所属 人間科学部保育子ども学科 職名 教授 氏名 坪内 千明 大学院所属

所属
人間科学部保育子ども学科
職名
教授
最終学歴
日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科
専門分野
社会福祉学
氏名
坪内
千明
英字表記
(ABC,def)
THUBOUCHI,Chiaki
取得学位
社会福祉学修士
大学院所属状況
研究科
大学院における研究指導担当資格の
有無 (無)
・ソーシャルワーク実践モデル理論
・子どもの貧困と支援
・社会福祉教育
現在の研究テ
低所得等による子ども家庭支援対策におけるソーシャルワークに関する研究
ーマ(複数可) 東日本大震災の被災地復興プロセスに関する研究
社会福祉実習教育におけるリフレクション作用を用いた指導の理論研究
Ⅰ
研究活動
論文(査読付)
論文の名称
単著・共著
の別
筆頭著者・非
筆頭著者の
別
発行または発表
発行所、発表雑誌(及び巻・号数)等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁
の年月
指導体制を反映した職員の役割認識とコ
メント指導に関する研究-学生の実習日
平成 24 年3月
単著
誌に基づく質的分析-
人文・社会科学論集第 29 号
pp.1~21
東洋英和女学院大学
論文(査読なし)
論文の名称
単著・共著
の別
発行また発表の
年月
発行所、発表雑誌(及び巻・号数)等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁
著書
著書等の名称
福祉事務所運営論[第 3 版]
単著・共著・共同執筆
(アンソロジー)・編
著・翻訳(単著)
・翻訳
(共著)の別
発行または発表
共著
平成 23 年3月
発行所、発表雑誌(及び巻・号数)等の名称
編者・著者名
(共著の場合のみ記入
該当頁
の年月
ミネルヴァ書房
宇山勝儀・船水浩行編
全 227 頁、
執筆者:宇山勝儀 船水浩行 担当部分
森田隆夫 平野方紹 坪内千 pp.107~120、
明 上 野 純 宏 蔵 野 と も み 129~138
稗田里香 土屋昭雄 内田佳
孝
公的扶助論―低所得者に対する支援と生活保護制度
平成 24 年3月
共著
光生館
宇山勝儀・船水浩行編
全 235 頁 、
執筆者:船水浩行 金子充 宮
pp.65 ~ 81 、
永耕 土屋昭雄 坪内千明 森
161~172
田隆夫 宇山勝儀
学会における研究発表
学会名
日本社会福祉学会第 60 回秋季大会
基調講演・招待講演・
一般講演の別
特定課題セッション
(単独)
Ⅱ
発表タイトル
平成 24 年 10 月
職員の指導体制と実習プログラムとの関係―実習日誌におけるコメント指導に関する質的
分析から―
教育活動
教育実践上の主な業績(項目ごとに年月日順)
1
発表の年月
教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
年
月 日
概
要
「キャリア設計」授業手法の開発
平成 22 年 4 月~
平成 21 年度、文部科学省の「大学教育・学生支援推進事業(テーマ
B)」の採択のもとにスタートした、全 1 学年対象の「キャリア設計」
の授業内容及び手法を考案した。本科目の主旨に即して、学生自ら自
己に目を向け将来設計やそのための具体的な取り組みを促すためのワ
ークショップの考案と、
それを毎回記録に残すシートの作成、学生個々
にキャリア設計のために4年間用いるポートフォリオの開発に当た
り、その後も毎年、科目担当者として、ワークショップ及びシートの
開発、改訂にあたっている。
「公的扶助論(低所得者に対する支援と生活保護制度)」の授業内容の工夫
平成 23 年 4 月
社会福祉士受験資格取得のための指定科目である。新カリキュラムに
~平成 25 年 3 月
対応し、また昨今の子どもや女性の貧困にまつわる様々な社会問題に
も着目できるよう、特定のテキストは用いずに毎回レジュメを作成し
た。新聞記事の紹介や保護費の計算など、学生の身近なところから実
践を想定して現状に問題意識をもてるような話題の提供とともに、制
度に関する根拠法の解釈についても理解を促す工夫を行った。
発信力を磨く
平成 26 年 4 月~
ここ数年、保育子ども基礎演習にて授業内容の開発を行い、定着した
プログラムである。学科の特性により、保育士、幼稚園教諭の資格取
得を目指すものの、子どもとの関わりや自己の意見の発信に不安を覚
える学生が多いことに着目し、2 年次の主に前期のゼミで行う。内容
としては、相互インタビューと他己紹介、自己の多面的理解、非言語
による言葉の伝達、自分の好きな本の紹介、テーマを決めたグループ
ディスカッションなど、学生全員による参画型授業である。グループ
による相互作用も用いながら、自ら発信することの意義や方法を学び、
そのことによってもたらされる自己・他者理解、グループ活性化によ
る学びの深まりや喜びを味わい、2 年次後期の個別研究発表、さらに
は 3 年次以降の専門演習につながる研究姿勢を養うことをも目的とし
ている。
2
作成した教科書、教材、参考書
「キャリア設計」テキスト
平成 22 年4月
教科「キャリア設計」用に分担執筆しているテキストである。輪講の
平成 23 年4月
一分野として、
「働き方を考える~社会保障の視点から」
、ワークショ
平成 24 年4月
ップとして「自己の発見」、本教科の学びのツールに関する「ポートフ
