助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)レベルⅢ

No.1
助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)レベルⅢの認証制度FAQ
掲載日
Keyword
質問内容
2015/5/11
研修
ステップアップ研修で必要な学術集会とは、どのようなレベルのもの 学会集会は、研修の発表などが行なわれているものです。「学術集会」または「学会」
を指すのでしょうか。
という名称のあるものをいいます。参加は地方学会であっても大丈夫です。
2015/5/11
研修
NCPRを受講、合格して、受講証明書はありますが、登録をしておら
ず、認定証はありません。その場合、受講証明書でもいいのでしょう NCPRの受講証明書でも申請可能ですが、次回受講時は申請をおすすめします。
か?
2015/5/11
研修
ステップアップ研修・必須研修は、NCPR・学術集会参加記録以外
は、院内研修でも大丈夫でしょうか。
ステップアップ研修・必須研修は、NCPR・学術集会以外は施設の研修会や学習会で可
です。オンデマンドにないものは院内研修会で可です。その際は90分以上、受講証の発
行等、平成26年度日本看護協会「助産師のキャリアパス・クリニカルラダーの基礎理
解」を参考に組み立ててください。
2015/5/11
研修
ステップアップ研修の受講年は2010年以前でも大丈夫でしょうか
各研修は5年以内の受講歴で承認を受けてください。
2015/5/11
研修
ステップアップ研修受講は、大学院の倫理学の授業、倫理学会の参
加・研究は認められますか?
大学院の講義はステップアップ研修にはなりません。倫理学会の参加は、学術集会参加
として認められます。
2015/5/11
研修
「不要」となったのではなく、ステップアップ研修として位置づけられています。
このステップアップ研修については、受講証等の提出は不要となりますが、「【MW‐
3】助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)レベルⅢ承認書」の書式の中で受講確
認証制度の必修研修が申請ハンドブックではNCPR・モニタリン
認が必要な研修となっています。
グ・フィジカルアセスメント・陣痛促進剤・記録の5項目となってい よって、実質的には必須研修と同様、受講済であることが必要となります。
ます。しかし、活用ガイドでは出血時の対応・後輩教育・倫理・学会 その確認が「承認書」でなされるのか、受講証の提出によってなされるのかの違いにな
参加があがっていましたが、これらは今回必要ないという理解でよろ ります。
しいでしょうか。
「【MW‐3】助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)レベルⅢ承認書」について
は、ハンドブックの以下のページをご参照ください。
http://www.josanhyoka.org/shiryo/ladder3/CLoCMiP_handbook_v1_20150402.pdf#20
2015/5/11
研修
フィジカルアセスメントはいくつかの細項目(循環器系・脳神経系
フィジカルアセスメントは、理想としては各項目について時間をとることです。しか
等)に分かれていますが、全てに関して網羅されている必要があるの
し、平成27年、28年の申請については、90分以上のフィジカルアセスメントを1項目
か、または1つ1つの項目に関してすべて90分以上の研修が必要な
でも受けていれば申請が可能です。
のでしょうか。
2015/5/11
研修
研修会や学会の参加証明書の保存がなくても過去5年以内であれば、 H27・28年の申請者のみ研修受講日の申告と、施設承認で申請ができます。
内容や日時の記載で申請できるのでしょうか。
【MW-6】の書式をご利用ください。
2015/5/11
研修
申請に向けての必修研修の分娩期のモニタリング(分娩監視装置)に
関する研修は、民間や病院主催で行われているCTG研修の修了書の はい、可能です。
添付でも可能なのでしょうか?
2015/5/11
研修
必須研修は助産実践能力習熟段階レベルⅢ認証申請に必須の研修です。NCPR(新生児
蘇生法)Bコース以上、分娩期のモニタリング(分娩監視装置)、フィジカルアセスメ
ント(脳神経系、呼吸器・循環器系、代謝系、新生児)、陣痛促進剤使用・輸液ポンプ
の使用に関する研修、助産記録に関連した研修の5研修になります。これらの研修は、
全ての妊産褥婦と新生児に安全で安心な出産環境を提供するために必要な最低限の研修
です。
必須研修、ステップアップ研修などについて、詳細の説明をお願いし
ステップアップ研修は、基本的にはラダーのステップをアップするための研修です。出
ます。
血時の対応に関する研修、倫理に関連した研修、助産師および後輩教育等に関連した研
修、学術集会参加記録がレベルⅢに必要なステップアップ研修です。このステップアッ
プ研修については、受講票等の提出は不要となりますが、「【MW‐3】助産実践能力
習熟段階(クリニカルラダー)レベルⅢ承認書」の書式の中で受講確認が必要な研修と
なっております。そのため、実質的には必須研修と同様、受講済であることが必要とな
ります。
2015/5/11
研修
申請書類MW-3 に挙げられているステップアップ研修が 必須研修
と項目が異なるのですが、このステップアップ研修は、修了証を機構
に提出は不要ではあるが上長評価には必須、と考えたらよいのでしょ
うか?
