2015 U.S. INTERNATIONAL VOLUNTEER PROGRAM FOR SEMI-PROFESSIONAL INTERPRETER IN HWAII VOLCANOES NATIONAL PARK OFFERED BY JAPAN VOLUNTEERS IN PARKS ASSOCIATION 日本自然環境ボランティア協会（J-VIPA） ASSOCIATED BY NATIONAL PARK SERVICE 第４回アメリカ国立公園インタープリター実習プログラム ※本プログラムは今年度が第４回目となります。自然ガイドを目指す方およびプロの自然ガイド向けのトレーニングプログラムです。プログラム実施要領 ●実施先…Hawai’i Volcanoes National Park, Volcano （HAVO ハワイ火山国立公園）, Hawaii (USA) ●提携先…National Park Service（NPS 米国内務省国立公園局） ●期間…2015年6月1日（月）～8月31日（月）の3ケ月間 ※希望すればさらに3カ月間の延長の可能性あり ※5月31日までにHAVOに到着していること ●費用…航空運賃・現地交通費・宿泊費・食費等はすべて自己負担 ●定員…1名（定員を超える応募の場合、選考実施） ●対象…国内外において自然ガイドの経験があり、英語でコミュニケーション（TOEFL iBT90点/TOEIC800点以上が目安）がとれ、将来的にプロの自然ガイドを目指す20歳以上の心身ともに健康な日本人で、かつ3ヶ月間（6ヶ月間）滞在できる自己資金を有する者 ●義務…HAVOが命じる業務をすべて遂行すること、アメリカ合衆国の法令および国立公園の規則に従うこと、J-VIPA宛に毎月1回のレポートを提出すること ●応募…エントリ希望者は、J-VIPA事務局まで連絡のこと [email protected] 担当：山口 ●締切日…2015年3月15日（日） ※候補者が内定次第、早めに応募を締め切ります。 ●ビザ…米国渡航前にJ-1ビザを取得する必要ありプログラム概要米国国立公園でガイド経験をレベルアップ！特 J-VIPA は、その前身の活動も含めて、1994 年より 20 年間に渡り、米国マウント・レーニア国立公園に日本人をボランティアとして派遣してきました。また、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでの自然環境保護活動に日本人ボランティアを派遣し、自然を護るためのノウハウを培ってきました。そこで学んだ手法を日本の自然保護に生かすというコンセプトで活動を続けています。マウント・レーニア国立公園での経験は、日本では富士山の保全活動や群馬県の武尊山での登山道整備等に生かされています。 2013 年よりプロのネイチャーガイドを目指す方向けのトレーニング機会を、ハワイ火山国立公園の計らいにより、優先的に１名枠を提供してもらえることになりました。ハワイ火山国立公園には多くの日本人観光客が訪れることもあり、日本語および英語でガイドができるボランティアスタッフを必要としています。３～６ヶ月の間、ネイチャーガイド（インタープリター）として実践的なトレーニングを積み、プロの自然ガイドを目指しませんか。徴：○米国国立公園局のINTERNATIONAL VOLUNTEERS-IN-PARKS メンバーとして認証される。 ○ハワイ火山国立公園（HAVO）のビジターセンターにボランティアスタッフとして常駐し、ビジターに対して公園の情報提供を行う。 ○HAVOのレンジャーからインタープリテーションのトレーニングを受けることができる。 ○一定のトレーニングを受けた後、単独でビジターセンターおよびフィールドでのネイチャーガイドを実施する機会が得られる。 ○滞在期間中、NPSより所定の日当が支給される。 ○空室があれば、滞在期間中HAVOの職員用宿舎が提供される。満室の場合はホームステイや賃貸住宅のアレンジ可。予定：○J-VIPAスタッフによる事前面接・選考（１月～３月） ○HAVOに推薦（３月下旬） ○HAVO受入承諾後、NPSに推薦（４月） ○J-1ビザ申請手続き（５月） ○渡米（５月末）宿泊食事：公園職員用住宅（自炊）または賃貸住宅（自炊）またはホームステイ（食事付）ハワイ火山国立公園太平洋に浮かぶハワイ州最大の島ハワイ島はホノルルのあるオアフ島から飛行機で約1時間。ハワイ島最大の都市ヒロ（Hilo）からさらに車で 45 分の距離に、ハワイ火山国立公園（ Hawai’i Volcanoes National Park：面積1,335km2 ）は位置します。世界で最も有名な活火山で今なお活動中のキラウエア火山（Kilauea）、そして世界最大の体積を誇り、長い裾野を有するアスピーテ型火山のマウナ・ロア山（Mauna Loa：標高4,005ｍ）を有します。1916年にアメリカの国立公園に指定され、1987年には世界で最も激しい火山活動、そして地球の歴史を示す顕著な見本として世界自然遺産に指定されました。溶岩の流れる速度は遅く、世界一安全な火山とも言われており、いまも噴煙が見える他、海に流れ落ちる溶岩流を観察することができます。公園内には241kmものハイキングコースが整備されている他、いくつものクレイターや、溶岩洞窟、溶岩台地、ペトログリフ、熱帯雨林など、たくさんの見どころがあります。この地域では、ハワイ島固有の動植物が多く生息し、野鳥のネネ（Nene）やグリーンタートル、オヒアを観察することができます。またキラウエア火山のハレマウマウ火口には火の神ペレが住むと言われ、先住民にとっての聖地であり、文化的にも重要な場所であり、アメリカを代表する国立公園のひとつです。