲覧することができま す。 操作方法など詳細については、別途配布の「ポータルサイト利用ガイド」を参照してください。 6. 電話による照会について 授業・試験・成績などについての電話による問い合わせは、重大な行き違いを生じることがありますの で原則として受け付けません。掲示内容を確認したのち、なお不明な点については教務課窓口で問い合わ せてください。 7. ホームページ 駿河台大学のホームページ(http://www.surugadai.ac.jp/)で全学的な情報を発信しています。 -11- 【11】 個人情報の取り扱いについて 学校法人駿河台大学(以下「本法人」といいます。)は、「学校法人駿河台大学における個人情報の保護に 関する規程」(以下「規程」といいます。)を制定、施行することにより、本法人が設置する大学における個 人情報の適正な取扱いに関する基本的事項を定めて、個人の権利利益の保護に万全を期するとともに、業務 の適正且つ円滑な運営に努めています。本法人における個人情報保護に関する基本方針は以下のとおりです。 ● 関係法令を遵守します。 ● 個人情報保護の重要性を認識し、個人情報の取扱いに伴って個人の権利や利益が侵害されることのない よう必要な措置を講じます。 ● 個人情報の取得は、利用目的を明確に定め、当該目的の達成に必要な限度内において行います。 ● 取得した個人情報は、法令及び規程に基づく場合を除き、あらかじめ本人の同意を得ない限り、定めた 目的以外には使用しません。 ● 取得した個人情報は、法令及び規程に基づく場合を除き、あらかじめ本人の同意を得ない限り、第三者 への提供は行いません。 ● 取得した個人情報について、当該個人から開示、訂正、追加又は削除の請求があった場合は、法令及び 規程に基づき適正に対応します。 *「学校法人駿河台大学における個人情報の保護に関する規程」は、本学のホームページに掲載しています。 1.個人情報の利用範囲 学生諸君から入学手続き書類等によりお知らせいただいた氏名・住所その他の個人情報、及び入学後諸 君が本学で教育を受ける過程で作成された修学状況等の個人情報は、①修学状況把握、②奨学金業務、③ 学生生活指導、④統計分析、その他の諸君の本学在学期間中における教育指導上の範囲、又はこれらに付 随する事項を行うために適正な範囲で利用し、以上の目的以外には利用しません。 2.保証人への連絡 本学では、学生諸君の修学状況について、大学と保証人の方々が共通の情報を所有し、相互理解を高め、 必要に応じて保証人の方から学生諸君に適切な助言を行っていただくために、大学から保証人の方宛に成 績情報(単位取得状況)、履修情報(時間割)をお知らせしています。 また、修学指導上必要と思われる場合には、学生諸君の保証人に対して、授業の出席状況、留年確定に ついての情報、学費等納付金の納付状況をお知らせしています。 ただし、外国人留学生等の保証人が親族ではない場合、学生本人が社会人(社会人特別入試による入学 者等)である場合並びに大学院生には学生本人にのみ連絡いたします。 連絡情報 (1) 成績修得状況(授業科目名、担当教員名、成績評価) (2) 履修時間割(履修期、曜日、時限、授業科目名、担当教員名) (3) 授業の出席状況(授業科目名、担当者名、授業回数、出席回数) (4) 長期欠席者・留年確定者の状況連絡 (5) 学費等納付金の納付状況 -12- 3.掲示等による連絡について 本学では、学生諸君への連絡事項は原則として掲示板で行っています。このことは、情報伝達の不徹底に より学生諸君が不利益を被ることがないよう、修学上必要な情報を伝達対象学生全員に対し、迅速かつ正 確に伝達することを目的としています。このため、特定の個人に対する伝達の場合には、掲示には学籍番 号・氏名を掲載します。また、学生生活を円滑に行っていただくためにゼミやクラスで名簿を作成するこ とがあります。学生諸君は、これらで知り得た他の人の情報について、第三者に漏らしたりすることのな いよう、厳に慎重に取扱いましょう。 掲示発表情報 大学から学生に情報を確実に伝達するために、以下の事項に関し学籍番号・氏名とともに必要な情 報を掲示、表示ボード等で発表します。 (1) 事前登録(受講者に定員が設けられている授業科目の登録)の受講許可者発表 発表情報:学籍番号、学生氏名、授業科目名 (2) 英語及び日本語の受講クラス発表 発表情報:学籍番号、学生氏名、受講科目名、担当教員名、受講曜日時限、教室番号 (3) 演習(ゼミナール)募集結果発表 発表情報:学籍番号、学生氏名、決定した演習(ゼミナール)担当者氏名 (4) 追試験・再試験受験資格者 発表情報:学籍番号、学生氏名 (5) 卒業予定者の発表(卒業要件単位充足者の発表も含む) 発表情報:学籍番号、学生氏名 (6) 教育職員免許状、司書資格、学芸員資格、司書教諭資格の取得要件充足者発表 発表情報:学籍番号、学生氏名 (7) 学生呼出し 発表情報:学籍番号、学生氏名、呼出し窓口 -13- 【12】 各種証明書の交付 1. 各種証明書の交付について 各種証明書の交付には、証明書の種類により、証明書自動発行機にて交付する方法と学生支援課窓口に て交付する方法の2通りの方法があります。 下表の交付方法欄《証明書自動発行機》・《学生支援課窓口》の記載を各自確認のうえ、「2.交付手 続」に基づいて申請してください。 証 明 書 の 種 類 手 数 料 交付日時 交 付 方 法 *在学証明書 *卒業見込証明書 *学業成績証明書 健康診断証明書 200 円 単位修得見込証明書 《証明書自動発行機》 教育職員免許状取得見込証明書 司書資格取得見込証明書 即 時 学芸員資格取得見込証明書 学生証(再交付) 2,000 円 臨時学生証 500 円 *卒業証明書 《学生支援課窓口》 司書資格取得証明書(卒業生) 200 円 学芸員資格取得証明書(卒業生) *印の証明書は英文でも発行できます。 2. 交付手続 (1) 証明書自動発行機による交付 第2講義棟1階正面ロビーに、証明書自動発行機が2台設置されています。上表の各種証明書一覧表の 交付方法欄に、《証明書自動発行機》と記載のある証明書については、この自動発行機による交付を原 則とし、学生支援課窓口による交付を行いませんので注意してください。なお、学生証を携帯していな い場合は、証明書の交付を受けることができません。 また、以下に該当する場合は、証明書自動発行機を使用することができませんので、学生支援課窓口へ 問い合わせてください。 ① 証明書自動発行機の画面上に、学生支援課窓口へ問い合わせるよう指示が表示された場合。 ② 証明書自動発行機に、紙詰まり等の故障が発生した場合。 *証明書自動発行機使用時間 月~土曜日 9:00~17:00 -14- (2) 学生支援課窓口による交付 前頁の各種証明書一覧表の交付方法欄に、《学生支援課窓口》と記載のある証明書については、《証明 書自動発行機》にて所定の申請書を購入し、必要事項を記入のうえ、学生支援課窓口で申請してくださ い。 3. 交付に係る諸注意 (1) 学業成績証明書への成績表示時期は、春学期科目、秋学期・通年科目それぞれ次学期が開始されて成 績が確定された後になります。 (2) 前頁の各種証明書一覧表に記載のない特殊な証明書を必要とする場合は、学生支援課窓口へ問い合わ せてください。なお、交付に1週間程度要します。(手数料は1通 200 円) (3) 健康診断証明書についての問い合せは、健康相談室へ申し出てください。 証明書自動発行機の使用に際しては、下記の事項にも注意してください。 ・証明書自動発行機備え付けの操作手順に従って利用してください。 ・500 円硬貨は、新 500 円硬貨のみ使用できます。 ・5,000 円、10,000 円の高額紙幣は、2台の証明書自動発行機のうち、向かって左側の 発行機でのみ使用できます。 (学生支援課窓口では、両替を行いません。) -15- -16- Ⅱ.授業・試験・成績 【1】授 業 授業は、講義・演習・実験・実習など様々な形態がありますが、教員と学生が学問を通して人格的にふれ あう場であり、大学における学生生活の中心となります。様々な授業を通して豊かな教養と幅広い専門知識 を身につけ、学問的にも人間的にも大きく成長することが期待されます。 したがって、受講にあたっては、このような目的を自覚し、自らの思索と逞しい探求心とをもって積極的 に学問に取り組む姿勢が要求されます。 1. 授業受講上の注意 授業は、春学期と秋学期に分けて実施され、通常週1時限(90分)です。ただし、科目によっては春 学期又は秋学期のいずれかで完結するものや短期間で行う集中講義などもあります。詳しくは、講義時間 割表で確認してください。 ① 各科目とも講義時間割表に記載されている授業教室を確認のうえ、受講してください。 ② 講義時間割は公示後、履修者数、その他の事情により、教室・曜日・時限・担当教員などが変更さ れることがありますが、その際は直ちに掲示板に発表しますので、注意してください。 2. 休講・補講 ① 大学又は各授業科目の担当教員にやむを得ない事情が発生した場合は、授業を休講することがあり ます。 ② 休講は、担当教員からの届け出又は大学の決定があり次第、学生ポータルサイト(ポタロウ)及び 休講表示ボードでお知らせします。 ③ 休講の表示がないにもかかわらず、授業開始後30分以上経過しても担当教員が入室しない場合は、 教務課に連絡し、指示を受けてください。 ④ 休講となった授業について、補講を行う場合があります。その場合は、担当教員から授業時に指示 があります。また、補講は授業のない曜日・時限に行うこともあります。補講情報は補講掲示板に 発表しますので、確認してください。 -19- 3. 出席管理システムおよび授業欠席届 (1) 出席管理システム 本学では、教員が担当する授業での学生の出席状況を常時把握し、学生の授業出席を促すことなどを目 的として、出席管理システムを導入しています。これは、ハンディリーダーによる学生の出席情報の入 力と、パソコンによるデータ管理システムを組み合わせたものです。授業によって異なりますが、この システムを利用して出席を取ることがあります。学生は、授業に出席する習慣を身に付けるとともに、 教員の指示に従ってハンディリーダーの適切な使用に努めてください。 (2) 授業欠席届(短期欠席用・長期欠席用) やむを得ない理由で授業を欠席した場合は、担当教員に申し出てください。 ただし、短期(1回程度)の場合は、担当教員から授業欠席届を提出するよう指示があった場合のみ所 定の「授業欠席届(短期欠席用)」に必要事項を記載し、担当教員に直接提出してください。 また、長期(概ね2週間以上)の欠席の場合は、所定の「授業欠席届(長期欠席用)」に必要事項を記 載し、速やかに学生支援課窓口に提出してください。 短期・長期を問わず、授業欠席届には原則として欠席の理由を証明する書類(病気欠席の場合の診断書・ 感染症治癒証明書など)を添付してください。 なお、「授業欠席届」の提出をもって「出席扱い」という公欠制度は本学にはありません。欠席の取り扱 いについては担当教員の裁量に委ねられますので注意してください。 -20- 【2】試 験 1. 試験の種類 (1) 定期試験 ① 定期試験は、下記の期間に実施します。 学 期 実 施 期 間 春 学 期 7月中旬から下旬 秋 学 期 1月中旬から下旬 ※一部科目については、各学期の最終授業時に行います。 ② 試験の日程・方法は、試験開始の約1週間前に掲示板に発表します。 ③ 試験方法は、原則として筆記試験で行います。ただし、授業科目によっては、口述試験、レポート の提出、平常点などによって筆記試験に代えることがあります。 (2) 臨時試験 ① 各授業科目とも平常の授業時間中に、随時、臨時試験を実施することがあります。 ② この試験については、特別の場合を除いて掲示板に日時を発表しませんので、担当教員の指示に従 ってください。 (3) 追試験 ① 定期試験実施期間(各学期の最終授業時を含む)に筆記試験で行われた定期試験をやむを得ない事 情によって欠席した者に対して追試験を行うことがあります。 ② 追試験は、当該科目の試験実施日後所定期間内に理由を記した所定の試験欠席届を教務課窓口に提 出し、その理由が正当と認められた者を対象として、春学期末の追試験は8月に、秋学期末の追試 験は2月に各々実施します。 ③ 試験欠席届には、原則として欠席の理由を証明する書面を添付してください(2科目以上欠席の場 合も1通で構いません)。なお、追試験の受験が許可されるのは、下記に該当する場合です。 a.疾病・負傷 診断書・感染症治癒証明書を提出した場合のみ、受験を認めます。ただし、治療期間が当該試験 日と重なっていない場合は、受験不可とします。 b.交通機関の事故・遅延 交通機関の発行する事故証明書又は遅延証明書を提出した場合のみ、受験を認めます。本学のス クールバスの遅延を理由とするものは、原則として認めません。また、自動車通学で渋滞による遅 延を理由とするものは、一切認めません。なお、遅延証明書の提出があっても、記載された遅延時 間が、試験規程による遅刻を認められる時間(現行では15分)以内の場合は、受験不可とします。 c.忌引 葬儀が行われたことを証明する書類(会葬礼状等)を提出した場合は、受験を認めます。ただし、 同居又は3親等以内の親族の葬儀に限ります。 d.天災地変・火災等 災害を被ったことを証明する書類(公的書類又は保証人等の状況説明書類)を提出した場合は、受 験を認めます。 e.学外における実習(教職課程・学芸員課程) 担当教員の承認がある試験欠席届を提出した場合は、受験を認めます。 -21- f.就職活動 就職活動のための欠席については、就職活動(人事担当者が立ち会うもの)を証明する採用側の 書類又は本学キャリアセンターの証明がある試験欠席届を提出した場合は、受験を認めます。 g.大学院受験 受験票の写しを添付した試験欠席届を提出した場合は、受験を認めます。 h.その他 上記のほか、教務委員会が欠席理由を正当と認めた場合は、受験を認めることがあります。 ④ 次の科目は、追試験を行いません。 科 授業形態 語 学 目 名 外国語科目の全科目 情報処理実習Ⅰ/Ⅱ、健康・スポーツ実習、グラフィックデザイン実習、ウェブ 実習科目 デザイン実習、情報検索実習、記録情報実習、映像制作実習、音響制作実習、デ ジタルフォト実習、ウェブ制作実習、ネットワークプログラミング実習、システ ムプログラミング実習、マルチメディア実習 オリエンテーションゼミナールⅠ/Ⅱ、健康・スポーツ演習、基本情報技術入 門演習、プログラミング入門演習、プレゼミナールⅠ/Ⅱ、基本情報技術演習、 プログラミング演習、映像制作演習、音楽情報処理演習、映像作品研究、プリプ 演習科目 ロダクション演習、ポストプロダクション演習、サウンドデザイン演習、ウェブ 制作演習、グラフィックデザイン演習、メディアデザイン演習、情報サービス演 習Ⅰ(基礎) 、図書館情報システム演習、記録情報演習、情報サービス演習Ⅱ(発 展)、ゼミナールⅠ~Ⅳ、発展研究、CM制作研究、オンキャンパス・インター ンシップ、デジタルコンテンツ制作演習、主題別レファレンス演習 キャリア支援 科目 副専攻科目 キャリア基礎、キャリアデザインⅠ/Ⅱ、キャリア発展Ⅰ/Ⅱ、キャリア実践、 森林化実習、まちづくり実践、ボランティア実践、インターンシップⅠ/Ⅱ 設置学部に準じる ⑤ 追試験の受験許可者・日程・方法等の詳細は、掲示板に発表します。 ⑥ 追試験の受験許可者が追試験を受験するためには、所定の期間内に教務課窓口で受験申込みを行い、 受験料(1科目につき、1,000 円)を納付しなければなりません。 ※ 教職課程科目の追試験については、『教職課程履修ガイド』(別冊子)を、司書課程・学芸員課程 科目・司書教諭課程科目の追試験については、『資格課程・司書教諭課程履修ガイド』(別冊子) をそれぞれ参照してください。 -22- (4) 再試験 ① 4年次生については、当該年度の履修登録科目で成績評価が不合格(F表示)となった科目につい ての再試験を2月下旬~3月上旬に実施することがあります。 ② 再試験は、再試験受験により12単位以内を修得することで卒業資格を取得することができる者に 限り受験できます。 ③ 再試験の受験授業科目は、当該年度において履修し、不合格になった授業科目の範囲内で、卒業資 格の取得に必要な最小限度の授業科目とします。 ④ 外国語科目については、必修第1外国語1科目、必修第2外国語1科目に限り、再試験の受験科目 に含めることができます。ただし、自由選択外国語は再試験を行いません。 ⑤ 次の科目は、再試験を行いません。 授業形態 語 学 ※ 科 目 名 外国語科目のうち、自由選択外国語の全科目 情報処理実習Ⅰ/Ⅱ、健康・スポーツ実習、グラフィックデザイン実習、ウェブ 実習科目 デザイン実習、情報検索実習、記録情報実習、映像制作実習、音響制作実習、デ ジタルフォト実習、ウェブ制作実習、ネットワークプログラミング実習、システ ムプログラミング実習、マルチメディア実習 オリエンテーションゼミナールⅠ/Ⅱ、健康・スポーツ演習、基本情報技術入 門演習、プログラミング入門演習、プレゼミナールⅠ/Ⅱ、基本情報技術演習、 プログラミング演習、映像制作演習、音楽情報処理演習、映像作品研究、プリプ 演習科目 ロダクション演習、ポストプロダクション演習、サウンドデザイン演習、ウェブ 制作演習、グラフィックデザイン演習、メディアデザイン演習、情報サービス演 習Ⅰ(基礎) 、図書館情報システム演習、記録情報演習、情報サービス演習Ⅱ(発 展)、ゼミナールⅠ~Ⅳ、発展研究、CM制作研究、オンキャンパス・インター ンシップ、デジタルコンテンツ制作演習、主題別レファレンス演習 キャリア支援 科目 副専攻科目 キャリア基礎、キャリアデザインⅠ/Ⅱ、キャリア発展Ⅰ/Ⅱ、キャリア実践、 森林化実習、まちづくり実践、ボランティア実践、インターンシップⅠ/Ⅱ 設置学部に準じる ⑥ 再試験の対象者・日程・方法等の詳細は、掲示板に発表します。 ⑦ 再試験の対象者が再試験を受験するためには、所定の期間内に教務課窓口で受験申込みを行い、受 験料(1科目につき、1,000 円)を納付しなければなりません。 ※ 教職課程科目の再試験については、『教職課程履修ガイド』(別冊子)を、司書課程・学芸員課程 科目・司書教諭課程科目の再試験については、『資格課程・司書教諭課程履修ガイド』(別冊子) をそれぞれ参照してください。 2. 受験資格 次のいずれかの項目に該当する者は受験資格がありません。なお、無資格者の受けた試験答案は、無効 とします。 ① 履修科目の登録をしていない者(履修登録不備で届け出が無効になった者を含む) ② 追試験・再試験については、その手続きを行わなかった者 ③ 休学中の者 ④ 学費未納者 ⑤ 停学期間中の者 -23- 3. 受験上の注意 (1) 筆記試験 ① 試験は、指定された時間・教室で受験してください。 ② 試験教室では、学生証をおもてにして机上に置いてください。学生証を忘れた者は、学生支援課窓 口で当日限り有効の臨時学生証の交付(手数料 500 円)を受けてください。学生証又は臨時学生証を 所持していない者は、いかなる理由があっても受験できません。 ③ 試験教室への入室は、監督者の指示に従い、試験開始5分前までに所定の座席に着席してください。 ④ 遅刻は原則として認められません(遅刻の理由が正当と認められる場合は試験開始15分まで許可 することがあります)。 ⑤ 試験教室からの途中退席は試験開始45分経過後から終了5分前までの間に限り認められます。 ⑥ 試験教室において監督者の指示にしたがわない者は、退室を命じられることがあります。 ⑦ 筆記用具および教科書類は各自用意し、試験教室で貸借又は共有することは認められません。 ⑧ 教科書・参考書等の持ち込みが認められている場合は、指定されたものを使用してください。 ⑨ 試験教室へ携帯電話等の通信機器を持ち込む場合は、必ず電源を切ってください。また、これらの 機器を時計として使用することは認められません。 ⑩ 下記の行為は、不正行為と見なします。 a.身代わり受験をし、又はさせること b.答案を交換すること c.カンニングペーパーを使用すること d.事前に所持品その他に書き込みをし、それを使用すること e.指定された書籍・ノート以外のものを使用すること f.配布された用紙以外の用紙に解答すること g.他人の答案を見、又は他人に答案を見せること h.机等に書き込みをすること i.私語又は動作で連絡すること j.指定された書籍・ノート類を貸し借りすること k.他人の学生証で受験すること(貸した者も同罪) l.偽名(学籍番号も含む)答案を提出すること m.その他試験の公正を害し、又は害するおそれのある行為をすること ⑪ 受験中不正行為を行った者に対しては、直ちに退室を命じ、それ以降の受験を停止します。 ⑫ 無記名の答案および監督者の答案整理後に提出した答案は無効とします。解答できなかった場合も 答案は必ず提出してください。 (2) レポート ① レポートは指定された日時・場所に提出してください。 ② 教務課窓口提出の指示のあるレポートについては、指定の表紙をつけてください。指定の表紙は、 教務課窓口で受け取るか、本学ホームページからダウンロードしてください。指定の表紙をレポー トにつけて左上をホチキス止めにし、学生証提示の上、提出してください。 -24- 【3】非常時における授業休講および定期試験実施措置の取扱いについて 1. 地震・台風・降雪その他による交通機関の運休等の場合 地震・台風・降雪その他の事情による公共交通機関の運休等のため、多数の学生の通学に支障が生じる と判断される場合は、授業を休講とすることがあります。この場合には、休講日前日又は当日の午前7時 までに本学ホームページ、学生ポータルサイト(ポタロウ)及び学生掲示等により休講についてお知らせ します。 2. その他の緊急事態発生の場合 上記のほか、大学周辺の道路被害によるスクールバスの運行不能や伝染性の病気の感染拡大防止等のた め、必要に応じて授業を臨時に休講とすることがありますので、その場合は随時同じく本学ホームページ 等でお知らせします。 3. 補講の実施について 休講とした授業については、原則として補講を実施します。補講の日時等については別途お知らせしま す。 4. 定期試験の実施について 上記1及び2の場合における定期試験実施については、試験開始時刻の繰下げ又は試験日程の延期などの 措置をとる場合があり得ますが、その場合も1と同様の方法でお知らせします。 -25- 【4】成 績 1. 成績の表示 成績評価は、複数の成績評価基準により多面的に行われます。 履修登録をした授業科目の単位は、その単位修得条件をすべて満たすことによって、与えられます。 単位修得条件を満たさない場合は、不合格となります。 定期試験を含めて、単位修得条件が数値化される場合には、100点満点中、60点以上を合格、60 点未満を不合格とします。 合格者に対しては、原則として、相対評価がなされ、上位から20%(±5%)・30%(±5%)・ 30%(±5%) ・20%(±5%)の割合で、それぞれA・B・C・Dの成績評価が与えられます。 また、不合格者にはFの成績評価が与えられます。 表 示 得 点 A 20% (±5%) B 30% (±5%) C 30% (±5%) D 20% (±5%) F 単位修得条件未充足 合 否 合 不 格 合 格 ※「N」・・・他大学等において修得した科目の単位を本学において認定したもの なお、次の授業科目については成績評価の際に、「相対評価」を適用しません(相対評価除外科目)。 区 分 科 目 名 1~4年次配当の必修演習科目、健康・スポーツ実習、健康・スポーツ演習、 共 通 英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、語学演習(日本語演習を含む) 、海外語学演習、キャリア科目全般、 森林文化論 情報処理実習Ⅰ~Ⅱ、デザイン基礎、基本情報技術入門演習、プログラミング入門 演習、グラフィックデザイン実習、ウェブデザイン実習、情報検索実習、記録情報 実習、映像制作実習、音響制作実習、デジタルフォト実習、メディア情報とキャリ ア、基本情報技術演習、プログラミング演習、映像制作演習、音楽情報処理演習、 メディア 情報学部 映像作品研究、プリプロダクション演習、ポストプロダクション演習、サウンドデ ザイン演習、ウェブ制作実習、ネットワークプログラミング実習、システムプログ ラミング実習、マルチメディア実習、ウェブ制作演習、グラフィックデザイン演習、 メディアデザイン演習、情報サービス演習Ⅰ(基礎)、図書館情報システム演習、記 録情報演習、情報サービス演習Ⅱ(発展)、発展研究、CM制作研究、オンキャンパ ス・インターンシップ、デジタルコンテンツ制作演習、主題別レファレンス演習 教職論、教育学概論、教育心理学、教育制度論、社会科教育法、社会科・地歴科教 育法Ⅰ・Ⅱ、社会科・公民科教育法Ⅰ・Ⅱ、情報科教育法Ⅰ・Ⅱ、英語科教育法Ⅰ~Ⅳ、 保健体育科教育法Ⅰ~Ⅳ、道徳教育の理論と方法、特別活動の指導、教育の方法と 教職課程 技術、生徒指導、教育相談、教育実習Ⅰ・Ⅱ、教職実践演習、教育学演習Ⅰ・Ⅱ、総 合演習、日本史概論Ⅰ・Ⅱ、外国史概論Ⅰ・Ⅱ、地理学概論Ⅰ・Ⅱ、地誌学概論Ⅰ・ Ⅱ、哲学概論Ⅰ・Ⅱ、倫理学概論Ⅰ・Ⅱ、古代・中世日本史、近現代日本史、西洋史、 東洋史、人文地理学Ⅰ・Ⅱ、自然地理学Ⅰ・Ⅱ -26- 司書課程科目 情報組織演習Ⅰ・Ⅱ、児童サービス論、デジタル・アーカイブズ論 学芸員課程科目 資格課程 博物館経営論、博物館資料保存論、博物館教育論、博物館実習、デジタル・アー カイブズ論 司書教諭課程科目 学校経営と学校図書館、学習指導と学校図書館、読書と豊かな人間性 2. 成績発表の方法 (1) 4年次生(単位修得状況発表時) ① 成績は、2月下旬に発表します。同時に、単位修得状況および再試験の対象者を掲示にて発表しま す。 ② 発表された成績により、合格および不合格の科目を確認してください。 ③ 成績評価に関する疑義については、所定の期間(2月下旬)に「成績評価に関する疑義申し立て」 の制度がありますので、この制度を利用してください。したがって、この制度以外に成績に関して教 務課および担当教員へ問い合わせを行うことは、一切禁止します。 ④ 卒業に必要な所定の単位を充足し、教授会において卒業を認められた者は、3月中旬に掲示にて発 表します。 (2) 1~3年次生、4年次生(春学期科目成績発表時) ① 成績は、春学期科目は9月下旬、秋学期科目および通年科目は次年度の4月上旬に発表します。 ② 発表された成績により、合格および不合格の科目を確認してください。 ③ 成績評価に関する疑義については、所定の期間に「成績評価に関する疑義申し立て」の制度があり ますので、この制度を利用してください。したがって、この制度以外に成績に関して教務課および担 当教員へ問い合わせを行うことは、一切禁止します。 3. GPAについて GPAとは Grade Point Average(グレード・ポイント・アベレージ)の略で、A・B・C・D・Fの成 績評価を受けた単位に対して、それぞれ4・3・2・1・0のグレード・ポイントを付与し、その合計を 履修科目の総単位数(Fも含まれます)で割ったものです。