㉙ 5年<理科「もののとけ方② 5年2組 Ⅰ 水にとけたもののゆくえ」> H26.11.19 理科「もののとけ方② 水にとけたもののゆくえ(2 時 間の前半)」全員授業の取り組みから 単元目標 ものの溶ける量を水の量や温度などの条件に目を向けながら調べたり、ものを 水に溶かしたときの全体の重さを調べたりする活動を通して、ものが水に溶ける ときの規則性についての考えを持つことができるようにする。それとともに、も のが水に溶ける現象を興味・関心を持って計画的に追求する能力を育てる。 Ⅱ 指導計画 1・2 もののとけ方 どのように溶けていくのか、実際に食塩などを溶かして、 観察する。 3(本時)・4 水にとけたもののゆくえ 水に溶けたものの重さはどうなるのか、電子てんびんを 使ってものが溶ける前と後の重さを調べる。 5・6・7・8・9 ものが水にとける量 水の量を変えて、ものが溶ける量を調べる。 水の温度を変えて、ものが溶ける量を調べる。 10・11・12 とかしたものを取り出すには ろ過をするなどして、水溶液に溶けているものを取り出 す。 水の温度によって溶ける量が違うことを利用して、ミョ ウバンの飾りをつくる。 Ⅲ 本時の学習 (1) 目 標 電子てんびんを使うなどして、水溶液の重さを調べ、結果を記録することが できる。 ものが溶けても、水とものとを合わせた重さは変わらないことを理解する。 <ICTの活用> ☆前時の溶ける様子(班で撮影した動画映像)を見て、「溶ける」ということを 振り返る。 ☆重さの変化を予想する際、タブレットPCのアンケート機能で全体の予想傾向 を知る。 ☆各班の結果(食塩の溶けた様子)をタブレットで写真撮影し、溶けたことを確 認する。 (2) 展 開 本時のめあて…「水にとけると食塩は重さがかわるのだろうか。」 1 前時の溶ける様子(班で撮影した動画映像)を見て、「溶ける」という ことを振り返る。 溶けた 透明になって見えなくなった… ⇒溶けた塩のゆくえについて考える。 ( 水の中にそのままある・なくなってしまった・少なくなったりふえたりしている) これは、でんぷんです。 これは「とけた」とは…言えません。 でんぷんを入れました。 かき混ぜると白く広がっ しばらく置いておく て透明にはなりません。 と下にたまりました 2 重さの変化から、ゆくえを考えることを確認する。 では、とけて見えなくなってしまった食塩は、どこへ行ったのでしょう。 それを、どうやって確かめたらいいでしょう。 タブレットPC で、溶けていく様 子を撮って見る。 顕微鏡で見る。小さなっている 光を当てると見えるか だけかもしれないから。 もしれない。 色を付けるといい。 コーヒーシュガーもやったね。 食塩を溶かす前の水と、溶かした後の重 さをはかったらいい。 重さが増えていたら「あっ た」ということになる。 3 予想を立てる。 各自、ワークシートに予想を書く。 タブレットPCのアンケート機能で、各自(①50g、②51~59g、③60 g、④61g~)から選ぶ。 全体の傾向を知り、それぞれの根拠を発表し合う。 4 班(4~5人の7班)で実験。食塩水(水 50g⦅mL⦆+食塩 10g)を つくり、混ぜる前の重さと混ぜた後の重さを記録する。(電子てんびんで の測定の仕方を知る。) 実験の準備物 電子てんびん・ビーカ ー・メスシリンダー・ 密閉容器・食塩・薬包 紙・薬さじ 5 班で、実験の結果をまとめる。結果を発表する。 「水の重さ」+ 「食塩の重さ」 =「食塩水の重 さ」 「③が正しい」とま とめられる。4 班と 5 班の結果について は、さらに調べてい こう。 6 水に溶けた食塩はどうなったか考える。 全体で、考察したことを発表し合い、考えをまとめる。 水に溶けたものは、 目に見えなくても、 液の中にある。 食塩は水に溶けても、重 さ は 変わ らな いこと か ら、水の中にある。 今日の学習で、「とけたものは、見えなくなったけれど、中にある。」 ことがわかりました。では、次に…今度は、「とけたものが 取り出せるのか」を考えてみよう。 <板書>
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