2016年には国立公園設立100周年を迎えます。詳しくはホームページを！ http://www.nps.gov/havo/ 国際ボランティアを毎年１名受け入れる許可を得ました。ハワイを選んだのは、世界遺産でもあり、アメリカを代表する国立公園であること、日本人観光客が多いこと、日系人が多く暮らすハワイ島で日本人として貢献したかったことからインタープリターの研修機会を提供してほしいと要請し、承諾を得ました。Ｑ．現地の治安や気候はどうですか？Ａ．国立公園の門前町のVolcano村は人口2,500人の小さな村で、大都市圏と違って自然豊かな田舎町です。犯罪等の危険性は極めて少ないですが、火山を有するため、有毒ガスや噴火のリスクがあります。常夏の島とはいえ、標高が高いので寒い日もあります。島であるため、食糧や燃料等の物価は米国本土よりも高目です。水が貴重です。週に１回程度、公園職員の車に同乗し、ダウンタウンまで食糧や日用品を購入しに行くことが可能です。村にはコンビニはなく、ジェネラルストアがあるだけです。公園職員用住宅には、ベッドや家具、キッチン用品が備わっています。食事は自炊になります。部屋は個室で、リビング、浴室、トイレが共用になります。Ｑ．トレーニング内容を具体的に教えてください。Ａ．６月からインタープリターとしてのOJTが始まります。勤務はフルタイムで従事し、勤務日はシフト制になります。通常はビジターセンターの中での案内業務が多いですが、レンジャーとともに公園内のネイチャーガイドに同行し、技術を学ぶこともあります。一定のレベルに達すると、単独でビジターへのガイドを行うほか、フィールドでのガイドを行うことができます。詳しくは、以下のホームページにある体験記を参考にしてください。 http://www.j-vipa.org/reading/havoreport/havoindex.html Ｑ．事前に準備しておかなければならないことはありますか？Ａ．高度の英語力を身に着けておいてください。専門用語の事前学習や、インタープリテーションの基本技術を備えていることが望ましいです。持ち物としては、アウトドアに適した服・靴・装備が必要となります。 J-VIPA 日本自然環境ボランティア協会（通称：J-VIPA）は、1995年 10月に設立された非営利を目的とした市民団体（会員母体は早稲田大学卒業生）で、アメリカ合衆国の国立公園におけるＶＩＰ（VOLUNTEERS IN PARKS）制度の実践（主な活動地はマウント・レーニア国立公園）と日本国内への普及、国内の各種自然保護活動への取り組み、および自然環境問題の研究調査活動を行っています。1988年に丸善メイツより『日帰りネイチャースポップログラムQ＆A ト』を刊行。2002年と2013年に米国国立公園においてＱ．これまでに参加した方は、どのような方たちでしたか？Ａ．ハワイ火山国立公園でトレーニングを受けた方は、大学生１名、社会人２名です。大学生は自然科学専攻の方で、１年間のカナダ留学直後、インタープリターとしての研修を受けました。社会人２名は、ともにニュージーランドでの自然ガイド経験のある方で、英語が堪能であり、ともに６ヶ月間のトレーニングを積みました。過去の参加者は全員女性です。Ｑ．ハワイ火山国立公園がプログラム先として選ばれたのは何故ですか？Ａ．マウント・レーニア国立公園で20年間の活動実績があったことにより、ハワイ火山国立公園からインタープリテーションに従事する顕著な活動をした個人または団体に贈られるGeorge B. Hartzog Jr. Awardを受賞、2008年に大学生向けのインターンシッププログラムを実施（現在休止中）、2009年以降、群馬県片品村からの委託を受け、日本百名山の一つである武尊山の登山道整備事業を実施しています。2011年度に東日本大震災復興支援活動を実施。2013年度よりハワイ火山国立公園においてネイチャーガイド志望者向けのトレーニングプログラムを実施。本プログラムを含むJ-VIPA主催の自然保護活動に参加いただくと、自動的にJ-VIPAの会員として登録されます。会員になると、本会が主催する各種企画（国内外の自然保護ボランティアプロジェクト・研究会・国立公園視察旅行・合宿・懇親会他）に優先的に参加することができます。アメリカ国立公園ボランティアプログラム参加条件 ①自分の行動にすべて責任を持てること。②現地責任者および主催者の指示に必ず従うこと。③指定保険金額以上の海外旅行傷害保険に必ず加入すること。④所定の米国査証（J1ビザ）を取得できること。⑤海外渡航手段を自分で確保すること。⑥主催者は、次に例示するような責任者の責によらない事由により、参加者が何等かの損害を受けた場合、その責任を負いません。参加者の責による損害。プログラム参加にともなう海外旅行期間中の交通事故に基づく損害。プログラム参加期間中、第三者の不法行為、又は地震、火事、戦争、ストライキ、暴動、その他の不可抗力によって発生した損害。プログラム参加中の食中毒、病気感染、病気等に基づく損害。現地のプログラム実施機関の責により、又は地震、火事、戦争、ストライキ、暴動、その他の不可抗力等により、プログラムの開始、または続行できなくなったことによる損害。プログラム内容の変更による損害。 ◆プログラム主催および問い合わせ◆ 日本自然環境ボランティア協会（J-VIPA） http://www.j-vipa.org 〒187-0001 東京都小平市大沼町3-24-6 山口博之方 TEL/FAX: 042-347-2130 E-MAIL: [email protected] J-VIPA FOR OPPORTUNITIES OF WORLDWIDE VOLUNTARY ACTIVITIES