正味の電荷を足し合わせる。

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A new strategy for GEM-TPC
double track resolution analysis
Susumu Oda
2006/02/07
ADC  p0 
p1  exp( (TDC  p2 ) / p3 ) p5  exp( (TDC  p6 ) / p7 )

1  exp( (TDC  p2 ) / p4 ) 1  exp( (TDC  p6 ) / p8 )
p0 : pedestal
p1 , p5 : pulse hight
p2 , p6 : arrival time
p3 , p7 : time constant
p4 , p8 : rise time
実際のレート大、鉛ブロックありの事象
をこの関数でフィットするのは
まずうまく行かなさそうです。
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こういうのばかりなら良いのですが、
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たくさん来過ぎているのもあって、
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ある程度離れた所にとても大きな信号があるとき、
極性が逆の信号も見えることもあって、
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見る時間を狭めれば良いのだけれど、
それでもフィットではうまく行かなさそうです。
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前の方法に戻そう。
正味の電荷を足し合わせる。 8点を使って一次関数の傾きを求める。
使う点の数が多い方がS/Nが一番良いが、
使う点の数が少ない方が時間分解能は良い。
8点のとき両者の釣り合いが良い。
時間分解能はフィットで求めた場合より10%程度悪化する。
ヒット
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それぞれのヒットを幅を固定し、高
さに下限値を設けた1つのガウシア
ンと2つのガウシアンでフィットして
みる。
2つの方が良いなら、粒子が2回通
過しているだろう。
前の解析では、2つのヒッ
トの間が5サンプル開いて
ないと1つのヒットにしてい
た。(人為的過ぎる)
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ch12
ch3
ch21
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赤:レート小、鉛ブロック(1放射長)なしの事象
緑:レート大、鉛ブロックありの事象
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2つ粒子が来ていそうな事象を見つけられそう。
誤差を1にしているので、正しいカイ二乗には
なっていませんが、この目的には問題ないで
しょう。
•
1つのガウシアンでも、2つのガウシアンでもカ
イ二乗が大きいのはヒットとみなさない。
近い2つのヒットも1つのガウシアンでフィットし
てみて、2つのガウシアンの場合と比べる。
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•
1つっぽい
2つっぽい
ガウシアンの幅を固定すると、ドリフト長が異な
る場合に問題がありそう。上限・下限を設定す
るようにすれば良いだろうか。