アクセス Vol.62裏 - 国分寺市議会議員 木村いさお

木村=市長就任から1年7カ月。
前市長時代から変えられたことと
まだ変えられていないことは。
市長=市政の透明性を高め情報共
有した上で、同じ問題意識を持っ
て事にあたれるようになった。人
材育成は辛抱強くやっていく。
木村= 年度予算は収支均衡を達
成したが、今年度限りでは意味が
ない。扶助費等が増加し続ける中
年度以降の見通しは。
市長= 年度は市税収入が微減だ
が、ゼロベースで歳出を見直し、
収支均衡にできた。ご指摘の通り
超高齢社会に向け、歳出は増加し
ていく。 年度はふるさと納税の
御礼の品としてペンシルロケット
のレプリカを作成し、1億円の歳
入を見込んだが、今後も経費削減
だけでは安定的財政運営はできな
いと考えている。
木村=まだ変えられていないとし
た人材育成について、一方で市長
は仕事の効率化の為にと、市庁舎
建て替えも言及している。人材が
育成されなければどんなに効率的
な建物になっても、効率的な仕事
はなされない。
市長=両方とも時間がかかる課題
なので、同時並行にやりたい。人
材育成については、現在行ってい
る業務プロセス分析を踏まえ各職
員の責任の所在を明確化し、その
結果、職員が成長できる人事政策
を行っていきたい。
木村=従来 カ年であった長期計
画を市長任期の4年の倍数の8年
にしたのは合理的で評価する。し
かしそれは言い変えれば市長が長
期計画に責任を持つことだ。
3月議会本会議代表質問(抜粋)
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今年は国分寺市内(現在、早稲田実業学校がある
場所)で日本初のロケット発射実験が行われてから
60年の節目に当ります。そのタイミングで木村の質
問がきっかけとなり、ペンシルロケットのレプリカ
を作成し、10万円以上ふるさと納税をした方への御
礼の品とすることになりました。レプリカといえど
も、JAXAの全面協力の下、当時の設計図を基に
精巧に作られ、「はやぶさ」で宇宙に関心が高まる
中、発表時より話題となっています。この取り組み
で市は実に1億円もの歳入が見込め、一方でふるさ
と納税をされた方は、確定申告等で多くの方が実質
2000円のみの負担に留まります。かねてよりまちお
こしやイベント等は財源を生み出す仕掛けが重要だ
と主張してきましたが、今回まさに財源に直結する
形で事業化しました。今後は「宇宙開発発祥の地・
国分寺」のネームバリューを継続して財源につなげ
ていく知恵を出していくことが必要となります。
木村いさお後援会では、明日の
国分寺市を共に考え、動かす仲間
を募集しています。また皆様のご意見等もお寄せ下さい。
<会 費> 一口1,000円/年 名義「木村いさお後援会」
郵便振替
00120-8-572715
(他銀行から) ゆうちょ銀行 0一九店 当座 0572715
<問合せ先> T E L ・ FA X 0 4 2 - 4 0 1 - 8 8 7 8
後援会の御案内
市長=時代の変化が速くなってい
る中、 年は長い。公約に即応で
きる形が良いと判断した。8年は
責任を持ってやる期間である。
木村=ぶんバス北町ルート本運行
に向けて地域の声を聞き改善を。
市長=停留所の少なさが影響して
いる。警視庁と継続協議をする。
木村=昨年、いじめ虐待防止条例
が制定されたが、いじめの現状を
どう把握しているか。また、いじ
めをなくしていく決意を。
教育長=昨年 月時点で小学校7
件、中学校7件を把握している。
一件一件の内容を精査し、いじめ
問題を無くすよう市を挙げて取り
組む。
木村質問を期に‐ふるさと納税でペンシルロケット!
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●長年実現を主張し続け、昨年12月に試
行運行が実現したぶんバス北町ルートが
試行を終えました。今年7月の本格運行
に向け、検討が進められますが、最大の
課題は停留所の問題です。地域住民にと
って利便性が感じられる停留所設定にな
るよう抜本的な見直しが求められます。
●改革の兆しが見えてきたとはいえ、こ
れまでの負の遺産は一朝一夕には無くな
りません。一面記事で書いたものの他、
地方自治法(208条)で禁じている、歳
入と歳出を相殺して差額のみを予算に計
上する会計処理が26年度まで行われてい
たことが木村の指摘で明らかになりまし
た。今だ潜在化している問題点の改善に
厳しい指摘を続ける必要があります。
∼ひと月丸々欠席‐議会も欠席!…それでも月77万円満額支給!?∼ ここがヘンだぞ国分寺 No.50
今年1月1日に前議会事務局長が副市長に就任しました。しかしその前任副市長は定例議会会期中であるにも関わらず12月1日から定
例議会最終日まで一日も議会に出席しませんでした。体調不良とも言われながらもそれだけ長期の欠席にもかかわらず、診断書は市に
提出されませんでした。議会の答弁者でもある行政の責任ある立場の者が客観的根拠に基づく合理的理由なくして議会に長期間出席し
ないことは議会の否定と受け取ることすらできます。更に副市長には月77万円が支給されますが、年末の御用納めの日になるまで実質
1カ月丸々休んでも満額支給、しかも12月は期末勤勉手当(民間のボーナスに当たるもの)が支給されますが、これも満額、更には年明
け後に退職金(副市長は、在職1年につき231万円!)が支払われましたがこちらも満額。一般職の公務員とは異なり特別職であるがゆえ
に法律には抵触せずとも、税金を原資とする人件費の支出として、市民の皆さんはどのようにお感じになるでしょう?
討議資料