平成27年4月号 (PDF 10.1MB

(1) 第461号
中 建 協 会 広 報
平成27年4月1日発行
発 行 所
一般社団法人
秋田中央建設業協会
発 行 人
菅原 俊幸
〒010-0951秋田市山王4丁目3番7号
TEL 018-862-7778
[email protected]
秋田中央建設業協会 検索
この度、平成27年度において会員及び建災防が取
り組むべき安全衛生管理活動ならびに建設現場におけ
る具体的な労働災害防止対策をまとめた「平成27年
度建設業労働災害防止対策実施事項」が建災防(建設
業労働災害防止協会)によって策定されました。
会員各位におかれては、本実施事項に基づき、経営
トップの指揮の下、各社の実態に即した安全衛生計画
を策定し、目標達成に向け、実効ある労働災害防止活
動を展開し、働く人々の安全と健康を確保すると共に、
快適な職場環境を形成されるようお願いします。
計画の基本方針
次の事項を重点に労働災害防止活動を推進する。
1.建設業労働災害防止規程の周知活動の推進
2.安全衛生管理体制の確立
3.リスクアセスメントの確実な実施の推進
4.建設業労働安全衛生マネジメントシステム(コス
モス)の導入および実施の促進
5.安全衛生教育の推進
6.墜落・転落、建設機械災害等、重篤度の高い労働
災害を減少させるための重点対策の推進
7.労働者の過重労働による健康障害防止対策、メン
タルヘルス対策の充実
8.東日本大震災等の自然災害に係る復旧・復興工事
における労働災害防止対策の推進
9.集合形式の安全衛生活動の推進
10.労働安全衛生関係情報の共有化の促進
重点実施事項(会員が実施する事項)
1.安全衛生管理体制の確立
2.「リスクアセスメントの確実な実施と確認
3.建設業労働安全衛生マネジメントシステム(コス
モス)の導入、実施
4.安全施工サイクル活動の一層の充実
5.三大災害(墜落・転落災害、建設機械・クレーン
等災害、倒壊・崩壊災害)防止対策の徹底
6.「STOP!転倒災害プロジェクト2015」に示した
転倒災害防止対策の徹底
7.労働安全衛生規則一部改正(平成27年7月1日施
行)に伴う足場からの墜落・転落災害防止対策の
推進
8.安全衛生教育の積極的な推進
9. 不安全行動による災害防止対策の徹底
10. 東日本大震災等の自然災害に係る復旧・復興工
事における労働災害防止対策の徹底
11. 交通労働災害防止対策の実施
12. 低層住宅建設工事における安全衛生対策の徹底
13. 職業性疾病等予防対策の実施
14.熱中症予防対策の実施
15. 作業者の健康保持増進対策(メンタルヘルス対
策を含む)の実施
16. 過重労働による健康障害防止対策等の実施
17. 快適職場指針に基づく快適な職場環境の形成
18. 労働災害防止大会等への参加を契機とした安全
衛生意識の一層の高揚
19. 「建設業労働災害防止規程」の順守
平成27年4月1日発行
○事業概要
中 建 協 会 広 報
第461号 (2)
秋田地域振興局建設部企画調査課
新城川は、国道7号下流部については改修済みですが、上流部は蛇行が著しく、狭隘な区間が連
続しており、小規模な降雨でも河川が増水し、家屋浸水や道路冠水などの洪水被害が毎年のように
発生しています。
このため、最大のネックとなっていた国道橋とJR橋を含めた下流側550m区間を平成19年
度に「鉄道橋・道路橋緊急対策事業」の採択を受け、平成25年度までに完成しております。
また、あわせて上流部1800m区間についても「流域治水対策河川事業」により事業を行い、
平成26年度中に完成しております。
平成27年度は旧川処理工と上流区間(堰場~槻木地区)の各種詳細設計を実施してまいります。
今後も引き続き、洪水被害の解消を図ることとしております。