平成 25 年4月
ォリオの活用」などについて執筆を担当している。担当教員の交代や
平成 26 年4月
ワークショップの改良により、毎年改訂を行っている。なお、平成 26
年度より、教科名は「キャリア設計Ⅰ」となった。
保育子ども学
平成 24 年3月
教科「保育子ども序論・特論」用のテキストである。各教員の専門分
野に関する論考をまとめたものである。長年の実習教育・研究に基づ
き、
「体験から学ぶ-リフレクションを活用した学習プロセス」をテー
マに、実習体験を学習に活かす方法について論じた。pp.74-79
3
教育方法・教育実践に関する発表、講演等
学会等における研究発表
平成 24 年 10 月
所属する日本社会福祉学会、日本社会福祉実践理論学会(現・日本ソ
ーシャルワーク学会)において、実習教育に関する発表を行っている。
(「学会における研究発表」欄参照)いずれも学生の実習日誌を用いた
質的分析により、学生の体験に基づく学習効果や、指導職員のコメン
ト指導の効果について、結果を発表した。
4
その他教育活動上特記すべき事項
東洋英和女学院大学卒業生のライフコースを考える ― 2010 年度卒業生調査から ―
平成 24 年 3 月
『人文・社会科学論集第 29 号』
基礎力 GP と「社会調査演習Ⅰ・Ⅱ」との協力で実施された卒業生調査
の分析結果を研究ノートとして投稿した(林文、川崎末美、坪内千明、
有田富美子)。このうち、「6.自由記述の回答からみた卒業生のキャリ
ア形成の意識の実態」において、調査票の自由記述を中心に、回答者
の記述内容に関する分析を行い、本学固有の教育やキャリア形成支援
のあり方について、5 つの強化点を示した。pp.65~83
『卒業生のキャリア形成と意識』報告書
平成 24 年 3 月
東洋英和女学院大学 卒業生のライフコース研究会&就職支援 GP
就職支援 GP の一環として 2010 年度に実施された、卒業生を対象とし
た意識調査を中心にまとめられた報告書である。このうち「6.自由記
述の回答からみた卒業生のキャリア形成の意識の実態」において、調
査票の自由記述を中心に、回答者の記述内容に関する分析結果を論じ
た。pp.31~46
「大学教育・学生支援推進事業(テーマB)」学生支援推進プログラム
平成 24 年 4 月
『卒業生活用によるキャリアの早期意識化と基礎学力強化による就職支援』事業報告書
本プログラム終了にあたって、平成 21~23 年度の事業をまとめた報告
書である。そのうち、「Ⅲ.キャリアの早期意識化に関わる事業」にお
いて、
「キャリア設計」の意義と授業内容、ポートフォリオの活用、卒
業生講演会など、本科目の特徴及び3年間の成果と課題をまとめた。
PP.5~9
「卒業生活用によるキャリアの早期意識化と基礎学力強化による就職支援」プログラムにおける
「キャリア設計」の開発及び継続実施
平成 25 年 1 月
文部科学省の「大学教育・学生支援推進事業(テーマB)」の採択によ
り開始された本プログラムの一環である「キャリア設計」において、
担当教員の一人として、授業内容及び手法の考案、ポートフォリオの
開発、継続実施に努めた。本事業終了に際し、学生支援推進プログラ
ム評価委員会の審査に科目担当として立ち会い、本科目に関する実施
内容の報告を行った。なお、本プログラムは、総合評定【S】に加え「優
秀校」に認定された。
東洋英和女学院大学初年次前期必修科目「キャリア設計」の成果と課題
平成 26 年 3 月
2013 年度の「キャリア設計」において、同一内容により行ったビフォ
―大学生活およびキャリア形成に対する意識の変化という観点からの検討 ―
ー・アフターアンケートの調査結果と、最終回の感想シートの記述に
『人文・社会科学論集第 31 号』
関する分析結果を研究ノートとして投稿した(川崎末美、澁谷隆良、
坪内千明、町田小織)。このうち、
「Ⅱ
2013 年度の授業内容と方法」
では、当年度の授業内容とねらいを解説した。また、
「Ⅳ 履修後の学
生の意識-自由記述に基づく質的分析」では、本プログラムが受講者
に与えた影響について、学生の記述の分析を行った。学生は、4 年間
の取り組みの手がかりを模索しており、本プログラムが新たな自己の
発見や目標の獲得につながっていることを明らかにした。
pp.84~88、pp.94~103
Ⅲ
学会等および社会における主な活動
1
学会活動
日本社会福祉士会会員
年月
日本社会福祉学会会員
平成 5年 9月~現在
日本ソーシャルワーク学会会員
平成 6年 6月~現在
平成24年 7月
~平成26年6月末
一般講演
3
新聞寄稿
4
インタビュー
要
平成 3年 6月~現在
平成26年1月~現在
2
概
埼玉県社会福祉士会 子ども家庭支援委員
機関誌『ソーシャルワーク学会誌』査読委員
5
高等学校等へのアウトリーチ活動
平成 24 年 6 月
小野学園女子高等学校出張授業
6
その他特記すべき事柄
Ⅳ
外部資金獲得状況(科学研究費等)
ワークライフバランス ~女性の暮らしと働き方~
科学研究費
研究資金提供元
日本学術振興会
研究課題名
「隣る人」の意義―震災・津波被害者当事者
代表・分担・共同の別
研究分担者
期間
平成 26 年 4 月
予算規模(単位:千円)
平成 26 年度
195 千円
~平成 27 年 3 月
中・長期的支援法の開発
その他財団等
研究資金提供元
研究課題名
代表・分担・共同の別
期間
予算規模(単位:千円)