SCION TQ GC-MS/MS The Gas Chromatographers’ Triple Quadrupole Detector Innovation with Integrity GAS CHROMATOGRAPHY SCION TQ™ GC-MS/MS 誕生 ブルカーがこれまで蓄積してきた質量分析計の最先端テクノロジーを基に SCION TQ が誕生しました。 “レンズフリー” 構造 ・ アキシャルイオンソース ・ マルチアク シスノイズキャンセリングデザインなど数多くの先進テクノロジーを搭載した、 非常 にコンパクトで高性能なトリプル四重極 GC-MS が誕生しました。 SCION はこれまでの常識を打ち破り、 ニュートラルノイズを極限までに抑えること により最高の検出感度を達成し、 さらに最速のスキャンスピードを実現しました。 SCION TQの特長 • 高速スキャン 14,000Da/secの高速スキャンを実現しま した。 • 超高感度 EI MRM OFN 100fg S/N > 5,000 • マルチアクシスノイズキャンセリング ニュートラルノイズやケミカルノイズを最小 限におさえます。 • 最高の NCI 感度 ダイノードを使用しないマルチプライヤは NCIの高感度検出を可能にします。 • 幅広い直線性 EDR(Extended Dynamic Range)ディテ クターによる幅広いダイナミックレンジを実 現しました。 マルチアクシスノイズキャンセリングとレンズフリーデザイン 楕円軌道のノイズキャンセリングデザインはニュートラルノイズやケミカルノイズを 極限まで消し去ります。さらに、”レンズフリー”デザインとアクティブフォーカスQ0を 搭載することで極めて信頼性の高い定量結果を得ることが可能となりました。 180°軌道コリジョンセル • 最高の S/N 比 • ゼロクロストーク 楕円軌道デザイン • マルチアクシスノイズ キャンセリングテクノロジー EDR ディテクター • 幅広いダイナミックレンジ • 優れたネガティブ CI 検 出感度 • マルチプライヤ自動キャ リブレーション レンズフリー光学系 • シンプルなチューニング 操作 • 優れた安定性 イオンソース • リバウンドエレクトロンビー ムテクノロジーを搭載した デュアルフィラメント • 素早い交換を可能にする プラグ&プレイ方式 • イナート材質採用すること による高い耐久性 アクティブフォーカス Q0 • Q0 にヘリウムガスを導入 することでイオンビームを 収束し高感度検出に貢献 • 加熱することによる最高の 耐久性 • 90°軌道を採用することに よりニュートラルノイズを消 去し、 高い S/N 比を実現 生産性の向上 それぞれの分析ラボでは様々な異なった 分析を行っていますが、どこも共通する 問題点を抱えています。排水や食品・オ イル・血清サンプルなどマトリックスが複 雑な場合は、限られた選択性のGC-MS では測定が困難なケースが少なくありま せん。このような場合には、汚れに強く選 択性の高いSCION TQの力が最大限に 発揮されます。 SCION TQの耐久性 1%のディーゼルオイルが含まれるサンプルマトリックスに100fg のOFNを添加し300回連続分析。クロマトグラムは1回目と301回 目の重ね書き。 QuEchERS前処理での残留農薬分析 A) B) 図A)QuEchERS抽出液に0.1ppb添加したHeptenophosのクロマトグラム 図B)マトリックスStd検量線 QuEchERS抽出液に0.1ppb-100ppb添加したHeptenophosの検量線 優れた直線性と再現性を実現。 使いやすいMRMメソッド MRM条件自動入力 SCION TQではMRM条件をあらかじめ 知っておく必要はありません。MSワーク ステーションには2,500を超えるファクト リーMRMライブラリーがプリインストー ルされており、その中から必要な化合 物名を選択するだけでMRM情報やリテ ンションタイムなどが入力され、手軽に MRMメソッドのセットアップができます。 メソッドピクチャー画面には、それぞれの 化合物のリテンションタイムとタイムウイ ンドウだけでなく、時間ベースでのトータ ルのスキャンタイムも同時に表示されま す。SCION TQは最大14,000Da/secの 高速スキャン機能を持ち、1msecのデュ エルタイムでも高感度を維持し、短い分 析時間に多数のMRM測定するケース でも、手軽に最適な分析条件を設定する ことができます。 化合物ベーススキャニング 一目でわかる多成分一斉分析時の MRM条件設定の評価 ガスクロマトグラフ 長年培ってきた歴史ある技術と 先進テクノロジーの融合 GC-MSにとって、GCは安定して信頼性のあるデータを得るために、大変重要な存在で す。SCIONが優れたパフォーマンスを達成するために、最新のテクノロジーを搭載した GCが開発されました。SCION TQには、コンパクトな436GCと拡張性の高い451GCの2 つのガスクロマトグラフを選択することができます。どちらのGCにもバックフラッシュ機能 やクロマトプローブを搭載することができます。 436ガスクロマトグラフ ルーチン分析のために開発されたコンパクトなGCです。ス プリット/スプリットレスやPTVインジェクターを選択可能で す。 • スプリット/スプリットレス、PTVから2つのインジェクターを 選択可能 • 9インチのカラムに対応 • 電子フローコントロール • ワークステーションからフルコントロール • 最大450℃までのオーブンコントロール • クロマトプローブ使用可能 451ガスクロマトグラフ 大変拡張性の高いGCです。最大で3つのインジェクターと 検出器を搭載することができ、さらにMSの真空を解除せ ずに自動でカラム切替が可能なクイックスイッチバルブを 選択することも可能です。 • 最大3つのインジェクターを搭載可能 • 最大3つの検出器を搭載可能 • 電子フローコントロール • ワークステーションからフルコントロール • 最大450℃までのオーブンコントロール • クロマトプローブ使用可能 SCIONのパフォーマンスをさらに高めるオプション類 バックフラッシュ SCION TQにはバックフラッシュのオプ ションを追加することができます。複雑な マトリックスを含むサンプルはキャピラリー カラムの分離能を悪くする場合がありま す。バックフラッシュでは高沸点化合物をカ ラムから排除することができます。バックフ ラッシュのメリットは以下の通りです。 クロマトプローブ 分析サイクル短縮による生産性の向上 カラムのベークアウト時間の短縮によ るサイクルタイムの短縮 カラム寿命を延ばしランニングコストを 削減 サポート クロマトプローブ サンプル前処理なしで、固体・液体・スラ リーサンプル測定に対応します。脱法ド ラッグや産業廃棄物・合成品・植物の細 胞など、通常はGC/MSに向かないと思 われるようなものも比較的容易に測定す ることができます。サンプルはディスポー ザブルのマイクロバイアルに入れてPT V インジェクターへ導入されます。ダイレクト プローブなどとは異なり、不揮発性化合物 はマイクロバイアル内に残りますのでGC/ MS装置をクリーンな状態に保ちます。 クロマトプローブの特長 サンプル前処理をなくし生産性を向上 マイクロバイアルを使用するため、シ ステムの汚染を最小限に抑制 PTVインジェクターを使用するため、特 別なハードウエアは不要 インサート マイクロ バイアル カラム www.bruker-daltonics.jp 221-0022 TEL:045-440-0471 FAX:045-453-1827 3-9 532-0004 2F TEL:06-6396-8211 FAX:06-6396-1118 1-8-29 to change specifications without notice. © BDAL 06-2011. #281754 Bruker Daltonics is continually improving its products and reserves the right
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