平成27年度の再生可能エネルギーの買取価格 【平成27年度の新規参入者向け買取価格及び買取期間】 ⑴ 非住宅用太陽光(10kW以上) 買取価格(税抜) 買 取 期 間 平成26年度 平成27年度 32円/ kWh 29円/ kWh 20年間 20年間 4 ⑵ 既設導水路活用中小水力 既に設置している導水路を活用して、電気設備と水圧鉄管を更新するもの。 買取価格(税抜) 買 取 期 200kW未満 200kW以上 1,000kW未満 1,000kW以上 30,000kW未満 25円/ kWh 21円/ kWh 14円/ kWh 間 20年間 買 取 期 長野県土地改良事業団体連合会 ● 中原会長が全国土地改良事業団体連合会副会長に就任 200kW未満 200kW以上 1,000kW未満 1,000kW以上 30,000kW未満 34円/ kWh 29円/ kWh 24円/ kWh 間 水土里ネットながの C O N T E N T S ⑶ 中小水力 買取価格及び買取期間は据え置き。 買取価格(税抜) 2015.Apr.No. 688 20年間 ● 就任あいさつ ● 第57回通常総会、役員の選任 ● 第54回優良団体・事業功労者表彰 ● 第56回全国土地改良功労者表彰 ● 人事異動 白馬平川小水力発電所 (平成27年4月から供用開始) 本会は、ISO9001の取得により、 成果品の品質向上に努めております。 時代とともに 地域とともに 発 行:平成27年4月15日(年6回発行) 発行所:長野県土地改良事業団体連合会 〒380-0838 長野市大字南長野字宮東452番地の1 TEL026-233-4281 http://www.nag-doren.or.jp 編集人:秦 久昭 中原会長が全国土地改良事業団体連合会副会長に就任 全国土地改良事業団体連合会第57回通常総会が、平成27年3月25日、 東京都千代田区平河町の都市センターホテルで開催された。 総会は、全国水土里ネットの野中広務会長が「我々全国土地改良事業団 体連合会は、国の平成27年度予算が、国、都道府県と一体となって、執 行がより有効なものになりますよう、率先して努力してまいります」とあ いさつの後、水土里ネット佐賀の田中源一会長を議長に選任し、議事に 入った。 提出された議案は、▽平成25年度事業追加報告▽平成25年度収入支出 決算について▽平成26年度事業中間報告について▽平成26年度収入支出 補正予算について▽平成26年度平準化利子補給金積立金特別会計収入支出補正予算について▽平成27年度事業計 画について▽平成27年度収入支出予算について▽平成27年度平準化利子補給積立金特別会計収入支出予算につい て▽平成27年度経費の賦課について▽役員の報酬について▽一時借入金について▽役員の選任について の12 議案で、全て原案どおり承認・議決された。任期は、平成27年4月1日から平成31年3月31日まで。 役員選任後理事会及び監事会が開催され、会長、副会長、代表監事等の互選を行い、会長に二階俊博和歌山県土 地改良事業団体連合会会長、副会長に本会の中原正純会長及び髙貝久遠秋田県土地改良事業団体連合会会長が互選 され、専務理事に中條康朗氏、常務理事に吉田秀雄氏が選任された。また、代表監事に柴田忠雄埼玉県土地改良事 業団体連合会会長が互選された。任期は、平成27年4月1日から平成31年3月31日まで。 農業農村整備事業は、平成22年度に大幅に削減された予算が、着実に回復しつつあるものの、まだ地域のニー ズを満たす規模には至っておらず、より一層の充実が緊急の課題となっている。一方、農業・農村は、耕作放棄地 の増加や資源粗放化等多くの課題に直面しており、将来に向けた持続可能な農業を実現するため農業水利施設等の 計画的な維持更新や長寿命化対策が必要になっている。加えて、近年頻繁する自然災害から、国民の生命と財産を 守るための農村地域強靭化に向けた防災・減災対策の推進も重要な課題である。 このような状況にあって、全国土地改良事業団体連合会は、農業・農村が抱える課題を直視し、国が示した「農 林水産業・地域の活力創造プラン」や「国土強靭化基本計画」、農村地域等の地方創生を進めるため、「まち・ひ と・しごと総合戦略」等の方向を踏まえて、業務を展開していくこととしている。 中原会長は、二階会長を支えて、副会長として各都道府県土地改良事業団体連合会と連携し、全国土地改良事業 団体連合会の運営に尽力される。 また、当日は第56回全国土地改良功労者表彰が、東京都千代田区平河町のシェーンバッハ・サボーで開催された。 主催者を代表して全国水土里ネットの野中広務会長があいさつし、「受賞の栄誉に浴された皆様に祝福するとと もに、それぞれの立場で土地改良事業の推進と地域振興にご尽力いただきたい」と述べた。 本年度は、全国から、団体表彰119土地改良区、個人表彰103名が受賞され、県内から、団体表彰として北安曇 郡池田町土地改良区が金章を、上伊那郡河南土地改良区と新田堰土地改良区が銀章を、上田農水土地改良区連合と 北佐久郡川西土地改良区連合が銅章を受賞。また個人表彰として長野県両内田土地改良区理事長の中野長男氏、長 野県小渋川土地改良区事務局長の片桐修氏、松本市寿土地改良区会計主任の赤羽美榮子氏が受賞された。(受賞団 体及び個人の紹介はP9ページからP12ページに掲載) 2 ●TO C H I K A I RYO 時代とともに 地域とともに 就任ごあいさつ 長野県農政部長 北 原 富 裕 この度の人事異動により4月から農政部長を務めさせていただくこととなりました。 