平成27年5月 - 茨城県立水戸桜ノ牧高等学校

【今月のことば 5月号】
(平成27年5月7日)
<新緑が美しい爽やかな季節に爽やかな水桜生のがんばりに感動!>
水戸桜ノ牧高等学校長 野内 俊明
27年度がスタートして1ヶ月が経過しました。1年生も緊張した毎日から,
少しずつ慣れてきたところだと思います。このGWでリフレッシュできましたか。
「高い次元の文武両道」には,これからの高校生活や将来における「夢や希望」,
それを求めていく「強い意思」,そして,ともに支え合う仲間が必要です。分か
らないことは,自分一人で悩まないで友達や先輩,先生に相談してください。本
校には,素晴らしい先輩・先生がいます。力になってくれます。
さて,2・3年生は,大学進学に向け,課外や早朝・放課後の自習等に積極的
に取り組んでおり,学校全体にいい緊張感が漂っています。職員室にも質問等に
来る生徒が増えており,生徒と先生の一体感を感じます。
また,部活においては,今まで蓄えてきた力を発揮する時を迎えました。この
GWも大会や練習試合等で忙しかったものと思います。この5月から6月,まさ
に正念場となりますが,今までやってきたことを信じて最善を尽くしてください。
各部の活躍を期待するとともに,心から応援しています。
国道50号に面しての「祝合格の横断幕」が新しくなりました。水桜生の頑
張りをアピールするとともに,生徒や先生への励みになればと考えます。
<各部主将・部長に今年の目標を書いて貰いました。(運動部編)>
1 野球部<3-1 貝塚智史>
夏の大会まで3ヶ月を切りました。昨年と違い,春の地区大会で負けてしま
ったので,ノーシードからのスタートです。そこから勝ち上がるためにも,チ
ーム全体の意識を高く持ち,「甲子園初出場」を目指します。先生方や生徒の皆
さんからの期待に応えられるよう,一球に,ワンプレーに気持を入れ,最高の
仲間たちと少しでも長く野球ができるよう頑張ります。
2 男子硬式テニス部<2-7 細井隆弘>
今年度は,各大会での上位入賞・県大会出場を目指し,活動していきたいと
思います。3年生の引退時,ただただ負けて悔やむ先輩方を見守ることしかで
きなかった僕たち2年生ですが,今年度こそ悔し涙を流した先輩方の熱い想い
をバネに日々練習し,水桜生として,水戸桜ノ牧高校という名に恥じないよう
1試合1試合を懸命にこなしていき,実績を残していけるよう日々頑張ってい
きたいです。
3 女子硬式テニス部<3-7 萩谷涼菜>
私たちの目標は団体戦県大会ベスト4です。先日行われた関東予選水戸地区
予選会では,「団体戦優勝」という最高の結果を残すことができました。私たち
は,勝つことだけでなく,試合に出られること,支えてくれる人に対しての感
謝の気持ち,礼儀を大切にしています。5月には,3年生の最後の試合となる
予選があります。そこでも,いつも通りのプレーで,今までの努力,仲間を信
じて,最後の1ポイントまで笑顔で,そして,全力で頑張ります。応援よろし
くお願いします。
4 男子ソフトテニス部<3-1 荒沢大樹>
私たちは,入部してからインターハイ出場を目指して頑張ってきました。先
生,コーチの方々や家族の支え,部員同士の頑張りで,新人戦では県ベスト8,
インドア大会出場,関東大会では地区推薦ペアに2組も選ばれ,県での活躍も
期待されています。応援してくれた多くの方々のためにも,精一杯部活動に取
り組み,目標であるインターハイ出場を果たしたいと思っています。
-1-
5
女子ソフトテニス部<3-4 伊藤朔良>
私たちは,個人・団体ともに関東大会やインターハイに出場し,活躍するこ
とを目標として,日々練習に励んでいます。目標達成は簡単ではないので,一
人一人が練習に集中して取り組み,互いに高め合っていきたいです。そして,
それぞれが力を出し切り,最高の結果を出したいです。
6 サッカー部<3-8 立見尚也>
私たちは,全国大会優勝,リーグ戦全勝を目標に日々練習に励んでいます。
部員全員が高い集中力を持って練習に取り組み,チーム内で競争することで,
個人の技術の向上やチーム全体のレベルアップをできるようにしていきたいと
思います。また,学業面にも全力で取り組み,高いレベルで文武両道を実現で
きる集団になれるように努力していきたいと思います。
7 陸上部<3-4 菊地純輝>
昨年は,インターハイ,関東大会の出場がリレー種目を含め多数出ました。
その成績が残せたのは,高い意識で練習に取り組んできたからです。その先輩
方が築き上げてくれた部活の雰囲気を受け継ぎ,更に高めようと取り組んで来
