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A strategy for GEM-TPC double
track resolution analysis
Susumu Oda
2006/01/25
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結果は本当か?どうすれば良いか?
• 2飛跡分解能が12mmというのはウソで
はないが、現実はもっと良さそう。
• 用いた解析方法がここだけ違うので統一
したい。
• 2飛跡分解能は強く判断基準、アルゴリ
ズムに依存する。
• 2つの1飛跡事象を足し合わせて2飛跡
事象を作り出して、2飛跡分解能を評価
することもできるが、事前に情報を知っ
ている分、良すぎる結果が出てしまいそ
う。
• 2飛跡分解能を求めるときに、現実より
良すぎず、悪すぎない値になるために、
– 1飛跡事象はできる限り高い確率で1飛
跡事象として認識され、2飛跡事象として
認識されないようにして、
– その基準のもとで、2飛跡事象を含んで
いそうな事象を見てみて、2飛跡事象で
ある可能性がかなり高いものだけを2飛
跡事象とする。
Ar+C2H6, ドリフト長85mm, 長方形パッド
1GeV/c 電子ビームのとき
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GEM-TPCの信号
信号を次の関数でフィッティングした。
p1  exp( (TDC  p2 ) / p3 )
ADC  p0 
1  exp( (TDC  p2 ) / p4 )
p0 : pedestal
p1 : pulse hight
p2 : arrival time
p3 : time constant
p4 : rise time
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Multi Hits の評価方法
正味の電荷を足し合わせる。
8点を使って傾きを求める。
8点のときがS/Nが一番良かった。
ヒット間の距離を求める。
何をヒットとするか?
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こうすれば統一的かな?
ADC  p0 
p1  exp( (TDC  p2 ) / p3 ) p5  exp( (TDC  p6 ) / p7 )

1  exp( (TDC  p2 ) / p4 ) 1  exp( (TDC  p6 ) / p8 )
p0 : pedestal
p1 , p5 : pulse hight
p2 , p6 : arrival time
p3 , p7 : time constant
p4 , p8 : rise time
フィットの適合度
(c2/NDF)を
判断基準にする。
6/8 2つの1飛跡事象を時間差(dt)をつけて足し合わせたものをフィットした結果 青:1パルス 赤: 2パルス
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1飛跡事象をフィットした結果 青:1パルス 赤: 2パルス
 c2 

c1  
,
 NDF 1 pulse
 c2 

c2  
,
 NDF  2 pulses
c1  c2
•
if c1  c2  t12 then ther e are 2 tracks,
else there is 1 track.
3
t12 ~  3
2
2飛跡分解能を求めるときに、現実より良すぎず、悪す
ぎない値になるために、
–
–
1飛跡事象はできる限り高い確率で1飛跡事象として認識
され、2飛跡事象として認識されないようにして、
その基準のもとで、2飛跡事象を含んでいそうな事象を見
てみて、2飛跡事象である可能性がかなり高いものだけを
2飛跡事象とする。
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今後
• レートが高く、鉛ブロックを置いて複数の飛跡を1事
象を含んでいそうなデータを見てみる。
• 飛跡間の距離を求める。
• 飛跡間の距離の予想される分布と測った分布の比
から、2飛跡分解能を求める。
• プロットを差し替え、文中の値を変えて、説明を多少
加える。
• おわり。
http://www.cns.s.u-tokyo.ac.jp/~oda/NIM/NIM_ver8.pdf
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