平素は、農業・農村の発展のため、会員の皆様方には多大なお力添えを頂いており ますことに対し、厚くお礼申し上げます。 昨年は、2月の大雪、7月の南木曽の土石流災害、11月の神城断層地震をはじめ、 多くの深刻な自然災害に見舞われた年でした。被災された方々に対しまして、心より お見舞いを申し上げますとともに、復旧に向け様々な形でご支援いただきました貴連 合会及び土地改良区や市町村の皆様方に深く感謝申し上げます。 農政部といたしましては、引き続き、被災した農業生産施設、農地、水路などの復旧に全力で取り組んでまいり ます。 平成27年度は、平成29年度を目標年度とする「第2期長野県食と農業農村振興計画」の2年目となります。夢をか なえ人を結ぶ信州の農業・農村の実現に向け、 「夢に挑戦する農業」と「皆が暮らしたい農村」の2つを柱とし、更な る総合的な農業施策を展開してまいります。農業農村整備についても「第7次長野県土地改良長期計画」に基づき、 農地の条件整備や基幹的な農業水利施設の改修、ため池等の防災・減災対策などに重点的に取り組んでまいります。 「水土里ネットながの」の皆様におかれましては、これまで築いてこられた豊富な経験と数々の実績を礎とし、 長野県農業・農村の振興のため、なお一層の御活躍を祈念申し上げます。 今後も長野県農業の発展のため、全力で取り組んでまいる所存ですので、皆様方の一層の御理解・御協力をお願 い申し上げて、就任の御挨拶とさせていただきます。 就任ごあいさつ 長野県農政部農地整備課長 田 中 庫 夫 この度の人事異動により4月から農地整備課長を務めさせていただくことになりま した。 平素は、本県の農業・農村の発展のため、会員の皆様方には多大なお力添えを頂い ておりますことに対しまして、厚くお礼申し上げます。 昨年は、神城断層地震など多くの深刻な自然災害が発生し、被災された方々に対し まして心よりお見舞い申し上げます。被災した農地・農業用施設の早期復旧に努めて まいります。 さて、本県では「農地」や「農業水利施設」等を健全な状態で保全し、後世に引き継ぐため「第7次長野県土地 改良長期計画」を策定し、計画的な整備を進めております。 農業・農村は、食料を安定供給する役割に加え、国土保全、水源かん養などの多面的機能を有しており、従来の 農業農村整備事業の推進に加え、平成27年度は多面的機能支払制度が法制化され本格稼働する年であり、平成29 年目標である5万haの達成に向け、農地等を維持する地域共同活動の取組拡大を図ってまいります。 また、農村資源の利活用として、自然エネルギーの一層の普及・拡大を図るため、「土地改良施設エネルギー活 用推進事業」により、農業用水を活用した小水力発電の導入機運の醸成や合意形成、技術提案の機会を設けるな ど、事業化の検討や発電施設の整備を支援してまいります。 今後とも長野県農業の発展のため、全力で取り組んでまいる所存でございますので、皆様方の一層の御支援・御 協力をお願い申し上げて、就任の御挨拶とさせていただきます。 TO C H I K A I RYO● 3 第 57 回 通 常 総 会 平成27年度の事業計画など議決 本会の第57回通常総会が、3月19日、長野 市の土地改良会館で開催された。 牛越徹副会長による開会の後、中原正純会長 があいさつし「本年度は自然災害が多数発生し ております。11月に発生した神城断層地震にお いては、来年度から本格的な復旧作業が始まり ますが、本会としても早期復旧に向けて全力で 対応してまいります。被災された方々には、あ らためてお見舞いを申しあげます」と述べた。 次に、国の予算及び施策について触れ「国 あいさつする中原会長 は、『農林水産業・地域の活力創造プラン』に 基づき、農業を成長戦略の柱の一つに位置付け、向こう10年で農地の8割を担い手に集約し、コストを4割削減 していくことを目標に、競争力の強化と付加価値の高い農産物生産と6次産業化を目指し、食料自給率を実現可 能な数字に引き下げるとともに、新たに、自給力の向上に向けた施策を展開することとしております。平成27年 度の国の農業農村整備関係予算は、3,588億円で、対前年度比104.8%となっておりますが、農業の担い手を確保 し、国内農業の再生を図るためには、抜本的な農業の体質強化が求められています。特に、本県における農業農村 の振興、活性化には、新たな国の政策である地方創生、再生への取り組みを県並びに市町村において、主体的、積 極的に取り組んでほしいと私は考えております。とりわけ中山間地、傾斜地の多い本県においては、農地中間管理 機構、地域営農と連携して、農地の集約、集積、団地化を図っていくうえで、換地の伴う面的再整備の推進が求め られておりますが、平地に比べて多額な事業費に伴う地方負担や農家負担が大きなネックとなっております。あわ せて、国営や県営の大規模事業の実施が困難な地域も多く、農業農村の進展のためには、団体営事業の推進が不可 欠であります。農業者が各種事業に積極的に参画できるよう、団体営事業の補助率引き上げや、地元負担金に充当 できる新たな交付金制度を創設していただくなど、地方負担、農家負担軽減を含めた制度、政策の充実と配慮が、 農業農村の再生と発展のために急務であると私どもは、考えております。私共は、皆さんと共に、その旨を国・県 に引き続き強く要請してまいりたいと思います」と述べた。 