バイオグラフィーワーク・ジャパン主催 2015 年 5 月 アントロポソフィー心理療法公開講座のお知らせ 人間の自我を守る闘い 現代社会における心身の健康のために 講師 アド&ヘンリエッタ・デッカーズ 21世紀を迎えた世界と私たちの日々は、自我をめぐる闘いに満ち満ちています。人間の内奥で、そして社会のどの 領域においても、人間の自我への攻撃は加速される一方です。自我が弱められると、個々人がその生の意味に沿っ て生きることが困難になってゆきます。また心の平静は失われ、心身の病につながりやすくなります。アントロポソフィー の人間観、世界観に根ざすカウンセリングと心理療法は、人間の心と体、そして霊性も含むホーリスティックな観点か ら現代社会の心の病を理解し、ひとりひとりに則した回復への過程を支える療法です。広く心身の健康に関わってい る方々、人間の体と心、そして霊性をも包括する心理療法に関心がある方々に向けて、アントロポソフィー心理療法 の第一人者アド&ヘンリエッタ・デッカーズ夫妻が知識と経験をシェアする公開講座を下記のように開催いたします。 公開講座概要 講師 通訳 日時 会場 アド&ヘンリエッタ・デッカーズ, ジョン・リース (司会) 寺尾昭彦&近見冨美子 2015 年 5 月9日(土曜)、10 日(日曜) ※次ページのプログラム参照 すみれが丘ひだまりクリニック 横浜市都筑区すみれが丘13-3 横浜市営地下鉄(ブルーライン)中川駅下車、または田園都市線あざみ野駅下車。 定員 30 人前後 受講費 3万円(2 日間を通して)-全日程参加できない方は、ご相談ください。 問い合わせ、申し込み先 次ページの申し込み方法にそって、バイオグラフィーワーク・ジャパン近見冨美子まで E メールにてお申し込みください。問い合わせもこのアドレスへお寄せください。 e-mail:[email protected] 締め切り 4月15日―定員になり次第締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。 講師プロフィール Ad Dekkers (アド・デッカーズ) オランダ出身、心理療法士、ゲーテアヌム医学部門の心理療法の代表。1974 年 精神科医ベルナード・リーヴァフッドが創設、自ら指導した「アントロポソフィー、精神 医学、心理療法」コースで学ぶ。そののち長年、リーヴァフッド・クリニックで心の病い に 苦しむ人々の治療に従事する中で、アントロポソフィー心理療法の方法を研究して きた。退職後現在まで、ヘンリエッタと共に世界各地でアントロポソフィー心理療法者 養成コースを続け、療法者を育成している。また、ドイツ、ヘルデッケ大学医学部における医師と医学生のためのコ ースで Pathogenesis(病因学)を教えている。2012 年ドルナッハで設立された国際アントロポソフィック心理療法者 協会連盟代表。 一般社団法人バイオグラフィーワーク・ジャパン URL: http://biographywork.jp Email:[email protected] 日本事務局 〒470-0131 愛知県日進市岩崎町石兼 56-72 TEL/FAX0561-72-9612 研修センター「対話の家」 〒413-0235 静岡県伊東市大室高原 4-852 Henriette Dekkers( ヘンリエッタ・デッカーズ) オランダ出身、心理療法士、ゲーテアヌムの医学部門心理療法代表者。アドと共に世界各地で アントロポソフィーに基づく心理療法を紹介、また療法士を養成している。アムステルダム近郊の アントロポソフィー医療を実践するクリニックに勤務。現代社会のもたらす心身の病に向き合う現場 でチーム医療をリードする一方、アドとともに ヘ ルデッケ大学医学部における医師と医学生の ためのコースで 教えている。心に語りかけてくる黒板画とイマジネーションに満ちた講義でも知ら れている。IFPA 代表。 John Lees(ジョン・リース) 英国出身、カウンセラー&心理療法士として長いキャリヤーを持つ。