昨年ALSO JAPANの認定を受けました。この認定は有効ですか?
有効であれば、認定される項目を教えてください。
回答
ステップアップ研修は、申請書類として修了証の提出は求めませんが、助産実践能力習
熟段階(クリニカルラダー)レベルⅢ承認にあたり必要です。修了証を機構に提出する
必要はありませんが上司評価には必須です。ステップアップ研修は、受講後5年以内の
研修が対象です。
ALSO の受講内容として必要とする研修内容に該当するのあるかどうかをご確認くださ
い。「出血時の対応」「フィジカルアセスメント」は 内容として組み込まれているかと
思いますが、その内容が90分あるかどうかも確認ください(演習を含む)。また、
「出血時の対応に関する研修」はステップアップ研修の1つですので、ラダーレベルⅢ
の承認の際にご確認ください。認証申請時に提出いただかなくも大丈夫です。
2015/5/11
研修
2015/5/11
暫定措置
看護師長、副看護師長は暫定措置の対象者となるでしょうか?
看護管理者は一般的には看護師長および副看護師長を指しますので、対象となります。
認証申請ハンドブックVer.1.2(20150423版)のP.8をご参照ください。
2015/5/11
暫定措置
助産学担当教員の定義が産科での臨床経験が5年以上となっておりま
すが、その臨床5年というのは、産科外来での勤務や地域の市町村保
健センターなどでの勤務期間も含めてよろしいのでしょうか?
また、産科外来などで非常勤(パート・正職員ではない)で勤務して
いた期間も含めて考えてよろしいいのでしょうか?
産科での臨床経験は産科病棟(産科外来含む)のことです。助産実践能力習熟段階はレ
ベルⅢが助産外来・院内助産で自立してケアが提供できることなので、地域の保健セン
ターでの経験は除いて考えています。あくまでも産科病棟(助産外来含む)での勤務経
験です。常勤・非常勤の条件はないので、産科外来などで非常勤として勤務していた期
間を含めてもかまいません。
2015/5/11
暫定措置
助産学担当教員の暫定措置の対象は、臨床経験5年以上です。該当の方が5年以上の臨床
当校の助産学科教員で臨床3年以上で教育4単位を取得して教育して
経験を持ち、分娩介助件数100例以上、NCPR(Bコース以上)の修了書または認定
いる教員がいるのですが、暫定措置の対象者には該当しないことにな
書、分娩期のモニタリング(分娩監視装置)の研修を受講していれば暫定措置の対象に
りますか?
なります。
2015/5/11
暫定措置
分娩取扱施設・部署に所属していない助産師が申請をする場合の承認者は、申請者の実
看護学校の教員です。分娩件数の証明は、現在の学校では、校長の申
践能力を保証できる、上席者(看護管理者や主任)などとするとしています。前の職場
請になるのでしょうか?それとも、過去の病院に問い合わせ証明して
での上席者がおられない場合は、「申請者の実践能力を保証できる人」を探してサイン
頂くのでしょうか?
してもらってください。
暫定措置
暫定措置は助産師教育を担当している教員です
現在教員であっても、これまでの経験のなかで助産実践能力習熟段階(クリニカルラ
現在、看護師教育で母性看護の教員です。暫定措置の対象になります ダー)レベルⅢの承認を得て、要件をクリアしていれば申請していただけます。
か?
認証申請ハンドブックVer.1.2(20150423版)のp6にあります「申請時に分娩取り
扱い施設・部署に所属していない助産師の申請について」に該当しますので、ご確認の
上申請ください。
2015/5/11
No.2
助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)レベルⅢの認証制度FAQ
掲載日
Keyword
質問内容
回答
2015/5/11
承認者
現在、大学院生であり、病院へは、所属していません。
あなたのこれまでの履歴・実績を記載していただくことから本機構が判断することがで
その場合、私の申請を評価する上司はどなたにお願いしすればよろし
きます。様式を近日中にHPにアップしますので、お待ちください
いでしょうか。
2015/5/11
承認者
今の病院での産婦人科病棟経験は1年程度で、今はNICUに勤務して
います。
しかし、今の病院に就職する前は個人の産婦人科、病院と10年以上
分娩件数は自己申告ですが、申請の際の書類に所属施設の承認が必要です。分娩介助件
の産科病棟のキャリアがあり、分娩件数を教えることはできます。分
数のカウントに際しては期間を現行では限定していません。
娩件数も100件はあります。
分娩件数の自己申告だけでもいいですか?
