活動レポートオホーツク技術士会文責：オホーツク技術士会幹事　岡田包儀平成 23 年度定期総会及び技術研修会等の開催本会が発足し節目であります第 10 回目の定期総幹　事（事務局）：岡田　包儀　北見工業大学会を迎えました。本号では、主に定期総会日に開催会計監査：坂上　琢也　㈱ドボク管理した技術研修会等を中心に報告いたします。会計監査：佐藤　貴之　北見市役所 1．オホーツク技術士会役員会役員会では、定期総会に向け 2010 年度事業報告・会計状況報告及び 2011 年度事業計画案等の検討を行った。日時：2011 年（平成 23 年）2 月 15 日（火）午後 6 時 30 分〜午後 7 時 30 分場所：北見市、出席者：計 9 名定期総会・懇親会等出席者 2．第 10 回オホーツク技術士会定期総会日時：2011 年（平成 23 年）4 月 22 日（金） 3．技術研修会午後 4 時 00 分〜午後 4 時 30 分場所：ホテルベルクラシック北見（北見市）出席者：計 18 名定期総会では、中崎副代表幹事を議長のもと、 2010 年度事業報告告・会計報告、2011 年度事業計画案等が審議され了承された。新役員体制は、次の通りである。技術研修会の状況 2011 年度（平成 23 年度）役員体制代表幹事：大島　俊之　北見工業大学日時：2011 年（平成 23 年）4 月 22 日（金）副代表幹事：島田　昭三　サン技術コンサルタント㈱午後 4 時 30 分〜午後 6 時 30 分副代表幹事：中崎　孝俊　北見市市議会議員場所：ホテルベルクラシック北見（北見市）幹　事：市橋　加代　北見市役所参加者：計 58 名幹　事：猪口　公志　サン技術コンサルタント㈱研修 1 幹　事：平　成晴　太平洋総合コンサルタント㈱講師：大島　俊之氏　北見工業大学教授幹　事：橘　邦彦　㈱パル設計事務所演題：イギリスのインフラ事情幹　事：土田　好起　斜里建設工業㈱講演では、イギリスの社会基盤整備の現況が紹介幹　事：本間美樹治　㈱中神土木設計事務所された。前半は、1898 年にイギリスのエベネザー・幹　事：牧野　勇治　㈱中神土木設計事務所ハワードが新しい都市の形態である自然との共生、都幹　事：益村　公人　益村測量設計㈱市の自律性を提唱したが、その理論に基づき実際に 66 コンサルタンツ北海道　第 124 号開発されたレッチワースの都市について解説された。きない制度で何のための電子納品か理解不足な側面此までの歴史的経過を示され、特に注目する点にがある。今後、電子納品が生産性向上に未だ時間をついては、世界初の田園都市であり田園都市計画に要するが、社内書類の一元管理の取組の必要性を示基づき田園都市協会等を設立し 100 年間の長期にされた。亘って整備されてきたことである。また、レッチワースの現在の街並みの特徴としては、①バリアフリーの進捗、②郊外の素晴らしい景観、③公園ゾーンと住宅ゾーンのバランス良い配置、④道路の直線的配置等を示された。次に英国で長大橋として有名なハンバー橋のケーブルの維持管理方法の概説、頑健な構造（鉄橋）とメ講演　杉浦伸哉氏ンテナンスにより 100 年以上たった現在でも現役で使用されているスコットランドのエディンバラ近 4．新合格者、新規会員を含む祝賀懇親会郊のフォース橋等を紹介頂いた。日時：2011 年（平成 23 年）4 月 22 日（金）午後 6 時 30 分～午後 8 時 20 分場所：ホテルベルクラシック北見（北見市）出席者：計 24 名講演　大島俊之教授（本会、代表幹事）研修 2 講師：杉浦　伸哉氏　CALS/EC エキスパート演題：電子納品最新情報　―光と影― 懇親会で締めの挨拶する橘技術士国土交通省では、CALS/EC の一環として、計画、 5．その他設計、工事、維持管理などの公共事業プロセスにお ○修習技術者対象説明会けるデータ再利用環境の構築を目指し、2001 年度開催日：2010 年（平成 22 年）12 月 21 日（火）より直轄事業における成果品の電子納品を開始して開催場所：釧路工業高等専門学校（釧路市）いたが、昨年 9 月に国土交通省から今回の改定案講師：大島俊之氏　オホーツク技術士会代表幹が公表され本年 4 月から運用されている。事、北見工業大学教授講演では、電子納品の最新情報を解説頂いた。今 ○「実務家のための火山灰質土」講習会回の大きな改善点のポイントについては、施工計画開催日時：2011 年（平成 23 年）1 月 14 日（金）書、段階確認書、工事写真等、電子納品の対象とな午前 9 時 00 分～午後 5 時 00 分る「工事完成図書」から分離したことである。これに開催場所：北見工業大学（北見市）より、帳票類は紙だけで可とし工事完成図と台帳は、主催：地盤工学会北海道支部、紙と電子データで納品することを明確化し「何でも共催：オホーツク技術士会他、参加人数：約 100 電子化」する弊害が改善された。今回の改正の効果名は、竣工図書提出データの削減と明文化及び建設業最後になりますが、会員皆様方の益々のご健勝と法改正への対応も可で、反面、説明がないと実行でご活躍をお祈り申し上げます。 67