また、GPAの数値は入学から卒業まで累積 されることとなります。 修得単位数とともにこのGPAの数値を確認することで、学習到達度を測ることを目的としており、個々 の学生への学習指導に用いられるほか、奨学生、表彰生、派遣・交換留学生の選考の際にも資料として使 用されます。(4.00 が最高点となります。) 〔GPAの計算方法〕 GPAは次のように算出されます。 4.0×Aの修得単位数 + 3.0×Bの修得単位数 + 2.0×Cの修得単位数 + 1.0×Dの修得単位数 総履修単位数 ※ 総履修単位数にはFの単位数を含みます。他大学等において修得した科目の単位を本学に認定した 単位(N)は単位数には含まれません。 ※ 成績通知書等のGPAの表記は、小数第3位を四捨五入します。 -27- ※ 教職課程及び資格課程の一部授業科目はGPA算出の対象に含まれません。詳細についてはガイダ ンス等で確認してください。 4. 成績通知書の保証人への送付 4月(前年度までの成績を記載)および10月(春学期末までの成績を記載)に全学生の保証人に対し、 成績通知書を送付しています。(外国人留学生は除く。) -28- Ⅲ.カリキュラム体系と 科目履修 【1】 履修をはじめるにあたって 大学では、年度初めに、その学年で履修する科目を自分で登録します。これは、新しい学年になるごとに 「さて、何を履修しようか」と考える、ということではありません。有意義な大学生活を送るためには、入 学したときに、まずおおまかな4年間全体の履修計画を立て、その計画に基づいてそれぞれの学年で履修可 能な科目を選択してください。 4年間にわたって履修できる科目は入学時に決まっています。これらの科目は、きちんと段階を踏んで学 習ができるように履修すべき学年(配当年次)が指定され、また、関連のある科目同士のつながりがわかる ように科目群に分類されています。このような科目の体系を「カリキュラム」と呼びます。 大学で学ぶ目的は、卒業後に社会の一員として生きていくための就業力を身につけるために、このカリキ ュラムに従って、統合的な知識や技術を身につけることです。寄せ集めではなくまとまりのある知識を増や すことで、ものごとを鋭く分析したり、発展的に考えたりする力を伸ばすことができます。また、しっかり とした知識に支えられた技術は将来あらゆる場面で応用できます。 卒業までに、このような能力を身につけるためには、最初にしっかりとした履修計画を立て、学年が上が るごとに計画を調整して履修を進めていくことが必要です。この計画を立てたり見直したりするときの参考 になるのが、この履修ガイドです。この後に続くページに記載されている情報を活用し、適切な履修計画を 立てるためによく読んで役立ててください。 1. カリキュラムの全体像 まず大切なのは、1年次から4年次までのカリキュラム体系を理解することです。この参考になるのが 「【2】カリキュラム基本体系図」です。(以下、この図を適宜参照しながら読んでください。) カリキュラム体系は、大きく四つの種類に分けることができます。第1番目は、大学での学修に必要な基 礎を身につける科目です。2年次から始まる専門的な内容を学ぶために必要なことを学びます。第2番目は、 メディア情報学部のカリキュラムの中心となる専門分野の知識や技術を学ぶ科目です。基本体系図を見ると わかるように、1年次から3・4年次にかけて、この種類の科目数は多くなっていきます。これは、基礎的 な内容から学び始め、徐々に細分化された専門的な内容の修得を示しています。第3番目は、教養を身につ けるための科目です。一般的な教養は、専門分野をよりよく理解するための土台として重要であることはも ちろんですが、幅広い分野にわたる知見は社会に出て実力を発揮するために欠かすことのできないものです。 主に、専門分野の学習に入る前の1・2年次を中心に学びますが、外国語のように継続した修練が必要な科 目は、1・2年次に集中して学習した後も、4年次まで履修できるようになっています。第4番目は、1年 次から3年次にかけて就業力を伸ばすための科目です。ここでは、卒業後に就く職業を具体的に考え、その 実現に向けて計画的に取り組みます。また、周辺地域で実際に就業体験を行うこともできます。 メディア情報学部のもう一つの教育の柱は、1年次から4年次までの基礎教育科目、専攻基幹科目、専攻 発展科目のそれぞれの中に設けられたゼミナールです。少人数(15名程度)の一つのチームであるゼミナ ールは、教員とのふれあい、学生同士との活発な交流などが経験できる学生生活の中心となるものです。1 年次のオリエンテーションゼミナール(基礎教育科目)では、大学での学習方法を学ぶとともに、卒業後の 進路を検討したり専門分野の実習を体験したりしながら、2年次から所属する専攻コースを選びます。2年 次のプレゼミナール(専攻基幹科目:メディア情報と社会)では、3・4年次のゼミナールのための準備と して、所属コースの入門的、基礎的な内容を学びます。3・4年次のゼミナール(専攻発展科目:コース共 通科目)では、所属コースにかかわる専門的な内容を中心に学び、知識を広げ、技術を高め、さらに経験を -31- 積むことになります。 以上に述べたように、カリキュラム基本体系図を縦軸に沿って眺めると、カリキュラムの概要を把握する ことができます。 2. 科目群の構成と卒業要件 カリキュラム基本体系図を横軸に沿って眺めると、それぞれの学年で履修する科目の種類(科目群)がわ かります。さらに、具体的にどのような科目が履修でき、それらをどのようなバランスで履修すべきかを示 しているのが「【3】メディア情報学部 カリキュラム表」です。 このカリキュラム表には、メディア情報学部の学生が履修できる科目がすべて含まれており、各科目につ いて配当年次と単位数が示されています。また、すべての学生が履修しなければならない必修科目も示され ています。それぞれの科目群から何科目ずつ履修すべきかを考えるには、 「Ⅰ.履修にあたって」の 「【8】卒業要件」を参照してください。そこには、卒業に必要な履修科目の単位数配分が、科目群ごとに 示されています。 1年次の最初に4年間の履修計画を立てるには、カリキュラム基本体系図を念頭におき、「学習計画モデ ル」のなかから自分に合ったモデルを探し、それを参考にしながらカリキュラム表を見て履修する科目を考 えていきます。その際には、必ずシラバスで各科目の内容も確認してください。2年次以降の年度初めには、 カリキュラム表を見ながら履修計画の確認を行い、必要に応じて計画を見直してください。 3. 各科目群の特徴 履修計画を立て始める前に、カリキュラム基本体系図と合わせて考えておかなければならないのが 「【4】各科目群の特徴」です。 カリキュラム表には卒業要件を超える数の科目が配置されています。自分の関心、目的、卒業後の進路に 応じて、履修する科目の組み合わせを検討しなければなりません。「【4】各科目群の特徴」では、以下の 3点を詳しく説明しています。 ● 科目群を構成する科目がどのような意図の下に置かれているのか ● どのような目的に応じてどのような科目を履修すべきか ● 履修する科目を選ぶ際に注意すべきことは何か 特に、3つの専攻コースについてそれぞれの特徴を理解することは、履修計画を立てる上で非常に重要です から、必ず専攻基幹科目と専攻発展科目の説明を熟読してください。 4. その他 履修について疑問があるときは、オリエンテーションゼミナール、プレゼミナール、ゼミナールの担当教 員に相談してください。これらの授業の担当教員はFA(ファカルティ・アドバイザー)という役割を兼ね ており、担当する学生の様々な相談に応じてくれます。履修登録には十分注意を払い、わからないことがあ ればそのままにせず、必ず正しい情報を確認するようにしてください。 また、履修に関する最新情報は、大学のポータルサイト「ポタロウ」や学部掲示板(第2講義棟1階 教 務課と学生支援課の間)に掲示されます。最低1日1回は、確認するようにしてください。 -32- 【2】 カリキュラム基本体系図 -33- 【3】 メディア情報学部 カリキュラム表 科目群 基 礎 科 目 群 授業科目(配当年次/単位数) 卒業要件単位 基礎教育科目 ◎オリエンテーションゼミナールⅠ ◎メディアと情報資源 ( 1 年/2 単位) ◎オリエンテーションゼミナールⅡ ( 1 年/2 単位) ( 1 年/2 単位) 情報基礎科目 ◎情報処理実習Ⅰ ( 1 年/1 単位) ◎情報処理実習Ⅱ ( 1 年/1 単位) 情報科学Ⅰ 芸術学 文化と情報 情報社会論 インターネット文化論 アニメーション文化論 ( ( ( ( ( 1・2 1・2 2・3 2・3 2・3 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 情報科学Ⅱ 現代社会とメディア コミュニケーション論 映像文化論 ( ( ( ( 1・2 2・3 2・3 2・3 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 哲学Ⅰ 論理学Ⅰ 人間と文化 倫理学Ⅰ 言語学 文学Ⅱ ( ( ( ( ( 1・2 1・2 1・2 1・2 1・2 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 哲学Ⅱ 論理学Ⅱ 倫理学Ⅱ 文学Ⅰ 観光学 ( ( ( ( ( 1・2 1・2 1・2 1・2 1・2 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 法学Ⅰ 政治学 経済学Ⅱ 人間と社会 社会学Ⅱ 文化人類学Ⅱ 歴史学Ⅱ ( ( ( ( ( ( 1・2 1・2 1・2 1・2 1・2 1・2 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 法学Ⅱ 経済学Ⅰ 社会学Ⅰ 文化人類学Ⅰ 歴史学Ⅰ ( ( ( ( ( 1・2 1・2 1・2 1・2 1・2 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 現代自然科学Ⅰ 地理学Ⅰ 環境生物学Ⅰ 生命の科学Ⅰ 人間と環境 からだの科学Ⅰ 行動科学 こころの科学Ⅱ こころの科学Ⅳ ◎健康・スポーツ実習 ( ( ( ( ( ( ( ( ( 1・2 1・2 1・2 1・2 1・2 1・2 1・2 1・2 1 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 現代自然科学Ⅱ 地理学Ⅱ 環境生物学Ⅱ 生命の科学Ⅱ からだの科学Ⅱ こころの科学Ⅰ こころの科学Ⅲ 地球科学 ( ( ( ( ( ( ( ( 1・2 1・2 1・2 1・2 1・2 1・2 1・2 1・2 年/2 単位) 「文化と情報」 から 年/2 単位) 4 単位以上 年/2 単位) を含む 年/2 単位) 22 単位以上 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 比較文明論 現代思想 現代人と宗教Ⅱ 子ども文化論 ホスピタリティ論 国際社会と政治 多文化共生論 労働と社会 社会福祉論Ⅰ NGO・NPO論 地域環境論 森林文化論 現代人と心理Ⅱ ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 日本伝統文化論 現代人と宗教Ⅰ 現代と文学 現代観光論 現代社会と法 アジア社会論 地域社会と経済 ジェンダー論 社会福祉論Ⅱ 地球環境論 環境と社会 現代人と心理Ⅰ 健康・スポーツ演習 ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( ( 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 2・3 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/4 単位) 【一般学生のみ】 ◎英語Ⅰ 英語Ⅲ ( 1 年/2 単位) ◎英語Ⅱ ( 2 年/2 単位) 教 養 基 礎 科 目 教 養 発 展 科 目 教 養 科 目 群 第 一 外国語 外 国 語 科 目 第 二 外国語 【留学生のみ】 ◎日本語Ⅰ ( 1 年/2 単位) ◎日本語Ⅱ 日本語Ⅲ ( 2 年/2 単位) 自由選択 外国語 ( 1 年/2 単位) ( 1 年/2 単位) ◎ドイツ語Ⅱ ( 2 年/2 単位) ( 1 年/2 単位) ◎フランス語Ⅰ フランス語Ⅲ ( 1 年/2 単位) ◎フランス語Ⅱ ( 2 年/2 単位) ( 1 年/2 単位) ◎中国語Ⅰ 中国語Ⅲ ( 1 年/2 単位) ◎中国語Ⅱ ( 2 年/2 単位) ( 1 年/2 単位) ◎韓国語Ⅰ 韓国語Ⅲ ( 1 年/2 単位) ◎韓国語Ⅱ ( 2 年/2 単位) ( 1 年/2 単位) ◎スペイン語Ⅰ スペイン語Ⅲ ( 1 年/2 単位) ◎スペイン語Ⅱ ( 2 年/2 単位) 英語演習Ⅰ ドイツ語演習Ⅰ フランス語演習Ⅰ 中国語演習Ⅰ 韓国語演習Ⅰ スペイン語演習Ⅰ 海外語学演習 必修 8 単位 を含む 10 単位以上 ( 1 年/2 単位) (※第二外国語は いずれか 1 ヶ国語を選択) ( 1 年/2 単位) ◎英語Ⅱ ( 2 年/2 単位) ( 1 年/2 単位) (1・2・3 年/2 単位) (2・3・4 年/2 単位) (2・3・4 年/2 単位) (2・3・4 年/2 単位) (2・3・4 年/2 単位) (2・3・4 年/2 単位) (1・2・3 年/4 単位) (1・2・3 年/2 単位) (2・3・4 年/2 単位) (2・3・4 年/2 単位) (2・3・4 年/2 単位) (2・3・4 年/2 単位) (2・3・4 年/2 単位) 英語演習Ⅱ ドイツ語演習Ⅱ フランス語演習Ⅱ 中国語演習Ⅱ 韓国語演習Ⅱ スペイン語演習Ⅱ 【留学生のみ】 日本語演習Ⅰ(2・3・4 年/2 単位) 日本語演習Ⅱ(2・3・4 年/2 単位) 日本語・日本事情 (1 年/2 単位) -34- 必修 2 単位 ( 1 年/2 単位) ◎ドイツ語Ⅰ ドイツ語Ⅲ 【留学生のみ】 ◎英語Ⅰ 英語Ⅲ 必修 6 単位 科目群 キャリア 教育 キャリ ア支援 科目群 インターンシップⅠ アウト キャンパス・ まちづくり実践 スタディ ボランティア実践 専 攻 科 目 群 専 攻 発 展 科 目 ( ( ( ( 1 3 2 3 年/2 単位) ◎キャリアデザインⅠ 年/2 単位) ライフプランニング 年/2 単位) キャリア発展Ⅱ 年/2 単位) (1・2・3 年/2 単位) (1・2・3 年/2 単位) ( ( ( ( ( ( 1 1 1 1 1・2 1・2 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) マスメディア概論 記録情報概論 デザイン基礎 プログラミング入門演習 情報と数学 憲法概論 ( ( ( ( ( ( 1 1 1 1 1・2 2 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) CM制作論 グラフィックデザイン論 コミュニケ 情報資料論 ーション・ 情報検索論 デザイン グラフィックデザイン実習 情報検索実習 ( ( ( ( ( ( 2 2 2 2 2 2 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/1 単位) 年/1 単位) 制作技術論 ウェブデザイン論 情報組織化論 記録管理論 ウェブデザイン実習 記録情報実習 ( ( ( ( ( ( 2 2 2 2 2 2 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/1 単位) 年/1 単位) 創作過程論 マルチメディア論 クリエイテ 情報メディア倫理 ィブ・デザ 映像・音響情報論 イン 映像制作実習 デジタルフォト実習 ( ( ( ( ( ( 2 2 2 2 2 2 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/1 単位) 年/1 単位) 取材論 メディアリテラシー デジタル著作権論 メディア・アート論 音響制作実習 ( ( ( ( ( 2 2 2 2 2 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/1 単位) ◎プレゼミナールⅠ ◎メディア情報とキャリア アルゴリズム論 メディア情 図書館情報学 報と社会 情報サービス論 社会と経済の歴史 プログラミング演習 ( ( ( ( ( ( ( 2 2 2 2 2 2 2 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) ◎プレゼミナールⅡ ネットワークサービス論 情報システム論 博物館概論 都市と文化施設 基本情報技術演習 ( ( ( ( ( ( 2 2 2 2 2 2 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 映像・音響 メディア コース 映像編集技術論 音楽情報処理演習 映像ストーリー論 音響メディア論 ジャーナリズム論 プリプロダクション演習 サウンドデザイン演習 ( ( ( ( ( ( ( 2・3 2・3 3・4 3・4 3・4 3・4 3・4 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 映像制作演習 映像メディア論 映像作品研究 サウンドデザイン論 マスメディア制度論 ポストプロダクション演習 ( ( ( ( ( ( 2・3 3・4 3・4 3・4 3・4 3・4 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) デジタル デザイン コース プロジェクトマネジメント ウェブ制作実習 システムプログラミング実習 ネットワーク運用論 メディアデザイン論 マルチメディア実習 グラフィックデザイン演習 ( ( ( ( ( ( ( 2・3 2・3 2・3 3・4 3・4 3・4 3・4 年/2 単位) 年/1 単位) 年/1 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/1 単位) 年/2 単位) 情報セキュリティ論 ( ネットワークプログラミング実習 ( ネットワーク構築論 ( 情報システム設計論 ( ウェブ制作論 ( ウェブ制作演習 ( メディアデザイン演習 ( 2・3 2・3 3・4 3・4 3・4 3・4 3・4 年/2 単位) 年/1 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) ◎情報処理概論 情報管理概論 生涯学習概論 基本情報技術入門演習 情報と経済 情報と統計 博物館展示論 図書館・情報センター経営論 図書館・ 図書館サービス論 アーカイブ 博物館資料論 ズ 歴史資料論 コース 公文書管理論 情報サービス演習Ⅱ(発展) 情報メディアの活用 (2・3・4年/2 単位) ( 3・4 年/2 単位) ( 3・4 年/2 単位) ( 3・4 年/2 単位) ( 3・4 年/2 単位) ( 3・4 年/2 単位) ( 3・4 年/2 単位) ( 3・4 年/2 単位) 情報サービス演習Ⅰ(基礎) 図書館情報システム演習 博物館情報学 アーカイブズ学 電子文書と記録管理 記録情報演習 学校図書館メディアの構成 ( ( ( ( ( ( ( 2・3 3・4 3・4 3・4 3・4 3・4 3・4 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) ◎ゼミナールⅠ ◎ゼミナールⅢ 論文執筆法 コース共通 クロスメディア論 CM制作研究 科目 情報関連専門職 データベース設計論 デジタルコンテンツ制作演習 ( ( ( ( ( ( ( ( ◎ゼミナールⅡ ◎ゼミナールⅣ 発展研究 映像演出論 製作マネジメント ソーシャルメディア論 オ ンキ ャン パス ・イ ンタ ーンシ ッ プ 主題別レファレンス演習 ( ( ( ( ( ( ( ( 3 4 4 3・4 3・4 3・4 3・4 3・4 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 自由選択単位 3 4 3・4 3・4 3・4 3・4 3・4 3・4 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 年/2 単位) 各科目群の卒業要件単位数を超える修得単位および副専攻科目の修得単位 合計 (注1) (注2 (注3) (注4) 卒業要件単位 ( 2 年/2 単位) ( 2・3 年/2 単位) ( 3 年/2 単位) ( 2・3 年/4 単位) インターンシップⅡ (1・2・3 年/2 単位) 森林文化実習 (1・2・3 年/2 単位) 専攻基礎科目 専 攻 基 幹 科 目 授業科目(配当年次/単位数) キャリア基礎 ◎キャリアデザインⅡ ◎キャリア発展Ⅰ キャリア実践 必修 6 単位 を含む 10 単位以上 必修 2 単位 を含む 6 単位以上 必修 6 単位 及び 実習 1 単位 以上を含む 22 単位以上 必修 8 単位 及び 選択した コースから 14 単位以上 を含む 42 単位以上 4 単位 124 単位 ◎は必修科目です。 外国語科目のすべての演習科目は、一度履修した後、再度履修することが可能であり、同一年度に複数履修することも可能です。 「まちづくり実践」および「インターンシップⅡ」 「CM制作研究」 「オンキャンパス・インターンシップ」は、一度履修した後、再度履修することが可能 であり、同一年度に複数履修することも可能です。ただし、それぞれ2度までしか卒業要件単位に含むことができません。 「森林文化実習」「ボランティア実践」および「インターンシップⅠ」は、一度履修した後、再度履修することが可能です。ただし、それぞれ2度までし か卒業要件単位に含むことができません。 -35- 【4】 各科目群の特徴 1.基礎科目群 1.1.基礎教育科目 大学生としてさまざまな分野の勉強の土台となるのが、基礎教育科目です。大学では、教えられたことを そのまま覚えるのではなく、自らで考え、調べ、そして答えを導くという主体的な行動、さらに自分の調べ たことや導いた主張を他人にわかりやすく伝え、話し合える能力が求められます。「オリエンテーションゼ ミナールⅠ/Ⅱ」では、このような大学での学習態度を身につけるとともに、卒業後の進路を考えはじめ、 自らに適したコースを選択できるよう指導を受けてください。また、メディア情報学部全体の学習内容を紹 介する「メディアと情報資源」が配置されています。いずれも1年次の必修科目です。 必修科目 : オリエンテーションゼミナールⅠ,オリエンテーションゼミナールⅡ、メディアと情報資源 1.2.情報基礎科目 メディア情報学部では、3つの専攻コースのいずれにおいても、情報処理に関する知識とスキルが求めら れます。情報基礎科目には、大学生として必要な情報処理の基礎を学ぶ科目が配置されています。なかでも 情報処理の基本的なスキルを実践的に修得する「情報処理実習Ⅰ/Ⅱ」は特に重要な科目です。 必修科目 : 情報処理実習Ⅰ、情報処理実習Ⅱ ※情報処理の資格を取得したい人、情報処理関係の仕事に就くことを考えている人、あるいは、情報処理の勉強に興味があ る人は、プログラミングについて学ぶ「プログラミング入門演習(専攻基礎科目)」「プログラミング演習(専攻基幹科 目)」、さまざまな情報処理に関連する事柄を学ぶ「情報処理概論(専攻基礎科目)」「基本情報技術入門演習(専攻基礎 科目)」を履修してください。 2.教養科目群 大学で学ぶ科目は、大きくは教養と専門に分けられます。教養に関する科目は、大学における学習の基礎 となるだけではなく、大学を卒業したのち、社会で自立した人間として生きていくために必要な社会人基礎 力を養う科目でもあります。最近では大学での教養教育の重要性があらためて強調されており、本学でもこ れを重視しています。教養に関する科目が「教養科目群」に配置されています。 2.1.教養基礎科目 (1) 目的 さまざまな分野の勉強の土台となる科目群であるため、1・2年次の早い段階で履修することが望まれま す。教養基礎科目がめざすものは、以下のようなことです。 ● いろいろな角度からものごとを見ることができる能力を身につけること ● 考えたことを的確に表現する言葉を選び、自信をもって意見を言える能力を身につけること ● 自分自身のあり方や社会についてしっかりとした考え方を確立すること 教養教育から得られるものの見方や考え方は、人生で困難に直面したとき、その原因を的確に把握し、最 適な解決をはかるうえで大きな力を発揮することでしょう。そのことを自覚しつつ、それぞれの科目の授業 に臨んでください。 -36- (2) 構成 教養基礎科目は次の4グループに分かれています。 ● 文化と情報(「情報科学Ⅰ/Ⅱ」「現代社会とメディア」「映像文化論」「インターネット文化論」 など) ● 人間と文化(「哲学Ⅰ/Ⅱ」「論理学Ⅰ/Ⅱ」「倫理学Ⅰ/Ⅱ」「文学Ⅰ/Ⅱ」など) ● 人間と社会(「法学Ⅰ/Ⅱ」「政治学」「経済学Ⅰ/Ⅱ」「社会学Ⅰ/Ⅱ」など) ● 人間と環境(「現代自然科学Ⅰ/Ⅱ」「地理学Ⅰ/Ⅱ」「環境生物学Ⅰ/Ⅱ」「からだの科学Ⅰ/ Ⅱ」「健康・スポーツ実習」など) 「文化と情報」グループに属する科目は、メディア情報学部の専門分野に関連の深いものです。他の三つの グループには、専門分野での学修内容を深めるために様々な分野の科目が配置されています。「文化と情報」 の科目を中心に、他の3つのグループのなかから各自の興味、適性、進路などに基づいて履修するようにし てください(ただし、「健康・スポーツ実習」は必修です)。 必修科目 : 健康・スポーツ実習 2.2.教養発展科目 (1) 目的 教養発展科目では、教養基礎科目で培った幅広い分野にわたる基礎知識をもとに、現代における様々な社 会問題についてしっかりとした考え方を身につける科目群です。専門科目で学んだ内容を、実社会で活用す るための実践能力を身につけるため、2・3年次に専門科目と並行して履修することが望まれます。 教養発展科目が目指すものは、以下のようなことです。 ● 諸文化に対する理解を深め、国際社会で活躍できる教養を修得する ● 社会の変化に柔軟に対応し、社会活動に携わるための実践的な能力を身につけること ● 専門的な知識・技術を社会に活かすために必要な現代社会の諸側面に関する知識を身につけること 教養発展科目では、幅広く現代社会の持つ諸問題や課題を取り上げ、それらの分析、対応について深く考 察して行くため、明確なグループ分けはなされていません。各自の専門との関連性に応じて履修するように してください。 2.3.外国語科目 (1) 目的 外国語教育の目的は、国際社会で活躍できる人材の育成です。 外国語を使いこなす力は、情報をより有効に活用するための武器となります。