○事業計画概要
□全体計画延長
L=4,690m
(秋田市飯島堀川
~下新城槻ノ木)
◇鉄道橋・道路橋緊急対策事業
L=550m
(秋田市飯島堀川
~飯島天ノ袋)
「主要構造物等」
国道橋、JR橋、
河道掘削・築堤・護岸工
◇流域治水対策河川事業
一連区間L=1,800m
(秋田市飯島天ノ袋
~下新城笠岡)
「主要構造物等」
県道橋、市道橋2橋、
河道掘削・築堤工
(最上流部)
(笠岡地区)
(飯島地区)
中 建 協 会 広 報
(3) 第461号
平成27年4月1日発行
秋田中央建設業協会
建設産業サポーター
東日本大震災による地震と津波で石巻市は、甚大な被
害を受け市内に116あるほぼ全ての医療機関が機能を停
止、石巻赤十字病院が災害拠点病院として、近郊20万
人の医療を引き受けることになりました。この様子は連
日テレビや新聞などで報道され、病院の存在がクローズ
アップされることになりました。
cmの半分で十分な安全が確保されていました。また、
U型ダンパーも「疲労損傷しているものの設計要求を満
たしており、今後も継続的に使用可能である」とされて
います。
弾性滑り支承
石巻赤十字病院全景
2006年5月、現在地に移転新築された病院は、三陸
自動車道上り線と救急車退出路で連結されています。災
害拠点病院として機能を発揮できたのは、移転新築時に
大地震に備えいくつかの対策を行ったことが挙げられま
す。
一つは、旧北上川の洪水対策のため3メートル盛土を
施工したことにより、津波による浸水被害を免れること
ができたこと。二つめは、電気引き込み系統を複数化、
最上階に発電機設置、さらに受水槽を設置して用水を備
蓄、ライフラインを確保したこと。三つめは、免震構造
を採用したことにより、重要医療器具の転倒破損がなく
病院機能が維持できたことが挙げられています。
貝田 裕
鋼製ダンパー
現在病院は増改築工事が進み、3月末に「災害医療研
修センター」が完成、7月に完成予定の「北病棟」は現
在工事中で、この秋には「夜間急患センター」の着工が
計画されてい
ます。また、
2015年秋に三
陸自動車道石
巻北ICの供
用が開始され、
三陸自動車道
から石巻赤十
字病院へ直接
アクセスが可
能となります。
増築工事中の病院と三陸自動車道
区画整理事業が始まった門脇地区
地下2階と積層ゴムアイソレーター付
鋼製ダンパー
免震装置は、地下1階、地上7階、建築面10,173平
方メートルの建物を、地下2階にある鋼製ダンパー、積
層ゴムアイソレーター、弾性滑り支承、計124個で支え
る構造となっています。免震装置に設置された記録計に
よると、地震時の最大変形量は26cm、設計時想定49
震災から4年が経ちました。石巻赤十字病院から5キ
ロメートル海側の門脇地区は、特に被害の大きかった地
域です。ここでは2014年8月、旧市街地では初めて、
県道を3.5メートル嵩上げして道路の山側を市街化する
区画整理事業が、着手されました。宅地は2015年秋か
らの分譲を予定しています。新たな街並みを再建する工
事が始まりました。道路や病院などの社会基盤の復旧・
整備は着々と進んでいますが、住宅や商店など被災地の
「まちづくり」はこれからです。
平成27年4月1日発行
(4月1日付け)
◎秋田地域振興局
局 長
梅井一彦
◎秋田地域振興局総務企画部
部長(兼)地域防災監
中嶋敬子
◎秋田地域振興局建設部
部 長
佐藤秀雄
次 長
鎌田 満
〇企画調査課
課 長
佐藤幸悦
副主幹
樽田太朗
副主幹
柳沢 悟
副主幹
菊池明彦
副主幹
天野啓秀
副主幹
松塚忠政
主 査
菊地憲裕
主 査
梅井靖彦
主 査
佐藤
宏
主 査
齊藤真弓
主 査
寺山大輔
〇工務課
課 長
(兼)旭川ダム管理事務所長
高橋昌平
主 幹