ました。応援してくれるメンバーや頼れるマネージャー,指導してくれる先生,
自分の周りにいる人たちへの感謝の気持ちを忘れずに,今年も全力疾走してき
ます。応援よろしくお願いします。
8 男子バスケットボール部<3-5 小林凌大>
私たちは,顧問の渡邊先生,副顧問の追田先生のご指導の下,日々練習に励
んでいます。先日の関東大会水戸地区予選では皆様のご声援もあり,準優勝す
ることできました。しかし,この大会では決勝で負けた悔しさしか残りません
でした。この悔しさを糧にして県大会ベスト8という目標を達成できるように,
更に練習に励みたいと思います。そして,感謝の気持ちを忘れずに一試合一試
合戦っていきたいと思います。
9 女子バスケットボール部<3-5 栗原菜々子>
新入部員が加わり,活気を増して女子バスケ部は,新たなスタートを切りま
した。メンバーが増えたことで,今までより元気さも増し,練習メニューのレ
パートリーも豊富になり,日々練習に励んでいます。先日行われた関東大会予
選では,一回戦で粘り強い戦いを見せ勝利したものの,次の試合で敗れてしま
いました。この悔しさをバネに,総体では悔いのないように全力でプレーでき
るよう精一杯頑張ります。
10 男子バレー部<3-6 斉藤史弥>
僕たちの今年度の目標は,関東大会に出場することです。関東大会に出るに
は,5月に行われる関東大会県予選でベスト4に入らなければなりません。ベ
スト4に入るためにも,日々の練習を怠らず,「練習は本番のように,本番は練
習のように」,まず水戸地区を一位通過し,勢いに乗ってベスト4に入り,関東
大会出場を決めたいです。
11 女子バレー部<3-5 加藤妃奈>
私たちは,3年生2人・2年生6人・1年生4人,マネージャー3人,計
15人で活動しています。私たちの目標は,県大会出場です。目標達成のため,
自分たちでメニューを考え,顧問大竹先生,副顧問佐藤先生のご指導の下,日
々練習に励んでいます。試合に勝つことだけでなく,周囲への気配り・思いや
りを持ち,更に,気持の良いあいさつができる部員を目指し,これからも頑張
っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
12 男子ハンドボール部<3-6 阿部希向>
私たちは,目標である県大会ベスト4を目指して日々練習に励んでいます。
3年生に引退という時期が迫ってきており,このメンバーで部活ができるのも
-2-
あと少しです。残された部活動の時間を悔いのないものにするためにチーム一
丸となり,大会では満足できるような結果を残せるよう頑張ります。そして,
私たちを応援し支えてくれている方々への感謝の気持を忘れずに練習に取り組
みます。応援よろしくお願いします。
13 女子ハンドボール部<3-5 笹沼美咲>
私たちの今年度の目標は,県大会出場です。全員で強くなれるよう,お互い
時に厳しく,時に楽しく練習してきました。新しいメンバーを加え,これから
更に強くなれるよう,3年生は引退に向けて,2年生は3年生引退後部活の中
心として,1年生は技術向上を目標に精一杯励みたいと思います。
14 バドミントン部<3-1 松本夏実>
私たちは,女子県大会ベスト8進出・男子県大会出場を目標としています。
1分1秒を大切に練習した分だけ強くなれるような練習を心懸け,先生方やコ
ーチ,家族に支えられ,辛いときも苦しい時も部員同士助け合いながら練習し
ています。大会では,自分の実力を全て出し,己に勝ち,相手に勝ち,創部以
来最高の成績を残したいです。そして,今までお世話になった方々に恩返しが
したいです。
15 卓球部<3-6 石川幸陛>
今年度,私たちは県大会での団体や個人,そして,両方で上位入賞を目指し
て日々練習しています。先輩達の輝かしい成績を更に超えられるようにチーム
が一丸となり,常に攻める気持や勝ちへの執着心を持ちながら,自らが掲げた
目標達成に向け,頑張っていきたいと思います。
16 水泳部<3-5 河野慶太>
私たちの今年度の目標は三つです。一つめは,部員全員が自己ベストを更新
すること,二つめは,個人種目とリレーで関東大会に出場すること,三つ目は,
インターハイに出場することです。新入部員とともに関東の舞台である東京,
全国の舞台である京都で泳げるように,一つ一つのレースに集中し,全力で泳
いでいきたいと思います。
17 弓道部<3-4 城戸直樹>
私たちは,歴代の先輩方の功績を超えることを目標に,日々精進しています。
東日本大会3位(男子)・関東大会出場(男子)・インターハイ出場(女子)な