インターネットなどのメデ ィアが発達し、私たちが入手できる情報の量は飛躍的に増え続けています。そのような情報はさまざまな言 語の形で私たちのもとに届きます。世界の諸地域から次々に発信される情報を素早く正確にとらえることで、 世界の動向を的確に把握することが可能になります。 外国語は、広い視野を持つための有効な手段にもなります。言語は文化と密接に結びついています。外国 語学習を通して、また、修得した外国語を使って世界の人々との交流を広げることで、異国の生活様式や考 え方に直接触れて、より深く理解できるようになります。 (2) 構成 外国語科目には第一外国語と第二外国語があり、科目構成は一般学生と留学生とで異なっています。 -37- (a) 一般学生 第一外国語は英語です。 「英語Ⅰ」では、英語のしくみを基礎から確認し、基本的な語彙や表現をしっかりと身につけます。 「英語Ⅱ」では、ネイティヴ・スピーカーの英語に触れながら、実践的に英語を使う練習をします。 「英語Ⅲ」では、「英語Ⅰ/Ⅱ」で学んだことを発展させて、さらに力を伸ばすことを目指します。「英 語Ⅲ」は必修科目でありませんが、2年次には必ず履修することになります。 第二外国語は、ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語・スペイン語のうち、入学時に指定した1カ国語を 勉強します(以下の説明では第二外国語とひとくくりで記しますが、実際の履修では各自指定した言語に置 き換えてください)。 「第二外国語Ⅰ」では、基本的な語彙と文法を学び、平易なことがらを伝える・理解する力を養います。 「第二外国語Ⅱ」では、まとまった文章を読む力を身につけると同時に、文化の理解を深めます。 「第二外国語Ⅲ」では、「第二外国語Ⅰ/Ⅱ」で学んだことを発展させて、さらに力を伸ばすことを目指 します。「第二外国語Ⅲ」は必修科目でありませんが、2年次には必ず履修することになります。 自由選択外国語 第一、第二外国語での修得した内容を基に、さらに語学の力を伸ばすための科目が配置されています。 「英語演習Ⅰ/Ⅱ」は、基礎的な内容をより丁寧に確認する、留学や資格取得などの応用力を伸ばす、など、 積極的に英語の力を伸ばしたい学生のために設置されています。「第二外国語演習Ⅰ/Ⅱ」では、第二外国 語の語学力の発展を目指します。 語学演習は春学期・秋学期のみの履修(各2単位)も可能です。同一年度に同一科目を複数履修すること もでき、修得した単位を卒業要件単位に算入できます。また、一度単位を修得した科目でも再度履修するこ とができ、再度修得した単位についても、卒業要件単位に算入できます。 必修・各選択外国語にはそれぞれ「海外語学演習」も設置されています。夏期休業期間中に提携先の海外 教育機関を訪れるプログラムです。実践的に語学力を磨きながら、異文化に直接触れて理解を深め、国際的 な感覚を身につけることができます。 必修科目 : 英語Ⅰ、英語Ⅱ、第二外国語Ⅰ、第二外国語Ⅱ(第二外国語は、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、スペイン語 のいずれか) (b) 留学生 第一外国語は日本語です。日本語は大学で4年間にわたってさまざまな科目を履修していく際に必要な言語 です。必修、演習を合わせて継続的に学習するのがよいでしょう。 「日本語Ⅰ」では4技能をのばすための総合的な日本語、「日本語Ⅱ」では読解トレーニングを中心に文章 を読み解く力をつけます。「日本語Ⅲ」では大学生のための文章表現を中心に学びます。 第二外国語は、英語・ドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語・韓国語のうち、入学時に指定した1カ 国語を勉強します。(原則として自分の母語でないもの。母語とは、幼時に習得し日常使ってきた言語のこ とで、国籍とは関係ありません。)英語は、日本の中学校・高等学校で6年間学習したレベル、その他の外 国語は、入門レベルです。入学以前に英語を学習していない場合は、英語以外の外国語を選んだ方がよいで しょう。 「英語Ⅰ」では、英語のしくみを基礎から確認し、基本的な語彙や表現をしっかりと身につけます。英語 以外の「第二外国語Ⅰ」では、基本的な語彙と文法を学び、平易なことがらを伝える・理解する力を養います。 -38- 「英語Ⅱ」では、ネイティヴ・スピーカーの英語に触れながら、実践的に英語を使う練習をします。英語 以外の「第二外国語Ⅱ」では、まとまった文章を読む力を身につけると同時に、文化の理解を深めます。 「第二外国語演習Ⅰ/Ⅱ」では、さらに発展的な語学力の修得を目指します。 語学演習は春学期・秋学期のみの履修(各2単位)も可能です。同一年度に同一科目を複数履修すること もでき、修得した単位を卒業要件単位に算入できます。また、一度単位を修得した科目でも再度履修するこ とができ、再度修得した単位についても、卒業要件単位に算入できます。 自由選択外国語 第一、 第二外国語での修得した内容を基に、さらに語学の力を伸ばすための科目が配置されています。 「日本語・日本事情」では、視聴覚教材を用いて、日本のことばと社会について理解を深めます。 「日本語演習Ⅰ」「日本語演習Ⅱ」は、さらに日本語の力を伸ばしたい学生のために設置されています。 「第二外国語演習Ⅰ/Ⅱ」では、第二外国語の語学力の発展を目指します。 語学演習は春学期・秋学期のみの履修(各2単位)も可能です。同一年度に同一科目を複数履修すること もでき、修得した単位を卒業要件単位に算入できます。また、一度単位を修得した科目でも再度履修するこ とができ、再度修得した単位についても、卒業要件単位に算入できます。 各選択外国語にはそれぞれ「海外語学演習」も設置されています。夏期休業期間中に提携先の海外教育機 関を訪れるプログラムです。実践的に語学力を磨きながら、異文化に直接触れて理解を深め、国際的な感覚 を身につけることができます。 必修科目 : 日本語Ⅰ、日本語Ⅱ、第二外国語Ⅰ、第二外国語Ⅱ(第二外国語は、英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語、 スペイン語のいずれか) (3) 外国語科目の学習への取り組み (a) 技能資格審査による学修の単位認定について 英語検定試験、ドイツ語技能検定試験、実用フランス語技能検定試験、中国語検定試験、スペイン語技能 検定試験、ハングル能力検定試験、日本語能力試験(留学生)において、それぞれ所定の級あるいは点数を 取得すると、単位が認められます。詳しくは「Ⅵ.本学以外で修得した単位等の取扱い」を参照してください。 (b) 施設・設備 第2講義棟5階に設置されている外国語教育センターでは、外国語学習を支援するための設備とサービス を提供しています。メディアセンターには英語をはじめとする諸外国語の図書、洋画や海外ドラマの視聴覚 教材が豊富に揃えてあります。授業外の時間に積極的に利用して、外国語の力を伸ばすことに役立ててくだ さい。 3.キャリア支援科目群 キャリア支援科目群は、就業力を高め、「職業」を選択できるようになること、を目的とする科目群で す。職業選択は人生にとって、とても大きな位置を占めることなので、単に好き嫌いだけで選んではいけ ません。キャリア教育では、就職を考えるだけではなく、これまでの人生を振り返り、将来の人生や生き 方についておおよその図を描いてみることも大事な学習です。 本学のキャリア支援科目群は、大きくキャリア教育科目とアウトキャンパス・スタディ科目からなって います。キャリア教育科目は、社会人基礎力を身につけ、各自の人生設計や職業選択に関わる内容を学び -39- ます。アウトキャンパス・スタディ科目では、実際の社会・地域活動や仕事の体験を通じて職業・就業意 識を高めます。 3.1.キャリア教育 「キャリア基礎」では、自分のこれまでを振り返りつつ、将来のキャリアに結びつく書く力、考える力 を実践的に学習します。さらに「キャリア発展Ⅰ/Ⅱ」では、実際の就職活動に必要な基礎力を修得しま す。「キャリアデザインⅠ/Ⅱ」では、就職活動の実際を理解し、自分の卒業後の進路を検討し、就職活 動に向けて準備すべきことについて学びます。「ライフプランニング」では、「お金」から「人生(ライ フ)」を考え、人生目標をどう作っていくか考えます。「キャリア実践」は、「キャリアデザインⅠ/Ⅱ」 を受けて、職業選択に結びつく、より具体的な知識を身につけます。 必修科目 : キャリア発展Ⅰ、キャリアデザインⅠ、キャリアデザインⅡ 3.2.アウトキャンパス・スタディ 「アウトキャンパス・スタディ」は、文字通り大学のキャンパスを出て行う実習が中心となります。「森 林文化実習」では「駿大の森」や「駿大の里山」に入って、間伐、枝打ち、癒しの道づくりなどの実習を 行います。「まちづくり実践」は入間市のお祭り、子どもボランティア、市民へのパソコン指導などの活 動を通じて地域の活性化への取り組みに参加します。「ボランティア実践」は環境・福祉関係のボランテ ィアを体験学習します。「インターンシップⅠ」は実際に企業や役所に出かけて行き、働く体験を通して、 仕事、会社、さらに社会について理解するための科目です。夏休みの2週間に主として地元地域の企業や 役所で実習を行います。「インターンシップⅡ」は、街づくりの実践的プラン作成や企業の求めに応じて 調査などを行います。 これらの科目では、実際の現場を体験することで得た経験を豊富にすることを重視しています。そのため、 複数履修や再度履修が可能な授業が多いことが特徴です。 4.専攻科目群 専攻科目群は、専攻基礎科目(1・2年次配当)、専攻基幹科目(2年次配当)および専攻発展科目 (2・3・4年次配当)で構成されています。専攻科目群はメディア情報学部での学修の中核となるもので す。専攻科目群では、三つのコース(映像・音響メディアコース、デジタルデザインコース、図書館・アー カイブズコース)ごとに基礎から発展まで体系立った知識・技術が習得できるように科目が構成されていま す。より実践的な能力を身につけるには、専門分野だけでなく、関連分野の学修が必要です。幅広い科目か ら自分にあった履修計画を立てる際の参考資料として、学部教員が作成した学習計画モデルをまとめた「学 習計画モデル集」を配布しています。この別冊子には、各自の希望するコース、ゼミナールごとにどのよう な科目を履修すればよいかが示されています。学習履修計画を立てる際にはこの別冊子にも目をとおし、履 修計画を立てるようにしてください。 4.1.専攻基礎科目 (1) 目的 様々な分野からなる教養基礎科目に対して、専攻基礎科目はとくにメディア情報学部での学習内容の導入 と位置づけられた科目です。いずれの専門コースに進む場合でも、メディア情報学部で学ぶ内容の基礎を修 -40- 得しておく必要があります。この専攻基礎科目をとおして、しっかりとその土台を築いてください。 (2) 構成 専攻基礎科目には、「情報処理概論」(必修)とメディア情報学部の個別分野を紹介する「マスメディア 概論」「情報管理概論」「記録情報概論」の4科目と、メディア情報学部で必要とされる基礎的な技術を修 得するための「デザイン基礎」「基本情報技術入門演習」「プログラミング入門演習」が含まれています。 これらのほかに、多様な情報を扱うために必要な科目として「情報と経済」「情報と数学」「情報と統計」 が配置されています。「憲法概論」以外は1年次から履修できます。卒業要件単位は必修2単位を含む6単 位(3科目)以上ですが、2年次から始まる専攻コースの勉強の土台となる科目群なので、希望する専攻コ ースの学習に関連する科目を少なくとも2科目以上履修することをすすめます。 なお、「生涯学習概論」は資格課程の必修科目ですが、教職課程の「生涯学習論」とは異なりますので注 意してください。 必修科目 : 情報処理概論 4.2.専攻基幹科目 情報は、伝えやすいように組み合わせられたり、創造されたりします。専攻基幹科目は、デザイン過程に よって「コミュニケーション・デザイン」と「クリエイティブ・デザイン」とに、また社会とのかかわり方 から「メディア情報と社会」に分けられています。卒業要件は、必修6単位および実習1単位以上を含む 22単位以上です。 4.2.1.専攻基幹科目:コミュニケーション・デザイン (1) 目的 コミュニケーション手段としてのメディアの基礎を理解するための科目が設置されています。メディアを 通じて発信、受け取られる情報は、すべてなんらかのメッセージを受け手に伝えることを目的としています。 その意味では情報のやりとりはすべからくコミュニケーションであると言っても過言ではありません。情報 技術が進歩し、インターネットとスマートフォンやパーソナルコンピュータが普及するなかで、テキストの みならず、画像や音声、動画をデジタル化して一元的に共有できる社会が生まれました。この科目群では、 表現の基礎としてのグラフィックデザインを学ぶと同時に、情報技術について理解を深めるためにもコンテ ンツを創作、発信、管理する上でも必要なデジタル情報の取扱いやネットワーク技術など幅広くコミュニケ ーションとしてのデザインの基礎を学びます。基本的な理論と技法は、3・4年次の専門的な学習に向けて 基礎的な力となります。これらは図書館・アーカイブズ分野、デジタルデザイン分野のみならず、映像、音 響分野にも相互に深い関係性をもっています。いずれに興味があっても、これらの分野についての幅広い基 礎知識を獲得することが大切です。 (2) 構成 コミュニケーションをデザインするという観点から基礎的な理論と技術を学ぶ科目から構成されています。 デザインの基礎を学ぶ「グラフィックデザイン論」、インターネットにおいてコミュニケーションを行うた めの基礎技術を学ぶ「ウェブデザイン論」、情報を扱う上で意識すべき基本的考え方を学ぶ「情報資料論」、 実践的な事例から基本的な法則を学ぶ「CM制作論」「制作技術論」などがあります。 基礎とは言え、多岐に渡る分野の専門的な講義となるため、コース選択、3・4年次のゼミ選択を意識し た体系的な履修が効果的です。迷った場合は、ファカルティ・アドバイザーの教員に相談するのも良いでし -41- ょう。 (3) 学習への取り組み なにかを伝えようとするとき、伝えようとするものの背景にあるものを考え、伝えるためのメッセージを 整理したり、伝えるメディアの特性や仕組みを理解したりすることが必要になります。そのためには、視野 を広く持ってさまざまな知識を身につけ、常に疑問を抱き、その答を探求する姿勢が求められます。講義で はしっかりと授業を聞くだけではなく、授業内容について自分でより深く調べ上げ、実習では与えられた課 題をこなすだけではなく、次の展開を模索するような能動的な学習への取り組みが求められます。 4.2.2.専攻基幹科目:クリエイティブ・デザイン (1) 目的 現代のメディアは《媒体》としてだけでなく《表現》として機能し情報社会の形成に資する存在であると 捉えます。そして、自らが主体となりメディアを活用してさまざまな情報を有用なかたちにデザインし、効 果的なプレゼンテーションでその価値を高めることをクリエイティブ・デザインと呼びます。そのための知 識と技術を学び、情報社会を理解しつつ発信力と受容力の向上を図ります。社会への関心を深めて豊かな発 想を得ることから情報通信・コンテンツ産業において思想や着想を表現し発信することまでをクリエイティ ブ・デザインの概念に含め、それらを学ぶことによって専門基礎を固めつつ就業力を伸ばします。 (2) 構成 クリエイティブ・デザインのための情報の特性について効果的な情報表現の理論を学ぶ「マルチメディア 論」「映像・音響情報論」などと、3・4年次で取り組むデジタルコンテンツ制作について、クリエイティ ブの実務や技術の修得にも役立つ基本的な考え方を学ぶ「創作過程論」「取材論」などを配置しています。 これらの科目は、より専門的な内容へのステップとして、映像分野と音響分野の全体像を得られるように構 成されています。同時に、3年次以降、何を専門として学んでいくかという方向性を判断する科目として位 置づけられています。 (3) 学習への取り組み 映像や音響分野への興味は多くの場合、映画館やコンサート会場で実際に体験した「楽しい」や「面白い」 から始まります。大学では、その感情移入がなぜもたらされたのかという「問い」を立て、その「理由」を 導き出すことを学ばなければなりません。そのためには、視野を広く持ってさまざまな知識を身につける中 で、常に疑問を抱き、その答を探求する姿勢が求められます。講義ではしっかりと授業を聞くだけではなく 授業内容について自分でより深く調べ上げ、実習では与えられた課題をこなすだけではなく、次の展開を模 索するような能動的な学習への取り組みが求められます。 4.2.3.専攻基幹科目:メディア情報と社会 (1)目的 専攻基幹科目(メディア情報と社会)は、メディアや情報資源が、社会のなかでどのような扱われ方をし ているのかを理解するために配置されています。 (2) 構成 「メディア情報と社会」分野の専攻基幹科目は、専攻の入門的な内容を学習する「プレゼミナール I」、専 攻の基礎を学習する「プレゼミナ―ルⅡ」、メディア情報学部の学習と関連する職種や業務について理解を 深めるための「メディア情報とキャリア」の3つの科目が必修とされています。これらのほかに、社会に存 -42- 在する情報管理について基礎的な知識や技術を修得するために「アルゴリズム論」「図書館情報学」「博物 館概論」「情報サービス論」「都市と文化施設」「社会と経済の歴史」「基本情報技術演習」「プログラミ ング演習」などが設置されています。 必修科目 : プレゼミナールⅠ、プレゼミナールⅡ、メディア情報とキャリア 4.3.専攻発展科目 4.3.1.専攻発展科目:映像・音響メディアコース (1) 目的 映像情報や音響情報の発生、流通、消費、蓄積と再利用の各段階や、メディアの性質と役割についての理 論や技術を学びます。これによって、情報を正確に読み取り、効果的・魅力的に情報を再構成して発信する 専門的かつ実践的な能力を養います。例えば、テレビ番組、CM、音楽などが実際にどのように制作され、 放送・配信され、消費されるのかという問題を考察し、現代的な情報の展開と戦略やメディアの特性につい ても理解します。そこには、メディアを通して伝わる情報と社会との関係としてのジャーナリズムや、音の 存在と在り方の関係を探求することなども含まれます。また、映像・音響情報とメディアの現状について学 び、現在の課題と今後の展望について理解を深めるとともに、映像・音響コンテンツの制作に関する知識と 技術を身に付けます。 このような学習は、2つのアプローチに分かれます。理論的に研究・分析を進める方法と、実際の制作活 動を通して理論的考察を検証する方法です。どちらのアプローチで学習を進めるかは、所属するゼミナール の目的・授業内容と密接に関係するので、ゼミナールの担当教員とよく相談して履修計画を立てるようにし てください。 (2) 構成 映像と音響に関する知識や技術について、現状と今後の展開を理解するための科目が設置されています。 ● 理論に関する科目(8科目): 「映像編集技術論」「映像メディア論」「映像ストーリー論」「映像作品研究」「音響メディア論」 「サウンドデザイン論」「ジャーナリズム論」「マスメディア制度論」 ● 実践に関する科目(映像系3科目、音響系2科目): 「音楽情報処理演習」「映像制作演習」「プリプロダクション演習」「ポストプロダクション演習」 「サウンドデザイン演習」 このうち「映像制作演習」と「音楽情報処理演習」は2・3年次配当科目ですが、2年次から履修できる からといって学習内容が基礎的であるということではないので注意してください。これらの科目は、高校や 学外の活動を通してすでにある程度の制作経験を持っている学生が、先行して専門分野の発展的な演習を履 修できるように配置されているものです。したがって、専攻基幹科目(クリエイティブ・デザイン)の「映 像制作実習」「音響制作実習」で学ぶ内容が修得できていることが求められます。 自分の関心や志望進路をよく考えてゼミナールを選択し、所属するゼミナールの目的・授業内容をよく踏 まえて履修科目を選択することが重要です。 (3) 学習への取り組み この科目群は、より専門的な理解を深めるためのものなので、積極的な取り組みの姿勢が必要です。特に、 映像・音響コンテンツについて、なぜそのような構成になっているのか、どうすればそのようなコンテンツ が制作できるのかといった点に強い関心を持つことが求められます。 -43- 専攻発展科目の卒業要件は、コース科目14単位以上を含め、専攻発展科目全体から42単位以上修得す ることです。履修計画を考えるための参考として、本コースの科目を中心に、コース共通科目や他コースの 科目を加えた履修例を提示します。より詳細な個々の興味や目的に応じた履修科目の選び方については「学 習計画モデル」を参照してください。 ● 映像制作実務を中心に勉強する場合(合計46単位) ・ 本コースの科目から(20単位):「映像編集技術論」「映像制作演習」「音楽情報処理演習」 「映像メディア論」「映像ストーリー論」「映像作品研究」「音響メディア論」「サウンドデザイ ン演習」「プリプロダクション演習」「ポストプロダクション演習」 ・ コース共通科目から(20単位):「ゼミナールⅠ〜Ⅳ」(必修8単位)、「クロスメディア論」 「映像演出論」「CM制作研究」「製作マネジメント」「オンキャンパス・インターンシップ」 「デジタルコンテンツ制作演習」(12単位) ・ デジタルデザインコースの科目から(2単位):「プロジェクトマネジメント」 ・ 図書館・アーカイブズコースの科目から(2単位):「アーカイブズ学」 ● 音響制作実務を中心に勉強する場合(合計44単位) ・ 本コースの科目から(20単位):「映像編集技術論」「音楽情報処理演習」「映像作品研究」 「映像メディア論」「映像ストーリー論」「音響メディア論」「サウンドデザイン論」「サウンド デザイン演習」「映像制作演習」「プリプロダクション演習」 ・ コース共通科目から(18単位):「ゼミナールⅠ〜Ⅳ」(必修8単位)、「クロスメディア論」 「映像演出論」「CM制作研究」「製作マネジメント」「オンキャンパス・インターンシップ」 (10単位) ・ デジタルデザインコースの科目から(4単位):「プロジェクトマネジメント」「メディアデザイ ン論」 ・ 図書館・アーカイブズコースの科目から(2単位):「アーカイブズ学」 ただし、映像と音響はそれぞれが独立しているのではなく、相互に補い合う密接な関係を持つものです。 映像を中心に学ぶ場合でも音響の基礎を、音響を中心に学ぶ場合でも映像の基礎を、組み合わせて学んでく ださい。 4.3.2.専攻発展科目:デジタルデザインコース (1) 目的 デジタルデザインコースでは、さまざまな情報を整理し、理解しやすいように表現し、情報を送り届ける ための知識・技術の修得を目標にしています。専門分野における卒業後の進路には、コンテンツ製作者、シ ステムエンジニア(SE)、プログラマー、グラフィックデザイナー、ウェブデザイナー、情報教育担当教 員などがあります。専攻発展科目には、このような情報やデザインにかかわる仕事に必要な学習をするため の専門科目が配置されています。専攻発展科目には、おもに3・4年次生で履修する科目が配置されていま すが、情報処理の基礎について十分な知識と技術を持った学生は、専門分野の勉強に早く触れる事ができる ように「ネットワークプログラミング実習」と「システムプログラミング実習」などが2年次生から履修で きます。 (2) 構成 デジタルデザインコースが扱う分野の多彩な専門科目が配置されています。また、講義科目ばかりでなく、 実践的な力を伸ばすために実習・演習科目も配置されています。 -44- ● デザインに関する科目(講義科目2科目、実習・演習科目5科目): 講義科目‥‥‥‥「メディアデザイン論」「ウェブ制作論」 実習・演習科目‥「ウェブ制作実習」「ウェブ制作演習」「マルチメディア実習」 「グラフィックデザイン演習」「メディアデザイン演習」 ● 情報処理・ネットワークに関する科目(講義科目5科目、実習科目2科目): 講義科目‥‥‥‥「プロジェクトマネジメント」「情報セキュリティ論」「ネットワーク構築論」 「ネットワーク運用論」「情報システム設計論」 実習科目‥‥‥‥「ネットワークプログラミング実習」「システムプログラミング実習」 (3) 学習への取り組み 現在の情報社会では、情報の送り手は、さまざまな情報をその受け手に正しく伝えなければなりません。 そのためには、情報をわかりやすく表現(デザイン)するための知識・技術だけでなく、ネットワークの特 性や情報管理システムの構築・利用方法などを含む幅広い知識・技術が必要です。また、情報の管理や保存 については図書館・アーカイブズコースと関連し、情報の映像表現については映像・音響メディアコースと 関連します。このように自分が関心を抱いている分野だけでなく、それ以外の分野の学習にも積極的に取り 組むことが重要です。 専攻発展科目の卒業要件は、コース科目14単位以上を含め、専攻発展科目全体から42単位以上修得す ることです。コース科目については、関心のある分野を中心としながら、次の履修例のようにデザイン系と 情報処理・ネットワーク系に分かれている科目をバランス良く履修することを心がけてください。 ● デザインに関する科目を中心にした場合(合計46単位) ・本コースの科目から(18単位):デザインに関する科目(12単位)、情報処理・ネットワーク に関する講義科目「プロジェクトマネジメント」「情報セキュリティ論」「ネットワーク運用論」 (6単位) ・コース共通科目から(16単位):「ゼミナールⅠ〜Ⅳ」(必修8単位)、「クロスメディア論」 「CM制作研究」「ソーシャルメディア論」「デジタルコンテンツ制作演習」(8単位) ・映像・音響メディアコースの科目から(8単位):「映像メディア論」「音響メディア論」「映像 制作演習」「音楽情報処理演習」 ・図書館・アーカイブズコースから(4単位):「博物館情報学」「アーカイブズ学」(4単位) ● 情報処理・ネットワークに関する科目を中心にした場合(合計43単位) ・本コースの科目から(19単位):情報処理・ネットワークに関する科目(12単位)、デザイン に関する科目「メディアデザイン論」「ウェブ制作論」「マルチメディア実習」「グラフィックデ ザイン演習」(7単位) ・コース共通科目から(16単位):「ゼミナールⅠ〜Ⅳ」(必修8単位)、「クロスメディア論」 「ソーシャルメディア論」「情報関連専門職」「データベース設計論」(8単位) ・図書館・アーカイブズコースの科目から(8単位):「博物館情報学」「アーカイブズ学」「図書 館サービス論」「電子文書と記録管理」 また、優れた情報の送り手になるために、さらに幅広い知識・技術の修得を目指して、ほかの専攻コース の科目やメディア情報応用科目を積極的に履修してください。実際にどのような科目を履修すべきかについ ては、「学習計画モデル」に具体的なサンプルが提示されているので参考にしてください。 -45- 4.3.3.