今野一夫
主 幹
伊藤俊美
岩見ダム管理事務所長
中村省巳
主 査
三浦博満
主 査
高橋 緑
主 任
保坂長寿
技能主任
菅原弘幸
技能主任
村上充行
技能主任
山本隆史
理事 会・ 委 員会
◎企画委員会
3月9日(月)午前11時から開催し、
次の事項について協議した結果、委
員会として了とし、理事会に付議す
ることとしました。
議 題
1.平成26年度事業実施状況
2.平成27年度事業計画(案)
(林委員長、伊藤(満)副委員長、長
谷川・佐々木(創)・小南・福岡委員)
中 建 協 会 広 報
〇下水道課
副主幹
副主幹
副主幹
副主幹
技 師
○用地課
課 長
副主幹
副主幹
主 査
主 事
〇建築課
課 長
主 幹
主 幹
主 査
技 師
池田広志
佐々木 祐 治
伊藤昭一
菊地克規
高木敦史
◎秋田港湾事務所
所 長
主 幹
副主幹
主 査
主 査
主 査
甲
菅
玉
菅
太
佐
第461号 (4)
◎船川港湾事務所
主 査
米澤真一
〇農業振興普及課
課 長
高山正紀
主 幹
加賀谷 吉 勝
副主幹
松本眞一
副主幹
伊藤征司
副主幹
工藤英明
主 査
藤中 康一郎
主 任
佐藤 奈津子
〇森づくり推進課
課 長
鎌田 真
主 幹
岩井寛明
副主幹
近藤智也
副主幹
武田 農
主 査
加茂谷 雄樹
〇農村整備課
課 長
千葉久雄
主 幹
鎌田秋美
主 幹
佐々木 定勝
副主幹
工藤 淳
副主幹
渡邊 亮
副主幹
村上幸悦
副主幹
加藤 武
主 査
渡邊真男
主 査
三浦 学
主 査
畠山将志
主 任
佐藤信宏
〇八郎潟基幹施設管理事務所
所 長
鈴木義孝
副主幹
藤 原 竹義
◎秋田空港管理事務所
副主幹
由利 一
副主幹
柿崎誠治
副主幹
立石 亨
主 査
加藤 智
主 任
石黒 亨
主 事
佐々木 研志
◎秋田労働基準監督署
署 長
斎藤文彦
第二方面主任
阿部翔吾
業務課長
佐々木 重 徳
労災課
大河秋徳
第一方面
田中孝志
労災課
竿尾浩志
◎秋田地域振興局農林部
部 長
松橋秀男
次 長
畠山鉄也
◎(一社)秋田中央建設業協会
事務局長
菅原俊幸
山
今
武
大
藤
田
立
田
口
田
豊
篤仁
浩一
則昭
靖也
高
安
高
松
村
橋
藤
橋
岡
上
成人
知則
直之
大介
忍
谷松夫
原 実
尾 毅
原昭麿
田 卓
藤礼子
(武田委員長、渡辺・板橋(広)副委
員長、加藤(正)・加藤(政)・千葉・工
藤(源)・佐藤・山平委員)
◎工事・技術委員会
3月20日(金)午前11時から開催し、
次の事項について協議した結果、委
員会として了とし、理事会に付議す
ることとしました。
議 題
1.平成26年度事業報告
2.平成27年度事業計画(案)
(三浦委員長、岡部副委員長、伊藤
(徳)・加賀谷・小林委員)
議 題
1.平成27年度事業計画(案)及び
収支予算(案)
(山岡委員長、菅原副委員長、畠山・
加藤・珍田・石塚・佐々木(徹)委員)
◎理事会
3月25日(水)午前10時30分から協会
2階小会議室において第10回理事会
を開催し、次の事項について審議し
た結果、いずれも原案どおり承認さ
れました。
議 事
◎雇用・安全委員会
1.各委員会の開催結果
3月10日(火)午前11時から開催し、
2.平成27年度事業計画(案)並び
次の事項について協議した結果、委 ◎経営・総務委員会
に予算(案)
員会として了とし、理事会に付議す 3月24日(火)午前11時から開催し、 (加藤会長、加藤・伊藤副会長、山
ることとしました。
次の事項について審議した結果、委 岡・岡部・沢木・林・菅原・清水・
議 題
員会として了とし、理事会に付議す 渡辺・伊藤(満)理事・加賀谷・長谷
1.平成26年度事業実施状況
ることとしました。
川・佐々木(創)監事)
2.平成27年度事業計画(案)