プログラム - 北海道立オホーツク圏地域食品加工技術センター

平成27 年 3 月 19 日(木)開場 13:00 開会 13:30 (ホテル黒部:北見市北 7 条西1丁目)
開 会
開会挨拶
来賓挨拶
13 時 30 分~
(公財)オホーツク地域振興機構 理事長 櫻 田 真 人
北海道オホーツク総合振興局 局長 森 田 良 二 様
【第1部】
13 時 40 分~
オホーツク財団事業報告
13 時 40 分~
1.
「オホーツク財団事業内容の紹介と報告」
(公財)オホーツク地域振興機構 事務局長 土赤 能史
オホーツク財団が行うオホーツク産品の付加価値向上、販売促進の支援、食品加工技術高度化の事業を紹介します。
地域連携事例報告
13 時 55 分~
1.
「雄武コンブ酢事業」
雄武町商工会(雄武町)
雄武近海は全道有数の利尻昆布の産地です。当商工会は食加技センターと連携して同センターの食酢技術を基にしたコンブ酢
の醸造と利用食品の開発による地域の活性化事業に着手しました。
2.「地域産麦類の加工食品開発」
㈱ツムラ(北見市)
、研究員 拔山 嘉友
「春よ恋」や「きたほなみ」、新品種「つるきち」などオホーツク産の小麦を利活用した商品づくりと食加技センターの技術協力につ
いて、最近の事例を報告します。
3.
「廃鶏を利用した新規麹を用いた調味加工品の開発」
㈲澤田農場(清里町)
「廃鶏を原料とする新規麹」には旨味成分増大、動物質食材の軟化作用等の効能がある。本開発では当該廃鶏を使った実用的
麹製造技術を開発し、更には当該麹をベースとする地域一次資源を使った当次調味加工品を開発することを目的としました。
4.
「ホタテフレーク高度加工食品の開発」
スタジオベルノ㈱(紋別市)
ホタテの規格外品で食品素材であるホタテフレークを製造し、そのホタテフレークと地域で生産されるサケフレークと地域で生産
されるサケフレーク、唐辛子そして廃棄される使用済昆布、ホタテフレーク製造過程で出るホタテの出し汁を活用した「おかずにもな
る混ぜご飯の元」の商品開発を行いました。
5.
「地域原料を用いた雑穀調味料及び利用商品の開発」
國分青果(北見市)
ヒト生理機能が示唆される大麦等地域の穀類・雑穀から酵素技術を応用して新たに白醤油風の香味とアミノ酸的旨味、応用性に
富む調味液の商品開発とこれを用いたピンクにんにく商品の開発を試みました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 休
憩 ・・・・・・・・・・・・・・・・
【第2部】 試験研究に関する口頭発表(食加技センター)
1. 「小豆を利用した発酵調味料の研究」
14 時 55 分
15 時 05 分~
研究員 武内 純子
小豆を主原料とし、副原料に米や大麦等の素材を用いて醤油風発酵調味料の開発を行いました。副原料やその配合割合により
異なる麹の酵素活性、発酵の経過や完成品の特徴について報告します。
2. 「魚麹技術の開発研究」
研究員 小林 秀彰
当財団で研究開発したオホーツク産イカを使った麹の製造方法を管内企業に技術移転するため、企業で設置した麹室(こうじむ
ろ)を使った製麹方法について検討しました。
3. 「バイオセルロース(ナタデココ)酢酸菌の開発研究」
研究課長 太田 裕一
セルロース食品のナタデココは酢酸菌が発酵生産します。今回、地元北見から新たにナタデココ生産菌を多数分離して発酵生産
に適した菌株を選抜して菌学的性質や生産性を検討するとともに利用法について考察しました。
閉 会
15 時 50 分
※裏面もご覧ください→
※フェア終了後に試食会を行います。
センター関連商品の展示試食会およびパネル展示(PRタイム)
15 時 50 分~16 時 30 分
★★第 11 回「オホーツクブランド認証」商品試食5品
■ウォッシュミント(㈱北見ハッカ通商:北見市)
昭和末期以降、途絶えておりました北海道産「精製ハッカ油」が数十年ぶりに復活です。大切に育てられた和種ハッカの懐かし
い香りをお楽しみ下さい。
■ペパーミントキャンディー(㈱北見ハッカ通商:北見市)
北海道産和種ハッカ油から抽出したメントールを配合。「スーッ」と爽やかな清涼感をお楽しみ下さい。
■メンビス(㈱北見ハッカ通商:北見市)
道内産小麦を原料に自社農園で採れたメントールと和種オイルを配合した爽やかなミントビスケット。
■手造り砂糖「ビート糖」
(北海道ビート黒糖㈱:網走市)
北海道の主力農産物である甜菜(ビートまたは砂糖大根)から作った未精製糖の美味しいビートの黒い砂糖です。北海道の甜菜
は非遺伝子作物。アレルギー特定原料に該当しません。ビート糖は甜菜 100%で添加物は一切使用せず、ラフィノースやイノシト
ールなど体に良いとされる成分が含まれている体にやさしいお砂糖です。コーヒー、紅茶、牛乳に入れたりお菓子作りやお料理の
甘味料としてご利用下さい。料理の味にコクが出ます。
■菩提樹のミード(㈱菅野養蜂場:訓子府町)※酒類により展示品のみとさせていただきます
一般的にミードは酵母等の澱を濾過しています。菅野養蜂場の「菩提樹のミード」はあえて濾過することなく、生まれたままのミー
ドをビン詰めしたいと考えました。それにより香りとともに自然界の複雑な味わいをとどめることができました。まさに森で生まれたミ
ードです。養蜂は自然と向き合った仕事。「菩提樹のミード」を口に含んで、自然のさまざまなシーンを思い浮かべていただけること
を願っています。
★★「食に関するミニ補助事業」商品試食3品
◆流氷チョコ(仮称)(北海道ビート黒糖㈱:網走市)
オホーツクには世界的にも珍しい流氷が資源としてあります。その流氷をイメージした他に無い流氷チョコを作れないか?ビート
黒糖製造時に得られる氷砂糖より柔らかい食感の糖をチョコと混合し、噛むとすぐに砕けてとろける新食感の菓子。さらにホワイト
チョコをコーティングし、味にこだわった美味しいオホーツクの銘菓を開発しました。
◆大麦ベーグル「モヨロベーグル」
(オホーツクベーグル:北見市)
水溶性食物繊維であるβグルカンを豊富に含み、その健康機能が証明されている食品大麦を利用し、地域住民の健康増進に役
立つ新規健康パン製品を開発しました。
◆白花豆ドレッシング(㈱エフゾーン:北見市)
留辺蘂町特産品の白花豆と白花豆の酢を使って白のソースを研究開発しました。白花豆は、酢酸発酵することで GABA が多く
生成されるもっとも優れた食材です。
★★技術指導成果商品
★つるきち生ラーメン(㈱ツムラ:北見市)
★ドレッシング『ハマナスびじん』
(オホーツク屋:紋別市)
展示コーナー
(地独)北海道立総合研究機構 食品加工研究センターパネル展示
(公財)函館地域産業振興財団 北海道立工業技術センターパネル展示
(公財)とかち財団 北海道立十勝圏地域食品加工技術センターパネル展示
各企業商品展示
・スタジオベルノ(株):ホタテフレークと地域食材を活用した開発商品
・㈲澤田農場:鶏麹調味加工商品
(公財)オホーツク地域振興機構 北海道立オホーツク圏地域食品加工技術センターパネル及び商品展示(小豆
醤油等)
※内容につきましては一部変更になる場合もございます。