また分娩介助は何年も前のものでもいいでしょうか?
2015/5/11
承認者
また、MW-5の実施事例承認証ですが、これも実施例数が証明できない場合、あなた様
分娩・妊婦健診・新生児の評価など証明するものがない場合、大まか
のお名前とそれを証明してくださる方のお名前と所属を書くようになっていますので、
な件数を記載することと紹介されていましたが、MW-6 の用紙に、
同僚等でもいいので、証明できる方に承認してもらって下さい。(前述の手引きp20参
病院名と件数だけを書けばよろしいのでしょうか。
照)
2015/5/11
申請者
看護協会会員でなければ、助産ラダーⅢの申請はできないのでしょう 看護協会員でなくてもラダーレベルⅢ認証申請はできます。同様に他の特定の団体に所
か?
属していなければ認証申請を行えないといった制限はございません。
2015/5/11
申請書
これまで助産師外来や母乳外来を経験していますが、ポートフォリオ
用紙は認証申請ハンドブック Ver.1.2(20150423版)P.19~24を使用しますが、
はありません。
ポートフォリオを作成していない場合は、その中の【MW-3】【MW-5】【MW事例例数の証明ができない場合、MW-5の実施例数承認書(事例例数
6】を使用することになります。
の証明ができない場合)の書類の使用でよいでしょうか。
2015/5/11
評価
評価はすべてのカテゴリーごとの項目評価と総合評価のすべてが「B
判定以上」となったところでそのレベルが達成とありますが、レベル
ラダーの評価の”すべてのカテゴリーごとの項目評価と総合評価のすべてが「B判定以
Ⅲ申請時にも、同様の評価(すべてがB判定以上)が必要でしょう
上」となったところでそのレベルが達成”ということはレベルⅢでも同じです。全てB
か?
判定以上でレベルⅢをクリアしていることが申請の条件になります。
総合評価が自己・他者・上長のすべてB判定であればOKでしょう
か?
2015/5/11
用紙
申請時には、MW3~6に必要事項を書き込み、上長の承認を受け、
それをデータ化して申請するようになるのでしょうか。
2015/5/11
用紙
助産実践能力習熟段階レベルⅢ認証申請ハンドブック【MWー5】
P22 実施例数承認書の承認の氏名は看護部長または院長の氏名で 認証申請ハンドブックVer.1.2(20150423版)【MW-5】22ページの承認者は看護
しょうか?
部長または病院長になります。申請者との関係は、所属施設ではなく承認者と申請者の
申請者との関係とは、具体的にどのように記入したら良いのでしょう 関係になりますので、看護部長または病院長であれば所属上長になります。
か?
2015/5/11
用紙
修了書は添付する必要はないのでしょうか。また、全ての研修を受講
必須研修の修了書は申請時に添付が求められます。
している必要がありますか。
2015/5/11
例数
ステップ
アップ研
修
分娩件数のみ正確な件数を記入する事が出来ますが、その他の項目に
ついては大体の目安でしか記入できません。
この場合、実施例数承認書はMW-4、MW-5どちらで提出するべき
でしょうか。
もしくは項目別に両方提出したほうがよいでしょうか?
すべての内容について実施記録ある場合はMW-4、すべてが揃わない場合にはMW-5で
提出してください。ステップアップ研修の修了証は添付いただかなくても構いません。
しかし、レベルⅢ承認の要件としては必要な研修ですので受講し、修了証は受け取って
おいてください。
2015/5/11
その他
6月末退職予定者がレベルⅢ申請をする場合、6月までに施設長へ書
類一式を提出し承認を得ておく、という方法で良いでしょうか?
Web申請時に必ず所属している施設の長の承認が必要でしょうか?
6月末退職予定者は、6月までに現所属施設で助産実践能力習熟段階(クリニカルラ
ダー)レベルⅢ承認を受け申請するという方法でよいです。今年退職された方、8月ま
でに退職予定の方は、就職して直ぐに所属施設の認証を得ることは難しいと推察される
ので、今まで所属していた施設の認証を得ておくとよいでしょう。
ダウンロードした用紙に必要事項を記入し所属上長等の承認を受け、それをスキャンす
る、写真に撮る等の方法でデータ化して申請します。認証申請ハンドブック Ver.1.2
(20150423版)11ページをご参照ください。