平成27年5月15日 各 関 係 機 関 等 の 長 殿 金沢大学医薬保健研究域医学系長 金 子 周 一 (公印省略) リサーチプロフェッサー(若手型)候補者の公募について(依頼) 謹啓 時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。 さて,本学では研究力強化のため,リサーチプロフェッサー制度を導入し,医学系において は,主要研究課題「神経系による恒常性維持機構に関する研究」の推進を目指した研究組織強 化の一環として,リサーチプロフェッサー(若手型)の選考を行うことになりました。 つきましては,ご多忙のところ甚だ恐縮に存じますが,貴学及び関係機関に適任者がござい ましたら,下記により書類を添えてご推薦くださいますようお願い申し上げます。 謹白 記 1 2 3 4 選考方針 職 名 研究内容 職務内容 5 応募資格 6 7 8 採用予定 公募期限 待 遇 9 再任制度 神経生理学・神経科学の領域で優れた研究を進めることができる者 助教(テニュア・トラック) 1名 新規神経ペプチドの生理的機能の解明 神経生理学・神経科学に関する教育及び研究 以下の組織における,上記分野に関連する講義,実習及び研究指導等 ・学士課程における共通教育・専門教育 ・大学院医薬保健学総合研究科修士課程及び博士課程における専門教育 (将来的に,英語での授業をお願いすることがあります) 博士の学位を有する者。採用時の年度末年齢が40歳以下であること(雇用 対策法施行規則第1条の3第1項第3号ニに該当) 平成27年10月1日(木)以降のできるだけ早い日 平成27年7月17日(金)17時必着 リサーチプロフェッサー(若手型)の待遇については,別添資料「リサーチ プロフェッサー制について」をご確認ください。 研究業績等に係るテニュア審査(中間審査を含む)の結果に応じて、テニュ ア准教授への昇任あるいはテニュア助教への異動可。テニュア審査において、 テニュア・トラック期間を延長することが認められた場合(再長3年間)は、 延長後の期間の最終年次に再度審査を実施 ※テニュア・トラック教員の審査基準等については、下記URL及び別紙 をご覧ください。 http://www.kanazawa-u.ac.jp/wp-content/uploads/2014/11/tenure.pdf 10 必要書類 (1) 推 薦 書 (必ずしも必要とはしないが,提出しない場合は,問い合わ せのできる2名の方の住所,電話番号,電子メールアドレ スを記載したメモを添付すること。) (2) 履 歴 書 1通(様式1) (3) 業績目録 1通(様式2) (4) 主要論文 各編別刷7部(コピー可) (5) 従来の研究の経過と将来の抱負(2,000字以内,様式自由) ※上記書類は,選考後においても返却しません。 11 書類提出先 〒920-8640 金沢市宝町13番1号 金沢大学医薬保健研究域医学系長 あて (親展とし,表書きに「分子神経科学・統合生理学リサーチプロフェッサ ー(若手型)応募」と朱書きし,郵送の場合は書留でお願いします。) 12 本件問合せ先 事務担当:医薬保健系事務部総務課 山本 修 TEL 076-265-2103,FAX 076-234-4202 e-mail [email protected] 13 付 記 (1)選考の過程でご来学の上,ご講演を願うことがあります。(交通費の支給は ありません。) (2)本学においては,男女共同参画を推進しており女性教員の積極的な登用を行 っております。詳しくは,下記URLをご覧ください。ついては,多数の 女性研究者の応募をお待ちしております。 http://cdl.w3.kanazawa-u.ac.jp/ (3) 金沢大学では,教員の英語による教授能力の向上,英語による開講科目の 増設等を前提とした英語教育の強化に取り組んでおります。 (4)本公募は,文部科学省国立大学改革強化推進補助事業「優れた若手研究者 の採用拡大支援」の補助対象予定であるため補助事業に沿った年齢制限を 設けています。 (5)文部科学省国立大学改革強化推進補助事業「優れた若手研究者の採用拡大 支援」事業が採択されなかった場合でも,本公募はここに示された形で実 施します。 様式1 履 現 住 歴 書 所 写真 TEL e-mail: ふりがな 氏 名 印 生年月日 現 昭和 年 月 日 1. 縦 36~40 mm 横 24~30 mm 2. 