北海道苫小牧南高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。本校は、西に樽前山、東にウトナイ湖の名勝を有し、北海道産業や物流の拠点である苫小牧市の南西に位置する全日制普通科高等学校です。昭和５１年の開校以来、生徒や保護者、地域の期待に応える教育を展開し、国公立大学進学をはじめとする進路実現に結びついています。また、基本的生活習慣の確立や身だしなみ、挨拶、言葉遣いなど、有為な社会人としての基礎を育む生徒指導は地域からも評価され、卒業生の多くが地域社会の担い手として活躍してします。本校では、平成２２年に、進学を重視した単位制のカリキュラムを導入しました。これは、「自ら考え、自ら選び、自ら学ぶ」という考え方で構築されたシステムで、興味・関心や進路希望など、一人ひとりのねらいに沿った科目選択の自由度が高くなり、従来の「文系」「理系」といった大きな括りだけでなく、「看護系」や「芸術系」のような選択でも、基礎から応用までの一貫した学習に取り組むことができようになりました。また、医療・福祉系や時事問題などの専門的な科目も用意されており、これら自分の意見をまとめる学習等をとおして「小論文対策」にも取り組めるようになりました。さらに、教職員が以前よりも多く配置されたことにより、複数教科での習熟度別授業展開や少人数でも科目を開講できるなど、よりもきめ細やかな授業体制を組むことができ、生徒一人ひとりの学力向上と進路希望の実現に向けて取り組む体制が確立されました。本校の目指す生徒像は「自らの進路希望を実現する意欲的で逞しい生徒」「物事を正しく判断し積極的に行動する生徒」「礼儀を重んじ品格の備わった生徒」です。この目標達成に向けて全教職員が一丸となり、活力のある学校づくりを推進しながら、「豊かな人間性と強い精神力を持ち、心身ともに健やかな人」の育成に向け努めてまいります。皆様方には、これからも本校へのご理解とご支援のほど、よろしくお願いいたします。校長清原薫