氏名 小 川 恭 子

所属 人間生活学部 保育学科
職名 教授
学位 修士(教育学)(北海道教育大学)
氏名 小 川 恭 子
幼稚園教諭一種免許状,
特記すべき
養護学校教諭二種免許 大学院における研究指導担当資格 無
資格
状,社会福祉士
Ⅰ 教育活動
主な担当科目
<学 部> 子ども家庭福祉論,社会的養護,社会的養護内容,福祉施設実習指導,福祉施設実習
教育実践上の主な業績
年月日
概 要
1. 教育内容・方法の工夫(授業評価等
を含む)
1) オリジナルの資料を作成
2014年4月~ 子ども家庭福祉論,社会的養護の講義において,毎時間オリジナルのワー
現在
クシートを作成し,ポイントを書き込む作業を通して理解を深める授業を行っ
た。
2) 事例を活用した授業展開
2014年4月~ 社会的養護内容では事例を主とした演習問題を作成。実践場面を想定し
現在
てのシミュレーション教育を取り入れ,実践的問題解決能力の向上を考え
た。
3) 視聴覚教材等の活用
2014年4月~ パワーポイントやDVD等の視聴覚教材を活用し授業ポイントをわかりやすく
伝えると同時に,質疑応答を取り入れながら双方向性での授業展開を心掛
現在
けている。
4) 授業評価の実施
2014年4月~ 受講者数10名上の担当科目において授業評価を実施。結果を授業に反
映するように心掛けている。学生による授業評価は概ね分かりやすいとの評
現在
価を受けている。
2. 作成した教科書,教材
1) 社会福祉士養成新カリキュラム・テキ 2011年2月
スト「相談援助実習・実習指導」
(久美出版)
2) 子どもの社会的養護
(大学図書出版)
2011年3月
新カリキュラム移行にともなう社会福祉士養成のためのテキスト。カリキュラ
ム改訂で強調された相談援助実習のあり方やその指導について,理解しや
すくまとめたものである。
保育士養成課程の改正を受け,名称変更となった「社会的養護」「社会的
養護内容」の科目に対応させたテキスト。社会的養護の基本的考え方,歴
史,社会的養護を担う施設の現状と課題,援助者のあり方等についてまとめ
ている。
3. 教育方法・教育実践に関する発表,
講演等
4. その他教育活動上特記すべき事項
Ⅱ 研究活動
児童養護施設,ソーシャルワーク,子ども虐待,
家族支援
研究課題: ①児童養護施設における養護理論の構築にむけて ―児童養護施設児童への養育枠組み確立のために―
②児童養護施設における保育士の役割 ―ソーシャルワーク実践を視座に―
研究内容: ① 本研究は,児童養護施設児童への養育実践のあり方を再考し,新たな養護理論の必要性と実践の枠組みを示すこと
が目的である。そのために,本研究では児童養護施設の役割の推移に注目をしながら,これまでの養護理論についてま
とめる。さらに現在の児童養護施設実践が抱える困難さの要因について言及し,そのうえで,新しい養護理論の必要性を
述べるとともに,現在の児童養護施設に求められる養育実践の枠組みを整理することを考えている。
②保育ソーシャルワークの重要性が叫ばれつつある中,児童養護施設保育士に求められるソーシャルワーク実践につい
て明らかにすることが本研究の狙いである。特に日常生活支援のあり方,被虐待児童への対応及びその家族への支援に
向けて,ソーシャルワークをキーワードに施設保育士の役割について考察を深めたい。
科学研究費及びその他外部資金の獲得状況:
研究分野: 社会科学分野 社会福祉学(児童福祉)
著書・論文等の名称
単著・
共著の
別
発行又は発表 発行所,発表雑誌等又は
の年月
発表学会等の名称
(著 書)
1. 社会福祉士養成新カリキュラム・ 共 2011年2月
テキスト「相談援助実習・実習指
導」
(再掲)
2. 子どもの社会的養護
(再掲)
研究キーワード:
共 2011年3月
担当頁及び編者・共著者名
久美出版
146頁-151頁,268頁-282頁
◎米本秀仁,久能由弥,池田雅子,小川恭子,
栗山隆,岡田直人,大友芳恵,白川充
大学図書出版
116頁-131頁
◎坂本健,畑岡隆,檜垣昌也,高橋久雄,大澤
清顕,石田勝義,亀崎美沙子,徳地昭男,糸田
尚史,家村明矩,小川恭子,大沢博,木塚勝豊
1
著書・論文等の名称
単著・
共著の
別
発行又は発表 発行所,発表雑誌等又は
の年月
発表学会等の名称
(学術論文)
1. 子育て支援ニーズに関する一考 共 2010年3月
察
担当頁及び編者・共著者名
聖隷クリストファー大学社
会福祉学部紀要 第8号
51-61頁
◎小川恭子,小川千晴,坪川紅美,和久田佳
代,森下恵理
単 2010年9月
聖隷社会福祉研究 第3
号
聖隷クリストファー大学社
会福祉学会
14-24頁
3. 児童養護施設職員のソーシャル 単 2011年3月
ワークスキルに関する一考察―
児童養護施設職員の語りより―
聖隷クリストファー大学社
会福祉学部紀要 第9号
73-85頁
4. 児童養護施設保育士に求めら
れるソーシャルワーク機能―日
常生活支援を通して―
藤女子大学人間生活学部
紀要 第52号
2. 児童養護施設児童への養育枠
組みへの接近(2)
単 2015年3月
(印刷中)
(その他)
1. 書評 牧里毎治・山野則子編著 単 2010年1月
『児童福祉の地域ネットワーク』
季刊ソーシャルワーク研究 84-85頁
35-4
Ⅲ 社会連携・社会貢献
北海道児童青年精神保健学会,日本子ども社会学会,日本社会福祉学会,日本子ども虐待防止学会,日本発達障害学
会
(社会的機関の役員委嘱等)
<全国>
2011年~2014年3月
救世軍児童福祉施設等評価委員長
2013年4月~現在
NPO法人日本子ども養育研究会理事
<道内>
2014年4月~現在
北海道幼稚園教諭養成校協会理事
(地域的連携・貢献)
2014年2月
全国社会福祉協議会FSW研修会講師
2014年10月
札幌市私保連保育研究大会講師
(国際的連携・貢献)
所属学会
Ⅳ 学内運営活動
V
学生支援に関する自己研鑽
2