県の予算及び施策について「県では、農業農村整備事業にかかる補助公共事業費については、平成26年度の2 月補正において10億3,700万円、平成27年度当初で112億5,500万円が計上されております。また、県単独事業費 においても前年度と同額の3億500万円となっており、引き続き予算を確保していただいております。この中で、 新たな事業として、農業生産の安定と地域住民の安全を確保するため、農業用ため池の耐震対策を集中的に行う 『ため池耐震化緊急対策事業』が実施されます。本連合会といたしましても、県と連携を図りながら事業推進に努 めてまいります」と続けた。 4 ●TO C H I K A I RYO 時代とともに 地域とともに 次に、来賓として出席した農林水産省関東農政局の小林厚司局次長が、末松広行関東農政局長の祝辞を代読し、 「農林水産省では、農林漁業者の所得の向上と地域のにぎわいを実現すべく、『農林水産業・地域の活力創造プラ ン』に基づく施策、事業の実施に取り組んでいるところです。そうした中にあって、昨年各都県に新設された農地 中間管理機構による担い手への農地の集積・集約化の取組みと連携を図りつつ、農業水利施設等の基盤整備を着実 に推進し、農業の足腰を強くしていくことが重要であります。また、農業・農村の有する多面的機能が適切に発揮 されるようにするため、『日本型直接支払制度』により、農地等の維持・活用を支える地域の共同活動を継続的に 支援してまいりますので、今後とも、ご理解と御協力のほどよろしくお願いいたします」と述べられた。 続いて、長野県農政部の中村倫一農政部長があ いさつして、「昨年は、自然災害に見舞われた1 年となりました。県は災害発生直後から、復旧支 援に取り組んでまいりましたが、被災農家の皆様 が一日も早く意欲を持って農業に取り組んでいた だけるよう、努めてまいります」と述べられ、ま た、平成27年度の県の農業農村整備事業予算に ついて「農業水利施設等の長寿命化対策、農山村 の活性化支援などを着実に進めるとともに、担い 手への農地集積につながる農地の条件整備、ため 祝辞を述べる中村農政部長 池等の防災・減災対策、自然エネルギーの活用等を重点に取り組むことにいたします。特に防災・減災対策につい ては、耐震性点検の結果に基づき、対策が必要とされたため池については、来年度から『ため池耐震化緊急対策事 業』に集中的に取り組むほか、土地改良施設を活用した小水力発電についても、施設管理者の皆様と共に積極的に 推進していきます」とあいさつされた。 最後に、長野県議会の風間辰一議長が「農業は、本県の基盤をなす重要な産業であり、各地域の特性を活かし て、農業者が自信と誇りを持って取り組める活力ある農業を実現することは、地域経済の活性化にとっても不可欠 である」と述べられ、県議会としても「農地の保全をはじめ、食の安全・安心の確保、小水力発電への新たな取り 組みなど、今後のあるべき農業・農村の構築に向け、本県農業及び農村の持続的発展のため、皆様方と手を携えな がら鋭意努力してまいります」とあいさつされた。 今回提出された議案は、▽平成26年度収入支出補正予算(第2号)に関する専決処分の承認について▽平成26 年度収入支出補正予算(第3号)(案)議決について▽平成27年度事業計画(案)議決について▽平成27年度賦課 金の賦課基準及び賦課徴収の方法(案)議決について▽平成27年度役員報酬(案)議決について▽平成27年度収 入支出予算(案)議決について▽預託金預入先指定(案)議決について▽役員の選任について など8議案で、 慎重審議の結果、全ての議案が原案どおり承認・議決された。 なお、任期満了に伴う役員の選任では、理事12名、監事3名が満場一致で承認された。 議事終了後、継続的な予算の確保、地元負担軽減に充当できる交付金制度の創設、農業水利施設の耐震化等の防 災・減災対策の推進、自然エネルギーを活用した発電事業の普及拡大をはじめとした、7項目を決議した。 TO C H I K A I RYO● 5 役員の選任 新たに池田理事、中澤監事が就任 第57回通常総会で、任期満了に伴う役員の選任が行わ れた。本会の定款に基づき、各支部から選ばれた選衡委員 が協議し、理事候補12名、監事候補3名を総会に諮り、 満場一致で承認された。任期は平成27年4月1日から平 成31年3月31日までの4年間。 ◆ ◆ ◆ ◆ 理事に選任された12名は、定款第20条に基づき、会長1 名、副会長2名、常務理事1名を互選し、会長に中原正純 会長、副会長、常務理事を互選 氏、副会長には藤原忠彦氏、牛越徹氏、常務理事に秦久昭 氏が再任された。 また、監事に選任された3名は、本会の規約第24条に基づき代表監事の選任について協議し、髙橋宏氏が就任 された。 今回の役員の選任では、北信支部の理事である武田亥佐雄氏が退任され、新たに池田茂氏が就任された。また、 代表監事である小山邦武氏が退任され、監事として新たに中澤政幸氏が就任された。 ◆理 事(定数 12名) 役 職 名 会 所 属 支 部 氏 名 所 属 役 職 名 長 員 外 中 原 正 純 学識経験者 久 藤 原 忠 彦 川上村長 曇 牛 越 徹 大町市長 副 会 長 佐 副 会 長 北 事 員 外 秦 久 昭 学識経験者 事 上 小 羽 田 健一郎 長和町長 〃 諏 訪 清 水 澄 原村長 〃 上 伊 那 高 坂 宗 昭 飯島町長 〃 下 伊 那 伊 藤 喜 平 下條村長 〃 木 曽 貴 舟 豊 大桑村長 〃 松 本 中 村 善 行 長野県中信平右岸土地改良区理事長 〃 長 野 久保田 勝 士 高山村長 〃 北 信 池 田 茂 中野市長 常 理 務 理 安 ◆監 事(定数3名) 代 監 表 監 〃 6 ●TO C H I K A I RYO 事 東 北 信 髙 橋 宏 上中堰土地改良区理事長 事 東 北 信 中 澤 政 幸 五郎兵衛用水土地改良区理事長 中 南 信 渋 谷 宣 吉 駒ヶ根市大田切土地改良区理事長 時代とともに 地域とともに ◆ ◆ ◆ 決 議 ◆ ◆ ◆ 本県の農業は、変化に富んだ気象や地形を活かして、農業者の努力と高い技術により、質の高い農産物 がバランスよく生産され、基幹産業として地域の発展に貢献するとともに、県土の保全、水資源のかん 養、生産活動を通じたふるさとの原風景の保全や食文化の形成など、多様な役割を発揮してきた。 しかしながら、近年の農業者の高齢化や担い手の減少により、荒廃農地の増加や、農業用水利施設の保 全管理への影響が懸念されている。さらに、大詰めを迎えているTPP交渉の行方如何によっては、安全 な食と健全な農業、美しい農村に甚大な影響を与えることが危惧されるところである。 農業の担い手を確保し、国民の生命の源である安心・安全な食料生産、そして国内農業の再生を図るため には、抜本的な農業体質強化が必要であり、とりわけ本県の大部分を占める中山間地域の条件不利を解消 するための農業生産基盤整備の促進は喫緊の課題である。 また、農村に豊富に存在する自然エネルギーを有効活用した発電事業の導入促進も強く求められている。 従ってわれわれは、先人達が農村地域の活性化を図るため、築き伝えてきた農地や農業用水利施設を、 次世代に確実に継承し、日本の農業を将来に向けて支えていくために、下記事項の実現を図ることを通常 総会の名において決議する。 記 1.国内農業を再生するため、安定的・計画的に事業執行できるよう、現場のニーズに応えられる規模の 予算を継続的に確保すること。 2.農業農村整備事業の地元負担金に充当できる地方への交付金制度を創設し、地方負担・農家負担の軽 減を図ること。 3.中山間地域の生産基盤を整備し、付加価値の高い農産物生産を通じて農業活性化が図られるよう、各 種事業の補助率の引き上げを含めたさらなる制度の拡充を講じること。 4.老朽化した農業水利施設の保全整備や耐震化等の防災・減災対策を着実に推進すること。 5.自然エネルギーを活用した発電事業の普及拡大に向けた措置を引き続き講じること。 6.野生鳥獣害対策のさらなる推進を図り、中山間地域における農家の生産意欲の向上を図ること。 7.農地中間管理事業については、土地改良区と連携した事業展開を図ること。 平成27年3月19日 長野県土地改良事業団体連合会 第57回通常総会 TO C H I K A I RYO● 7 第 54 回 優 良 団 体 ・ 事 業 功 労 者 表 彰 功労者8名を表彰 本会は、第57回通常総会の席上、第54回優良団体・事業 功労者表彰式を行い、これまでに農業農村整備事業の振興促 進に尽力した13名(一般表彰12名、特別表彰1名)が受賞 した。 受賞者を代表して、東筑摩郡黒川堰土地改良区理事長の村 上昭秀氏が「農業・農村の振興、そして食料供給力の強化の ためには、これまで整備されてきた農地や農業用水利施設を 有効に活用し、そして良好な状態で次世代に継承していく必 要があります。本日、この受賞を機に一層精進を重ねて、微 力ではありますが、地域農業の発展のために尽くしたい」と 謝辞を述べた。 謝辞を述べる黒川堰土地改良区の村上理事長 ◆一般表彰 所属支部 上 上 松 長 伊 氏 名 摘 要 小 荒 井 泰 雄 (前)上田市塩田平土地改良区 理事 那 安 積 正 一 上伊那郡西天竜土地改良区 理事 村 上 昭 秀 東筑摩郡黒川堰土地改良区 理事長 武 居 幸 男 塩尻市塩尻東土地改良区 副理事長 清 沢 實 視 中信平土地改良区連合 理事 長野県中信平右岸土地改良区 山形地区担当理事 本 野 (故)深 澤 毅 (前)波田下の段土地改良区 理事長 横 山 茂 宥 (前)長野県両内田土地改良区 総括監事 百 瀬 正 廣 (前)長野県両内田土地改良区 理事 伊 藤 英 明 長野県中信平右岸土地改良区 主任 清 水 治 子 松本市寿土地改良区 事務員 小 松 勝 千曲市更級土地改良区 理事長 小 林 史 雄 長野県日滝原土地改良区 主査 ◆特別表彰 所属支部 長 8 ●TO C H I K A I RYO 氏 名 野 深 澤 光 雄 摘 要 長野県日滝原土地改良区 技術課長 時代とともに 地域とともに ◆ 全国土地改良功労者表彰 金 賞 北安曇郡池田町土地改良区(理事長 太田 紀男) ⃝所 在 地 北安曇郡池田町 ⃝設立年月日 昭和44年5月1日 ⃝地 区 面 積 785ha 本土地改良区は、北安曇郡の南部に位置し、池田町の平坦部と東の山麓部を含む地域で、高瀬川、農具川 を取水源としている。 池田町は、大正初期には生糸の町として栄え、戦後は電気、機械を中心とした工業が発展すると共に、あ ずみ野の一角を担い、県下でも有数の米どころとして、稲作を中心に農業が栄えている地域である。 本地域の農地整備は古く寛永18年(1641年)に遡り、時の変遷と共に、不整形なほ場と、雑然とした水路 網が、農業の近代化を阻む要因となっていた。そこで、昭和44年に町内に複数存在した土地改良区を統合し、 現在の池田町土地改良区を設立して運営基盤を強化した。この経過の中で、県営農業水利改良事業等を実施 して、主要水路の改良整備が行われた。