専攻発展科目:図書館・アーカイブズコース (1) 目的 図書館・アーカイブズコースでは、さまざまな情報の管理について学びます。これまでは、コンテンツに よってこの分野の学問領域が大きく次の4つに分けられてきました。図書資料を扱う図書館、モノ資料を扱 う博物館、記録史料を扱うアーカイブズ(文書館)それぞれの領域、そして民間企業や政府の文書や記録を 扱う記録管理です。コンテンツのデジタル化が進みつつある現在、これらの領域の間の境界線はなくなりつ つあります。このような動向に対応するため、本コースでは情報管理に関する科目が幅広く履修できるよう に配置されています。本コース選択者は、3・4年次に専攻発展科目を履修することで1・2年次に修得し た知識、技術の専門性をさらに深めることができます。 (2) 構成 専攻発展科目は、おおまかに図書館、博物館、アーカイブズ(文書館)および記録管理に関する科目の3 つに分類できます。各分類に含まれる科目は次のとおりです。 ● 図書館に関する科目: 「情報サービス演習 I(基礎)」「図書館・情報センター経営論」「図書館情報システム演習」「図 書館サービス論」「情報サービス演習Ⅱ(発展)」「学校図書館メディアの構成」「情報メディアの 活用」、7科目(14単位) ● 博物館に関する科目: 「博物館展示論」「博物館情報学」「博物館資料論」、3科目(6単位) ● アーカイブズ(文書館)・記録管理に関する科目: 「アーカイブズ学」「歴史資料論」「公文書管理論」「電子文書と記録管理」「記録情報演習」、5 科目(10単位) 専攻発展科目のほとんどは3・4年次配当ですが、例外があります。「博物館展示論」が2・3・4年次 配当、「情報サービス演習 I(基礎)」が2・3年次配当なので、十分注意して履修計画を立ててください。 (3) 学習への取り組み 専攻発展科目の卒業要件は、本コースの必修科目8単位(ゼミナールⅠ〜Ⅳ)および選択したコースから の14単位以上(2単位科目7科目以上)を含めて、専攻発展科目全体から42単位以上修得することです。 履修にあたっては、コースの科目を“つまみ食い”するのではなく、(2)「専攻発展科目の構成」で示した 3分類のうち、関心のある分類に含まれる科目を中心に、関連する他の分類の科目を組み合わせてください。 さらに、必要に応じてコース共通科目や他の2つのコースの発展専攻科目を加えて、卒業要件42単位以上 を満たすよう計画を立ててください。 履修計画の参考にしてもらうため、ここでは2つの履修例を提示します。これに加えて、本コースの担当 教員が作成する「学習計画モデル」も参考にしながら、専門分野を学ぶために必要な科目の体系を理解する ようにしてください。 ● 図書館と博物館に関する科目を中心にした場合(合計52単位) ・ 本コースから(28単位):図書館・博物館に関する科目(20単位)、アーカイブズ(文書 館)・記録管理に関する科目から「アーカイブズ学」「電子文書と記録管理」「公文書管理論」 「記録情報演習」(8単位) ・ コース共通科目から(14単位):「ゼミナールⅠ〜Ⅳ」(必修8単位)、「主題別レファレンス 演習」「デジタルコンテンツ制作演習」「情報関連専門職」(6単位) -46- ・ 映像・音響メディアコースから(6単位):「映像メディア論」「音響メディア論」「マスメディ ア制度論」(6単位) ・ デジタルデザインコースから(4単位):「ウェブ制作論」「ウェブ制作演習」(4単位) ● 図書館とアーカイブズ・記録管理に関する科目を中心とした場合(合計50単位) ・ 本コースから(26単位):図書館とアーカイブズ・記録管理に関する科目(24単位)、博物館 に関する科目から「博物館資料論」(2単位) ・ コース共通科目から(14単位):「ゼミナールⅠ〜Ⅳ」(必修8単位)、「情報関連専門職」 「デジタルコンテンツ制作演習」「主題別レファレンス演習」(6単位) ・ 映像・音響メディアコースから(6単位):「映像メディア論」「音響メディア論」「マスメディ ア制度論」(6単位) ・ デジタルデザインコースから(4単位):「ウェブ制作論」「ウェブ制作演習」(4単位) 4.3.4.専攻発展科目:コース共通科目 (1) 目的 この科目群の目的は、3コースに分かれている専門分野「映像・音響メディア」「デジタルデザイン」 「図書館・アーカイブズ」について、複数のコースにまたがる学際的かつ発展的な知識と技術を身につける ことです。また、産業界の協力を得て展開される授業「オンキャンパス・インターンシップ」を通して実務 的技能を磨くことも、この科目群の目的です。各専攻コースには、それぞれに広く深く学ぶ内容があります。 メディア情報学部の特色の一つは、情報を資源として役立てるという大きなテーマのもとに、これらの専門 分野が統合されていることです。メディア情報応用科目で、異なる専門分野がどのような相乗効果をもたら すことができるのかを学び、複眼的な思考力と豊かな発想力を養ってください。 (2) 構成 コース共通科目の中心は、3・4年次に開講されるゼミナールⅠ〜Ⅳです。オリエンテーションゼミナー ル、プレゼミナールの学修をベースに、各コースの専攻発展科目での学習を活かして、みなさん自身が研究 を行い、成果を発表する場です。ゼミナールは、各自が追求したいテーマについて深く学ぶことができるゼ ミナールを選択します。3年次の「ゼミナールⅠ/Ⅱ」が決定すると、4年次は自動的に同一教員が担当す る「ゼミナールⅢ/Ⅳ」を履修することになります。ゼミナールⅣでは、各自が定めたテーマに従ってゼミ 論文を提出することで単位が認定されます。したがって、3年次のゼミナールを選択する際には、自らがど のようなテーマを追求したいかをよく考え、そのテーマに適しているゼミナールを選択してください。 3・4年次の「論文執筆法」と4年次の「発展研究」は自らの研究成果をまとめる場ですので、積極的に 履修することをすすめます。3年次のうちにゼミナール担当教員と十分に相談したうえで、履修するかどう かを決めてください。 ゼミナールでは、同一の教員のもとであるテーマを中心に各専攻発展科目の学修を統合・発展させますが、 これとは別に、ある専門分野を基盤としてほかの専門分野を取り入れた内容の科目や、各専門分野を集約・ 融合した統合分野における実務的内容の科目も配置されています。 各分野の科目構成は以下のとおりです。 ● 映像・音響メディア系+α 「クロスメディア論」「映像演出論」 ● デジタルデザイン系+α 「情報関連専門職」「ソーシャルメディア論」「データベース設計論」 -47- ● 図書館・アーカイブズ系+α 「主題別レファレンス演習」 ● 統合系 「CM制作研究」「製作マネジメント」「オンキャンパス・インターンシップ」「デジタルコンテンツ制 作演習」 (3) 学習への取り組み コース共通科目は3・4年次配当であり、その学習内容は専攻科目の「応用」にかかわることです。応用 を学ぶためには、基本的な知識と技術の土台が必要ですから、2年次から計画的に専攻基幹科目の履修をし ておくことが重要です。応用の中心は「ゼミナール」です。所属コースが決まる2年次の履修登録の際にコ ース共通科目のシラバスに目を通し、3・4年次に興味のある科目があればその関連科目をチェックして、 2年次から計画的に履修を進めることが必要です。また、社会に通用する実務能力を養い就業力を身につけ るため、積極的に「オンキャンパス・インターンシップ」を履修してください。 履修上の注意 「ゼミナールⅠ/Ⅱ」については、2年次秋学期(11月~12月)と3年次春学期(4月初め)に、そ れぞれ次の条件を満たしている学生を対象に募集が行われます。 【「ゼミナールⅠ」2年次秋学期募集の応募条件】 2年次の春学期終了時※1までに「オリエンテーションゼミナールⅠ/Ⅱ」と「プレゼミナールⅠ」を含 む30単位以上を修得していること。 【「ゼミナールⅠ」3年次春学期募集の応募条件】 2年次秋学期終了時※2までに40単位を修得していること(「オリエンテーションゼミナールⅠ/Ⅱ」 と「プレゼミナールⅠ/Ⅱ」が未修得でも応募できる。) なお、3年次春学期募集で応募できるのは、2年次秋学期募集で定員に満たなかったゼミナールに限定さ れます。したがって、計画的に履修を行い、2年次秋学期募集に応募できるように努めることが重要です。 「発展研究」は、所定の論文執筆指導のもとに卒業論文を提出することで単位が認定されます。そのため に、必ず「論文執筆法」を履修し、論文をまとめるために必要な知識・技法を身につけるようにしてくださ い。 ※1 過年度生の場合は、応募年度の春学期終了時です。 ※2 過年度生の場合は、応募年度の前年度秋学期終了時です。 -48- 【5】 履修方法(履修上の注意) 1.基礎科目群 科目群 基 礎 科 目 群 授業科目(配当年次) 卒業要件 基礎教育科目 ◎オリエンテーションゼミナールⅠ ◎メディアと情報資源 (1) (1) ◎オリエンテーションゼミナールⅡ ( 1 ) 情報基礎科目 ◎情報処理実習Ⅰ (1) ◎情報処理実習Ⅱ 必修 6 単位 (1) 必修 2 単位 ・「基礎教育科目」と「情報基礎科目」で構成されており、5科目すべてが必修科目です。 ・単位を修得できなかった場合は、必ず次年度に再履修しなければなりません。 2.教養科目群 科目群 文化と情報 人間と文化 教 養 基 礎 人間と社会 科 目 教 養 科 目 群 人間と環境 教養発展科目 授業科目(配当年次) 情報科学Ⅰ (1・2) 情報科学Ⅱ (1・2) 芸術学 (1・2) 現代社会とメディア (2・3) 情報社会論 (2・3) コミュニケーション論 (2・3) インターネット文化論 (2・3) 映像文化論 (2・3) アニメーション文化論 (2・3) 哲学Ⅰ (1・2) 哲学Ⅱ (1・2) 論理学Ⅰ (1・2) 論理学Ⅱ (1・2) 倫理学Ⅰ (1・2) 倫理学Ⅱ (1・2) 言語学 (1・2) 文学Ⅰ (1・2) 文学Ⅱ (1・2) 観光学 (1・2) 法学Ⅰ (1・2) 法学Ⅱ (1・2) 政治学 (1・2) 経済学Ⅰ (1・2) 経済学Ⅱ (1・2) 社会学Ⅰ (1・2) 社会学Ⅱ (1・2) 文化人類学Ⅰ (1・2) 文化人類学Ⅱ (1・2) 歴史学Ⅰ (1・2) 歴史学Ⅱ (1・2) 現代自然科学Ⅰ (1・2) 現代自然科学Ⅱ (1・2) 地理学Ⅰ (1・2) 地理学Ⅱ (1・2) 環境生物学Ⅰ (1・2) 環境生物学Ⅱ (1・2) 生命の科学Ⅰ (1・2) 生命の科学Ⅱ (1・2) からだの科学Ⅰ (1・2) からだの科学Ⅱ (1・2) 行動科学 (1・2) こころの科学Ⅰ (1・2) こころの科学Ⅱ (1・2) こころの科学Ⅲ (1・2) こころの科学Ⅳ (1・2) 地球科学 (1・2) ◎健康・スポーツ実習 ( 1 ) 比較文明論 (2・3) 日本伝統文化論 (2・3) 現代思想 (2・3) 現代人と宗教Ⅰ (2・3) 現代人と宗教Ⅱ (2・3) 現代と文学 (2・3) 子ども文化論 (2・3) 現代観光論 (2・3) ホスピタリティ論 (2・3) 現代社会と法 (2・3) 国際社会と政治 (2・3) アジア社会論 (2・3) 多文化共生論 (2・3) 地域社会と経済 (2・3) 労働と社会 (2・3) ジェンダー論 (2・3) 社会福祉論Ⅰ (2・3) 社会福祉論Ⅱ (2・3) NGO・NPO論 (2・3) 地球環境論 (2・3) 地域環境論 (2・3) 環境と社会 (2・3) 森林文化論 (2・3) 現代人と心理Ⅰ (2・3) 現代人と心理Ⅱ (2・3) 健康・スポーツ演習 (2・3) -49- 卒業要件 「文化と情報」 から 4 単位以上 を含む 22 単位以上 科目群 第 一 外国語 第 二 教 養 科 目 群 外 国 語 科 目 外国語 自由選択 外国語 授業科目(配当年次) 卒業要件 【一般学生のみ】 ◎英語Ⅰ 英語Ⅲ (1) (2) ◎英語Ⅱ (1) 【留学生のみ】 ◎日本語Ⅰ 日本語Ⅲ (1) (2) ◎日本語Ⅱ (1) ◎ドイツ語Ⅰ ドイツ語Ⅲ (1) (2) ◎ドイツ語Ⅱ (1) ◎フランス語Ⅰ フランス語Ⅲ (1) (2) ◎フランス語Ⅱ (1) ◎中国語Ⅰ 中国語Ⅲ (1) (2) ◎中国語Ⅱ (1) ◎韓国語Ⅰ 韓国語Ⅲ (1) (2) ◎韓国語Ⅱ (1) ◎スペイン語Ⅰ スペイン語Ⅲ (1) (2) ◎スペイン語Ⅱ (1) 【留学生のみ】 ◎英語Ⅰ 英語Ⅲ (1) (2) ◎英語Ⅱ (1) 英語演習Ⅰ ドイツ語演習Ⅰ フランス語演習Ⅰ 中国語演習Ⅰ 韓国語演習Ⅰ スペイン語演習Ⅰ 海外語学演習 (1・2・3) (2・3・4) (2・3・4) (2・3・4) (2・3・4) (2・3・4) (1・2・3) 英語演習Ⅱ ドイツ語演習Ⅱ フランス語演習Ⅱ 中国語演習Ⅱ 韓国語演習Ⅱ スペイン語演習Ⅱ (1・2・3) (2・3・4) (2・3・4) (2・3・4) (2・3・4) (2・3・4) 【留学生のみ】 日本語演習Ⅰ 日本語・日本事情 (2・3・4) (1) 日本語演習Ⅱ (2・3・4) 必修 8 単位 を含む 10 単位以上 (※第二外国語は いずれか 1 ヶ国語を選択) ① 教養基礎科目及び教養発展科目 ・「文化と情報」から4単位を含む22単位以上の修得が卒業要件です。 ・「健康・スポーツ実習」 (2単位)は必修科目です。1 年次に単位を修得できなかった場合は、必ず次年 度に再履修しなければなりません。 ・ 「健康・スポーツ演習」については、学内授業と集中授業(演習により合宿を含む。 「スノーボード」 ・ 「ス キー」 「アウトドア」等)があります。学内授業については、同一時間帯に他の科目を履修することはで きないので注意してください。また、4年次生は履修することができない集中授業(秋学期授業終了後 の開講など)もあります。 ※「健康・スポーツ実習」及び「健康・スポーツ演習」の受講にあたって <履修形態について> 2・3年次配当の「健康・スポーツ演習」については、学内で行う授業と集中授業(演習により合宿を含む) の2つの授業形態から選択して受講することができます。集中授業における宿泊代及び施設利用料等の実費 については、学生負担となります。なお、 「健康・スポーツ演習」は、 「健康・スポーツ実習」の単位を修得 していなければ履修することができません。 年度により開講内容が異なりますので、履修方法・定員・諸費用等の詳細については、 「講義時間割表」及 び掲示板で確認してください。 -50- <クラス編成と科目選択> 1年次配当の「健康・スポーツ実習」では、各クラスごとに、受講の曜日と時限が指定されています。第 1 回目の授業日に、その時限に開講された3~5種類のスポーツ種目の中から、1種目を選択することにな ります。もしも特定種目に履修希望者が集中した場合には、抽選によって受講者を決定し、抽選に漏れた人 は、他の種目を選択することになります。各曜日・時限に開講される種目・授業内容と担当教員については、 『講義時間割表』 (別冊子)及び『シラバス』を参照してください。 2・3年次配当の「健康・スポーツ演習」は「事前登録」制です。事前登録の詳しい日程及び開講種目等 については、 『講義時間割表』を参照してください。集中授業及び一部集中授業については、参加費の払い込 みが必要となりますので、注意してください。なお、事前登録にあたっては、第3希望までは記入してくだ さい。 <履修者カードについて> 「健康・スポーツ実習」では、担当教員と皆さんとのコミュニケーションを深め、円滑に授業を運営する 目的で、 「履修者カード」を作成します。履修者カードには顔写真を貼付することになっていますので、第 1 回目の授業の際(種目選択の日)に、必ず証明書用の顔写真を持参してください。 <欠席及び遅刻について> 授業は実技が中心で、基礎から応用へと段階的に高まって行きますので、授業には毎回出席することが原 則です。もしも欠席回数が総授業回数の1/3以上に達した場合には、単位が修得できません。また、安全 で効率の良い授業環境を確保するため、遅刻は15分までしか認めません。さらに、この場合でも 1 回の遅 刻は欠席1/2扱いとして処理しますので、極力遅刻をすることのないように努めましょう。 <服装について> 服装については、特に指定しませんが、各授業とも運動に適した服装(トレーニングウェア)で授業に出 席してください。また、体育館では屋内シューズを着用することになっていますので、各自準備して授業に 臨んでください。詳細については、担当教員の指示に従ってください。 <更衣室及び貴重品の管理について> 更衣は体育館 1 階の更衣室で行うことが原則ですが、特に男子更衣室は非常に混雑しますので、時間的余 裕と各自の工夫が必要です。更衣した衣類はバッグなどに収納し、受講場所まで持参することが賢明です。 また、盗難・紛失防止のため、貴重品の管理には各自が十分に注意してください。 <長期欠席及び見学について> 病気その他、やむを得ない事情で長期欠席及び長期見学するときは、必ず担当教員に相談してください。 また、病気その他の理由で当日の授業を見学する場合には、事前に担当教員に申し出てください。 <体力テストについて> 「健康・スポーツ実習」では、皆さんの健康と体力の現状を把握し、その維持・増進を効率良く行うため の資料を得ることを目的に、受講者全員を対象とした体力テストを、5月中旬の授業時間内で行いますので、 必ず受けてください。なお、後日の講義においては、測定結果を基に皆さんの体力の現状と今後について解 説を加えます。 <成績評価について> 総授業回数の2/3以上出席した人が、評価の対象となります。したがって、総授業回数の1/3以上欠 席した場合には、自動的に単位が修得できないことになります。また、成績は、出席回数、受講態度、技能進 歩の度合、理解度、運動能力、授業への貢献度などを総合的に判断し判定されます。 -51- <再履修について> 「健康・スポーツ実習」は必修科目ですので、単位を修得できなかった場合には、次年度以降に再履修し、 単位を修得しなければなりません。再履修者の受講を受け入れられない曜日・時限もありますので注意して ください。 <その他> 「健康・スポーツ演習」 (1) 「健康・スポーツ演習」は、 「健康・スポーツ実習」の単位を修得していなければ履修することができ ません。 (2)希望定員に満たない場合でも、原則として各クラスとも開講する予定です。 (3) 初回の授業時に必ず、前年度「健康・スポーツ実習」で使用した履修者カードを持参してください。 カードが無い場合には、証明書用の顔写真を必ず持参してください。 ② 外国語科目 ・必修8単位を含む10単位以上の修得が卒業要件です。 (1)第一外国語 ・一般学生は「英語Ⅰ」 「英語Ⅱ」 (各2単位)、留学生は「日本語Ⅰ」 「日本語Ⅱ」 (各2単位)の2科目 が必修です。1 年次に単位を修得できなかった場合は、必ず次年度に再履修しなければなりません。 (2)第二外国語 ・ 「ドイツ語」 「フランス語」 「中国語」 「韓国語」 「スペイン語」のうち、入学手続時に選択し大学より指 定された外国語を履修します。「英語」は留学生の履修科目として開講します。 ・指定された第二外国語の「○○語Ⅰ」「○○語Ⅱ」(各2単位)の2科目は必修です。1 年次に単位を 修得できなかった場合は、必ず次年度に再履修しなければなりません。 (3)自由選択外国語 ・ 「海外語学演習」はドイツ語・フランス語・中国語・韓国語・スペイン語ともに開講予定ですが、当該 年度の開講科目や履修方法の詳細については、年度当初のガイダンスにおいて説明が行われます。 ・「日本語演習Ⅰ」 「日本語演習Ⅱ」 「日本語・日本事情」は留学生の履修科目として開講します。 -52- 3.キャリア支援科目群 科目群 キ ャ リ ア 支 援 科 目 群 キャリア 教育 アウト キャンパス・ スタディ 授業科目(配当年次) キャリア基礎 (1) ◎キャリアデザインⅡ ( 3 ) ◎キャリア発展Ⅰ (2) キャリア実践 (3) ◎キャリアデザインⅠ ライフプランニング キャリア発展Ⅱ インターンシップⅠ (2・3) まちづくり実践 (1・2・3) ボランティア実践 (1・2・3) インターンシップⅡ 森林文化実習 卒業要件 (2) (2・3) (3) (1・2・3) (1・2・3) 必修 6 単位 を含む 10 単位以上 ・ 必修科目である「キャリアデザインⅠ」「キャリアデザインⅡ」「キャリア発展Ⅰ」(各2単位)の 6単位を含む10単位以上を修得が卒業要件です。 ・ 配当年次に単位を修得できなかった場合は、必ず次年度に再履修しなければなりません。 <履修上の注意> ① キャリア支援科目群は「インターンシップⅠ」(4単位)を除き、単位数は2単位です。 ② 「キャリア基礎」「キャリアデザインⅠ」「キャリアデザインⅡ」は複数開設されますので、講義時 間割表に記載されたクラスで履修してください。 ③ 「まちづくり実践」「インターンシップⅡ」を除いて、担当者が異なっていても同一年度に同一科目 を重複して履修することはできません。 ④ すでに単位を修得した科目を再度履修することはできません。ただし、「森林文化実習」、「ボラン ティア実践」、「インターンシップⅠ」は、一度単位を修得しても、翌年度以降にもう一度だけ履修 することができます。また、「まちづくり実践」、「インターンシップⅡ」は、同一学期に二つまで、 あるいは修得した次学期以降にもう一度だけ履修することができます。 ⑤ 「森林文化実習」、「ボランティア実践」には、定員があるため、選抜を実施することがあります。 ⑥ 「まちづくり実践」、「インターンシップⅡ」の履修登録は、必要とされる活動時間を満たすことが 確実な学期、あるいは活動時間を満たした直後の学期に登録してください。詳細については、地域連 携課に問い合わせてください。 -53- 4.専攻科目群 科目群 専攻基礎科目 コミュニケー ション・デザ イン 専 攻 クリエイティ 基 幹 ブ・デザイン 科 目 メディア情報 と社会 専 攻 科 目 群 映像・音響 メディア コース デジタル デザイン 専 攻 発 展 科 目 コース 図書館・ アーカイブズ コース コース共通 科目 授業科目(配当年次) 卒業要件 ◎情報処理概論 (1) マスメディア概論 (1) 情報管理概論 (1) 記録情報概論 (1) 必修 2 単位 生涯学習概論 (1) デザイン基礎 (1) を含む 基本情報技術入門演習 ( 1 ) プログラミング入門演習 ( 1 ) 6 単位以上 情報と経済 (1・2) 情報と数学 (1・2) 情報と統計 (1・2) 憲法概論 (2) CM制作論 (2) 制作技術論 (2) グラフイックデザイン論 ( 2 ) ウェブデザイン論 (2) 情報資料論 (2) 情報組織化論 (2) 情報検索論 (2) 記録管理論 (2) グラフイックデザイン実習 ( 2 ) ウェブデザイン実習 (2) 情報検索実習 (2) 記録情報実習 (2) 創作過程論 (2) 取材論 (2) 必修 6 単位 マルチメディア論 (2) メディアリテラシー (2) 及び 情報メディア倫理 (2) デジタル著作権論 (2) 実習 1 単位 映像・音響情報論 (2) メディア・アート論 (2) 映像制作実習 (2) 音響制作実習 (2) 以上を含む デジタルフォト実習 ( 2 ) 22 単位以上 ◎プレゼミナールⅠ ( 2 ) ◎プレゼミナールⅡ (2) ◎メディア情報とキャリア ( 2 ) ネットワークサービス論 ( 2 ) アルゴリズム論 (2) 情報システム論 (2) 図書館情報学 (2) 博物館概論 (2) 情報サービス論 (2) 都市と文化施設 (2) 社会と経済の歴史 (2) 基本情報技術演習 (2) プログラミング演習 ( 2 ) 映像編集技術論 (2・3) 映像制作演習 (2・3) 音楽情報処理演習 (2・3) 映像メディア論 (3・4) 映像ストーリー論 (3・4) 映像作品研究 (3・4) 音響メディア論 (3・4) サウンドデザイン論 (3・4) ジャーナリズム論 (3・4) マスメディア制度論 (3・4) プリプロダクション演習 (3・4) ポストプロダクション演習 (3・4) サウンドデザイン演習 (3・4) プロジェクトマネジメント (2・3) 情報セキュリティ論 (2・3) ウェブ制作実習 (2・3) ネットワークプログラミング実習 (2・3) システムプログラミング実習 (2・3) ネットワーク構築論 (3・4) ネットワーク運用論 (3・4) 情報システム設計論 (3・4) メディアデザイン論 (3・4) ウェブ制作論 (3・4) 必修 8 単位 マルチメディア実習 (3・4) ウェブ制作演習 (3・4) 及び グラフィックデザイン演習 (3・4) メディアデザイン演習 (3・4) 博物館展示論 (2・3・4) 情報サービス演習Ⅰ(基礎) (2・3) 選択したコースから 図書館・情報センター経営論 (3・4) 図書館情報システム演習 (3・4) 14 単位以上 図書館サービス論 (3・4) 博物館情報学 (3・4) を含む 博物館資料論 (3・4) アーカイブズ学 (3・4) 42 単位以上 歴史資料論 (3・4) 電子文書と記録管理 (3・4) 公文書管理論 (3・4) 記録情報演習 (3・4) 情報サービス演習Ⅱ(発展) (3・4) 学校図書館メディアの構成 (3・4) 情報メディアの活用 (3・4) ◎ゼミナールⅠ ( 3 ) ◎ゼミナールⅡ (3) ◎ゼミナールⅢ ( 4 ) ◎ゼミナールⅣ (4) 論文執筆法 (3・4) 発展研究 (4) クロスメディア論 (3・4) 映像演出論 (3・4) CM制作研究 (3・4) 製作マネジメント (3・4) 情報関連専門職 (3・4) ソーシャルメディア論 (3・4) データベース設計論 (3・4) オンキャンパス・インターンシップ (3・4) デジタルコンテンツ制作演習 (3・4) 主題別レファレンス演習 (3・4) -54- ① 専攻基礎科目 ・必修科目である「情報処理概論」 (2単位)を含む6単位以上の修得が卒業要件です。 ・ 「情報処理概論」の単位を修得できなかった場合は、必ず次年度に同一科目を再履修しなければなりませ ん。 ② 専攻基幹科目 ・「プレゼミナールⅠ」「プレゼミナールⅡ」「メディア情報とキャリア」(各2単位)の3科目は必修で、 単位を修得できなかった場合は、必ず次年度に同一科目を再履修しなければなりません。 なお、単位を修得できなかった場合は、3年次で「ゼミナールⅠ」を履修できず留年が確定する可能性 があります。 ・実習科目1単位以上を含む22単位以上の修得も卒業要件です。 ・「コミュニケーション・デザイン」「クリエイティブ・デザイン」及び「メディア情報と社会」について は、 「【4】各科目群の特徴」を参照のうえ興味や進路に合わせて履修してください。 ③ 専攻発展科目 ・ 「ゼミナールⅠ」 「ゼミナールⅡ」 「ゼミナールⅢ」 「ゼミナールⅣ」 (各2単位)の4科目は必修で、単位 を修得できなかった場合は、必ず次年度に同一科目を再履修しなければなりません。 なお、 「ゼミナールⅢ」「ゼミナールⅣ」を履修するためには、「ゼミナールⅠ」 「ゼミナールⅡ」を修得 していることが必要です。 ・選択したコースから14単位以上を含む42単位以上の修得も卒業要件です。 ・選択したコースに偏重することなく、「コース共通科目」など他のコースにも視野を広げ、複眼的な思 考力と豊かな発想力を養ってください。 <履修上の注意> ・専攻科目群に配置された科目では、教育効果や教室の収容定員の都合上、履修の際に事前登録が必要と なる科目が生じる可能性があります。 ・事前登録対象の科目及び登録日程等については、各年度に発行される『講義時間割表【履修の手引き】』 (別冊子)を参照してください。 ・「ゼミナールⅠ」の募集条件については、「【4】各科目群の特徴」の「4.3.4.専攻発展科目:コ ース共通科目」を参照し、配当年次に履修できるように努めてください。 5.自由選択単位 自由選択単位 各科目群の卒業要件単位数を超える修得単位 および副専攻科目の修得単位 4単位 ・各科目群の卒業に必要な最低単位数を合計すると120単位となりますが、卒業単位としては124単 位が必要となります。 その差4単位については、自由選択単位として、各科目群の卒業要件単位数を超える修得単位及び副専 攻科目の修得単位によって満たさなければなりません。 -55- 【6】 履修登録 1.履修計画に関する留意事項 履修登録は、きちんとした履修計画にもとづいて行うことが必要です。大学生活においてもっとも重要な ことは、4年間の勉強を通して社会で生き抜く力を身につけ、進路を決めて卒業することです。そのために は、将来の進路をよく考えて自分が大学で学ぶべきことを決め、卒業に必要な124単位(卒業要件単位数) 以上を4年間で修得する計画をしっかりと立てなければなりません。具体的に履修計画を立てる際には、次 の点に注意してください。 (1) 授業科目には、履修できる年次の制限(配当年次)があり、上位年次に配当されている授業科目は履 修できませんが、下位年次に配当されている授業科目は履修できます。例えば、1年次生は2~4年次 に配当されている授業科目を履修できませんが、4年次生は1~3年次に配当されている授業科目を履 修できます。 (2) 専攻科目においては、各コースを指針とし、自己の将来の進むべき進路にあわせた学習計画を立て、 それにしたがって授業科目を選択してください。 2.履修登録について (1) 授業科目を受講し、単位を修得するためには、年度初めに履修科目の登録を行わなければなりません。 所定の期日までにこの手続きを行わなかった場合、その年度の履修を放棄したものとみなされ、命令に よる退学の対象となります。なお、特別な事情によって指定された期日までに履修登録ができない場合は、 あらかじめ教務課まで連絡してください。 (2)履修登録に先立って「事前登録」が必要な場合がありますので、『講義時間割表【履修の手引き】』(別 冊子)の「履修登録の手引き」を参照のうえ、日程、諸注意等を充分把握して、各自間違いがないよう 手続きを終えてください。原則として指定された日時以外には、受付を行いません。 3.登録単位制限-年間最高履修限度 履修とは、単に授業に出席することではありません。毎回の授業について十分に予習と復習を行い、シ ラバスや授業で示された参考書などを積極的に活用し、授業で学ぶことを超えて自主的な探求をすること が求められます。そのために、十分な時間的余裕をもった履修計画が立てられるように、各年次で履修登 録できる単位数に制限が設けられています。年間の履修登録単位の上限は、下記のとおりです。 登録単位数上限 1~4年次 46単位 上記の登録単位数には、再履修及び余剰単位として履修する科目の単位数も含まれますので注意して ください。ただし、教職課程科目(『教職課程履修ガイド』を参照)及び司書課程・学芸員課程・司書教 諭課程(『資格課程・司書教諭課程履修ガイド』を参照)のうち、メディア情報学部カリキュラムに組み 入れられていない科目(特設科目)の履修単位数は含まれません。 -56- 4.履修者数制限について (1) 語学教室・コンピュータ教室などの教室を使用する科目は、履修者数制限を行うことがあります。 (2) 「健康・スポーツ実習」、「健康・スポーツ演習」において、希望者が授業種目、クラスの定員を超 えた場合、履修者数制限を行うことがあります。 (3) 演習形式の科目では、その性質上履修者の定員を設けています。これらは授業の学習効果を高めるた めに設けられた制限です。 (4) 上記の履修者数制限のある科目については、抽選・試験・レポート・GPAなどによる選抜を行うこ とがありますので注意してください。該当科目の履修を希望する場合は、必ず『シラバス』(別冊子) 及び『講義時間割表【履修の手引き】』(別冊子)を参照し、詳細を確認してください。 5.履修登録取消制度について (1)この制度は、 ① 履修登録した科目の授業に出席したところ、実際の授業内容が自分の勉強したいものと違っていた、 ② 履修登録後に履修計画を変更したため当該授業を履修する必要がなくなった、 などの事情が生じた場合に、履修登録科目の取消しを認める制度です。 (2) 必修科目、演習科目、実習科目、外国語科目及び事前登録科目など履修登録の取消しが認められない 科目もあります。詳細については『講義時間割表【履修の手引き】』(別冊子)を参照してください。 (3) いったん履修登録を取消した科目は如何なる理由があっても、当該年度にその科目を再び履修登録す ることはできません。 (4) 履修登録取消期間については、『講義時間割表【履修の手引き】』(別冊子)を参照してください。 6.履修登録上の注意事項 (1) 年間に履修登録できる科目数については、学年ごとに上限単位数が設定されています。目安となる授 業数は1日3授業・週12授業です。十分に予習・復習して授業に出席できるよう、履修計画を立て てください。 (2) 履修登録にあたっては、事前にFA(ファカルティ・アドバイザー)の指導を受けてください。履修 登録指導のためのオフィス・アワーを設定しています。詳細は『講義時間割表【履修の手引き】 (別冊 子)を参照してください。 (3) 「オリエンテーションゼミナールⅠ/Ⅱ」、 「健康・スポーツ実習」、 「情報処理実習Ⅰ/Ⅱ」 、 「情報処理 概論」、1年次配当の第二外国語科目は、時間割で指定されたクラスの授業を登録してください。第一 外国語は、学部掲示板で発表・指定されたクラスの授業を登録してください。 (4) 事前登録科目(詳細は『講義時間割表【履修の手引き】』(別冊子)を参照)及びクラス指定のある再 履修科目については、受講許可となった授業を登録してください。 (5) 同一時間帯に重複して2科目以上履修することはできません。ただし、春学期科目と秋学期科目の組 合せは認められます。 (6) 外国語科目のすべての演習科目( 「○○語演習Ⅰ」 「○○語演習Ⅱ」と「海外語学演習」) 、 「インターン シップⅠ」 「インターンシップⅡ」 「まちづくり実践」 「ボランティア実践」 「森林文化実習」 「CM制作 研究」 「オンキャンパス・インターンシップ」を除いて、再度履修(一度単位を修得した科目を再び履 修すること)はできません。 (7) 外国語科目のすべての演習科目( 「○○語演習Ⅰ」 「○○語演習Ⅱ」と「海外語学演習」) 、 「インターン シップⅡ」 「まちづくり実践」 「CM制作研究」 「オンキャンパス・インターンシップ」を除いて、複数 履修(同一年度内に複数履修すること)はできません。 -57- (8) 履修登録していない科目の受講、受験及び単位の修得はできません。 (9) 一度登録した科目の変更、履修登録完了後の登録科目の追加はできません(履修登録取消制度による 取り消しを除く) 。 (10)病気などやむを得ない理由により、所定の期間内に履修登録を行うことができない場合は、原則とし て提出期限前に教務課に連絡してください。 (11)秋学期に開講する科目についても、年度初めの4月に履修登録を一括して行います。 科 目 名 複数履修 再度履修 再度履修上限 ○ ○ 4単位 ○ 8単位 ○ 4単位 森林文化実習 ○ 4単位 ボランティア実践 ○ 4単位 まちづくり実践 インターンシップⅠ インターンシップⅡ ○ ○○語演習Ⅰ/○ ○ ○ 海外語学演習 ○ ○ CM制作研究 ○ ○ 4単位 オンキャンパス・インターンシップ ○ ○ 4単位 * 複数履修・・・同一年度に同一科目を複数履修すること * 再度履修・・・一度単位を修得した科目を翌年度以降に再び履修すること(複数履修) * 再度履修上限・・・卒業要件単位に含めることのできる上限 7.コース登録について 学部カリキュラムに設置されている3つのコースの中から1つのコースを選択することとなりますが、2 年次の履修登録時に併せて登録することとなります。なおコース登録にあたっては下記の点に注意してくだ さい。 (1) 一度登録したコースは、原則として変更できません。 (2) 登録したコースによって、卒業要件に充当することができる科目が異なります。Ⅰ-【8】卒業要件を参 照してください。 8.司書・学芸員・司書教諭資格及び教員免許状取得のための履修登録について 司書・学芸員・司書教諭の資格及び教員免許状取得のための課程の履修希望者は、事前に受講登録が必要 で、所定の課程履修費を納入することになります。希望者は、別冊の「資格課程・司書教諭課程履修ガイド」 及び「教職課程履修ガイド」にしたがい、手続きをおこなってください。 -58- Ⅳ.副 専 攻 【1】副専攻の趣旨 各学部・学科の科目は、大きく分けると、教養科目と専攻科目とキャリア育成科目の三つよりなります。 教養科目は、学部の枠を超えて、基本的なものの見方・多面的なものの見方を学んだり、幅広く、現代社会 の様々な問題を学んだりするための科目です。キャリア育成科目は、学部とは関係なく、より直接的に就業 力(社会で継続的に活躍できる力)を養うための科目です。これに対して、専攻科目は、各学部が、それぞ れの専門領域において、基本的に学んでほしいと考える内容を提供する科目、それぞれの分野から社会を理 解するための科目です。 各学部が提供する教育内容をしっかりと学び身につけることが、大学での学習という点では、何より重要 なことになります。しかし、少し余裕があって、他の学部の専門領域も学びたい、異なった観点を身につけ ることによってより深く社会を理解したいという人もいることでしょう。そういう人に対して、他学部の専 門領域の基礎をきちんと学ぶことができるようにしたのが副専攻です 副専攻は、学部の枠をこえた学習を可能にするものです。自らの興味・関心に基づき、さらには卒業後の 進路なども考えて、積極的に副専攻を履修してくれることを期待します。 なお、副専攻の単位は、各学部の自由選択単位とすることができます。さらに、所定の単位を修得した学 生に対しては、大学が履修したテーマを副専攻として修得したものとして認定を与えます。 -61- 【2】副専攻テーマと授業科目 副専攻テーマと授業科目は、下表のとおりであり、それぞれのテーマを 1 つ選択し、各々配置されている 授業科目を履修することができます。 <2013年度以降入学者適用副専攻> テーマ名 授業科目(配当年次/単位数) (所管学部) 法学の基礎 行政法概論 ( 1 年/2 単位) (法学部) 商法概論 ( 1 年/2 単位) 憲法 (基本的人権) Ⅰ ( 2 年/2 単位) 憲法 (基本的人権) Ⅱ ( 2 年/2 単位) 民法(総則)Ⅰ ( 2 年/2 単位) 民法(総則)Ⅱ ( 2 年/2 単位) 刑法総論Ⅰ ( 2 年/2 単位) 刑法総論Ⅱ ( 2 年/2 単位) 国際法Ⅰ (2・3 年/2 単位) 国際法Ⅱ (2・3 年/2 単位) 労働法Ⅰ (3・4 年/2 単位) 労働法Ⅱ (3・4 年/2 単位) 知的財産法Ⅰ (2・3 年/2 単位) 知的財産法Ⅱ (2・3 年/2 単位) 法科大学院適性試験演習Ⅰ (2・3 年/2 単位) 法科大学院適性試験演習Ⅱ (2・3 年/2 単位) 法科大学院適性試験演習Ⅲ (3・4 年/2 単位) 行政の基礎 行政法概論 ( 1 年/2 単位) (法学部) 憲法 (基本的人権) Ⅰ ( 2 年/2 単位) 憲法 (基本的人権) Ⅱ ( 2 年/2 単位) 行政法総論Ⅰ (2・3 年/2 単位) 行政法総論Ⅱ (2・3 年/2 単位) 行政学Ⅰ (2・3 年/2 単位) 行政学Ⅱ (2・3 年/2 単位) 行政手続と行政争訟Ⅰ (3・4 年/2 単位) 行政手続と行政争訟Ⅱ (3・4 年/2 単位) 公務員への道Ⅰ ( 2 年/2 単位) 公務員への道Ⅱ ( 2 年/2 単位) 公務員への道Ⅲ ( 3 年/2 単位) 公務員への道Ⅳ ( 3 年/2 単位) 公務員への道Ⅴ ( 3 年/2 単位) 地域行政と法 ( 2 年/2 単位) -62- 経済学と経営学の基礎 統計学基礎 ( 1 年/2 単位) (経済経営学部) 統計学応用 ( 1 年/2 単位) 簿記原理Ⅰ ( 1 年/2 単位) 簿記原理Ⅱ ( 1 年/2 単位) 情報処理概論Ⅰ ( 1 年/2 単位) 情報処理概論Ⅱ ( 1 年/2 単位) 会計学総論Ⅰ ( 1 年/2 単位) 会計学総論Ⅱ ( 1 年/2 単位) マクロ経済学Ⅰ ( 2 年/2 単位) マクロ経済学Ⅱ ( 2 年/2 単位) ミクロ経済学Ⅰ ( 2 年/2 単位) ミクロ経済学Ⅱ ( 2 年/2 単位) 財政学Ⅰ ( 2 年/2 単位) 財政学Ⅱ ( 2 年/2 単位) 日本経済論Ⅰ ( 2 年/2 単位) 日本経済論Ⅱ ( 2 年/2 単位) 日本の文化を知る 日本文化論入門 ( 1 年/2 単位) (現代文化学部) 比較文化概説Ⅰ ( 1 年/2 単位) 比較文化概説Ⅱ ( 1 年/2 単位) 日本文化論Ⅱ ( 2 年/2 単位) 日本語文化論 (2・3 年/2 単位) 日本古典文学Ⅰ (2・3 年/2 単位) 日本古典文学Ⅱ (2・3 年/2 単位) 日本近現代文学Ⅰ (2・3 年/2 単位) 日本近現代文学Ⅱ (2・3 年/2 単位) 中国文学 (2・3 年/2 単位) アジア言語文化論 (2・3 年/2 単位) アジア文化論 (3・4 年/2 単位) 観光と文化Ⅳ(日本) (2・3 年/2 単位) 言語文化・コミュニケーション 比較文化概説Ⅰ ( 1 年/2 単位) (現代文化学部) 比較文化概説Ⅱ ( 1 年/2 単位) 現代文化と観光 ( 1 年/2 単位) 言語コミュニケーション論 ( 2 年/2 単位) 異文化間コミュニケーション論Ⅰ ( 2 年/2 単位) 比較思想 (2・3 年/2 単位) イギリス文学Ⅰ (2・3 年/2 単位) イギリス文学Ⅱ (2・3 年/2 単位) アメリカ文学Ⅰ (2・3 年/2 単位) アメリカ文学Ⅱ (2・3 年/2 単位) ドイツ文学 (2・3 年/2 単位) フランス文学 (2・3 年/2 単位) 英語文化論Ⅰ (2・3 年/2 単位) 英語文化論Ⅱ (2・3 年/2 単位) 日本語文化論 (2・3 年/2 単位) -63- 観光と文化交流 現代文化と観光 ( 1 年/2 単位) (現代文化学部) 飯能学 ( 1 年/2 単位) S.I.T. ( 1 年/2 単位) エコツーリズム論 ( 2 年/2 単位) 観光と情報 (2・3 年/2 単位) 観光と文化Ⅰ(ヨーロッパ) (2・3 年/2 単位) 観光と文化Ⅱ(アメリカ) (2・3 年/2 単位) 観光と文化Ⅲ(アジア) (2・3 年/2 単位) 観光と文化Ⅳ(日本) (2・3 年/2 単位) アメリカ文化論 (2・3 年/2 単位) ヨーロッパ文化論Ⅱ (2・3 年/2 単位) スポーツ文化探訪 スポーツ史 ( 1 年/2 単位) (現代文化学部) スポーツ文化概説 ( 1 年/2 単位) 現代スポーツ文化論 ( 1 年/2 単位) 救急処置法 ( 2 年/2 単位) スポーツ哲学 ( 2 年/2 単位) スポーツ社会学 ( 2 年/2 単位) スポーツ心理学 ( 2 年/2 単位) 身体文化論 (2・3 年/2 単位) スポーツ人類学 (2・3 年/2 単位) アートスポーツ論 (2・3 年/2 単位) 生涯スポーツ論 (2・3 年/2 単位) スポーツ・マネジメント (2・3 年/2 単位) 現代社会と運動処方 (3・4 年/2 単位) スポーツ栄養学 (3・4 年/2 単位) 海外スポーツ文化研修 (2・3・4 年/2 単位) 心理学の基礎 心理学概説Ⅰ ( 1 年/2 単位) (心理学部) 心理学概説Ⅱ ( 1 年/2 単位) 発達心理学Ⅰ(概論) (1・2 年/2 単位) 発達心理学Ⅱ(ライフサイクルと発達課題) (1・2 年/2 単位) 生理心理学 (1・2 年/2 単位) 学習心理学 (1・2 年/2 単位) 心理学史 (2・3 年/2 単位) 認知心理学Ⅰ(感覚と知覚) (2・3 年/2 単位) 認知心理学Ⅱ(記憶) (2・3 年/2 単位) 発達心理学Ⅲ(認知・社会性の発達) (2・3 年/2 単位) パーソナリティ心理学Ⅰ (2・3 年/2 単位) パーソナリティ心理学Ⅱ (2・3 年/2 単位) 社会心理学Ⅰ(対人認知) (2・3 年/2 単位) 社会心理学Ⅱ(社会と人間) (2・3 年/2 単位) 臨床心理学Ⅰ (2・3 年/2 単位) 臨床心理学Ⅱ (2・3 年/2 単位) -64- 【3】履修方法(履修上の注意) 1. 履修方法 副専攻科目は、所属学部で異なります。それぞれの学部に開講されている科目を履修することになり ます。開講されている副専攻科目はすべて履修可能ですが、各テーマは所管学部の学部あるいはコース の教育内容に沿って設定されており、それぞれ独立しています。特定のテーマを学習しようとする場合、 選択したテーマに配置されている科目以外の科目を履修しても、当該テーマの単位としては認められま せん。 (1) 各テーマに配置された科目のうち、16単位以上(最低16単位)を修得した場合は、各テーマに ついての副専攻科目を履修したものとして認定されます。 (2) 副専攻科目で修得した4単位までは自由選択単位として卒業要件単位に算入することができます。 (3) 副専攻の認定に必要な16単位のうち、卒業要件単位として算入することができる4単位を除いた 残りの必要単位は、各学部が定める卒業要件単位数を超えて修得することが必要になります。 (4) 副専攻科目の履修登録は、他の授業科目の登録と同じく、各年度初めの登録期間中に履修予定の科 目を登録することにより行います。 2.履修上の注意 (1) 副専攻テーマと授業科目は、本履修ガイドの62~64頁のとおりです。(学部によって内容は異 なりますので、注意してください。) (2) 副専攻用のシラバスはありませんので、履修しようとする科目については、テーマの所管学部のシ ラバスを確認してください。 (3) 教職課程、資格課程(司書課程・学芸員課程)を履修している学生が、教職課程、資格課程の授業 科目として、副専攻科目を履修することはできません。履修登録時に、教職課程、資格課程の授業 科目として履修するのか、副専攻科目として履修するのかについて充分に注意してください。 (4) 同一科目が複数開講されている場合、担当者が異なっていても、同一名の科目を重複して履修する ことはできません(例:A先生の統計学基礎とB先生の統計学基礎はどちらか一方のみ履修できま す)。 (5) すでに単位を修得した科目を再度履修することはできません。 (6) 年次別履修上限単位に含まれます。 3. 再履修について 副専攻科目の単位を修得できなかった場合、修得できなかった科目を再履修するか、又は他の科目を あらためて選択し、履修することができます。 4.副専攻認定証書 (1) 副専攻認定証書は、各テーマの科目を16単位以上修得し、卒業年次において副専攻認定証書の交付申 請がなされた場合に卒業証書とともに授与します。 (2) 複数のテーマに配置されている科目の修得単位は、それぞれのテーマの認定証交付申請要件単位に算入 することができます(例:日本語文化論は「日本の文化を知る」と「言語文化・コミュニケーション」の認定証交 付申請要件単位に算入することができます)。 -65- -66- Ⅴ.シラバスガイド 【1】 シラバスの利用 1. シラバスとは? シラバスは、一つ一つの科目について、履修する前に理解しておくべきことと、予習・復習を行うときに 必要な情報を示すものです。履修科目を決める際には、科目名だけで授業の内容を判断せず、その科目で、 何をどのように学ぶのかを知っておく必要があることは言うまでもありません。さらに、その科目とほかの 科目とのつながりを意識することも重要です。前もって履修しておくべき科目、一緒に履修すべき科目、続 いて履修すべき科目を理解することで、それらの科目が互いに結びついて織りなす大きな知識・技術のまと まりを身につけられるようになります。 シラバスは、ポータルサイトから閲覧できます(1年次生には冊子版も配付されます)。将来に役立つ力 を十分に伸ばすことができるように、次に示す利用方法を参考にして、シラバスを大いに活用してください。 2. シラバスを利用する (1) 4年間の学習・研究計画を立てる 大学で学ぶ目的は、4年間で社会に生き抜く力を身につけて、卒業後の進路を決めて卒業することです。 4年間を有意義に過ごすには、1年次の初めに、自分の関心や目標をよく考えて、4年間の学習計画を立て ることが重要です。さらに、学習を進めながら計画を確認し、必要に応じて計画を見直します。 学習計画を考えるときは、履修ガイド・学習計画モデル集を読んで、4年間で履修できる科目、学びたい ことや卒業後の進路に応じた履修の進め方を確認します。このとき、必ず個々の科目について、テーマ、授 業内容、到達目標、関連科目をシラバスで確認するようにしてください。そうすることで、4年間の学習の イメージを具体的につかむことができるようになります。 (2) 履修登録にあたって、各科目の詳細を確認する 各科目にかかわる研究の動向や社会状況に応じて、授業で取り上げる内容が変わることがあるため、年度 ごとにシラバスは更新されます。年度の初めには、授業計画を考えるときに調べたテーマ、授業内容、到達 目標、関連科目を改めて確認した上で、テキスト・参考図書、授業外における学習方法、成績評価方法、授 業計画をよく読むことが重要です。わからないところがあれば、必ずFA(ファカルティ・アドバイザー) に相談してください。履修登録前にシラバスをよく確認することで「実際に授業を受けてみたら自分が考え ていた内容と違っていた」という事態を避けることができます。 (3) 授業を受けながら、復習・予習を行い、発展的な学習に取り組む 実際に授業が始まったら、授業外における学習方法を参考にしながら、授業計画を確認して事前に準備を 行ってください。テキストが指定されている場合は、第1回の授業までに必ず入手してください。また、成 績評価方法と授業計画を確認し、疑問があれば担当教員に質問してください。 文部科学省の指針では、1単位あたり45時間の学習を必要とする内容をもって構成することが標準とさ れています。半期2単位の授業では90時間が必要となりますが、授業の時間だけでは全く足りません。よ って、授業を受けた後は、速やかに復習を行い、授業計画を確認して、次回の授業に備えなければなりませ ん。さらには、シラバスに示された参考書等を参照しながら、授業の理解を深めたり、発展的な知識や技術 を身につけるなどの予習を行うように心がけてください。 -69- -70- Ⅵ.本学以外で修得した 単位等の取扱い 【1】本学以外で修得した単位等の取扱い 1.彩の国大学コンソーシアムにおける単位互換制度 彩の国大学コンソーシアムは、埼玉県西部にキャンパスを有する18大学で構成する友好交流協定であり、 その活動の一つとして18大学中10大学間で単位互換制度を実施しています。本学もこの単位互換制度に 参加しており、本学の学生が他大学の授業を受講し、他大学のキャンパスを体験することによって幅広い視 野を身に付けることが期待されています。 「彩の国大学コンソーシアム」における単位互換制度の概要は下記のとおりです。 (1) 彩の国大学コンソーシアム単位互換制度参加大学(2014年度参加実績) 跡見学園女子大学・十文字学園女子大学・城西大学・尚美学園大学・駿河台大学・西武文理大学・大東 文化大学・東京家政大学・東京電機大学・文京学院大学 以上10大学 *複数のキャンパスを有する大学の場合は、埼玉県内のキャンパスで開講される授業が対象となります。 (2) 費用 登録先大学1大学につき年間 2,000 円の登録料が必要となります。 *その他、別途実費が必要となる場合があります。 (3) 対象学生 3年次以上で以下の条件を満たしている学生となります。なお、面接を行ったうえで受講を許可します ので、毎年4月に実施する履修希望者面談を受けてください。 【3年次生】 ①2年次までに70単位以上修得済であること。 【4年次生】 ①単位互換科目を除いて卒業見込可であること。 ②3年次までに104単位以上修得済であること。 (4) 履修単位数 単位互換制度により履修できる単位数は年間16単位以内であり、この単位数は年間履修上限単位数に 含まれます。 (5) 履修登録 単位互換制度により他大学の授業科目を履修する場合の履修登録は、本学の履修登録日程とは異なりま すので、募集要項・ガイダンス等で十分確認してください。また、履修を希望した他大学の科目が許可 されるとは限りませんので、この点も予め考慮しておく必要があります。 (6) 追試験・再試験 ・追試験…履修先大学の規則に基づいて手続をする必要がありますが、大学によっては、追試験自体を 実施しない場合もあります。また、本学の授業科目と他大学の授業科目の試験日時が重複し た場合は、原則として他大学の科目の試験を受験し、本学の科目が追試験の対象となります。 ・再試験…単位互換制度により履修した他大学の科目については、再試験の対象にはなりません。 (7) 認定単位数 単位互換制度により他大学の授業科目を履修することによって修得した単位数は、16単位を限度とし て次の科目群において卒業に必要な単位数として認定されます。ただし、他大学で修得した単位を以っ て本学の科目に読み替える制度ではありませんので、必修科目については、必ず本学において単位を修 得しなければなりません。 認定先科目群…専攻科目群の専攻発展科目 -73- (8) 出願に際しての注意事項 単位互換制度により他大学の授業科目の履修を希望し許可されたにも関わらず、当該授業にほとんど出 席しないようなことがあれば、履修先大学に多大な迷惑をかけることになります。単位互換制度に出願 する場合は、決して安易な出願をすることのないよう、十分に履修計画を立てたうえで出願することが 重要になります。 2. 本学入学前の既修得単位等の認定 本学に入学する前に他の大学・短期大学で修得した単位について、本学が教育上有益と認めた場合に本 学で修得した単位とみなして、卒業のために必要な単位数として認定する場合があります。 下記に該当する単位を本学入学前に修得し、本学での単位認定を希望する学生は、入学年度の履修登録の 前に教務課窓口まで申し出てください。なお、当該科目を本学での単位に認定するにあたっては、科目内 容等の審査を行いますので、当該大学等で単位等を修得したことを証明する書類・科目内容がわかる講義 要項(シラバス)を持参してください。 ただし、一度認定した科目を変更することはできません。 (1) 本学の単位として認定できる単位 ① 本学入学前に大学又は短期大学で履修した授業科目について修得した単位 ② 本学入学前の高等専門学校又は専門学校(文部科学大臣の定める基準を満たす専修学校専門課程) の課程における学修の単位 (2) 認定できる単位数 本学入学前の既修得単位等として認定できる単位数は、編入学、転学等の場合を除いて、外国の大学又 は短期大学に留学により認定された単位数、および取得した資格等に対して認定された単位数と併せて 60単位を超えない範囲となります。なお、この単位数は年間履修上限単位数に含まれません。 3.取得した資格等に対する認定 技能資格試験等により、資格等を取得した場合には、本学の該当科目について単位認定を行う場合があ りますので、認定を希望する学生は、資格等を取得したことを証明する書類を持参して教務課まで申し出てくだ さい。 ただし、一度認定した科目の変更、および本学で単位を修得済みの科目について認定することはできま せん。 (1) 本学の単位として認定できる資格等 認定できる資格等の詳細については、「4.メディア情報学部において認定できる資格等一覧(75頁 ~76頁)」を参照のうえ、教務課まで問い合わせてください。 (2) 認定できる単位数 取得した資格等に対して認定できる単位数は、編入学、転学等の場合を除いて、外国の大学又は短期大 学に留学により認定された単位数、および本学入学前の既修得単位として認定された単位数と併せて 60単位を超えない範囲となります。なお、この単位数は年間履修上限単位数に含まれません。 -74- 4.メディア情報学部において認定できる資格等一覧 (2015年度以降入学生対象) 対象技能資格名 本学の認定対象科目 英語検定2級 TOEFL(iBT) 48 点以上 TOEIC 470 点以上 英語Ⅰ/Ⅱ及び英語演習 Ⅰ・Ⅱのうちのいずれか1 科目2単位 英語検定準 1 級 TOEFL(iBT) 61 点以上 TOEIC 650 点以上 英語Ⅰ/Ⅱ及び英語演習 Ⅰ/Ⅱのうちのいずれか 2科目4単位 英語検定 1 級 TOEFL(iBT) 76 点以上 TOEIC 730 点以上 英語Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ及び英語 演習Ⅰ/Ⅱのうちのいず れか3科目6単位 ドイツ語技能検定試験4級 ドイツ語Ⅰ/Ⅱのうち、 いずれか1科目2単位 ドイツ語技能検定試験3級以上 ドイツ語Ⅰ/Ⅱ の計2科目4単位 実用フランス語技能検定試験4級 フランス語Ⅰ/Ⅱのうち、 いずれか1科目2単位 実用フランス語技能検定試験 3級以上 フランス語Ⅰ/Ⅱ の計2科目4単位 中国語検定試験4級 中国語Ⅰ/Ⅱのうち、 いずれか1科目2単位 中国語検定試験3級以上 中国語Ⅰ/Ⅱ の計2科目4単位 スペイン語技能検定試験 5級 スペイン語Ⅰ/Ⅱのうち、 いずれか1科目2単位 スペイン語技能検定試験4級 以上 スペイン語Ⅰ/Ⅱ の計2科目4単位 ハングル能力検定試験4級 韓国語Ⅰ/Ⅱのうち、 いずれか1科目2単位 ハングル能力検定試験3級以上 韓国語Ⅰ/Ⅱ の計2科目4単位 日本語能力試験(1級)300 点以上 日本語能力試験(N1)130 点以上 日本留学試験(日本語) (旧制度 2009 年度以前)300 点以上 (新制度 2010 年度以降)330 点以上 日本語Ⅱ又は日本語・日本 事情のうち、 いずれか1科目2単位 日本語能力試験(1級)350 点以上 日本語能力試験(N1)150 点以上 日本留学試験(日本語) (旧制度 2009 年度以前)350 点以上 (新制度 2010 年度以降)390 点以上 日本語Ⅰ/Ⅱ 日本語・日本事情 の計3科目6単位 -75- 成績 評価 申出期間 資格の 有効期限 A 認定年度の 1月末日まで 1年 A 認定年度の 1月末日まで 2年 備考 対象技能資格名 本学の認定対象科目 ITパスポート試験 情報と数学 基本情報技術入門演習 の計2科目4単位 基本情報技術者試験 情報と数学 基本情報技術入門演習 の計2科目4単位 応用情報技術者試験 基本情報技術入門演習 プログラミング入門演習 プログラミング演習 の計3科目6単位 ネットワーク スペシャリスト試験 ネットワーク構築論 情報セキュリティ論 の計2科目4単位 情報セキュリティ スペシャリスト試験 ネットワーク構築論 情報セキュリティ論 の計2科目4単位 データベース スペシャリスト試験 データベース設計論 情報システム設計論 の計2科目4単位 システムアーキテクト 試験 情報システム論 情報システム設計論 の計2科目4単位 ソフトウエア開発技術者 試験 基本情報技術入門演習 プログラミング入門演習 プログラミング演習 の計3科目6単位 テクニカルエンジニア (データベース) データベース設計論 の計1科目2単位 テクニカルエンジニア (ネットワーク) ネットワーク構築論 の計1科目2単位 成績 評価 A 申出期間 認定年度の 1月末日まで 資格の 有効期限 備考 3年 情報処理検定試験1級 情報と数学 (ビジネス情報部門 基本情報技術入門演習 及びプログラミング部門) のうちいずれか1科目2単位 ※この一覧に記載されていなくとも、記載のものと同様の資格等を取得した場合は、認定年度の12月末日 までに教務課窓口に問い合わせてください。 -76- Ⅶ.資格取得について 【1】 資格取得について 1.資格を取得しましょう! 卒業後、社会人となった時のために、めまぐるしく変化する社会状況に対応できるように、在学中に常 に自らの知識・能力を向上することが求められています。 資格取得に挑戦することは、大学で学んだことについての習熟度を測ったり、関心がある分野の領域を 広げることに有意義な機会となります。また、取得した資格は、学歴・職歴に代わって自分の能力を証明 し、それぞれの分野の専門家として社会で活躍するための有効な武器となります。就職活動を行う時には、 自分をアピールするきっかけに必ずなるはずです。 資格には、ライセンスとして職業に直接結びつく国家資格から、民間の企業や団体・協会が主催する検 定試験まで様々な種類があります。本学では在学中に資格を取得することを奨励しており、取得した資格 については、本学で修得した単位として認定ができるものもあります(詳細については、Ⅵ.本学以外で 修得した単位等の取扱いを参照してください)。また、資格の取得を目指す学生のために、「駿河台大学キ ャリアカレッジ」として様々な講座を設け、資格取得を現実のものとするための実践的プログラムが用意 されています。 「駿河台大学キャリアカレッジ」の開設講座や受講方法については、キャリアセンターまで 問い合せてください。 2.本学で学ぶことで取得できる資格 本学のカリキュラムに沿って単位を修得して、卒業することにより取得できる資格は、次のとおりです。 (1) 教育職員免許状 本学において取得できる教育職員免許状の種類教科は、下表のとおりです。 免許状を取得するためには、所属している学部の卒業要件を充たすとともに、教職課程を履修する学生 としての登録を行い、免許状取得に必要な科目を修得する必要があります。このため、4年間に修得しな ければならない科目が一般の学生より多くなり、時間割の作成にも工夫が必要になりますが、「教員になろ う!」という熱意ある学生は、低学年のうちに(できれば 1 年次)に履修を始めることを推奨します。 なお、所属している学部・学科に開設されていない免許状についても、他学部・他学科に設置されてい る科目を教職課程科目として履修することにより、免許状の取得が可能となります。 教職課程への新規登録は毎年4月に行われますので、詳しい内容については、教職課程新規登録ガイダ ンス(毎年4月実施)および『教職課程履修ガイド』 (別冊子)を参照してください。 取得できる免許状の種類・教科 学部・学科 中学校教諭1種免許状 法学部法律学科 高等学校教諭1種免許状 地理歴史 公民 社会 経済経営学部経済経営学科 公民 ※1) メディア情報学部メディア情報学科 現代文化学部現代文化学科 ※2) ― 英語 心理学部心理学科 情報 保健体育 英語 社会 保健体育 公民 ※1)経済経営学部生が社会又は公民の免許状を取得するには、経済と社会コースへの所属が必要です。 ※2)保健体育の免許状取得には、スポーツ文化コースへの所属が必要です。 - 79 - (2) 司書 司書の職務は、図書や雑誌などの資料の収集・提供を行い、利用者が使いやすい図書館づくりを行う仕 事として知られています。特に近年では、情報量の増大、高度な情報社会の進展やマルチメディアなど、 図書館を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、司書には情報のプロフェッショナルとしての役割も 求められています。 司書として活躍するためには、司書の資格を受験条件とする県や市町村の採用試験に合格して、各公共 図書館に配属される必要があります。また、大学図書館をはじめとする各種図書館の専門職員の採用につ いても、司書の資格は必要な基礎資格とされています。そのほか、情報の専門家を求める図書館以外の企 業や機関においても、司書の資格を採用条件として位置づけているところもあります。 本学において司書の資格を取得するためには、所属している学部の卒業要件を充たすとともに、司書課 程を履修する学生としての登録を行い、図書館法及び同法施行規則に基づく所定の授業科目を修得する必 要があります。 司書課程科目の多くはメディア情報学部に設置されていますが、法学部・経済経営学部・現代文化学部・ 心理学部の学生も履修ができます。このため、メディア情報学部以外の学生には、より多くの努力が必要 となることに注意してください。 司書課程への新規登録は毎年4月に行われますので、詳しい内容については、資格課程新規登録ガイダ ンス(毎年4月実施)および『資格課程・司書教諭課程履修ガイド』 (別冊子)を参照してください。 (3) 学芸員 学芸員は、歴史系や自然科学系の博物館や美術館、動物園、水族館など、様々な種類の博物館で活躍し ている専門職員です。その職務は、博物館法で『博物館資料の収集、保管、展示及び調査研究その他これ と関連する事業についての専門的事項をつかさどる。 』と定められています。国や県の博物館に学芸員とし て勤務するためには、学芸員の資格を取得し、それぞれの博物館や県が行う学芸員採用試験に合格する必 要があります。市町村の場合には、一般の公務員試験に合格した後に、学芸員資格を勘案して博物館等に 配属されることが多いようです。 本学において学芸員の資格を取得するためには、所属している学部の卒業要件を充たすとともに、学芸 員課程を履修する学生としての登録を行い、博物館法及び同法施行規則に基づく所定の授業科目を修得す る必要があります。また、必修科目のひとつである「博物館実習」では、10日以上にわたって博物館の 現場において、学芸員の仕事を体験実習します。 学芸員課程科目の多くはメディア情報学部に設置されていますが、法学部・経済経営学部・現代文化学 部・心理学部の学生も履修ができます。メディア情報学部以外の学生には、より多くの努力が必要となる ことに注意してください。 学芸員課程への新規登録は毎年4月に行われますので、詳しい内容については、資格課程新規登録ガイ ダンス(毎年4月実施)および『資格課程・司書教諭課程履修ガイド』 (別冊子)を参照してください。 (4) 司書教諭 司書教諭とは、小・中・高等学校における学校図書館の運営や、それに基づく教育・学習支援を担当す る教員を指します。一定規模以上の学校では、この司書教諭を必ず置かなければなりません。実際に、 「総 合的な学習の時間」の新設などに伴って、学校図書館およびそこで働く司書教諭の役割はますます重要に なっています。本学では、全学部生が司書教諭資格を取得することが可能です。 - 80 - 司書教諭はいわゆる「学校司書」とは異なります。司書教諭はあくまで「教諭」であり、そのための免 許状が必要です。したがって、司書教諭を目指すならば、教職課程で何らかの教科( 「社会」 「情報」など) の免許を取得しなければなりません。それに加えて、司書教諭課程の科目の単位(5科目10単位)を修 得すると、司書教諭の資格を得ることができるしくみです。一般に大学では、教職課程と司書教諭課程と を在学中に並行して履修できるようにしていますが、本学の場合、司書教諭課程の科目は2年次から修得 することができます。 なお、司書教諭資格と一般の「司書資格」とはまったく関係ありません。教員免許と司書資格があって も、司書教諭にはなれません。必ず、司書教諭課程の履修が必要です。 司書教諭課程への新規登録は毎年4月に行われますので、詳しい内容については、司書教諭課程新規登 録ガイダンス(毎年4月実施)及び『資格課程・司書教諭課程履修ガイド』(別冊子)を参照してください。 3.本学で学ぶことで受験資格を得ることができる資格 本学のカリキュラムに沿って単位を修得することにより受験資格を得ることができる資格又は試験が一 部免除される資格は、次のとおりです。なお、各試験の実施内容や受験資格は変更される可能性がありま すので、最新の受験案内を取り寄せて確認してください。 (1) 税理士試験 本学では次のいずれかに該当することにより、受験資格が取得できます。 ① 次のいずれかに該当して卒業した者 a.法学部・経済経営学部を卒業した者 b.メディア情報学部・現代文化学部・心理学部で、法律学又は経済学に関する科目を1科目以上修 得して卒業した者 ② 3年次以上に在学中で法律学又は経済学に関する科目1科目以上を含め、合計62単位以上を修得 していること。 (2) 社会保険労務士試験 次のいずれかの条件を満たすことにより、受験資格を得ることができます。 ① 大学・短期大学・高等専門学校を卒業した者 ② 上記の大学(短期大学を除く)において62単位以上を修得した者 - 81 - - 82 - Ⅷ.キャリア教育 -キャリア教育科目とアウトキャンパス・スタディ 【1】 駿河台大学のキャリア教育 1.広義のキャリア教育と駿大社会人基礎力 駿河台大学は、学生のみなさんがしっかりと社会へと巣立っていけるように、これまで以上に、全授業を 通じて総合的に就業力(社会で継続的に活躍できる力)を育成することに努めることとしました。その意味 で、全授業は、広義での「キャリア教育」として位置付けられます。しかし、「就業力」というだけでは、 どのような力を身につければよいのか分からないかもしれません。そこで、「就業力」を駿河台大学なりに 噛み砕いて示すことにしました。それが、5つの能力、16の能力要素よりなる「駿大社会人基礎力」です。 (1)基礎的な力:①読解力、②文章力、③情報収集力 (2)考える力:④論理的・多面的思考力、⑤情報処理能力、⑥理解力、⑦創造的発想力 (3)行動に移す力:⑧主体性、⑨行動力・実行力 (4)協働する力:⑩常識力(一般常識・マナー)、⑪プレゼンテーション能力・表現力、 ⑫コミュニケーション能力、⑬協調性 (5)総合的な力:⑭課題発見能力、⑮計画力、⑯問題解決能力 それぞれの科目で、どの能力要素を育成しようとしているかは、シラバスの「到達目標」に書いてありま す。卒業までにバランスよく社会人基礎力を身につけるよう、努力してください。 2.キャリア支援科目 ― 駿大キャリア教育の中心 ― 駿河台大学の科目は、大きく分けると、教養科目と専攻科目とキャリア育成科目の三つよりなります。 教養科目は、学部の枠を超えて、基本的なものの見方・多面的なものの見方を学んだり、幅広く、現代社 会の様々な問題を学んだりするための科目です。専攻科目は、各学部が、それぞれの専門領域において、基 本的に学んでほしいと考える内容を提供する科目、それぞれの分野から社会を理解するための科目です。教 養科目・専攻科目も、上述のように、様々な駿大社会人基礎力を養い、総合的に就業力(社会で継続的に活 躍できる力)を育てていくという点では、広い意味でのキャリア教育として機能するものです。 しかし、キャリア支援科目は、自分を知り、職業を知り、社会を知るための講義や様々なグループワーク、 そして、アウトキャンパス・スタディを通じて、より直接的に就業力を養い、学生・職業・社会をつなぐ科 目であり、駿大キャリア教育の中心となるものです。 【2】 キャリア教育科目とアウトキャンパス・スタディ キャリア支援科目は、授業形式で行う体系的かつ効果的なキャリア教育科目と、社会を学びの場とし、社 会で通用する力を育成するアウトキャンパス・スタディとよりなります。 キャリア教育科目の概要は、次のとおりです。これほど体系的に「キャリア(職業・人生)」を学べる大 学は多くありません。どうですか。しっかり学べば、社会に出る準備はきちんとできると思いませんか。 2年次 1年次 (必修) キャリアデザインⅠ 働く事への動機付け (必修) キャリア基礎 グループ・ワーク 3年次 (必修) ライフプランニング キャリアデザインⅡ 生涯設計 自己理解・企業・団体理解 4年次 心の成長 知的成長 キャリア発展Ⅰ 企業・業界・職種を知る キャリア発展Ⅱ 就活トレーニング 各年次必修ゼミ との連携 -85- キャリア実践 SPI対策 スキルの 獲得 駿河台大学のキャリア教育のもう一つの大きな特徴は、「キャリア教育科目」と「アウトキャンパス・ス タディ」とが組み合わさっているということです。 上述の「キャリア教育科目群」では、「キャリアデザインⅠ・Ⅱ」、「キャリア発展Ⅰ・Ⅱ」などの講義 科目を通じて、自己分析、人生設計、企業・業界についてなどキャリアに関する事柄を学ぶとともに、「キ ャリア基礎」などのグループワークを通じてコミュニケーションなどのスキル磨くことができます。 しかし、それらの知識やスキルを、机上のものに止めず、より具体的・実践的な形で自分のものにするこ とが必要です。その実践応用の場を提供するのが、「アウトキャンパス・スタディ」です。教室(大学キャ ンパス)を飛び出し、実際に社会の様々な現場に飛び込んで、そこで「仕事」を経験し、社会の様々な人々 と触れ合うことを通じて、卒業後に必要となる社会的な力を実践的に学び取るのです。多様な人々との触れ 合いや共同作業の中で、自分の未熟さを痛感したり、うまく出来ないことを悩んだり、一つのことをやり遂 げた達成感を感じたり、感謝したり感謝されたり、様々な辛さや驚き、そして喜びを体験するのです。ここ で得られる体験は、リアルな社会の中で得られるものであり、それだからこそ、大きな価値を有するのです。 そして、「アウトキャンパス・スタディ」で得た体験を、「キャリア」ということに結び付け、よりしっ かりとしたものにするのが「キャリア教育科目」です。「アウトキャンパス・スタディ」の体験も、ただや りっぱなしでは、本当に役立つものとはなりません。しっかりと「言葉」にして、自分の中に意味づけなけ ればならないのです。しかし、「アウトキャンパス・スタディ」における体験を「言葉」にすることは、な かなか難しいのです。自分の体験を、しっかりと有効な形で相手に伝えられないのでは、せっかくの体験も 役に立ちません。そのリアルな体験という素材を、素材のままに終わらせず、「社会、企業、大人に伝わる 表現」へと昇華させなければならないのですが、その際に役に立つのが、職業や社会に関する知識、どのよ うにアピールすればよいかという知識とスキルを提供するキャリア教育科目なのです。 このように、アウトキャンパス・スタディとキャリア教育科目とが密接に関わり合っていることが、駿河 台大学のキャリア育成科目の強みです。 アウトキャンパス・スタディ で得られる体験 キャリア教育科目 で得られる知識やスキル 【3】 アウトキャンパス・スタディ① ― インターンシップⅠ― ― インターンシップとは、簡単に言えば、学生のみなさんが実際の職場で短期間働いてみて、社会経験を 積むということです。社会の現場で働くという体験を通し、実際の職場とはどういうものかを理解し、現 実に根ざした職業観を身につけるとともに、自分の何が強みで自分に何が足りないかなどを理解すること を通じて、自らをキャリアアップさせるものです。 「キャリアアップ」とは、自分の能力を磨き、その生か し方や能力範囲を広げていくことから始まり、自分に適した職業を選択し、働く中での生きがいを見出す など、自分自身でより良い生き方を自ら切り開いていくことを意味します。また、インターシップには、 就職時のミスマッチという失敗を未然に防ぐことに効果があります。 インターンシップは、多くの大学に導入されていますが、駿河台大学のインターンシップの特徴は、 「イ ンターンシップⅠ」という正規の科目(4単位)として設置されていること、そして、事前研修・事後研 修が充実していることです。「インターンシップⅠ」は、次のように行われます。 -86- 春学期 夏休み 秋学期 事前研修 インターンシップ実習 事後研修 社会で活躍する方々の講演 1~2週間、社員として働く 実習報告書を提出 マナー講座など 実習日誌を毎日記録 インターンシップ報告会で発表 実習前に、まず「働く」ということの意味を理解し、はっきりとした目的意識をもって実習に臨める ようにし、実習後は、自らの体験をきちんと「言葉」にして、発表ができるようにする、この過程全て を教育として行っています。そして、全過程の成果を「ポートフォリオSCIP」としてまとめ、就活 等での振り返りを可能にします。秋学期の報告会終了後には、 「学生生活にも、その先にある就職活動に も自信がもてるようになった」など、明るい声が例年数多く聞かれます。 また、駿河台大学のインターンシップは、 「地域インターンシップ」とも呼ばれているように、大学近 隣の地域を中心とした企業団体と大学が協力して、教育の一環として実施することを特徴としています。 「地域の教育力」を活かし、学生のみなさんに、将来の進路を真剣に考える機会を提供しています。 なお、2014年度の実習先のリストは、次ページに示してあります。参考にしてください。 【4】 アウトキャンパス・スタディ② ― インターンシップⅡ・まちづくり実践 ― ― 1.概要 「インターンシップⅡ」と「まちづくり実践」は、大きくは、後に説明する「まちプロ(まちを元気に、 まちで元気にプロジェクト)」を構成するアウトキャンパス・スタディです。「インターンシップⅠ」とは 異なり、実際に「職場で働く」ことはしませんが、社会のニーズに応えたプロジェクトに参加したり、祭や 通学合宿などの「まち」のイベントに参加したりすることを通じて、社会に出るとどのようなことが求めら れるのか、どのように行動しなければならないかということを体験的に学び、社会性や職業観などを養うこ とを目的としています。この二つに関しては、次のようにして単位が与えられます。 ガ イ ダ ン ス ま ち プ ロ へ の 登 録 ・ エ・ 誓 ン約 ト書 リ ー シ ー ト プ ロ ジ ェ ク ト に 参 加 ・ 適 宜 募 集 24 時 間 の 活 動 ・ 「 活 動 の 記 録 」 履 修 登 録 レ ポ ー ト の 提 出 + 「 活 動 の 記 録 」 2 単 位 「インターンシップⅡ」と「まちづくり実践」は、その性格上、企業や商店街等の要望等に応じて、参 加する学生を募集することになります。具体的な活動については、大学会館横の掲示板、本学ホームペー ジ、ポタロウを通じて告知します。 掲示等を通じた募集の後、説明会等が開かれ、参加者が登録されます。 活動への登録と履修登録とは異なります。活動に参加して、24時間の活動時間の目途が立った時点、 あるいは、24時間に満ちた段階で、履修登録をしてください。 -87- インターンシップ実習先一覧(2014年度)(実習参加者58名) (自治体関係) 団体名 入間市役所 入間市 関連団体 1 (財)入間市勤労者福祉 サービスセンター 所沢市役所 飯能市 人数 1 1 飯能市役所 4 図書館 2 飯能市 (企業等) (五十音順) 埼玉県 地区名 入間市 川越市 さいたま市 坂戸市 狭山市 所沢市 企業名 日高市 人数 ㈱いわさき 1 (福)永仁会 1 カネパッケージ㈱ 2 ㈱リバティ狭丘 3 ㈱ホンダプロモーション 1 ㈱ヤオコー 2 京王観光㈱ 1 ㈱マミーマート 2 啓装工業㈱ 1 ㈲たくみ住販 2 ㈱マルワ(アレックス飯能) 2 ㈲いりそ不動産 1 ㈱ニックス 1 ㈱いせき 2 ㈱西武ライオンズ 1 税理士法人シン中央会計 1 (福)陽明福祉会陽明保育園 1 ㈲アニバーサリー 2 雨間造園土木㈱ 1 ㈱三協建設 2 西武ガス㈱ 2 ㈲名栗温泉 4 ㈱ニッシン 1 飯能開発㈱飯能グリーンカ ントリークラブ 1 飯能ケーブルテレビ㈱ 1 ㈱ヴェルペンファルマ 1 宮川住販㈱ 1 東京都 地区名 青梅市 東京 23 区 企業名 人数 (医)葵会青梅今井病院 1 ㈱文化印刷 1 ㈱共立メンテナンス 2 ㈱風の旅行社 2 栃木県 地区名 栃木市 -88- 企業名 ㈱フォレスフィール 人数 2 2.まちプロ(まちを元気に、まちで元気にプロジェクト) 「まちプロ」(まちを元気に、まちで元気にプロジェクト)は、教室を飛び出し、「『まち』を教室、『ま ちの人々』を教師」に、成長を目指すプロジェクトです。「まち」(地域社会)の様々な活動、「まち」に 貢献する様々な試みに、学生の皆さんが自ら参加し、実地に、「社会」とはどういうものか、社会ではどの ような力が求められるのかなどを学び、自らの能力を磨いてもらい、「社会に出て活躍できる力」(元気) を得てもらおうというのです。その意味で、このプロジェクトは、「まちで元気に」プロジェクトなのです。 また、この「まちプロ」は、地域の活性化に貢献することを一つの目的としています。若い人たちが地域 の活動に参加することで、新たな活気が生まれればと考えているのです。その意味で、このプロジェクトは、 「まちを元気に」プロジェクトでもあるのです。 地域で活躍されている方々とともに活動し、協働する中で、直接教えを受けたり、様々な「気付き」に導 いていただいたり、そういう「地域の教育力」によって、学生の皆さんに実践的に社会で通用する力を身に つけ、社会的な成長を遂げてもらいたい。そして、学生の活動への参加が、「まち」に活気を与えるものと なってほしい。これが、「まちプロ」の思いです。 「まちプロ」は、駿大社会人基礎力の「行動に移す力」、「協働する力」、「総合的な力」を身につける には格好の場です。積極的な参加を期待します。それが、「行動力」を身につける第一歩なのですから。 「まちプロ」は、2004 年度に、「大学教育のオリンピック」とも言われた「現代的教育ニーズ取組支援プ ログラム」(現代 GP=Good Practice 優れた教育の実践)に、本学の「学生参加による〈入間〉活性化プロ ジェクト」(通称「いるプロ」)が、倍率7倍という超難関を突破し、みごと採択されたことに始まります。 本学の教育姿勢が高く評価されたのです。その時点での活動は、「入間」に限定されていました。そのため 「いるプロ」と名付けられました。しかし、この活動は、現在、入間だけでなく、飯能やその他の地域に広 がっています。そこで、飯能での活動を含めたプロジェクト名を「まちプロ」としました。 21 世紀は地域の時代と言われています。この「まちプロ」のような体験型学習「アウトキャンパス・スタ ディ」は、近年ますます注目されています。