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エンジン組立
エンジン組立マニュアル
組立マニュアル
型式:HONDA
HONDA 製 D15B
シビックなどに搭載されていたエンジ
ンである。
組立時の注意点
ネジ、ナットは締め付けすぎないよう
に、軽く締めるだけにする。
※しばらくの間、写真では機体はエンジンハンガーから下ろされているが、実習
ではエンジンハンガーに掛けたまま組み立てる。
順番、方向に気をつけて、ピストンを
機体をひっくり返して、クランクシャ
取り付ける。
フトを傷つけないように取り付ける。
2枚あるピストンリングの口が、そろ
コンロッドの端がクランクシャフトと
わないように注意する。
嵌合するようにする。
図のように、銅板などでピストンリン
グを押さえながら、傷つけないように
柔らかいハンマなどで叩いて入れる。
順番、方向に気をつけてコンロッドキャップを取り付ける。
クランクシャフトを回して、ネジ部が上側にくるようにして、ボルトで固定する。
R.サイドカバーを取り付ける。
オイルポンプアッシーを取り付ける。
シャフトに二面巾があるので、穴とのはめ合いに注意する。
キャップブリッジを取り付ける。
ひっくり返してオイルストレーナを
取り付ける。
オイルパンを取り付ける。
シリンダヘッドボルトで、シリンダヘ
ッドを取り付ける。
ドライブプレートを取り付ける。
カムシャフトとクランクシャフトの回転を設計通りに連動させるために、タイミン
グベルトを掛ける前に、各プーリの位置を調整しておかなければならない。
タイミングベルトドライブプーリを取り付ける。
プーリの後ろにワッシャを入れ忘れないこと。
ワッシャの凹部がギヤ側にくるように注意すること。
ギヤに刻まれた印がシリンダヘッドに刻まれた印の位置に
くるように調整すること。
UP
カムシャフトプーリに印された UP マークを上にする。
同一直線上の TDC マーク(直線マーク)を、シリンダ
ヘッド上端面に合わせ、水平になるようにする。
残りの TDC マーク(直線マーク)がシリンダヘッドカ
バーの合わせマークと一致していることを確認する。
ベルトを掛けて、ベルトテンショナで
プーリの手前にワッシャをはめる。
ベルトに張力を加えながら、アジャス
ワッシャの凹部がギヤ側にくるよう
トボルトを締める。
に注意すること。
タイミングベルトカバーを取り付ける。
シリンダヘッドカバーを取り付ける。
上下2つとも取り付ける。
オイルゲージ
エキゾーストマニホールドを取り付
マニホールドアッパーカバーを取り
ける。
付ける。
オイルゲージを入れておく。
コネクティングパイプをサーモスタ
インテークマニホールドなどをま
ットごと取り付ける。
とめて取り付ける。
ボルトは 5 本。
ネジを締める。
エアフィルターを取り付ける。
エアフィルターのフタを取り付ける。
スパークプラグを取り付ける。
スパークプラグケーブルを取り付ける。
ディストリビュータを取り付ける。
ディストリビュータのカバーを取り付
ける。
ボルトを締める。
キーを入れ忘れないこと。
ベルトに張力を与えた
状態でネジを締める。
クランクシャフトプーリを取り付け
オルタネータを取り付けて、ベルトを
る。
張る。
P/S ブラケットを取り付ける。
P/S ポンプを取り付ける。
このネジを右に回す
程、ベルトが張る。
アジャストプーリを取り付けて、
A/C ベルトを張る。
組立完了。