また昭和54年から平成5年にかけて県営ほ場整備事業を、平成2年 から平成12年にかけて県営かんがい排水事業を実施し、農産物の生産性向上と生産コストの低減が図られた。 現在は、維持管理適正化事業や県単農業農村整備事業を導入し、老朽化した施設の改修に計画的に取り組 んでいる。 本土地改良区では、職員及び役員による見回りに加え、各地区の維持管理実行委員会による春の一斉川ざ らいや夏場の草刈をはじめ、定期的な維持管理を行っている。 銀 賞 上伊那河南土地改良区(理事長 前林 賢一) ⃝所 在 地 伊那市高遠町 ⃝設立年月日 昭和31年10月10日 ⃝地 区 面 積 249ha 本土地改良区の受益地である河南地区は、伊那市東部の旧高遠町西南部に位置し、伊那山地の三界山の山 麓にあって、三峰川の南に位置することから河南の地名がある。 農地は、三峰川沿いの低平地と上段の平地を中心に、標高700mから800mの間に拓かれおり、美和ダム を取水源とする河南一貫水路で灌漑している。 かつては、三峰川から取水していたが、増水時の氾濫等により、農業用水の取水が困難な地域であったた め、昭和28年に、長野県による三峰川総合開発事業により洪水調節と発電及び農業用水確保を目的とした美和 ダムの建設が始まり、これまでの取水口を合口し、美和ダムに直結する河南一貫水路が昭和38年に完成した。 その後、昭和53年を皮切りに第二次構造改善事業をはじめ、各種事業を積極的に導入し、農業生産基盤 の整備を行った。 現在は、地域農業水利施設ストックマネジメント事業や維持管理適正化事業等を導入しながら、老朽化し た施設の計画的な補修・管理を行っている。 本改良区では、約14㎞に及ぶ河南一貫水路の維持管理を行っており、職員及び各水利委員が、毎日、取 水口及び分水工を見回り、安定した用水供給に万全を期している。また、総代及び水利委員は、常に水利施 設の状況について情報収集に努め、計画的な維持管理を行っている。 TO C H I K A I RYO● 9 銀 賞 新田堰土地改良区(理事長 細井 栄司) ⃝所 在 地 安曇野市 ⃝設立年月日 昭和28年7月2日 ⃝地 区 面 積 181ha 本土地改良区の受益地である安曇野市は、長野県の中信地区にあり、北は大町市、松川村、池田町、生坂 村、筑北村、南は松本市に隣接している。西部には雄大な北アルプス連峰がそびえ立つ中部山岳国立公園の 山岳地帯があり、これらを源とする梓川、烏川、高瀬川などによって作られた海抜500m~700mの扇状地 が広がっている。 この地区は、四季の変化に富んだ環境と、清冽な水で育てられた米は高い評価を得ている。 安曇野市豊科の成相・新田・吉野地区の水田を潤す新田堰の開削年代は明確ではないが、成相・新田両村 が慶長13年(1608年)に成立したとの記録が残っていることから、その後間もなく開削されたものと考え られており、歴史ある水路である。 新田堰土地改良区は、昭和28年7月に設立され、ほ場整備事業、かんがい排水事業等の実施により、農 業生産基盤の整備を推進してきた。 本地区の頭首工は梓川から取水する、近隣の勘左衛門堰土地改良区との合口取水工であるが、供用開始 後、大雨による洪水時に取水口に土砂が流入・堆積する被害が発生したことから、平成27年度から県営水 利施設整備事業(基幹水利施設整備型)を導入して頭首工を改良し、用水の安定供給と維持管理費の軽減を 図ることとしている。 銅 賞 北佐久郡川西土地改良区連合(理事長 直井 太郎) ⃝所 在 地 北佐久郡立科町 ⃝設立年月日 昭和38年11月19日 ⃝地 区 面 積 1,963ha 本土地改良区連合の地域は、長野県東部に位置し、蓼科山麓からの4つの湧水(弁天神・樅の木・穴小屋・ 水出)を水源として、立科町、佐久市、東御市、小諸市、上田市の4市1町にわたり水田地帯を形成している。 この地域で生産された米は、ブランド米として全国各地に出荷され、高い評価を得ている。 本土地改良区連合には、五郎兵衛用水土地改良区、立科土地改良区、小諸市御牧原土地改良区、御牧ケ原 台地土地改良区、八重原土地改良区が所属しており、各土地改良区受益地に通水するための幹線水路及び赤 沼ため池(通称「女神湖」)の維持管理を行っている。 幹線水路は、県営御牧ケ原地区農業水利改良事業として昭和34年から昭和46年に整備されたが、標高約 1,400mに位置しているため、凍土圧による側壁の倒れ込みや隧道の落盤等により計画流量が確保できず、 末端受益地水不足が深刻な状況であった。 このため、平成2年度から平成13年度にかけて県営かんがい排水事業を実施して水路の改修を行い、安 定した用水供給と維持管理費の節減を図った。 その後も基幹水利施設ストックマネジメント事業等を実施してきたほか、今後は、県営農業水利施設保全 合理化事業の実施も予定されており、計画的に施設の長寿命化対策に取り組んでいる。 10 ●TO C H I K A I RYO 時代とともに 地域とともに 銅 賞 上田農水土地改良区連合(理事長 母袋 創一) ⃝所 在 地 上田市 ⃝設立年月日 昭和38年10月23日 ⃝地 区 面 積 967.6ha 本土地改良区連合は、長野県の東部に位置する上田市の中心部及び中心部から南西の塩田地域を受益地と している。この地域は内陸性気候で朝夕の寒暖の差が激しく、年間の平均降水量が約900㎜と全国でも有数 の少雨乾燥地帯であり、農業用水は、市を東西に流れる千曲川を水源とする幹線水路に頼っている。 本土地改良区連合は、県営事業による上田農水頭首工建設に伴い、昭和38年に上田市六ヶ村堰土地改良 区と上田市桝網土地改良区の連合により設立された。 