本人単身胸から上 生 職 TEL 学 歴(高等学校入学以降) 免 許 学 位 年 学 位 月 日 名: 取得年月日: 番号 第 号 授与大学名: 年 月 資 格 職 歴(外国出張等についても記入してください) 日 加入学会 (期間,学会名,学術団体名,役職名) 教育実績 (最近の5年度に限り,担当授業科目、大学院での研究指導学生数等) その他特記事項(教育ワークショップ等への参加,学生生活指導,管理運営,兼任公職, 社会貢献,特許等) 賞 罰 科学研究費補助金・助成金等 (最近の5年間に限り,代表・分担別に,種目・課題名・金額を含め記載のこと) (用紙はA4版横書きとしてください) 様式2 業 績 目 録 Ⅰ 著 書 Ⅱ 総 説 Ⅲ 原 著(研究分野ごとに類別し,標題には,A,B,C,……を冠する) Ⅳ 学会発表等(国際学会の場合は,発表演者に限る。国内学会の場合は,特別講演, 教育講演,シンポジウム及びワークショップ等に限る) 1 Ⅰ~Ⅲについては,著者名,書名又は題名,発表誌名,巻,ページ(初ページ~終 ページ),発行所名,発行年の記載があれば,様式は自由。印刷中の論文は,掲載 証明書の写しを添付してください。 2 用紙は,A4版,横書,タイプ浄書(ワープロを含む)としてください。 3 著書,総説,原著,学会発表等は年月日の古いものから1,2,3,……の番号を 付記してください。また,本人氏名には下線を付してください。さらに,correspon ding authorとなっている論文には,それが分かるようにマークしてください。 4 論文別冊を添付したものは,○印を付すとともに,論文別冊にもその番号を明記し てください。 5 学位論文はその旨付記してください。 リサーチプロフェッサー制について 1 趣旨 優れた研究力を有する教員に,研究に専念する環境を提供することによって,卓越した研究分野 を先鋭化し,先進的・独創的研究の推進及び多様な基礎研究の充実を目指すため,リサーチプロフ ェッサー制度を導入 2 名称 金沢大学リサーチプロフェッサー 英語名称:Professor(Specializing in Research) 3 任期 標準5年(8年まで延長可) 4 研究専念のための措置 管理運営業務の免除 ・ 委員会委員を含む役職の免除 ・ 部局の判断による教育(授業)担当の軽減 5 ・ スタートアップ研究費 1年目に限り 6 600万円(若手型)(予定) 兼業 原則として認めない。 ただし,研究に関わるもので,特に必要があると学長が認めたものを除く。 7 年俸制の適用 「国立大学法人金沢大学年俸制適用教員の給与等に関する規程」による。 年俸額=本給+業績給(+諸手当) 本給=基本給+地域手当相当額+期末手当相当額 業績給=勤勉手当相当額+退職手当相当額+導入促進加算分+間接経費加算分+特別加算分 間接経費加算分=間接経費×10% 特別加算分=基本給×2.1% 1 8 業績評価 リサーチプロフェッサーは,各年度の終了後,1か月以内に, 「研究成果報告書」及び「今後の研 究計画書」を所属部局の長に提出。部局の長は,「研究業績に係る評価書」を添えて,学長に提出 リサーチプロフェッサー選考・評価小委員会は,上述の「報告書」,「計画書」及び「評価書」に 基づき審査し,学長が評価 9 審査項目(研究成果報告書に記載を求める事項) ・ 研究の進捗状況及び研究成果の状況 ・ 研究業績(論文,著書,特許,学会発表等) ・ 研究資金の獲得状況 ・ その他 10 業績評価結果の給与への反映 業績評価結果による業績評価区分に応じて基本給・業績給を改定 11 中間評価・最終評価 毎年度の評価結果を踏まえ,3 年目に中間評価,5 年目に最終評価を実施し,リサーチプロフェ ッサーの期間延長等を判断する。 評価に当たっては,特に今後の研究の発展・展開に関する計画を重視する。 2 別紙 国立大学法人金沢大学医薬保健研究域におけるテニュア・トラック制度に関する内規 (趣旨) 第1条 この内規は,国立大学法人金沢大学「金沢大学テニュア・トラック制度」に関する規程 (以下「規程」という。 )第7条及び「金沢大学テニュア・トラック制度」におけるテニュア 付与に係る審査指針(以下「指針」という。)第2条第2項に基づき,医薬保健研究域(以下 「研究域」という。 )において実施するテニュア・トラック制度に関し,必要な事項を定める。 (採用等) 第2条 研究域の各系及び各附属研究センターは,雇用上限数の範囲内で,准教授又は助教をテ ニュア・トラック教員として,採用することができる。ただし,テニュア付与に伴い当該教員 の職位が昇任となる場合は,当該教員のテニュア・トラック期間満了時までに,そのポストを 準備するものとする。 (研究計画) 第3条 テニュア・トラック教員は,採用後1月以内にテニュア・トラック期間中の各年次にお ける研究計画を系長又は附属研究センター長に提出するものとする。 (審査委員会) 第4条 各系及び各附属研究センターに,指針第2条第1項の規定により,審査委員会を設置す る。 2 各系で設置する審査委員会は,次の各号に掲げる委員をもって組織する。 (1)系長 (2)研究域所属の教授でテニュア・トラック教員が所属する系の教授 1名以上 (3)研究域所属の教授でテニュア・トラック教員が所属する系以外の教授 1名以上 (4)その他委員長が必要と認める者 3 各附属研究センターで設置する審査委員会は,次の各号に掲げる委員をもって組織する。 (1)センター長 (2)研究域所属の教授でテニュア・トラック教員が所属する附属研究センターの専任又は兼 任の教授 1名以上 (3)研究域所属の教授でテニュア・トラック教員が所属する附属研究センターに専任又は兼 任ではない教授 1名以上 (4)その他委員長が必要と認める者 4 審査委員会に委員長を置き,前2項第1号に掲げる委員をもって充てる。 5 審査委員会は,中間審査及びテニュア付与に係る審査(以下「テニュア審査」という。 )を 行う。 (審査項目等) 第5条 審査委員会は,次の各号に掲げる項目(だだし,附属研究センター所属教員においては, 第2号に掲げる項目は必須としない。)により,中間審査及びテニュア審査を実施する。ただ し,各号の括弧内に掲げる項目の具体的な基準については,「金沢大学テニュア・トラック制 度」におけるテニュア付与に係る審査指針運用要項に基づき各系の実情に応じて別に定めるこ とができる。 (1)研究上の成果(著書・論文数,評価の高い学術誌への論文掲載数,論文被引用回数等) (2)教育上の成果(担当授業数,学生による授業評価,大学院生・研究員等の担当・受入状 況等) (3)外部資金獲得(科研費・競争的資金・寄附金等の獲得状況,共同研究・受託研究実績等) (4)学会活動(学会等での役割,学会等における発表等) (5)その他(研究計画の達成状況,産学連携実績,社会貢献実績,診療科への寄与等) (6)前各号に掲げるもののほか,審査委員会が必要と認める事項 2 テニュア・トラック教員は,中間審査及びテニュア審査において,前項各号に掲げる項目に 係る業績等を審査委員会に提出するものとする。 (中間審査) 第6条 審査委員会は,原則として,規程第4条第1項に規定するテニュア・トラック期間にお ける第3年次に,テニュア・トラック教員の業績の中間審査を実施する。ただし,テニュア・ トラック期間が5年未満の者等については,中間審査の時期を別途定めるものとする。 2 中間審査の結果が特に優秀な者に対しては,テニュア・トラック期間終了を待たずにテニュ ア審査を進めることができるものとする。 (テニュア審査) 第7条 審査委員会は,指針第4条の規定により,テニュア・トラック期間満了の6月前までの 適切な時期にテニュア・トラック教員のテニュア付与に係るテニュア審査を実施する。 2 テニュア付与に伴い当該教員の職位を昇任させようとする場合は,当該昇任の審査において 学外の研究者2名以上によるピアレビューを実施する。この場合において,当該昇任審査が教 授への昇任に係るものであるときは,原則としてピアレビュアーのうち1名以上は国際的に著 名な研究者を選定するものとする。 3 前2項に規定するテニュア審査及び昇任審査は,テニュア・トラック期間満了日の6ヶ月前 までに終えるものとする。 (テニュア付与の審議) 第8条 各系会議及びセンター会議は,審査委員会によるテニュア審査結果の報告に基づき,テ ニュア付与の可否及びテニュア付与後の職位を審議する。 2 医薬保健系教育研究会議代議員会は,系会議及びセンター運営会議の報告に基づき,テニュ ア付与の可否及びテニュア付与後の職位を審議する。 3 研究域長は,前項に規定する審議においてテニュア付与が可とされた場合には,国立大学法 人金沢大学教育職員人事規程第8条第1項に基づき学長へ候補者の申請を行う。 (結果の通知) 第9条 前条の規定に基づきテニュア付与の可否及びテニュア付与後の職位が決定した場合は, 速やかに当該テニュア・トラック教員に当該結果を通知するものとする。 附 則 1 この内規は,平成27年3月11日から施行する。 2 この内規に定めるもののほか,本内規施行時までに各系において定められた審査事項等が適 用されている者は,当該審査事項等を適用するものとする。
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