維新PRESS 2015年春 発行【討議資料】 号外 党本部 〒100-0014 東京都千代田区永田町 2-9-6 十全ビル101 Tel.03-3595-7801 Fax.03-3595-7802 発行所 : 杉並区浜田山1-7-23 発行人 : 川人敦夫 かわひと 川人あつお 維新の党 代表 江田憲司 大阪市長 橋下徹 ■最大の課題は少子化問題である。日本の社会保障制度(年金、社会保険など)は、現役世代が 高齢者世代を支える構造となっている。急速な少子・高齢化により社会保障制度が崩壊する危機に 直面している。 ■優良な住宅地域である杉並区の出生率は 1.0 を切り(日本の平均 1.4 より低い)、 2014 年は 4400 人しか赤ちゃんが生まれていない。 今後は御両親だけが子育てに責任を負うことから、社会全体が御両親に協力して 子育てをする社会に変えていく。 ■公共投資に補正予算も含めると年間 10 兆円をばらまくのを止め、従来の 5 兆円程度に抑え、 少子・高齢化対策、教育の充実に予算を増額すると共に赤字国債発行を更に削減する。 ■同一労働同一賃金を早期に法制化し、正規・非正規社員に関わらず、同じ職務内容であれば、 賃金を対等化すると共に最低賃金を大幅に引き上げ、若者と女性の収入を大幅に上げる。 ■若者が結婚、出産をためらう障害となっている ①現在の経済負担や住居の確保 ②将来の経済不安 ③子供の教育に対する不安を取り除くことが必要である ■原子力発電への依存率を大幅に減らし、自然・再生エネルギーの比率を政策的に上げる。 杉並区は公共施設への太陽光発電設置と民間への補助金を増額し、普及を急ぐ。 主要政策 Ⅰ 憲法改正による統治機構改革 道州制等 広域地方政府として道州制を導入し、憲法(92条)に明記。 道州制を前提に消費税を道州の基幹財源として移譲。 道州間の財政力格差は地方交付税に代わる「地方共有税」で合議により 水平的財政調整。 道州制導入後、一院制国会を実現 ( 憲法42条を改正 )。 規制改革の断行を柱とする成長戦略、 Ⅱ 「小さな行政機構」の実現 Ⅲ 市場メカニズムを通じた「原発フェードアウト」と 「自然エネルギー立国」 集団的自衛権の検討を含む「自衛権」行使の範囲の適正化と Ⅳ 法整備、「ソフトパワー外交」の積極的展開 Ⅴ 少子高齢化に対応できる持続可能で受益と負担を明確化した 「社会保障制度改革」 教育行政に対する責任体制を明確にする Ⅵ 「教育制度改革」 被災地主導の「震災復興」と国主導の Ⅶ 「原発事故対応」を加速化 企業・団体による政治献金を一切禁止する Ⅷ ことにより、政治とカネの問題に決着を つける
© Copyright 2024 ExpyDoc