その後、上田市塩田平土地改良区が水不足解消のため六ヶ村堰の用水を分水するよう求め、六ヶ村堰土地 改良区がこれに同意し、昭和54年に県営塩田平かんがい排水事業が実施された。これにより、本土地改良 区連合は、六ヶ村堰、桝網、塩田平の3土地改良区で構成されることとなった。 現在の上田農水頭首工は、北陸新幹線建設に伴い補償を受け、平成7年度に県営かんがい排水事業にて頭 首工の移設と電動化が実施され、より安定した取水が可能となっており、本土地改良区連合は、維持管理適 正化事業等を導入しながら、施設の維持管理に取り組んでいる。 特に当地域は昔より用排兼用水路で、住宅街の中を流れる箇所も多く、降雨時は雨水排水路の機能を担 い、生活保全用水としての機能も担っているため、維持管理に万全を期している。 個人表彰 中野 長男 氏(長野県両内田土地改良区理事長) 氏は、温厚にして、実行力に富み責任感が強く、その指導力と統率力は抜群で他の模範である。昭和61 年8月に理事に初選出されて以来、長年に渡り土地改良区の健全運営の中核を担い、その厚い人望により、 農村地域の指導者として、組合員から絶大な信頼を得ている。 農業農村整備事業に対する見識は豊かで、各種事業の導入に積極的に臨み、地域農業の振興に貢献してお り、地域住民からも信頼と尊敬を集めている人格者である。 氏は、理事として県営ほ場整備事業の円滑な実施に努めるとともに、しゅん工後は、受益地を3ブロック に分け、各ブロックに地区委員長を配置して、各委員長を通じて組合員から施設の状況について情報収集す る体制を構築するなど、改良区の健全運営と適切な維持管理に努めてきた。 また、平成10年8月に理事長に就任してからは、農業農村整備に関する各種施策の情報収集にも力を入 れ、長野県土地改良事業団体連合会主催の研修会や県主催の説明会は常に出席し、関係市町村と連携を図り ながら、時勢に応じた事業の導入、推進に貢献している。特に、本年度から開始された多面的機能支払交 付金事業については、地区内で活動組織「東雲の郷(しののめのさと)」を立ち上げ、自らが代表者となっ て、老朽化した水利施設の補修・改修や周辺の景観保全に向けた取り組みを推進することとしている。 このほかにも氏は農業委員や地元JAの米穀部会長も務めており、当地域の農業指導者として関係者をは じめ、地域住民から絶大な信頼を得ている。 TO C H I K A I RYO● 11 個人表彰 片桐 修 氏(長野県小渋川土地改良区事務局長) 氏は、昭和52年に長野県小渋川土地改良区に奉職以来、現在まで37年余の間、地域の農業の発展に対 し、情熱を注いできた。温厚誠実にして協調性に富み、責任感が強く、土地改良区役員をはじめ、関係者の 絶大なる信頼のもと、事務局の要としてその手腕を大いに発揮し、円滑な土地改良区運営に貢献している。 土地改良事業の実施にあたっては、持ち前の計画性と行動力で、組合員への啓発や、県をはじめとした関 係機関との折衝にも優れた力量を発揮し、常に組合員の立場に立って地域農業の発展に尽力している。 氏は、昭和36年の梅雨前線豪雨による災害の抜本的治水対策として計画された、小渋ダム建設に併せて 構築された、農業用水の集中制御システムの担当技師として、適切な用水の配分と施設の運営管理に尽力し てきた。また、土地改良事業の地元負担金の軽減対策への取り組みや、土地改良施設維持管理適正化事業等 を導入しながら、安定した土地改良区運営と維持管理に努めてきた。平成10年には、当初に造成した集中 制御システムの機器の老朽化対策として、県営基幹水利施設補修事業と県営畑地帯総合整備事業を取り入れ て施設の更新を行うなど、時勢に応じた各種事業を導入しながら、土地改良施設の維持管理に万全を期して いる。 現在、当改良区の事務局長として、役職員、組合員、関係者及び地域住民から高い評価を得ていることに 加え、長野県内の土地改良区職員で構成する長野県土地改良区職員連絡協議会の会長を平成24年4月から 平成26年3月まで務めるなど、県内土地改良区職員からも高い信頼を得ている。 個人表彰 赤羽 美榮子 氏(松本市寿土地改良区会計主任) 氏は、温厚で英才、協調性に富み、献身的で努力を惜しまず、強い責任感と実行力を持った人格者であ る。昭和58年に土地改良区設立準備委員会職員として採用され、現在まで31年余の間、土地改良区業務に 対し、常に積極的かつ建設的な姿勢により情熱を注いできた。 地域の振興に向けて、改良区役員と共に各種事業の導入を図り、卓越した識見、先見性、指導力を発揮し ており、その永年の経験に組合員の信頼は厚いものがある。 氏は、昭和58年4月に松本市北六区土地改良区設立準備委員会職員として、改良区設立から県営ほ場整 備事業準備の事務に携わり、昭和59年8月からは土地改良区職員として、県営ほ場整備事業の開始から換 地事務まで長期間にわたる事務処理に持てる手腕を発揮し、組合員の意向に沿った事業となるよう、関係機 関との協議等に努める理事長・各役職員を補佐しながら、事業推進に尽力した。また、本土地改良区は、同 名の松本市寿土地改良区(昭和55年設立)と松本市北六区土地改良区(昭和59年設立)が合併して平成9 年3月に新設されており、合併においては、煩雑な事務を迅速かつ正確に処理し、円満な合併の実現に大き く貢献した。 