2015特選理系数学演習a1学期中間③

2015 特選理系 数学演習a 1学期中間③
( )組( )番 名前( ) 1
(1) 1 辺の長さが 7 の正三角形 ABC がある。辺 AB,AC 上に AD=3,AE=6 となる
ように 2 点 D,E をとる。このとき,BE,CD の交点を F,直線 AF と BC との交点
を G とする。線分 CG の長さを求めよ。
(2) ¦ABC において,辺 AB 上と辺 AC の延長上にそれぞれ点 E,F をとり,
AE:EB=1:2,AF:FC=3:1 とする。直線 EF と直線 BC との交点を D とする
とき,BD:DC,ED:DF をそれぞれ求めよ。
2
(1) △ABC の辺 AB を 3:2 に内分する点を D,辺 AC を 4:3 に内分する点を E と
し,BE と CD の交点を O とする。AO と BC の交点を F とするとき,BF:FC を求
めよ。
(2) △ABC の辺 AB を 3:1 に内分する点を P,辺 BC の中点を Q とし,線分 CP と
AQ の交点を R とする。このとき,CR:RP を求めよ。
3
面積が 1 に等しい ¦ABC において,辺 BC,CA,AB を 2:1 に内分する点をそれぞれ
L,M,N とし,線分 AL と BM,BM と CN,CN と AL の交点をそれぞれ P,Q,R
とするとき
(1) AP:PR:RL=
(2) ¦PQR の面積は
4
ア
ウ
:
イ
:1 である。
である。
右の図の三角形 ABC において,AE:EB=1:a,
A
BD:DC=1:b とする。ただし,a >0,b >0 である。
E
P
(1) AP:PD を a,b を用いて表せ。
(2) △APE:△ABC を a,b を用いて表せ。
B
-1-
D
C
5
終わった方用
三角形 ABC において,辺 AB を 3:2 に内分する点を P,辺 AC を 5:2 に外分する点
を Q,直線 PQ と辺 BC との交点を R とするとき,
BR:CR=
ウ
6
ア
:
イ
であり,三角形 APR の面積は三角形 ABC の面積の
倍である。
終わった方用
三角形 ABC の辺 BC および CA を 1:2 に内分する点をそれぞれ D,E とし,AD と
BE の交点を P とする。三角形 ABC の面積を S 1,三角形 PAB の面積を S 2 とするとき,
面積比
S2
の値を求めよ。
S1
-2-
1
s (1) 7
(2) BD:DC=6:1,ED:DF=4:3
9
2 s (1) 8:9 (2) 4:3
1
7
3
s (1) (ア) 3 (イ) 3 (2) (ウ) 4
s (1) 0 1 + b1 :ab (2) 1:0 1 + a1 0 1+ b + ab1
5
s (ア) 5 (イ) 3 (ウ) 6
s 3
8
2
7
-3-
1
(1) AD=3,DB=7-3=4,AE=6,CE=7-6=1
A
チェバの定理により
3
AD BG CE
=1
・
・
DB GC EA
ゆえに D
3 BG 1
・
・ =1
4 GC 6
6
4
E
F
よって BG=8GC
1
1
7
ゆえに CG= ・ BC= ・ 7=
9
9
9
B
GC
7
(2) ¦ABC と直線 EF について,メネラウスの定理により
A
BD CF AE
=1
・
・
DC FA EB
1
E
BD 1 1
ゆえに ・ ・ =1
DC 3 2
3
2
よって BD:DC=6:1
¦AEF と直線 BC について,メネラウスの定理により
B
C
D
1
ED FC AB
=1
・
・
DF CA BE
ゆえに 1
F
ED 1 3
・ ・ =1
DF 2 2
よって ED:DF=4:3
2
(1) チェバの定理により
A
AD BF CE
=1
・
・
DB FC EA
よって ゆえに 3
3 BF 3
・
・ =1
2 FC 4
4
D
BF
8
=
FC
9
E
O
2
B
3
F
C
すなわち BF:FC=8:9
(2) △PBC と直線 AQ について,メネラウスの定理により
A
BQ CR PA
=1
・
・
QC RP AB
よって 1 CR 3
・
・ =1
1 RP 4
ゆえに CR
4
=
RP
3
3
P
R
1
すなわち CR:RP=4:3
B
-4-
1
Q
1
C
3
(1) ¦ABL と CN について,メネラウスの定理により
A
AN BC LR
2 3 LR
=1 すなわち ・ ・
=1
・
・
NB CL RA
1 1 RA
3
M
よって LR:RA=1:6 …… ①
また,¦ACL と BM について,メネラウスの定理に
P 3
N
より
Q
AM CB LP
1 3 LP
=1 すなわち ・ ・
=1
・
・
MC BL PA
2 2 PA
2
B
R1
L
1
C
よって LP:PA=4:3 …… ②
①,② から AP:PR:RL= ア 3:イ 3:1
(2) (1) と同様にして BQ:QP:PM=3:3:1
4
よって △ABL=
2
2
3
2
△ABC= ,△PBR= △ABL=
3
3
7
7
ゆえに △PQR=
ウ 1
1
△PBR=
2
7
(1) △ABD と直線 CE について,メネラウスの定理により よって AE BC DP
=1
・
・
EB CD PA
1 1 + b DP
PA
1+b
=1 ゆえに =
・
・
a
b
PA
DP
ab
したがって AP:PD= 0 1 + b1 :ab
(2) △APE
AE
1
△ABD
BD
1
=
=
,
=
=
△APB
AB
1+a
△ABC
BC
1+b
A 1+b
1
E
更に,(1) から
△APB
AP
1+b
=
=
△ABD
AD
1 + b + ab
よって △APE
△APE △APB △ABD
=
・
・
△ABC
△APB △ABD △ABC
=
=
1
1+b
1
・
・
1 + a 1 + b + ab 1 + b
1
0 1 + a1 0 1 + b + ab1
すなわち △APE:△ABC=1:0 1 + a1 0 1+ b + ab1
-5-
a
B 1 D
P
ab
b
C
5
△ABC と直線 PQ について,メラネウスの定理より
よって A
3
BR CQ AP
=1
・
・
RC QA PB
P
2
BR 2 3
・ ・ =1
RC 5 2
5
C
B
R
2
BR
5
ゆえに =
RC
3
Q
よって BR:CR= ア 5:イ 3
また △APR=
3
△ABR
3+2
=
3
5
△ABC
・
5 5+3
=
6
ウ
3
△ABC
8
△ADC と直線 BE について,メネラウスの定理により
DB CE AP
=1
・
・
BC EA PD
よって 1 1 AP
=1
・ ・
3 2 PD
すなわち AP
=6
PD
A
2
B
したがって 1
C
1 D
3
ゆえに AP:PD=6:1
よって △PAB=
E
S2
P
1
6 1
2
△ABD= ・ △ABC = △ABC
6+1
7 3
7
S2
2
=
S1
7
-6-