本学は、これを「インターンシップⅠ」と「まちづくり実践」 として、いち早く教育に取り込んでいるのです。 3.駿大ふれあいハウス&駿河台大学広報プラザ(サテライトオフィス) 駿河台大学は、「まちづくり実践」の拠点として、学生を現場で支援できるように、入間市の中心に位置 する i-pot(アイ・ポット)の2階に「駿大ふれあいハウス」、東飯能駅西口ロータリー前に「駿河台 大学広報プラザ」という二つのサテライトオフィスを開設しています。ここは、また、市民の方々との交流 の場ともなっています。 「ふれあいハウス」 アイポットビル2階(UNITED cinemas のビル) 「駿河台大学広報プラザ」 東飯能駅西口ロータリー前 -89- 4.インターンシップⅡ (2単位) 「インターンシップⅡ」も、「インターンシップⅠ」と同様に、就業体験(インターンシップ)をとおし て、仕事とはどういうものか、仕事においては何が必要とされるかなどを体験的に学び、社会性や様々な技 術、そして職業観などを得ることを目的とします。 「インターンシップⅠ」との違いは、企業や地方自治体などの職場に入って実習をするのではなく、地域 に貢献するプロジェクトを自主的に運営したり、情報を発信したり、学生の感性を十二分に発揮して地域に 様々な提案をしていったりする活動をすることです。その活動において、自主性や責任感、さらには課題発 見能力・問題解決能力積極的などを養っていきます。 具体的には、次のようなプロジェクトに参加することになります。 ●入間市民のための初級パソコン講座: パソコン講座の企画・運営 ●FMチャッピー(茶笛)オンエア: 入間市のFMラジオ局での番組制作と放送 ●飯能プランニングコンテスト:飯能の活性化のためにアイデアを! ●企業・団体と大学との懇親会の企画運営 5.まちづくり実践 (2単位) 「まちづくり実践」の目的は、私たちの地元地域に生きる人々とふれあい、地域の催しに取り組み、まち づくりに参加することを通して学生のみなさんの社会観や職業観を育成することにあります。まさに、「『ま ち』を教室、『まちの人々』を教師」にする取り組みです。 「駿大ふれあいハウス」を拠点とする入間市や「駿河台大学広報プラザ」を拠点とする飯能市の様々なと ころで市民と交流し、情報交換及び生活支援の場を設け、かつての商店街が果たしていた機能を若者の感性 でよみがえらせようというものです。具体的には、次のようなプロジェクトに参加することになります。 ●まちおこしイベント企画・運営:祭に参加するなど、地域活性化のお手伝いをします ●通学合宿サポート:小・中学生が通学合宿をする際に一緒に宿泊し、生活指導をします ●入間川環境保全:地域の人と協力して、入間川でブラックバスを駆除します ●外国語しゃべり場:留学生が市民の方々と母国語で触れ合い、文化交流します -90- 【5】 アウトキャンパス・スタディ③ ― ボランティア実践 ― ボランティア実践は、多様なボランティアのあり方を実践から学んでいこうという科目です。 ボランティアとは、もともと自由意思を意味するラテン語の「ボルンタス」が語源です。ボランティアは、 自由意思により行う、基本的には無償の社会奉仕活動です。一般にボランティア活動は障害者に対するもの が認知度が高く、社会的にも重要ですが、最近は、野外活動や環境保全の分野にも、ボランティアが活躍す る機会が増えつつあります。また、障害者が活動を広げる機会も増えて、両者をつなげる活動も重要性を帯 びてきました。 本科目では、障害者ボランティア、野外活動ボランティア、環境保全ボランティアの 3 つの異なったボラ ンティアのあり方を、講義と実践の両方を通じて学びながら、障害者を取り囲む実情、野外活動における介 助や安全管理、環境教育を目的とした景観や生物の管理手法を理解し、ボランティアの多様なあり方を実感 しながら「共生社会」を目指す意欲を高めることができます。 「ボランティア実践」は事前登録科目です。 「講義時間割表【履修の手引】 」の「Ⅶ.事前登録シートを学生 支援課に提出する科目について」をよく読み、学生支援課で「事前登録シート」を受け取り、記入して提出 期日・時間内に提出してください。 【6】 アウトキャンパス・スタディ④ ― 森林文化実習 ― 飯能市は、 「森林文化都市」宣言を行っている緑豊かなまちです。また、駿河台大学も、キャンパスの背後 に広大な自然を有しています。この自然の中で、地域の様々な方々の協力を得ながら、森を生かし、その中 で我々も生きていく、自然を活かす活動を行うのが、 「森林文化実習」です。 「森林文化実習」は実習中心の授業です。実際に作業を行いますから、2コマ連続で授業を履修します。 「駿大の森」(飯能市から借り受けた名栗の森)、「駿大の里山」(駿大の裏山)において、キノコの菌打ち、 「癒しの道」(林道)作成、間伐、山菜やキノコの収穫と調理、植林、下草刈りを行います。授業は、1年間 にわたっていますが、隔週くらいのペースで実施します。時には、朝から「駿大の森」に出かけて行き、1 日作業となることもありますので注意してください。森林に入って作業をすることは、少し疲れますが、暗 い森林に間伐によって光が入りだすと、それは爽快で、心が落ち着いてくるのを体験できるはずです。 多くの学生に体験してほしいのですが、実習のため50名を履修上限人数とします。 「森林文化実習」は事前登録科目です。「講義時間割表【履修の手引】 」の「Ⅶ.事前登録シートを学生支援 課に提出する科目について」をよく読み、学生支援課で「事前登録シート」を受け取り、記入して提出期日・ 時間内に提出してください。 <キノコの菌打ち> <癒しの道:学生製作の階段> -91- <駿大の森:下草刈り> -92- Ⅸ.留 学 制 度 【1】 海外留学制度 1. 海外留学 ―なぜチャレンジするか― 本学には、非常に充実した留学制度があり、みなさんのチャレンジを待っています。 では、なぜ留学にチャレンジするのでしょうか。留学には次のようなメリットがあるからです。 ・異文化の中に身を置くことにより、新たなものの見方、考え方が身に付きます。 ・言葉の問題など様々な苦労を乗り越えることにより、人間的に成長します。 ・言葉を超えて他の人々と交流することで、より高いコミュニケーション能力が得られます。 ・留学先の語学が身に付き、日本以外の国の人々とも堂々と渡り合っていけるようになります。 この他にも、多くのメリットがあります。留学は究極の体験型学習です。ぜひチャレンジしてください。 2.海外留学できる大学について 留学には、大きく分けて、長期留学と短期留学の2つがあり、下記の大学に留学することができます。 長期留学対象校(2015年4月1日現在) 国 留学対象校 期 間 時 期 エセックス大学 1年間 4月~翌年3月 バーミンガム大学 1年間 4月~翌年3月 ロンドン大学 SOAS 1年間 4月~翌年3月 セント・マイケルズ大学 カリフォルニア州立大学 イースト・ベイ校 1年間 4月~翌年3月 アメリカ合衆国 半年間/1年間 4月~9月/4月~翌年3月 オーストラリア連邦 モナシュ大学 半年間 9月~翌年3月 ドイツ連邦共和国 ミュンヘン大学 半年間/1年間 4月~9月/4月~翌年3月 フランス共和国 アンジェ・カトリック大学 半年間/1年間 9月~翌年3月/9月~翌年7月 スペイン王国 サラマンカ大学 半年間/1年間 4月~9月/4月~翌年3月 中華人民共和国 聊城大学 半年間/1年間 大 延世大学 半年間/1年間 4月~7月/4月~翌年3月 4月~8月/8月~12 月/ 4月~12 月/9月~翌年7月 英 国 韓 民 国 ※ミュンヘン大学、聊城大学、延世大学とは交換留学を行っています。 短期留学(海外語学演習)対象校(2015年4月1日現在) 国 アメリカ合衆国 留学対象校 カリフォルニア州立大学 イースト・ベイ校 5週間 7月末~8月末 オーストラリア連邦 モナシュ大学 3週間 9月 オーストリア共和国 ウィーン大学 4週間/3週間 8月/9月 フランス共和国 ソルボンヌ大学 アンジェ・カトリック大学 4週間 4週間 8月 8月 スペイン王国 サラマンカ大学 4週間 8月 中華人民共和国 北京師範大学 2~3週間 8月/9月 湾 国立台湾師範大学 3週間 8月 国 3週間 8月 台 大 韓 民 延世大学 期 -95- 間 時 期 3.長期留学 (1)留学に対する様々な支援 長期留学は、半年から1年間、海外の大学が提供するプログラムに所属して学ぶというものです。長期 留学には、交換留学制度と派遣留学制度がありますが、本学からの留学に関しては特に違いはありません。 本学は、みなさんが安心して長期留学ができるように、次のようなサポートを提供しています。本学ほ ど充実したサポートは、他大学ではほとんど見られません。 留学先の授業料は本学が負担します。本学の授業料を納めるだけで留学できます。 ※本学の学費は支払う必要があります。また、宿泊費や生活費は個人負担となります。 留学期間も本学で学んだ期間に算入されます。4年間で無理なく卒業することが可能です。 留学先での学習内容が本学の単位として認定され、1年間の留学では、40単位まで単位を取得す ることができます。半年間の留学では、20単位程度まで単位を取得することができます。 海外留学保険には個人で加入してもらいますが、24時間サポートなどの追加の費用を大学が負担 します。 その他、様々な支援を受けることができます。 (2)長期留学応募資格 長期留学応募資格は下記のとおりですが、詳しいことは、国際交流課に問い合わせてください。 ①長期留学する時点で、すでに本学において1年以上修学していることが条件となります。 ②必要単位数を修得見込みであること。 1年次終了時 2年次終了時 3年次終了時 法学部 40 単位 法学部 80 単位 法学部 110 単位 経済経営学部 40 単位 経済経営学部 80 単位 経済経営学部 110 単位 メディア情報学部 36 単位 メディア情報学部 72 単位 メディア情報学部 108 単位 現代文化学部 34 単位 現代文化学部 72 単位 現代文化学部 102 単位 心理学部 30 単位 心理学部 70 単位 心理学部 100 単位 ③基本的に各年次必修科目の単位を修得見込みであること。 ④本学における成績のGPAが2.5以上(経済経営学部は平均以上、心理学部は 2.0 以上)であること。 (英語圏に長期留学する場合) ⑤指定された英語力を測るテストで、規定の点数を獲得すること。 ※どのようなテストで何点が要求されているのかをきちんと調べ、時間的に余裕をもって受験し、必要 とされるスコアを手に入れるよう努力してください。 (英語圏以外の国に長期留学する場合) ⑤留学先の言語を担当する本学の教員の推薦を受けること。 ※留学を希望する人は、できるだけ早く当該言語の担当教員に相談するようにしてください。 -96- 4.短期留学 短期留学は、「海外語学演習」(4単位)として実施されます。夏休みに、3週間程度、海外の提携大学 等で外国語を学びつつ、異文化の中での生活を体験してもらう制度です。 履修登録等必要な手続き等を行うことにより、原則として希望者は全員参加することができます。参加 を希望する人は、学期初めのガイダンスに必ず出席してください。 なお、この留学の費用は、自己負担となります。 5. 英語力を測るテストについて 英語圏に長期留学する場合、下記の英語力を測るテストを受験して必要とされるスコア、レベルを獲得 する必要があります。 (1)TOEIC TOEIC(Test of English for International Communication)は、英語を母国語としない人びとを 対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験です。リスニングとリーディング の力が測定されます。 このテストは、東京、埼玉であれば、ほぼ毎月受検できます。ただし、受検するためには、一か月以上 前に申込みする必要がありますから、しっかりと予定を立てて受験するようにしてください。 TOEICには、通常のTOEIC、入門レベルのTOEIC ィングの能力を図るTOEIC Bridge、スピーキングとライテ SWの三種類のテストがあります。みなさんは、通常のTOEICテス トを受検してください。 詳細は、TOEICのサイト(http://www.toeic.or.jp/)で確認してください。 (2)TOEFL TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、英語を母国語としない人びとを対象に、特 に英語圏の大学等に留学するための英語力を測る試験です。 現在実施されているのは、コンピュータを用いるTOEFL iBT(Internet-Based Test)で、大学 レベルの英語能力を、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの各スキルを組み合わせ た形で測定します。TOEFL iBTは、米国の大学に正規に留学するためには必要なテストですが、 かなり難しいテストですので、TOEICを受検することを勧めます。 学内で、マークシートを用いるTOEFL ITP(Institutional Testing Program)が実施される 場合は、ぜひそれを受検してください。ITPは、①Listening(聞き取り) 、②Structure(構文) 、③Reading (読解)の3つのセクションからなります。 (3)英検について 英検は年に3回試験が行われます。この試験を受験するには各人が申込手続きを行い、定められた試験 会場で受験する必要があります。詳細は英検のホームページを見てください。 英検で準2級を得ている人も、TOEICまたはTOEFLを受検するようにしてください。 留学制度の詳細については、国際交流課に問い合わせてください。 -97- 【2】 国内留学制度 1.国内留学について 本学は、地域社会に貢献する人材の育成を教育目標に掲げています。国内留学制度は、本学が位置する首 都圏以外の地域社会で、それぞれの地域の文化や歴史に触れ、地域社会の様々な年代層の人々と交流する ことを通じて、日本の地域社会の現状と課題を経験する機会を得ることを目的としています。また、他大 学という異なる環境に身を置くことにより、自立した生活力や幅広い視野を獲得することが期待されます。 2.国内留学できる大学について 現在のところ、北海道の私立北星学園大学に留学することができます。 私立北星学園大学 http://www.hokusei.ac.jp 所 在 地:北海道札幌市厚別区大谷地2-3-1 本学での所属学部により、留学先学部が以下のとおりとなります。 本学所属学部・学科 留学先学部・学科 法学部法律学科 経済学部経済法学科 経済経営学部経済経営学科 経済学部経済学科 募集人数 経済学部経営情報学科 現代文化学部現代文化学科 心理学部心理学科 文学部英文学科 若干名 (5名程度) 文学部心理・応用コミュニケーション学科 社会福祉学部福祉心理学科 *メディア情報学部は単位認定可能な留学先(学部学科)が存在しないため募集は行いません。 留学期間 (1) 4月~9月(春学期)又は10月~3月(秋学期)の半年間。 (2) 4月~翌年3月の1年間。 国内留学については、本学が留学希望者の中から選考を行い、5名程度の学生を派遣する制度です。本 学は、みなさんが安心して1年間あるいは半年間の留学ができるように、さまざまなサポートを行ってい ます。 国内留学期間中、留学先の授業料は本学が負担します。みなさんは、本学の授業料を納めるだけにな ります。 留学先で受講した科目は本学の単位として認定され、1年間の留学では、40単位まで単位を取得す ることができます。半年間の留学では、20単位まで単位を取得することができます。 上記の単位認定に加えて、国内留学期間も本学で学んだ期間に算入されます。4年間で無理なく卒業 することが可能です。 このように、さまざまな好条件を備えた本学の国内留学制度を、ぜひ利用しましょう。異なる大学で学 び、異なった地域で生活することによって、実社会で役に立つ力と豊かで幅広い見識を身につけてくれる ことを願っています。 -98- 3.国内留学応募資格 国内留学応募資格は下記のとおりですが、詳しいことは、教務課に問い合わせてください。 ①長期留学する時点で、すでに本学において1年以上修学していることが条件となります。 ②必要単位数を修得見込みであること。 1年次終了時 2年次終了時 3年次終了時 法学部 40 単位 法学部 80 単位 法学部 110 単位 経済経営学部 40 単位 経済経営学部 80 単位 経済経営学部 110 単位 現代文化学部 34 単位 現代文化学部 72 単位 現代文化学部 102 単位 心理学部 30 単位 心理学部 70 単位 心理学部 100 単位 ③基本的に各年次必修科目の単位を修得見込みであること。 ④本学における成績のGPAが2.5以上(経済経営学部は平均以上、心理学部は 2.0 以上)であること。 4. 国内留学するために何が必要か 国内留学中、さまざまな相談にのってくれる本学教員の推薦書が必要になります。留学を希望する人は、 できるだけ早く、担当してくれる教員に相談するようにしてください。 国内留学先の大学での勉学を充実させるために、十分な履修計画が必要です。他大学という異なる環境 に身を置くことにより、精神的成長・自立を促進するためにも履修計画をしっかりとたててください。 国内留学制度の詳細については、教務課に問い合わせてください。 -99- -100- Ⅹ.諸 規 程 最新の学則については本学ホームページで公開しています。 【1】 第1章 (目 第1条 駿河台大学学則(抄) 総 則 (第2条の2省略) 的) 本学は、教育基本法及び学校教育法の定めるところに従い、広い分野の知識と深い専門の学術を教 授研究するとともに、徹底した人格教育を通して豊かな知的教養と国際的感覚を備えた有為の人材を養成 し、学術、文化の向上・普及と併せて人類・社会の発展に寄与することを目的とする。 (名 第2条 称) 本学は、駿河台大学(以下「本学」という。)と称する。 第2章 組 織 (第4条~第 12 条省略) (学部・学科及び収容定員並びに教育研究上の目的) 第3条 本学に、次の学部及び学科を置き、その収容定員を次のとおりとする。 学部・学科 法学部 法律学科 経済経営学部 経済経営学科 (うち、経済と社会コース) メディア情報学部 メディア情報学科 現代文化学部 現代文化学科 心理学部 心理学科 2 入学定員 240 名 230 名 (80 名) 160 名 150 名 140 名 編入学定員 10 名(第3年次) 10 名(第3年次) 10 名(第3年次) 20 名(第3年次) 収容定員 980 名 940 名 (320 名) 660 名 640 名 560 名 各学部は、それぞれ次の教育研究上の目的を遂行することにより、第1条の本学の目的の達成に資す るものとする。 (1) 法学部においては、リーガルマインドを持って、社会事象を多角的かつ的確に把握し、社会に生じる 問題を主体的に解決できる能力を備え、地域を始めとする社会の各領域で活躍する人材を育成する。 (2) 経済経営学部においては、経済学と経営学の両領域の知識と幅広い教養を活用し、地域社会の中核と して諸活動を担う人材を育成する。 (3) メディア情報学部においては、伝統的アナログメディアから最新デジタルメディア全般にわたり、情 報の生産・流通・蓄積・再利用のための知識とスキルを涵養し、地域から世界に向けての情報発信に 利活用できる人材を育成する。 (4) 現代文化学部においては、比較文化・観光ホスピタリティ・スポーツ文化の各履修コースを通じて、 世界の多様な文化を自らの文化と比較対照して学び、いろいろな立場で国際交流に貢献する人材、世 界各地の地域文化を観光を通じて学ぶ方法を身につけ観光分野で活躍する人材、スポーツ文化を理解 し地域のスポーツ交流を推進する人材を育成する。 (5) 心理学部においては、心理学を中心とした人間・社会に対する幅広い知識と教養を身につけ、地域社 会に貢献できる人材を育成する。 (大学院) 第3条の2 2 本学に、大学院を置く。 大学院に関し必要な事項は、別に定める。 -103- 第3章 (学 学年、学期及び休業日 年) 第 13 条 学年は、4月1日に始まり、翌年3月 31 日に終わる。 (学 期) 第 14 条 学年を2期に分け、春学期は4月1日から9月 30 日まで、秋学期は 10 月1日から翌年3月 31 日 までとする。ただし、学長は、春学期及び秋学期の授業日数を調整するため、春学期の終期及び秋学期の 始期を変更することができる。 (休業日) 第 15 条 休業日は、次のとおりとする。 (1) 日曜日 (2) 国民の祝日に関する法律(昭和 23 年法律第 178 号)に定める休日 (3) 本学創立記念日 (4) 春期休業 3月 25 日から3月 31 日まで (5) 夏期休業 7月 26 日から9月 25 日まで (6) 冬期休業 12 月 26 日から翌年1月7日まで 11 月 22 日 2 必要がある場合は、学長は、前項の休業日を臨時に変更することができる。 3 第1項に定めるもののほか、学長は、臨時の休業日を定め、又は休業日に授業を行うことができる。 第4章 修業年限及び在学年限 (修業年限) 第 16 条 本学の修業年限は、4年とする。 (在学年限) 第 17 条 学生は、8年を超えて在学することができない。ただし、第 23 条の規定により入学した学生につ いては、同条第4項の規定により定められた在学すべき年数の2倍に相当する年数を超えて在学することが できないものとする。 第5章 入学、編入学、転入学及び再入学 (第 18 条~第 22 条省略) (編入学、転入学及び再入学) 第 23 条 次の各号のいずれかに該当する者で、本学への入学を志願する者があるときは、選考のうえ相当年 次に編入学を許可することがある。 (1) 大学を退学した者又は卒業した者 (2) 外国において、学校教育における 14 年の課程を修了した者 (3) 短期大学、高等専門学校、旧国立工業教員養成所又は国立養護教諭養成所を卒業した者 (4) 学校教育法施行規則(昭和 22 年文部省令第 11 号)附則第7条に定める従前の規定による高等学校、 専門学校又は教員養成諸学校等の課程を修了し、又は卒業した者 (5) 専修学校の専門課程(修業年限が2年以上であることその他の文部科学大臣の定める基準を満たすも の)を修了した者(学校教育法第 90 条に規定する者に限る。) -104- 2 次の各号のいずれかに該当する者で、本学への入学を志願する者があるときは、選考のうえ相当年次に 転入学を許可することがある。 3 (1) 他の大学に在学している者 (2) 外国の大学に在学している者 本学を退学した者が3年以内に再入学を願い出たときは、教授会の議を経て、これを許可することがあ る。 4 前3項の規定により入学を許可された者の、すでに履修した授業科目及び単位数の取扱い並びに在学す べき年限については、教授会の議を経て、学部長が決定する。 第6章 (休 休学、復学、転学、転学部・転学科、留学及び退学 学) 第 24 条 病気その他やむを得ない事由により、引き続き2か月以上修学することができない者は、その事由 を具して保証人連署のうえ学部長に願い出て、許可を得て休学することができる。ただし、病気の場合は、 医師の診断書を添えなければならない。 2 病気その他の事由により修学することが適当でないと認められる者については、学部長は、休学を命ず ることができる。 (休学期間) 第 25 条 休学期間は、1年以内とする。ただし、特別の事由がある場合は、1年を限度として、休学期間の 延長を認めることができる。 2 休学期間は、通算して3年を超えることができない。 3 休学期間は、第 17 条の在学年限に算入しない。 (復 学) 第 26 条 休学期間が満了し、又は休学の事由が消滅したときは、学部長の許可を得て復学することができる。 (転 学) 第 27 条 他の大学へ入学又は転入学を志願しようとする者は、学部長に転学願を提出し、学長の許可を受け なければならない。 (転学部・転学科) 第 27 条の2 2 他の学部に転学部を志願する者があるときは、教授会の議を経て、学長が許可することがある。 他の学科に転学科を志願する者があるときは、教授会の議を経て、学部長が許可することがある。 (留 学) 第 28 条 外国の大学で修学することを志願する者は、教育上有益と認められた場合に限り、学部長の許可を 得て留学することができる。 2 前項の許可を得て留学した期間は、1年を限度として第 16 条に定める修業年限に含めることができる。 (願い出による退学) 第 29 条 病気その他やむを得ない事由のため退学しようとする者は、保証人連署の退学願を提出し、学長の 許可を受けなければならない。 -105- (命令による退学) 第 30 条 次の各号のいずれかに該当する者は、教授会の議を経て、学長が退学を命ずる。 (1) 学費の納付を怠った者 (2) 第 17 条に定める在学年限を超えた者 (3) 学業を怠り、又は回復困難な病気により成業の見込みがないと認められる者 (4) 第 25 条に定める休学期間を超えてもなお修学ができない者 (5) 他の大学、短期大学又は高等専門学校に在籍していることが明らかになった者 (6) 長期間にわたって行方不明の者 第7章 教育課程、教職課程、資格課程、司書教諭課程及び履修方法等 (授業科目) 第 31 条 開設する授業科目及び単位数は、別表第Ⅰのとおり定める。(別表省略) (卒業資格) 第 32 条 卒業資格を得るためには、本学に4年以上在学し、別表第Ⅰに定める授業科目のなかから、124 単 位以上履修し、単位を修得しなければならない。(別表省略) (単位の計算方法) 第 33 条 各授業科目の単位数は、1単位の履修時間を教室内及び教室外を合せて 45 時間とし、次の基準に より計算する。 (1) 講義及び演習については、15 時間から 30 時間までの範囲で別に定める時間の授業をもって1単位と する。 (2) 実験、実習及び実技については、30 時間から 45 時間までの範囲で別に定める時間の授業をもって1 単位とする。 (授業日数) 第 34 条 1年間の授業日数は、定期試験等の日数を含め、35 週にわたるものとする。 (試 験) 第 35 条 定期試験は各学期末に行う。ただし、教務委員会並びに教授会の議を経て、授業科目の一部又は全 部について別の時に行うことがある。 2 定期試験のほかに、定期試験に準じる臨時試験を行うことがある。 3 定期試験実施科目に関しては、追試験及び再試験を行うことがある。 4 試験に関し必要な事項は、別に定める。 (他の大学又は短期大学における授業科目の履修等) 第 36 条 教育上有益と認めるときは、当該大学又は短期大学との協議に基づき、学部長は、他の大学又は短 期大学の授業科目を履修させることができる。 2 前項の規定により修得した単位については、教授会の議に基づき、60 単位を限度として卒業の要件とな る単位として認めることができる。 