その後、新設された松本市寿土地改良区職員として、団体営基盤整備促進事業、県単農業農村整備事業の 円滑な実施に努めると共に、理事長・会計理事の協力を得ながら適正な会計事務に努めるなど、健全な土地 改良区運営のために、常に努力しており、その姿勢は、役職員、組合員、地域住民から高い評価を得ている。 12 ●TO C H I K A I RYO 時代とともに 地域とともに 人事異動 ◆農林水産省農村振興局(4月1日付)*幹部のみ掲載 農村政策部 農村計画課 耕作放棄地活用推進室長(整備部設計課事業調整管理官)古賀 徹 整備部 水資源課 施設保全管理室長(整備部設計課技術調査官)大内 毅 農地資源課 経営体育成基盤整備推進室長(福岡県農林水産部次長)髙橋 広道 農地・水保全管理室長(総務課福島復旧復興対策調整官)柵木 環 防災課 災害対策室長(東北農政局整備部次長)鈴木 浩之 ◆農林省農村振興局退職(3月31日付) 農村政策部農村計画課耕作放棄地活用推進室長(新潟県農地部長へ) 石川 善成 ◆農林水産省関東農政局(4月1日付)*幹部のみ掲載 農村計画部 農村振興課 課長(中国四国農政局農村計画部農村振興課長)薮内 敏行 整備部 設計課 課長(富山県農林水産部参事)石川 英一 水利整備課 課長(農村振興局農村政策部中山間地域振興課課長補佐)北田 裕道 土地改良技術事務所 所長(北陸農政局土地改良技術事務所長)管谷 晋 ◆農林水産省関東農政局退職(3月31日付) 関東農政局整備部長(独立行政法人水資源機構中部支社長へ)大田 武志 土地改良技術事務所長 廣瀬 伸 ◆県(4月1日付) 農政部 部長(農政部農業技術課長)北原 富裕 農地整備課 課長(上伊那地方事務所農地整備課長)田中 庫夫 企画幹兼課長補佐兼管理係長(農地整備課課長補佐兼管理係長)小林 一洋 課長補佐兼基盤整備係長(上伊那地方事務所農地整備課課長補佐兼計画調査係長)青柳 健一 専門指導員(諏訪地方事務所農地整備課水利防災係長)古畑 優 防災係担当係長(北安曇地方事務所農地整備課地域整備係長)山本 慎一 管理係担当係長(健康福祉政策課医療福祉係担当係長)齊藤 里絵 水利係担当係長(長野地方事務所農地整備課防災第二係主査)安永 浩和 農村整備課付研修派遣【長野県土地改良事業団体連合会】 (上伊那地方事務所農地整備課水利係担当係長)武田 健 佐久地方事務所農地整備課 課長(下伊那地方事務所農地整備課長)北澤 忠孝 課長補佐兼計画調査係長(長野地方事務所農地整備課課長補佐兼計画調査係長)市瀬 広幸 課長補佐兼水利防災係長(北信会計センター主任工事検査員)本田 徹 課長補佐兼基盤整備係長(長野地方事務所農地整備課農道係長)小山 浩之 農道係長(農地整備課専門指導員)和田 光由 上小地方事務所農地整備課 専門幹兼水利防災係長(佐久地方事務所農地整備課基盤整備係長)武井 照幸 諏訪地方事務所農地整備課 課長(松本地方事務所農地整備課課長補佐兼計画調査係長)池田 篤俊 課長補佐兼管理係長(千曲建設事務所維持管理課管理係長)宮坂 俊一 TO C H I K A I RYO● 13 水利防災係長(松本地方事務所農地整備課基盤整備係長)丸山 秀男 計画調査係担当係長(建設政策課技術管理室入札・契約班専門指導員)市川 智由 上伊那地方事務所農地整備課 課長(諏訪地方事務所農地整備課長)大月 照泰 課長補佐兼計画調査係長(佐久地方事務所農地整備課課長補佐兼水利防災係長)粕尾 明弘 防災係長(農地整備課基盤整備係担当係長)片山 亘浩 水利係担当係長(諏訪地方事務所農地整備課計画調査係担当係長)丸山 吉則 下伊那地方事務所農地整備課 課長(東信会計センター工事検査幹)綿貫 幹雄 課長補佐兼管理係長(農村振興課農業金融係担当係長)望月 昭彦 計画調査係担当係長(道路建設課計画調整係主査)小出 晃裕 木曽地方事務所農地整備課 管理計画係担当係長(北信地方事務所農地整備課計画調査係担当係長)菱澤 昌彦 松本地方事務所農地整備課 副参事兼課長補佐兼管理係長(上伊那農業高等学校事務長)芝田 正広 課長補佐兼計画調査係長(長野地方事務所農地整備課課長補佐兼防災第一係長)松川 敦 専門幹兼基盤整備係長(北信地方事務所専門幹兼農地整備課基盤整備係長)長田 智晴 北安曇地方事務所農地整備課 課長補佐兼計画調査係長(中信会計センター主任工事検査員)上原 剛 地域整備係長(上伊那地方事務所農地整備課防災係長)塩原 秀峰 長野地方事務所農地整備課 課長(佐久地方事務所農地整備課長)所 弘志 課長補佐兼計画調査係長(北安曇地方事務所農地整備課課長補佐兼計画調査係長)勝野 泰光 課長補佐兼防災第一係長(上小地方事務所農地整備課水利防災係長)中村 克彦 防災第二係長(農地整備課計画調査係担当係長)小松 俊一 農道係長(行政改革課担当係長)遠藤 竜政 計画調査係担当係長(下伊那地方事務所農地整備課計画調査係担当係長)滝沢 一志 防災第一係担当係長(佐久地方事務所農地整備課所付自治法派遣【岩手県】片桐 一也 北信地方事務所農地整備課 専門幹兼基盤整備係長(佐久地方事務所農地整備課農道係長)藤森 信行 計画調査係担当係長(長野地方事務所農地整備課防災第一係担当係長)瀬口 康崇 ◆退職(3月31日付) 農政部参事兼農地整備課長 赤羽 昭彦 長野地方事務所農地整備課長 代田 雅夫 長野地方事務所農地整備課副参事兼防災第二係長 跡部 富志雄 長野地方事務所農地整備課計画調査係担当係長 澤戸 昇 ◆長野県土地改良事業団体連合会(4月1日付) 本部事務局 総務企画課 課長補佐兼総務係長(本部事務局総務企画課経理係長)小山田 忍 経理係長(本部事務局事業課自然エネルギー推進室技術係長)中村 雄二 