リーズ大学 Faculty of Medicine&Health で学部生から博士課程までを指導している。2013 年 12 月に日本で近見冨美子と、そして昨年 11 月にサセ ックス州のエマーソン・カレッジで、デッカーズ夫妻とともにアントロポソフィック心理療法のコースを開始した。執筆活動および研 究に情熱を持ち、アントロポソフィー心理療法と他の心理療法とのダイアローグを探求している。 公開講座プログラム 5月 9 日(土曜) 9:30~12:30、 14:00~17:30 (途中休憩をはさみます) 5 月10日(日曜) 9:30~12:30、 14:00~17:00 (同上) 講座内容: 現代社会における心身の病とその意味/過去数十年間における社会観と倫理観の変化/環境と バイオグラフィー/現在と未来のための霊的な資質と価値観/新しい精神の共同体への義務と責任 講座の各セッションは、講師による講義、アドのエクササイズ、事例紹介、そして参加者とのダイアローグで構成される 交流型セミナー形式で進められます。内容が 1 部変更になることもあります。ご了承ください。 その他、講座に関するお問い合わせはバイオグラフィーワーク・ジャパン [email protected] 近見まで。 講座参加費 および申し込み方法 3 万円 (2 日間)、 1 セッション 8 千円 日間通して参加できる方を優先します。ご了承ください。 ※2 参加を希望される方は、電子メールでお申し込みの上、参加費を下記の 口座へお振り込みください。振り込みを持って受け付け完了です。お振り 込み確認のメールをお送りします。 ゆうちょ銀行 記号 12180 口座番号 32966981 口座名義 一般社団法人バイオグラフィーワーク・ジャパン ※他の金融機関からのお振り込みの場合 店名二一八 (ニイチハチ) 店番218 【普通預金】口座番号3296698 申し込み締め切り ・ 振り込み期日 4月15日 定員に達し次第締め切らせていただきます。 お支払いのキャンセルはできませんが、代理受講は可能です。 公開講座へ向けてのメッセージ 研究者肌のアドは観察や感覚のトレーニングを始め、心身の健康をもたらす効果的なエクササイズ (修練)の探求を長年続 けてきました。その成果がー昨年オランダとドイツで出版され、この春英語版が出版されます。講座の中でもアドのエクササイ ズは、見えそうで見えない覆いがかけられたような出来事や想いを明確にする力を発揮します。心理療法者としての経験豊か なアドの人柄の中で、アントロポソフィーの知恵と科学者の視点がバランスよく保たれ、受講生の学びを支えてくれます。 人格障害の専門家であり、心理療法の前に法律を学んだヘンリエッタは、女性刑務者に深い関心を持ち 、研究を続けた 結果、心理療法の道に入りました。心身の健康と世界の出来事との関連への深い理解をベースとする、彼女の洞察に満ちた プレゼンテーションや黒板画は、受講生の想像力に訴えかけ、癒しへの意志を強めてくれます。 世界中でアントロポソフィー心理療法を教えるデッカーズ夫妻は、それぞれの地域(国)特有な文化や価値観、特に世代 間に流れるもの、手渡されるものの重要さを強く意識しています。おふたりに、「日本の今」はどううつるのでしょうか? この春、スタートするアントロポソフィー医療の実践の場、〈すみれが丘ひだまりクリニック〉を会場に開かれるこの公開講座 、 デッカーズ夫妻のワークを多くの方々に紹介できることを願っています。 近見冨美子(バイオグラフィーワーカー&カウンセラー養成プログラム・ディレクター) 一般社団法人バイオグラフィーワーク・ジャパン URL: http://biographywork.jp Email:[email protected] 日本事務局 〒470-0131 愛知県日進市岩崎町石兼 56-72 TEL/FAX0561-72-9612 研修センター「対話の家」 〒413-0235 静岡県伊東市大室高原 4-852
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