ど,先輩方が成し遂げた功績は輝かしいものばかりですが,熱心にご指導して
くださった顧問の先生や先輩方に恩返しするために,努力を惜しまず,目標達
成に尽力したいと思っています。応援よろしくお願いします。
18 剣道部<3-5 古川幹也>
今年度の目標は,挑戦することから逃げないことです。何かに自分から取り
組むことは,不安になったり,失敗したりして気持が萎えてしまいがちです。
しかし,失敗したとしてもそこから見つかった反省点に改善を加え続けて,再
び挑み,いつか自分のものになったとき,それは自分にとって実力を上げるだ
けでなく,自信にもなります。我々は,挑戦することに苦しみ,しかし,楽し
みながらも剣道に取り組んでいきます。
<3-7 有働宗一郎君 日学・黒板アート甲子園プレ大会で特別賞!>
4月28日(火)の放課後,日学(株)の方が2名来校し,校長室で有働君
に表彰状と拡大された作品が手渡されました。
(学校にはホワイトボードが贈呈)
黒板に白チョークだけで描かれた「富士」の見事さに感動です。
☆評・・様々な技法を駆使した面や線で描かれた山肌の表現は素晴らしく,
その荘厳さや冠雪の冷気までも感じさせる。・・ぜひ,本校のHPや廊下
に飾られた作品を見てください。
-3-
<スマホやめますか,信大生やめますか」学長発言 学生に賛否(4/5 朝日新聞)
「スマホやめますか,それとも信大生やめますか」。4日開かれた信州大学の
入学式で,山沢学長が新入生にこう語りかけ,ネットでも大きな話題になった。
学生たちはどう思っているのだろうか。
○ 山沢学長は若い世代がスマートフォン依存症になっている風潮に触れ,
「知
性,個性,独創性にとって毒以外の何者でもありません」
「スイッチを切って,
本を読み,友達と話し,自分で考えることを習慣づけよう」と約2千人の新
入生に呼びかけた。
○ 工学部に入学した男子学生は「学長はスマホ自体を否定しているのではな
く,使う際のバランスや学生の本分を忘れるな,と伝えたかったのだろう」
と理解を示す。
○ 教育学部の女子学生は入学式翌日,県外の大学に進学した同級生からのメ
ールで,あいさつがネットで話題になっていることを知った。「スマホの功罪
は山沢学長自身がよく知っていると思う。スマホは悪いもの,という押しつ
けはどうか」と疑問を投げかける。
<本校では,1年生(学年集会)に携帯電話マナー講習会を実施>
4月21日(火)の6時限目に県メディア教育指導員の矢萩克城先生を講師に,
「ネット社会の危険から命と未来を守るために」と題する講演会を開き,生徒と
希望した保護者に対して,「携帯・スマホの使い方」について,改めて考える機
会を設け,トラブルに巻き込まれないよう注意を促しました。
*配付資料から・・・個人情報は自分でしっかり管理・・・
1 SNSへは具体的な個人情報は書き込まない。
2 友人や交際相手に,他人に見せられないような写真や動画を送らない,撮らせない。
【今月の本】・・グローバルな国際社会で求められる力は何か・・
「世界のエリートはなぜ哲学を学ぶのか?」福原正大(SB新書)
○ 私たちは,一つの正解に縛られていたような気がします。これからは,最善
の解決策を求めて,単なる知識ではなく,生きた知恵を学ぶことが必要なのか
も知れません。なぜなら,人生には,1+1=2でないことが多くあるからで
す。そんなことを教えてくれる1冊です。
○ 本文から・・フランスへ転校した子が0点をとった理由
(小学校6年の歴史のテスト)家庭内では仏語で会話している女子
*出題は,「第2次世界大戦とはなにか」
*彼女の答案「日本,ドイツ,イタリアとアメリカ,ソ連,フランスなどが
戦った世界規模の戦争で1945年に終戦」
*日本の小学校なら正解でしょう。しかし,フランスの小学校では0点。
納得のいかない母親が抗議にいくと,担任の先生はこう言われたそうです。
☆この回答には彼女の考え方が一つも入っていない。これでは世界に対する
彼女の考え方はゼロ。教科書の内容にも「ノン」という勇気を持つように
してください。
*生徒それぞれの意見を求めるフランスの教育の尺度からすると,彼女の解
答は何も考えていないに等しいと評価されたのです。
○
グローバルな国際社会でリーダーシップを発揮して活躍し,認められるには,
哲学的思考法が必要不可欠です。日本の学校のテストのように暗記で対比でき
る,正解のある問題に解答する力だけではなく,正解のない問題について「自
分の頭で考える力」を身に付けることが求められるのです。
・・・・・グローバルに活躍する3要素:個人力×語学力×国力(組織力)・・・・・・
-4-