事業課 水土里情報センター所長兼総務企画課企画係長(本部事務局総務企画課課長補佐兼総務係長)竹内 正啓 課長補佐兼技術係長兼管理指導係長(本部事務局事業課課長補佐兼技術係長)戸澤 裕二 自然エネルギー推進室技術係長(北信事業所北信維持管理事務所維持管理係長)吉沢 隆 東信事業所 技術係長(東信事業所技術係主任)小林 忍 技術係技師(新規採用)渡辺 純 東信事業所佐久支所 所長補佐(中信事業所所長補佐)丸山 雅喜 技術係技師(本部事務局事業課技師)轟 太吾 南信事業所 所長補佐兼技術係長(東信事業所佐久支所所長補佐兼技術係長)片桐 正 技術係主任(南信事業所下伊那支所技術係主任)菅沼 洋平 14 ●TO C H I K A I RYO 時代とともに 地域とともに 技術係技師(中信事業所技術係技師)内藤 昌平 技術係技師(新規採用)小森 浩正 南信事業所諏訪支所 副参事兼支所長(南信事業所諏訪支所長)小池 章夫 南信事業所下伊那支所 副参事兼支所長(南信事業所下伊那支所長)三石 稔 技術係長(中信事業所木曽支所技術係主任)横田 一成 中信事業所 所長補佐兼技術係長(南信事業所所長補佐兼技術係長)市川 雄一 技術係技師(新規採用)武田 尚人 中信事業所木曽支所 技術係主任(東信事業所佐久支所技術係主任)西沢 悟 中信事業所北安曇支所 副参事兼支所長(中信事業所北安曇支所長)矢野口 典弘 駐在(本部事務局事業課課長補佐兼管理指導係長)高橋 博久 駐在(中信事業所所長補佐兼技術係長)原田 昭広 技術係長(東信事業所佐久支所技術係長)高野 禎夫 北信事業所 北信維持管理事務所維持管理係主任(中信事業所北安曇支所技術係主任)小林 寛知 技術係技師(新規採用)原田 寛 ◆長野県土地改良事業団体連合会退職(3月31日付) 北信事業所副参事 浦野 智夫 東信事業所副参事 掛川 利彦 南信事業所副参事 朝倉 長彦 本部事務局事業課課長補佐兼水土里情報センター所長兼総務企画課企画係長 中沢 宏 農業基盤整備資金の利率について 平成27年4月20日現在の利率は次のとおりです。 ご融資期間に かかわらず 資 金 名 ご 融 資 期 間 別(一例) 5年 10年 15年 20年 都道府県営補助残 0.85% - - - - 団体営補助残 0.70% - - - - 非 助 0.70% - - - - 旧 - 0.35% 0.35% 0.55% 0.70% 災 補 害 復 (日本政策金融公庫長野支店 TEL:026-233-2152) 会議・行事予定 ⃝5.21 平成27年度第1回正副会長会議 (土地改良会館) ⃝5.26 平成27年度第1回監事会、決算監査 (土地改良会館) ⃝5.29 平成27年度第1回理事会 (土地改良会館) 第57回通常総会決議事項要望行動(県) (長野市) ⃝6.26 第57回通常総会決議事項要望行動(国) (東京都) 新年度となり、厳しかった寒さもようやく緩み、街角 には春の訪れを告げる花が咲きはじめ、目を楽しませて くれる季節になりました。新調のスーツを着た新入社員 を、通勤電車な中や街のあちらこちらで見かけ、人生の 門出を感じる季節でもあります。 さて、この時季は、歓迎会や花見など飲み会が続き ます。花見で思い出すのは、社会人になりたての頃、 土曜日の午後に桜の木の下でブルーシートを敷き、屋 台でおでん、イカ焼きなどを購入し、花を見ながら お酒を飲んだ記憶です。しかし、月日は流れ最近では、 花見といえば場所は関係なく、見て美しい桜の花より、 お酒に気をとられてしまいます。私と同じ方、たまに は昔に戻って花を楽しんでみてはいかがでしょうか。 【表紙写真説明】長野市「善光寺御開帳」 TO C H I K A I RYO● 15 平成27年度の再生可能エネルギーの買取価格 【平成27年度の新規参入者向け買取価格及び買取期間】 ⑴ 非住宅用太陽光(10kW以上) 買取価格(税抜) 買 取 期 間 平成26年度 平成27年度 32円/ kWh 29円/ kWh 20年間 20年間 4 ⑵ 既設導水路活用中小水力 既に設置している導水路を活用して、電気設備と水圧鉄管を更新するもの。 買取価格(税抜) 買 取 期 200kW未満 200kW以上 1,000kW未満 1,000kW以上 30,000kW未満 25円/ kWh 21円/ kWh 14円/ kWh 間 20年間 買 取 期 長野県土地改良事業団体連合会 ● 中原会長が全国土地改良事業団体連合会副会長に就任 200kW未満 200kW以上 1,000kW未満 1,000kW以上 30,000kW未満 34円/ kWh 29円/ kWh 24円/ kWh 間 水土里ネットながの C O N T E N T S ⑶ 中小水力 買取価格及び買取期間は据え置き。 買取価格(税抜) 2015.Apr.No. 688 20年間 ● 就任あいさつ ● 第57回通常総会、役員の選任 ● 第54回優良団体・事業功労者表彰 ● 第56回全国土地改良功労者表彰 ● 人事異動 白馬平川小水力発電所 (平成27年4月から供用開始) 本会は、ISO9001の取得により、 成果品の品質向上に努めております。 時代とともに 地域とともに 発 行:平成27年4月15日(年6回発行) 発行所:長野県土地改良事業団体連合会 〒380-0838 長野市大字南長野字宮東452番地の1 TEL026-233-4281 http://www.nag-doren.or.jp 編集人:秦 久昭
© Copyright 2024 ExpyDoc