3 前項の規定は、学生が外国の大学又は短期大学に留学する場合及び外国の大学又は短期大学が行う通信 教育における授業科目を我が国において履修する場合について準用する。 4 前3項の規定に関し、必要な事項は別に定める。 -106- (入学前の既修得単位等の認定) 第 36 条の2 教育上有益と認めるときは、学生が本学に入学する前に大学又は短期大学において履修した授 業科目について修得した単位を、本学に入学した後の本学における授業科目の履修により修得したものと みなすことができる。 2 教育上有益と認めるときは、学生が本学に入学する前に行った文部科学大臣が別に定める大学以外の教 育施設等における学修を、本学における授業科目の履修とみなし、単位を与えることができる。 3 前2項の規定により修得したものとみなし、又は与えることのできる単位数は、編入学、転学等の場合 を除き、本学において修得した単位以外のものについては、前条により本学において修得したものとみな す単位数と合せて 60 単位を超えないものとする。 (大学以外の教育施設等における学修) 第 36 条の3 教育上有益と認めるときは、学生が行う短期大学又は高等専門学校の専攻科における学修その 他文部科学大臣が別に定める学修を、本学における授業科目の履修とみなし、単位を与えることができる。 2 前項により与えることのできる単位数は、前2条により本学において修得したものとみなす単位数と合 せて 60 単位を超えないものとする。 (単位の授与) 第 37 条 授業科目を履修し、その成績評価基準を満たした者には、所定の単位を与える。 2 成績評価については、別に定める。 (履修方法) 第 38 条 その他、履修の方法について必要な事項は、別に定める。 (教育職員免許状・司書資格・学芸員資格・司書教諭資格) 第 39 条 本学において取得できる教育職員免許状の種類(教科)及び開設学部学科は、次のとおりとする。 免許状の種類(教科) 2 開設学部学科 定員 中学校教諭一種免許状(社会) 法学部法律学科 経済経営学部経済経営学科 心理学部心理学科 中学校教諭一種免許状(英語) 現代文化学部現代文化学科 150 名 中学校教諭一種免許状(保健体育) 現代文化学部現代文化学科 150 名 高等学校教諭一種免許状(地理歴史) 法学部法律学科 240 名 高等学校教諭一種免許状(公民) 法学部法律学科 経済経営学部経済経営学科 心理学部心理学科 高等学校教諭一種免許状(情報) メディア情報学部メディア情報学科 160 名 高等学校教諭一種免許状(英語) 現代文化学部現代文化学科 150 名 高等学校教諭一種免許状(保健体育) 現代文化学部現代文化学科 150 名 経済と社会コース 経済と社会コース 240 名 80 名 140 名 240 名 80 名 140 名 前項の教育職員免許状の取得を希望する者は、教育職員免許法及び同法施行規則に定める所定の単位を 修得しなければならない。 3 前項の免許状を取得するための授業科目及び単位の履修方法について必要な事項は、別に定める。 4 司書資格の取得を希望する者は、図書館法及び同法施行規則に基づき、本学の定める授業科目及び単位 を修得しなければならない。 -107- 5 前項の資格を取得するための授業科目及び単位の履修方法について必要な事項は、別に定める。 6 学芸員資格の取得を希望する者は、博物館法及び同法施行規則に基づき、本学の定める授業科目及び単 位を修得しなければならない。 7 前項の資格を取得するための授業科目及び単位の履修方法について必要な事項は、別に定める。 8 司書教諭資格の取得を希望する者は、学校図書館法及び学校図書館司書教諭講習規程に基づき、本学の 定める授業科目及び単位を修得しなければならない。 9 前項の資格を取得するための授業科目及び単位の履修方法について必要な事項は、別に定める。 第8章 (卒 卒業及び学士号 業) 第 40 条 本学に4年以上在学し、所定の授業科目を履修し、その試験に合格して、卒業資格に必要な所定の 単位を修得した者には、教授会の議を経て、学長が卒業を認定し、卒業証書を授与する。 (学士学位) 第 41 条 本学を卒業した者には、次の区分により学士の学位を授与する。 学部・学科 学位の種類 法学部 経済経営学部 法律学科 経済経営学科 メディア情報学部 現代文化学部 心理学部 メディア情報学科 現代文化学科 心理学科 第9章 学士(法学) 学士(経済学) 学士(経営学) 学士(メディア情報学) 学士(現代文化学) 学士(心理学) 科目等履修生及び外国人留学生 (科目等履修生) 第 42 条 本学において単位の修得を目的として特定の授業科目を履修することを志願する者があるときは、 選考のうえ科目等履修生として入学を許可することがある。 2 本学において科目等履修生として一定の単位(第 19 条の規定により入学資格を有した後、修得したもの に限る)を修得した者に対し、本学に入学した後に修得したとみなすことのできる当該単位数及び第 16 条に規定する修業年限に通算することができる期間については、教授会の議を経て学部長が定める。ただ し、その期間は2年を超えてはならない。 (単位互換履修生) 第 42 条の2 他の大学又は短期大学の学生が本学において特定の授業科目を履修しようとするときは、当該 大学又は短期大学との協議に基づき、教授会の議を経て、単位互換履修生として、これを許可することが できる。 (外国人留学生) 第 43 条 外国人であって、外国において通常の課程による 12 年の学校教育を修了した者、又はこれと同等 以上の資格のある者が、本学に入学を志願するときは、日本政府、日本政府の承認した外国政府若しくは 日本駐在の外国公館の発行した身分証明書、又はこれに準ずる証明書のある者に限り、選考のうえこれを 許可することがある。 -108- (その他) 第 44 条 科目等履修生及び外国人留学生について必要な事項は、別に定める。 2 別段の定めがない限り、本学則は、科目等履修生及び外国人留学生に準用する。 第 10 章 入学検定料及び学費 (第 45 条省略) (学費及び在籍料) 第 46 条 学費は、入学金、授業料、施設費及び実験実習費とし、その額は、別表第Ⅱ-2のとおりとする。 (別表省略) 2 休学期間中は、授業料、施設費及び実験実習費を免除する。ただし、在籍料を納付しなければならない。 3 学費及び在籍料の納期及び納付方法等について必要な事項は、別に定める。 (納付した学費等) 第 47 条 既に納付された入学検定料及び学費は、理由の如何を問わず返還しない。 第 11 章 学生の福利厚生 (健康相談室) 第 48 条 学生の心身の健康を保全するため、健康相談室を置く。 2 健康相談室に関する規定は、別に定める。 第 12 章 メディアセンター及びキャリアセンター (メディアセンター) 第 49 条 本学に、メディアセンターを置く。 2 メディアセンターに関する規定は、別に定める。 (キャリアセンター) 第 49 条の2 2 本学にキャリアセンターを置く。 キャリアセンターに関する規定は、別に定める。 第 13 章 (表 賞 罰 彰) 第 50 条 成績の特に優秀な学生又は表彰に価する行為があった学生は、教授会の議を経て、学長が表彰する。 (懲 戒) 第 51 条 本学の学則若しくは諸規程に違反し、又は学生としての本分に反する行為をした者は、教授会の議 を経て、学長が懲戒する。 2 前項の懲戒の種類は、退学、停学及び訓告とする。 3 前項の退学は、次の各号のいずれかに該当する者に対して行う。 4 (1) 性行不良で改善の見込みがない者 (2) 本学の秩序を乱し、その他学生としての本分に著しく反した者 停学の期間は、在学年限に算入する。ただし、停学の期間が3か月を超える場合は、第 16 条に規定する 修業年限に算入しない。 -109- 第 14 章 奨 学 制 度 (給付奨学生) 第 52 条 学業成績又はスポーツ競技成績及び人物共に優れている学生並びに経済的理由により修学が困難 な学生に対しては、教授会の議を経て、給付奨学生として奨学金を給付することができる。 2 給付奨学生に関し必要な事項は、別に定める。 (奨学生) 第 53 条 入学後、本人の経済事情に変化を生じた学生に対しては、教授会の議を経て、奨学金を貸与するこ とができる。 2 奨学生に関し必要な事項は、別に定める。 第 15 章 公 開 講 座 (公開講座) 第 54 条 社会人の教養、知識を高め、文化の向上に資するため、本学に公開講座を開設する。 2 公開講座に関し必要な事項は、別に定める。 第 16 章 付 属 施 設 (付属施設) 第 55 条 本学に研究所等、教育研究に必要な付属施設を設置する。 2 付属施設に関し必要な事項は、別に定める。 附則省略 -110- 最新の規程については本学ホームページで公開しています。 【2】 駿河台大学学位規程(抄) 第1章 (目 総 則 的) 第1条 この規程は、学位規則(昭和 28 年文部省令第 9 号)及び駿河台大学学則第 41 条並びに駿河台大学 大学院学則第 32 条第2項に定めるところにより、駿河台大学(以下「本学」という。)が授与する学位 について、必要な事項を定めることを目的とする。 (学位の種類) 第2条 本学において授与する学位の種類は次のとおりとする。 法 学 部 法 律 学 科 学士(法学) 経 済 経 営 学 部 経 済 経 営 学 科 経 済 と 社 会 コ ー ス 学士(経済学) 経 済 経 営 学 部 経 済 経 営 学 科 ビ ジネ スと マネー コー ス 学士(経営学) 経 済 経 営 学 部 経 済 経 営 学 科 マーケティングと戦略コース 学士(経営学) メディア情報学部 メディア情報学科 学士(メディア情報学) 現 代 文 化 学 部 現 代 文 化 学 科 学士(現代文化学) 心 心 科 学士(心理学) 心 理 学 研 究 科 臨床心理学専攻 修士(心理学) 心 理 学 研 究 科 法 心 理 学 専 攻 修士(心理学) 総 合 政 策 研 究 科 法 修士(法学) 総 合 政 策 研 究 科 経済・経営学専攻 経 総 合 政 策 研 究 科 経済・経営学専攻 企 総 合 政 策 研 究 科 メディア情報学専攻 修士(メディア情報学) 法 法 曹 実 務 専 攻 法務博士(専門職) 理 務 学 研 究 部 科 理 学 学 専 攻 済 業 経 分 営 分 野 修士(経済学) 野 修士(経営学) (学位の名称) 第3条 本学において学位を授与された者が、その学位の名称を用いるときは、「(駿河台大学)」と付記す るものとする。 第2章 学士の学位授与 (学位の授与) 第4条 学長は、教授会の議に基づいて本学学部の卒業を認定した者に学士の学位を授与し、学位記を交付 する。 第3章 第4章 修士の学位授与(省略) 法務博士の学位授与(省略) -111- 第5章 そ の 他 (学位記の様式) 第 16 条 学士の学位記については様式1、修士の学位記については様式2、法務博士の学位記については様 式3の様式とする。 附則省略 学 ○ 第 号 ( 西 暦 ) 年 駿 長 駿 河 台 大 学 ○ ○ 学 部 長 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 印 印 河 台 大 学 月 日 こ と を 認 め 、 学 士 ( ○ ○ ) の 学 位 を 授 与 す る 本 学 ○ ○ 学 部 ○ ○ 学 科 所 定 の 課 程 を 修 め て 本 学 を 卒 業 し た ( 様 式 1 ― 学 士 の 学 位 記 ) 大 学 印 卒 業 証 ( 西 暦 ) 年 書 ・ 氏 学 位 記 月 名 日 生 ( 省 略 ) -112- ( 様 式 3 ― 法 務 博 士 の 学 位 ) ( 様 式 2 ― 修 士 の 学 位 記 ) 最新の規程については本学ホームページで公開しています。 【3】 駿河台大学試験規程 第1章 (目 第1条 総 則 的) この規程は、駿河台大学学則第 35 条の規定に基づき試験に関し必要な事項を定める。 (試験の種類) 第2条 試験は、定期試験、追試験及び再試験、並びにその他定期試験に準じて行われる臨時試験とする。 (単位の修得) 第3条 履修登録をした授業科目の成績評価基準に前条に定める試験が含まれる場合には、その試験を受験 し、合格しなければならない。 (試験の方法) 第4条 試験は、原則として筆記試験で行う。ただし、科目担当教員の判断によって、口述試験、レポートの 提出等を筆記試験に加え、あるいは筆記試験に替えることができる。 (試験時間) 第5条 2 試験時間は、原則として 60 分とする。 授業科目によっては、前項の試験時間を変更して行うことがある。 (学生証の携帯) 第6条 試験を受験する者は、学生証を携帯し、監督者の指示により提示しなければならない。 (入場・遅刻・退場) 第7条 試験場への入場は、監督者の指示に従い、所定の座席に着席しなければならない。 2 試験場への入場は、試験開始後 15 分まで許可する。 3 試験場からの退場は、試験開始後 45 分を経過しなければ認めない。 (退場命令) 第8条 試験場において、監督者の指示に従わない者については、監督者は退場を命じることができる。 (受験資格) 第9条 次の各号のいずれかに該当する者は、試験を受験する資格を有しない。 (1) 履修科目を登録していない者(履修届不備で届出が無効になったものを含む。) (2) 追試験・再試験については、その手続を行わなかった者 (3) 休学中の者 (4) 学費未納者 (5) 停学期間中の者 -113- 第2章 定 期 試 験 (定期試験) 第 10 条 定期試験は、各学期末実施する。ただし、教務委員会並びに教授会の議を経て、定期試験の時期を 変更して実施することがある。 (日程・方法) 第 11 条 定期試験の日程・方法等は、試験開始期日の約1週間前に公表する。 第3章 臨 時 試 験 (臨時試験) 第 12 条 定期試験のほか、次の場合に臨時試験を行うことがある。 (1) 担当教員が必要と認めた場合 (2) 教授会が必要と認めた場合 追 第4章 試 験 (追試験) 第 13 条 教務委員会の定める科目の定期試験に関しては、所定の期日にやむを得ない事由によって定期試験 を受験できなかった者に対して、追試験を行う。 2 前項の追試験は、定期試験実施日後所定期間内に理由を詳記した所定の試験欠席届を提出し、その理由 が正当と認められた場合に限り受験することができる。なお、病気のため欠席した場合は、原則として診 断書を添附しなければならない。 (実施時期) 第 14 条 追試験は、教務委員会の定めるところに従って、定期試験終了後、一定の期間をおいて実施する。 (日程・方法) 第 15 条 追試験の日程・方法等は、試験開始期日の約1週間前に公表する。 (受験手続及び受験料) 第 16 条 追試験を受験する者は、事前に受験手続きを行い、受験料を納付しなければならない。 2 前項の受験料の額は、別に定める。 第5章 再 試 験 (再試験) 第 17 条 最終年次の者に対して、定期試験が不合格となった授業科目について、卒業資格及び教育職員免許 状取得のための再試験を行うことがある。 -114- (受験資格) 第 18 条 再試験は、学則第 32 条に規定する卒業最低修得単位数を 12 単位以内で満たすことができる者に限 り受験できる。 2 教職課程履修者においては、卒業資格を得た者で、8単位以内で教育職員免許状を取得できる見込みの 者に限り受験できる。 (受験授業科目) 第 19 条 前条の受験資格を備えた者が受験できる授業科目は、当該年度において受験し、不合格になった授 業科目の範囲内で、卒業最低修得単位及び教育職員免許状を取得するに必要最小限度の授業科目とする。 (実施時期) 第 20 条 再試験は、最終年次の3月上旬に行う。 (日程・方法) 第 21 条 再試験の日程・方法等は、試験開始期日の約1週間前に公表する。 (受験手続及び受験料) 第 22 条 再試験を受験する者は、事前に受験手続きを行い、受験料を納付しなければならない。 2 前項の受験料の額は、別に定める。 第6章 不 正 行 為 (不正行為) 第 23 条 不正行為とは、試験中における次の各号のいずれかに該当する行為をいう。 (1) 持ち込み禁止物の使用 (2) 当該科目についてのメモ等の使用 (3) 他人の答案を見、又は他人に答案を見せること (4) 持ち込み許可物の貸借 (5) その他、試験の公正を害し、又は害する虞れのある行為 (受験資格の喪失) 第 24 条 不正行為を行った者は、当該学期中それ以降に行われる試験の受験資格を失う。 (単位の認定) 第 25 条 不正行為を行った者の履修科目の単位認定については、別表1のとおりとする。 (定期試験期間中の処分の言い渡し) 第 26 条 定期試験期間中の試験において不正行為を発見した場合には、監督者は直ちに受験を中止させ、そ の受験者をその日の試験実施責任者のところへ出頭させなければならない。 2 試験実施責任者は、不正行為の有無を調査し、不正行為が行われたことを確認した場合には、第 24 条に 定めるところを言い渡す。 3 試験実施責任者は、不正行為があった旨及び前項の処分の言い渡しについて学生支援担当副学長に報告 し、学生支援担当副学長は教授会に報告する。 -115- (臨時・追・再試験中の不正行為の取り扱い) 第 27 条 臨時試験、追試験、再試験において不正行為を発見した場合には、監督者は直ちに不正行為者の受 験を中止させ、不正行為の有無を調査し、不正行為が行われたことを確認した場合には、第 24 条に定め るところを言い渡す。 2 監督者は、不正行為があった旨及び前項の言い渡しについて学生支援担当副学長に報告し、学生支援担 当副学長は教授会に報告する。 (懲戒処分) 第 28 条 不正行為者には、教授会の議を経て学則第 51 条第2項に定める懲戒処分を行う。 (誓約書の提出) 第 29 条 不正行為者には、誓約書を提出させるものとする。 第7章 成 績 発 表 (成績の評価) 第 30 条 試験に関しては、100 点を満点中、60 点以上を合格、60 点未満を不合格とする。 (成績表の交付) 第 31 条 春学期科目の成績結果については 10 月上旬に、秋学期科目及び通年科目の成績結果については、 次年度の4月上旬に各々成績表を交付する。 2 卒業生の成績結果については、前項の時期にかかわらず、卒業式当日に成績表を交付する。 附則省略 〔別表 1〕 春学期期間中の試験に おける不正行為 秋学期期間中の試験に おける不正行為 春学期科目 通 年 科 目 単位を認定せず 春学期の点数を0とし、全体の評価は担当教員の裁量に委ねる 秋 学 期 科 目 影響せず 春 学 期 科 目 影響せず 春学期について評価をしていない場合には、単位を認定せず。春 通 年 科 目 学期について評価をしている場合には、担当教員の裁量に委ねる 秋 学 期 科 目 単位を認定せず -116- 最新の規程については本学ホームページで公開しています。 【4】 (目 第1条 駿河台大学学費納付規程 的) この規程は、駿河台大学学則第 46 条の規定に基づき学費の納期、納付方法について必要な事項を定 める。 (学 第2条 費) 学費とは、入学金、授業料、施設費及び実験実習費をいう。 (学費の不返還) 第3条 既に納付した学費は、理由の如何を問わず返還しない。 (学費の納付金額) 第4条 学費の納付金額は、学則別表第Ⅱに掲げるところによる。(別表省略) (納付すべき学費) 第5条 新入学者及び第2年次生以降の者は、学則別表第Ⅱに掲げる学費を納付しなければならない。 (別表省略) (課外指導費) 第5条の2 2 前条の学費の他に、新入学者は、課外指導費を納付しなければならない。 課外指導費については、実費を徴収するものとする。 (納付期日) 第6条 2 学費は、毎年4月末日までに納付しなければならない。 分割納付を希望する者は、2期に分割して納付することができる。この場合の納付期日は、第1期分を 4月末日までとし、第2期分を9月末日までとする。 3 新入学者、編入学者及び転入学者の入学時の学費は、別に定める期日までに納付しなければならない。 4 奨学金受給者(受給予定者を含む。)のうち、学費の月額納付を希望する者は、別に定める納付期日及 び納付方法に従って納付することができる。 (学費の延納) 第6条の2 経済的理由等により前条第1項及び第2項の納付期日までに学費を納付することが困難な場合 は、延納願を提出することにより、1か月を限度として納付期日を延期することができる。 (納付方法) 第7条 2 学費は、指定された銀行口座への振込によって納付しなければならない。 学費振込用紙は、納付期日約1か月前に学生本人又は保証人に送付する。 (分割納付の場合の納付金額) 第8条 第6条第2項の規定により学費を分割納付する場合の各期の納付金額は、授業料、施設費及び実験 実習費の2分の1とする。 (休学中の在籍料) 第9条 休学中の在籍料は、年額48,000円とする。 -117- 2 年度の途中より休学する場合は、休学開始当月までの学費及び休学開始翌月からの在籍料を月割にて納 付しなければならない。ただし、月の初日から休学を許可された場合は、休学前月までの学費及び休学当 月からの在籍料を月割にて納付すれば足るものとする。 3 前項により納付すべき額と既に納付した学費の額との差額分は、その後納付すべき学費において調整す る。 (退学者の学費) 第 10 条 退学する者は、退学する年度の学費を納付しなければならない。 2 3 前項の規定に係わらず、次の各号に該当する場合は学費の納付を免除する。 (1) 4月末日までに退学願を提出し、許可された場合は、学費の全額を免除する。 (2) 9月末日までに退学願を提出し、許可された場合は、学費の2分の1を免除する。 第6条第4項に規定する学費の月額納付者が退学する場合は、前項により免除される学費を除き、不足 する学費を納付しなければならない。 (再入学者の学費) 第 11 条 再入学を許可された者は、別に定める期日までに入学金を除く所定の学費を納付しなければならな い。 (卒業とならなかった者の次年度授業料) 第 11 条の2 学則第 40 条に規定する卒業の認定に際して、卒業資格に必要な所定単位数の不足により卒業 とならなかった者で、卒業に必要な所定単位数を 12 単位以内で満たすことができる者の次年度授業料は、 本来納付すべき授業料の2分の1とする。 (学費未納者の退学命令) 第 12 条 学費を定められた期日までに納付しない者には、督促状を送付する。 2 前項の督促状の送付後 3 週間以内に学費を納付しない者は、督促状の送付日をもって退学を命ずる。 (その他の納付金) 第 13 条 この規程に定める以外の納付金については、別に定めるところによる。 附則省略 -118- 最新の規程については本学ホームページで公開しています。 【5】 (目 第1条 駿河台大学科目等履修生規程 的) この規程は、駿河台大学学則(以下「学則」という。)第 44 条第1項の規定に基づき、科目等履修 生の取り扱いについて定めるものとする。 (特別コース) 第2条 学則第 42 条第2号の適用を前提として駿河台大学科目等履修生特別コース(以下「特別コース」と いう。)を置く。 2 特別コースに関する事項は、別に定める。 (出願資格) 第3条 科目等履修生の出願資格は、特別コースは学則第 19 条各号のいずれかに該当する者、一般コースは 当該授業科目を履修する十分な学力があると本学が認めた者とする。 (出 第4条 2 願) 科目等履修生を志願する者は、別表に定める選考料を添えて所定の書類を提出しなければならない。 出願手続きについて必要な事項は、別に定める。 (選考及び許可) 第5条 科目等履修生を出願してきた者については、一般の授業に支障のない限り、選考のうえ、教授会の 議を経て学長が受け入れを許可する。 2 科目等履修生の受け入れは、年度の始めとし、その期間は 1 か年とする。 (登 第6条 録) 本学において初めて科目等履修生として受け入れを許可された者は、当該初年度に科目等履修生と しての登録を行わなければならない。 (履修単位の制限) 第7条 科目等履修生が1年間に履修できる科目の単位数は、40 単位以内とする。ただし、特別コースにつ いては、1・2年目 50 単位、3年目以降 54 単位とする。 (教職科目の履修) 第8条 2 教育職員の資格を取得する目的で科目等履修を出願できる者は、学士の学位を有する者に限る。 教職課程科目の科目等履修の出願等について必要な事項は、別に定める。 (資格課程科目の履修) 第9条 司書及び学芸員の資格を取得する目的で科目等履修を出願できる者は、学士の学位を有する者に限 る。 2 資格課程科目の科目等履修の出願等について必要な事項は、別に定める。 (単位修得) 第 10 条 科目等履修生が単位を修得するためには、履修した授業科目について試験を受け、合格しなければ ならない。 -119- 2 前項により修得した単位の証明を科目等履修生が願い出たときは、単位修得証明書を交付する。 (納付金) 第 11 条 科目等履修生として受け入れを許可された者は、所定の納付金を所定の期日までに納付しなければ ならない。 2 納付金は、別表に定めるところによる。 3 すでに納めた納付金は、事情の如何にかかわらず返還しない。 (科目等履修生証) 第 12 条 科目等履修生は科目等履修生証の交付を受け、常にこれを携行しなければならない。その取り扱い は学生証に準ずるが、学生旅客運賃割引証及び通学証明書は交付されない。 2 科目等履修生証は、年度末に返還しなければならない。 (許可の取消) 第 13 条 所定の期日までに登録料及び科目等履修料又はその一方を納めない者については、科目等履修の許 可を取り消すものとする。 2 学則第 51 条第3項各号のいずれかに該当する者と認められたときは、科目等履修の許可を取り消すこと がある。 (諸規程の準用) 第 14 条 科目等履修生には、この規程に定めるほか、本学の諸規程を準用する。 附則省略 [別 表] 【一般コース】 項 目 選 考 料 登 録 料 科目等履修料 ※ 費 用 5,000 円 40,000 円(初年度のみ) 10,000 円(1 単位につき) 本学卒業生並びに東京都及び埼玉県に在勤・在住の場合は各費用とも半額とする。 【特別コース】 項 目 選 考 料 登 録 料 科目等履修料等 費 用 5,000 円 40,000 円(初年度のみ) 学則別表第Ⅱ-2に定める学費納付金の内、入学金を除く項目及びその額とする。 なお、科目等履修生としての登録年度を同表中の入学年度に読み替えるものとする。 (別表省略) ※ 「一般コース」「特別コース」間の変更に関する登録料は不要とする。 -120- 2015年度 駿河台大学メディア情報学部履修ガイド 駿河台大学メディア情報学部教務課 埼玉県飯能市阿須698 042-972-1110 2015年4月1日発行 Surugadai University
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